JP2016078900A - 手動ポンプ汲み出し容器に用いられる内容物補充用カートリッジにおける密封用中栓。 - Google Patents

手動ポンプ汲み出し容器に用いられる内容物補充用カートリッジにおける密封用中栓。 Download PDF

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Abstract

【技術課題】カートリッジの密封用中栓において、ポンプを装着し、シリンダーヘッドで中栓のシール膜を突き破って開封した時に、シール膜がカートリッジ内に落下してポンプで内容液を吸引するときに、この吸引口を塞いだりしないようにする。
【解決手段】中栓1のシール膜5の周囲に薄肉部6を形成すると共に、この薄肉部6の一部に厚肉部7を形成する。厚肉部7は、ポンプ13側のシリンダーヘッド14の突出部15で薄肉部6が突き破られてもこの破れたシール膜5を繋ぎ止めてカートリッジ9内の液中に落下するのを防ぐ。
【選択図】 図9

Description

本発明は、口部に取り付けた手動ポンプにより内容物を汲み出す方式の容器において、補充用に用意されたカートリッジ(ボトル)の口部内に取り付けて用いられる密封用の中栓に関する。
前記カートリッジの口部には、内容物を充填した後、密封用に中栓が取り付けられていて、使用時にはこの中栓のシール膜をポンプ側のシリンダーヘッドの先端で突き破り、開封する構成となっている(特許文献1)。
しかし、この中栓の場合、突き破られたシール膜がカートリッジ内の液中に落下してしまうことから、ポンプにより内容物を吸引したときに、液中のシール膜がポンプの吸引口に付着してしまい、ポンプが機能しなくなることがある。
また、前記特許文献1の場合、容器本体の開封作業が煩雑で改善の余地があると共にアダプタの上端開口と下端開口それぞれにシール膜を設ける必要があるため、生産工程も煩雑となり、コスト高になる欠点があることから、シール膜を形成しない密封容器(特許文献2)が紹介されている。
しかし、この特許文献2の密封容器においては、部品点数が多くなると共に各部品を容器本体の口部に取り付けたときの構造が複雑になることから、製作コストが嵩み、かつ部品の組み付けが面倒になるという問題がある。
特開2003−292073号 特開2013−67414号
本発明の目的は、カートリッジの密封用中栓のシール膜をポンプ側のシリンダーヘッドで突き破った際に、シール膜がカートリッジ内に落下しないようにすることと、部品点数を少なくしてコストの低減を図ると共に各部品を口部に対して組み立てるときの煩雑さを解消することができるカートリッジにおける密封用中栓を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、液体が充填された補充用カートリッジの口部に装着して密封するための中栓であって、この中栓は、前記カートリッジの口縁に内側から係合する係合リブを上端に形成すると共にこの係合リブから下方に向けて内部にポンプ側のシリンダーヘッドが挿入される胴体部を形成し、更にこの胴体部の先端部に前記シリンダーヘッドを挿入したときにこのシリンダーヘッドの先端により破れて開封するシール膜を形成したこと、前記シール膜は、前記シリンダーヘッドの先端部とシール膜間の円環状の境界部に沿って薄肉部を形成すると共にこの薄肉部の一部に厚肉部を形成したこと、前記厚肉部は、シリンダーヘッドの先端より薄肉部が突き破られたとき、シール膜を前記中栓の胴体部の先端に繋ぎ止めてカートリッジ内の液中に落下するのを防止すること、を特徴とするものである。
更に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の密封用中栓において、シール膜部分を含めて一体成形されていること、を特徴とするものである。
上記構成の中栓は、ポンプを装着したときに破断したシール膜は中栓の先端においてその厚肉部で繋っているため、カートリッジ内の液中に落下することはない。
また、中栓におけるシール膜の薄肉部と厚肉部は、成形用の金型を加工するだけで簡単に一体成形することができるため、部品点数が少なくなり、カートリッジの口部において煩雑な組み立て作業が無くなると共に低コストにより生産することができる。
本発明に係る中栓の正面図。 中栓の一部断面図。 中栓の側面図。 中栓を先端(下方)から見た正面図。 中栓のシール膜と薄肉部及び厚肉部の説明用断面図。 中栓をカートリッジの口部に装着した状態の断面図。 カートリッジにキャップを装着した状態の一部断面図。 カートリッジの口部にポンプを装着した状態の断面図。 ポンプのシリンダーヘッドの先端で中栓のシール膜を破断した状態であって、シール膜が中栓の先端に繋ぎ止められている状態の説明図。
以下、図1〜図9を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
符号の1は、本発明に係るカートリッジの口部に装着して密封するための中栓であって、この中栓1は、砲弾状の外観を呈していて、上縁には外側に向けて係合リブ2が形成され、この係合リブ2から下方に向けて胴体部3が形成され、更に胴体部3の先端側は逆八字状に絞られていて、この先端4にはシール膜5が一体に形成されている。
符号の6は、図4、図5に示すように、前記シール膜5の周囲であって、先端4との境界部分に形成された円環状の薄肉部、7は、前記薄肉部6の円周上の一部に形成された厚肉部である。
符号の8は、図2に示すように中栓1において、カートリッジ(後述)の口部に装着されたときに、口部からのエアーを抜くための凹溝である。
なお、上記構成の中栓1は、熱可塑性樹脂で一体成形されている。
図6は、上記構成の中栓1をカートリッジ9の口部10内に装着した状態の説明図であって、中栓1は口部10内に上方から挿入されてその上端に形成した係合リブ2がカートリッジ9の口部10の内縁に形成された係合段部11に係合し、容易には外れない。
図7は、キャップ12をカートリッジ9の口部10のスクリューネジ16に装着した状態であって、補充用として用いられるカートリッジ9は、内部に補充液を充填し、キャップ12を装着した状態で流通及び保管に供される。
図8は、カートリッジ9のキャップ12を取り、ポンプ13をこのキャップ12を取ったところにスクリューネジ16を利用して装着した状態であって、ポンプ13のシリンダーヘッド14の先端には突起15が形成されていて、ポンプ13のシリンダーヘッド14を中栓1内に上方から挿入し、カートリッジ9の口部10の外に形成されたスクリューネジ16にポンプ13を最後までねじ込むと、前記突起15がシール膜5の薄肉部6に突き刺さり、この薄肉部6を破断して図9に示すように中栓1を開封する。
このとき、シール膜5は、その薄肉部6のところでは破断されるが、厚肉部7は破断されないでそのまま残る。
この結果、シール膜5は、図5の一点鎖線で示すように厚肉部7で繋ぎ止められてカートリッジ9の液中には落下せず、ポンプ13での吸引の障害となることは無い。
1 中栓
2 係合リブ
3 胴体部
4 先端
5 シール膜
6 薄肉部
7 厚肉部
8 凹溝
9 カートリッジ
10 口部
11 係合段部
12 キャップ
13 ポンプ
14 シリンダーヘッド
15 突起
16 スクリューネジ

Claims (2)

  1. 液体が充填された補充用カートリッジの口部に装着して密封するための中栓であって、この中栓は、前記カートリッジの口縁に内側から係合する係合リブを上端に形成すると共にこの係合リブから下方に向けて内部にポンプ側のシリンダーヘッドが挿入される胴体部を形成し、更にこの胴体部の先端部に前記シリンダーヘッドを挿入したときにこのシリンダーヘッドの先端により破れて開封するシール膜を形成したこと、
    前記シール膜は、前記シリンダーヘッドの先端部とシール膜間の円環状の境界部に沿って薄肉部を形成すると共にこの薄肉部の一部に厚肉部を形成したこと、
    前記厚肉部は、シリンダーヘッドの先端より薄肉部が突き破られたとき、シール膜を前記中栓の胴体部の先端に繋ぎ止めてカートリッジ内の液中に落下するのを防止すること、
    を特徴とする手動ポンプ汲み出し容器に用いられる内容物補充用カートリッジにおける密封用中栓。
  2. 前記中栓は、熱可塑性樹脂によりシール膜部分を含めて一体成形されていること、を特徴とする請求項1に記載の内容物補充用カートリッジにおける密封用中栓。
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