JP2016194202A - 耐火構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】区画体の貫通路に設置される筒状のスリーブを備える耐火構造であって、スリーブに配管や配線が挿通されていない状態において、スリーブを通じた延焼を防止可能な耐火構造を提供する。【解決手段】本発明の耐火構造1は、貫通路8を備える区画体2と、区画体2の貫通路8に設置されて、配管や配線を挿通するために使用される筒状のスリーブ3と、スリーブ3に配管や配線が挿通されていない状態において、スリーブ3の両端の開口のうち、少なくとも一方の開口を覆う耐火性シート5とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、区画体の貫通路に設置される筒状のスリーブを備える耐火構造に関する。
従来、建築物の区画体の貫通路に設置される筒状のスリーブに、配管や配線を挿通させることが行われている。そして特許文献1には、火災の発生時に、炎がスリーブを通じて伝搬することを防止する技術が開示されている。この特許文献1では、スリーブの両端に、配線を保護するためのブッシングが設けられる。そして、スリーブに挿通された配線と、スリーブの一端のブッシングとを、熱膨張性シートで巻き回すことで、配線とスリーブとの間の隙間が熱膨張性シートで覆われる。火災の発生時には、熱膨張性シートが熱膨張することで膨張断熱層が形成され、この膨張断熱層が配線とスリーブとの間の隙間を閉塞することで、炎がスリーブを通じて伝搬することが防止される。
特開2007−312599号公報
ところで、区画体の貫通路に筒状のスリーブや電線管を設置した後に、建築物の施工が中断される、もしくは後配管を想定して貫通孔だけ開けておくことで、直ちにスリーブや電線管に配管や配線が挿通されずに、しばらくスリーブが開口したまま放置されることがある。この状態で建築物に火災が発生した場合には、スリーブ内への炎の侵入を阻止できないため、スリーブを通じて炎が伝搬する虞れがある。この点に関し、特許文献1は、スリーブに挿通された配線に熱膨張シートを巻き回すものであるため、スリーブに配線が挿通されていない状態で、スリーブを通じて炎が伝搬することを防止するものではない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、区画体の貫通路に設置される筒状のスリーブを備える耐火構造であって、スリーブに配管や配線が挿通されていない状態において、スリーブを通じた延焼を防止可能な耐火構造を提供することである。
本発明の耐火構造は、貫通路を備える区画体と、前記区画体の貫通路に設置されて、配管や配線を挿通するために使用される筒状のスリーブと、前記スリーブに配管や配線が挿通されていない状態において、前記スリーブの両端の開口のうち、少なくとも一方の開口を覆う耐火性シートとを備える。
好ましくは、前記耐火性シートの中央部が前記スリーブの開口を覆い、前記耐火性シートの外周部が前記スリーブの側面に沿うように、前記耐火性シートは前記スリーブに対して配置されており、前記耐火性シートの外周部に金属線が巻き付けられることで、前記耐火性シートが前記スリーブに押さえ付けられている。
好ましくは、第1の金属線で一端同士が結束された一対の前記耐火性シートを備え、前記一対の耐火性シートの一端側部が前記スリーブの開口を覆い、前記一対の耐火性シートの他端側部が前記スリーブの側面に沿うように、前記一対の耐火性シートは前記スリーブに対して配置されており、前記一対の耐火性シートの他端側部に第2の金属線が巻き付けられることで、前記一対の耐火性シートが前記スリーブに押さえ付けられている。
好ましくは、前記貫通路の躯体面と前記スリーブの外周面との間に耐火性シール材が充填される。
本発明の耐火構造によれば、スリーブに配管や配線が挿通されていない状態で、耐火性シートがスリーブの一端の開口を覆っているので、スリーブに配管や配線が挿通されるまでの間に、火災が発生したとしても、スリーブを通じて熱や火災が伝搬されること等を防止できる。したがって、延焼の危険性を低く抑えることが可能である。
本発明の第1実施形態に係る耐火構造を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る耐火構造を示す断面図である。 本発明の第2実施形態においてスリーブに配線を挿通する作業を示す断面図である。 本発明の変形例に係る耐火構造を示す断面図である。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る防火構造1を示す断面図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る防火構造1は、区画体2と、筒状のスリーブ3と、耐火性シール材4と、耐火性シート5とを備える。
区画体2は、防火区画A,Bを区画する中空壁である。この区画体2は、間隔をおいて配置される一対の壁材6A,6Bを備える。一対の壁材6A,6Bは、それぞれ、石膏ボードからなり、上下方向に延びる。当該一対の壁材6A,6Bには、一対の貫通孔60A,60Bが形成される。これら貫通孔60A,60Bと、壁材6A,6Bの間の空隙7とによって、区画体2の貫通路8が構成される。
スリーブ3は、区画体2の貫通路8に設置される。スリーブ3は、両端が開口する筒状を呈しており、図示しない配管や配線を挿通するために使用される。配管は、例えば、給排水管、吸排気管、水道管、ガス管、冷暖房用媒体移送管である。配線は、例えば、CVケーブル、単心ケーブルを2本束ねたCVDケーブル、単心ケーブルを3本束ねたCVTケーブル、或いは、他の電源ケーブルや信号ケーブルである。スリーブ3の両端には、配線や配管を保護するためのブッシング30が設けられる。
上記のスリーブ3として、金属製又は熱膨張性の耐火性スリーブを使用できる。金属製の耐火性スリーブとしては鋼製のものが好ましく、そのようなスリーブは公知である。熱膨張性の耐火性スリーブとしては、バインダー又はマトリックスとしての樹脂、熱膨張性黒鉛及び無機充填材を含む熱膨張性樹脂組成物からなるスリーブが挙げられ、スリーブ3を形成するために使用可能な市販の耐火性シートとしては、例えば積水化学工業社製フィブロック(登録商標。エポキシ樹脂またはブチルゴムを樹脂成分とし、リン化合物、熱膨張性黒鉛および無機充填材等を含む熱膨張性樹脂組成物のシート状成形物)、住友スリーエム社のファイアバリア(クロロプレンゴムとバーキュライトを含有する樹脂組成物からなるシート材料、膨張率:3倍、熱伝導率:0.20kcal/m・h・℃)、三井金属塗料化学社のメジヒカット(ポリウレタン樹脂と熱膨張性黒鉛を含有する樹脂組成物からなるシート材料、膨張率:4倍、熱伝導率:0.21kcal/m・h・℃)などが挙げられる。
耐火性シール材4は、貫通路8の躯体面(貫通孔60A,60Bの躯体面)とスリーブ3の外周面との間に充填される。このシール材4として、積水化学工業社製のフィブロック(登録商標。エポキシ樹脂、ゴム樹脂等の樹脂成分、熱膨張性黒鉛等の熱膨張成分、リン化合物、無機充填材等を含む熱膨張性樹脂組成物の成形体)や、耐火性パテを使用できる。この耐火性パテとしては、例えば、ポリブテン、ポリブタジエンなどの有機系バインダーと、石膏、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどの無機充填剤とを含む粘土状充填材や、ペースト状充填材、熱膨張性耐火樹脂組成物からなる粘土状充填材又はペースト状充填材などを挙げることができる。中でも石膏、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどは火災等の熱にさらされたときに吸熱作用を示し、スリーブ3が高温となるのを防止することができることから、石膏、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどを含む粘土状充填材やペースト状充填材を使用することが好ましい。また、上記のスリーブ3として耐火性スリーブが使用される場合には、火災が生じた際に、耐火性パテが壁材6A,6Bの間の床上へ垂れ落ちることを防止できる。また熱膨張性耐火樹脂組成物からなる粘土状充填材やペースト状充填材は火災等の熱にさらされたときに膨張して断熱作用を示すことから好ましい。
耐火性シート5は、スリーブ3に配管や配線が挿通されていない状態において、スリーブ3の一方の開口(スリーブ3の防火区画B側の開口)を覆うものである。耐火性シート5は、中央部5aがスリーブ3の開口を覆い、外周部5bがスリーブ3の側面に沿うように、スリーブ3に対して配置されている。そして、耐火性シート5の外周部5bに金属線9が巻き付けられることで、耐火性シート5は、スリーブ3に押さえ付けられている。
上記の耐火性シート5は、耐火性を有する熱膨張材から形成されたものである。この熱膨張材として、バインダー又はマトリックスとしての熱可塑性樹脂、ゴム物質、又は熱硬化性樹脂などの合成樹脂、熱膨張性黒鉛、及び無機充填材を含む、熱膨張性樹脂組成物が挙げられる。
熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリブテン系樹脂、ポリペンテン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等が挙げられる。
ゴム物質としては、例えば、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、1,2−ポリブタジエンゴム(1,2−BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、ニトリルゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、エチレン−プロピレンゴム(EPR、EPDM)、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)、アクリルゴム(ACM、ANM)、エピクロルヒドリンゴム(CO、ECO)、多加硫ゴム(T)、シリコーンゴム(Q)、フッ素ゴム(FKM、FZ)、ウレタンゴム(U)等が挙げられる。
熱硬化性樹脂としては、例えば、ポリウレタン、ポリイソシアネート、ポリイソシアヌレート、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド等が挙げられる。
これらの樹脂は、単独で用いても、2種以上を併用してもよい。これらの樹脂のうち、後述する熱膨張性黒鉛を配合する場合に、その膨張温度以下で成形可能であるという観点から、ポリオレフィン系樹脂またはゴム物質が好ましく、中でもポリエチレン系樹脂が好ましい。また、防火性能をより向上させるために、充填剤を多量に配合することが可能であるという観点からは、ゴム物質が好ましい。さらに、樹脂自体の難燃性を上げて防火性能を向上させるという観点からは、フェノール樹脂、エポキシ樹脂が好ましい。特に分子構造の選択が広範囲で、樹脂組成物の防火性能や力学物性を調整することが容易であることから、エポキシ樹脂が好ましい。
膨張性黒鉛は、従来公知の物質であり、天然鱗状グラファイト、熱分解グラファイト、キッシュグラファイト等の粉末を濃硫酸、硝酸、セレン酸等の無機酸と、濃硝酸、過塩素酸、過塩素酸塩、過マンガン酸塩、重クロム酸塩、過酸化水素等の強酸化剤とで処理してグラファイト層間化合物を生成させたもので、炭素の層状構造を維持したままの結晶化合物である。このように酸処理して得られた熱膨張性黒鉛は、さらにアンモニア、脂肪族低級アミン、アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物等で中和したものを使用するのが好ましい。
熱膨張性黒鉛の粒度は、20〜200メッシュが好ましい。粒度が200メッシュより小さくなると、黒鉛の膨張度が小さく、十分な膨張断熱層が得られず、また粒度が20メッシュより大きくなると、黒鉛の膨張度が大きいという利点はあるが、樹脂に配合する際に分散性が悪くなり、物性の低下が避けられない。熱膨張性黒鉛の市販品としては、例えば、東ソー社製「GREP−EG」、GRAFTECH社製「GRAFGUARD」等が挙げられる。
熱膨張性樹脂組成物には、さらに無機充填剤を配合することが好ましい。
無機充填剤は、膨張断熱層が形成される際、熱容量を増大させ伝熱を抑制するとともに、骨材的に働いて膨張断熱層の強度を向上させる。無機充填剤としては特に限定されず、例えば、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化鉄、酸化錫、酸化アンチモン、フェライト類等の金属酸化物;水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、ハイドロタルサイト等の含水無機物;塩基性炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウム等の金属炭酸塩等が挙げられる。
また、無機充填剤としては、これらの他に、硫酸カルシウム、石膏繊維、ケイ酸カルシウム等のカルシウム塩;シリカ、珪藻土、ドーソナイト、硫酸バリウム、タルク、クレー、マイカ、モンモリロナイト、ベントナイト、活性白土、セピオライト、イモゴライト、セリサイト、ガラス繊維、ガラスビーズ、シリカ系バルン、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ケイ素、カーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、炭素バルン、木炭粉末、各種金属粉、チタン酸カリウム、硫酸マグネシウム「MOS」(商品名)、チタン酸ジルコン酸鉛、アルミニウムボレート、硫化モリブデン、炭化ケイ素、ステンレス繊維、ホウ酸亜鉛、各種磁性粉、スラグ繊維、フライアッシュ、脱水汚泥等が挙げられる。これらの無機充填剤は単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
無機充填剤の粒径としては、0.5〜100μmが好ましく、より好ましくは1〜50μmである。無機充填剤は、添加量が少ないときは、分散性が性能を大きく左右するため、粒径の小さいものが好ましいが、0.5μm未満になると二次凝集が起こり、分散性が悪くなる。添加量が多いときは、高充填が進むにつれて、樹脂組成物の粘度が高くなり成形性が低下するが、粒径を大きくすることで樹脂組成物の粘度を低下させることができる点から、粒径の大きいものが好ましい。粒径が100μmを超えると、成形体の表面性、樹脂組成物の力学的物性が低下する。
無機充填剤としては、例えば、水酸化アルミニウムでは、粒径18μmの「ハイジライトH−31」(昭和電工社製)、粒径25μmの「B325」(ALCOA社製)、炭酸カルシウムでは、粒径1.8μmの「ホワイトンSB赤」(備北粉化工業社製)、粒径8μmの「BF300」(備北粉化工業社製)等が挙げられる。
熱膨張性樹脂組成物では、膨張断熱層の強度を増加させ防火性能を向上させるために、前記の各成分に加えて、さらにリン化合物を添加してもよい。リン化合物としては、特に限定されず、例えば、赤リン;トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェート、キシレニルジフェニルホスフェート等の各種リン酸エステル;リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸マグネシウム等のリン酸金属塩;ポリリン酸アンモニウム類;下記化学式(1)で表される化合物等が挙げられる。これらのうち、防火性能の観点から、赤リン、ポリリン酸アンモニウム類、及び、下記化学式(1)で表される化合物が好ましく、性能、安全性、コスト等の点においてポリリン酸アンモニウム類がより好ましい。
Figure 2016194202
化学式(1)中、R1及びR3は、水素、炭素数1〜16の直鎖状あるいは分岐状のアルキル基、または、炭素数6〜16のアリール基を表す。R2は、水酸基、炭素数1〜16の直鎖状あるいは分岐状のアルキル基、炭素数1〜16の直鎖状あるいは分岐状のアルコキシル基、炭素数6〜16のアリール基、または、炭素数6〜16のアリールオキシ基を表す。
赤リンとしては、市販の赤リンを用いることができるが、耐湿性、混練時に自然発火しない等の安全性の点から、赤リン粒子の表面を樹脂でコーティングしたもの等が好適に用いられる。ポリリン酸アンモニウム類としては特に限定されず、例えば、ポリリン酸アンモニウム、メラミン変性ポリリン酸アンモニウム等が挙げられるが、取り扱い性等の点からポリリン酸アンモニウムが好適に用いられる。市販品としては、例えば、クラリアント社製「AP422」、「AP462」、Budenheim Iberica社製「FR CROS 484」、「FR CROS 487」等が挙げられる。
化学式(1)で表される化合物としては特に限定されず、例えば、メチルホスホン酸、メチルホスホン酸ジメチル、メチルホスホン酸ジエチル、エチルホスホン酸、プロピルホスホン酸、ブチルホスホン酸、2−メチルプロピルホスホン酸、t−ブチルホスホン酸、2,3−ジメチル−ブチルホスホン酸、オクチルホスホン酸、フェニルホスホン酸、ジオクチルフェニルホスホネート、ジメチルホスフィン酸、メチルエチルホスフィン酸、メチルプロピルホスフィン酸、ジエチルホスフィン酸、ジオクチルホスフィン酸、フェニルホスフィン酸、ジエチルフェニルホスフィン酸、ジフェニルホスフィン酸、ビス(4−メトキシフェニル)ホスフィン酸等が挙げられる。中でも、t−ブチルホスホン酸は、高価ではあるが、高難燃性の点において好ましい。前記のリン化合物は、単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
また、樹脂組成物には、その物性を損なわない範囲で、さらにフェノール系、アミン系、イオウ系等の酸化防止剤、金属害防止剤、帯電防止剤、安定剤、架橋剤、滑剤、軟化剤、顔料等が添加されてもよい。また、一般的な難燃剤を添加してもよく、難燃剤による燃焼抑制効果により防火性能を向上させることができる。
熱膨張性耐火材料を構成する樹脂組成物において、熱膨張性黒鉛の配合量は、樹脂成分100重量部に対して10〜300重量部が好ましい。配合量が10重量部以上であると、体積膨張率が大きく樹脂サッシを構成する合成樹脂製部材が焼失した部分を十分埋めきることができ防火性能が発揮され、300重量部以下であると機械的強度が維持される。熱膨張性黒鉛の配合量は、より好ましくは20〜250重量部である。
樹脂組成物において、無機充填剤の配合量は、樹脂成分100重量部に対して10〜400重量部が好ましい。配合量が10重量部以上であると、十分な防火性能が得られ、400重量部以下であると機械的強度が維持される。無機充填剤の配合量は、より好ましくは40〜350重量部である。
樹脂組成物において、リン化合物を添加する場合、リン化合物の配合量は、樹脂成分100重量部に対して30〜300重量部である。配合量が30重量部以上であると、膨張断熱層の強度を向上させる効果が十分であり、300重量部以下であると、機械的強度が維持される。リン化合物の配合量は、より好ましくは40〜250重量部である。
耐火性シート5として使用可能な市販のシートとしては、例えば積水化学工業社製フィブロック(登録商標。エポキシ樹脂またはブチルゴムを樹脂成分とし、リン化合物、熱膨張性黒鉛および無機充填材等を含む熱膨張性樹脂組成物のシート状成形物)、住友スリーエム社のファイアバリア(クロロプレンゴムとバーキュライトを含有する樹脂組成物からなるシート材料、膨張率:3倍、熱伝導率:0.20kcal/m・h・℃)、三井金属塗料化学社のメジヒカット(ポリウレタン樹脂と熱膨張性黒鉛を含有する樹脂組成物からなるシート材料、膨張率:4倍、熱伝導率:0.21kcal/m・h・℃)などが挙げられる。
第1実施形態の耐火構造1によれば、スリーブ3に配管や配線が挿通されていない状態で、耐火性シート5がスリーブ3の一端の開口を覆っているので、スリーブ3に配管や配線が挿通されるまでの間に、火災が発生したとしても、スリーブ3を通じて熱や災が伝搬すること等を防止できる。したがって、スリーブ3を通じた延焼を防止可能である。
具体的には、耐火性シート5を配置した防火区画B側で火災が発生した場合には、耐火性シート5が炎を遮るので、熱や炎がスリーブ3内に侵入せず、防火区画Bからスリーブ3内を通って防火区画Aへ熱や炎や煙が入り込むことが防止される。このため、スリーブ3を通じた延焼を防止可能である。
また、耐火性シート5を配置していない防火区画A側で火災が発生した場合には、火災による室内の温度や圧力が上昇し、スリーブ3を通って熱や火炎が防火区画Bに伝搬しようとする。しかしながら、スリーブ3の防火区画B側に耐火性シート5が取り付けていることにより、防火区画B側のスリーブ3の開口が閉塞された状態となっているため、スリーブ3の内部が酸欠状態となり、且つ、熱量の供給が抑制される。このため、スリーブ3を通じた延焼を防止可能である。
さらに、耐火性シート5が熱膨張材から形成される場合には、耐火性シート5が熱膨張することで膨張断熱層が形成されて、この膨張断熱層がスリーブ3の開口を閉塞するので、熱や炎がスリーブ3内を伝搬することを防止できる。
また、耐火性シート5の外周部5bを、スリーブ3の側面に沿わせて、金属線9を巻き付けるようにしていることで、スリーブ3の口径が小さい場合でも、容易に耐火性シート5をスリーブ3に取り付けることができる。
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。図2は、第2実施形態に係る耐火構造10を示す断面図である。
第2実施形態に係る耐火構造10は、区画体2と、筒状のスリーブ3と、耐火性シール材4と、一対の耐火性シート5A,5Bとを備える。区画体2や、スリーブ3や、耐火性シール材4は、第1実施形態と同様である。このため説明を省略する。
一対の耐火性シート5A,5Bは、図2のようにスリーブ3に配線や配管が挿通されていない状態で、スリーブ3の一方の開口(スリーブ3の防火区画B側の開口)を覆うものである。
スリーブ3に配線や配管が挿通されていない状態では(図2の状態では)、耐火性シート5A,5Bの一端同士5c,5cは、金属線11で結束されている。そして、耐火性シート5A,5Bの一端側部5d,5dがスリーブ3の開口を覆い、耐火性シート5A,5Bの他端側部5e,5eがスリーブ3の外周面に沿うように、耐火性シート5A,5Bは、スリーブ3に対して配置されている。さらに、耐火性シート5A,5Bの他端側部5e,5eに金属線12が巻き付けられることで、耐火性シート5A,5Bは、スリーブ3に押さえ付けられている。
上述したスリーブ3に配線等が挿通されていない状態では(図2の状態では)、耐火性シート5A,5Bがスリーブ3の一方の開口(スリーブ3の防火区画B側の開口)を覆っている。このため、スリーブ3に配管や配線が挿通されるまでの間に、火災が発生したとしても、スリーブ3を通じて熱や火災が伝搬されることを防止できる。このため、スリーブ3を通じた延焼を防止可能である。
図3は、スリーブ3に配線12を挿通する作業を示している。スリーブ3に配線12を挿通する際には、以下の(i)〜(iv)の作業が順次行われる。
(i)金属線11を耐火性シート5A,5Bから取り外すことで、耐火性シート5A,5Bの一端同士5c,5cの結束を解除する(図3(a))。
(ii)配線12をスリーブ3内に挿通して、配線12を、耐火性シート5A,5Bの一端5c,5cの間に通す(図3(b))。
(iii)耐火性シート5A,5Bの一端5c,5cを、配線12に沿わせる(図3(c))。
(iv)耐火性シート5A,5Bの一端5c,5cに、金属線11を巻き付ける(図3(c))。
以上の(i)〜(iv)の作業により、配線12がスリーブ3に挿通されて、図3(c)に示す状態となった後では、耐張性シート5A,5Bが、配線12とスリーブ3との間の隙間を覆っている。このため、火災の発生時に、熱や災が配線12とスリーブ3との間から伝搬することを防止できる。したがって、スリーブ3を通じた延焼を防止できる。なお、スリーブ3に配管を挿通する際にも、上記(i)〜(iv)と同様の作業が行われる。
第2実施形態によれば、上記の(i)〜(iv)の簡易な作業を行うことで、スリーブ3に配線や配管を挿通して直ちに、延焼の危険性を抑える対策を実現できる。したがって利便性が高い。また、スリーブ3に配線等を挿通する前後のいずれの時点で火災が生じても、スリーブ3を通じた延焼を防止できる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々変更することができる。
例えば、第1及び第2実施形態では、スリーブ3の防火区画B側の開口を耐火性シート5,5A,5Bで覆う例を示したが、スリーブ3の防火区画B側の開口が耐火性シート5,5A,5Bで覆われてもよく、スリーブ3の両端の開口の双方が耐火性シート5,5A,5Bで覆われてもよい。なお、スリーブ3の両端の開口のうち、いずれか一方の開口のみ耐火性シート5,5A,5Bで覆う場合には、耐火性シート5,5A,5Bを配置していない他方側の施工に、耐火性シート5,5A,5Bが支障しない。したがって、他方側における施工を円滑に行うことができる。
また、第1及び第2実施形態で使用される金属線9,11,12は、錆止め等のために、被覆材で表面が覆われていてもよい。
また、第1及び第2実施形態では、区画体が石膏ボードからなる中空壁である例を示したが、区画体は、軽量気泡コンクリート(ALC)壁や、モルタルで忠実に形成された壁などの他の任意の壁であってよく、また、上下方向に延びる壁に限られず、水平方向に延びる床又は板であってもよい。
図4は、区画体2が水平方向に延びる床とされた変形例を示す断面図である。図4(a)は、第1実施形態の耐火構造1の変形例を示し、図4(b)は、第2実施形態の耐火構造10の変形例を示す。図4(a)や図4(b)に示す変形例では、区画体2によって上層区画Cと下層区画Dとが区画されている。区画体2には、上下方向に延びる貫通路8が形成されている。この貫通路8にはスリーブ3が設置されており、貫通路8の躯体面とスリーブ3の外周面との間には、耐火性シール材4が充填されている。そして図4(a)の変形例では、スリーブ3に配管や配線が挿通されていない状態において、スリーブ3の上端の開口が、耐火性シート5によって覆われている。また図4(b)の変形例では、スリーブ3に配管や配線が挿通されていない状態において、スリーブ3の上端の開口が、一対の耐火性シート5A,5Bによって覆われている。上記の図4(a)や図4(b)に示す変形例によれば、耐火性シート5や耐火性シート5A,5Bによってスリーブ3の上端の開口が覆われているので、スリーブ3に配管や配線が挿通されるまでの間に、区画C,Dのいずれか一方で火災が発生しても、スリーブ3を通じて、区画C,Dの他方に熱や火災が伝搬されることを防止できる。このため、スリーブ3を通じた延焼を防止可能である。なお、図4(a)や図4(b)の変形例では、スリーブ3の下端の開口が耐火性シート5,5A,5Bで覆われていてもよく、スリーブ3の上端及び下端の双方の開口が耐火性シート5,5A,5Bで覆われていてもよい。
1,10 防火構造
2 区画体
3 スリーブ
4 耐火性シール材
5,5A,5B 耐火性シート
5a 耐火性シートの中央部
5b 耐火性シートの外周部
5c 耐火性シートの一端
5d 耐火性シートの一端側部
5e 耐火性シートの他端側部
8 貫通路
9,11,12 金属線

Claims (4)

  1. 貫通路を備える区画体と、
    前記区画体の貫通路に設置されて、配管や配線を挿通するために使用される筒状のスリーブと、
    前記スリーブに配管や配線が挿通されていない状態において、前記スリーブの両端の開口のうち、少なくとも一方の開口を覆う耐火性シートとを備える耐火構造。
  2. 前記耐火性シートの中央部が前記スリーブの開口を覆い、前記耐火性シートの外周部が前記スリーブの側面に沿うように、前記耐火性シートは前記スリーブに対して配置されており、
    前記耐火性シートの外周部に金属線が巻き付けられることで、前記耐火性シートが前記スリーブに押さえ付けられている請求項1に記載の耐火構造。
  3. 第1の金属線で一端同士が結束された一対の前記耐火性シートを備え、
    前記一対の耐火性シートの一端側部が前記スリーブの開口を覆い、前記一対の耐火性シートの他端側部が前記スリーブの側面に沿うように、前記一対の耐火性シートは前記スリーブに対して配置されており、
    前記一対の耐火性シートの他端側部に第2の金属線が巻き付けられることで、前記一対の耐火性シートが前記スリーブに押さえ付けられている請求項1に記載の耐火構造。
  4. 前記貫通路の躯体面と前記スリーブの外周面との間に耐火性シール材が充填される請求項1乃至3のいずれかに記載の耐火構造。
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