JP7260377B2 - 車両用フード - Google Patents

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Description

本発明は、車両を構成するとともに当該車両の前後方向における前側に配置される車両用フードに関するものである。
従来、車両を構成するとともに当該車両の前後方向における前側に配置される車両用フードが知られている。車両用フードは、アウタパネルと、当該アウタパネルの下方に配置されたインナパネルと、を備える。このような車両用フードには、フード剛性、張り剛性および耐デント性などの性能が要求される。特許文献1に開示された技術では、車両用フードの張り剛性や耐デント性を確保するために、デントリインフォース(デントR/F)と称される補強部材が、アウタパネルとインナパネルとの間に配置されている。
一方、特許文献2、3および4には、このようなデントリインフォースを備えずに、各剛性を確保する技術が開示されている。特許文献2および3に開示された技術では、インナパネルのうち車両用フードを車両用本体に係止するロック部分に、ロック補強材が配設される。当該ロック補強材は、前記ロック部分から上方に延長されるとともにアウタパネルに対向する対向部を有する。そして、当該対向部とアウタパネルとがマスチック接着剤によって接合される。この結果、デントリインフォースを備えずとも、車両用フードの張り剛性が確保される。
また、特許文献4に開示された技術では、インナパネルの前端部がアウタパネルに近接するように上方に大きく突出されている。そして、当該インナパネルの突出された部分に、下方からロック補強材が固定される。インナパネルとロック補強材とによって閉断面が形成され、車両用フードのフード剛性が確保される。
特許第3814983明細書 特開2007-185996号公報 特開2008-296793号公報 特開2005-75176号公報
特許文献1に記載された技術では、車両用フードの各剛性がデントリインフォースに大きく依存している。このため、大型の車両用フードでは、自ずとデントリインフォースも大型化するため、車両用フードのコストおよび重量が大きくなりやすいという問題があった。一方、ロック補強材の板厚は、ロック部分の剛性確保のために大きく設定される傾向にある。このため、デントリインフォースを省略することを目的とする特許文献2および3に記載された技術では、車両用フードへの頭部衝突時に、ロック補強材の対向部の変形抵抗が大きくなる。この結果、頭部衝突時に変形抵抗が高くなり、エネルギー吸収が悪化するため、歩行者保護性能を満たすことが困難になりやすい。更に、特許文献4に記載された技術では、ロック補強材をインナパネルの下側から当該インナパネルに固定する必要があるため、車両用フードの組立作業性に制約が加わるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両用フードの重量の増大、歩行者保護性能や組立作業性の低下を抑止しつつインナパネルの構造によってフードの張り剛性および耐デント性を確保することが可能な車両用フードを提供することにある。
前記課題を解決するための手段として、本発明に係る車両用フードは、アウタパネルと、前記アウタパネルに接合されるインナパネルと、を備え、前記インナパネルは、前記アウタパネルに接合される環状の外周接合部と、前記外周接合部の内側に配置され、前記アウタパネルに接合される内側接合部と、前記環状の外周接合部と前記内側接合部との間において、前記アウタパネルから離間した位置で前記内側接合部を囲むように配置される底部と、前記外周接合部の内側かつ前記底部よりも前方において車両幅方向に延びるように配置され、前記アウタパネルに接合される前側接合部と、を備える。
本構成によれば、前側接合部が、外周接合部の内側かつ底部よりも前方において車両幅方向に延びるように配置され、アウタパネルに接合される。このため、内側接合部の前方にも、インナパネルが車両幅方向に沿ってアウタパネルに接合される部分が形成される。この結果、公知のデントリインフォースの大きさを縮小、または、デントリインフォースを備えずとも、車両用フードの前側部分の張り剛性および耐デント性を車両用フードの重量増加を伴わずに確保することができる。また、前側接合部は、内側接合部よりも前方に配置されているため、周囲を底部によって囲まれた内側接合部の形状の自由度が確保される、換言すれば、内側接合部の構造変更を必要とすることなく、車両用フードの張り剛性および耐デント性を確保することができる。この結果、張り剛性および耐デント性を確保するために内側接合部の周辺の構造を変更する必要がなく、歩行者保護性能が低下することが抑止される。
上記の構成において、前記前側接合部は、前記外周接合部から下方に離間した位置であって、上下方向において前記底部よりも前記外周接合部に近い位置に配置されていることが望ましい。
本構成によれば、前側接合部とアウタパネルとを安定して接合することができる。
上記の構成において、前記インナパネルは、前記内側接合部の前方において前記底部に固定され、前記車両用フードと車両本体とを互いに係合させるロック部材を支持するロック補強部材を更に備え、前記インナパネルの平面視において、前記前側接合部は、前記ロック補強部材を車両幅方向の両側から挟むように配置されていることが望ましい。
本構成によれば、ロック補強部材の配置のために必要な空間を残しつつ、インナパネルの前側部分の張り剛性および耐デント性を確保することができる。
上記の構成において、前記インナパネルは、前記前側接合部の車両幅方向の両外側に配置されるとともに複数のビード部をそれぞれ含み、前記アウタパネルに接合される、一対の側方接合部を更に備えるものでもよい。この場合、前記側方接合部の前記複数のビード部は、車両前後方向に沿ってそれぞれ延びるとともに、車両幅方向において互いに間隔をおいて配置されていることが望ましい。更に、前記複数のビード部は、前記アウタパネルに対向するとともに前記アウタパネルに接合される上面部をそれぞれ有することが望ましい。
本構成によれば、複数のビード部によって、インナパネルの前端部の車両幅方向の両端部の剛性が確保される。この結果、公知のデントリインフォースの縮小または削除によって車両用フードの曲げ剛性やねじり剛性が低下することが防止される。
上記の構成において、前記前側接合部は、車両前後方向に沿って30mm以上の幅を有することが望ましい。
本構成によれば、前側接合部上に、車両幅方向に沿って少なくとも一列のマスチック接着剤を安定して配置することができる。
上記の構成において、前記前側接合部は、前記アウタパネルに対して下方に3mm以上5mm以下の範囲の位置に配置されていることが望ましい。
本構成によれば、前側接合部がアウタパネルから大きく下方に離間した位置に配置されることがない。このため、前側接合部とアウタパネルとを安定して接合することができる。
以上のように、本発明によれば、車両用フードの重量の増大、歩行者保護性能や組立作業性の低下を抑止しつつインナパネルの構造によってフードの張り剛性および耐デント性を確保することが可能な車両用フードを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用フードの分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車両用フードのインナパネルの平面図である。 図2に示すインナパネルの斜視図である。 図3に示すインナパネルのA-A’位置における断面図である。 図3に示すインナパネルのB-B’位置における断面図である。 図3に示すインナパネルのC-C’位置における断面図である。 本発明の一実施形態に係る車両用フードのインナパネルのコーナー部を拡大して示す拡大平面図である。 図7に示すインナパネルのD-D’位置およびF-F’位置における断面を重ねて示した断面図である。 図7に示すインナパネルのG-G’位置における断面図である。 本発明の第1変形実施形態に係る車両用フードのインナパネルの斜視図である。 本発明の第2変形実施形態に係る車両用フードのインナパネルの斜視図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る車両用フードについて、図1乃至図6を参照しながら概説する。図1は、本実施形態に係る車両用フード1の分解斜視図である。図2は、本実施形態に係る車両用フード1のインナパネル20の平面図である。図3は、図2に示すインナパネル20の斜視図である。図4は、図3に示すインナパネル20のA-A’位置における断面図である。図5は、図3に示すインナパネル20のB-B’位置における断面図である。
車両用フード1(図1)は、車両を構成する部材である。車両用フード1は、当該車両用フード1が搭載される車両の前後方向におけるフロントガラスの前側において、当該車両の内蔵物を車幅方向の全体に亘って覆うように配置される。なお、本実施形態では、車両用フード1が搭載される車両の前後方向と交差する(直交する)左右方向を、車両幅方向と称する。また、各図面では、車両の不図示の運転席を基準に、前後、左右および上下方向がそれぞれ表記されている。
車両用フード1は、図1に示されるように、車両用フード1の上面部を画定するアウタパネル10と、アウタパネル10の下方に配置され車両用フード1の下面部を画定し、アウタパネル10に接合されるインナパネル20と、を有している。なお、図2および図3では、アウタパネル10の図示は省略し、インナパネル20のみ図示している。アウタパネル10及びインナパネル20は、車両幅方向における車両の中央部を通りかつ車両幅方向と直交する平面(車両前後方向および車両上下方向を含む平面)を基準として、当該車両幅方向に対称な形状を備えている。アウタパネル10は、アルミニウム系材料により比較的平坦な形状に形成されている。
インナパネル20は、アルミニウム系材料により形成されている。インナパネル20は、アウタパネル10と同一材質により形成されてもよいし、異なる材質により形成されてもよい。本実施形態では、歩行者保護性能を向上する観点から、インナパネル20は、アウタパネル10よりも強度が小さくなるように当該アウタパネル10とは異なる材質により形成されている。このようにすれば、フードとして必要な剛性を確保した上で、インナパネル20の車両本体の内蔵物(エンジン等)への衝突時において、当該インナパネル20が潰れながら衝突エネルギーを効率よく吸収することができる。
インナパネル20は、図2に示すように、環状の外周接合部201と、底部202と、中央突部203と、ロックリインフォース231と、左右一対のヒンジ補強材接合部232と、デントリインフォース233と、左右一対の前側接合部250と、左右一対のコーナービード260(側方接合部)と、を有している。これらの形状は、アルミニウムからなる板状部材をプレス成形することにより形成される。また、車両用フード1は、ストライカ30(ロック部材)と、不図示の一対のヒンジ補強部材と、を備える。
外周接合部201は、アウタパネル10の裏面に接合される。また、外周接合部201は、インナパネル20の外周部を画定する。具体的には、外周接合部201は、車両用フード1における最外周部分として環状に形成されるインナパネル20の最外周部分である。なお、図1のアウタパネル10の最外周部分がヘム加工(折り返し加工)されることによって、ヘム部10A(図4参照)が形成される。アウタパネル10のヘム部10Aがインナパネル20の外周接合部201を挟持することで、アウタパネル10とインナパネル20とが強固に固着される。これにより、アウタパネル10とインナパネル20との間において、外周接合部201よりも内側の空間が略密閉状態となる。なお、外周接合部201は、構造用接着剤を併用してアウタパネル10のヘム部10Aに接着されてもよい。
外周接合部201は、接合前端部201Aと、接合後端部201Bと、接合左端部201Cと、接合右端部201Dと、を有する(図2)。これらの端部は、インナパネル20の前後および左右の側辺部に相当する。
底部202は、環状の外周接合部201の内側に位置しており、略水平な面からなる。底部202は、外周接合部201よりも下方に位置しており、外周接合部201と同様に、略環状に形成されている。なお、底部202及び外周接合部201は、環状の接続壁20Sによって接続されている(図2)。
底部202は、前側底部202Aと、後側底部202Bと、左側底部202Cと、右側底部202Dと、を有する。前側底部202Aは、外周接合部201の接合前端部201Aの内側に配置され、後側底部202Bは、外周接合部201の接合後端部201Bの内側に配置される。同様に、左側底部202Cは、外周接合部201の接合左端部201Cの内側に配置され、右側底部202Dは、外周接合部201の接合右端部201Dの内側に配置される。
中央突部203は、底部202の内側に配置され、底部202から上方に突出するように配置されている。中央突部203は、平面視で略矩形形状を有している。中央突部203は、前側縦壁部211と、後側縦壁部212と、右側縦壁部213と、左側縦壁部214と、上面部215と、を有する。
前側縦壁部211、後側縦壁部212、右側縦壁部213および左側縦壁部214は、それぞれ、中央突部203の前側、後側、右側および左側に位置する壁部(縦壁)である。これらの壁部は、それぞれ、上方に進むにつれてインナパネル20の内側に向かって傾斜している。上面部215は、中央突部203の上面部に相当する。すなわち、前側縦壁部211、後側縦壁部212、右側縦壁部213および左側縦壁部214は、それぞれ、環状の底部202と中央突部203の上面部215とを接続している。
上面部215は、複数の内側ビード部220を備える。複数の内側ビード部220は、それぞれ、車両幅方向(左右方向)に沿って延びるとともに、車両前後方向に間隔をおいて配置されている。各内側ビード部220は、上面部215の一部が下方に凹没されることで形成されている。複数の内側ビード部220の間および車両前後方向の外側には、複数の内側接合部221が形成されている。この内側接合部221は、マスチック樹脂材料からなる接着剤(マスチック接着剤)を介してアウタパネル10の裏面に接合される。一般的に、マスチック接着剤は、合成ゴムを主成分とした弾性接着剤であり、アウタパネル10とインナパネル20とを接着し、車両用フード1の剛性(張り剛性)を増すとともに、アウタパネル10の振動と騒音を防止する。マスチック接着剤は、自動車の車体工程で使用(塗布)され、塗装焼付け炉で硬化する。
なお、図3では、前記接着剤が配置される位置に、それぞれ、マスチック接合部Mが示されている。上記の構造により、外周接合部201および内側接合部221がアウタパネル10の裏面に接合された状態において、複数の内側ビード部220が空間を介してアウタパネル10から離間している。
なお、前述の底部202と内側接合部221との関係について付言すると、底部202は、環状の外周接合部201と内側接合部221との間において、アウタパネル10から下方に離間した位置で内側接合部221を囲むように配置される。
左右一対の前側接合部250は、外周接合部201の内側(接合前端部201Aの後方)かつ底部202(前側底部202A)よりも前方において車両幅方向に延びるように配置される。また、図2に示すように、インナパネル20の平面視において、左右一対の前側接合部250は、ロックリインフォース231を車両幅方向の両側から挟むように配置されている。前側接合部250は、マスチック接着剤によってインナパネル20に接合される。このため、図3に示すように、前側接合部250上には、複数のマスチック接合部Mが配置されている。
図4に示すように、前側接合部250は、外周接合部201の接合前端部201Aから下方に離間した位置であって、上下方向において前側底部202Aよりも接合前端部201Aに近い位置に配置されている。具体的に、前側接合部250は、アウタパネル10に対して下方に3mm以上5mm以下の範囲の位置に配置されている。また、前側接合部250は、車両前後方向に沿って30mm以上の幅を有する。すなわち、前側接合部250の前側接合部後端部250S(図4)は、接合前端部201Aよりも30mm以上後方の位置に配置される。この結果、前側接合部250にマスチック接着剤を容易に塗布、配設することができる。なお、左右一対の前側接合部250は、それぞれ第1縦壁部251(図2、図4)を介して、前側底部202Aに接続されている。また、左右の第1縦壁部251の間には、第2縦壁部252が配置されており、当該第2縦壁部252は、接合前端部201Aと前側底部202Aとを接続している(図5参照)。なお、前側接合部250上には、それぞれ車両幅方向に延びる複数列のマスチック接合部Mが、車両前後方向に間隔をおいて配設されてもよい。
ストライカ30(図5)は、インナパネル20のうち中央突部203よりも前側の底部202(前側底部202A)に固定され、車両本体と係合することが可能とされている。ストライカ30は、U字状の部材である。ストライカ30は、ロックリインフォース231(ロック補強部材)(図2)に固定されている。ロックリインフォース231は、中央突部203(内側接合部221)の前方において底部202の前側底部202Aに固定され、ストライカ30を支持する。ストライカ30は、ロックリインフォース231の下面部に固定されており、予め前側底部202Aに開口された開口部202AS(図5参照)に上から挿通され、インナパネル20から下方に(車両本体側)に突出する。
一対のヒンジ補強部材は、車両用フード1を車両本体に連結するヒンジ(図示しない)にインナパネル20を介して接合される。各ヒンジ補強部材は、底部202のうち、中央突部203の後方において車両幅方向に延びる部位の両端に配置されたヒンジ補強材接合部232(図2)にそれぞれ設けられている。
なお、本実施形態では、図2に示すように、一対のヒンジ補強材接合部232の近傍から前方に向かって、中央突部203の右側縦壁部213および左側縦壁部214が配置されている。右側縦壁部213および左側縦壁部214は、底部202から上面部215まで連続的に形成されている。この結果、インナパネル20の曲げ変形に対する抵抗が大きくなり、曲げ剛性が向上する。更に、インナパネル20のフロント側においても、中央突部203の前側縦壁部211が底部202と上面部215とを接続するように連続的に形成されている。この結果、車両用フード1の中央部のストライカ30に荷重を加えた場合の車両用フード1の曲げ抵抗が大きくなる。したがって、車両用フード1の曲げ剛性が向上する。
デントリインフォース233は、中央突部203の前側において、ロックリインフォース231の上方に配置される。図5に示すように、デントリインフォース233は、前側フランジ233Aと、後側フランジ233Bと、上面部233Cと、を備え、ハット形状を有している。前側フランジ233Aは、第2縦壁部252に形成された第1棚部252Sに接合される。一方、後側フランジ233Bは、前側縦壁部211に形成された第2棚部211Sに接合される。上面部233Cは、アウタパネル10に対向して配置される。図3に示すように、デントリインフォース233上には複数のマスチック接合部Mが配置されている。上面部233Cの複数箇所に塗布されたマスチック接着剤によって、デントリインフォース233とアウタパネル10の裏面とが互いに接合される。デントリインフォース233によって、車両用フード1の前端部の車両幅方向の中央部の剛性が維持される。図5に示すデントリインフォース233の上面部233Cと、図4に示す前側接合部250とは、略面一とされている。この結果、インナパネル20の前端部において、左右一対の前側接合部250と、その間に配置されるデントリインフォース233とが、マスチック接着剤によってアウタパネル10の下面に安定して接合される。この結果、車両用フード1の前端部では、車両幅方向全体に亘って、アウタパネル10とインナパネル20とが安定して接合される。
左右一対のコーナービード260は、図2、図3に示すように、左右一対の前側接合部250の車両幅方向の両外側に配置され、マスチック接着剤によってアウタパネル10に接合される。換言すれば、一対のコーナービード260は、インナパネル20の前側の左右両端部にそれぞれ配置されている。
図6は、図3に示すインナパネル20のC-C’位置における断面図である。図7は、本実施形態に係る車両用フード1のインナパネル20のコーナー部を拡大して示す拡大平面図である。図8は、図7に示すインナパネル20のD-D’位置およびE-E’位置における断面を重ねて示した断面図である。図8の実線が図7のD-D’位置の断面を示し、図8の破線が図7のE-E’位置の断面を示している。図9は、図7に示すインナパネル20のF-F’位置における断面図である。なお、図6は、前側接合部250を通る断面であり、図9は、前側底部202Aを通る断面である。
左右一対のコーナービード260は、それぞれ、複数のビード凹部261と、複数のビード凸部262(ビード部)と、を含む。図6、図7に示すように、前側接合部250の車両幅方向外側に複数のビード凹部261が形成されることで、隣接するビード凹部261同士の間にビード凸部262が形成される。そして、複数のビード凸部262は、略車両前後方向に沿ってそれぞれ延びるとともに、車両幅方向において互いに間隔をおいて配置されている。なお、図7に示すように、複数のビード凸部262は、後方に進むにつれて僅かに車両幅方向内側に傾斜している。
図8を参照して、複数のビード凸部262は、アウタパネル10に対向するとともに、マスチック接着剤を保持する上面部をそれぞれ有する(図6)。当該上面部は、上下方向において前側接合部250と同じ高さ(同一平面上)に配置されている。ビード凸部262の上面部の車両幅方向の幅W(図6)は、30mm以上に設定され、マスチック接合部Mが安定して配置可能とされる。また、図7に示すように、複数のビード凸部262の前端部は、外周接合部201(接合前端部201A)に接続され、複数のビード凸部262の後端部は、中央突部203の前側縦壁部211に接続されている。更に、ビード凹部261に対するビード凸部262の高さH(図6)は10mm以上に設定されることが望ましい。また、図9に示すように、ビード凹部261の底面は、前側底部202Aよりも低い位置に配置されている。
以上のように、本実施形態では、左右一対の前側接合部250が、外周接合部201の内側かつ底部202よりも前方において車両幅方向に延びるように配置され、マスチック接着剤によってアウタパネル10に接合される。図3に示すように、一対の前側接合部250には、複数のマスチック接合部Mが車両幅方向に沿って配置されている。このため、中央突部203の内側接合部221に加えて、内側接合部221よりも前方にはインナパネル20が車両幅方向に沿ってアウタパネル10に接合される部分が形成される。この結果、デントリインフォース233の大きさを縮小しつつ、車両用フード1の前側部分の張り剛性および耐デント性を、車両用フード1の重量増加を伴わずに確保することができる。また、左右一対の前側接合部250は、中央突部203よりも前方に配置されているため、周囲を底部202によって囲まれた中央突部203の形状の自由度が確保される、換言すれば、中央突部203の構造変更を必要とすることなく、車両用フード1の張り剛性および耐デント性を確保することができる。この結果、張り剛性および耐デント性を確保するために内側接合部221の周辺の構造を変更する必要がなく、歩行者保護性能が低下することが抑止される。なお、本実施形態では、インナパネル20がデントリインフォース233を備える態様にて説明しているが、デントリインフォース233を削除することも可能である。
また、本実施形態では、前側接合部250は、外周接合部201(接合前端部201A)から下方に離間した位置であって、上下方向において底部202(前側底部202A)よりも外周接合部201に近い位置に配置されている。このため、前側接合部250上に塗布されるマスチック接着剤によって、前側接合部250とアウタパネル10とを安定して接合することができる。
更に、本実施形態では、インナパネル20の平面視において、左右一対の前側接合部250は、ロックリインフォース231を車両幅方向の両側から挟むように配置されている。このため、ロックリインフォース231の配置のために必要な空間を残しつつ、インナパネル20の前側部分の張り剛性および耐デント性を確保することができる。
なお、デントリインフォース233の縮小または削除によって、車両用フード1の曲げ剛性やねじり剛性が低下する可能性があっても、本実施形態では、インナパネル20が左右一対のコーナービード260を備えている。コーナービード260は、複数のビード凸部262を有する。ビード凸部262はマスチック接着剤を保持する上面部を有し、アウタパネル10に接合される。複数のビード凸部262によって、インナパネル20の前端部の車両幅方向の両端部の剛性が確保される。この結果、デントリインフォース233の縮小または削除によって車両用フード1の曲げ剛性やねじり剛性が低下することが防止される。
また、本実施形態では、左右一対の前側接合部250は、車両前後方向に沿って30mm以上の幅を有する。このため、左右一対の前側接合部250上に、車両幅方向に沿って少なくとも一列のマスチック接合部Mを安定して配置することができる。
また、本実施形態では、左右一対の前側接合部250は、アウタパネル10に対して下方に3mm以上5mm以下の範囲の位置に配置されている。このため、前側接合部250がアウタパネル10から大きく下方に離間した位置に配置されることがない。この結果、前側接合部250とアウタパネル10との間に配置されたマスチック接着剤によって両者を安定して接合することができるとともに、硬化後のマスチック接着剤によって自動車の振動が安定して吸収される。
次に、本実施形態と比較される他の車両用フードの課題について説明することで、本実施形態に係る車両用フード1の効果について付言する。他の車両用フードとして、当該車両用フードの前側部分の張り剛性および耐デント性を確保するために、図2、図3に示されるデントリインフォース233よりも大きなデントリインフォースが備えられるものがある。この場合、デントリインフォースの大型化によって車両用フードのコストおよび車両重量が増大する。一方、本実施形態では、左右一対の前側接合部250によって、車両用フード1の前側部分の張り剛性および耐デント性が確保されるため、デントリインフォース233の縮小または削除が可能となる。
また、他の車両用フードとして、デントリインフォースを削除するためにロックリインフォースの一部をアウタパネルの裏面近傍まで延ばすことで対向部を形成し、当該対向部とアウタパネルとを接合するものがある。このような構成では、ロックリインフォースの板厚が大きいために、車両用フードへの頭部衝突時に、ロック補強材の対向部の変形抵抗が大きくなる。この結果、頭部衝突時の加速度が大きくなり、歩行者保護性能を満たすことが困難になりやすい。一方、本実施形態では、左右一対の前側接合部250は、車両用フード1の前端部近傍(接合前端部201Aの直ぐ後方)に配置されている。このため、前側接合部250は、一般的な頭部衝突エリアよりも前方に位置するため、衝突時の変形抵抗に影響を与えにくく、歩行者保護性能の低下をもたらしにくい。
更に、他の車両用フードとして、インナパネルの前端部がアウタパネルに近接するように上方に大きく突出され、当該インナパネルの突出された部分に下方からロック補強材が固定されるものがある。このような構成では、ロック補強材をインナパネルの下側から当該インナパネルに固定する必要があるため、車両用フードの組立作業性に制約が加わってしまう。
また、他の車両用フードとして、車両用フードの前側部分の張り剛性および耐デント性を確保するために、中央突部203の内側接合部221を接合前端部201A側に延長することが考えられる。この場合、アウタパネル10とインナパネル20とを接合するためにマスチック接合部Mが前方に拡張されるため、張り剛性および耐デント性の向上が期待される。しかしながら、インナパネル20の剛性を確保するためには、外周接合部201に対して下方に突出した底部202を残す必要がある。換言すれば、中央突部203の前側には前側底部202Aを確保する必要がある。この結果、上記のようなマスチック接合部Mの拡張のためには、必然的に、前側縦壁部211と前側底部202Aとがなす角度θ(図4)が大きくなる。この場合、前側縦壁部211および上面部215によって形成される角部が直角に近づき、頭部衝突時の変形抵抗が大きくなりやすく、歩行者保護性能が悪化する。
一方、本実施形態では、デントリインフォースと同様の機能を備えた左右一対の前側接合部250が、底部202の前側底部202Aよりも前方に配置されている。このため、前側底部202A、中央突部203の構造に影響を与えることがなく、更に、前側底部202Aの上方にロックリインフォース231を取り付けることが可能となる。この結果、車両用フードの組立作業性に制約が加わることが抑止される。また、前述のように、歩行者保護性能の低下をもたらすことなく、車両用フード1の張り剛性および耐デント性が確保される。
以上、本発明の一実施形態に係る車両用フード1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、以下のような変形実施形態を採用することが可能である。
図10は、本発明の第1変形実施形態に係る車両用フードのインナパネル20Mの斜視図である。図10に示すように、インナパネル20Mは、図2、図3の前側接合部250の代わりに、前側接合部250Mを備える。前側接合部250Mは、インナパネル20Mの前端部において、車両幅方向全域に亘って配設されている。前側接合部250M上に複数のマスチック接合部Mが配設されることで、インナパネル20Mを備える車両用フードの張り剛性および耐デント性が確保される。
同様に、図11は、本発明の第2変形実施形態に係る車両用フードのインナパネル20Nの斜視図である。図11に示すように、インナパネル20Nは、図2、図3の左右一対の前側接合部250の代わりに、3つの前側接合部250Nを備える。3つの前側接合部250Nは、インナパネル20Nの前端部において、車両幅方向に間隔をおいて配設されている。前側接合部250N上に複数のマスチック接合部Mが配設されることで、インナパネル20Nを備える車両用フードの張り剛性および耐デント性が確保される。なお、インナパネル20Nでは、隣接する前側接合部250N同士の間の2箇所に、図2、図3のロックリインフォース231がそれぞれ配設されてもよい。
1 車両用フード
10 アウタパネル
10A ヘム部
20 インナパネル
201 外周接合部
201A 接合前端部
202 底部
202A 前側底部
202AS 開口部
203 中央突部
20S 接続壁
211 前側縦壁部
215 上面部
220 内側ビード部
221 内側接合部
231 ロックリインフォース(ロック補強部材)
232 ヒンジ補強材接合部
233 デントリインフォース
250 前側接合部
250S 前側接合部後端部
260 コーナービード(側方接合部)
261 ビード凹部
262 ビード凸部(ビード部)
30 ストライカ(ロック部材)
M マスチック接合部

Claims (7)

  1. アウタパネルと、
    前記アウタパネルに接合されるインナパネルと、
    を備え、
    前記インナパネルは、
    前記アウタパネルに接合される環状の外周接合部と、
    前記外周接合部の内側に配置され、前記アウタパネルに接合される内側接合部と、
    前記環状の外周接合部と前記内側接合部との間において、前記アウタパネルから離間した位置で前記内側接合部を囲むように配置される底部と、
    前記外周接合部の内側かつ前記底部よりも前方において車両幅方向に延びるように配置され、前記アウタパネルに接合される前側接合部と、
    を備え、
    前記前側接合部は、前記外周接合部から下方に離間した位置であって、上下方向において前記底部よりも前記外周接合部に近い位置に配置されている、車両用フード。
  2. 車両用フードであって、
    アウタパネルと、
    前記アウタパネルに接合されるインナパネルと、
    を備え、
    前記インナパネルは、
    前記アウタパネルに接合される環状の外周接合部と、
    前記外周接合部の内側に配置され、前記アウタパネルに接合される内側接合部と、
    前記環状の外周接合部と前記内側接合部との間において、前記アウタパネルから離間した位置で前記内側接合部を囲むように配置される底部と、
    前記外周接合部の内側かつ前記底部よりも前方において車両幅方向に延びるように配置され、前記アウタパネルに接合される前側接合部と、
    を備え、
    前記インナパネルは、前記内側接合部の前方において前記底部に固定され、前記車両用フードと車両本体とを互いに係合させるロック部材を支持するロック補強部材を更に備え、
    前記インナパネルの平面視において、前記前側接合部は、前記ロック補強部材を車両幅方向の両側から挟むように配置されている、車両用フード。
  3. アウタパネルと、
    前記アウタパネルに接合されるインナパネルと、
    を備え、
    前記インナパネルは、
    前記アウタパネルに接合される環状の外周接合部と、
    前記外周接合部の内側に配置され、前記アウタパネルに接合される内側接合部と、
    前記環状の外周接合部と前記内側接合部との間において、前記アウタパネルから離間した位置で前記内側接合部を囲むように配置される底部と、
    前記外周接合部の内側かつ前記底部よりも前方において車両幅方向に延びるように配置され、前記アウタパネルに接合される前側接合部と、
    を備え、
    前記インナパネルは、前記前側接合部の車両幅方向の両外側に配置されるとともに複数のビード部をそれぞれ含み前記アウタパネルに接合される、一対の側方接合部を更に備える、車両用フード。
  4. 前記側方接合部の前記複数のビード部は、車両前後方向に沿ってそれぞれ延びるとともに、車両幅方向において互いに間隔をおいて配置されている、請求項3に記載の車両用フード。
  5. 前記複数のビード部は、前記アウタパネルに対向するとともに前記アウタパネルに接合される上面部をそれぞれ有する、請求項4に記載の車両用フード。
  6. 前記前側接合部は、車両前後方向に沿って30mm以上の幅を有する、請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両用フード。
  7. 前記前側接合部は、前記アウタパネルに対して下方に3mm以上5mm以下の範囲の位置に配置されている、請求項1乃至6の何れか1項に記載の車両用フード。
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