JP6160810B2 - トイレ装置 - Google Patents
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Description
しかし、種々の形状の便器が存在することや、機能水が便器外に飛び散ることでトイレルームの床などが濡れることなどを考慮すると、機能水を便器のボウル部に万遍なく噴霧し便器の縁の裏などに噴霧することは困難である。
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置を表す模式的断面図である。
図2は、本実施形態にかかるトイレ装置の要部構成を表すブロック図である。
図2は、水路系と電気系の要部構成を併せて表している。
便蓋開閉駆動装置420は、制御部410から送信された信号に基づいて便蓋300を開いたり閉じたりすることができる。
なお、前述した洗浄動作は、本実施形態にかかるトイレ装置10の洗浄動作の一例であり、これだけに限定されるわけではない。
なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
あるいは、流路切替弁432は、本実施形態の水垢抑制効果を阻害しない範囲内において酸性水生成装置120から供給されたアルカリ性水を便器800へ流してもよい。
なお、光源装置310が紫外線を照射した状態において、便器800と便蓋300とで囲まれた空間の温度分布については、後に詳述する。
これによれば、トイレ装置10の前側の外部から便蓋300と便座200との間を通って入り込んだ冷たい空気は、光源装置310により比較的早く温められる。そのため、空気の流れは、光源装置310が便蓋300の略中心部以外の位置に設けられた場合と比較して速い。そのため、噴霧ノズル473から噴霧された殺菌水は、リム部821の裏面823(例えば便器800の後部のリム部821の裏面823)までより行きわたりやすい。これにより、ボウル部801の表面だけではなくリム部821の裏面823を含め、便器800のボウル部801の略全面をより清潔に維持することができる。
図3は、本実施形態にかかるトイレ装置の動作の具体例を例示するタイミングチャート図である。
タイミングt21〜t25における動作は、図3に表したタイミングt1〜t5に関して前述した動作と同様である。
図5は、便器と便蓋とで囲まれた空間の温度分布の測定結果の一例を例示するグラフ図である。
図5に表したグラフ図の横軸は、紫外線の照射の開始から経過した時間を表す。図5に表したグラフ図の縦軸は、紫外線の照射の前後での温度差を表す。
図6は、本実施形態の殺菌水生成装置の具体例を例示する断面模式図である。
本実施形態の殺菌水生成装置440は、例えば電極を有する電解槽ユニットである。
なお、殺菌水生成装置440において生成される殺菌水(電解水、機能水)は、銀イオンや銅イオンなどの金属イオンを含む液であってもよい。あるいは、殺菌水生成装置440において生成される殺菌水は、電解塩素やオゾンなどを含む液であってもよい。あるいは、殺菌水生成装置440において生成される殺菌水は、酸性水やアルカリ水であってもよい。あるいは、殺菌水生成装置440は、電解槽ユニットに限定されるわけではない。すなわち、殺菌水は、殺菌剤および殺菌液を水に溶解させることによって生成される殺菌水であってもよい。これらの中でも、次亜塩素酸を含む溶液は、より強い殺菌力を有する。
図7(a)に表したように、本実施形態の酸性水生成装置120は、その内部に陽極板124および陰極板125を有し、制御部410からの通電の制御によって、陽極板124と、陰極板125と、の間の空間(流路)を流れる水道水を電気分解できる。この際、陰極板125においては酸(H+)が消費され、陰極板125の近傍ではpHが上昇する。すなわち、陰極板125の近傍では、アルカリ水が生成される。一方、陽極板124においてはアルカリ(OH−)が消費され、陽極板124の近傍ではpHが下降する。すなわち、陽極板124の近傍では、酸性水が生成される。
図7(b)に表したように、本実施形態の金属イオン水生成装置130は、タンク131と、タンク131内に設置されたアルミニウム133と、を有する。酸性水生成装置120から流路切替弁432を介して供給された酸性水は、タンク131内に貯留される。そして、タンク131内に設置されたアルミニウム133は、タンク131内に貯留された酸性水により浸漬された状態となっている。
光触媒層803は、バリア層803aと、機能層803bと、を有する。例えば、光触媒層803としては、TiO2/ZrO2系触媒焼成膜が用いられる。例えば、バリア層803aにおけるTiO2とZrO2との配合比率は、機能層803bにおけるTiO2とZrO2との配合比率とそれぞれ異なる。但し、図8に表した光触媒層803は、一例である。本実施形態の光触媒層803は、これだけに限定されるわけではない。
図10は、冷陰極管のスペクトルの一例を例示するグラフ図である。
図9に表したグラフ図の横軸は、波長(nm)を表す。図9に表したグラフ図の縦軸は、吸光特性(任意単位:a.u.)を表す。
図10に表したグラフ図の横軸は、冷陰極管が放射する光の波長(nm)を表す。図10に表したグラフ図の縦軸は、冷陰極管が放射する光の強度(a.u.)を表す。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (4)
- トイレ装置本体と、
前記トイレ装置本体に取り付けられボウル部を有する便器に対して開閉可能な便蓋および便座と、
前記便蓋および前記便座が閉じた状態において前記ボウル部の表面に紫外線を含む光を照射する光源装置と、
前記トイレ装置本体に設けられ前記ボウル部の表面に機能水を噴霧する噴霧手段と、
前記便蓋および前記便座を閉じ、前記光源装置から前記ボウル部の表面に対して前記紫外線を照射し、前記紫外線の照射中に、あるいは前記紫外線の照射が終了してから前記光源装置の付近と、前記便座の表面、前記ボウル部の表面、および前記ボウル部内と、の間において温度差が生じなくなるまでの間に、前記噴霧手段から前記機能水を噴霧する動作を開始する制御を実行する制御部と、
を備えたことを特徴とするトイレ装置。 - 前記光源装置のうちの少なくとも一部は、前記便蓋の略中心部に設けられたことを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。
- 光触媒膜が前記ボウル部の表面に形成された便器をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のトイレ装置。
- 前記ボウル部の表面を洗浄する洗浄手段と、
前記洗浄手段に洗浄水を供給する給水手段と、
前記ボウル部の洗浄の後に前記ボウル部の表面に残った洗浄水中のケイ酸成分の重合を抑制するケイ酸成分重合抑制剤を前記ボウル部の表面に残った洗浄水に添加するケイ酸成分重合抑制手段と、
前記便蓋および便座を閉じ、前記光源装置から前記ボウル部の表面に対して前記紫外線を照射し、前記紫外線の照射中に、あるいは前記紫外線の照射が終了してから前記光源装置の付近と、前記便座の表面、前記ボウル部の表面、および前記ボウル部内と、の間において温度差が生じなくなるまでの間に、前記噴霧手段から前記ケイ酸成分重合抑制剤を噴霧する動作を開始する制御を実行する制御部と、
を備えたことを特徴とする請求項3記載のトイレ装置。
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