JP2010231037A - カメラシステムおよび光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】好適な振れ補正が可能なカメラシステムおよび光学機器を提供すること。
【解決手段】像を形成する光学系(47、47a、48)と、前記光学系(47、47a、48)の少なくとも一部を移動させることにより像振れを補正する第1ブレ補正部(47a)とを有するレンズ鏡筒(42)と、前記光学系(47、47a、48)の像を撮像する撮像部(4)と、前記撮像部(4)を移動させることにより像振れを補正する第2ブレ補正部(4)とを有するカメラ本体(100)と、前記カメラ本体(100)及び前記レンズ鏡筒(42)の少なくとも一方に備えられ、前記第1ブレ補正部(47a)の動作により生じるモーメント(ML)、及び、前記第2ブレ補正部(4)の動作により生じるモーメント(MS)に応じて、前記第1ブレ補正部(47a)及び前記第2ブレ補正部(4)の少なくとも一方の動作を制御する制御部(50)とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラシステムおよび光学機器に関する。
撮影の際に生じる手振れを補正するために、たとえばレンズ鏡筒またはカメラボディに手振れ防振機構を備えることがある。
しかし、三脚撮影時の振れの振動周波数は、手振れの場合に比較して高く、振れを防止するために動作する補正機構自体が、その駆動反力によって発振してしまい、手振れ補正を良好に行えないおそれがある。
なお、カメラボディとレンズ鏡筒のそれぞれに振れ補正機構を搭載したものがあり、片方の振れ補正機構の振れ制御範囲を超えてしまった場合に、他方の振れ補正機構を用いて振れ補正する技術が知られている(特許文献1参照)。
しかし、カメラボディとレンズ鏡筒のそれぞれの防振機構を用いて振れ補正するにしても、従来技術では、このような振れ補正機構自体の動きに基づく振れを防止することは難しかった。
特開2005−189654号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、好適な振れ補正が可能なカメラシステムおよび光学機器を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るカメラシステム(100)は、
像を形成する光学系(47、47a、48)と、前記光学系(47、47a、48)の少なくとも一部を移動させることにより像振れを補正する第1ブレ補正部(47、47a)とを有するレンズ鏡筒(42)と、
前記光学系(47、47a、48)の像を撮像する撮像部(4)と、前記撮像部(4)を移動させることにより像振れを補正する第2ブレ補正部(4)とを有するカメラ本体(100)と、
前記カメラ本体(100)及び前記レンズ鏡筒(42)の少なくとも一方に備えられ、前記第1ブレ補正部(47a)の動作により生じるモーメント(ML)、及び、前記第2ブレ補正部(4)の動作により生じるモーメント(MS)に応じて、前記第1ブレ補正部(47a)及び前記第2ブレ補正部(4)の少なくとも一方の動作を制御する制御部(50)とを含む。
第1ブレ補正部と第2ブレ補正部とに生じるモーメントに応じて、第1ブレ補正部と第2ブレ補正部との少なくとも一方の動作を制御することにより、ブレ補正部自体の動きに基づく振動を抑制することができる。
前記制御部(50)は、前記第1ブレ補正部(47a)の動作により生じるモーメント(ML)が前記第2ブレ補正部(4)の動作により生じるモーメント(MS)よりも大きいとき、前記第1ブレ補正部(47a)の動作を低減させ、前記第2ブレ補正部(4)の動作により生じるモーメント(MS)が前記第1ブレ補正部(47a)の動作により生じるモーメント(ML)よりも大きいとき、前記第2ブレ補正部(4)の動作を低減させても良い。
モーメントの大きい方のブレ補正部の動作を低減させることにより、ブレ補正部自体の動きに基づく振動を効果的に低減させることができる。
前記制御部(50)は、前記第1ブレ補正部(47a)の動作により生じるモーメント(ML)と前記第2ブレ補正部(4)の動作により生じるモーメント(MS)とが等しくなるように、前記第1ブレ補正部(47a)及び前記第2ブレ補正部(4)の少なくとも一方の動作を制御しても良い。
前記カメラ本体(100)及び前記レンズ鏡筒(42)の少なくとも一方に備えられ、前記カメラ本体(100)及び前記レンズ鏡筒(42)の少なくとも一方を支持する支持部材(130)に取付け可能な取付け部(132a、147b)を含んでも良い。
前記カメラ本体(100)及び前記レンズ鏡筒(42)の少なくとも一方が、前記支持部材(130)に取付けられているか否かを検出する検出部(50)を含み、前記制御部(50)は、前記カメラ本体(100)及び前記レンズ鏡筒(42)の少なくとも一方が前記支持部材(130)に取付けられていることを前記検出部(50)が検出したとき、前記第1ブレ補正部(47a)の動作により生じるモーメント(ML)、及び、前記第2ブレ補正部(4)の動作により生じるモーメント(MS)に応じて、前記第1ブレ補正部(47a)及び前記第2ブレ補正部(4)の少なくとも一方の動作を制御しても良い。
カメラ本体及びレンズ鏡筒の少なくとも一方が支持部材に取付けられている場合に、モーメントの大きい方のブレ補正部の動作を低減させることにより、三脚等の剛性の高い支持部材で撮影したときに生じる振れ補正部の動きに基づく振動を低減させることができる。
前記制御部(50)は、前記取付け部(132a、147b)の位置に関する情報(L1、L2、L5、L6)が供給され、前記情報(L1、L2、L5、L6)を用いて前記第1ブレ補正部(47a)の動作により生じるモーメント(ML)、及び、前記第2ブレ補正部(4)の動作により生じるモーメント(MS)を求めても良い。
取付け部の位置に関する情報が供給されることにより、正確に振れ補正をすることができる。
前記レンズ鏡筒(42)は、前記カメラ本体(100)に着脱するためのレンズ側マウントを有し、
前記カメラ本体(100)は、前記レンズ鏡筒(42)に着脱するためのカメラ本体(100)側マウント(40b)を有しても良い。
本発明に係る光学機器は、上記のカメラシステム(100)を含む。
なお、上述の説明では、本発明をわかりやすく説明するために、実施形態を示す図面の符号に対応つけて説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。後述の実施形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させてもよい。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラのブロック図である。 図2は、図1に示すカメラの分解斜視図である。 図3は、図1に示すカメラの分解斜視図である。 図4は、図1に示すカメラの振れ補正演算を示すブロック図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る振れ補正制御のフローチャートである。 図6は、図1に示すカメラの側面図である。 図7は、図1に示すカメラの側面図である。 図8(A)は、一般的なカメラの制御ゲインを示すグラフ、図8(B)は、一般的なカメラの位相特性を示すグラフである。 図9(A)は、一般的なカメラの制御ゲインを示すグラフ、図9(B)は、一般的なカメラの位相特性を示すグラフである。 図10は、本発明の他の実施形態に係る振れ補正制御のフローチャートである。
第1実施形態
図1に示すように、本実施形態に係るカメラシステムを有する一眼レフカメラ100のカメラボディ40には、レンズ鏡筒42が着脱自在に装着される。なお、コンパクトカメラなどでは、レンズ鏡筒42とカメラボディ40とが一体であるカメラもあり、カメラの種類は特に限定されない。以下の説明では、説明の容易化のために、レンズ鏡筒42とカメラボディ40とが着脱自在となる一眼レフカメラについて説明する。
カメラボディ40の内部において、固定部6には撮像素子ユニット4が配置され、固定部6と撮像素子ユニット4が光軸Z方向に対して垂直な面に沿って移動自在になっている。撮像素子ユニット4のZ軸方向の前方には、シャッタ部材44が配置してある。シャッタ部材44のZ軸方向の前方には、ミラー46が配置してあり、そのZ軸方向の前方には、レンズ側ブレ補正ユニット47および光学レンズ群48が配置してある。
カメラボディ40には、ボディCPU50が内蔵してあり、レンズ接点54を介してレンズCPU58に接続してある。レンズ接点54は、カメラボディ40に対してレンズ鏡筒42を連結することで、ボディCPU50と、レンズCPU58とを電気的に接続するようになっている。ボディCPU50には、電源52が接続してある。電源52は、カメラボディ40に内蔵してある。
ボディCPU50には、レリーズスイッチ51、ストロボ53、表示部55、ボディ側角速度センサ70、EEPROM(メモリ)60、防振スイッチ62、画像処理コントローラ59、AFセンサ72などが接続してある。画像処理コントローラ59には、インターフェース回路57を介して、撮像素子ユニット4の撮像素子(不図示)が接続してあり、撮像素子にて撮像された画像の画像処理を制御可能になっている。
ボディCPU50は、レンズ鏡筒42との通信機能と、カメラボディ40の制御機能を有している。ボディ側振れ補正において、ボディCPU50は、ボディ側角速度センサ(たとえばジャイロセンサ)70からの出力を受けて積分したブレの角度等から、防振駆動部目標位置を算出し、ボディ側ブレ補正回路56に出力する。ボディ側ブレ補正回路56は、ボディCPU50からの駆動命令に基づいて、ブレ補正モータ(VCM)26x, 26yおよび28x, 28yを駆動制御する回路である。VCM26x, 26yおよび28x, 28yの駆動方法については、後述する。
ボディCPU50は、レンズ鏡筒42との装着が完全であるか否かの通信を行う。ボディCPU50は、レリーズスイッチ51が半押し時であれば、AE、AF等の撮影準備動作の指示を、レンズCPU58に出力する。全押し時にはミラー駆動、シャッタ駆動、絞り駆動等の指示を出力する。
表示部55は、主として液晶表示装置などで構成され、出力結果やメニューなどを表示する。レリーズスイッチ51は、シャッタ駆動のタイミングを操作するスイッチであり、ボディCPU50にスイッチの状態を出力し、半押し時にはAF、AE、状況により防振駆動を行い、全押し時には、ミラーアップ、シャッタ駆動等を行う。
ミラー46は、構図決定の際にファインダーに像を映し出すためのもので、露光中は光路から退避する。ボディCPU50からレリーズスイッチ51の情報が入力され、全押し時にミラーアップ、露光終了後にミラーダウンを行う。不図示のミラー駆動部(例えばDCモータ)により駆動される。ミラー46には、サブミラー46aが連結してある。
サブミラー46aは、AFセンサに光を送るためのミラーであり、ミラーを通過した光束を反射してAFセンサに導く。このサブミラー46aは、露光中は光路から退避する。
シャッタ部材44は、露光時間を制御する機構である。ボディCPU50からレリーズスイッチ51の情報が入力され、全押し時にシャッタ駆動を行う。不図示のシャッタ駆動部(例えばDCモータ)により駆動される。
AFセンサ72は、オートフォーカス(AF)を行うためのセンサである。このAFセンサとしては、通常CCDが用いられる。防振スイッチ62は、防振ON,OFFの状態をボディCPU50に出力する。EEPROM60は、ボディ側角速度センサのゲイン値、角度調整値などの情報を有し、ボディCPU50に出力する。
図1に示すレンズ鏡筒42には、レンズCPU58が内蔵してあり、レンズ接点54を介してボディCPU50に接続してある。レンズCPU58には、レンズ側角速度センサ65(たとえばジャイロセンサ)、レンズ側ブレ補正回路64、焦点距離エンコーダ66などが接続してある。レンズ側ブレ補正回路64はレンズ側ブレ補正ユニット47に接続してあり、レンズ側ブレ補正ユニット47には、ブレ補正レンズ47aが内蔵してある。レンズ側振れ補正についての詳細は後述する。
レンズ鏡筒42には、上記のほかに不図示のレンズ側ブレ補正モータ、絞り部、絞り部を制御する駆動モータ、複数のレンズ群48などが具備してある。レンズ接点54には、カメラボディ40からレンズ駆動系電源を供給するための接点と、レンズCPU58を駆動するためのCPU電源の接点とデジタル通信用の接点がある。
駆動系電源およびCPU電源はカメラボディ40の電源52から供給され、レンズCPU58や駆動系の電源を供給している。デジタル通信用接点ではレンズCPU58から出力された焦点距離、被写体距離等のデジタル情報をボディCPU50に入力するための通信と、ボディCPU50から出力された絞り、フォーカス等のデジタル情報をレンズCPU58に入力するための通信などを行う。
焦点距離エンコーダ66は、ズームレンズ群の位置情報より焦点距離を換算する。すなわち、焦点距離エンコーダ66は、焦点距離をエンコードし、レンズCPU58に出力する。
本実施形態では、レンズ側とボディ側のそれぞれにブレ補正機構が備えられている。まず、レンズ側ブレ補正機構の構成について、図2に基づき詳細に説明する。Z軸は光軸であり、Y軸は、Z軸およびカメラボディ40の底面40aに垂直な方向である。X軸は、Z軸およびY軸に垂直な方向である。X軸、Y軸、およびZ軸は相互に垂直になっている。カメラ100のブレ補正は、通常、X軸回りに回転するピッチングと、Y軸回りに回転するヨーイングとの2つの運動に対して行われる。
カメラ100のブレ運動は、レンズ鏡筒42に内蔵されるX軸角速度センサ65x,Y軸角速度センサ65yからなるレンズ側角速度センサ65によりモニタされる。X軸角速度センサ65xは、ピッチングブレ検出用の角速度計であり、Y軸角速度センサ65yは、ヨーイングブレ検出用の角速度計である。なお、X軸回りおよびY軸回りのブレを検出する一体の2軸角速度センサでもよい。
このレンズ側角速度センサ65は撮影時のブレを検出し、図1に示すレンズCPU58に、検出信号を出力する。レンズCPU58は、レンズ側ブレ補正回路64に検出信号を出力し、レンズ側ブレ補正回路64を用いてブレ補正レンズ47aの目標駆動位置の情報が演算される。演算結果を基に、レンズCPU58は、レンズ側ブレ補正回路64に指示信号を送り、レンズ側ブレ補正回路64は、図2に示すVCM(ボイスコイルモータ)47x,47yへ駆動信号を送信する。このVCM47x,47yによって、ブレを打ち消す方向にブレ補正レンズ101が駆動される。このようにして、レンズ側ブレ補正が行われる。なお、ブレ補正レンズ101の駆動機構はVCMに限定されず、その他のアクチュエータを用いることができる。
次に、ボディ側ブレ補正機構の構成について、図3に基づき詳細に説明する。固定部6には、撮像素子ユニット4が配置してある。図3に示すように、固定部6におけるX軸方向の一辺およびY軸方向の一辺には、撮像素子ユニット4をX軸方向およびY軸方向に移動させるためのVCM26x, 26yおよび28x, 28yが配置されている。VCMは永久磁石とコイルとが向き合うように構成されている。図1に示すボディ側ブレ補正回路56が図3に示すVCM26x, 26yおよび28x, 28yに電流制御することにより、撮像素子ユニット4がX軸方向およびY軸方向に移動制御されるようになっている。なお、X軸方向およびY軸方向の移動手段としては、VCMに限定されず、その他のアクチュエータを用いることができる。
図1に示すボディCPU50は、図3に示すボディ側角速度センサ70の検出信号に基づき、ボディ側ブレ補正回路56に駆動信号を出力し、ボディ側ブレ補正回路56を用いて撮像素子ユニット4の目標駆動位置の情報を演算する。演算結果を基に、ボディCPU50は、ボディ側ブレ補正回路56に指示信号を送り、ボディ側ブレ補正回路56は、図3に示すVCM26x,26y,28x,28yを駆動させ、ブレを打ち消す方向に撮像素子ユニット4を駆動制御する。
上述したようなレンズ側とボディ側とのそれぞれのブレ補正機構には、以下に述べるフィードバック制御が行われている。図4では、レンズ側ブレ補正の場合について、代表して述べる。
図4に示すように、たとえばピッチング方向のブレをレンズ側角速度センサ65が検出した場合に、レンズ側角速度センサ65はブレ量に応じた電圧を増幅回路110へ出力する。角速度センサ65が出力する電圧は小さいので、増幅回路110によって角速度センサ65の出力値が増幅される。増幅回路110からの出力値はLPF(ローパスフィルタ)112に入力され、高周波ノイズが除去される。LPF112からの出力値は、レンズCPU58およびレンズ側ブレ補正回路64に入力される。
レンズ側角速度センサ65の出力信号のみではゼロ基準値が不明なため、レンズCPU58はデジタルLPF等を用いてゼロ基準値を求め、正確なブレ量を演算する(ブレ演算手段114)。レンズCPU58は、レンズ側ブレ補正回路64を用いて、検出されたブレ角速度の成分から、ブレ角速度を打ち消すようなレンズ目標速度を演算する(レンズ目標速度演算手段116)。そしてレンズCPU58は、レンズ目標速度の値を積分し(積分演算手段118)、図4に示すブレ補正レンズ47aの目標位置Lcを演算する。
レンズCPU58は、目標位置Lcにブレ補正レンズ47aが位置するようにフィードバック制御を行う。ブレ補正レンズ47aの現在位置Lrの検出は、不図示のLEDとPSD(ポジションセンシティブディテクター)47bや、マグネットとホール素子との組み合わせによって行われる。制御コントローラはPID制御120であり、制御ゲインを調整することができる。
レンズCPU58はレンズ側ブレ補正回路64を用いて、上述したレンズ目標位置Lcと現在位置Lrとから、動作中にブレ補正レンズ47aが常にレンズ目標位置Lcに位置するようにVCM47x,47yを駆動制御している。
以上のようにしてフィードバック制御によるレンズ側防振が行われている。ボディ側でも同様にして、フィードバック制御によるボディ側防振が行われている。すなわち、レンズ側角速度センサ65とボディ側角速度センサ70とは対応関係にあり、レンズ側ブレ補正回路64とボディ側ブレ補正回路56とは対応関係にある。さらに、VCM47x,47yと、ボディ側のVCM26x,26y,28x,28yとは対応しているので、ボディCPU50およびボディ側ブレ補正回路56により、ボディ側でもレンズ側と同様にして、フィードバック制御によるボディ側防振が行われている。ただし、駆動させる対象は、ブレ補正レンズ47aでなく撮像素子ユニット4である。
このようなレンズ側防振とボディ側防振とを統合して判断するのは、図1に示すボディCPU50である。そこで、ブレ補正に関して、ボディCPU50による後述の制御が可能になる。
図5に示すフローチャートを用いて、本実施形態におけるブレ補正制御について説明する。まずステップS1において、図1に示すボディCPU50が、カメラボディ40およびレンズ鏡筒42の少なくとも一方が三脚に取付けられているか否かを検出する。
すなわち、図6に示すようにレンズ鏡筒42が三脚130に取付けられている場合と、図7に示すようにカメラボディが三脚130に取付けられている場合のどちらかを、ボディCPU50が検出する。まず、説明を簡単にするために、レンズ鏡筒42が三脚130に取付けられている(図6に示す)ことをボディCPU50が検出した場合について述べる。
図6に示すように、三脚130には、連結部132を介して三脚座47bが着脱自在に連結してある。三脚座47bの三脚座リング147bすなわち取付け部にはレンズ鏡筒42が固定されている。
次に、図5に示すステップS2において、図1に示すボディCPU50が、必要な情報を読み込んでレンズ側モーメント(ML)を演算する。レンズ側モーメント(ML)とは、図6に示すブレ補正レンズ47a自体の動作により生じるモーメントである。
ボディCPU50がレンズ側モーメント(ML)を演算するのに必要な情報とは、不図示のレンズメモリに記憶されているブレ補正レンズ47aの質量m1と、三脚座リング147bからブレ補正レンズ47aまでの距離L1である。ボディCPU50は、レンズ鏡筒のメモリに記憶してあるブレ補正レンズ47aの質量m1と距離L1の情報を、レンズCPU58を介して読み取る。
図6に示すようにレンズ鏡筒42が三脚130に取付けられている場合には、レンズ側モーメントML=m1×α1×L1と表すことができる。α1は、三脚130に固定してブレを補正しようとした場合にブレ補正レンズ47aに発生させる加速度である。
次に、図5に示すステップS3において、図1に示すボディCPU50が、必要な情報を読み込んでボディ側モーメント(MS)を演算する。ボディ側モーメント(MS)とは、図6に示す撮像素子ユニット4自体の動作により生じるモーメントである。
ボディCPU50がボディ側モーメント(MS)を演算するのに必要な情報とは、たとえば図1に示すEEPROM60に記憶されている撮像素子ユニット4の質量m2と、三脚座リング147bから撮像素子ユニット4までの距離L2である。
距離L2は、ボディCPU50が、レンズCPU58から受ける距離L3(三脚座リング147bからマウント部40bまでの距離)の情報と、マウント部40bから撮像素子ユニット4までの距離L4の情報を読み込んで、足すことによって演算される。
図6に示すようにレンズ鏡筒42が三脚130に取付けられている場合には、ボディ側モーメントMS=m2×α2×L2と表すことができる。α2は、三脚130に固定してブレを補正しようとした場合に撮像素子ユニット4に発生させる加速度である。ステップS2とステップS3の順序は逆でも良いし、同時でも良い。
そして、図5に示すステップS4において、ボディCPU50が、ML<MSであるか否かを判定する。図6に示すブレ補正レンズ47a自体の動作により生じるモーメントが、図6に示す撮像素子ユニット4の動作により生じるモーメントよりも大きい場合(ML>MS)にはステップS5に進み、ブレ補正レンズ47aの補正量を低減させる。
ブレ補正レンズ47aの補正量を低減させる方法の一例を述べる。ボディCPU50は、図4に示すブレ補正レンズ47aを動かすためのVCM47x,47yの制御量を低減させる。たとえば、ボディCPUが、VCM47x,47yの制御量に対して1以下の係数を掛けて、VCM47x,47yの制御量を低減させる。または、VCM47x,47yの制御量をゼロにして、レンズ側ブレ補正ユニット47の駆動を停止させてもよい。また、例えば、ボディCPU50は、ブレ補正レンズ47aおよび撮像素子ユニット4の少なくとも一方の制御周期又は制御の位相を変更することにより、レンズ側モーメントMLをボディ側モーメントMSで打ち消すように制御してもよい。同様に、ボディCPU(制御部)は、ボディ側モーメントMSをレンズ側モーメントMLで打ち消すように制御してもよい。
さらに、図5に示すフローチャートのステップS6において、図1に示すボディCPU50は、撮像素子ユニット4によるブレ補正を行い、撮像素子シフト防振をメインにしたブレ補正制御を行う。ステップS5とステップS6とは、同時に行っても良いし、または、ステップS6は、ステップS5の前後に行われてもよい。
ステップS4において、図6に示す撮像素子ユニット4自体の動作により生じるモーメントが、図6に示すブレ補正レンズ47aの動作により生じるモーメントよりも大きい場合(ML<MS)にはステップS7に進み、撮像素子ユニット4の補正量を低減させる。レンズ側防振とボディ側防振のフィードバック制御で異なるのは、駆動対象であるブレ補正レンズ47aが撮像素子4に置き換わるのみなので、撮像素子ユニット4のブレ補正の低減または停止は、レンズ側ブレ補正ユニット47の場合と同様にして行うことが可能である。
さらに、図5に示すフローチャートのステップS8において、図1に示すボディCPU50は、レンズCPU58に制御信号を送り、ブレ補正レンズ47aによるブレ補正をメインにしたレンズシフト防振によるブレ補正制御を行う。
上述した図5に示すフローチャートでは、図6に示すようにレンズ鏡筒42が三脚130に取付けられている場合を例に説明したが、図7に示すようにカメラボディが三脚130に取付けられている場合についても、同様の制御を行うことができる。この場合には、取付け部の位置に関する情報が異なるのみである。
図7に示すように、三脚130には、連結部132のネジ部132aすなわち取付け部に、ネジ止めによりカメラボディ40が着脱自在に連結してある。
この場合にも、図5に示すステップS2において、図1に示すボディCPU50が、必要な情報を読み込んでレンズ側モーメント(ML)を演算する。
この場合にボディCPU50がレンズ側モーメント(ML)を演算するのに必要な情報とは、不図示のレンズメモリに記憶されている図7に示すブレ補正レンズ47aの質量m1と、ネジ部132aからブレ補正レンズ47aまでの距離L5である。
距離L5は、ボディCPU50が、レンズCPU58から受け取る距離L5a(ブレ補正レンズ47aからマウント部40bまでの距離)の情報と、マウント部40bからネジ部132aまでの距離L7の情報とを読み込んで、足すことによって演算される。
図7に示すようにカメラボディ40が三脚130に取付けられている場合には、レンズ側モーメントML=m1×α1×L5と表すことができる。
次に、図5に示すステップS3において、図1に示すボディCPU50が、必要な情報を読み込んでボディ側モーメント(MS)を演算する。
ボディCPU50がボディ側モーメント(MS)を演算するのに必要な情報とは、図1に示すEEPROM60に記憶されている撮像素子ユニット4の質量m2と、図7に示すネジ部132aから撮像素子ユニット4までの距離L6である。
図7に示すようにカメラボディ40が三脚130に取付けられている場合には、ボディ側モーメントMS=m2×α2×L6と表すことができる。ステップS2とステップS3の順序は逆でも良いし、同時でも良い。
そして、図5に示すステップS4以降のボディCPUの演算については、図6に示すようにレンズ鏡筒42が三脚130に取付けられている場合と同じである。
一般に、三脚撮影時には、たとえばレンズ側ブレ補正の場合に、ブレ補正レンズの駆動の反力を受けて三脚が振動し、再度その振動を角速度センサが検出してブレ補正レンズが駆動されるという振動伝達のループが形成されている。
振動伝達ループの一巡伝達の周波数特性を、図8(A)および図8(B)に示す。通常、この一巡伝達特性は全周波数帯域で発振条件を超えないように、シフト駆動時に発生する反力、つまり制御ゲインを適当に小さくしている。発振条件とは、図8(B)に示すように、位相が−180°を超えて、しかも図8(A)に示すようにゲインが0dBを超えた場合である。
このように制御ゲインを小さくしているが、本来は、三脚固定時に発生するブレの周波数は、手ブレの場合よりも高いために、たとえば図9(A)の実線140に示すように、制御ゲインを大きくして高帯域側での追従制御性能を上げることが望ましい。
図9(A)および図9(B)は、制御ゲインによる補正効果比較図である。すなわち、図1に示すブレ補正レンズ、もしくは撮像素子ユニットの位置フィードバック制御の周波数特性を示すボード線図である。
図9(A)および図9(B)に示すように、制御ゲインを大きくした方が、追従できる周波数帯域が高くなり、高周波数側での補正効果を高くすることができる。図9(B)に実線150で示すように、位相の遅れが少ない。
上述したように、三脚固定時に発生するブレの周波数は高いために、制御ゲインを上げることが望ましいが、一律に制御ゲインを上げると、図8(A)の点線130cに示すように、発振してしまう。
そこで本実施形態では、ボディCPUがレンズ側モーメント(ML)およびボディ側モーメント(MS)を演算・比較し、モーメントの小さい方を選んで、小さい方をメインにしたブレ補正制御を行う。
図1に示すブレ補正レンズ47aもしくは撮像素子ユニット4をシフト駆動させるときに、レンズ鏡筒42を揺らすモーメントの小さい方が、三脚固定時の振動伝達ループの発振余裕が大きくなる。発振余裕が大きい分、ブレ補正レンズ47aもしくは撮像素子ユニット4の位置制御の制御ゲインを大きくすることができ、三脚固定時に生じる高い周波数の振れに対する補正効果を高めることができる。
本実施形態では、ブレ補正レンズ47aと撮像素子ユニット4とに生じるモーメントに応じて、モーメントの大きい方のブレ補正部の動作を低減させることにより、ブレ補正部(ブレ補正レンズ47aまたは撮像素子ユニット)自体の動きに基づく振動を効果的に抑制することができる。
特に、カメラ本体及びレンズ鏡筒の少なくとも一方が剛性の高い三脚などに取付けられている場合に、三脚等で撮影したときに生じる振れ補正部の動きに基づく振動が生じやすいが、本実施形態では、そのような状態を抑制することができる。
さらに、図6に示す三脚座リング147bからブレ補正部までの距離情報や、図7に示すネジ部132aからブレ補正部までの距離情報といった位置に関する情報が図1に示すボディCPU50に供給されることにより、正確に振れ補正を行うことができる。
第2実施形態
本実施形態では、ボディCPUが取付け部からブレ補正部までの距離情報のみの情報を読み込んで演算し、ブレ補正制御が行われる。図10に示すフローチャートのステップS22においてレンズ側距離(LL)およびステップS23においてボディ側距離(LS)が演算されること以外は、図1〜図9に示す第1実施形態と同様なので、重複する説明は省略する。
図10に示すフローチャートを用いて、本実施形態におけるブレ補正制御について説明する。まずステップS21において、図1に示すボディCPU50が、カメラボディ40およびレンズ鏡筒42の少なくとも一方が三脚に取付けられているか否かを検出する。
すなわち、図6に示すようにレンズ鏡筒42が三脚130に取付けられている場合と、図7に示すようにカメラボディが三脚130に取付けられている場合のどちらかを、ボディCPU50が検出する。
図10に示すステップS22において、図1に示すボディCPU50が、必要な情報を読み込んでレンズ側距離(LL)を演算する。
図6に示すようにレンズ鏡筒42が三脚130に取付けられている場合には、ボディCPU50がレンズ側距離(LL)を演算するために、三脚座リング147bからブレ補正レンズ47aまでの距離L1の情報を読み込む。この場合には、レンズ側距離LL=L1である。
図7に示すようにカメラボディが三脚130に取付けられている場合には、ボディCPU50がレンズ側距離(LL)を演算するために、ネジ部132aからブレ補正レンズ47aまでの距離L5の情報を読み込む。この場合には、レンズ側距離LL=L5である。
次に、図10に示すステップS23において、図1に示すボディCPU50が、必要な情報を読み込んでボディ側距離(LS)を演算する。
図6に示すようにレンズ鏡筒42が三脚130に取付けられている場合には、ボディCPU50がボディ側距離(LS)を演算するために、ネジ部132aから撮像素子ユニット4までの距離L2の情報を読み込む。この場合には、ボディ側距離LS=L2である。
図7に示すようにカメラボディが三脚130に取付けられている場合には、ボディCPU50がボディ側距離(LS)を演算するために、ネジ部132aからブレ補正レンズ47aまでの距離L5の情報を読み込む。この場合には、ボディ側距離LS=L6である。ステップS23とステップS24の順番は逆でも良いし、同時でも良い。
図10に示すステップS24において、ボディCPU50が、LL<LSであるか否かを判定する。LL<LSでない場合にはステップS25に進み、図1に示すボディCPU50は、第1実施形態で説明したものと同様の方法によって、ブレ補正レンズ47aの補正量を低減させる。または、ブレ補正レンズ47aの駆動を停止させても良い。
そして、図10に示すフローチャートのステップS26において、図1に示すボディCPU50は、撮像素子ユニット4によるブレ補正をメインにしたブレ補正制御を行う。
ステップS24において、LL<LSである場合にはステップS27に進み、図1に示すボディCPU50は、第1実施形態で説明したものと同様の方法によって、撮像素子ユニット4の補正量を低減させる。
そして、図10に示すフローチャートのステップS28において、図1に示すボディCPU50は、ブレ補正レンズ47aによるブレ補正をメインにしたブレ補正制御を行う。
本実施形態によれば、ボディCPUが取付け部からブレ補正部までの距離情報のみの情報を読み込んで演算するので、演算速度を高めることができる。
第1実施形態では、ボディCPUがレンズ側モーメントML<ボディ側モーメントMSであるか否かを判定し、モーメントの大きい方のブレ補正部の動作を低減させたが、ML=MSとなるようにブレ補正レンズおよび撮像素子ユニットの少なくとも一方の動作を制御しても良い。
また、たとえば図5に示すステップS1において三脚撮影であることが検出されなかった場合には、手持ち撮影であることが考えられるので、ML,MSに応じてブレ補正部を制御しなくてもよい。なぜなら、手持ち撮影の時には、上述した三脚固定時における発振の影響よりも手ブレの影響のほうが支配的だからである。手持ち撮影の時には、モーメントを考慮せず、もっとも有効に手ブレを補正できるように制御しても良い。
また、ML,MSの演算において、ボディCPUは、各ブレ補正部の運動量の情報を用いて演算してもよい。
さらに、レンズフードなどのアクセサリの有無に応じて各ブレ補正部の制御を異ならせてもよい。
また、レンズ鏡筒とカメラボディとがと着脱可能な一眼レフカメラに限定されず、レンズ鏡筒とカメラボディとが着脱不可能なコンパクトデジタルカメラやスチルカメラ、ビデオカメラなどにも適用することができる。
4…撮像素子ユニット
40…カメラボディ
42…レンズ鏡筒
47a…ブレ補正レンズ
50…ボディCPU
65…レンズ側角速度センサ
70…ボディ側角速度センサ
130…三脚
132a…ネジ部
147b…三脚座リング

Claims (8)

  1. 像を形成する光学系と、前記光学系の少なくとも一部を移動させることにより像振れを補正する第1ブレ補正部とを有するレンズ鏡筒と、
    前記光学系の像を撮像する撮像部と、前記撮像部を移動させることにより像振れを補正する第2ブレ補正部とを有するカメラ本体と、
    前記カメラ本体及び前記レンズ鏡筒の少なくとも一方に備えられ、前記第1ブレ補正部の動作により生じるモーメント、及び、前記第2ブレ補正部の動作により生じるモーメントに応じて、前記第1ブレ補正部及び前記第2ブレ補正部の少なくとも一方の動作を制御する制御部とを含むことを特徴とするカメラシステム。
  2. 請求項1に記載されたカメラシステムであって、
    前記制御部は、前記第1ブレ補正部の動作により生じるモーメントが前記第2ブレ補正部の動作により生じるモーメントよりも大きいとき、前記第1ブレ補正部の動作を低減させ、前記第2ブレ補正部の動作により生じるモーメントが前記第1ブレ補正部の動作により生じるモーメントよりも大きいとき、前記第2ブレ補正部の動作を低減させることを特徴とするカメラシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載されたカメラシステムであって、
    前記制御部は、前記第1ブレ補正部の動作により生じるモーメントと前記第2ブレ補正部の動作により生じるモーメントとが等しくなるように、前記第1ブレ補正部及び前記第2ブレ補正部の少なくとも一方の動作を制御することを特徴とするカメラシステム。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載されたカメラシステムであって、
    前記カメラ本体及び前記レンズ鏡筒の少なくとも一方に備えられ、前記カメラ本体及び前記レンズ鏡筒の少なくとも一方を支持する支持部材に取付け可能な取付け部を含むことを特徴とするカメラシステム。
  5. 請求項4に記載されたカメラシステムであって、
    前記カメラ本体及び前記レンズ鏡筒の少なくとも一方が、前記支持部材に取付けられているか否かを検出する検出部を含み、
    前記制御部は、前記カメラ本体及び前記レンズ鏡筒の少なくとも一方が前記支持部材に取付けられていることを前記検出部が検出したとき、前記第1ブレ補正部の動作により生じるモーメント、及び、前記第2ブレ補正部の動作により生じるモーメントに応じて、前記第1ブレ補正部及び前記第2ブレ補正部の少なくとも一方の動作を制御することを特徴とするカメラシステム。
  6. 請求項4又は請求項5に記載されたカメラシステムであって、
    前記制御部は、前記取付け部の位置に関する情報が供給され、前記情報を用いて前記第1ブレ補正部の動作により生じるモーメント、及び、前記第2ブレ補正部の動作により生じるモーメントを求めることを特徴とするカメラシステム。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか1項に記載されたカメラシステムを含むことを特徴とする光学機器。
  8. 請求項7に記載された光学機器であって、
    前記レンズ鏡筒は、前記カメラ本体に着脱するためのレンズ側マウントを有し、
    前記カメラ本体は、前記レンズ鏡筒に着脱するためのカメラ本体側マウントを有することを特徴とする光学機器。
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