JP2017049610A - 手振れ補正装置の調整方法 - Google Patents

手振れ補正装置の調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】手振れ補正装置の調整方法を提供すること。
【解決手段】レンズをオートフォーカス方向の移動範囲の端点から端点まで移動させるステップと、オートフォーカス方向の移動範囲の両方の端点における第2の位置センサの第2の検出位置信号を記憶するステップと、前記レンズを手振れ方向の移動範囲の端点から端点まで移動させるステップと、手振れ方向の移動範囲の両方の端点における第1の位置センサの第1の検出位置信号を記憶するステップと、を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、手振れ補正装置の調整方法に関し、より詳細には、レンズモジュール内のAF機構におけるレンズ位置の情報を、手ブレ補正機構におけるレンズ位置の制御の際にフィードバックするようにした手振れ補正装置の調整方法に関する。
一般的に、ジャイロスコープ(gyroscope)とは、物体の角度や角速度を検出する計測器で、ジャイロやジャイロセンサと呼ばれることもある。船や航空機やロケットの自律航法に使用される。最近ではカーナビゲーションシステムや自動運転システム、ロボット、デジタルカメラ、無人偵察機などでも用いられている。
また、近年、携帯電話用の小型カメラを用いて静止画像を撮影する機会が増えている。これに伴い、静止画像の撮影時に手ブレ(振動)があったとしても、結像面上での像ブレを防いで鮮明な撮影ができるようにした光学式手ブレ補正(OIS;Optical Image Stabilizer/以下、「手ブレ補正」という)装置が、従来から種々提案されている。
この種の手ブレ補正方式としては、センサーシフト方式やレンズシフト方式などの光学式や、ソフトウェアによる画像処理で手ブレ補正するソフトウェア方式が知られている。
センサーシフト方式は、アクチュエータによって規準位置を中心に撮像素子(CCDやCMOSセンサ)が移動可能な構成になっている。また、レンズシフト方式は、補正レンズを光軸と垂直な平面内で移動調整する構造を有している。さらに、ソフトウェア方式は、例えば、検出手段の検出結果からノイズ成分を除去し、このノイズ成分を除去した検出信号から撮像装置の手ブレによる画像のブレの補正に必要な特定情報を算出することによって、撮像装置が静止して手ブレのない状態で撮像画像も静止するようにしている。また、レンズと撮像素子とを保持するレンズモジュール(又はカメラモジュール)それ自体を揺動させることにより、手ブレを補正するようにした手ブレ補正装置も提案されている。
例えば、特許文献1に記載のものは、携帯電話用の小型カメラで静止画像の撮影時に生じた手ブレを補正して像ブレのない画像を撮影できるようにした手ブレ補正装置で、オートフォーカス(AF;Auto Focus)用カメラ駆動装置に手ブレ補正装置を設け、永久磁石を共通で使用して、部品点数を削減し、その結果、手ブレ補正装置のサイズ(主に高さ)を小さく(低く)するようにしたものである。
また、携帯電話に搭載されるようなカメラ装置では、小型化や低コスト化を図るため、カメラレンズの駆動方式は、クローズドループ制御でなく、レンズ位置をレンズ位置制御部にフィードバックしない制御(以下、オープンループ制御という)とするのが通常である。このようなことから、例えば、特許文献2には、オープンループ制御で電磁アクチュエータを駆動するアクチュエータ駆動装置並びにVCM(ボイスコイルモータ)でカメラレンズを駆動させるカメラ装置が提案されている。
つまり、この特許文献2に記載のものは、可動部の位置検出結果をレンズ位置制御部に帰還させてサーボをかけるといった制御をせず、所定の駆動電流を出力した場合に所定の変位量が得られたものとしてアクチュエータを駆動制御するものである。これにより、カメラレンズをオープンループ制御でステップ駆動する場合でも、VCMに固有振動周期Tに対応させたランプ波形の駆動電流を出力することで、ステップ駆動後にカメラレンズに固有振動が発生するのを防止し、カメラレンズを速やかに所定の位置に収束させることができ、それにより、フォーカスサーチに要する時間を大幅に短縮できるというものである。
また、特許文献3に記載のものは、電動雲台を制御してテレビカメラの撮像方向をプリセットする方式のテレビカメラ装置に関するもので、電動雲台の制御をオープンループ方式とフィードバック方式(クローズドループ制御)に切換えて実行する制御手段を備え、この制御手段は、オープンループ方式による制御を実行してからフィードバック方式による制御を実行してプリセット位置に制御し、プリセット位置に停止後はフィードバック制御により位置補正を実行するものである。
特開2011−65140号公報 特開2008−178206号公報 特開2009−194856号公報
しかしながら、この特許文献1のものは、AF方向のレンズ位置を検出していないので、CMOSからレンズまでの正確な距離が分からないので、手ブレ補正機能の性能が悪いという欠点がある。
また、上述した特許文献2におけるオートフォーカス機構は、オープンループ制御であって、上述した特許文献1と同様の問題があった。さらに、上述した特許文献3に記載のものは、テレビカメラ装置における電動雲台の制御をオープンループ方式とフィードバック方式に切換えて実行するもので、本発明のように、レンズ位置の情報を手ブレ補正機構にフィードバックするようにして手ブレ補正機構の性能を向上させるものではない。
コンパクトデジタルスチルカメラでは、AF用レンズと手ブレ補正用レンズが別々に存在していた。したがって、手ブレ補正用レンズと撮像素子との距離Fは変わらないので、この距離Fを求めるためのf*Co(fはレンズから撮像素子までの設計上の距離、Coは係数)の関係における係数Coは不要だった。しかしながら、スマートフォンではサイズの制約からAF用レンズと手ブレ補正用レンズは兼用されている。したがって、AF動作により、手ブレ補正用レンズと撮像素子の距離は変化してしまう。
このような状況下で、従来のスマートフォンにおいては、この距離Fを正確には測定しておらず、補正をかけていたとしても、最適な補正とはならない。そこで、本発明は、レンズから撮像素子までの距離を正確に把握することで、手ブレ補正性能を向上させるようにしたものである。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、レンズモジュール内におけるレンズ位置の情報を手ブレ補正機構にフィードバックするようにして手ブレ補正機構の性能を向上させるようにした手振れ補正装置の調整方法を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、撮像素子に対してオートフォーカス方向と手振れ方向に移動するレンズの手振れ補正装置の調整方法であって、前記レンズをオートフォーカス方向の移動範囲の端点から端点まで移動させるステップと、オートフォーカス方向の移動範囲の両方の端点における第2の位置センサの第2の検出位置信号を記憶するステップと、前記レンズを手振れ方向の移動範囲の端点から端点まで移動させるステップと、手振れ方向の移動範囲の両方の端点における第1の位置センサの第1の検出位置信号を記憶するステップと、を有する。
本発明によれば、レンズ位置を検出し、検出した結果をレンズの位置を制御するレンズ位置制御部にオートフォーカス機構と手ブレ補正機構とを備え、レンズモジュール内のAF機構におけるレンズ位置の情報を、手ブレ補正機構におけるレンズ位置の制御の際にフィードバックするようにして手ブレ補正機構の性能を向上させた手振れ補正装置の調整方法を実現することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る手振れ補正装置を説明するための構成図である。 図2(a),(b)は、本実施形態1の手振れ補正を説明するための模式図である。 図3は、距離信号算出部及び目標位置信号算出回路の一例を示す図である。 図4は、距離信号算出部及び目標位置信号算出回路の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態2に係る手振れ補正装置を説明するための構成図である。 図6は、本発明の実施形態3に係る手振れ補正装置を説明するための構成図である。 図7は、本発明の実施形態5係る手振れ補正装置を説明するための構成図である。 図8は、本発明の前提となる手ブレ補正装置の構成図である。 図9は、本発明に係るカメラモジュールの構成図である。 図10は、図9におけるコントローラ部の回路構成図である。 図11(a),(b)は、レンズ位置とホール出力との関係及び被写体距離とレンズから撮像素子の距離との関係をグラフに示す図である。 図12は、本発明に係るカメラモジュールにおける光学要素(レンズ)の位置制御方法を説明するためのフローチャートを示す図である。
以下の詳細な説明では、本発明の実施形態の完全な理解を提供するように多くの特定の細部について記載される。しかしながら、かかる特定の細部がなくても1つ以上の実施態様が実施できることは明らかであろう。他にも、図面を簡潔にするために、周知の構造及び装置が略図で示されている。
以下、図面を参照して本発明の各実施形態について説明する。
<本実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る手振れ補正装置を説明するための構成図である。
本実施形態1の手振れ補正装置は、撮像素子に対してオートフォーカス方向と手振れ方向に移動するレンズ50の手振れ補正装置であり、第1の位置センサ52と距離信号算出部51と目標位置信号算出回路53と駆動信号生成部54とを備える。
本実施形態1において、手振れ補正回路は、距離信号算出部51と目標位置信号算出回路53と駆動信号生成部54とを備える。手振れ補正回路は、手振れ方向に移動するレンズ50の位置である第1の検出位置信号と、オートフォーカス方向に移動するレンズ50の位置である第2の検出位置信号と、レンズが光軸方向から傾いたときの角速度である角速度信号と、が入力され、駆動信号を出力する。駆動信号に応じて駆動部60がレンズを手振れ方向に移動させる。
第1の位置センサ52は、手振れ方向に移動するレンズの位置を検出して第1の検出位置信号を出力する。レンズに取り付けられた磁石の磁場を検出する磁気センサなどが挙げられる。手振れ方向は、光軸と直交する方向である。第1の位置センサ52は、レンズの手振れ方向への移動に応じて、その出力信号が線形に変化する構成などが挙げられる。第1の位置センサ52は、手振れ方向におけるレンズの現在位置を検出する。
距離信号算出部51は、オートフォーカス方向に移動するレンズの位置である第2の検出位置信号が入力され、撮像素子とレンズの距離信号を算出する。第2の位置センサでオートフォーカス方向に移動するレンズの位置を検出し、その検出した第2の検出位置信号に基づいて撮像素子とレンズの間の距離Fに対応する距離信号を算出する。第2の位置センサは、例えば、レンズに取り付けられた磁石の磁場を検出する磁気センサなどが挙げられる。第2の位置センサは、レンズのオートフォーカス方向への移動に応じて、その出力信号が線形に変化する構成などが挙げられる。第2の位置センサは、オートフォーカス方向におけるレンズの現在位置を検出する。
目標位置信号算出回路53は、距離信号、及び、レンズが光軸方向から傾いたときの角速度である角速度信号、又は、レンズが光軸方向から傾いた角度である角度信号が入力され、手振れ方向へのレンズの目標位置信号を算出する。具体的には、目標位置として、レンズと撮像素子との距離Fと、レンズが光軸方向から傾いた角度θから、F×tanθの演算を行って目標位置を求める。目標位置信号算出回路53は、その目標位置へ移動させるための目標位置信号を出力する。レンズが光軸方向から傾く方向に応じて、第1の位置センサ52の出力信号の符号が変わる場合、目標位置信号も傾く方向に応じて符号が変わるように構成してもよい。
駆動信号生成部54は、目標位置信号及び第1の検出位置信号に基づいて、レンズを手振れ方向へ駆動する駆動信号を生成する。レンズの手振れ方向の目標位置に対応する目標位置信号と、現在のレンズの位置に対応する第1の検出位置信号の差に基づいて駆動信号を生成する。この駆動信号に基づいて、駆動部がレンズを手振れ方向へ駆動する。駆動部は、例えば、コイルで構成され、コイル電流が流れることにより発生する磁場により、磁石を取り付けたレンズを手振れ方向に駆動する。
本実施形態1によれば、オートフォーカス方向にレンズが移動した場合も手振れ補正を正確に行うことができる。
図2(a),(b)は、本実施形態1の手振れ補正を説明するための模式図である。
図2(a)は、従来の手振れ補正を説明するための模式図である。撮像素子及びレンズが手振れにより光軸から角度θ傾いた場合、レンズと撮像素子の固定距離f×tanθ分の距離を手振れ方向に移動させることで、手振れ補正を行う。しかし、オートフォーカス方向にレンズが移動した場合、移動量が不足するため、正確に手振れ補正を行えない。
一方、図2(b)は、本実施形態1の手振れ補正を説明するための模式図である。撮像素子及びレンズが手振れにより光軸から角度θ傾いた場合、オートフォーカス方向の位置信号AFを用いて撮像素子とレンズの距離Fを算出することができるため、レンズと撮像素子の距離F×tanθ分の距離を手振れ方向に移動させることで、正確に手振れ補正を行うことができる。つまり、本実施形態1では、オートフォーカス方向のレンズの位置検出により、撮像素子とレンズの現在距離信号を得ることができ、それに基づいて手振れ補正を行うため、正確な手振れ補正を行うことができる。
特に、スマホ用途などでは、オートフォーカスと手振れ補正が同一のレンズにより行われ、小型化が進んでいることから、この誤差を低減できる点は非常にメリットが大きい。
図3及び図4は、距離信号算出部及び目標位置信号算出回路の一例を示す図である。なお、図中符号511は距離信号演算部、512は積分回路、513は演算回路、514は記憶部を示している。
図3においては、第2の検出位置信号SAFと角速度信号Sωが入力され、目標位置信号を出力する。第2の検出位置信号SAFと、レンズと撮像素子の距離Fとの対応関係が記憶部514に記憶され、第2の検出位置信号SAFに基づいて記憶部514から距離信号Fを読みだして後段へ出力する。また、角速度信号Sωを積分して、レンズが光軸から傾いた角度θを算出して後段へ出力する。演算回路513で、撮像素子とレンズの距離F×tanθの演算を行って、レンズの手振れ方法への移動量Xを算出する。これに対応するのが目標位置信号である。
図4においては、第2の検出位置信号SAFと角速度信号Sωが入力され、目標位置信号を出力する。レンズと撮像素子の基準距離fに、第2の検出位置信号SAFからオートフォーカス方向にレンズが基準位置から移動した距離Yを加算することで距離信号Fを後段へ出力する。また、角速度信号Sωを積分して、レンズが光軸から傾いた角度θを算出して後段へ出力する。演算回路513で、撮像素子とレンズの距離F×tanθ(=(f+Y)×tanθ)の演算を行って、レンズの手振れ方法への移動量Xを算出する。これに対応するのが目標位置信号である。なお、第2の検出位置信号SAFから撮像素子とレンズの基準距離fに対して演算する係数Coを算出して、係数Coを基準距離fに演算して距離信号F(=f×Co)を出力する形態であってもよい。
その他、オートフォーカス方向のレンズの現在位置に関する情報を用いてレンズの手振れ方向の移動量の誤差を補正できる形態であればよい。
<本実施形態2>
図5は、本発明の実施形態2に係る手振れ補正装置を説明するための構成図である。
本実施形態2における目標位置信号算出回路53は、距離信号、及び、レンズが光軸方向から傾いた角度である角度信号が入力され、手振れ方向へのレンズの目標位置信号を算出する。具体的には、目標位置として、レンズと撮像素子との距離Fと、レンズが光軸方向から傾いた角度θから、F×tanθの演算を行って目標位置を求める。
本実施形態2では、目標位置信号算出回路53に、角速度信号を積分して角度信号を出力する積分回路がない形態である。
<本実施形態3>
図6は、本発明の実施形態3に係る手振れ補正装置を説明するための構成図である。
本実施形態3における位置制御装置は、第1の位置センサ52と距離信号算出部51と目標位置信号算出回路53と駆動信号生成部54と第2の位置センサ61と角速度センサ62とを備える。
第2の位置センサ61は、オートフォーカス方向のレンズ位置を検出して第2の位置検出信号SAFを出力する。角速度センサ62は、レンズ50の手振れ方向の角速度を検出して角速度信号Sωを出力する。オートフォーカス方向も手振れ方向もクローズドループで構成する。
<本実施形態4>
本実施形態4の調整方法は、レンズを光軸方向の移動範囲の端点から端点まで移動させるステップと、両方の端点における第2の位置センサの第2の検出位置信号を記憶部に記憶させるステップと、レンズを手振れ方向の移動範囲の端点から端点まで移動させるステップと、両方の端点における第1の位置センサの第1の検出位置信号を記憶部に記憶させるステップと、を備える。なお、第2の検出位置信号が第2の記憶部に記憶され、第1の検出位置信号が第1の記憶部に記憶される構成でもよい。
まず、レンズが光軸方向の端点と端点にあるときのレンズ位置と第2の検出位置信号の対応関係を記憶する。それにより、第2の検出位置信号から撮像素子とレンズの距離信号を算出するための調整を行う。次に、レンズが手振れ方向の端点にあるときのレンズ位置と第1の検出位置信号の対応関係を記憶する。それにより、レンズの手振れ方向の移動量から目標位置信号を算出するための調整を行う。
なお、レンズが光軸方向の端点にあるときの、撮像素子とレンズとの距離に対応する信号は調整時に算出して記憶してもよく、予め記憶されていてもよい。
以下、具体的にその一例を説明する。
まずは、オートフォーカス方向に移動するレンズの位置である第2の検出位置信号から、撮像素子とレンズとの距離を算出するための調整を行う。
レンズが光軸方向の移動範囲の撮像素子に近い方の端点にあるときの第2の位置センサの第2の検出位置信号をSf1とし、レンズが移動範囲のもう片方の端点にあるときの第2の位置センサの第2の検出位置信号をSf2とし、両者を記憶部に記憶する。
レンズと撮像素子の最短距離fmin、レンズの移動範囲Lに対応する距離信号が記憶部に記憶されているとする。
例えば、レンズの光軸方向の移動に対して第2の検出位置信号が線形に変化する形態において、オートフォーカス方向へレンズが移動して第2の位置センサの第2の検出位置信号がSfzであった場合、レンズと撮像素子の距離Fzは下記式により算出することができる。
Fz=L/(Sf2−Sf1)×(Sfz−Sf1)+fmin
これにより、オートフォーカス方向に移動するレンズの位置である第2の検出位置信号を用いて撮像素子とレンズの距離信号を算出することができる。
次に、撮像素子とレンズの距離信号、及び、レンズが光軸方向から傾いた角度である角度信号から、レンズを光軸方向に移動させる目標位置Xを下記式により算出する。
X=Fz×tanθ
次に、距離信号、及び、レンズが光軸方向から傾いた角度である角度信号から手振れ方向へのレンズの目標位置信号を算出するための調整を行う。
簡単のために、レンズと撮像素子の最短距離fminにおいて、手振れ方向の端点から端点までレンズを移動させた場合を考える。
手振れ方向の片方の端点における第1の位置センサの第1の検出位置信号Sois1、手振れ方向のもう片方の端点における第1の位置センサの第1の検出位置信号Sois2として記憶部に記憶させる。
手振れ方向にレンズが移動する移動範囲(例えば、XmaxからXmin)に対応する信号が記憶部に記憶されているとする。
例えば、レンズの手振れ方向の移動に対して第1の検出位置信号が線形に変化する形態において、オートフォーカス方向へレンズが移動し、かつ、手振れ方向へレンズが角度θ分移動した場合、目標位置信号は下記式により算出することができる。
目標位置信号
=(Sois2−Sois1)/2+Sois1+(Sois2−Sois1)/(Xmax−Xmin)×X
=(Sois2+Sois1)/2+(Sois2−Sois1)×(Fz×tanθ)/(Xmax−Xmin)
以上の調整を行うことにより、オートフォーカス方向へレンズが移動した場合においても、手振れ補正を正確に行うことができる。また、光軸方向に直交する第1軸方向の手振れに加えて、光軸方向及び第1軸方向に直交する第2軸方向の手振れに対して調整を行う形態でもよい。
以上は一例であって、他の方法であってもよい。例えば、光軸方向の端点は、機械的な移動範囲の端点であっても、任意の被写体距離(レンズから被写体までの距離)に対する焦点距離(レンズから撮像素子までの距離)に関する移動範囲の端点であってもよい。また、任意の撮像素子とレンズの距離と第2の位置センサの第2の検出位置信号の対応関係が記憶される形態であってもよい。また、レンズと撮像素子の光軸方向の任意の距離において、手振れ方向の端点から端点へレンズを移動させて調整する形態でもよい。
なお、レンズが光軸方向から傾く方向に応じて角度θに対応する角度信号の符号が変化し、かつ、第1のセンサの出力信号の符号が変わる場合、目標位置信号も傾く方向に応じて符号が変わるように構成した手振れ補正とすることもできる。
また、上述の式の通り、手振れ方向へのレンズの移動がないときは(角度θ=0°)、レンズが手振れ方向の端点から端点の中心となるような目標位置信号(=(Sois2+Sois1)/2)が出力されるように構成してもよい。
レンズが光軸方向に移動するときの撮像素子とレンズとの距離と第2の検出位置信号との対応関係、及び、レンズが手振れ方向に移動するときの移動量と第1の検出位置信号との対応関係が記憶されるように調整されればよい。そのため、オートフォーカス方向の両方の端点における第2の位置センサの第2の検出位置信号自体を記憶するほか、調整により得られた距離信号を算出するための変換係数を手振れ補正装置の記憶部に記憶する形態であってもよい。同様に、手振れ方向の両方の端点における第1の位置センサの第1の検出位置信号を記憶するほか、調整により得られた目標位置信号を算出するための変換係数を手振れ補正装置の記憶部に記憶する形態であってもよい。
<本実施形態5>
図7は、本発明の実施形態5に係る手振れ補正装置を説明するための構成図である。
本実施形態5では、第1の位置センサ52の第1の検出位置信号を調整する調整部55に、第2の検出位置信号がフィードバックされる形態である。
具体的には、第2の検出位置信号に基づいてレンズと撮像素子との距離Fを算出し、レンズと撮像素子の基準距離F0を距離Fで除算した係数でゲイン調整を行う。例えば、オートフォーカス方向にレンズが基準距離F0から距離A移動した場合、係数F0/(F0+A)のゲイン調整を行う。それによって、本実施形態1などと同様の動作が得られる。
<手振れ補正方法>
本実施形態の手振れ補正方法は、撮像素子に対してオートフォーカス方向と手振れ方向に移動するレンズの手振れ補正を行う手振れ補正方法であり、オートフォーカス方向に移動するレンズの位置を検出して、撮像素子とレンズの距離を算出するステップと、レンズの手振れ方向の角速度を検出して、光軸方向から傾いた角度を算出するステップと、算出した距離と角度から、手振れ方向へのレンズの移動量を算出するステップと、手振れ方向に移動するレンズの現在位置を検出するステップと、レンズを移動量に基づいて現在位置から手振れ方向へ移動させるステップと、を備える。
オートフォーカス方向の現在位置を検出してレンズと撮像素子の距離Fを算出し、その距離Fとレンズが傾いた角度θから、移動量Xを算出する。その移動量に基づいて、手振れ方向のレンズの現在位置から目標位置へ移動させる。それにより、オートフォーカス方向にレンズが移動しても、手振れ補正を正確に行うことができる。
図8は、本実施例の前提となる手ブレ補正装置の構成図である。
本実施例の前提となる手ブレ補正装置によれば、ジャイロセンサ(Gyro sensor)1からのジャイロ信号をジャイロ信号処理部2にて処理することで角速度信号が得られる。この角速度信号を信号処理回路(Signal Processing;コントローラ部)3にて、積分して角度θが得られ、その後に角度θから後述する演算を行って目標位置を決定する。
ジャイロ信号処理部2は、ジャイロセンサ1からのジャイロ信号を増幅器11a,11bを介して増幅し、この増幅されたジャイロ信号から、アナログ演算部12と同期検波部13とローパスフィルタ(LPF)14と増幅器15を介してX軸角速度信号及びY軸角速度信号を得る。
一方、アナログ演算部12には、リミッタ16とローパスフィルタ17とが接続されていて、このローパスフィルタ17には増幅器18と基準信号発生部19が接続されている。この増幅器18はジャイロセンサ1に接続されていて、このジャイロセンサ1は自励振動するように構成されている。
信号処理回路(コントローラ部)3は、ジャイロ信号処理部2から得られたX軸角速度信号及びY軸角速度信号を入力し、これらのX軸角速度信号及びY軸角速度信号から積分処理されて角度θを得る。その後、角度θから後述する演算により目標位置を決定する。X軸用PID制御回路4a及びY軸用PID制御回路4bは、信号処理回路(コントローラ部)3から得られた目標位置信号値(VTARG)と、X軸ホールセンサ6a及びY軸ホールセンサ6bからの位置信号に基づいて、X軸用モータコントローラ(ドライバ)5a及びY軸用モータコントローラ(ドライバ)5bに制御信号を送り、磁石及びレンズ並びに駆動コイルを含む光学要素部(線形駆動デバイス)7におけるレンズの位置を制御する。
図9は、本実施例に係るカメラモジュールの構成図で、線形運動デバイスの制御装置を説明するための構成図である。図中符号10はカメラモジュール、20は制御装置、21は磁場センサ(ホール素子)、22はオフセット補償回路、23は増幅器、24はA/D変換回路、25はPID制御回路(制御部)、26はドライバ回路、27は駆動コイル、41は線形運動デバイス、42は磁石、43はOISレンズを示している。なお、図8と同じ機能を有する構成要素には同一の符号を付してある。
磁場センサ21が第1の位置センサ52に対応し、PID制御回路25及びドライバ回路26が駆動信号生成部54に対応し、駆動コイル27が駆動部60に対応し、目標位置信号算出部が目標位置信号算出回路53及び距離信号算出部51に対応し、AF用ホール素子の出力が第2の検出位置信号に対応する。
本実施例のカメラモジュールは、光軸に対して垂直方向及び平行方向に移動可能なレンズを有する線形運動デバイスと、この線形運動デバイス近傍に配置されたアクチュエータ部と、レンズの位置を検出可能な位置検出センサと、レンズの位置を制御可能な制御部と、レンズの目標位置を出力するコントローラ部と、アクチュエータを駆動するドライバ部とを備え、アクチュエータ部を駆動させることで、レンズを移動させるカメラモジュールにおいて、レンズを光軸方向に対し垂直な平面方向に移動させ、レンズの光軸方向に対し垂直な平面方向の位置を制御する際、光軸に対して平行方向の位置情報も用いて制御可能としている。
本実施例のカメラモジュールは、移動体に取り付けられた磁石42を有する線形運動デバイス41と、この線形運動デバイス41の磁石42の近傍に配置されたOIS用駆動コイル27と、AF用駆動コイルと(図示せず)を備え、OIS用駆動コイル27にコイル電流が流れることによって発生する力により磁石42に固定されているレンズ43を移動させるカメラモジュールである。
磁場センサ21は、磁石42が発生する磁場を検出し、検出された磁場の値に対応する検出位置信号値VPROCを出力する。コントローラ部3は、物体の角速度を検出した角速度信号とAF用位置センサからの出力信号とに基づいて、線形運動デバイス41を移動すべき目標位置を指示する目標位置信号値VTARGを出力する。
制御部25は、磁場センサ21による検出位置信号値VPROCとコントローラ部3による目標位置信号値VTARGに基づいて、レンズ43を目標位置に移動させるための制御信号を生成する。ドライバ回路26は、制御部25による制御信号に基づいて駆動コイル27に駆動電流を供給する。また、制御部25は、制御信号をPID制御により生成する。
また、磁場センサは、ホール素子であることが好ましい。また、線形運動デバイスと駆動コイルが、カメラモジュールに組み込まれていることも可能である。
図9において、カメラモジュール10のレンズの位置調整を行う制御装置20に適用した場合について説明する。この制御装置(位置制御回路)20は、例えば、IC回路として構成されている。なお、カメラモジュール10は、線形運動デバイス41と、レンズ43を移動させる駆動コイル27を含むものとする。したがって、駆動コイル27に電流を流すことにより、磁石42が移動され、その磁石42に固定されているレンズ43の位置調整が可能となる。
つまり、線形運動デバイス41の制御装置20は、レンズ(移動体)43に取り付けられた磁石42を有する線形運動デバイス41と、この線形運動デバイス41の磁石42の近傍に配置された駆動コイル27とを備え、この駆動コイル27にコイル電流が流れることによって発生する力により磁石42を移動させるように構成されている。
磁場センサ21は、磁石42が発生する磁場を検出し、検出された磁場の値に対応する検出位置信号値VPROCを出力する。つまり、磁場センサ21は、カメラモジュール10の磁石42が発する磁場を電気信号に変換し、検出位置信号を増幅器23に出力する。増幅器23は、磁場センサ21から入力される検出位置信号をオフセット補償回路22を介して増幅する。なお、この磁場センサ21はホール素子であることが望ましい。
また、A/D変換回路24は、磁場センサ21からの検出位置信号を増幅器23により増幅してA/D変換するもので、A/D変換された検出位置信号値VPROCを得るものである。
また、コントローラ部3は、図8に示したジャイロ信号処理部2からの角速度信号と、AF用位置センサからの信号を入力とし、デバイス(レンズ)位置を制御し、目標位置信号値VTARGを出力するもので、PID制御回路25に接続されている。
また、PID制御回路25は、A/D変換回路24とコントローラ部3とに接続され、A/D変換回路24からの出力信号である検出位置信号値VPROCと、コントローラ部3からの出力信号である目標位置信号値VTARGを入力として、PID制御を行うものである。つまり、PID制御回路25は、A/D変換回路24からの検出位置信号値VPROCとコントローラ部3で生成されたレンズ位置の目標位置信号値VTARGとを入力し、レンズ43の現在位置と、目標位置信号値VTARGにより指示されるレンズ43の目標位置とから、レンズ43を目標位置に移動させるための制御信号を出力する。
ここでPID制御とは、フィードバック制御の一種で、入力値の制御を出力値と目標値との偏差とその積分及び微分の3つの要素によって行う方法のことである。基本的なフィードバック制御として比例制御(P制御)がある。これは入力値を出力値と目標値の偏差の一次関数として制御するものである。PID制御では、この偏差に比例して入力値を変化させる動作を比例動作あるいはP動作(PはPROPORTIONALの略)という。つまり、偏差のある状態が長い時間続けばそれだけ入力値の変化を大きくして目標値に近づけようとする役目を果たす。この偏差の積分に比例して入力値を変化させる動作を積分動作あるいはI動作(IはINTEGRALの略)という。このように比例動作と積分動作を組み合わせた制御方法をPI制御という。この偏差の微分に比例して入力値を変化させる動作を微分動作あるいはD動作(DはDERIVATIVE又はDIFFERENTIALの略)という。比例動作と積分動作と微分動作を組み合わせた制御方法をPID制御という。
PID制御回路25からの出力信号は、D/A変換回路(図示せず)によりD/A変換され、ドライバ回路26により、検出位置演算信号値VPROCと目標位置信号値VTARGに基づいて、駆動コイル27に駆動電流が供給される。つまり、ドライバ回路26は、PID制御回路25からの制御信号に基づき、出力信号Vout1,Vout2を生成する。この出力信号Vout1,Vout2は、カメラモジュール10の駆動コイル27の両端に供給される。
なお、以上の説明では、線形運動デバイスが、レンズ43と、このレンズ43に取り付けられた磁石42とからなるものとしているが、駆動コイルを含めて線形運動デバイスとすることもできる。
また、図9においては、1軸のみについて示したが、手ブレ補正の場合には2軸必要であるため、図9と全く同じ構成ものをもう1つ設け、合計で2つあることが好ましい。また、ホール素子21と駆動コイル27、磁石42のみ2つあり、その他の回路は2軸で共通としても良い。
このようにして、レンズの稼動範囲を変更した場合にも、線形運動デバイスの正確な位置制御を可能とすることができる。
図10は、図9におけるコントローラ部の回路構成図である。図中符号31が積分回路、32は第1の演算回路、33はメモリ、34は第2の演算回路を示している。
コントローラ部3は、角速度信号を積分して得られる角度信号θ(角速度信号の積分)と、レンズ43から撮像素子44までの距離信号Fとに基づいて、レンズ43を移動させるべき距離信号Xを以下の関係式
X=tanθ×F
を用いて演算して目標位置信号値VTARGを得る。
また、距離信号Fは、以下の関係がある。
F=f*Co(四則演算のどれか又はその組み合わせもしくはFを直接他の方法により求める)
なお、fはレンズから撮像素子までの設計上の距離、Coは係数を示している。
また、コントローラ部3は、角速度信号から角度信号θを得る積分回路31と、AF用の位置センサの出力に基づいて、レンズ43から撮像素子44までの距離信号Fを得る第1の演算回路32と、積分回路31からの角度信号θと、第1の演算回路32からの距離信号Fとに基づいて目標位置信号値VTARGを得る第2の演算回路34とを備えている。
また、コントローラ部3は、レンズ43の位置と磁場センサ21からの出力との関係に基づくキャリブレーション情報と、レンズ43の位置とAF用位置センサとの関係に基づくキャリブレーション情報と、被写体距離とレンズ43から撮像素子44の距離との関係に基づく情報とを記憶するメモリ33を備えている。
つまり、AF用ホール素子の出力から、上式のFを求め、上式のようにtanθ×Fで手ブレ補正用レンズを移動させるべき目標位置X(VTARG)を求める。ここで、AF用ホール素子の出力から、Fを求める方法の一例として、例えば、カメラモジュール(アクチュエータモジュール+撮像素子)組立後、以下の方法で求めることもできる。
図11(a),(b)は、レンズ位置とホール出力との関係及び被写体距離とレンズから撮像素子の距離との関係をグラフに示す図である。
1)キャリブレーションにより、レンズ位置とホール出力が関係付けられる(図11(a))。
2)フォーカス時の被写体距離とGAP(ギャップ;レンズ〜撮像素子)の関係は、1対1の関係にある(図11(b))。
3)使用するアクチュエータモジュールにおける図11(b)の関係の、任意のある2点の値を把握し(実測しても良いし、計算で求めても良い)、メモリに保存しておく。
例えば、被写体距離が3mの時には、GAPは200um、被写体距離10cmの時には、GAP400umというようにしておく。
そうすると、図11(a)より、ホール素子の出力とレンズ位置(GAPでもあり、Fでもある)が関係付けられる。つまりAF用のホール素子の出力から、Fを求めることができる。
以下に、図10に基づいてコントローラ部の動作について説明する。
図8に示したジャイロ信号処理部2からの角速度信号を積分回路31により積分して角度θを得る。一方、AF用ホール素子からの信号に基づいて第1の演算回路32により、図11(a)に示されたレンズ位置とホール素子からの出力との関係から信号Fを得る。第1の演算回路32にはメモリ33が接続されていて、このメモリ33には、図11(a)のキャリブレーション情報と、図11(b)に示されている被写体距離とレンズから撮像素子の距離との関係における任意情報が記憶されている。
なお、ここでキャリブレーションとは、AFにおけるホーム位置に対応する第1の位置信号値NEGCAL及びフル位置に対応する第2の位置信号値POSCALに対応する検出位置演算信号値を得てメモリ33に記憶させることを意味している。
第2の演算回路34は、積分回路31からの角度θと第1の演算回路32からの信号Fに基づいてX=tanθ×Fの演算を行い、レンズを移動させるべき距離Xを得る。この信号Xが図9に示した目標位置信号値VTARGに相当する。
このようにして、レンズ位置を検出し、検出した結果をレンズの位置を制御するレンズ位置制御部にオートフォーカス機構と手ブレ補正機構とを備え、レンズモジュール内のAF機構におけるレンズ位置の情報を、手ブレ補正機構におけるレンズ位置の制御の際にフィードバックするようにして手ブレ補正機構の性能を向上させたカメラモジュールを実現することができる。
図12は、本実施例に係るカメラモジュールにおける光学要素(レンズ)の位置制御方法を説明するためのフローチャートを示す図である。
本実施例のカメラモジュールにおけるレンズの位置制御方法は、光軸に対して垂直方向及び平行方向に移動可能なレンズを有する線形運動デバイスと、この線形運動デバイス近傍に配置されたアクチュエータ部と、レンズの位置を検出可能な位置検出センサと、レンズの位置を制御可能な制御部と、レンズの目標位置を出力するコントローラ部と、アクチュエータを駆動するドライバ部とを備え、アクチュエータ部を駆動させることで、レンズを移動させるカメラモジュールにおける光学要素の位置制御方法において、レンズを光軸方向に対し垂直な平面方向に移動させ、レンズの光軸方向に対し垂直な平面方向の位置を制御する際、光軸に対して平行方向の位置情報も用いて制御可能としている。
本実施例のカメラモジュールにおけるレンズの位置制御方法は、移動体に取り付けられた磁石を有する線形運動デバイスと、この線形運動デバイスの磁石の近傍に配置された駆動コイルとを備え、この駆動コイルにコイル電流が流れることによって発生する力により磁石に固定されているレンズを移動させるカメラモジュールにおけるレンズの位置制御方法である。
まず、ステップS1において、磁場センサ21により、磁石42が発生する磁場を検出し、検出された磁場の値に対応する検出位置信号値VPROCを出力する。次に、ステップS2において、コントローラ部3により、物体の角速度を検出した角速度信号とAF用位置センサからの出力信号とに基づいて、線形運動デバイス41を移動すべき目標位置を指示する目標位置信号値VTARGを出力する。
次に、ステップS3において、制御部25により、磁場センサ21による検出位置信号値VPROCとコントローラ部3による目標位置信号値VTARGに基づいて、レンズ43を目標位置に移動させるための制御信号を生成する。次に、ステップS4において、ドライバ回路26により、制御部25による制御信号に基づいて駆動コイル27に駆動電流を供給する。
また、コントローラ部3による目標位置信号値を出力するステップは、角速度信号を積分して得られる角度信号θと、レンズ43から撮像素子44までの距離信号Fとに基づいて、レンズ43を移動させるべき距離信号Xを以下の関係式
X=tanθ×F
を用いて演算して目標位置信号値VTARGを得る。
また、コントローラ部3による目標位置信号値を出力するステップは、積分回路31により、角速度信号から角度信号θを得るステップと、第1の演算回路32により、AF用位置センサの出力に基づいて、レンズ43から撮像素子44までの距離信号Fを得るステップと、第2の演算回路34により、積分回路31からの角度信号θと、第1の演算回路32からの距離信号Fとに基づいて目標位置信号値VTARGを得るステップとを有する。
また、コントローラ部3による目標位置信号値を出力するステップは、メモリ33により、レンズ43の位置と磁場センサ21からの出力との関係に基づくキャリブレーション情報と、レンズ43の位置とAF用位置センサとの関係に基づくキャリブレーション情報と、被写体距離とレンズ43から撮像素子44の距離との関係に基づく情報とを記憶するステップを有する。また、制御部25による制御信号を生成するステップは、制御信号をPID制御により生成する。
このようにして、レンズ位置を検出し、検出した結果をレンズの位置を制御するレンズ位置制御部にオートフォーカス機構と手ブレ補正機構とを備え、レンズモジュール内のAF機構におけるレンズ位置の情報を、手ブレ補正機構におけるレンズ位置の制御の際にフィードバックするようにして手ブレ補正機構の性能を向上させた手振れ補正装置の調整方法を実現することができる。
以上のように、特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、これらの説明によって発明を限定することを意図するものではない。本発明の説明を参照することにより、当業者には、開示された実施形態の種々の変形例とともに本発明の他の実施形態も明らかである。従って、特許請求の範囲は、本発明の技術的範囲及び要旨に含まれるこれらの変形例又は実施形態も網羅すると解すべきである。
1 ジャイロセンサ(Gyro sensor)
2 ジャイロ信号処理部
3 信号処理回路(Signal Processing)
4a X軸用PID制御回路
4b Y軸用PID制御回路
5a X軸用モータコントローラ(ドライバ)
5b Y軸用モータコントローラ(ドライバ)
6a X軸ホールセンサ
6b Y軸ホールセンサ
7 光学要素部(線形駆動デバイス)
10 カメラモジュール
11a,11b,15,18,23 増幅器(アンプ)
12 アナログ演算部
13 同期検波部
14,17 ローパスフィルタ(LPF)
16 リミッタ
19 基準信号発生部
20 制御装置
21 磁場センサ(ホール素子)
22 オフセット補償回路
24 A/D変換回路
25 PID制御回路(制御部)
26 ドライバ回路
27 駆動コイル
31 積分回路
32 第1の演算回路
33 メモリ
34 第2の演算回路
41 線形運動デバイス
42 磁石
43 OISレンズ
50 レンズ
51 距離信号算出部
52 第1の位置センサ
53 目標位置信号算出回路
54 駆動信号生成部
55 調整部
60 駆動部
61 第2の位置センサ
62 角速度センサ
511 距離信号演算部
512 積分回路
513 演算回路
514 記憶部

Claims (1)

  1. 撮像素子に対してオートフォーカス方向と手振れ方向に移動するレンズの手振れ補正装置の調整方法であって、
    前記レンズをオートフォーカス方向の移動範囲の端点から端点まで移動させるステップと、
    オートフォーカス方向の移動範囲の両方の端点における第2の位置センサの第2の検出位置信号を記憶するステップと、
    前記レンズを手振れ方向の移動範囲の端点から端点まで移動させるステップと、
    手振れ方向の移動範囲の両方の端点における第1の位置センサの第1の検出位置信号を記憶するステップと、を有する手振れ補正装置の調整方法。
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