JP3013320U - 緩衝材 - Google Patents
緩衝材Info
- Publication number
- JP3013320U JP3013320U JP1994017116U JP1711694U JP3013320U JP 3013320 U JP3013320 U JP 3013320U JP 1994017116 U JP1994017116 U JP 1994017116U JP 1711694 U JP1711694 U JP 1711694U JP 3013320 U JP3013320 U JP 3013320U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrugated cardboard
- cushioning material
- paper
- sheet
- corrugated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Buffer Packaging (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量安価で、いかなる箱詰めにも適合する段
ボール製緩衝材を提供する。また、新しい段ボールシー
トは勿論、段ボールシートとして再生できない不良段ボ
ールシート及び故紙段ボールシート等を有効利用できる
ようにした段ボール製緩衝材を提供する。 【構成】 段ボールシートのライナー紙11Aの一部と
これに接着した中芯紙13Aの一部とが残存する細片1
0Aの多数個を通気性袋20に詰めたものからなるも
の。
ボール製緩衝材を提供する。また、新しい段ボールシー
トは勿論、段ボールシートとして再生できない不良段ボ
ールシート及び故紙段ボールシート等を有効利用できる
ようにした段ボール製緩衝材を提供する。 【構成】 段ボールシートのライナー紙11Aの一部と
これに接着した中芯紙13Aの一部とが残存する細片1
0Aの多数個を通気性袋20に詰めたものからなるも
の。
Description
【0001】
本考案は、段ボールシートの細片多数個を袋詰めした緩衝材に関する。
【0002】
従来、箱詰における発泡スチロール等の合成樹脂製緩衝材を廃棄する場合の公 害問題を避けるため、段ボールシート製の板状緩衝材が漸次使用されるようにな ったが、その製作及び組立てがかなり複雑化し、このため段ボールシート製の緩 衝材が高価につく欠点があった。又、箱詰の際、商品の種類、形状、配置等によ っては、上記段ボールシート製板状緩衝材が板状であるために適切に使用できな い場合があり、また、緩衝作用が充分期待できない場合があった。
【0003】
本考案は、前述した従来の段ボールシート製板状緩衝材の諸問題点を解決した 、軽量安価で、いかなる用途にも適合する段ボール製の緩衝材を提供するもので ある。また、本考案は、新しい段ボールシートは勿論、段ボールシートとして再 生できない不良段ボールシート及び故紙段ボールシート等を有効利用できるよう にした段ボール製の緩衝材を提供するものである。
【0004】
本考案緩衝材は、上記目的を達成するため、図示するように、段ボールシート のライナー紙の一部とこれに接着した中芯紙の一部とが残存する細片の多数個を 通気性袋に詰めたものからなるものである。
【0005】 本考案において、使用される段ボールシートには、片面段ボールシート、両面 段ボールシート、複両面段ボールシート、複々両面段ボールシート等が含まれる 。 また、本考案において使用される段ボールシートは、前述したように、製造 中の不良段ボールシート及び使用済の故紙段ボールシートも含まれる。
【0006】 また、本考案において、段ボールシートの細片は、ライナー紙の一部と、これ に接着した中芯紙の一部が残存し、前記ライナー紙の一部と、これに接着した中 芯紙の一部とによって、弾性作用を行うことができると共に、空隙を生ずるもの を形成するものであれば、いかなる形状のものでもよい。 前記細片の大きさは、約10〜15ミリメートル平方で高さ約6〜10ミリメ ートル程度のものが、運搬、保管及び袋詰め上好ましい。
【0007】 更に、本考案において、段ボールシートの細片多数個を詰める通気性袋は、1 又は2以上の微小孔を穿設した合成樹脂フイルム製袋、通気性のある織布、網布 等の布はく製袋などが使用される。その理由は、段ボールシート製細片を袋詰め の際に、袋内の空気を迅速に排除する必要があるからである。袋詰めは、前記細 片多数個を袋内に充填したのち、開口部を紐締め、手締め、熱封等により封緘す る。
【0008】
【実施例1、2、3及び4】 図1及び図2に本考案の実施例1が示されている。本例の段ボールシートの細 片10Aは、それぞれ約15ミリメートル平方の面積のライナー紙11A及び1 2Aと、ライナー紙11A及び12Aに接着した高さ約6ミリメートルの中芯紙 13Aとからなる。細片10Aの代に、実施例2として、図3に示す細片10B 、すなわち、ライナー紙11Bの一部とこれに接着した中芯紙13Bの一部とか らなるもの、実施例3として、図4に示す細片10C、すなわち、ライナー紙1 1Cの一部とこれに接着した中芯紙13Cの一部とからなるもの、実施例4とし て、図5に示す細片10D、すなわち、ライナー紙11D及び12Dの各一部と これらに接着した中芯紙13Dの一部とからなるもの、又は、これらの混合物で もよい。
【0009】 通気性袋20は、引裂き強度の強い、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ ステル等の薄合成樹脂フイルム製袋で、底部附近に約0.5〜1.0ミリメート ル程度の1個、又は、複数個の微小孔が穿設されている。通気性袋20は、通気 性のある布はく製袋(図示しない)でもよい。
【0010】 開口部22は熱封されている。熱封の代りに、袋自体を手で結び締め(図示し ない)してもよく、また紐締め(図示しない)してもよい。
【0011】
本考案段ボール製緩衝材は、段ボールシートのライナー紙の一部と、これに接 着した中芯紙の一部からなる細片多数個が袋詰めされており、弾性復元力と空隙 とを有し、いかなる形状の商品であっても、その箱詰めの際に、その周囲に無理 なく隅々まで段ボールシートの細片多数個を詰めた袋を配置することができ、緩 衝作用を充分発揮できる。
【0012】
本考案によれば、発泡スチロール製等の合成樹脂製緩衝材と異なり、本考案緩 衝材は段ボール製細片が紙製であるので、燃焼させても焼却炉を傷めず、又悪臭 有毒ガスを発生せず、いわゆる公害問題を生じない。また、軽量で極めて安価に つき、更に、不良又は廃段ボールの有効利用ができる上に、再使用も繰り返しで きる強みがある。
【図1】本考案の実施例を示す一部を切り欠いて示した
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の実施例に使用された段ボールシート細片
の斜視図である。
の斜視図である。
【図3】本考案の段ボールシート細片の別の実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】本考案の段ボールシート細片の更に別の実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図5】本考案の段ボールシート細片の別の実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
10A,10B,10C,10D 段ボールシートの細
片 11A,11B,11C,11D,12A,12D ラ
イナー紙の一部 13A,13B,13C,13D 中芯紙の一部 20 通気性袋
片 11A,11B,11C,11D,12A,12D ラ
イナー紙の一部 13A,13B,13C,13D 中芯紙の一部 20 通気性袋
Claims (1)
- 【請求項1】 段ボールシートのライナー紙の一部とこ
れに接着した中芯紙の一部とが残存する細片の多数個を
通気性袋に詰めたものからなることを特徴とした緩衝
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017116U JP3013320U (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017116U JP3013320U (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 緩衝材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3013320U true JP3013320U (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=43148986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994017116U Expired - Lifetime JP3013320U (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 緩衝材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013320U (ja) |
-
1994
- 1994-12-30 JP JP1994017116U patent/JP3013320U/ja not_active Expired - Lifetime
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