JP2017105533A - 付け替え容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】未使用状態における収容筒部内への内容物の進入を防ぎ、シリンダの外周面への内容物の付着を防止できる。
【解決手段】内容物が収容される容器本体2の口部2aに離脱自在に装着されたキャップ3と、口部2a内に配設された収容筒部11を有する内部材4とを備え、キャップ3が離脱された口部2aに、容器本体2内の内容物を吐出孔から吐出する吐出器が取り付けられ、吐出器のうち、内部が吐出孔に連通するシリンダが収容筒部11内に収容される付け替え容器1であって、内部材4は、収容筒部11に外装されるとともに、収容筒部11との間に外気を通過させる外気流路Rを画成する通路外装筒6を備え、通路外装筒6の下端部は弾性変形可能に形成されるとともに、収容筒部11の外周面に当接し、内部材4には、外気流路Rに外気を導入させる外気導入孔25が形成された構成の付け替え容器を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、付け替え容器に関する。
従来から、内容物が収容される容器本体の口部に吐出器が取り付けられる付け替え容器が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。この種の付け替え容器としては、容器本体の口部に離脱自在に装着されたキャップと、口部内に配設され、吐出器のシリンダが収容される収容筒部を有する内部材と、を備えている。
上述した付け替え容器において、口部に吐出器を取り付ける付け替え操作では、まずキャップを口部から離脱させた後、吐出器をシリンダ側から口部内に進入させ、吐出器の装着筒を口部に装着する。これにより、シリンダが収容筒部内に収容された状態で、吐出器が口部に取り付けられる。
特開2004−149195号公報
ところで、上述した付け替え容器の収容筒部には、容器本体内と収容筒部内とを連通するとともに、吐出器の吐出操作に伴う容器本体内の減圧時に容器本体内に外気を導入する連通開口が形成される。そのため、上述した付け替え容器では、流通段階等の未使用状態において、容器本体内の内容物が連通開口を通して収容筒部内に進入するおそれがある。
この場合、収容筒部内に内容物が進入している状態で、上述した付け替え操作を行うと、収容筒部内においてシリンダの外周面等に内容物が付着し、シリンダが汚れる等の課題がある。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、未使用状態における収容筒部内への内容物の進入を防ぎ、シリンダの外周面への内容物の付着を防止できる付け替え容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る付け替え容器は、内容物が収容される容器本体と、前記容器本体の口部に離脱自在に装着されたキャップと、前記口部内に配設された収容筒部を有する内部材と、を備え、前記キャップが離脱された前記口部に、前記容器本体内の内容物を吐出孔から吐出する吐出器が取り付けられ、前記吐出器のうち、内部が前記吐出孔に連通するシリンダが前記収容筒部内に収容される付け替え容器であって、前記内部材は、前記収容筒部に外装されるとともに、前記収容筒部との間に外気を通過させる外気流路を画成する通路外装筒を備え、前記通路外装筒の下端部は、弾性変形可能に形成されるとともに、前記収容筒部の外周面に当接し、前記内部材には、前記外気流路に外気を導入させる外気導入孔が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、収容筒部との間に外気を通過させる外気流路を画成する通路外装筒が備えられ、通路外装筒の下端部が収容筒部の外周面に当接しているので、流通段階等の未使用状態において容器本体内と外気流路との連通が遮断され、容器本体外への内容物の流出を防ぐことができる。
また、外気導入孔が収容筒部の内側ではなく外周側に画成された外気流路に連通しているので、流通段階等の未使用状態において、収容筒部内への内容物の進入を防ぐことができる。これにより、その後吐出器を付け替え容器に取り付ける付け替え操作を行う際に、収容筒部内においてシリンダの外周面等に内容物が付着するのを防止できる。
また、吐出器の吐出操作を行う際には、収容筒部内にシリンダが収容され、容器本体内と吐出器の吐出孔とを連通させた状態となる。そして、吐出操作に伴う容器本体内の減圧時に外気が通路外装筒と収容筒部との間に画成される外気流路に流入し、通路外装筒の下端部が弾性変形して収容筒部の外周面から離間することで外気流路が開放され、外気が外気流路を通して容器本体内に流入する。これにより、吐出器によるスムーズな吐出操作を行うことができる。
本発明に係る付け替え容器において、前記キャップには、前記容器本体の口部の外周面および前記内部材の外周面のうち少なくとも一方において、前記外気導入孔と前記キャップの開口端との間に位置する部分に密接し、前記外気導入孔と前記容器本体の外部との連通を遮断するシール部が設けられていてもよい。
この構成によれば、外気導入孔と容器本体の外部との連通を遮断する位置で、容器本体の口部の外周面および内部材の外周面のうち少なくとも一方において、外気導入孔とキャップの開口端との間に位置する部分にキャップのシール部が密接しているので、流通段階等の未使用状態において、容器本体内の内容物が外気流路を通じて外気導入孔からさらにキャップ3の外へ流出することを防止できる。
本発明に係る付け替え容器において、前記内部材は、内側に前記口部が装着される被装着筒部を備え、前記被装着筒部の内周面、および前記口部の外周面にはそれぞれ、互いが容器軸方向に係合し、前記内部材の前記口部からの離脱を抑止する内側アンダーカット部が形成され、前記被装着筒部の外周面、および前記キャップの内周面にはそれぞれ、互いが容器軸方向に係合し、前記内部材の前記キャップからの離脱を抑止する外側アンダーカット部が形成され、前記内側アンダーカット部は、前記外側アンダーカット部より、容器軸方向の係合力が大きくなっていてもよい。
この構成によれば、被装着筒部の外周面、およびキャップの内周面にそれぞれ、外側アンダーカット部が形成されているので、キャップの内側に内部材を組み付けた組み付け体を操作して、内容物の充填された容器本体に装着することが可能になり、キャップおよび内部材を個別に容器本体に装着する場合と比べて、組み立て工数を低減することができる。
また、被装着筒部の内周面、および口部の外周面にそれぞれ、外側アンダーカット部より、容器軸方向の係合力が大きい内側アンダーカット部が形成されているので、容器本体の口部からキャップを離脱する際に、内側アンダーカット部の係合を維持しつつ、外側アンダーカット部の係合を解除することが可能になり、内部材を口部に残存させ、キャップのみを口部から取り外すことができる。
本発明に係る付け替え容器において、前記内部材は、破断可能な弱化部を介して連結されるとともに、前記収容筒部内と前記容器本体内との連通を遮断する栓部材を備え、前記栓部材のうち前記容器本体の前記口部から離間する側を向く下面には、補強突部が形成されてもよい。
この構成によれば、吐出器をシリンダ側から口部内に進入させる過程において、シリンダが栓部材の上面に当接して栓部材を押し込んだときに、栓部材の下面に形成された補強突部が栓部材の変形を抑制するので、弱化部を破断する操作が安定する。
本発明に係る付け替え容器において、前記栓部材のうち前記容器本体の前記口部側を向く上面には、前記シリンダに係合する突部が形成されてもよい。
この構成によれば、シリンダが栓部材のうち突部にまず当接し、弱化部のうち突部周辺に位置する部分を起点として破断されるので、弱化部を破断する操作がさらに安定する。
本発明に係る付け替え容器において、前記補強突部が、前記栓部材の上面視において前記突部と重なる位置に形成されてもよい。
この構成によれば、シリンダによる突部の押し込みによって突部が変形することを抑制できるので、弱化部を破断する操作がより安定する。
本発明に係る付け替え容器において、前記栓部材は前記弱化部および破断不能な連結部を介して前記内部材に連結され、前記補強突部は、前記栓部材の前記下面のうち前記連結部に連なる逃げ部を回避した部分に形成されていてもよい。
この構成によれば、栓部材が破断可能な弱化部および破断不能な連結部を介して内部材に連結されるため、シリンダが栓部材を押し込んで弱化部を破断させると、栓部材は連結部周りに下方に向けて回動する。そして補強突部は、栓部材の下面のうち連結部に連なる逃げ部を回避した部分に形成されているため、栓部材が回動する際に、補強突部の下面側が内部材に接触することによって栓部材の回動が妨げられるのを抑止することができる。
これにより、例えば栓部材の回動量が小さい場合に生じる、収容筒部内と容器本体内との連通が妨げられる現象や、付け替え容器に吐出器を取り付ける際に操作力が上昇する現象などが発生するのを抑えることができる。
本発明に係る付け替え容器によれば、未使用状態における収容筒部内への内容物の進入を防ぎ、シリンダの外周面への内容物の付着を防止できる。
本発明の第1の実施形態に係る付け替え容器の容器軸方向に沿う断面図である。 図1におけるA部の拡大断面図である。 図1に示す付け替え容器に吐出器が取り付けられた状態を示す断面図である。 図3におけるB部の拡大断面図である。 実施形態の他の構成に係る付け替え容器の容器軸方向に沿う断面図である。 図5に示す付け替え容器に吐出器が取り付けられた状態を示す断面図である。 図6におけるC部の拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る付け替え容器の容器軸方向に沿う断面図である。 図8に示す付け替え容器に吐出器が取り付けられた状態を示す断面図である。 図9におけるD部の拡大断面図である。 付け替え容器の容器本体を示す図である。 図8に示す付け替え容器において、キャップを取り外した状態を示す半縦断面図である。 組み付け体を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る付け替え容器の要部拡大断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る付け替え容器を示す断面図である。 図15の付け替え容器の内嵌筒を示す断面図である。 図16の内嵌筒を示す下面図である。 図15に示す付け替え容器に吐出器を取り付ける過程を示す断面図である。 同じく、図15に示す付け替え容器に吐出器を取り付ける過程を示す断面図である。 本発明を適用可能な他の付け替え容器の内嵌筒を示す断面図である。 図20の内嵌筒を示す下面図である。 本発明を適用可能な他の付け替え容器の内嵌筒を示す断面図である。 図22の内嵌筒を示す下面図である。 本発明の第4の実施形態に係る付け替え容器を示す断面図である。 図24に示す付け替え容器に吐出器が取り付けられた状態を示す部分断面図である。 図25におけるE部の拡大断面図である。 図24の付け替え容器の内嵌筒を示す断面図である。 図27の内嵌筒を示す下面図である。
以下、図面を参照し、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態の付け替え容器1は、内容物が収容される有底筒状の容器本体2と、容器本体2の口部2aに離脱自在に装着された有頂筒状のキャップ3と、口部2a内に配設された筒状の内部材4と、を備えている。
ここで容器本体2、キャップ3および内部材4は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置した状態で配設されている。以下では、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸Oに沿うキャップ3側を上方、容器本体2の底部2b側を下方という。また、容器軸O方向から見た平面視で容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O周りに周回する方向を周方向という。
キャップ3の内面には、図2に示すように、径方向の内側に突出するとともに、容器本体2の口部2aに密接し、後述する外気導入孔25と容器本体2の外部との連通を遮断するシール部3aが周方向の全周にわたって設けられている。シール部3aは、口部2aの雄ねじより上の部分に密接している。
内部材4は、図1に示すように、容器本体2の口部2a内に嵌合されている。具体的に、内部材4は、後述する吐出器5のシリンダ72(図3参照)が収容される収容筒部11と、収容筒部11の下端部に連設され、容器本体2内と収容筒部11内とを連通する二段筒状を呈する連通筒部12と、連通筒部12の内側に嵌合された内嵌筒13と、連通筒部12内に嵌合された吸上筒部14と、を備えている。
収容筒部11は、容器軸O方向に沿って延びる有底筒状を呈している。具体的に、収容筒部11は、基筒部21と、基筒部21の下端縁から径方向の内側に向けて突設された環状の底環部22と、を有している。
基筒部21は、その上端部が口部2a内に挿入される一方、下端部が容器本体2内において口部2aよりも下方に突出して胴部2c内に位置している。基筒部21の上端部には、径方向の外側に向けて外フランジ部23が突設されている。外フランジ部23は、容器本体2の口部2aの上端開口縁上に後述する通路外装筒6を介して配置されている。外フランジ部23の外周縁には、下方に向けて被装着筒部24が突設されている。被装着筒部24は、容器本体2の口部2aの上縁部にアンダーカット係合により装着されている。
収容筒部11の外フランジ部23と被装着筒部24との接続部分には、容器本体2の外部に向けて開口する外気導入孔25が形成されている。外気導入孔25は、外フランジ部23と被装着筒部24との接続部分で貫通している。この外気導入孔25は、吐出器5の吐出操作に伴う容器本体2内の減圧時に、容器本体2内に外気を導入させる。外気導入孔25は、周方向に間隔をあけて複数形成されている。なお、外気導入孔25は、複数形成されていることに限らず、少なくとも1箇所形成されていれば良い。
連通筒部12は、底環部22の内周縁から下方に向けて延設され、上部に位置する大径部26と下部に位置する小径部27とにより二段筒状を呈している。小径部27の内側に吸上筒部14の上端部が嵌合されている。
内嵌筒13は、連通筒部12の大径部26内に嵌合された筒部本体15と、筒部本体15の上端部に径方向の外側に向けて突設される突出フランジ部16と、を有している。突出フランジ部16は、収容筒部11の底環部22上に配置されている。
筒部本体15の内周面には、内嵌筒13の内側の容器軸O方向の連通を遮断する円板状の栓部材31が破断可能な弱化部32を介して連結されている。弱化部32は、栓部材31よりも薄肉になっているとともに、栓部材31の外周縁を全周に亘って取り囲んでいる。これにより、栓部材31は、流通段階等の未使用時において、内嵌筒13および連通筒部12を通した容器本体2内と収容筒部11内との連通を遮断する。
栓部材31は、上方に向けて突の曲面状を呈している。栓部材31のうち、周方向の一部には、上方に向けて突出する突部33が形成されている。突部33は、容器軸O方向から見た平面視でT字状を呈し、径方向に沿って延設された後、径方向の外側端部から周方向の両側に向けて延設されている。なお、栓部材31は、周方向の一部が筒部本体15の内周面に直接連結され、それ以外の部分が弱化部32を介して筒部本体15に連結される構成であっても構わない。
吸上筒部14は、上端部が内嵌筒13の小径部27内に嵌合される一方、下端部が容器本体2の底部2bに上方から近接している。
ここで、図1、図3、および図4に示すように、本実施形態の内部材4は、収容筒部11に外装されるとともに、収容筒部11との間に外気導入孔25からの外気を通過させる外気流路Rを画成する通路外装筒6を備えている。
通路外装筒6は、口部2aと収容筒部11の基筒部21との間に配置される外装筒本体61と、外装筒本体61の上端部に径方向の外側に向けて突設される係止フランジ部62と、を有している。外装筒本体61の下端部は、弾性変形可能に形成されるとともに、収容筒部11の基筒部21の外周面21aに当接している。
係止フランジ部62は、容器本体2の口部2aの上端開口縁と、口部2aに装着された収容筒部11の外フランジ部23とによって容器軸O方向に挟持された状態で保持されている。係止フランジ部62の上面には、径方向の内端から外端に向けて連続して延びるとともに、外気導入孔25に連通する連通溝63が形成されている。この連通溝63は、吐出器5の吐出操作に伴う容器本体2内の減圧時に、容器本体2内に外気を導入させる前述した外気流路Rの一部を形成している。なお、連通溝63は、周方向に間隔をあけて複数形成されている。そして、連通溝63と外気導入孔25とは、径方向で対向している。
これにより、通路外装筒6は、流通段階等の未使用時において、外装筒本体61が基筒部21の外周面21aに当接しているので、外気流路Rを通した外気導入孔25と容器本体2内との連通を遮断する。
次に、上述した付け替え容器1に取り付けられる吐出器5について説明する。
図3に示すように、吐出器5は、容器本体2内に収容された内容物を吐出するポンプ部51と、ポンプ部51を容器本体2に取り付ける取付キャップ52と、を備えている。
まず取付キャップ52は、装着筒53と、装着筒53の上方に連設され、後述する押下ヘッド71の容器軸O方向に沿う移動を案内する案内筒54と、を備えている。
装着筒53は、案内筒54よりも大径に形成されるとともに、容器本体2の口部2aに着脱可能に螺着される。装着筒53と案内筒54との連結部分には、その内周面から径方向の内側に向けて突出するフランジ状のポンプ装着部55が設けられ、このポンプ装着部55にポンプ部51が固定されている。なお、装着筒53は、口部2aに着脱可能な構成であれば、螺着に限られない。
ポンプ部51は、取付キャップ52に取り付けられたシリンダ72と、下部がシリンダ72内に挿入されるとともに、シリンダ72に対して上方付勢状態で下方移動自在に配設されたステム73と、ステム73の上下動に連係し、シリンダ72内に上下摺動自在に嵌合されたピストン74と、シリンダ72内に嵌合され、ピストン74の外周部分を上方から支持するピストン押さえ75と、ステム73の上端部に装着されるとともに内容物の吐出孔71aが形成された押下ヘッド71と、を備えている。
シリンダ72は、下方に位置するものほど径が小さい多段筒状を呈し、その上筒部76が内部材4の収容筒部11内に収容可能とされ、下筒部77が内嵌筒13内に嵌合可能とされている。シリンダ72のうち、上筒部76の下端縁および下筒部77の上端縁間を連結する環状の連結板78は、吐出器5が付け替え容器1に取り付けられた状態において、収容筒部11の底環部22に容器軸O方向で対向する。
次に、付け替え容器1に吐出器5を取り付ける付け替え操作について説明する。
まず、図1に示すように、付け替え容器1のキャップ3を容器本体2の口部2aから離脱させる。
次に、図3に示すように、吐出器5をシリンダ72側から収容筒部11内に進入させるとともに、取付キャップ52の装着筒53を容器本体2の口部2aに螺着する。すると、シリンダ72のうち、下筒部77が内部材4の内嵌筒13内に嵌合されるとともに、上筒部76が収容筒部11内に収容される。取付キャップ52を口部2aに螺着する過程において、取付キャップ52および付け替え容器1を容器軸O周りの締め付け方向に相対回転させると、この相対回転に伴い吐出器5が付け替え容器1に対して下方移動する。これにより、シリンダ72のうち、下筒部77の下端縁が栓部材31の突部33に上方から当接する。
付け替え操作に伴い吐出器5が付け替え容器1に対して下方移動する過程において、栓部材31はシリンダ72の下筒部77によって下方に向けて押し込まれる。これにより、弱化部32が破断され、栓部材31における周方向の少なくとも一部が内嵌筒13から離脱し、内嵌筒13および連通筒部12が開放される。その結果、容器本体2内とシリンダ72内とが連通筒部12を通して連通する。なお、本実施形態では、栓部材31に突部33が形成されているため、下筒部77から栓部材31に作用する押付力が突部33を介して局所的に作用する。これにより、弱化部32のうち突部33周辺に位置する部分が破断の起点となり、弱化部32をスムーズに破断できる。また、栓部材31は、連通筒部12を通して容器本体2内とシリンダ72内とが連通すれば、栓部材31の全体が内嵌筒13から離脱してもよく、栓部材31の一部が内嵌筒13に連結された状態であっても構わない。
以上により、吐出器5の付け替え容器1への付け替え操作が完了する。
その後、吐出器5を通して内容物を吐出する場合、押下ヘッド71を押下すると、ステム73およびピストン74が押下ヘッド71とともに下方移動する。すると、ピストン74がシリンダ72(上筒部76)の内周面上を下方に向けて摺動することで、シリンダ72内が加圧される。これにより、シリンダ72内の内容物がステム73および押下ヘッド71内を流通し、押下ヘッド71の吐出孔71aを通して外部に吐出される。
内容物の吐出後、押下ヘッド71の押下を解除すると、ステム73、ピストン74および押下ヘッド71がシリンダ72に対して上方に復元移動する。すると、容器本体2内の内容物が吸上筒部14を通してシリンダ72内に流入することで、容器本体2内が減圧される。これにより、付け替え容器1外の空気が外気導入孔25から外気流路Rに流入して外装筒本体61の下端部が基筒部21の外周面21aに対して離間し、外気流路Rを開放する。そして、外気が外気流路Rを通して容器本体2内に流入するため、吐出器5によるスムーズな吐出操作を行うことができる。その後、外装筒本体61の下端部が弾性力により復元して収容筒部11の基筒部21の外周面21aに当接し、外気流路Rが閉塞され、外気流路Rを通した容器本体2内と外部との連通が遮断される。
このように、本実施形態では、図1に示すように、収容筒部11との間に外気を通過させる外気流路Rを画成する通路外装筒6が備えられ、通路外装筒6の下端部が収容筒部11における基筒部21の外周面21aに当接しているので、流通段階等の未使用状態において容器本体2内と外気流路Rとの連通が遮断され、容器本体2外への内容物の流出を防ぐことができる。
また、外気導入孔25が収容筒部11の内側ではなく外周側に画成された外気流路Rに連通しているので、流通段階等の未使用状態において、未使用状態における収容筒部11内への内容物の進入を防ぐことができる。これにより、その後吐出器5を付け替え容器1に取り付ける付け替え操作を行う際に、収容筒部11内においてシリンダ72の外周面等に内容物が付着するのを防止できる。
また、図3に示すように、吐出器5の吐出操作を行う際には、収容筒部11内にシリンダ72が収容され、容器本体2内と吐出器5の吐出孔71aとを連通させた状態となる。
そして、吐出操作に伴う容器本体2内の減圧時に外気が通路外装筒6と収容筒部11との間に画成される外気流路Rに流入し、通路外装筒6の下端部が弾性変形して収容筒部11の外周面21aから離間することで外気流路Rが開放され、外気が外気流路Rを通して容器本体2内に流入する。これにより、吐出器5によるスムーズな吐出操作を行うことができる。
また、本実施形態では、図2に示すように、外気導入孔25と容器本体2の外部との連通を遮断する位置で口部2aにキャップ3のシール部3aが密接しているので、流通段階等の未使用状態において、容器本体2内の内容物が外気流路Rを通じて外気導入孔25からさらにキャップ3の外へ流出することを防止できる。
以上、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
上述した実施形態では、キャップ3の内面に容器本体2の口部2aに密接可能なシール部3aを備えた構成としているが、これに限定されることはなく、シール部3aを形成しない構造であっても良いし、シール部3aの密接位置についても口部2aの外周面に制限されることはない。例えば、シール部3aを収容筒部11の被装着筒部24の外周面に密接する構造とすることも可能である。要は、口部2aの外周面および内部材4の外周面のうち少なくとも一方において、外気導入孔25とキャップ3の開口端との間に位置する部分にシール部3aが密接する構成であればよいのである。
また、図5〜図7に示す付け替え容器1Aのように、通路外装筒6の係止フランジ部62に形成される連通溝63に、収容筒部11の内側に当接する弾性変形可能な逆止弁64を設けて、外気流路Rにおける逆流を防止できる構成としても構わない。
この場合、収容筒部11の外フランジ部23の下面には、下方に向けて開口する凹部23aが形成されている。逆止弁64は、連通溝63の底部から上方に向けて突出して凹部23a内に進入し、この凹部23aを画成する内面のうち径方向の内側を向く係止面23b(図7参照)に対して当接している。逆止弁64が係止面23bに当接しているときには、外気流路Rと容器本体2の外部との連通が遮断された状態になっている。そのため、例えば流通段階等の未使用状態において、容器本体2内の内容物が外気流路Rに流入しても、逆止弁64により外方への漏出を規制することができる。そして、吐出器5の吐出操作に伴う容器本体2内の減圧時に外気流路Rに外気が流入する際には、逆止弁64が弾性変形して外気流路Rが開放され、外気が外気流路Rを通して容器本体2内に流入する。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記変形例を適宜組み合わせてもよい。
以下、図8〜図13を参照し、本発明の第2の実施形態を説明する。
図8に示すように、本実施形態の付け替え容器1Bは、内容物が収容される有底筒状の容器本体2と、容器本体2の口部2aに離脱自在に装着された有頂筒状のキャップ3と、口部2a内に配設された筒状の内部材4と、を備えている。
ここで容器本体2、キャップ3および内部材4は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置した状態で配設されている。以下では、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸Oに沿うキャップ3側を上方、容器本体2の底部2b側を下方という。また、容器軸O方向から見た平面視で容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O周りに周回する方向を周方向という。
容器本体2の口部2aは、上端に位置する小径部2dと、小径部2dの下端から下方に延び、かつ小径部2dより大径に形成された大径部2eと、を備えている。大径部2eに、キャップ3の周壁部に形成された雌ねじ部3dが着脱自在に螺着される雄ねじ部が形成されている。小径部2dの下端部に、径方向の外側に向けて突出し、容器軸O方向に延びる回り止めリブ2fが周方向に間隔を空けて複数形成されている。
内部材4は、図8に示すように、容器本体2の口部2a内に配設されている。内部材4は、後述する吐出器5のシリンダ72(図9参照)が収容される収容筒部11と、収容筒部11の下端部に連設され、容器本体2内と収容筒部11内とを連通する二段筒状を呈する連通筒部12と、連通筒部12の内側に嵌合されて収容された内嵌筒13と、連通筒部12内に嵌合された吸上筒部14と、を備えている。
収容筒部11は、容器軸O方向に沿って延びる有底筒状を呈している。具体的に、収容筒部11は、基筒部21と、基筒部21の下端縁から径方向の内側に向けて突設された環状の底環部22と、を有している。
基筒部21は、その上端部が口部2a内に挿入される一方、下端部が容器本体2内において口部2aよりも下方に突出して胴部2c内に位置している。基筒部21の上端部には、径方向の外側に向けて外フランジ部23が突設されている。外フランジ部23は、容器本体2の口部2aの上端開口縁上に後述する通路外装筒6およびパッキン62Bを介して配置されている。外フランジ部23の外周縁には、内側に口部2aが装着される被装着筒部24が下方に向けて突設されている。
被装着筒部24の内周面、および口部2aの外周面にはそれぞれ、互いが容器軸O方向に係合し、内部材4の口部2aからの離脱を抑止する内側アンダーカット部24b、2gが形成されている。口部2aの内側アンダーカット部2gは、小径部2dに形成されている。この内側アンダーカット部2gは、小径部2dの上端部に形成され、径方向の外側に向けて膨出している。被装着筒部24の内側アンダーカット部24bは、被装着筒部24における容器軸O方向の中間部に形成され、径方向の内側に向けて突出している。
被装着筒部24の外周面、およびキャップ3の内周面にはそれぞれ、互いが容器軸O方向に係合し、内部材4のキャップ3からの離脱を抑止する外側アンダーカット部24c、3cが形成されている。キャップ3の外側アンダーカット部3cは、キャップ3の周壁部における容器軸O方向の中間部において、雌ねじ部3dより上方に位置する部分に形成されている。この外側アンダーカット部3cは、全周にわたって連続して延びる周溝となっている。被装着筒部24の外側アンダーカット部24cは、被装着筒部24の下端に形成されている。この外側アンダーカット部24cは、径方向の外側に向けて突出し、周方向に延びるリブ状に形成され、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
そして、内側アンダーカット部24b、2gは、外側アンダーカット部24c、3cより、容器軸O方向の係合力が大きくなっている。すなわち、キャップ3を口部2aから外すときに、内部材4を口部2aから外さず口部2aに装着したままに維持できるようになっている。
被装着筒部24の内周面における下端部に、図10に示すように、前述の回り止めリブ2fが周方向で係合する係合部24aが形成されている。容器本体2の回り止めリブ2fと、収容筒部11の係合部24aと、が周方向で互いに係合することにより容器本体2および収容筒部11の相対的な容器軸O回りの回転移動が規制されている。
被装着筒部24には、図12に示すように、下方に向けて開口する切欠き孔50が形成されている。付け替え容器1Bを破棄するに際し、例えば、硬貨等の板材を切欠き孔50に差し込み、この板材により収容筒部11を容器本体2の口部2aに対して突き上げて、内側アンダーカット部24b、2gの容器軸O方向の係合を解除することで、収容筒部11を口部2aから容易に取り外すことができる。
図10に示すように、収容筒部11の上端部に収容筒部11の内部と収容筒部11の外周側とを連通する外気導入孔25が形成されている。外気導入孔25は、径方向に開口した横穴となっている。また、外フランジ部23の上面に、収容筒部11の内部と、口部2aの外周側と、を連通する通気溝30が形成されている。これにより、口部2aの外周側と、収容筒部11の外周側と、が、通気溝30、収容筒部11の内側、および外気導入孔25を通して連通する。ここで、キャップ3の頂壁部には、図8、図12および図13に示すように、下方に向けて延びる円筒状のシール筒3bが形成されており、シール筒3bが収容筒部11の上端部内に嵌合されている。これにより、通気溝30および外気導入孔25と、収容筒部11内との連通が遮断されている。
連通筒部12は、底環部22の内周縁から下方に向けて延設され、上部に位置する大径部26と下部に位置する小径部27とにより二段筒状を呈している。小径部27の内側に吸上筒部14の上端部が嵌合されている。
内嵌筒13は、連通筒部12の大径部26内に嵌合された筒部本体15と、筒部本体15の上端部に径方向の外側に向けて突設される突出フランジ部16と、を有している。突出フランジ部16は、収容筒部11の底環部22上に配置されている。
筒部本体15の内周面には、内嵌筒13の内側の容器軸O方向の連通を遮断する円板状の栓部材31が破断可能な弱化部32を介して連結されている。弱化部32は、栓部材31よりも薄肉になっているとともに、栓部材31の外周縁を全周に亘って取り囲んでいる。これにより、栓部材31は、流通段階等の未使用時において、内嵌筒13および連通筒部12を通した容器本体2内と収容筒部11内との連通を遮断する。
栓部材31は、上方に向けて突の曲面状を呈している。栓部材31のうち、周方向の一部には、上方に向けて突出する突部33が形成されている。突部33は、容器軸O方向から見た平面視でT字状を呈し、径方向に沿って延設された後、径方向の外側端部から周方向の両側に向けて延設されている。なお、栓部材31は、周方向の一部が筒部本体15の内周面に直接連結され、それ以外の部分が弱化部32を介して筒部本体15に連結される構成であっても構わない。
吸上筒部14は、上端部が内嵌筒13の小径部27内に嵌合される一方、下端部が容器本体2の底部2bに上方から近接している。
ここで、図10に示すように、本実施形態の内部材4は、収容筒部11に外装されるとともに、収容筒部11との間に外気導入孔25からの外気を通過させる外気流路Rを画成する通路外装筒6を備えている。
通路外装筒6は、口部2aと収容筒部11の基筒部21との間に配置される外装筒本体61と、外装筒本体61の上端部に径方向の外側に向けて突設される係止フランジ部62Aと、を有している。外装筒本体61の上端部であって係止フランジ部62Aよりも下方には、円環状のパッキン62Bが外装筒本体61の径方向外側に向けて突出するように外装筒本体61の外面に挿入されている。外装筒本体61の下端部は、弾性変形可能に形成されるとともに、収容筒部11の基筒部21の外周面21aに当接している。
これにより、流通段階等の未使用時において、外気流路Rおよび外気導入孔25を通した容器本体2内と収容筒部11内との連通を遮断する。
パッキン62Bは、容器本体2の口部2aの上端開口縁と、口部2aに装着された収容筒部11の外フランジ部23と、によって容器軸O方向に挟持された状態で保持されている。係止フランジ部62Aは、外フランジ部23の下面に当接している。
以上の付け替え容器1Bは、図13に示すように、まず、外側アンダーカット部24c、3cを容器軸O方向に互いに係合させることによって、キャップ3の内側に内部材4を組み付けた後に、この組み付け体60を、内容物の充填された容器本体2に、内側アンダーカット部24b、2gを容器軸O方向に互いに係合させつつ装着することで形成される。
次に、上述した付け替え容器1Bに取り付けられる吐出器5について説明する。
図9に示すように、吐出器5は、容器本体2内に収容された内容物を吐出するポンプ部51と、ポンプ部51を容器本体2に取り付ける取付キャップ52と、を備えている。
まず取付キャップ52は、装着筒53と、装着筒53の上方に連設され、後述する押下ヘッド71の容器軸O方向に沿う移動を案内する案内筒54と、を備えている。
装着筒53は、案内筒54よりも大径に形成されるとともに、容器本体2の口部2aに着脱可能に螺着される。案内筒54の下端部には、径方向の内側に向けて突出するフランジ状のポンプ装着部55が設けられ、このポンプ装着部55にポンプ部51が固定されている。なお、装着筒53は、口部2aに着脱可能な構成であれば、螺着に限られない。
ポンプ部51は、取付キャップ52に取り付けられたシリンダ72と、下部がシリンダ72内に挿入されるとともに、シリンダ72に対して上方付勢状態で下方移動自在に配設されたステム73と、ステム73の上下動に連係し、シリンダ72内に上下摺動自在に嵌合された不図示のピストンと、シリンダ72内に嵌合され、ピストンの外周部分を上方から支持する不図示のピストン押さえと、ステム73の上端部に装着されるとともに内容物の吐出孔71aが形成された押下ヘッド71と、を備えている。なお、ポンプキャップ51Aは案内筒54の外表面に着脱自在に嵌合する。
シリンダ72は、下方に位置するものほど径が小さい多段筒状を呈し、その上筒部76が内部材4の収容筒部11内に収容可能とされ、下筒部77が内嵌筒13内に嵌合可能とされている。シリンダ72のうち、上筒部76の下端縁および下筒部77の上端縁間を連結する環状の連結板78は、吐出器5が付け替え容器1Bに取り付けられた状態において、収容筒部11の底環部22に容器軸O方向で対向する。
次に、付け替え容器1Bに吐出器5を取り付ける付け替え操作について説明する。
まず、図12に示すように、付け替え容器1Bのキャップ3を容器本体2の口部2aから離脱させる。この際、図10に示されるような、容器本体2の回り止めリブ2fと、収容筒部11の係合部24aと、が周方向で互いに係合するので、内部材4は、容器本体2に対して容器軸O回りに共回りしない。また、内側アンダーカット部24b、2gは、外側アンダーカット部24c、3cより、容器軸O方向の係合力が大きくなっているので、キャップ3を口部2aから離脱するときに、内側アンダーカット部24b、2gの係合を維持しつつ、外側アンダーカット部24c、3cの係合が解除されることとなり、内部材4は口部2aに残存し、キャップ3のみ口部2aから取り外される。
次に、図9に示すように、吐出器5をシリンダ72側から収容筒部11内に進入させるとともに、取付キャップ52の装着筒53を容器本体2の口部2aに螺着する。すると、シリンダ72のうち、下筒部77が内部材4の内嵌筒13内に嵌合されるとともに、上筒部76が収容筒部11内に収容される。また、取付キャップ52および付け替え容器1Bを容器軸O周りの締め付け方向に相対回転させて取付キャップ52を口部2aに螺着する過程において、この相対回転に伴い吐出器5が付け替え容器1Bに対して下方移動する。
これにより、シリンダ72のうち、下筒部77の下端縁が、栓部材31の突部33を下方に向けて押し込み、弱化部32を破断させ、栓部材31における周方向の少なくとも一部が内嵌筒13から離脱し、内嵌筒13および連通筒部12が開放される。その結果、容器本体2内とシリンダ72内とが連通筒部12を通して連通する。なお、本実施形態では、栓部材31に突部33が形成されているため、下筒部77から栓部材31に作用する押付力が突部33を介して局所的に作用する。これにより、弱化部32のうち突部33周辺に位置する部分が破断の起点となり、弱化部32をスムーズに破断できる。また、栓部材31は、連通筒部12を通して容器本体2内とシリンダ72内とが連通すれば、栓部材31の全体が内嵌筒13から離脱してもよく、栓部材31の一部が内嵌筒13に連結された状態であっても構わない。
また、取付キャップ52を口部2aに螺着する過程において、容器本体2の回り止めリブ2fと、収容筒部11の係合部24aと、が周方向で互いに係合することで、内部材4の容器本体2に対する容器軸O回りの共回りが防止されている。
以上により、吐出器5の付け替え容器1Bへの付け替え操作が完了する。
その後、吐出器5を通して内容物を吐出する場合、押下ヘッド71を押下すると、ステム73および不図示のピストンが押下ヘッド71とともに下方移動する。すると、不図示のピストンがシリンダ72(上筒部76)の内周面上を下方に向けて摺動することで、シリンダ72内が加圧される。これにより、シリンダ72内の内容物がステム73および押下ヘッド71内を流通し、押下ヘッド71の吐出孔71aを通して外部に吐出される。
内容物の吐出後、押下ヘッド71の押下を解除すると、ステム73、不図示のピストンおよび押下ヘッド71がシリンダ72に対して上方に復元移動する。すると、容器本体2内の内容物が吸上筒部14を通してシリンダ72内に流入することで、容器本体2内が減圧される。この際、外気が、図10に示すように、口部2aの外周側、通気溝30、収容筒部11内、および外気導入孔25を通して外気流路R内に流入することで外装筒本体61の下端部が基筒部21の外周面21aに対して離間し、外気流路Rを開放する。そして、外気が外気流路Rを通して容器本体2内に流入するため、吐出器5によるスムーズな吐出操作を行うことができる。その後、外装筒本体61の下端部が弾性力により復元して収容筒部11の基筒部21の外周面21aに当接し、外気流路Rが閉塞され、外気流路Rを通した容器本体2内と外部(口部2aの外周側)との連通が遮断される。
このように、本実施形態では、図8に示すように、収容筒部11との間に外気を通過させる外気流路Rを画成する通路外装筒6が備えられ、通路外装筒6の下端部が収容筒部11における基筒部21の外周面21aに当接しているので、流通段階等の未使用状態において容器本体2内と外気流路Rとの連通が遮断され、容器本体2内の内容物が収容筒部11内に進入するのを防ぐことができる。
また、キャップ3に、収容筒部11の上端部内に嵌合されたシール筒3bが形成されていて、外気導入孔25と収容筒部11内との連通が遮断されているので、流通段階等の未使用状態において、容器本体2内の内容物が収容筒部11内に進入するのを確実に防ぐことができる。
また、被装着筒部24の外周面、およびキャップ3の内周面にそれぞれ、外側アンダーカット部24c、3cが形成されているので、キャップ3の内側に内部材4を組み付けた組み付け体60を操作して、内容物の充填された容器本体2に装着することが可能になり、キャップ3および内部材4を個別に容器本体2に装着する場合と比べて、組み立て工数を低減することができる。
また、被装着筒部24の内周面、および口部2aの外周面にそれぞれ、外側アンダーカット部24c、3cより、容器軸O方向の係合力が大きい内側アンダーカット部24b、2gが形成されているので、容器本体2の口部2aからキャップ3を離脱する際に、内側アンダーカット部24b、2gの係合を維持しつつ、外側アンダーカット部24c、3cの係合を解除することが可能になり、内部材4を口部2aに残存させ、キャップ3のみを口部2aから取り外すことができる。
以上、本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、前記実施形態では、フランジ部23の上面に通気溝30を形成することによって、外気が、外気導入孔25および外気流路Rを通して容器本体2内に供給される構成を示したが、これに代えて例えば、図14に示されるような構成を採用してもよい。
図示の例では、フランジ部23の上面に通気溝30が形成されておらず、口部2aの外周側と収容筒部11の外周側との連通が遮断されている。吐出器5のシリンダ72には、横貫通孔72aが形成されている。横貫通孔72aは、押下ヘッド71を押下する前の吐出器5の待機状態において、ピストン74により閉塞されている。
そして、押下ヘッド71の押下時、およびその復元移動時において、ピストン74が、横貫通孔72aを開放しているときに、シリンダ72内において、ピストン74より上方に位置する部分の外気が、横貫通孔72a、収容筒部11の内部、および外気導入孔25を通して外気流路Rに流入することで、外装筒本体61の下端部が、基筒部21の外周面21aに対して離間し外気流路Rを開放する。これにより、外気が外気流路Rを通して容器本体2内に流入する。
以下、図15〜図17を参照し、本発明の第3の実施形態を説明する。
図15〜図17に示すように、本実施形態の付け替え容器1Cにおける内部材4Aの内嵌筒13Aは、筒部本体15と、突出フランジ部16と、を有しており、筒部本体15の内周面には、円板状の栓部材31Aが破断可能な弱化部32を介して連結されている。
栓部材31Aは、上方に向けて突となる曲面状を呈しており、栓部材31Aの上面うち周方向の一部には、突部33が形成されている。また、栓部材31Aの下面には、下方に向けて突出する補強突部34が形成されている。補強突部34は、下面視で円環状をなしており、栓部材31Aの全周にわたって形成されている。また、補強突部34は、上面視において突部33と重なる位置に形成されている。
次に、図18および図19を参照し、付け替え容器1Cに吐出器5を取り付ける付け替え操作について説明する。
上述と同様に、吐出器5をシリンダ72側から収容筒部11内に進入させると、シリンダ72のうち下筒部77は、内部材4Aの内嵌筒13A内に嵌合されるとともに、上筒部76が収容筒部11内に収容される。そして、シリンダ72のうち下筒部77の下端縁は、栓部材31Aの突部33に当接して突部33を下方に向けて押し込む。これにより、図18に示すように、上方に向けて突となる曲面状をなす栓部材31Aは、平面状を呈するように変形する。その後、図19に示すように、下筒部77の下端縁が突部33に当接して突部33を下方に向けて押し込むことにより、弱化部32は、破断し、栓部材31Aにおける周方向の少なくとも一部は、内嵌筒13Aから離脱し、内嵌筒13Aおよび連通筒部12が開放される。ここで、栓部材31Aに突部33が形成されており、下筒部77から栓部材31Aに作用する押付力が突部33を介して局所的に作用するので、弱化部32のうち突部33周辺に位置する部分を起点として、弱化部32がスムーズに破断される。
その後の操作については、上述した実施形態と同様である。
このように、本実施形態では、吐出器5をシリンダ72側から口部2a内に挿入する過程において、シリンダ72のうち下筒部77の下端縁が栓部材31Aを押し込んだときに、補強突部34によって栓部材31Aの変形が抑制されるので、内部材4Aの開放操作が安定する。
また、シリンダ72のうち下筒部77の下端縁が栓部材31Aのうち突部33にまず当接し、弱化部32が突部33周辺に位置する部分を起点して破断されることによっても、内部材4Aの開放操作が安定する。
さらに、補強突部34が上面視において突部33と重なる位置に形成されており、シリンダ72による突部33の押し込みによって突部33の変形が抑制できるので、内部材4Aの開放操作がさらに安定する。
以上、本発明の第3の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、栓部材31Aの形状は、図15〜図17に示す形状に限らず、例えば図20〜図23に示す形状であってもよい。
図20および図21に示す栓部材31Bでは、上面視で突部33と容器軸Oとを結ぶ線にほぼ平行な直線状の補強突部34Aが、容器軸Oおよび上記結ぶ線に直交する方向で間隔をあけて複数形成されている。また、図22および図23に示す栓部材31Cでは、栓部材31Cの下面の全面に補強突部34Bが形成されている。
なお、補強突部34、34A、34Bは、上面視で突部33と重なる位置に形成されていなくてもよい。
また、突部33は、平面視でT字状を呈しているが、他の形状であってもよく、栓部材31A、31B、31Cに形成されていなくてもよい。
さらに、弱化部32は、栓部材31Aの外周のうち少なくとも突部33周辺を含む部分に形成されていれば、栓部材31A、31B、31Cの全周にわたって形成されている必要はない。同様に、栓部材31A、31B、31Cに突部33が形成されていない場合においても、弱化部32は、全周にわたって形成されている必要はない。
以下、図24〜図28を参照し、本発明の第4の実施形態を説明する。
図24〜図28に示すように、本実施形態の付け替え容器1Dにおける内部材4Aの内嵌筒13Dは、筒部本体15と、突出フランジ部16と、を有しており、筒部本体15の内周面には、円板状の栓部材31Dが破断可能な弱化部32および破断不能な連結部35を介して連結されている。弱化部32および連結部35は、周方向に互いに連なり、栓部材31Dの外周縁に沿って形成されている。容器軸O方向において、連結部35の厚みは弱化部32の厚みよりも大きく、栓部材31Dの厚みよりも小さい。
栓部材31Dは、上方に向けて突となる曲面状に形成され、栓部材31Dの上面のうち周方向の一部には、突部33が形成されている。連結部35は突部33の容器軸Oを径方向に挟んだ反対側に配置されている。
栓部材31Dの下面のうち、連結部35に連なる逃げ部36を回避した部分には、下方に向けて突出する補強突部34Cが形成されている。下面視において、逃げ部36は、容器軸Oから離れて位置するD字状に形成されており、逃げ部36の直線部は、その両端が栓部材31Dの外周縁に達している。下面視において、逃げ部36の平面積は、補強突部34Cの平面積より小さくなっている。補強突部34Cは、上面視において突部33と重なる位置に形成されている。なお、本実施形態における補強突部34Cには、径方向の中央部において上方に向けて窪む凹部が形成されている。
図27における二点鎖線は、弱化部32が破断して内嵌筒13D内が連通した状態における栓部材31Dを示す。図27の二点鎖線に示すように、補強突部34Cのうち最も下方に位置する端部(以下、最下端部という)は、弱化部32が破断した状態において、筒部本体15の下端縁の下方に位置する。これにより、補強突部34Cの最下端部が筒部本体15の内周面に接触して、栓部材31Dの回動が妨げられるのを抑止することができる。
次に、図24および図25を参照し、付け替え容器1Dに吐出器5を取り付ける付け替え操作について説明する。
上述と同様に、吐出器5をシリンダ72側から収容筒部11内に進入させると、シリンダ72のうち下筒部77は、内部材4Aの内嵌筒13D内に嵌合されるとともに、上筒部76が収容筒部11内に収容される。そして、シリンダ72のうち下筒部77の下端縁は、栓部材31Dの突部33に当接して突部33を下方に向けて押し込む。これにより弱化部32は破断し、栓部材31Dが連結部35周りに下方に向けて回動することで、内嵌筒13Dおよび連通筒部12が開放される。
その後の操作については、上述した実施形態と同様である。
このように、本実施形態では、栓部材31Dが破断可能な弱化部32および破断不能な連結部35を介して内部材4Aに連結されるため、シリンダ72が栓部材31Dを押し込んで弱化部32を破断させると、栓部材31Dは連結部35周りに下方に向けて回動する。そして補強突部34Cは、栓部材31Dの下面のうち連結部35に連なる逃げ部36を回避した部分に形成されているため、栓部材31Dが回動する際に、補強突部34Cの下面側が内部材4Aの内嵌筒13Dにおける内周面に接触することによって栓部材31Dの回動が妨げられるのを抑止することができる。
これにより、例えば栓部材31Dの回動量が小さい場合に生じる、収容筒部11内と容器本体2内との連通が妨げられる現象や、付け替え容器1Dに吐出器5を取り付ける際に操作力が上昇する現象等が発生するのを抑えることができる。
また、連結部35は突部33の容器軸Oを挟んだ反対側に配置されているため、突部33がシリンダ72の下筒部77に押し込まれた際に、栓部材31Dが連結部35周りに下方に向けて回動しやすくなる。これにより、栓部材31Dの回動量が小さい場合に生じる、収容筒部11内と容器本体2内との連通が妨げられる現象や、付け替え容器1Dに吐出器5を取り付ける際に操作力が上昇する現象等が発生するのをより確実に抑えることができる。
以上、本発明の第4の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記変形例を適宜組み合わせてもよい。
1,1A,1B,1C,1D 付け替え容器
2 容器本体
2a 口部
2g,24b 内側アンダーカット部
3 キャップ
3a シール部
3c,24c 外側アンダーカット部
4,4A,4B 内部材
5 吐出器
6 通路外装筒
11 収容筒部
12 連通筒部
13,13A,13B,13C,13D 内嵌筒
21 基筒部
21a 外周面
23 外フランジ部
24 被装着筒部
25 外気導入孔
31,31A,31B,31C,31D 栓部材
32 弱化部
33 突部
34,34A,34B 補強突部
35 連結部
36 逃げ部
61 外装筒本体
62 係止フランジ部
63 連通溝
64 逆止弁
72 シリンダ
74 ピストン
R 外気流路
O 容器軸

Claims (7)

  1. 内容物が収容される容器本体と、
    前記容器本体の口部に離脱自在に装着されたキャップと、
    前記口部内に配設された収容筒部を有する内部材と、を備え、
    前記キャップが離脱された前記口部に、前記容器本体内の内容物を吐出孔から吐出する吐出器が取り付けられ、前記吐出器のうち、内部が前記吐出孔に連通するシリンダが前記収容筒部内に収容される付け替え容器であって、
    前記内部材は、前記収容筒部に外装されるとともに、前記収容筒部との間に外気を通過させる外気流路を画成する通路外装筒を備え、
    前記通路外装筒の下端部は、弾性変形可能に形成されるとともに、前記収容筒部の外周面に当接し、
    前記内部材には、前記外気流路に外気を導入させる外気導入孔が形成されていることを特徴とする付け替え容器。
  2. 前記キャップには、前記容器本体の口部の外周面および前記内部材の外周面のうち少なくとも一方において、前記外気導入孔と前記キャップの開口端との間に位置する部分に密接し、前記外気導入孔と前記容器本体の外部との連通を遮断するシール部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の付け替え容器。
  3. 前記内部材は、内側に前記口部が装着される被装着筒部を備え、
    前記被装着筒部の内周面、および前記口部の外周面にはそれぞれ、互いが容器軸方向に係合し、前記内部材の前記口部からの離脱を抑止する内側アンダーカット部が形成され、
    前記被装着筒部の外周面、および前記キャップの内周面にはそれぞれ、互いが容器軸方向に係合し、前記内部材の前記キャップからの離脱を抑止する外側アンダーカット部が形成され、
    前記内側アンダーカット部は、前記外側アンダーカット部より、容器軸方向の係合力が大きくなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の付け替え容器。
  4. 前記内部材は、破断可能な弱化部を介して連結されるとともに、前記収容筒部内と前記容器本体内との連通を遮断する栓部材を備え、
    前記栓部材のうち前記容器本体の前記口部から離間する側を向く下面には、補強突部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の付け替え容器。
  5. 前記栓部材のうち前記容器本体の前記口部側を向く上面には、前記シリンダに係合する突部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の付け替え容器。
  6. 前記補強突部が、前記栓部材の上面視において前記突部と重なる位置に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の付け替え容器。
  7. 前記栓部材は前記弱化部および破断不能な連結部を介して前記内部材に連結され、
    前記補強突部は、前記栓部材の前記下面のうち前記連結部に連なる逃げ部を回避した部分に形成されていることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の付け替え容器。
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