JP2016200814A - トナー - Google Patents
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Abstract
Description
前記表面層が、さらに、有機ケイ素重合体を含有し、
前記有機ケイ素重合体は、下記式(1)で表される部分構造を有し、
前記トナー粒子のテトラヒドロフラン不溶分の29Si−NMRの測定において、前記有機ケイ素重合体の全ピーク面積に対する、式(1)で表される部分構造のピーク面積の割合が5.0%以上であり、
前記イオン性官能基を有する樹脂のpKa(酸解離定数)が、6.0以上9.0以下であることを特徴とするトナー
R0−SiO3/2 (1)
(R0は炭素数1以上6以下のアルキル基又はフェニル基を示す。)
である。
R0−SiO3/2 式(1)
(R0は炭素数1以上6以下のアルキル基又はフェニル基を示す。)
(ii)前記重合性単量体組成物の前記粒子に含有される前記重合性単量体及び前記有機ケイ素化合物の少なくとも一部を重合させて重合体粒子(トナー母粒子)の分散液を得る工程と、
(iii)前記重合体粒子の分散液に、前記イオン性官能基を有する樹脂を含有する樹脂粒子を添加する工程と、
を経てトナー粒子を得る方法である。
(1)流動性付与剤:シリカ、アルミナ、酸化チタン、カーボンブラック及びフッ化カーボン。
(2)研磨剤:金属酸化物(例えばチタン酸ストロンチウム、酸化セリウム、アルミナ、酸化マグネシウム、酸化クロム)、窒化物(例えば窒化ケイ素)、炭化物(例えば炭化ケイ素)、金属塩(例えば硫酸カルシウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウム)。
(3)滑剤:フッ素系樹脂粉末(例えばフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン)、脂肪酸金属塩(例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム)。
(4)荷電制御性粒子:金属酸化物(例えば酸化錫、酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ、アルミナ)、カーボンブラック。
トナー粒子に含有される有機ケイ素重合体における、式(1)で表される部分構造の確認には、以下の固体NMR測定により確認した。測定条件及び試料調製方法は以下の通りである。
装置:日本電子社製 JNM−EX400
プローブ:6mm CP/MASプローブ
測定温度:室温
基準物質:ポリジメチルシラン(PDMS) 外部基準:−34.0ppm
測定核:29Si (共鳴周波数79.30MHz)
パルスモード:CP/MAS
パルス幅:6.4μsec
繰り返し時間:ACQTM=25.6msec PD=15.0sec
データ点:POINT=4096 SAMPO=1024
コンタクト時間:5msec
スペクトル幅:40kHz
試料回転数:6kHz
積算回数:2000回
試料:測定試料200mg(調製方法は以下)を直径6mmのサンプルチューブに入れる。
Q1構造:(R7)(R8)(R9)SiO1/2 式(5)
Q2構造:(R10)(R11)Si(O1/2)2 式(6)
Q3構造:R12Si(O1/2)3 式(7)
Q4構造:Si(O1/2)4 式(8)
SQ1+SQ2+SQ3+SQ4=1.000
SQ1={Q1構造の面積/(Q1構造の面積+Q2構造の面積+Q3構造の面積+Q4構造の面積)}
SQ2={Q2構造の面積/(Q1構造の面積+Q2構造の面積+Q3構造の面積+Q4構造の面積)}
SQ3={Q3構造の面積/(Q1構造の面積+Q2構造の面積+Q3構造の面積+Q4構造の面積)}
SQ4={Q4構造の面積/(Q1構造の面積+Q2構造の面積+Q3構造の面積+Q4構造の面積)}
R0−SiO3/2 式(1)
Q1構造の一例(R7=R8=−OC2H5、R9=−CH3):−47ppm
Q2構造の一例(R10=−OC2H5、R11=−CH3):−56ppm
Q3構造の一例(R12=−CH3):−65ppm
また、Q4構造がある場合のケイ素の化学シフト値を以下に示す。
Q4構造:−108ppm
式(1)のR0で表される有機基の有無は、13C−NMRにより確認する。また、式(1)の詳細な構造は1H−NMR,13C−NMR及び29Si−NMRにより確認する。使用した装置及び測定条件を以下に示す。
装置:BRUKER製 AVANCE III 500
プローブ:4mm MAS BB/1H
測定温度:室温
試料回転数:6kHz
試料:測定試料(上記NMR測定用のトナー粒子のTHF不溶分)150mgを直径4mmのサンプルチューブに入れる。
測定核周波数:125.77MHz
基準物質:Glycine(外部標準:176.03ppm)
観測幅:37.88kHz
測定法:CP/MAS
コンタクト時間:1.75ms
繰り返し時間:4s
積算回数:2048回
LB値:50Hz
なお、本発明において、トナーに上記有機微粉体又は無機微粉体が外添されている場合は、下記方法によって、該有機微粉体又は無機微粉体を除去し、トナー粒子を得る。
本発明において、トナー粒子の断面観察は以下の方法により行う。
TEM写真より得られるトナー粒子の断面から求めた円相当径(Dtem)は以下の方法で求める。まず、1つのトナー粒子に対して、TEM写真より得られるトナー粒子の断面から求めた円相当径Dtemを下記式に従って求める。
[TEM写真より得られたトナー粒子の断面から求めた円相当径(Dtem)]=(RA1+RA2+RA3+RA4+RA5+RA6+RA7+RA8+RA9+RA10+RA11+RA12+RA13+RA14+RA15+RA16+RA17+RA18+RA19+RA20+RA21+RA22+RA23+RA24+RA25+RA26+RA27+RA28+RA29+RA30+RA31+RA32)/16
トナー粒子の表面層の平均厚み(Dav.)は以下方法で求める。まず、1つのトナー粒子の表面層の平均厚みD(n)を以下の方法で求める。
D(n)=(分割軸上における表面層の厚みの32箇所の合計)/32=(FRA1+FRA2+FRA3+FRA4+FRA5+FRA6+FRA7+FRA8+FRA9+FRA10+FRA11+FRA12+FRA13+FRA14+FRA15+FRA16+FRA17+FRA18+FRA19+FRA20+FRA21+FRA22+FRA23+FRA24+FRA25+FRA26+FRA27+FRA28+FRA29+FRA30+FRA31+FRA32)/32
Dav.={D(1)+D(2)+D(3)+D(4)+D(5)+D(6)+D(7)+D(8)+D(9)+D(10)}/10
[表面層の厚み(FRAn)が2.5nm以下である割合]=〔{表面層の厚み(FRAn)が2.5nm以下である分割軸の数}/32〕×100
トナー粒子の重量平均粒径(D4)および個数平均粒径(D1)は、以下のようにして算出する。測定装置としては、100μmのアパーチャーチューブを備えた細孔電気抵抗法による精密粒度分布測定装置「コールター・カウンター Multisizer 3」(登録商標、ベックマン・コールター社製)を用いる。測定条件の設定及び測定データの解析は、付属の専用ソフト「ベックマン・コールター Multisizer 3 Version3.51」(ベックマン・コールター社製)を用いる。尚、測定は実効測定チャンネル数2万5千チャンネルで行なう。
(1)Multisizer 3専用のガラス製250ml丸底ビーカーに前記電解水溶液200mlを入れ、サンプルスタンドにセットし、スターラーロッドの撹拌を反時計回りで24回転/秒にて行なう。そして、専用ソフトの「アパーチャーのフラッシュ」機能により、アパーチャーチューブ内の汚れと気泡を除去しておく。
(2)ガラス製の100ml平底ビーカーに前記電解水溶液30mlを入れる。この中に分散剤として「コンタミノンN」(非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、有機ビルダーからなるpH7の精密測定器洗浄用中性洗剤の10質量%水溶液、和光純薬工業社製)をイオン交換水で3質量倍に希釈した希釈液を0.3ml加える。
(3)発振周波数50kHzの発振器2個を位相を180度ずらした状態で内蔵し、電気的出力120Wの超音波分散器「Ultrasonic Dispension System Tetra150」(日科機バイオス社製)を準備する。超音波分散器の水槽内に3.3lのイオン交換水を入れ、この水槽中にコンタミノンNを2ml添加する。
(4)前記(2)のビーカーを前記超音波分散器のビーカー固定穴にセットし、超音波分散器を作動させる。そして、ビーカー内の電解水溶液の液面の共振状態が最大となるようにビーカーの高さ位置を調整する。
(5)前記(4)のビーカー内の電解水溶液に超音波を照射した状態で、トナー粒子10mgを少量ずつ前記電解水溶液に添加し、分散させる。そして、さらに60秒間超音波分散処理を継続する。尚、超音波分散にあたっては、水槽の水温が10℃以上40℃以下となる様に適宜調節する。
(6)サンプルスタンド内に設置した前記(1)の丸底ビーカーに、ピペットを用いてトナー粒子を分散した前記(5)の電解質水溶液を滴下し、測定濃度が5%となるように調整する。そして、測定粒子数が50000個になるまで測定を行なう。
(7)測定データを装置付属の前記専用ソフトにて解析を行ない、重量平均粒径(D4)および個数平均粒径(D1)を算出する。尚、前記専用ソフトでグラフ/体積%と設定したときの、「分析/体積統計値(算術平均)」画面の「平均径」が重量平均粒径(D4)である。また、前記専用ソフトでグラフ/個数%と設定したときの、「分析/個数統計値(算術平均)」画面の「平均径」が個数平均粒径(D1)である。
トナー粒子の表面に存在するケイ素原子の濃度[dSi](atomic%)、炭素原子の濃度[dC](atomic%)及び酸素原子の濃度[dO](atomic%)は、X線光電子分光分析(ESCA:Electron Spectroscopy for Chemical Analysis)を用いた表面組成分析を行い算出する。
使用装置:ULVAC−PHI社製 Quantum2000
X線光電子分光装置測定条件: X線源 Al Kα
X線:100μm 25W 15kV
ラスター:300μm×200μm
PassEnergy:58.70eV
StepSize:0.125eV
中和電子銃:20μA、1V
Arイオン銃:7mA、10V
Sweep数:Si 15回、C 10回 O 10回
トナー母粒子及び樹脂粒子のガラス転移温度(Tg)は、示差走査熱量計(DSC)M−DSC(商品名:Q2000、TA−インストルメンツ社製)を用いて、下記手順にて測定する。測定する試料3mgを精秤する。これをアルミパン中に入れ、リファレンスとして空のアルミパンを用い、測定温度範囲20乃至200℃の間で、昇温速度1℃/分、常温常湿下で測定を行う。このときのモジュレーション振幅±0.5℃、周波数1/minで測定する。得られるリバーシングヒートフロー曲線からガラス転移温度(Tg:℃)を計算する。Tgは、吸熱前後のベースラインと吸熱による曲線の接線との交点の中心値をTg(℃)として求めたものである。
酸価は試料1gに含まれる酸を中和するために必要な水酸化カリウムのmg数である。本発明における酸価は、JIS K 0070−1992に準じて測定されるが、具体的には、以下の手順に従って測定する。
滴定装置:電位差滴定装置AT−510(京都電子工業株式会社製)
電極:複合ガラス電極ダブルジャンクション型(京都電子工業株式会社製)
滴定装置用制御ソフトウエア:AT−WIN
滴定解析ソフト:Tview
滴定時における滴定パラメーター並びに制御パラメーターは下記のように行う。
滴定パラメーター
滴定モード:ブランク滴定
滴定様式:全量滴定
最大滴定量:20ml
滴定前の待ち時間:30秒
滴定方向:自動
制御パラメーラー
終点判断電位:30dE
終点判断電位値:50dE/dmL
終点検出判断:設定しない
制御速度モード:標準
ゲイン:1
データ採取電位:4mV
データ採取滴定量:0.1ml
測定サンプル0.100gを250mlのトールビーカーに精秤し、トルエン/エタノール(3:1)の混合溶液150mlを加え、1時間かけて溶解する。上記電位差滴定装置を用い、上記水酸化カリウムエチルアルコール溶液を用いて滴定する。
試料を用いない(すなわちトルエン/エタノール(3:1)の混合溶液のみとする)以外は、上記操作と同様の滴定を行う。
A=[(C−B)×f×5.611]/S
(式中、A:酸価(mgKOH/g)、B:空試験の水酸化カリウムエチルアルコール溶液の添加量(ml)、C:本試験の水酸化カリウムエチルアルコール溶液の添加量(ml)、f:水酸化カリウム溶液のファクター、S:試料(g)である。)
測定サンプル0.100gを250mlのトールビーカーに精秤し、THF150mlを加え、30分かけて溶解する。この溶液にpH電極を入れ、サンプルのTHF溶液のpHを読み取る。その後、0.1モル/l水酸化カリウムエチルアルコール溶液(キシダ化学社製)を10μlずつ添加し、その都度pHを読み取り滴定を行う。pHが10以上となり、30μl添加してもpHの変化がなくなるまで0.1モル/l水酸化カリウムエチルアルコール溶液を加える。得られた結果から0.1モル/l水酸化カリウムエチルアルコール溶液添加量に対するpHをプロットし、滴定曲線を得る。得られた滴定曲線からpH変化の傾きが一番大きいところを中和点とする。pKaは次のようにして求める。中和点までに必要とした0.1モル/l水酸化カリウムエチルアルコール溶液量の半分量でのpHを滴定曲線から読み取り、読み取ったpHの値をpKaとする。
重合体Aに含まれる1価の基aの含有量は核磁気共鳴分光分析(1H−NMR)[400MHz、CDCl3、室温(25℃)]を用いて行う。
測定装置:FT NMR装置 JNM−EX400(日本電子社製)
測定周波数:400MHz
パルス条件:5.0μs
周波数範囲:10500Hz
積算回数:64回
樹脂粒子の体積基準のメジアン径(D50)は、ゼータサイザーNano−ZS(MALVERN社製)を用い、動的光散乱法(DLS:Dynamic Light Scattering)で粒子径を測定することにより算出する。
測定モード:粒子径
Material:Polystyrene latex(RI:1.59、Absorption:0.01)
Dispersant:Water(Temperature:25℃、Viscosity:0.8872cP、RI:1.330)
Temperature:25.0℃
Cell:Clear disposable zeta cell
Measurement duration:Automatic
2,4−ジヒドロキシ安息香酸18.0gをメタノール150mLに溶解させ、炭酸カリウム36.9gを加えて65℃に加熱した。この反応液に4−(クロロメチル)スチレン18.7gとメタノール100mLの混合液を滴下し、65℃にて3時間反応させた。反応液を冷却後、濾過し、濾液を濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をpH=2の水1.5Lに分散させ、酢酸エチルを加えて抽出した。その後、水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下、酢酸エチルを留去して析出物を得た。析出物をヘキサン洗浄後、トルエンと酢酸エチルにて再結晶することで精製し、下記式(9)に示す重合性単量体M−1を20.1g得た。
2,5−ジヒドロキシ安息香酸100gと80%硫酸1441gとを50℃に加熱混合した。この分散液にtert−ブチルアルコール144gを加えて50℃で30分間撹拌した。その後、この分散液にtert−ブチルアルコール144gを加えて50℃で30分間撹拌する操作を3回行った。反応液を室温まで冷却し、氷水1kgにゆっくり注いだ。析出物を濾過、水洗し、その後、ヘキサン洗浄した。この析出物をメタノール200mLに溶解させ、水3.6Lに再沈殿させた。濾過後、80℃にて乾燥することで下記式(10)に示すサリチル酸中間体74.9gを得た。
tert−ブチルアルコール144gを2−オクタノール253gに変更する以外は、重合性単量体M−2の合成と同じ方法で、サリチル酸中間体を得た。ここで得られたサリチル酸中間体32gを用いる以外は、重合性単量体M−1の合成例と同じ方法で、下記式(12)の重合性単量体M−3を得た。
2,4−ジヒドロキシ安息香酸18.0gを2,3−ジヒドロキシ安息香酸18gに変更する以外は、重合性単量体M−1の合成例と同じ方法で、下記式(13)の重合性単量体M−4を得た。
2,4−ジヒドロキシ安息香酸18.0gを2,6−ジヒドロキシ安息香酸18gに変更する以外は、重合性単量体M−1の合成例と同じ方法で、下記式(14)の重合性単量体M−5を得た。
2,4−ジヒドロキシ安息香酸18.0gを2,5−ジヒドロキシ−3−メトキシ安息香酸18gに変更する以外は、重合性単量体M−1の合成例と同じ方法で、下記式(15)の重合性単量体M−6を得た。式(15)中、Meはメチル基を示す。
前記式(9)に示す重合性単量体M−1(8.6g)、スチレン(61.4g)をN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)42.0mlに溶解させ、窒素バブリングをしながら1時間撹拌した後、110℃まで加熱した。この反応液に、開始剤としてtert−ブチルパーオキシイソプロピルモノカルボネート(日本油脂株式会社製、商品名パーブチルI)(2.1g)とトルエン42mlの混合液を滴下した。更に110℃にて4時間反応した。その後、冷却しメタノール1Lに滴下し、析出物を得た。得られた析出物をTHF120mlに溶解後、メタノール1.80Lに滴下し、白色析出物を析出させ、濾過し、減圧下90℃にて乾燥させることで、重合体A−1(66.5g)を得た。得られた重合体A−1のNMRと酸価を測定し、重合性単量体M−1に由来する成分の含有量を確認した。
原料の仕込み量を表1のように変更する以外は重合体A−1の合成例と同様にして重合体A−2〜重合体A−9を得た。
撹拌機、コンデンサー、温度計、窒素導入管を付した反応容器にキシレン200質量部を仕込み、窒素気流下で還流した。
1−ビニルナフタレン−2−カルボン酸 5.3質量部
スチレン 75.0質量部
2−エチルヘキシルアクリレート 16.0質量部
ジメチル−2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート) 5.0質量部
を混合し、上記反応容器に撹拌しながら滴下し10時間保持した。その後、蒸留を行って溶剤を留去し、減圧下40℃で乾燥し重合体B−1を得た。得られた重合体B−1のNMRと酸価を測定し、式(2)で示される1価の基aの含有量を確認した。
重合体B−1の合成例での1−ビニルナフタレン−2−カルボン酸(5.3質量部)を5−ビニルサリチル酸(9.0質量部)に変更する以外は、重合体B−1と同様にして重合体B−2を得た。
撹拌機、コンデンサー、温度計、窒素導入管を付した反応容器にキシレン200部を仕込み、窒素気流下で還流した。単量体として、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸 6.0質量部
スチレン 72.0質量部
2−エチルヘキシルアクリレート 18.0質量部
を混合し、前記反応容器に撹拌しながら滴下し10時間保持した。その後、蒸留を行って溶剤を留去し、減圧下40℃で乾燥し重合体B−3を得た。得られた重合体B−3のNMRと酸価を測定し、式(2)で示される1価の基aの含有量を確認した。
撹拌機、コンデンサー、温度計、窒素導入管を備えた反応容器に、メチルエチルケトン200.0質量部を仕込み、重合体A−1を100.0質量部加えて溶解した。次いで、1.0N水酸化カリウム水溶液をゆっくり加え、10分間撹拌を行った後、イオン交換水500.0質量部をゆっくり滴下し、乳化させた。
重合体A−1と、1.0N水酸化カリウム水溶液の量を表2に示すように変更した以外は、樹脂粒子E−1の製造例と同様にして樹脂粒子E−2〜樹脂粒子E−13の水分散体を得た。得られた樹脂粒子E−2〜樹脂粒子E−13の水分散体の物性値を表2に示す。
(イソシアネート基含有プレポリマーの合成)
・ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物 725質量部
・フタル酸 290質量部
・ジブチルスズオキサイド 3.0質量部
上記材料を220℃にて撹拌して7時間反応し、さらに減圧下で5時間反応させた後、80℃まで冷却し、酢酸エチル中にてイソホロンジイソシアネート190質量部と2時間反応し、イソシアネート基含有ポリエステル樹脂を得た。イソシアネート基含有ポリエステル樹脂を25質量部とイソホロンジアミン1質量部を50℃で2時間反応させ、ウレア基を含有するポリエステルを主成分とするポリエステル系樹脂を得た。得られたポリエステル系樹脂の重量平均分子量(Mw)は22300、数平均分子量(Mn)は2980、ピーク分子量は7200であった。
還流管、撹拌機、温度計、窒素導入管を備えた5つ口耐圧容器中にイオン交換水700質量部と0.1モル/リットルのNa3PO4水溶液1000質量部と1.0モル/リットルのHCl水溶液24.0質量部を添加した。高速撹拌装置TK−ホモミキサーを用いて12,000rpmで撹拌しながら、63℃に保持した。ここに1.0モル/リットルのCaCl2水溶液85質量部を徐々に添加し、微細な難水溶性分散安定剤Ca3(PO4)2を含む水系分散媒体を調製した。
・スチレンモノマー 75.0質量部
・n−ブチルアクリレート 25.0質量部
・ジビニルベンゼン 0.1質量部
・有機ケイ素化合物(メチルトリエトキシシラン) 15.0質量部
・銅フタロシアニン顔料(ピグメントブルー15:3) 6.5質量部
・ポリエステル系樹脂 6.0質量部
・離型剤〔べヘン酸ベヘニル〕 10.0質量部
上記原料をアトライター(日本コークス工業社製)で3時間分散させ、重合性単量体組成物とした。次に、この重合性単量体組成物を別の容器に移し、撹拌しながら63℃で5分保持し、その後、重合開始剤であるt−ブチルパーオキシピバレート20.0質量部(トルエン溶液50%)を添加し、撹拌しながら5分間保持した(溶解工程)。
初期と15000枚印字後において、転写電流を2〜20μAの間で2μA刻みで変化させ、それぞれにおいてベタ画像を出力し、ベタ画像転写後の感光体上の転写残トナーをマイラーテープでテーピングして剥ぎ取った。その後、該テープとテーピングしていないテープをLETTERサイズのXEROX 4200用紙(XEROX社製、75g/m2)に貼り付けた。該テープの反射率Ds(%)からテーピングせず貼り付けたテープの反射率Dr(%)を差し引いた数値により転写性を評価した。
初期および15000枚出力後、20mm四方のべた黒画像が紙面の4隅と中央に印字されたサンプル画像を出力して、その5点の平均濃度を測定した。尚、画像濃度は「マクベス反射濃度計 RD918」(マクベス社製)を用いて、原稿濃度が0.00の白地部分の画像に対する相対濃度を測定した。
初期および15000枚出力後、トナーをカートリッジから抜き取り、それぞれ下記のように二成分現像剤を作製した。
帯電量の測定は二成分現像剤を高温高湿環境(32.5℃/85%RH)で3日間放置し、200回/分の速度で3分間振とうさせ、図4の装置を用いて測定した。
図4に示す底に500メッシュ(目開き25μm)のスクリーン43のある金属製の測定容器42に摩擦帯電量を測定しようとする二成分現像剤を0.500gを入れ金属製のフタ44をする。このときの測定容器42全体を秤り、その重さをW1(g)とする。次に、吸引機41(測定容器42と接する部分は少なくとも絶縁体)において、吸引口47から吸引し風量調節弁46を調整して真空計45の圧力を250mmAqとする。この状態で充分、好ましくは2分間吸引を行い、二成分現像剤からトナーを吸引除去する。
摩擦帯電量(mC/kg)=(C×V)/(W1−W2)
表3に示した製造条件及び処方に従い、それ以外は上記実施例1に従い、トナー粒子及びトナーを作製した。得られたトナー粒子の物性を表4に示した。また、評価結果を表5に示した。なお、減圧蒸留および加圧蒸留の方法を以下に示す。
樹脂粒子固着工程を実施しない以外は、上記実施例1に従い、トナー粒子を得た。
反応1工程までは実施例1に従った。
表3に示した製造条件及び処方に従い、それ以外は上記実施例1に従い、トナー粒子及びトナーを作製した。得られたトナー粒子の物性を表4に示した。また、得られたトナーの評価は実施例1と同様にして行い、結果を表5に示した。なお、減圧蒸留および加圧蒸留の方法を以下に示す。
実施例1の重合性単量体組成物に用いる原料を下記の材料に変更する以外は、実施例1に従って、蒸留工程までを実施した。
・スチレンモノマー 75.0質量部
・n−ブチルアクリレート 25.0質量部
・ジビニルベンゼン 0.1質量部
・重合体A−1 0.5質量部
・銅フタロシアニン顔料(ピグメントブルー15:3) 6.5質量部
・ポリエステル系樹脂 6.0質量部
・離型剤〔べヘン酸ベヘニル〕 10.0質量部
蒸留工程終了後、30℃まで冷却し、容器内に希塩酸を添加してpHを1.5まで下げて、分散安定剤を溶解させ、さらに、ろ過を行った。ろ過後、得られたケーキを取りださずに、さらにイオン交換水700質量部を加えてもう一度ろ過し、洗浄を行った。
Claims (8)
- イオン性官能基を有する樹脂を含有する樹脂粒子に由来する表面層を有するトナー粒子を有するトナーであって、
前記表面層が、さらに、有機ケイ素重合体を含有し、
前記有機ケイ素重合体は、下記式(1)で表される部分構造を有し、
前記トナー粒子のテトラヒドロフラン不溶分の29Si−NMRの測定において、前記有機ケイ素重合体の全ピーク面積に対する、式(1)で表される部分構造のピーク面積の割合が5.0%以上であり、
前記イオン性官能基を有する樹脂のpKa(酸解離定数)が、6.0以上9.0以下であることを特徴とするトナー。
R0−SiO3/2 (1)
(R0は炭素数1以上6以下のアルキル基又はフェニル基を示す。) - 前記トナー粒子の表面のX線光電子分光分析において、前記トナー粒子の表面の、炭素原子の濃度dC、酸素原子の濃度dO、及びケイ素原子の濃度dSiの合計を100.0atomic%としたときに、前記ケイ素原子の濃度dSiが、1.0atomic%以上28.6atomic%以下である請求項1に記載のトナー。
- 前記トナー粒子は、透過型電子顕微鏡(TEM)を用いた断面観察において、前記トナー粒子の断面の最大径である長軸Lの中点を通り、且つ、前記中点における交差角が均等(交差角は11.25°)になるように前記断面を横断する直線を16本ひくことにより前記中点から前記トナー粒子の表面まで32本の線分が形成されたとき、前記32本の線分上における前記表面層の平均厚みDav.が、5.0nm以上である請求項1又は2に記載のトナー。
- 前記表面層の厚みが2.5nm以下である前記線分の数の割合が、20.0%以下である請求項3に記載のトナー。
- 前記イオン性官能基を有する樹脂のpKaが、7.0以上8.5以下である請求項1〜4のいずれか一項に記載のトナー。
- 前記式(1)におけるR0が、メチル基又はエチル基である請求項1〜5のいずれか一項に記載のトナー。
- 前記イオン性官能基を有する樹脂を含有する樹脂粒子の体積基準のメジアン径(D50)が5nm以上200nm以下である請求項1〜7のいずれか一項に記載のトナー。
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