JP7281965B2 - 付け替え容器 - Google Patents
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Description
しかしながら、吐出容器では、吐出器のシリンダが容器本体内に位置していることから、シリンダの外面に内容物が付着している吐出器を付け替えなければならない。そのため、例えば、付け替え操作の過程で内容物が手に付着したり、使用できない内容物が生じたりする等のおそれがある。
吐出器を容器本体の口部に装着したときに、連結筒が連通孔に密に嵌合するので、容器本体内の内容物が、連結筒の外周面と連通孔の内周面との間を通して、吐出器と収容体の底壁部の上面との間に進入するのを抑制することが可能になり、シリンダが収容体内に収容され、容器本体内に露呈するのを防止できることと相俟って、内容物が吐出器の外面に付着するのを抑制することができる。これにより、例えば、付け替え操作の過程で内容物が手に付着したり、使用できない内容物が生じたりするのを抑えることができる。
本実施形態の付け替え容器1は、図1に示されるように、内容物が収容される容器本体11と、容器本体11内に上方移動可能に嵌合され、内容物の減少に伴い上方移動する中皿12と、容器本体11の口部13内に配設された収容体14と、容器本体11の口部13に離脱可能に装着された蓋体15と、を備えている。
本体筒33の上端部の外周面に、蓋体15が螺着される雄ねじ部が形成されており、本体筒33の上端部が、容器本体11の口部13となっている。
底壁部32は、有底筒状に形成され、本体筒33の下端部内に嵌合されている。底壁部32の底板32bに、軸方向に貫通する窓孔32aが形成されている。中皿12の上方移動に伴い、外気が窓孔32aを通して後述する遮断空間Yに導入される。
可動部40は、有底筒状に形成され、中皿12の係合筒37に外嵌されている。可動部40は、収容空間X内の内容物の減少に伴い、中皿12とともに上方移動する。
固定部39は、容器本体11の底板32bに固定されている。固定部39は、窓孔32aを上方から覆っている。固定部39は、巻回された表示帯41が収容された収容部39aと、表示帯41を通過させて可動部40に導くパス孔39bと、を備えている。
なお、これに限らず例えば、表示帯41の長手方向に沿う部分ごとで、文字、図形、記号、および色彩等のうちの少なくとも1つを、異ならせてもよいし、あるいは表示したり、表示しなかったりしてもよい。
底壁部16の上下面は、中心軸線Oに直交する方向に延びる平坦面となっている。なお、底壁部16は、例えば径方向の外側から内側に向かうに従い、下方に向けて延びてもよい。
吐出器22は、装着キャップ43、吐出ヘッド44、上部弁体45、基部材46、ピストン47、ピストンガイド48、下部弁体49、スプリング受け50、スプリング51、操作部材52、およびオーバーキャップ53を備えている。
吐出ヘッド44は、装着キャップ43の天壁部43aの内側に、軸方向に移動可能に配設されている。吐出ヘッド44は、内側が内容物の吐出孔21とされたヘッド内筒44aと、ヘッド内筒44aを径方向の外側から囲うヘッド外筒44bと、ヘッド内筒44aおよびヘッド外筒44bそれぞれの上端部同士を連結する連結壁44cと、を備えている。ヘッド内筒44aの上端部の内周面に、径方向の内側に向けて突出した環状の弁座部44dが形成されている。弁座部44dの内周面に、径方向の内側に向けて突出した突起が、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
軸部45aの外周面と、弁座部44dの内周面のうち、突起の非形成部分と、の間に、内容物が通過可能な隙間が設けられている。
傘部45bは、吐出孔21と外部との連通を遮断している。傘部45bは弾性変形可能に形成されており、吐出孔21の内圧が上昇したときに、傘部45bが上方に向けて弾性変形し、吐出孔21が外部に開放される。
なお、被案内筒27の外周面を、収容体14の周壁部34の内周面に密に当接させ、被案内筒27の外周面と、収容体14の周壁部34の内周面と、の間をシールしてもよい。
なお、外筒24の外周面を、案内筒25の内周面に密に当接させ、外筒24の外周面と、案内筒25の内周面と、の間をシールしてもよい。
基板56は、シリンダ20、および外筒24の各下端部同士を連結している。基板56は、環状に形成され、中心軸線Oと同軸に配設されている。基板56の下面は、収容体14の底壁部16の上面に当接、若しくは近接している。
中間筒55は、シリンダ20と外筒24との間に配設され、基板56から上方に向けて突出している。中間筒55は、中心軸線Oと同軸に配設されている。中間筒55の内径は、ヘッド外筒44bの内径と同等になっている。中間筒55の上端部は、シリンダ20の上端部、およびヘッド外筒44bの下端部より下方に位置している。
規制筒58の下部は、中間筒55の内側に挿入され、規制筒58の上部は、ヘッド外筒44bの内側に挿入されている。規制筒58の外周面と中間筒55の内周面との間、並びに、規制筒58の外周面とヘッド外筒44bの内周面との間にそれぞれ、回り止め部60、61が各別に設けられている。回り止め部60、61はそれぞれ、スプリング受け50および基部材46の相対的な回転移動、並びに、スプリング受け50および吐出ヘッド44の相対的な回転移動を各別に規制する。
操作部材52は、装着キャップ43の天壁部43aの上面に当接、若しくは近接している。操作部材52に、下方に向けて突出し、装着キャップ43の天壁部43aの内側に挿入された脚片52aが形成されている。脚片52aは、装着キャップ43の天壁部43aの内周面と、ヘッド外筒44bの外周面と、の間に差し込まれている。脚片52aに、装着キャップ43の天壁部43aの下面に係止される抜け止め突起が形成されている。抜け止め突起が、装着キャップ43の天壁部43aの下面に係止されることにより、吐出ヘッド44の、装着キャップ43に対する上方移動が規制される。
操作部材52の内周面に、ヘッド外筒44bの外周面に形成された被ガイド突起62に係合するガイド突起63が周方向に沿って複数設けられている。
遮光体54が設けられているので、吐出ヘッド44におけるヘッド内筒44aの上端部、および連結壁44cの上面、並びに、上部弁体45の傘部45bの上面に残存した内容物が、光により劣化するのを抑制することができる。
収容体14として、下フランジ部34a、外嵌筒34b、および導入筒35を備える構成を示したが、これらを有しない他の構成を採用してもよい。
11 容器本体
12 中皿
13 口部
14 収容体
15 蓋体
16 収容体の底壁部
17 連通孔
18 栓部
19 下端開口
20 シリンダ
21 吐出孔
22 吐出器
23 連結筒
24 外筒
25 案内筒
26 支持フランジ部
27 被案内筒
34 収容体の周壁部
Claims (3)
- 内容物が収容される容器本体と、
前記容器本体内に上方移動可能に嵌合され、内容物の減少に伴い上方移動する中皿と、
前記容器本体の口部内に配設された有底筒状の収容体と、
前記容器本体の口部に離脱可能に装着された蓋体と、を備え、
前記収容体の底壁部に、前記容器本体内に開口する連通孔が形成され、
前記蓋体に、前記連通孔に離脱可能に嵌合された栓部が設けられ、
前記容器本体内の内容物が下端開口を通して内部に供給されるシリンダを有し、かつ前記シリンダ内の内容物を吐出孔から吐出する吐出器が、前記蓋体が取り外された前記口部に装着されることにより、前記シリンダが前記収容体内に収容されるとともに、このシリンダの下端開口の周縁部から下方に向けて突出した連結筒が、前記連通孔に密に嵌合される、付け替え容器。 - 前記吐出器は、前記シリンダを径方向の外側から囲う外筒を備え、
前記収容体の底壁部に、内周面が前記外筒の外周面に当接、若しくは近接する案内筒が設けられている、請求項1に記載の付け替え容器。 - 前記吐出器は、
前記口部の上端開口縁に支持される支持フランジ部と、
前記支持フランジ部から下方に向けて突出した被案内筒と、を備え、
前記収容体の周壁部の内周面は、前記被案内筒の外周面に当接、若しくは近接する、請求項1または2に記載の付け替え容器。
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