JP6410667B2 - 付け替え容器 - Google Patents
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Description
この付け替え容器において、口部に吐出器を取り付ける付け替え操作を行う場合では、キャップを口部から離脱させた後、吐出器をシリンダ側から口部内に進入させ、吐出器の装着筒を口部に装着する。これにより、シリンダが収容筒部内に収容された状態で、吐出器が口部に取り付けられる。
この場合、収容筒部内に内容物が進入している状態で、上述した付け替え操作を行うと、収容筒部内においてシリンダの外周面等に内容物が付着し、シリンダが汚れる等の課題がある。
これにより、押下ヘッドの押下の解除によってシリンダ内に容器本体内の内容物を流入させる際、連通開口を通じて連通凹部内に溜まった外気を容器本体内に流入させることができる、或いは、閉塞筒をシリンダと共に収容筒部に対して上方移動させる過程において連通凹部を通じて連通開口と収容筒部の外部とを連通させて、容器本体内に外気を流入させることができる。従って、空気置換を行うことができ、吐出器によるスムーズな吐出操作を行うことができる。
図1に示すように、本実施形態の付け替え容器1は、内容物が収容される有底筒状の容器本体2と、容器本体2の口部2aに離脱自在に装着された有頂筒状のキャップ3と、容器本体2の口部2aの内側に配設された筒状の内部材4と、を備えている。
以下では、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸Oに沿うキャップ3側を上方、容器本体2の底部2b側を下方という。また、容器軸O方向から見た平面視で容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
この収容筒部10は、上端縁にフランジ部21が形成された基筒部20と、基筒部20の下端部から下方に向けて延びると共に基筒部20よりも縮径した中段筒22と、中段筒22の下端部から下方に向けてさらに延びると共に中段筒22よりも縮径した下段筒23と、を備えている。
フランジ部21の上面には、その径方向の全長に亘って延びる連通溝29が形成されている。この連通溝29は1つだけ形成されていても良いし、周方向に間隔をあけて複数形成されていても構わない。
吸上筒部11は、上端部が下段筒23内に嵌合されると共に、下端部が容器本体2の底部2bに上方から近接している。図示の例では、吸上筒部11は、下端部側が下端開口縁に向かうにしたがって径方向外側に向けて漸次湾曲しており、下端開口縁が容器本体2における底部2bの外周縁部(容器本体2の隅部)に位置した状態で、ほぼ下向きに開口している。これにより、吸上筒部11を通じて内容物を残すことなく吸い上げることが可能とされている。
但し、吸上筒部11の形状はこの場合に限定されるものではなく、例えば上端部から下端部に至る全長が真っ直ぐな形状とされていても良い。
この閉塞筒12は、内径が下基筒部26の内径とほぼ同径とされた円筒状に形成され、下端開口縁が第1段部27に上方から接している。これにより、閉塞筒12はそれ以上の下方移動が規制されている。このとき、閉塞筒12の上端開口縁は、フランジ部21よりも上方に突出してキャップ3の下面に接している。
そして、閉塞筒12は、規制突起12aが窪み部30内に収容される範囲で上下動可能とされている。従って、規制突起12aが窪み部30の上側内縁部に接触することで、閉塞筒12はそれ以上の上方移動が規制されている(図4参照)。
その一方、連通凹部12bは、閉塞筒12が収容筒部10に対して上方に移動した際、上基筒部25に形成された窪み部30内に連通する。そのため、連通凹部12bは窪み部30、及びフランジ部21の上面に形成された連通溝29を通じて収容筒部10の外部に連通する。
なお、栓部材42は、周方向の一部が内筒本体40の内周面に直接連結され、それ以外の部分が弱化部43を介して内筒本体40に連結される構成であっても構わない。また、内筒部13は必須なものではなく、具備しなくても構わない。この場合には、栓部材42を中段筒22の内周面に連結すれば良い。
この弾性リング14は、下基筒部26内に嵌合する外周部46と、外周部46の内側に位置する内周部47と、外周部46及び内周部47のそれぞれの上端部同士を連結し、且つ上方に向けて突の曲面状に形成された連結部48と、を備えている。
なお、弾性リング14は、後述する吐出器50のコイルばね64が弾性変形する際のばね力よりも小さい力で弾性変形する。また、内筒部13を具備しない場合には、例えば第2段部32を径方向内側にさらに突出するように形成し、この第2段部32上に弾性リング14を配置しても良い。
図2に示すように、吐出器50は、押下ヘッド53を有し、容器本体2内に収容された内容物を吐出するポンプ部51と、ポンプ部51を容器本体2に取り付ける装着キャップ52と、を備えた押下式の吐出器である。
第1フランジ板56は、収容筒部10のフランジ部21上に配置されている。なお、収容筒部10のフランジ部21に形成された連通溝29は、容器本体2の口部2aと装着筒55との間の隙間を通じて外部に連通している。これにより、上記隙間を通じて連通溝29に外部から外気を流入させることが可能とされている。
起立筒57は、容器本体2の口部2aとほぼ同径に形成されている。第2フランジ板58は、閉塞筒12の上方に間隔を配置され、閉塞筒12よりも径方向内側に向けて僅かに突出している。
なお、内筒部13を通じて容器本体2内とシリンダ60内とが連通すれば、栓部材42の全体が内筒部13から離脱してもよく、栓部材42の一部が内筒部13に連結された状態であっても構わない。
そこで、装着キャップ52の装着後、図3に示すように、押下ヘッド53を押下して、吐出器50のうち装着キャップ52を除いた部分を押し下げる。これにより、弾性リング14の上方付勢力に抗してシリンダ60を下方に向けて押し込むことができる。よって、弾性リング14を潰すように弾性変形させることができ、弾性変形した分、シリンダ60を下方移動させることができる。そのため、シリンダ60における上筒部65の上端部を閉塞筒12の内側に強く嵌合させることができ、閉塞筒12をシリンダ60に外嵌して一体的に固定することができる。従って、これ以降、シリンダ60と閉塞筒12とを一体的に上下動させることができる。
以上により、付け替え容器1に対する吐出器50の付け替え操作が完了する。
なお、押下ヘッド53の押下によって、閉塞筒12がシリンダ60と共に下方移動するので、連通開口31は閉塞筒12によって収容筒部10の内側から閉塞されつつも、連通凹部12bと連通する。
しかしながらこれと同時に、シリンダ60及び閉塞筒12が収容筒部10に対して上方に復元移動するので、連通開口31に対して連通凹部12bが上方に移動する。従って、その過程において、連通凹部12bが連通開口31及び窪み部30の両方に対して連通する。これにより、連通凹部12bを通じて連通開口31と容器本体2の外部とを連通させることができ、外気を容器本体2内に流入させることができる。
その結果、空気置換を適切に行うことができ、吐出器50によるスムーズな吐出操作を行うことができる。
さらに、付け替え容器1に対する吐出器50の取り付け後、吐出操作を行わない例えば保管時等では、図4に示すように、連通凹部12bと連通開口31との連通が遮断されているので、容器本体2の外部と連通開口31との連通を遮断できる。従って、内容物の漏出を防止できると共に内容物の品質等を維持し易い。
この場合には、収容筒部10に対して閉塞筒12が上昇し、連通凹部12bが収容筒部10の外部と連通したときに、連通凹部12b内に外気を溜め込むことができる。そして、内容物の吐出操作によって、収容筒部10に対して閉塞筒12が下降し、連通凹部12bが連通開口31に連通したときに、連通凹部12bに溜め込んだ空気を容器本体2内に流入させることができる。従って、この場合であっても空気置換を行うことができる。
板ばねやコイルばねを採用する場合には、弾性リング14に代えて該弾性リング14と同じ位置に配置しても構わないが、閉塞筒12と一体に形成しても構わない。
この場合の閉塞ユニット71は、リング72を第2段部32上に配置した状態で上基筒部25内に収容すれば良い。このように構成された付け替え容器70であっても、同様の作用効果を奏功することができる。
このように構成された閉塞ユニット80であっても、同様の作用効果を奏功することができる。
図示の例では、弾性脚片91は、長尺な板片が周方向に沿って屈曲するように形成され、下端縁91aが周方向の一方側に向いている。この場合の閉塞ユニット90は、弾性脚片91の側端縁91bを第2段部32上に配置した状態で上基筒部25内に収容すれば良い。
このように構成された閉塞ユニット90であっても、同様の作用効果を奏功することができる。
2…容器本体
2a…容器本体の口部
3…キャップ
4…内部材
10…収容筒部
12…閉塞筒
12b…連通凹部
14…弾性リング(付勢支持体)
31…連通開口
50…吐出器
53…押下ヘッド
53a…吐出孔
60…シリンダ
73…コイルばね(付勢支持体)
91…弾性脚片(付勢支持体)
Claims (2)
- 内容物が収容される容器本体と、
前記容器本体の口部に離脱自在に装着されたキャップと、
前記口部内に配設された収容筒部を有する内部材と、を備え、
前記キャップが離脱された前記口部に、押下ヘッドの押下により前記内容物を吐出孔から吐出する押下式の吐出器が取り付けられ、前記吐出器のうち、内部が前記吐出孔に連通するシリンダが前記収容筒部内に収容される付け替え容器であって、
前記収容筒部に、前記容器本体内と前記収容筒部内とを連通する連通開口が形成され、
前記内部材は、
前記収容筒部内に上下摺動可能に嵌合され、且つ前記連通開口を前記収容筒部の内側から閉塞する閉塞筒と、
前記シリンダを上方付勢状態で下方移動自在に支持する付勢支持体と、を備え、
前記閉塞筒の外周面には、前記連通開口に向けて開口する連通凹部が形成され、
前記閉塞筒は、前記収容筒部内に前記シリンダが前記付勢支持体の上方付勢力に抗して差し込まれたときに前記シリンダに外嵌して固定され、
前記連通凹部は、前記シリンダ及び前記閉塞筒が前記付勢支持体の上方付勢力により前記収容筒部に対して上方に復元変位したときに、前記収容筒部の外部に連通することを特徴とする付け替え容器。 - 請求項1に記載の付け替え容器において、
前記連通凹部は、前記閉塞筒が前記付勢支持体の上方付勢力により前記収容筒部に対して上方に復元変位したときに、前記連通開口との連通が遮断されることを特徴とする付け替え容器。
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