JP2000345714A - 開口部の養生用部材 - Google Patents
開口部の養生用部材Info
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Abstract
単に着脱することができ、開口部からの粉塵等の浸入を
完全に防ぐことができると共に、通気性を保ったままで
開口部を塞ぐことができ、しかも使用後の廃品を焼却処
理しても有害物質を排出することがなく、環境汚染を生
じない開口部の養生用部材を提供する。 【解決手段】 施工現場に於ける機器や装置等の開口部
3を塞ぐようにした開口部の養生用部材1であって、素
材がペットボトルの再生品である不織布からなり、前部
が開口した袋状に形成され、開口11の周縁部分にゴム
材4を縫い込んで伸縮自在とし、前記開口部3の周壁3
1にその開口を拡げて被せるようにした。
Description
機器や装置等の開口部を塞いで、この開口部から粉塵等
が浸入することを防ぐようにした開口部の養生用部材に
関する。
ては、ビニール袋等が使用されており、例えば、施工途
中に於ける機器及びダクト等の接続迄の開口部に、ビニ
ール袋の開口を開いた状態で被せ、その外側から紐を開
口縁部近傍箇所に巻き付けたり、或いは木板やダンボー
ル等の厚紙による目貼りをしてダクトの開口部を塞ぐこ
とにより、外部から機器及びダクト内に粉塵等が浸入す
るのを防止していた。
クトの開口部に被せてその外側から紐を巻き付けたり、
或いは厚紙等による目貼りをすることは、面倒で手間の
かかる作業であった。また、ビニール袋は、通気性が無
いために開口部内外の通気が悪くなると共に、静電気が
発生し易いために粉塵の吸着を生じるという問題があっ
た。更に、施工後に、ビニール袋を取り除のに、手間が
かかるうえ、廃品となったビニール袋の焼却処理によ
り、多量の有害物質が排出され、環境汚染を生じるとい
う問題があった。
部の養生用部材に於ける上記の問題を解消することを目
的とするものであり、施工現場に於ける機器や装置等の
開口部に簡単に着脱することができ、通気性を保ったま
までこの開口部を塞ぐことができると共に、外部からの
粉塵等の浸入をほぼ完全に防ぐことができ、廃品を焼却
処理しても有害物質を排出せず、環境を汚染することの
全くない開口部の養生用部材を提供するものである。
は、施工現場に於ける機器や装置等の開口部を塞ぐよう
にした開口部の養生用部材であって、素材がペットボト
ルの再生品である不織布からなり、前部が開口した袋状
に形成され、前記開口部の周壁にその開口を拡げて被せ
るようにしたことを、発明の基本構成とするものであ
る。
の発明に於いて、開口の周縁部分を伸縮自在に形成した
ものである。
の発明に於いて、開口の周縁部分にゴム材を縫い込んで
伸縮自在としたものである。
の発明に於いて、略四角形の不織布の各隅部を縫い込む
ことによって袋状に形成したものである。また、請求項
5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、略
四角形の不織布の各隅部を接着又は両面テープを用いて
貼り付け固着することによって、袋状に形成したもので
ある。
用部材の実施の形態について、図を参照しつつ説明す
る。図1は本発明に係る開口部の養生用部材を、ダクト
の開口部へ取り付けする状態を示す斜視図であり、図2
は本発明に係る開口部の養生用部材を正面側から見た斜
視図である。
は、図1に示すように、例えば、施工現場に於ける建造
物のダクト2の開口部3に取り付け、この開口部3を塞
ぐことにより、外部から粉塵等が浸入することを防ぐた
めに用いられるものである。尚、ダクト2に限らず、施
工現場に於ける他の機器や装置等の開口部を塞ぐために
用い得ることは勿論である。
トルの再生品である不織布からなり、前部が開口した袋
状に形成されている。また、図2にも示すように、この
袋状の養生用部材1の開口11の周縁部分には、ゴム材
4が縫い込まれており、これによって開口11が伸縮自
在になっている。更に、本実施形態に於ける養生用部材
1は、略四角形の不織布の各隅部12を折り込み糸5で
縫い込むことにより袋状に形成されている。尚、図1及
び図2の実施形態では前記各隅部12を折り込み糸5で
縫い込むようにしているが、折り込み糸5による縫合に
替えて、接着又は両面テープを用いた貼り付けによる方
法を用いることも可能である。
は、図1に示すように、開口11を拡げてダクト2等の
開口部3の周壁31に被せることにより装着され、開口
部3を塞いで、粉塵等が浸入するのを防止する。尚、養
生用部材1の開口11の大きさは、開口部3の大きさに
応じて適宜に選択され、本実施形態に於いては600×
300mm、850×850mm、1200×1200
mm等に選定されている。
よって伸縮自在とされている。そのため、ダクト2等の
施工現場に於ける機器や装置等の開口部3に極めて簡単
に着脱することができ、また、開口部3に取り付けた場
合には、粉塵等の浸入をほぼ完全に防ぐことができる。
更に、この養生用部材1は不織布で形成されているので
通気性があり、通気性を保ったままで開口部3を塞ぐこ
とができる。
トルの再生品である不織布からなるものである。その結
果、使用後の廃品を焼却処理しても、有害物質が排出さ
れることが全くなく、環境を汚染することもない。即
ち、このペットボトルの再生品である不織布は、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂からなるものであり、このポ
リエチレンテレフタレート樹脂は、木材や紙と同じ炭素
と酸素と水素の3元素からできているので、燃やすと二
酸化炭素と水になるだけであって、有害なガスを放出せ
ず、環境汚染を生じない。
は、約5500kcal/kgであって木や紙の焼却時
の熱量に近く、焼却炉を傷つける虞がないうえ、リサイ
クル使用も可能であって、省資源循環を図る得る。
材1は、略四角形の不織布の各隅部12を折り込み、こ
の折り込み部を糸5で縫い込むことによって袋状に形成
されている。その結果、製作が簡単であり、安価に提供
することができる。尚、開口部の養生用部材1の製造方
法は、上記のような方法に限られず、例えば、不織布を
直接袋状に形成してもよいことは勿論である。また、素
材にパラフィンを含ませることによって、ダスタークロ
スとしても使用することもできる。
部材は、素材がペットボトルの再生品である不織布から
なり、前部が開口した袋状に形成され、前記開口部の周
壁にその開口を拡げて被せるように構成されている。従
って、施工現場に於ける機器や装置等の開口部に簡単に
着脱することができて、開口部に取り付けた状態では粉
塵等の浸入をほぼ完全に防ぐことができる。また、不織
布は通気性があるので、通気性を保ったままで開口部を
塞ぐことができる。また、素材が木や紙と同じ炭素と酸
素と水素の3元素からできているので、使用後の廃品を
焼却処理しても、有害物質を排出することがなく、環境
を汚染することがない。更に、静電気を生じないので、
粉塵の吸着がない。
材の開口の周縁部分が伸縮自在に形成されているため、
施工現場に於ける機器や装置等の開口部に容易に着脱す
ることができ、取り付け・取り外しを簡単に行える。
材の開口の周縁部分にゴム材を縫い込むことにより、開
口が伸縮自在に形成されているため、開口部への着脱が
簡単で、ゴム材の弾性で開口部に確実に取り付けること
とができ、容易に脱落することがない。
ば、養生用部材は、略四角形の不織布の各隅部を縫い込
み又は接着等をすることによって、袋状に形成されてい
るため、養生用部材の製作が極めて容易となり、安価に
提供することができる。
開口部に取り付けする状態を示す斜視図である。
見た斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 施工現場に於ける機器や装置等の開口部
を塞ぐようにした開口部の養生用部材であって、素材が
ペットボトルの再生品である不織布からなり、前部が開
口した袋状に形成され、前記開口部の周壁にその開口を
拡げて被せるようにしたことを特徴とする開口部の養生
用部材。 - 【請求項2】 開口の周縁部分を伸縮自在に形成したこ
とを特徴とする請求項1に記載の開口部の養生用部材。 - 【請求項3】 開口の周縁部分にゴム材を縫い込んで伸
縮自在としたことを特徴とする請求項2に記載の開口部
の養生用部材。 - 【請求項4】 略四角形の不織布の各隅部を縫い込むこ
とによって袋状に形成したことを特徴とする請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の開口部の養生用部材。 - 【請求項5】 略四角形の不織布の各隅部を接着又は両
面テープを用いて貼り付け固着することによって袋状に
形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載の開口部の養生用部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15608199A JP3538570B2 (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 開口部の養生用部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15608199A JP3538570B2 (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 開口部の養生用部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000345714A true JP2000345714A (ja) | 2000-12-12 |
JP3538570B2 JP3538570B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=15619891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15608199A Expired - Lifetime JP3538570B2 (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 開口部の養生用部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3538570B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016053425A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-14 | フジモリ産業株式会社 | 建物のスリーブ貫通部施工構造及び施工方法並びにキャップ材 |
JP2016194202A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-17 | 積水化学工業株式会社 | 耐火構造 |
JP2019214932A (ja) * | 2019-07-19 | 2019-12-19 | 積水化学工業株式会社 | 耐火構造 |
-
1999
- 1999-06-03 JP JP15608199A patent/JP3538570B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016053425A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-14 | フジモリ産業株式会社 | 建物のスリーブ貫通部施工構造及び施工方法並びにキャップ材 |
JP2016194202A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-17 | 積水化学工業株式会社 | 耐火構造 |
JP2019214932A (ja) * | 2019-07-19 | 2019-12-19 | 積水化学工業株式会社 | 耐火構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3538570B2 (ja) | 2004-06-14 |
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A02 | Decision of refusal |
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