JP2017047747A - 車両用樹脂パネル構造及びラゲージドア - Google Patents

車両用樹脂パネル構造及びラゲージドア Download PDF

Info

Publication number
JP2017047747A
JP2017047747A JP2015171383A JP2015171383A JP2017047747A JP 2017047747 A JP2017047747 A JP 2017047747A JP 2015171383 A JP2015171383 A JP 2015171383A JP 2015171383 A JP2015171383 A JP 2015171383A JP 2017047747 A JP2017047747 A JP 2017047747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
edge
resin
vehicle
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015171383A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6436021B2 (ja
Inventor
敦彦 村上
Atsuhiko Murakami
敦彦 村上
淳哉 加藤
Atsuya Kato
淳哉 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2015171383A priority Critical patent/JP6436021B2/ja
Priority to US15/250,178 priority patent/US10167021B2/en
Publication of JP2017047747A publication Critical patent/JP2017047747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6436021B2 publication Critical patent/JP6436021B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/10Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles
    • B62D25/105Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles for motor cars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/087Luggage compartments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/10Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D29/00Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof
    • B62D29/04Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof predominantly of synthetic material
    • B62D29/043Superstructures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】線膨張係数の異なる複数の樹脂製パネルによって構成され、複数の点で車体に固定された車両用樹脂パネル構造及びラゲージドアにおける熱変形を抑制する。
【解決手段】第1側縁部40に設けられたヒンジ56と、第1側縁部40に隣接する第2側縁部44に設けられたドアロック58を含む複数の点で車体Vに固定されたインナパネル14と、インナパネル14よりも線膨張係数が大きいアウタパネル12とを接着した車両用樹脂製パネル構造において、ヒンジ56とドアロック58とを結んだ仮想線Xよりも面方向外側に、仮想線Xと交差する方向に延在する第1リブ60が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用樹脂パネル構造及びラゲージドアに関する。
自動車等の車両において、軽量化の目的で樹脂製のパネル材を用いることがある。下記特許文献1には、線膨張係数が異なる複数の樹脂パネルが接着剤によって接着されたパネル構造が開示されている。
特開2006−341760号公報
ここで、線膨張係数が異なる複数の樹脂パネルを接着したパネル構造に熱が加えられると、線膨張係数が高い一方のパネルが大きく膨張し、線膨張係数の低い他方のパネルもその影響を受けて変形する。パネル構造が複数の点で車体に固定されている場合、固定点の周辺ではパネルが拘束されているため変形が小さいが、固定点から遠い部分では一方のパネルの変形に沿って他方のパネルも大きく変形するおそれがある。よって、パネルの変形を抑制するためには改善の余地がある。
本発明は上記可能性を考慮し、車両用樹脂パネル構造及びラゲージドアにおいて、線膨張係数の異なる複数の樹脂製パネルによって構成され、複数の点で車体に固定されている場合のパネルの熱変形を抑制する。
請求項1に記載の車両用樹脂パネル構造は、第1縁部と、前記第1縁部に隣接する第2縁部と、前記第1縁部と前記第2縁部で成す内角側に形成された角部と、を含む多角形状に形成されると共に、前記第1縁部に設けられた第1固定点と、前記第2縁部に設けられた第2固定点と、を含む複数の固定点で車体に固定され、更に前記第1固定点と前記第2固定点とを結んだ仮想線よりも面方向外側に、前記仮想線に対して交差する方向に沿って第1リブが設けられた樹脂製のインナパネルと、前記インナパネルに重ね合わされてインナ端部に接着されるアウタ端部を有し、前記インナパネルよりも線膨張係数が大きい樹脂製のアウタパネルと、を有している。
請求項1に記載の本発明の作用は以下の通りである。車両用樹脂パネル構造において、アウタパネルがインナパネルよりも線膨張係数が大きい場合、入熱によってアウタパネルがインナパネルよりも膨張し、車外側に向かって凸に湾曲するように変形する。これに伴い、アウタパネルと接合されているインナパネルも、アウタパネルの変形に沿うように変形する。この場合、多角形状に形成されたインナパネルは複数の固定点で車体と固定されているため、固定点同士を結んだ仮想線を軸とする回転モーメントが発生する。その結果、インナパネルの角部を含む仮想線よりも面方向外側の部分が、仮想線を起点として車内側に曲がるようにたわみ変形する虞がある。
ここで、本発明による車両用樹脂パネル構造は、インナパネルにおける車体への固定点となる第1固定点と第2固定点を結ぶ仮想線よりも面方向外側に、当該仮想線に対して交差する方向に沿って第1リブが設けられている。これにより、角部の剛性が高められて角部が延びにくくなるため、仮想線を起点としたたわみ変形を抑制することができる。したがって、インナパネルの変形を抑制することができる。
請求項2に記載の車両用樹脂パネル構造は、請求項1に記載の車両用樹脂パネル構造において、前記インナパネルが、前記第1縁部と対向する第3縁部と、前記第3縁部に設けられて車体に固定される第3固定点と、前記第1固定点と前記第3固定点との間に設けられて前記第1固定点と前記第3固定点とを結んだ仮想線に対して平行な方向に沿って延在する第2リブと、を有している。
請求項2に記載の本発明によれば、角部の変形を抑制したことによって、変形がインナパネルの面方向内側に逃げ、車外側に凸に湾曲する変形が大きくなる。さらに、第1縁部と対向する第3縁部に第3固定点が設けられていた場合、第1固定点と第3固定点との間でたわみ変形が発生する虞がある。ここで本発明による車両用樹脂パネル構造では、第1固定点と第3固定点との間に、第1固定点と第3固定点とを結ぶ仮想線に対して平行な方向に沿って第2リブが設けられているため、インナパネルの延びを抑制することができる。したがって、第1固定点と第3固定点との間のたわみ変形を抑制することができる。
請求項3に記載の車両用樹脂パネル構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両用樹脂パネル構造において、前記第1縁部は、前記インナ端部と、前記インナ端部の面方向内側に連続して形成され前記アウタパネルから離れる方向に傾斜する外側傾斜部と、前記外側傾斜部の面方向内側に連続して形成され前記インナパネルの面方向に延在する外側平坦部とを有し、前記第1リブは前記外側傾斜部から前記外側平坦部まで連続して設けられている。
請求項3に記載の本発明によれば、インナ端部に隣接する外側傾斜部に第1リブを設けたことにより、インナ端部の変形を抑制している。第1固定点と第2固定点とを結んだ仮想線を起点としてたわみ変形した際に、仮想線からの距離が遠くなるほど変形量が大きくなるため、インナ端部付近の曲げ剛性を高めることで、効果的にインナパネルの変形を抑制することができる。
請求項4に記載の車両用樹脂パネル構造は、請求項3に記載の車両用樹脂パネル構造において、前記外側平坦部の面方向内側に連続して形成され、前記アウタパネルから離れる方向に傾斜する内側傾斜部と、前記内側傾斜部の面方向内側に連続して形成され前記インナパネルの面方向に延在する内側平坦部とを有し、前記第1リブが、前記外側傾斜部から前記内側傾斜部まで連続して設けられている。
請求項4に記載の本発明によれば、第1リブが、外側傾斜部、外側平坦部、および内側傾斜部に連続して形成されている。外側傾斜部と外側平坦部の間、および外側平坦部と内側傾斜部の間は、それぞれ傾斜角度が変化する屈曲点となっている。インナパネルがたわみ変形した際、この屈曲点が変形することによってインナ端部の変形量がさらに大きくなることが考えられる。したがって、屈曲点の変形を抑制する第1リブを設けたことで、より効果的にインナパネルの変形を抑制することができる。
請求項5に記載のラゲージドアは、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載された樹脂製のインナパネルと樹脂製のアウタパネルとを含んで構成されると共に、前記第1固定点及び前記第2固定点で車体に固定されている。
請求項5に記載の本発明によれば、上記請求項1〜請求項4で説明した効果がラゲージドアで得られる。すなわち、本発明に係るラゲージドアが組み付けられた車両は、例えば塗装後の乾燥工程で加熱されたとき、第1固定点と第2固定点とを結んだ仮想線よりも面方向外側でのインナパネルの変形を抑制できる。よって、ラゲージドアの端部と車体との干渉を抑制することができる。
本発明に係る車両用樹脂パネル構造及びラゲージドアは、線膨張係数が異なる樹脂によって構成された樹脂パネル構造において、複数の点で車体に固定されたインナパネルの変形を抑制することができるという優れた効果を有する。
一実施形態のラゲージドアのインナパネルとアウタパネルを分離して示す斜視図である。 図1のインナパネルの左半分を示す平面図である。 図2のA−A線に沿ってラゲージドアを切断した状態を示す縦断面図である。 図2のB−B線に沿ってラゲージドアを切断した状態を示す縦断面図である。 図2のインナパネルの変形方向を示す斜視図である。
以下、図1〜図5を用いて、本実施形態に係る車両用樹脂パネル構造及びラゲージドアについて説明する。これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。なお、本実施形態に係る車両用樹脂パネルは基本的に左右対称に形成されているため、図2および図5では、インナパネルの左側半分のみを示し、右側半分については図示を省略する。
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用樹脂パネル構造及びラゲージドアは、車両のラゲージドア10に適用されている。車両の車両前後方向後部側には、車両上方側に向かって開口する荷室10Lが設けられている。ラゲージドア10は、後述するヒンジ56によって車体Vに支持され、荷室10Lを開閉可能としている。
ラゲージドア10は、樹脂製のアウタパネル12と樹脂製のインナパネル14によって構成されている。本実施形態では、アウタパネル12はPC/PET(ポリカーボネート/ポリエチレンテレフタラート)、インナパネル14はCFRP(炭素繊維強化樹脂)を用いて形成され、アウタパネル12の線膨張係数はおよそ6×10−5/℃、インナパネル14の線膨張係数はおよそ0.5×10−5/℃である。つまり、アウタパネル12の線膨張係数はインナパネル14の線膨張係数の10倍以上とされている。
アウタパネル12の外面16は車両の意匠面を構成し、内面18はインナパネル14と対向している。外面16の車両前後方向前側には、アウタパネル12と同じくPC/PET製のアウタガーニッシュ20が一体的に取り付けられており、内面18には板状のリンホース18A(図3参照)が取り付けられている。アウタパネル12は、荷室10Lに対して車両上下方向上側に位置する本体部22と、本体部22の車両前後方向後側から車両上下方向下側に向かって延在する後面部26とによって構成されている。また、アウタパネル12の車両幅方向から見た断面形状は略L字状とされている。
アウタパネル12の本体部22は、車両前後方向かつ車両幅方向に延在する板状とされている。本体部22の車両前後方向後側には図示しないスポイラを取り付けるための開口部28が設けられている。なお、スポイラにはクリップ状の締結部が一体的に形成されており、開口部28付近に設けられる締結用穴と、後述するインナパネル14に設けられる締結用穴とを上下に重ね合わせた状態で、スポイラの締結部を挿通させ、アウタパネル12およびインナパネル14に締結固定される。後面部26は車両幅方向中央部が車両幅方向両端部よりも車両上下方向下側に延出されている。
一方、図3に示されるように、インナパネル14の外面30はアウタパネル12の内面18と対向し、内面32は荷室10Lと対向している。インナパネル14は、アウタパネル12と略同一の大きさとされているが、インナパネル14の面方向外側のインナ端部36は、アウタパネル12の面方向外側のアウタ端部34よりも僅かに面方向内側に設けられている。そして、インナ端部36とアウタ端部34は、図示しない接着剤によって接着されている。
なお、本実施形態で用いられる接着剤は、樹脂部材同士を接着する弾性接着剤であり、厚さが5mm以下となるように塗布されている。弾性接着剤は、厚さを厚くするほど面方向に延びやすくなり、パネルの面方向の拘束力が弱くなる。そのため、アウタ端部34が面方向外側に向かって延びるように変形した場合、接着剤によってパネルを拘束できず、アウタ端部34が車体Vと干渉する虞がある。この可能性を考慮し、本実施形態では、接着剤の厚さを薄くすることでアウタ端部34と車体Vとの干渉を抑制している。
インナパネル14は、図2に示されるように、パネルの車両前後方向前側で車両幅方向に延在する前縁部38と、前縁部38の車両幅方向端部から車両前後方向後側へ延在する左右一対の第1側縁部40と、パネルの後端で車両幅方向に延びる後縁部42と、第1側縁部40と後縁部42とを結ぶ左右一対の第2側縁部44と、を外周縁とする略6角形状に形成されている。第1側縁部40と第2側縁部44の間(内角側)には角部64が形成されている。
図3に示されるように、インナパネル14の第1側縁部40では、前述したように、アウタパネル12の面方向に対して平行に延在するインナ端部36が形成されている。インナ端部36には図示しない接着剤が塗布され、アウタ端部34に接着されている。そして、図2に示されるように、インナ端部36よりも面方向内側には、インナ端部36と連続して形成された外側傾斜部46が設けられている。外側傾斜部46は面方向内側かつアウタパネル12から離れる方向に向かって傾斜している。さらに、外側傾斜部46よりも面方向内側には、外側傾斜部46と連続して外側平坦部48が形成されている。外側平坦部48は、対向するアウタパネル12の面方向に対して平行に延在している。なお、第1側縁部40では、外側平坦部48は車両前後方向後側へ向かうにつれて車両幅方向の幅が大きくなっているが、第2側縁部44では、車両前後方向後側へ向かうにつれて車両前後方向の幅が小さくなっている。
そして、外側平坦部48の面方向内側には内側傾斜部50が形成されている。内側傾斜部50は、面方向内側かつアウタパネル12から離れる方向に向かって傾斜している。さらに、内側傾斜部50よりも面方向内側には、内側平坦部52が設けられている。内側平坦部52はアウタパネル12、インナパネル14の面方向に沿って延在している。そして、内側平坦部52よりもさらに面方向内側には、アウタパネル側に向かって凸の凸部54(図2参照)が設けられている。
第1側縁部40の車両前後方向前側における外側平坦部48には、図2に示されるようにラゲージドアを車体Vに固定するヒンジ56が設けられている。ヒンジ56はボルト等でインナパネル14の内面32に固定され、ラゲージドア10を開位置または閉位置に移動させて開閉可能としている。なお、左右一対のヒンジ56は、車両前後方向の位置が同一となるように設置されている。
また、後縁部42の車両幅方向中央における内側平坦部52には、ドアロック58が設けられている。ラゲージドア10は、車体V側に設けられた図示しない係合部とドアロック58とが係合することによって、閉状態を保っている。
そして本実施形態では、左右一対のヒンジ56のうち、一方のヒンジ56と、ドアロック58とを結んだ仮想線Xよりも面方向外側に、当該仮想線Xと交差する方向に沿って第1リブ60が設けられている。詳細には、第1リブ60は、第1側縁部40と第2側縁部44で成す内角側に設けられた角部64の周辺であって、第1側縁部40の車両前後方向後側と第2側縁部44の車両幅方向外側にそれぞれ設けられている。第1リブ60は複数設けられ、本実施形態では一例として第1側縁部40に3本、第2側縁部44に3本の合計6本設けられている。
第1リブ60は、第1側縁部40および第2側縁部44において、外側傾斜部46から外側平坦部48を通って内側傾斜部50まで連続しており、第1リブ60の延在方向に沿って切断したときの断面形状がS字状に形成されている(図3参照)。また、第1リブ60はヒンジ56とドアロック58とを結んだ仮想線Xに対して交差する方向に沿って複数設けられている。詳細には、第1側縁部40に設けられる第1リブ60は、第1側縁部40の延在方向に対して直交する角度で設けられ、第2側縁部44に設けられる第1リブ60は、第2側縁部44の延在方向に対して直交する角度で設けられている。第1リブ60の延在方向は、仮想線Xに対して直角に近い角度であればよく、具体的には、少なくとも車両幅方向と同等かそれよりも仮想線Xとの直交方向に近い方向、または車両前後方向と同等かそれよりも仮想線Xとの直交方向に近い方向とすれば、たわみ抑制効果を高めることができる。なお、本発明における「仮想線Xに対して交差する方向」は、あくまで「仮想線Xを起点とするたわみ変形の方向に沿った方向」を意味するものであるため、第1リブ60と仮想線Xとの角度差が小さい場合(±5°以下)など、実質的に効果が得られないものは本発明に含まれない。
さらに、図4に示されるように、本実施形態では、左右一対のヒンジ56の間に第2リブ62が設けられている。第2リブ62は、左右一対のヒンジ56同士を結んだ仮想線Yに対して平行な方向に沿って複数設けられて、本実施形態では一例として4本とされている。なお、本発明における「仮想線に対して平行な方向」は、「インナパネル14の左右一対のヒンジ間で発生するたわみ変形の方向に沿った方向」を意味するものであるため、第2リブ62の延在方向が仮想線に対して完全に平行でなくてもよく、角度差が±45°以下であればたわみ変形の抑制の効果が高い。
次に、本実施形態に係る車両用樹脂パネル構造及びラゲージドアの作用並びに効果について説明する。
インナパネル14と、インナパネル14よりも線膨張係数の大きいアウタパネル12とを接合したラゲージドア10において、例えば塗装の乾燥工程などで熱が加えられた場合、インナパネル14よりもアウタパネル12の方が大きく膨張する。ここで、本実施形態では、インナパネル14とアウタパネル12とを接着する接着剤の厚さが5mm以下とされているため、アウタ端部34は接着剤に拘束され面方向外側に延びることができない。そのため、アウタパネル12は面方向中央部が車外側に凸に湾曲形状となるように変形する。
図5に示されるように、アウタパネル12の変形の影響で、インナパネル14もアウタパネル12の形状に近付くように変形しようとする。しかしながら、インナパネル14はヒンジ56とドアロック58によって車体Vに固定されているため、固定点とその周辺は変形しにくくなる。その結果、ヒンジ56とドアロック58とを結んだ仮想線Xを軸とする曲げモーメントM1が発生し、仮想線Xよりも面方向外側の部分が車内側に向かって曲がるようにたわみ変形する。特に、仮想線Xからの距離が遠い角部64の変形量が大きくなる。
ここで、本実施形態では、ヒンジ56とドアロック58とを結んだ仮想線Xよりも面方向外側に、当該仮想線Xに対して交差する方向の第1リブ60を設けている。仮想線Xを起点とするたわみ変形、つまり仮想線Xに対して直交する方向に延びる変形に対して、同じ方向に延在する第1リブ60を設けることにより、パネルを延びにくくすることができる。したがって、仮想線Xよりも面方向外側、すなわち角部64周辺におけるパネルのたわみ変形を抑制することができる。
また、本実施形態では、左右一対のヒンジ56の間に、ヒンジ56同士を結んだ仮想線Yに平行なリブを設けている。上述したように、第1リブ60によって角部64の変形を抑制した場合、仮想線Xよりも車両前後方向後側ではパネルの変形が小さくなる。その結果、インナパネル14は車両前後方向前側で変形を逃がそうとし、ヒンジ56間で車外側に向かうモーメントM2が発生し、車外側に凸に湾曲するたわみ変形が発生する。なお、図5には左右のヒンジ56間に発生するモーメントM2の左半分が示されている。ここで、本実施形態では、左右のヒンジ56同士を結んだ仮想線Yに平行な第2リブ62を設けていることから、ヒンジ間のパネルの伸びを抑制し、ヒンジ間でのたわみ変形を抑制することができる。
加えて、本実施形態の第1リブ60について言及すると、第1リブ60は外側傾斜部46から外側平坦部48まで連続して設けられている。外側傾斜部46は、アウタパネル12と接着されるインナ端部36に隣接している。したがって、特に変形の大きいインナ端部36の近くに第1リブ60を設けることで、角部64のたわみ変形をより効果的に抑制することができる。
さらに、第1リブ60は外側傾斜部46から外側平坦部48を経て、内側傾斜部50まで連続して設けられている。外側傾斜部46と外側平坦部48の間、そして外側平坦部48と内側傾斜部50の間は、屈曲点になっている。パネルがたわみ変形した際、この屈曲点が変形することによってインナ端部36の変形量がさらに大きくなることが考えられる。ここで、本実施形態ではこの2つの屈曲点に第1リブ60を設けることで、屈曲点の変形によるインナ端部36の変形量の増加を抑制することができる。
なお、本実施形態では、ラゲージドア10のインナパネル14の第1側縁部40に設けられる左右一対のヒンジ56と、後縁部42に設けられるドアロック58とで、車体Vに固定され、各固定点同士を結んだ仮想線が三角形状になっている。そして、これら3つの仮想線に対してそれぞれたわみを抑制するリブを設けている。これにより、例えば、塗装後の乾燥工程で車体Vに熱が加えられた際に、車体Vに組み付けられたラゲージドア10のインナパネル14のたわみ変形を抑制できる。したがって、インナ端部36が変形することによるラゲージドア10と車体Vとの干渉を抑制することができる。
<その他の適用例>
本実施形態では、第1リブ60が外側傾斜部46、外側平坦部48、内側傾斜部50に連続して形成されている例について示したが、上述した3か所全てに設けられている必要はなく、1か所または2か所でもよい。また、上述した3か所以外の、例えば仮想線Xよりも面方向外側に位置する内側平坦部52や凸部54に設けられていてもよい。
加えて、第1リブ60および第2リブ62の形状は、直線的に延在している必要はなく、インナパネル14の形状に合わせて途中で延在方向を変化させたり、波形状にしたりしてもよい。また、たわみ変形が特に大きくなる部分でリブの高さを高くしたり、リブの断面積を大きくさせたりすることで、たわみ変形をより効果的に抑制できる。リブは必ずしも連続的に設けられる必要はなく、途中で切れ目を設けるなどして断片的に設けられていてもよい。なお、本実施形態ではリブの本数は複数とされていたが、1本であっても効果は得られる。
また、本実施形態では車両用樹脂パネル構造をラゲージドアに適用したが、線膨張係数の異なる複数の板材を接合した車両用フード、車両用バックドア、車両用ルーフなどにも適用が可能である。なお、線膨張係数の異なる複数の金属製パネルの接合、または金属製パネルと樹脂製パネルを接着したパネル構造に本発明を適用した場合も、それに応じた効果が得られる。
V 車体
10 ラゲージドア
12 アウタパネル
14 インナパネル
34 アウタ端部
36 インナ端部
40 第1側縁部(第1縁部)
44 第2側縁部(第2縁部)
46 外側傾斜部
48 外側平坦部
50 内側傾斜部
52 内側平坦部
56 ヒンジ(第1固定点、第3固定点)
58 ドアロック(第2固定点)
60 第1リブ
62 第2リブ
64 角部
X 仮想線
Y 仮想線

Claims (5)

  1. 第1縁部と、前記第1縁部に隣接する第2縁部と、前記第1縁部と前記第2縁部で成す内角側に形成された角部と、を含む多角形状に形成されると共に、
    前記第1縁部に設けられた第1固定点と、前記第2縁部に設けられた第2固定点と、を含む複数の固定点で車体に固定され、
    更に前記第1固定点と前記第2固定点とを結んだ仮想線よりも面方向外側に、前記仮想線に対して交差する方向に沿って第1リブが設けられた樹脂製のインナパネルと、
    前記インナパネルに重ね合わされてインナ端部に接着されるアウタ端部を有し、前記インナパネルよりも線膨張係数が大きい樹脂製のアウタパネルと、
    を有する車両用樹脂パネル構造。
  2. 前記インナパネルが、前記第1縁部と対向する第3縁部と、前記第3縁部に設けられて車体に固定される第3固定点と、前記第1固定点と前記第3固定点との間に設けられて前記第1固定点と前記第3固定点とを結んだ仮想線に対して平行な方向に沿って延在する第2リブと、を有する、請求項1に記載の車両用樹脂パネル構造。
  3. 前記第1縁部は、前記インナ端部と、前記インナ端部の面方向内側に連続して形成され前記アウタパネルから離れる方向に傾斜する外側傾斜部と、前記外側傾斜部の面方向内側に連続して形成され前記インナパネルの面方向に延在する外側平坦部とを有し、
    前記第1リブは前記外側傾斜部から前記外側平坦部まで連続して設けられる、請求項1又は請求項2に記載の車両用樹脂パネル構造。
  4. 前記外側平坦部の面方向内側に連続して形成され、前記アウタパネルから離れる方向に傾斜する内側傾斜部と、前記内側傾斜部の面方向内側に連続して形成され前記インナパネルの面方向に延在する内側平坦部とを有し、
    前記第1リブが、前記外側傾斜部から前記内側傾斜部まで連続して設けられる、請求項3に記載の車両用樹脂パネル構造。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載された樹脂製のインナパネルと樹脂製のアウタパネルとを含んで構成されると共に、前記第1固定点及び前記第2固定点で車体に固定された、ラゲージドア。
JP2015171383A 2015-08-31 2015-08-31 車両用樹脂パネル構造及びラゲージドア Active JP6436021B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015171383A JP6436021B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 車両用樹脂パネル構造及びラゲージドア
US15/250,178 US10167021B2 (en) 2015-08-31 2016-08-29 Vehicular resin panel structure and luggage door

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015171383A JP6436021B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 車両用樹脂パネル構造及びラゲージドア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017047747A true JP2017047747A (ja) 2017-03-09
JP6436021B2 JP6436021B2 (ja) 2018-12-12

Family

ID=58104215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015171383A Active JP6436021B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 車両用樹脂パネル構造及びラゲージドア

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10167021B2 (ja)
JP (1) JP6436021B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020172164A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 株式会社神戸製鋼所 車両用フード
WO2023171449A1 (ja) * 2022-03-09 2023-09-14 日本製鉄株式会社 自動車フードのインナーパネル、自動車フード、および、自動車フードの製造方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110871851A (zh) * 2018-08-31 2020-03-10 长城汽车股份有限公司 发动机罩内板
FR3126957A1 (fr) * 2021-09-15 2023-03-17 Psa Automobiles Sa Doublure de capot pour véhicule automobile

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005001627A (ja) * 2003-06-16 2005-01-06 Gp Daikyo Corp 車両の電気配線構造およびその補修方法
JP2005239062A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Gp Daikyo Corp 車両開閉体の構造
JP2007118852A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Toray Ind Inc 自動車用フード
JP3931520B2 (ja) * 2000-02-21 2007-06-20 株式会社豊田自動織機 車両用サンルーフ
JP3990015B2 (ja) * 1998-01-07 2007-10-10 八千代工業株式会社 サンルーフパネル
JP2012176710A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用外装品の仮固定構造
JP2012201128A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用樹脂製パネルの接合部構造
JP2014083904A (ja) * 2012-10-22 2014-05-12 Daikyonishikawa Corp 車両用外装パネル
JP2015093615A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 スズキ株式会社 樹脂製バックドアの下部構造

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10259591A1 (de) * 2002-12-19 2004-07-15 Daimlerchrysler Ag Motorhaube mit Fußgängerschutz
JP4792822B2 (ja) 2005-06-09 2011-10-12 日産自動車株式会社 パネル構造体、パネル構造体の製造方法、およびパネル構造体の製造装置
WO2011063538A1 (de) * 2009-11-25 2011-06-03 Weber Automotive Ag - Holding Heckklappe aus faserverstärktem thermoplastischem kunststoff
FR2953770B1 (fr) * 2009-12-16 2011-11-25 Renault Sas Porte de coffre pour vehicule automobile
JP5649045B2 (ja) 2010-09-16 2015-01-07 ダイハツ工業株式会社 車両のバックドア装置
JP5867258B2 (ja) 2012-04-17 2016-02-24 トヨタ自動車株式会社 車両用樹脂ドア構造及び車両用樹脂ドアの製造方法
JP6049390B2 (ja) * 2012-10-17 2016-12-21 ダイキョーニシカワ株式会社 車両用バックドア
JP5761212B2 (ja) * 2013-01-15 2015-08-12 トヨタ自動車株式会社 車両用フード構造
US9981534B2 (en) * 2013-10-07 2018-05-29 Sabic Global Technologies B.V. Closed section geometry, hollow shape, vehicle components
JP6135651B2 (ja) * 2014-12-02 2017-05-31 トヨタ自動車株式会社 車両用バックドア構造

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3990015B2 (ja) * 1998-01-07 2007-10-10 八千代工業株式会社 サンルーフパネル
JP3931520B2 (ja) * 2000-02-21 2007-06-20 株式会社豊田自動織機 車両用サンルーフ
JP2005001627A (ja) * 2003-06-16 2005-01-06 Gp Daikyo Corp 車両の電気配線構造およびその補修方法
JP2005239062A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Gp Daikyo Corp 車両開閉体の構造
JP2007118852A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Toray Ind Inc 自動車用フード
JP2012176710A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用外装品の仮固定構造
JP2012201128A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用樹脂製パネルの接合部構造
JP2014083904A (ja) * 2012-10-22 2014-05-12 Daikyonishikawa Corp 車両用外装パネル
JP2015093615A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 スズキ株式会社 樹脂製バックドアの下部構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020172164A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 株式会社神戸製鋼所 車両用フード
JP7260377B2 (ja) 2019-04-10 2023-04-18 株式会社神戸製鋼所 車両用フード
WO2023171449A1 (ja) * 2022-03-09 2023-09-14 日本製鉄株式会社 自動車フードのインナーパネル、自動車フード、および、自動車フードの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6436021B2 (ja) 2018-12-12
US10167021B2 (en) 2019-01-01
US20170057560A1 (en) 2017-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5942973B2 (ja) 車両用部材の接着構造及びバックドアの接着構造
JP6135651B2 (ja) 車両用バックドア構造
US9399489B2 (en) Vehicle-body front structure
JP6436021B2 (ja) 車両用樹脂パネル構造及びラゲージドア
JP6612684B2 (ja) 自動車の車体側部構造
JP5672495B2 (ja) 車両のバックドア開口肩部の補強構造
JP6004910B2 (ja) 車両用バックドアの補強構造
US10471999B2 (en) Vehicle front structure
AU2007322726B2 (en) Reinforcing structure of vehicle body
US10259298B2 (en) Impact beam structure of CFRP door for vehicle
JP2016007927A (ja) 車両用ドア構造
JP6961666B2 (ja) 車体側部構造
JP5625564B2 (ja) 車両部品の支持構造
JP6232987B2 (ja) 車体樹脂パネル構造
JP5895832B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP5895831B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP2007308111A (ja) フード構造
JP2017185902A (ja) 車両用フード
JP6508166B2 (ja) カウルトップガーニッシュの構造
JP2020172164A (ja) 車両用フード
JP6921137B2 (ja) 車両前部構造
JP6984525B2 (ja) 外板パネル補剛構造及び補剛外板パネル
JP6172130B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP2015140092A (ja) 分割補強材の接続構造
WO2014139790A1 (en) Inner door panel

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181029

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6436021

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151