JP4099855B2 - 緩衝包装装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、段ボールシートを基材として構成された緩衝包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パソコン、ディスプレイ、プリンター等のように比較的に重量の大きい電子機器は、輸送・保管中に受ける衝撃より保護する目的で、発泡スチロール、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン等、緩衝性能を有する包装材(発泡プラスチック)によって包装されている。
【0003】
中でも重量物であるカラーレーザープリンター等の電子機器においては、包装箱を上下に分割して、包装・開梱性の容易化を図っている。さらに、同梱の消耗品、付属品等の包装も含むと、多くの発泡性のプラスチック緩衝材を使用していた。
【0004】
以下、従来の電子機器の緩衝包装装置について説明する。
図16は従来の包装装置の分解斜視図であり、図示のように電子機器Sの底面を発泡プラスチックよりなる緩衝材U,Vによって受け、かつ、段ボールよりなる下部包装箱Xに収納し、電子機器Sの上部に発泡プラスチックよりなる緩衝材Tを当接し、その上から段ボールよりなる上部包装箱Wを被せていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の緩衝包装装置の構成では、電子機器の保管・輸送後に開梱した包装材、特に発泡プラスチックよりなる緩衝材が不要となり、廃棄されて焼却または埋め立てられるので、環境破壊の要因となるという問題点を有していた。
【0006】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、包装材料の大半を占める包装容器、緩衝材等の包装材料としてリサイクルの容易な段ボールシートを用い、緩衝性が高く、また、使用後はリサイクルできる緩衝包装装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の緩衝包装装置は、その構成部材である仕切り板付部品箱、上部緩衝材、下部緩衝材、下部包装箱、段ボールパレットのそれぞれが段ボールシートを基材とし、上部包装箱が、切れ目、外折り罫線を形成した平板状の段ボールシートが折り曲げられ、このとき折り重なる部分を重合させて箱状に組み立てられ、糊代を接着して構成されるとともに、下部包装箱は、切れ目、ミシン目、外折り罫線、内折り罫線を形成した平板状の段ボールシートが折り曲げられ、内折りして箱状に形成され、かつ仕切り板付部品箱は、ミシン目、外折り罫線および内折り罫線を形成した平板状の段ボールシートが外折り、内折りされて形成された部品仕切り板と、段ボールシートにより平枠状に形成され部品仕切り板を収容する部品箱とで構成され、上部包装箱、下部包装箱、仕切り板付部品箱が、平板状の段ボールシートの折り曲げにより、このとき重合によって折り重なる部分に緩衝に必要な厚みを備えた形状に構成したものである。
【0008】
本発明によれば、包装した内容物の輸送・保管時の衝撃を吸収するとともに、各包装構成部材は折りたたんで保管が小スペースで済むこととなり、また、電子機器等の被包装物の輸送後に開梱したあとで、各包装構成部材は100%リサイクルできることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、被包装体の上部に当てがう上部緩衝材と、被包装体の下部に当てがう下部緩衝材と、上部緩衝材の上に介在させる仕切り板付部品箱と、上部緩衝材および仕切り板付部品箱が内装される上部包装箱と、下部包装箱と、下部包装箱に内装される段ボールパレットよりなり、上部緩衝材、下部緩衝材、仕切り板付部品箱、上部包装箱、下部包装箱、および段ボールパレットそれぞれが段ボールシートを基材とした緩衝包装容器であって上部包装箱が、切れ目、外折り罫線を形成した平板状の段ボールシートが折り曲げられ、このとき折り重なる部分を重合させて箱状に組み立てられ、糊代を接着して構成されるとともに、下部包装箱は、切れ目、ミシン目、外折り罫線、内折り罫線を形成した平板状の段ボールシートが折り曲げられ、内折りして箱状に形成され、かつ仕切り板付部品箱は、ミシン目、外折り罫線および内折り罫線を形成した平板状の段ボールシートが外折り、内折りされて形成された部品仕切り板と、段ボールシートにより平枠状に形成され部品仕切り板を収容する部品箱とで構成され、上部包装箱、下部包装箱、仕切り板付部品箱が、平板状の段ボールシートの折り曲げにより、このとき重合によって折り重なる部分に緩衝に必要な厚みを備えた形状に構成された緩衝包装装置であり、市場で受ける衝撃および耐圧等の必要強度にも十分耐えるだけの緩衝性能と強さを有するとともに、包装材料費も安く、リサイクルできるという作用を有する。
【0010】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の緩衝包装装置において、上部包装箱は、抜き型によって切れ目、外折り罫線、およびフォークリフト用抜き穴を形成した平板状の段ボールシートから構成されたものであり、組み立て易く、包装材料費も安く、リサイクルできるという作用を有する。
【0011】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の緩衝包装装置において、仕切り板付部品箱は、抜き型によってミシン目、外折り罫線および内折り罫線を形成した平板状の段ボールシートを外折り、内折りして形成された部品仕切り板と、段ボールシートにより平枠状に形成され前記部品仕切り板を収容した部品箱で構成されたものであり、衝撃および耐圧等の必要強度にも十分耐えるだけの緩衝性能と強さを有するとともに、包装材料費も安く、リサイクルできるという作用を有する。
【0013】
本発明の請求項に記載の発明は、請求項1に記載の緩衝包装装置において、下部包装箱は、抜き型によって切れ目、ミシン目、外折り罫線、内折り罫線、および抜き穴を形成した平板状の段ボールシートを外折り、内折りして箱状に形成され、段ボールパレットを底面部内側に付設して構成されたものであり、衝撃および耐圧等の必要強度にも十分耐えるだけの緩衝性能と強さを有するとともに、包装材料費も安く、リサイクルできるという作用を有する。
【0014】
本発明の請求項に記載の発明は、請求項1に記載の緩衝包装装置において、段ボールパレットは、段ボールシートを折り曲げてなる上箱と、段ボール帯を巻いて形成された緩衝部材と、段ボールシートを折り曲げてなる下箱を有し、下箱内に複数の前記緩衝部材を収め、これに上箱を被せて構成されたものであり、衝撃および耐圧等の必要強度にも十分耐えるだけの緩衝性能と強さを有するとともに、包装材料費も安く、リサイクルできるという作用を有する。
【0015】
本発明の請求項に記載の発明は、請求項1に記載の緩衝包装装置において、上部包装箱と下部包装箱がジョイント部材によって結合された構成としたものであり、衝撃および耐圧等の必要強度にも十分耐えるだけの緩衝性能と強さを有するとともに、梱包、開梱が容易で、包装材料費も安く、リサイクルできるという作用を有する。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の緩衝包装装置の全体の分解斜視図である。
【0017】
図1において、aは電子機器、bは段ボールよりなる上部包装箱、cは段ボールよりなる仕切り板付部品箱、dは段ボールシートを折り曲げて構成した上部緩衝材、eは同じく段ボールシートを折り曲げて構成した下部緩衝材、fは段ボールよりなる下部包装箱、gは段ボールパレットである。
【0018】
前記電子機器aの包装は、上部緩衝材dと仕切り板付部品箱cを上部包装箱bに内装させ、また、下部緩衝材eと段ボールパレットgを下部包装箱fに内装させる。つぎに、電子機器aの上部に上部緩衝材dが当たるように上部包装箱bを被せ、また、電子機器aの下部に下部緩衝材eが当たるように下部包装箱fを被せ、前記上部包装箱bと下部包装箱fをジョイント部材で結合することで完了する。
【0019】
図2(a)は本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における上部包装箱の斜視図、図2(b)は本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における上部包装箱の展開図である。
【0020】
前記上部包装箱bを詳細に説明すると、図2(b)の展開図に示すように、段ボールシートを基材とし、箱を構成する各面板20〜23の端縁にフォークリフト用の切り欠き部1〜8を形成し、前記各面板20〜23の前記フォークリフト用の切り欠き部1〜8の内方位置に結合部材用の抜き穴9〜16を形成している。
【0021】
また、抜き型によって複数の切れ目24、外折り罫線25を形成してあり、この段ボールシートの糊代26を専用の糊で接着して、図2(a)のように上部包装箱bは構成される。
【0022】
図3〜図7は、部品仕切り板jと、これを内装する部品箱zの組立て順序と完成組立て斜視図である。
【0023】
部品仕切り板jを詳細に説明すると、図3(a)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品仕切り板の展開図に示すように、部品仕切り板jは段ボールシートを基材とし、抜き型によって複数のミシン目27、外折り罫線28および内折り罫線29を形成しており、外折り、内折りしてワンタッチ組立て可能な部品箱の仕切り板としたものであり、まず図3(b)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品仕切り板の組立て説明図に示すように両端部30を折り重ね、つづいて図4(a)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品仕切り板の組立て説明図に示すように全体を連続凹凸状に折り曲げ、図4(b)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品仕切り板の組立て説明図に示すように端部のフラップ31の凹みm2に他端部のフラップ31の凸部m1を挿入し、さらに連続凹凸部の凸部の端縁部pを下方向に押し込むことにより、図4(c)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品仕切り板完成品の斜視図に示す部品仕切り板jの組立て完成品とする。この完成された部品仕切り板jは、段ボールシートの折り曲げ重合によって緩衝に必要な厚みを持っており、衝撃および耐圧等の必要強度にも十分耐えるだけの緩衝性能と強さを有する。
【0024】
なお図5の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品仕切り板完成品の折り畳み状態の斜視図は、前記部品仕切り板jの保管時に、部品仕切り板jが嵩張らないように折り畳んだ状態を示している。
【0025】
図6(a)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品箱の展開図と図6(b)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品箱斜視図は、部品箱zの展開図と斜視図を示している。図3(a)に示すように、この部品箱zは段ボールシートを基材とし、付与した複数の外折り罫線32に沿って折りたたみ、かつ、一端部の糊代片33を接着することにより、図6(b)に示すように平枠状に形成される。
【0026】
つぎに、図7(a)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における仕切り板付部品箱の組立て斜視図に示すように、前記平枠状の部品箱zに部品仕切り板jを挿入することにより、図7(b)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における仕切り板付部品箱の斜視図に示す仕切り板付部品箱cが完成する。この完成された仕切り板付部品箱cは、付属部品を区画収容することができ、また、衝撃および耐圧等の必要強度にも十分耐えるだけの緩衝性能と強さを有する。
【0027】
上部緩衝材dおよび下部緩衝材eは同じ構成となっており、図1より明らかなように、段ボールシートを基材とし、これに抜き型によって複数の切れ目、ミシン目、外折り罫線、内折り罫線、および抜き穴を形成し(図示せず)、中央の四角形部を基準にしてその回りの複数の切れ目、ミシン目、外折り罫線、内折り罫線、および抜き穴を利用して折り曲げ、前記四角形部34の四隅に緩衝機能を持つ折り重ね厚壁35を有する構成となっている。そして、完成された上部緩衝材dおよび下部緩衝材eは、段ボールシートの折り曲げ重合によって緩衝に必要な厚みを持っており、衝撃および耐圧等の必要強度にも十分耐えるだけの緩衝性能と強さを有する。なお、この上部緩衝材dおよび下部緩衝材eの構成については、本出願人が別の発明として出願しているので、その説明は省略する。
【0028】
図8〜図11は下部包装箱fの組立て図である。この下部包装箱fは、図8の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の展開図に示すように段ボールシートを基材とし、抜き型によって複数のミシン目36、外折り罫線37、内折り罫線38、および抜き穴39を形成し、図9の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の組立て説明図に示すように中央部40を盛り上げ、つぎに図10の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の組立て説明図に示すように両端部41をコ字状に折り曲げるとともに中間部42を外開きさせ、つぎに図11(a)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の組立て説明図に示すようにコ字状の両端部41を押しつぶしてなる平板状部43を上方に立ち上がらせるとともに、中間部42を下方に折り曲げ、つぎに図11(b)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の斜視図に示すように、前記立ち上がらせた平板部43を中間より下方に折り曲げて下部包装箱fを完成する。この完成した下部包装箱fも、段ボールシートの折り曲げ重合によって緩衝に必要な厚みを持っており、衝撃および耐圧等の必要強度にも十分耐えるだけの緩衝性能と強さを有する。
【0029】
なお、図12(a)(b)(c)は下部包装箱fの保管時の折り畳み説明図であり、図12(a)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の折りたたみ説明図の状態より図12(b)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の折りたたみ説明図のように両端部を内折りし、図12(c)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の折りたたみ状態の斜視図のように押しつぶして平たくし、全体としての嵩を小さくする。
【0030】
図13は段ボールパレットgの概念図であり、この段ボールパレットgは、図13(a)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における段ボールパレットの組立て斜視図に示すように段ボールシートを折り曲げてなる上箱17と、段ボール帯を巻いて形成された緩衝部材18と、段ボールシートを折り曲げてなる下箱19を有し、下箱19内に複数の緩衝部材18を収め、これに上箱17を被せて図13(b)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における段ボールパレットの斜視図のように構成される。
【0031】
前記上箱17および下箱19は同じ構成となっており、その組み立てを図14および図15によって説明する。まず、図14(a)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における段ボールパレットにおける下箱の展開図に示すように、段ボールシートに抜き型によって複数のミシン目44、外折り罫線45、内折り罫線46、および抜き穴47を形成し、図14(b)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下箱の組み立て説明図に示すように両端部48を内折りし、図15(a)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下箱の組み立て説明図のように折り重ね厚壁49を形成し、つぎに図15(b)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下箱の組み立て説明図のように前後部50を立ち起こし、さらにこれを内折りして図15(c)の本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下箱の斜視図のに示すように前後にも折り重ね厚壁51をもつ下箱19を構成する。この完成した下箱19も、段ボールシートの折り曲げ重合によって必要な厚みを持っており、衝撃および耐圧等の必要強度にも十分耐える強さを有する。
【0032】
【発明の効果】
以上に説明したように本発明の緩衝包装装置は、上部包装箱、仕切り板付部品箱、上部緩衝材、下部緩衝材、下部包装容器、パレット等、全ての包装部品の基材として段ボールシートを使用し、段ボールシートの折り曲げ重合によって緩衝に必要な厚みを持たせたもので、市場で受ける衝撃および耐圧等の必要強度にも十分耐えるだけの緩衝性能と強さを有するとともに、テープ接着剤等を極力減らした方法で封緘でき、開梱、再梱包が容易である。また、包装材料費も安く、発泡プラスチック製緩衝材や木製パレットを使わないので、その処理費用が安く、しかも段ボールはリサイクルが容易であるので、その包装部材が回収時にリサイクルできるという大きな効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の緩衝包装装置の分解斜視図
【図2】(a)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における上部包装箱の斜視図
(b)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における上部包装箱の展開図
【図3】(a)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品仕切り板の展開図
(b)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品仕切り板の組立て説明図
【図4】(a)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品仕切り板の組立て説明図
(b)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品仕切り板の組立て説明図
(c)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品仕切り板完成品の斜視図
【図5】本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品仕切り板完成品の折り畳み状態の斜視図
【図6】(a)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品箱の展開図
(b)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における部品箱斜視図
【図7】(a)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における仕切り板付部品箱の組立て斜視図
(b)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における仕切り板付部品箱の斜視図
【図8】本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の展開図
【図9】本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の組立て説明図
【図10】本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の組立て説明図
【図11】(a)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の組立て説明図
(b)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の斜視図
【図12】(a)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の折りたたみ説明図
(b)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の折りたたみ説明図
(c)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下部包装箱の折りたたみ状態の斜視図
【図13】(a)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における段ボールパレットの組立て斜視図
(b)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における段ボールパレットの斜視図
【図14】(a)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における段ボールパレットにおける下箱の展開図
(b)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下箱の組み立て説明図
【図15】(a)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下箱の組み立て説明図
(b)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下箱の組み立て説明図
(c)本発明の実施の形態1の緩衝包装装置における下箱の斜視図
【図16】従来の包装装置の分解斜視図
【符号の説明】
a 電子機器
b 上部包装箱
c 仕切り板付部品箱
d 上部緩衝材
e 下部緩衝材
f 下部包装箱
g 段ボールパレット
j 部品仕切り板
z 部品箱

Claims (6)

  1. 被包装体の上部に当てがう上部緩衝材と、被包装体の下部に当てがう下部緩衝材と、前記上部緩衝材の上に介在させる仕切り板付部品箱と、前記上部緩衝材および仕切り板付部品箱が内装される上部包装箱と、下部包装箱と、下部包装箱に内装される段ボールパレットよりなり、前記上部緩衝材、下部緩衝材、仕切り板付部品箱、上部包装箱、下部包装箱、および段ボールパレットそれぞれが段ボールシートを基材とした緩衝包装容器であって
    前記上部包装箱が、切れ目、外折り罫線を形成した平板状の段ボールシートが折り曲げられ、このとき折り重なる部分を重合させて箱状に組み立てられ、糊代を接着して構成されるとともに、
    前記下部包装箱は、切れ目、ミシン目、外折り罫線、内折り罫線を形成した平板状の段ボールシートが折り曲げられ、内折りして箱状に形成され、
    かつ前記仕切り板付部品箱は、ミシン目、外折り罫線および内折り罫線を形成した平板状の段ボールシートが外折り、内折りされて形成された部品仕切り板と、段ボールシートにより平枠状に形成され前記部品仕切り板を収容する部品箱とで構成され、
    前記上部包装箱、前記下部包装箱、前記仕切り板付部品箱が、平板状の段ボールシートの折り曲げにより、このとき重合によって折り重なる部分に緩衝に必要な厚みを備えた形状に構成されたことを特徴する緩衝包装装置。
  2. 上部包装箱は、抜き型によって切れ目、外折り罫線、およびフォークリフト用抜き穴を形成した平板状の段ボールシートから構成されたことを特徴とする請求項1記載の緩衝包装装置。
  3. 仕切り板付部品箱は、抜き型によってミシン目、外折り罫線および内折り罫線を形成した平板状の段ボールシートを外折り、内折りして形成された部品仕切り板と、段ボールシートにより平枠状に形成され前記部品仕切り板を収容した部品箱で構成されたことを特徴とする請求項1記載の緩衝包装装置。
  4. 下部包装箱は、抜き型によって切れ目ミシン目外折り罫線、内折り罫線、および抜き穴を形成した平板状の段ボールシートを外折り、内折りして箱状に形成され、段ボールパレットを底面部内側に付設して構成されたことを特徴とする請求項1記載の緩衝包装装置。
  5. 段ボールパレットは、段ボールシートを折り曲げてなる上箱と、段ボール帯を巻いて形成された緩衝部材と、段ボールシートを折り曲げてなる下箱を有し、下箱内に複数の前記緩衝部材を収め、これに上箱を被せて構成されたことを特徴とする請求項1記載の緩衝包装装置。
  6. 前記上部包装箱と下部包装箱がジョイント部材によって結合されたことを特徴とする請求項1記載の緩衝包装装置。
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