JPH054665A - 梱包材 - Google Patents
梱包材Info
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- JPH054665A JPH054665A JP3177585A JP17758591A JPH054665A JP H054665 A JPH054665 A JP H054665A JP 3177585 A JP3177585 A JP 3177585A JP 17758591 A JP17758591 A JP 17758591A JP H054665 A JPH054665 A JP H054665A
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- Japan
- Prior art keywords
- air cap
- bubbles
- packed
- air
- folded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Packages (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレンはフロ
ンを含み、梱包が大きく、廃棄時に問題となる。又パル
プモールド材は天然資源保護上の問題がある。従来のエ
アキャップ材の用い方では緩衝効果は充分でない。 【構成】 エアキャップ材01を二つ折りにして両端の
端部4を折り畳む。そして内側から外に向けてハの字形
になるようにヒートシール03する。ヒートシール03
を行う場合にその外側に少なくとも気泡02が1列残る
ようにする。
ンを含み、梱包が大きく、廃棄時に問題となる。又パル
プモールド材は天然資源保護上の問題がある。従来のエ
アキャップ材の用い方では緩衝効果は充分でない。 【構成】 エアキャップ材01を二つ折りにして両端の
端部4を折り畳む。そして内側から外に向けてハの字形
になるようにヒートシール03する。ヒートシール03
を行う場合にその外側に少なくとも気泡02が1列残る
ようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は壊れやすい被梱包物を梱
包する梱包材に関する。特に内容物として、粉体、例え
ば、複写機等の現像剤を有する、紙、プラスチックから
なる、被梱包物を梱包する梱包材に関する。
包する梱包材に関する。特に内容物として、粉体、例え
ば、複写機等の現像剤を有する、紙、プラスチックから
なる、被梱包物を梱包する梱包材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、壊れやすい被梱包物を梱包する材
料としては直接的には該被梱包物を緩衝材、例えば、発
泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、又は、パルプモー
ルド、あるいはポリエチレンのエアキャップ材が用いら
れ、更に、最外側には、内容物を、意匠的にみても、ユ
ーザーを引きつける物とする為に印刷した段ボールを用
いることが多かった。
料としては直接的には該被梱包物を緩衝材、例えば、発
泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、又は、パルプモー
ルド、あるいはポリエチレンのエアキャップ材が用いら
れ、更に、最外側には、内容物を、意匠的にみても、ユ
ーザーを引きつける物とする為に印刷した段ボールを用
いることが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年に於い
ては発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、のような材
料はフロンを用いるという事で環境保全の観点からその
使用上問題とされており、また、嵩張った材料である
為、廃棄時にも問題があった。特に発泡ポリスチレンの
場合は緩衝材として最上であっても問題とされるぐら
い、厳しい状況にある。それに代わる物として、パルプ
モールド材が使用されるようになってきたがこれも木材
を使用する物であり、森林資源の無駄使いという観点か
らすると、早晩見直しを迫られると考えられる物であ
る。
ては発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、のような材
料はフロンを用いるという事で環境保全の観点からその
使用上問題とされており、また、嵩張った材料である
為、廃棄時にも問題があった。特に発泡ポリスチレンの
場合は緩衝材として最上であっても問題とされるぐら
い、厳しい状況にある。それに代わる物として、パルプ
モールド材が使用されるようになってきたがこれも木材
を使用する物であり、森林資源の無駄使いという観点か
らすると、早晩見直しを迫られると考えられる物であ
る。
【0004】本発明で言うような被梱包物の梱包に於い
て、その緩衝材として、発泡ポリスチレンのブロックを
被梱包物の両サイドに配置する設計の場合には被梱包物
の大きさに比べ、最終的な梱包物の大きさは4倍程度に
なり、その輸送時には空気を半分くらい輸送する事にな
る。
て、その緩衝材として、発泡ポリスチレンのブロックを
被梱包物の両サイドに配置する設計の場合には被梱包物
の大きさに比べ、最終的な梱包物の大きさは4倍程度に
なり、その輸送時には空気を半分くらい輸送する事にな
る。
【0005】このように、発泡ポリスチレン、発泡ポリ
エチレンに関しては環境保全上と、輸送上の主に2点の
問題があり、又パルプモールドについては天然資源保全
上の問題がある。又、ポリエチレンのエアキャップ材を
梱包材とした場合、梱包の大きさ、廃棄物の少ないこ
と、回収の容易な利点はあるものの極軽量被梱包物に限
られ、被梱包物の面の保護に主眼点がおかれており、無
方位に落下する梱包には緩衝効果が充分でない点があ
る。
エチレンに関しては環境保全上と、輸送上の主に2点の
問題があり、又パルプモールドについては天然資源保全
上の問題がある。又、ポリエチレンのエアキャップ材を
梱包材とした場合、梱包の大きさ、廃棄物の少ないこ
と、回収の容易な利点はあるものの極軽量被梱包物に限
られ、被梱包物の面の保護に主眼点がおかれており、無
方位に落下する梱包には緩衝効果が充分でない点があ
る。
【0006】本発明は被梱包物に対する緩衝効果が充分
あり、梱包容積が小さく、再使用可能で取扱容易な梱包
材を提供することを目的とする。
あり、梱包容積が小さく、再使用可能で取扱容易な梱包
材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は両
側から被梱包物を包んだエアキャップ材の多くとも三方
の端部を折り畳んで、折り畳んだ部分を内側から外側に
向けて、ハの字状にシールし、バッグ状とした梱包材に
おいて、折り畳み部分の外側に気泡の少なくとも1列を
有することを特徴とする梱包材である。
側から被梱包物を包んだエアキャップ材の多くとも三方
の端部を折り畳んで、折り畳んだ部分を内側から外側に
向けて、ハの字状にシールし、バッグ状とした梱包材に
おいて、折り畳み部分の外側に気泡の少なくとも1列を
有することを特徴とする梱包材である。
【0008】本発明の第2の発明はエアキャップ材の気
泡の側を被梱包物に向けた事を特徴とする、第1の発明
に記載の梱包材である。
泡の側を被梱包物に向けた事を特徴とする、第1の発明
に記載の梱包材である。
【0009】本発明の第3の発明はエアキャップ材の気
泡の直径が、被梱包物の重量の1kgに対して、気泡間
距離2cmの約0.5倍乃至2倍に設定されている事を
特徴とする第1の発明に記載の梱包材である。
泡の直径が、被梱包物の重量の1kgに対して、気泡間
距離2cmの約0.5倍乃至2倍に設定されている事を
特徴とする第1の発明に記載の梱包材である。
【0010】
【実施例】以下図面を併用して本発明の実施例について
説明する。
説明する。
【0011】「実施例1」梱包に用いられる材料は図2
に示すように気泡02を点在させたポリエチレンシート
からなるエアキャップ材01である。
に示すように気泡02を点在させたポリエチレンシート
からなるエアキャップ材01である。
【0012】図3のように両側から被梱包物例えばプロ
セスカートリッジ04を包んだエアキャップ材01は図
1に示すように二方の端部4を折り畳んで折り畳んだ部
分を内側から外側に向けてハの字状にヒートシール03
をして、バッグ状としてある。図1ではヒートシール0
3をした部分は二方であるが、本実施例では三方として
ある。三方とする場合プロセスカートリッジ04を両側
から包む場合の折畳部分3(図3)側端部を更に折り畳
むか、エアキャップ材01を単重で二枚重ねて三方を折
り畳んで同様にヒートシール03する。ヒートシール0
3の範囲は、折り畳み部分の外側に気泡02が少なくと
も1列が残る範囲である。
セスカートリッジ04を包んだエアキャップ材01は図
1に示すように二方の端部4を折り畳んで折り畳んだ部
分を内側から外側に向けてハの字状にヒートシール03
をして、バッグ状としてある。図1ではヒートシール0
3をした部分は二方であるが、本実施例では三方として
ある。三方とする場合プロセスカートリッジ04を両側
から包む場合の折畳部分3(図3)側端部を更に折り畳
むか、エアキャップ材01を単重で二枚重ねて三方を折
り畳んで同様にヒートシール03する。ヒートシール0
3の範囲は、折り畳み部分の外側に気泡02が少なくと
も1列が残る範囲である。
【0013】上記においてエアキャップ材01は気泡0
2が等間隔に配され、気泡02の直径が3cm、気泡間
距離が2cm、プロセスカートリッジ04の重量は1.
4kgである。
2が等間隔に配され、気泡02の直径が3cm、気泡間
距離が2cm、プロセスカートリッジ04の重量は1.
4kgである。
【0014】このように構成してあるため、ヒートシー
ル03された後の端部4はヒートシール03の外側に少
なくとも一列の気泡02が並んでおり、又、ヒートシー
ル03はハの字となっているのでバッグ状とした底部角
は三角状となっており、この部分ではエアキャップ材0
1は少なくとも4枚重ねられ、且つ夫々気泡02が存在
する。エアキャップ材01の三方を折り畳んだ本実施例
の場合はバッグ状とした底部角はエアキャップ材01は
6枚重なる。
ル03された後の端部4はヒートシール03の外側に少
なくとも一列の気泡02が並んでおり、又、ヒートシー
ル03はハの字となっているのでバッグ状とした底部角
は三角状となっており、この部分ではエアキャップ材0
1は少なくとも4枚重ねられ、且つ夫々気泡02が存在
する。エアキャップ材01の三方を折り畳んだ本実施例
の場合はバッグ状とした底部角はエアキャップ材01は
6枚重なる。
【0015】このようにシール部分について、被梱包物
と、シールの外側に、1列以上の気泡部分の存在を規定
したのはヒートシールすることより、折角の気泡が潰さ
れて、その緩衝効果を失ってしまう為、衝撃吸収効果を
保持するためである。
と、シールの外側に、1列以上の気泡部分の存在を規定
したのはヒートシールすることより、折角の気泡が潰さ
れて、その緩衝効果を失ってしまう為、衝撃吸収効果を
保持するためである。
【0016】実際の梱包方法は以下のようにして行われ
る。 (1)図2に示すように気泡02を上側にして、エアキ
ャップ材01を不図示のヒートシール機上に置く。エア
キャップ材01の材料幅は図1の左右方向を形成するに
必要な幅の帯状である。 (2)次に被梱包物、例えば画像形成装置のプロセスカ
ートリッジ04を図3と異なり、エアキャップ材01上
のシート折畳部分3から離して置き、その状態でヒート
シール機のシート折り畳みハンドルが、エアキャップ材
01の両端物4の過剰部分を折り畳むと図1の幅W部分
が四重となる。又、折畳部分3を更に幅W折り畳む。 (3)その状態で、図に示すように両端部4及び折畳部
分3にヒートシール03した部分W1より外側の部分W
2にエアキャップ気泡02が1列以上残るような配置
で、ヒートシール03する。この時のヒートシール03
は被梱包物の端部に対して内側から外側に向けてハの字
状に位置して行われる。
る。 (1)図2に示すように気泡02を上側にして、エアキ
ャップ材01を不図示のヒートシール機上に置く。エア
キャップ材01の材料幅は図1の左右方向を形成するに
必要な幅の帯状である。 (2)次に被梱包物、例えば画像形成装置のプロセスカ
ートリッジ04を図3と異なり、エアキャップ材01上
のシート折畳部分3から離して置き、その状態でヒート
シール機のシート折り畳みハンドルが、エアキャップ材
01の両端物4の過剰部分を折り畳むと図1の幅W部分
が四重となる。又、折畳部分3を更に幅W折り畳む。 (3)その状態で、図に示すように両端部4及び折畳部
分3にヒートシール03した部分W1より外側の部分W
2にエアキャップ気泡02が1列以上残るような配置
で、ヒートシール03する。この時のヒートシール03
は被梱包物の端部に対して内側から外側に向けてハの字
状に位置して行われる。
【0017】且つほぼ同時に、ヒートシール材に付随す
る、不図示のカッティングユニットがエアキャップ材0
1を端部5位置で切断し、次工程に送る。 (4)エアキャップ材01を被梱包物よりも大きく切断
し、被梱包物を次工程に送り込むと同時に、切断したエ
アキャップ材01の端部5を把持し、最初の梱包位置に
エアキャップ材01を移動させ、次に備える。 (5)エアキャップ材01は被梱包物より大きく余して
切断されているので余り部分となった端部5側を折畳
む。これを図4に示すように段ボール箱05に入れ、必
要書類を同梱し、テープで封印する。
る、不図示のカッティングユニットがエアキャップ材0
1を端部5位置で切断し、次工程に送る。 (4)エアキャップ材01を被梱包物よりも大きく切断
し、被梱包物を次工程に送り込むと同時に、切断したエ
アキャップ材01の端部5を把持し、最初の梱包位置に
エアキャップ材01を移動させ、次に備える。 (5)エアキャップ材01は被梱包物より大きく余して
切断されているので余り部分となった端部5側を折畳
む。これを図4に示すように段ボール箱05に入れ、必
要書類を同梱し、テープで封印する。
【0018】このようにして作成した梱包物を、6個の
集合梱包にして、落下試験機により60cm高さ、90
cm高さからの1角3陵6面の落下試験を行った。結果
は後述の表1に示される。
集合梱包にして、落下試験機により60cm高さ、90
cm高さからの1角3陵6面の落下試験を行った。結果
は後述の表1に示される。
【0019】「実施例2」図1に示すように二つ折りの
折畳部分3にはヒートシールしないで(すなわち、2方
向のヒートシール)、折畳部分3の被梱包物の両側を折
り畳んでハの字状にヒートシール03してバッグ状を形
成し、プロセスカートリッジ04とヒートシール03の
外側に、エアキャップ材01の気泡02の少なくとも1
列を残して折畳部分を形成し、エアキャップ材01の気
泡02の側を被梱包物に向け、気泡の直径を、3cmに
設計した。他は実施例1に同じである。
折畳部分3にはヒートシールしないで(すなわち、2方
向のヒートシール)、折畳部分3の被梱包物の両側を折
り畳んでハの字状にヒートシール03してバッグ状を形
成し、プロセスカートリッジ04とヒートシール03の
外側に、エアキャップ材01の気泡02の少なくとも1
列を残して折畳部分を形成し、エアキャップ材01の気
泡02の側を被梱包物に向け、気泡の直径を、3cmに
設計した。他は実施例1に同じである。
【0020】結果は後述の表1に示される。
【0021】「実施例3」実施例1とは気泡02の直径
が1cm、エアキャップ材01の気泡02が2列である
様に設計したところが異なる。
が1cm、エアキャップ材01の気泡02が2列である
様に設計したところが異なる。
【0022】結果は後述の表1に示される。
【0023】「比較例1」実施例1における被梱包物の
複写機等用のプロセスカートリッジ04(重量1.4k
g)をアルミ蒸着袋に入れ、ヒートシールし、両端を、
発泡ポリスチレンの緩衝材で浮かせる様に支持し、該被
梱包物の約5倍容量の段ボール箱に入れ、封印したもの
である。
複写機等用のプロセスカートリッジ04(重量1.4k
g)をアルミ蒸着袋に入れ、ヒートシールし、両端を、
発泡ポリスチレンの緩衝材で浮かせる様に支持し、該被
梱包物の約5倍容量の段ボール箱に入れ、封印したもの
である。
【0024】結果は後述の表1に示される。
【0025】ちなみに実施例1〜3の段ボール箱は比較
例1の容量の約0.4倍から0.5倍に設計できてい
る。
例1の容量の約0.4倍から0.5倍に設計できてい
る。
【0026】「比較例2」実施例1とは気泡02の直径
が0.5cm、エアキャップ材01の気泡02が1列で
ある様に設計したところが異なる。
が0.5cm、エアキャップ材01の気泡02が1列で
ある様に設計したところが異なる。
【0027】結果は後述の表1に示される。
【0028】「比較例3」実施例2とはエアキャップ材
01の気泡02が5列である様に設計したところが異な
る。
01の気泡02が5列である様に設計したところが異な
る。
【0029】結果は後述の表1に示される。
注:比率とは被梱包物のプロセスカートリッジ04を同
一として、外装段ボール箱の大きさを比較するもので比
較例1の段ボール箱の大きさを1としてある。
一として、外装段ボール箱の大きさを比較するもので比
較例1の段ボール箱の大きさを1としてある。
【0030】以上のように、本発明の各実施例の結果は
落下試験に対して何れも良好であり、且つ比較例1に比
べて段ボール外装の容積が半減以下である。比較例2の
ように気泡02を小さくすると実用出来ない。又、ヒー
トシール03外側の気泡02を5列とした比較例3は比
較例1に比べて容積は減少するものの減少の程度は著し
くはなく、コストが高く、梱包する際5列の気泡02部
分があり、作業が面倒である。上記比較表から次のよう
に結論できる。 (1)バッグ底部角にはキャップシート材が四重以上と
なりヒートシールがハ字状のため多数の気泡が集まるの
で各実施例はバッグ角部への衝撃に対して大きな緩衝効
果を有する。又、比較例3も同効がある。 (2)比較例に比べて各実施例は容積が著しく小さくな
り、物流コストが下る。 (3)気泡の大きさは被梱包物1kgに付気泡間距離2
cmに対して0.5位、即ち1cm(実施例3)がほぼ
限度であり、3cm(実施例1,2)では充分である。
安全率をみてもほぼ4cmあればよい。
落下試験に対して何れも良好であり、且つ比較例1に比
べて段ボール外装の容積が半減以下である。比較例2の
ように気泡02を小さくすると実用出来ない。又、ヒー
トシール03外側の気泡02を5列とした比較例3は比
較例1に比べて容積は減少するものの減少の程度は著し
くはなく、コストが高く、梱包する際5列の気泡02部
分があり、作業が面倒である。上記比較表から次のよう
に結論できる。 (1)バッグ底部角にはキャップシート材が四重以上と
なりヒートシールがハ字状のため多数の気泡が集まるの
で各実施例はバッグ角部への衝撃に対して大きな緩衝効
果を有する。又、比較例3も同効がある。 (2)比較例に比べて各実施例は容積が著しく小さくな
り、物流コストが下る。 (3)気泡の大きさは被梱包物1kgに付気泡間距離2
cmに対して0.5位、即ち1cm(実施例3)がほぼ
限度であり、3cm(実施例1,2)では充分である。
安全率をみてもほぼ4cmあればよい。
【0031】気泡の大きさであるが、被梱包物の重量
が、大きければ、気泡を大きくし、軽ければ、気泡を小
さくしても影響が出にくいのが分かる。
が、大きければ、気泡を大きくし、軽ければ、気泡を小
さくしても影響が出にくいのが分かる。
【0032】例えば、1kg弱のプロセスカートリッジ
を梱包する場合には1cm以上の気泡直径、シールの外
側に、1列以上の気泡列の存在が望ましい。更に、言え
ば、余った、エアキャップ材部分の折り方も重要で、な
るべく、シール部分を気泡列で覆う様にすることが望ま
しい。
を梱包する場合には1cm以上の気泡直径、シールの外
側に、1列以上の気泡列の存在が望ましい。更に、言え
ば、余った、エアキャップ材部分の折り方も重要で、な
るべく、シール部分を気泡列で覆う様にすることが望ま
しい。
【0033】本発明のごとく、ハの字状にシールする事
により、被梱包物の被覆が十分に行われるのであり、こ
のようにする事により、カートリッジの端部の構造的に
比較的弱い部分が、過不足なく被われ、破損を防ぐこと
が可能になるのである。
により、被梱包物の被覆が十分に行われるのであり、こ
のようにする事により、カートリッジの端部の構造的に
比較的弱い部分が、過不足なく被われ、破損を防ぐこと
が可能になるのである。
【0034】
【発明の効果】以上説明した様に、両側から被梱包物を
包んだエアキャップ材の多くとも三方の端部を折畳ん
で、折り畳んだ部分を内側から外側に向けて、ハの字状
にシールし、バッグ状とした梱包において、折り畳み部
分の外側に気泡の少なくとも1列を有することを特徴と
する梱包材としたから、 (1)製作時・廃棄時において、環境保全上好ましくな
い発泡ポリスチレン緩衝材の使用をすることもない。し
かも、梱包サイズとしては発泡ポリスチレン使用の場合
に比較して遥かに小さくでき、且つ、緩衝効果にも優れ
ている為、輸送上のメリットも大きい。特に梱包角部に
おいての緩衝効果は大である。
包んだエアキャップ材の多くとも三方の端部を折畳ん
で、折り畳んだ部分を内側から外側に向けて、ハの字状
にシールし、バッグ状とした梱包において、折り畳み部
分の外側に気泡の少なくとも1列を有することを特徴と
する梱包材としたから、 (1)製作時・廃棄時において、環境保全上好ましくな
い発泡ポリスチレン緩衝材の使用をすることもない。し
かも、梱包サイズとしては発泡ポリスチレン使用の場合
に比較して遥かに小さくでき、且つ、緩衝効果にも優れ
ている為、輸送上のメリットも大きい。特に梱包角部に
おいての緩衝効果は大である。
【0035】また、構造上、それがバッグの様になって
いる為、内容物の出し入れが容易であり、この為、何度
でも使用可能である。
いる為、内容物の出し入れが容易であり、この為、何度
でも使用可能である。
【0036】例えば、プロセスカートリッジの場合、新
旧のカートリッジを交換して、使用済み品を上記「バッ
グ」に入れて、更に、段ボール箱に入れて、回収ルート
にのせれば、再度使用できる。このとき若干汚れていて
も、水洗、乾燥すれば良い。 (2)緩衝効果について、更に詳しく言えば、ポリエチ
レン・エアキャップ材の気泡部分を、被梱包物である、
プロセスカートリッジ側に向け、平らな方を、外側にす
れば、気泡部分が先にカートリッジの面に当たる為、気
泡の無い平らなところにも、擬似的な、緩衝部分が生ず
ることになる。 (3)エアキャップ材の気泡の直径が、被梱包材1kg
に対して気泡の直径を気泡間距離の0.5〜2倍とした
ことによって、通常手でもって誤って落した場合におい
ても被梱包品に影響を与えることがない。
旧のカートリッジを交換して、使用済み品を上記「バッ
グ」に入れて、更に、段ボール箱に入れて、回収ルート
にのせれば、再度使用できる。このとき若干汚れていて
も、水洗、乾燥すれば良い。 (2)緩衝効果について、更に詳しく言えば、ポリエチ
レン・エアキャップ材の気泡部分を、被梱包物である、
プロセスカートリッジ側に向け、平らな方を、外側にす
れば、気泡部分が先にカートリッジの面に当たる為、気
泡の無い平らなところにも、擬似的な、緩衝部分が生ず
ることになる。 (3)エアキャップ材の気泡の直径が、被梱包材1kg
に対して気泡の直径を気泡間距離の0.5〜2倍とした
ことによって、通常手でもって誤って落した場合におい
ても被梱包品に影響を与えることがない。
【図1】バッグ状梱包材の代表形態を示す平面図であ
る。
る。
【図2】バッグにする前のエアキャップ材の例を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】プロセスカートリッジをエアキャップ材で包み
込む工程を示す斜視図である。
込む工程を示す斜視図である。
【図4】段ボール箱に梱包した最終形態を示す斜視図で
ある。
ある。
01 エアキャップ材
02 エアキャップの気泡
03 ヒートシール
04 プロセスカートリッジ
05 段ボール箱
Claims (3)
- 【請求項1】 両側から被梱包物を包んだエアキャップ
材の多くとも三方の端部を折り畳んで、折り畳んだ部分
を内側から外側に向けて、ハの字状にシールし、バッグ
状とした梱包材において、折り畳み部分の外側に気泡の
少なくとも1列を有することを特徴とする梱包材。 - 【請求項2】 エアキャップ材の気泡の側を被梱包物に
向けた事を特徴とする請求項1に記載の梱包材。 - 【請求項3】 エアキャップ材の気泡の直径が、被梱包
物の重量の1kgに対して、気泡間距離2cmの約0.
5倍乃至2倍に設定されている事を特徴とする請求項1
に記載の梱包材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3177585A JPH054665A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 梱包材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3177585A JPH054665A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 梱包材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054665A true JPH054665A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16033553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3177585A Pending JPH054665A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 梱包材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054665A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009280262A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Kawakami Sangyo Co Ltd | バンパー用包装材 |
JP2010116201A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Izumi:Kk | 緩衝包装材 |
JP2014205518A (ja) * | 2013-04-16 | 2014-10-30 | 中本パックス株式会社 | 断熱食品容器及びその製造方法 |
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1991
- 1991-06-21 JP JP3177585A patent/JPH054665A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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