JP2016163108A - ファクシミリ装置およびファクシミリ装置の印刷方法 - Google Patents

ファクシミリ装置およびファクシミリ装置の印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】割込み印刷が可能なファクシミリ装置であって,割込み印刷の実行が開始された後でも,ファクシミリデータを確実に受信できる技術を提供すること。【解決手段】MFPは,ファクシミリデータの受信方式として,直接印刷受信とメモリ受信とが実行可能であり,さらに,直接印刷受信中に割込み印刷の指示を受け付ける。そして,直接印刷受信中に割込み印刷の指示を受け付けた場合,MFPは,直接印刷受信からメモリ受信に切り換えて,割込み印刷を実行する。MFPは,割込み印刷の実行中に受信用メモリとして確保できる空き容量が停止閾値より少ないと判断した場合には,割込み印刷を停止させる。MFPは,割込み印刷を停止させた後,受信用メモリに記憶されているファクシミリデータの印刷を実行し,印刷させた画像に対応するファクシミリデータを記憶している記憶領域を解放する。【選択図】図3

Description

本発明は,ファクシミリ装置およびファクシミリ装置の印刷方法に関する。さらに詳細には,ファクシミリ通信によって受信したファクシミリデータの画像の印刷中に,印刷を伴うジョブを割り込ませて実行する割込み印刷に関するものである。
従来から,ファクシミリ通信によってファクシミリデータを受信し,当該ファクシミリデータの画像を印刷する「直接印刷受信」と,ファクシミリ通信によって受信したファクシミリデータの画像を印刷せず,当該ファクシミリデータをメモリに保存する「メモリ受信」と,を実行可能なファクシミリ装置が知られている。
また,直接印刷受信を実行中に,コピー等の印刷を伴うジョブを受け付けた場合に,直接印刷受信からメモリ受信に切り換え,ファクシミリデータの受信を継続しつつ,受け付けたジョブに従って印刷する「割込み印刷」を実行可能なファクシミリ装置が知られている。割込み印刷を開示した文献としては,例えば,特許文献1がある。
特開平8−18713号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題があった。すなわち,割込み印刷の実行中もファクシミリデータの受信を継続することから,割込み印刷の実行中にメモリ不足となるおそれがある。メモリ不足に陥るとファクシミリデータを受信できなくなることから問題となる。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,割込み印刷が可能なファクシミリ装置であって,割込み印刷の実行が開始された後でも,ファクシミリデータを確実に受信できる技術を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされたファクシミリ装置は,ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部と,シートに画像を印刷する印刷部と,記憶部と,制御部と,を備え,前記制御部は,前記ファクシミリ通信部を介してファクシミリデータを受信したことに応じて,当該ファクシミリデータの画像を前記印刷部に印刷させる直接印刷受信と,当該ファクシミリデータを前記記憶部に確保した記憶領域に記憶させるメモリ受信と,のいずれか一方を行う受信処理と,前記直接印刷受信を行っている間に,印刷を伴うジョブである印刷ジョブを行う指示を受け付けた場合に,前記直接印刷受信から前記メモリ受信に切り換える切換処理と,前記切換処理にて前記メモリ受信に切り換えられた後,前記印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部に印刷させる割込み印刷を行う割込み処理と,前記切換処理にて切り換えられた前記メモリ受信を行っている間,前記メモリ受信で用いる前記記憶部の空き容量が閾値よりも少ないか否かを判断する判断処理と,前記判断処理にて前記記憶部の空き容量が前記閾値よりも少ないと判断された場合,前記割込み印刷を停止させる停止処理と,前記停止処理にて前記割込み印刷を停止させた後,前記メモリ受信により前記記憶部に記憶されたファクシミリデータの画像を前記印刷部に印刷させ,前記記憶部のうち,前記印刷部に印刷させた画像に対応するファクシミリデータを記憶している記憶領域を解放する特定印刷処理と,を実行することを特徴としている。
本明細書に開示されるファクシミリ装置は,直接印刷受信とメモリ受信との2種類の方式でのファクシミリ受信が可能であり,直接印刷受信中に印刷ジョブの指示を受け付けた場合,直接印刷受信からメモリ受信に切り換える。さらに,ファクシミリ装置は,切換後,印刷ジョブに基づく割込み印刷を実行中に,記憶部の空き容量が閾値よりも少ないか否かを判断し,少ないと判断した場合,割込み印刷を停止させる。そして,割込み印刷を停止させた後,記憶部に記憶されるファクシミリデータの画像を印刷させ,印刷させた画像に対応するファクシミリデータを記憶している記憶領域を解放する。
すなわち,本明細書に開示されるファクシミリ装置では,割込み印刷とメモリ受信とを並行させている際にメモリ受信用の記憶部の空き容量が少なくなった場合,割込み印刷を停止させ,メモリ受信にて記憶したファクシミリデータの画像の印刷を開始して,印刷させた画像に対応するファクシミリデータを記憶している記憶領域を解放する。これにより,ファクシミリデータを受信する記憶領域が確保され,ファクシミリデータが受信できなくなる可能性を低減できる。
また,本明細書に開示されるファクシミリ装置は,原稿の画像を読み取る読取部を備え,前記印刷ジョブは,前記読取部によって読み取られた原稿の画像を,前記印刷部に印刷させるコピージョブであるとよい。割込み印刷として受け付けた印刷ジョブがコピージョブであれば,本発明が好適に作用する。
また,前記閾値は,ファクシミリデータの受信速度と,前記コピージョブの設定によって1枚の原稿の読み取りを開始してから,当該原稿の画像の印刷が完了し,さらにファクシミリデータの印刷を開始するまでに要する時間である切換時間と,の積算値よりも大きいとよい。コピージョブを停止させるとしても,読み取りを開始した原稿については印刷を完了させる方が望ましい。また,コピーの印刷を停止してファクシミリデータの画像の印刷を開始するまでにある程度の時間がかかる。そのため,コピージョブを停止させる際のメモリ受信用の空き容量として,少なくとも1枚のコピーを開始してからファクシミリデータの画像の印刷を開始するまでに要する時間である切換時間の間はファクシミリデータを受信できる容量が必要となる。そのため,閾値は,少なくともファクシミリデータの受信速度と上述の切換時間との積算値よりも大きい方が望ましい。
また,前記制御部は,前記特定印刷処理の実行中,前記メモリ受信で用いる前記記憶部の空き容量が前記閾値よりも大きい第2閾値よりも多いか否かを判断する第2判断処理と,前記第2判断処理にて前記記憶部の空き容量が前記第2閾値よりも多いと判断された場合,前記特定印刷処理を停止させる第2停止処理と,前記第2停止処理にて前記特定印刷処理を停止させた後,前記停止処理にて停止させた前記割込み印刷を再開させる再開処理と,を実行するとよい。割込み印刷は,直接印刷受信を停止させてまでも実行していることから,緊急度が高いと推測される。そのため,ファクシミリデータの画像の印刷に切り換えた後,記憶部の空き容量が第2閾値より大きくなった場合は,割込み印刷を再開して印刷ジョブを早期に完了させる方が好ましい。
また,前記指示は,前記印刷ジョブの設定を受け付けるモードに移行する指示であり,前記制御部は,前記割込み印刷では,前記切換処理にて前記直接印刷受信が前記メモリ受信に切り換えられた後,前記印刷ジョブの実行を開始する指示を受け付けたことを条件として,前記印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部に印刷させるとよい。印刷ジョブの設定を受け付けるモードに移行したことを契機にメモリ受信に切り換えられることで,直接印刷受信による印刷動作を早期に停止させ,印刷ジョブの実行開始指示に応じた印刷ジョブの実行をより早期に開始できる。
また,前記閾値には,実行後閾値と,前記実行後閾値よりも大きい実行前閾値との2種類があり,前記制御部は,前記判断処理では,前記切換処理にて前記直接印刷受信が前記メモリ受信に切り換えられた後,前記印刷ジョブの実行を開始する指示を受け付ける前は,前記実行前閾値を用い,前記印刷ジョブの実行を開始する指示を受け付けた後は,前記実行後閾値を用いるとよい。印刷ジョブの設定の受付中にもファクシミリデータの受信が継続される。また,印刷ジョブの種類によっては,印刷ジョブの実行開始によって記憶領域が確保される。そのため,印刷ジョブの実行前の閾値は,実行後の閾値よりも大きい値を用いる方が好ましい。
また,前記指示は,前記印刷ジョブの実行を開始する指示であるとよい。印刷ジョブの実行命令を受け付けたことを契機にメモリ受信に切り換えられることで,印刷ジョブの実行前により多くのファクシミリデータの画像を印刷でき,メモリ不足に陥る可能性を低減できる。
また,前記制御部は,前記割込み印刷の完了後,前記割込み印刷によって前記メモリ受信に切り換えられて前記記憶部に記憶されるファクシミリデータの画像を印刷部に印刷させる割込み後印刷処理を実行するとよい。メモリ受信に切り換えられたファクシミリデータは,元々直接印刷受信であったため,割込み印刷が完了した後は,記憶したファクシミリデータの画像を印刷する方が好ましい。
上記ファクシミリ装置の機能を実現するための印刷方法,コンピュータプログラム,および当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能な記憶媒体も,新規で有用である。
本発明によれば,割込み印刷が可能なファクシミリ装置であって,割込み印刷の実行が開始された後でも,ファクシミリデータを確実に受信できる技術が実現される。
実施の形態にかかる複合機の電気的構成を示すブロック図である。 記憶領域の例を示す説明図である。 メモリ使用量の変化例を示す説明図である。 ジョブ処理の手順を示すフローチャートである。 ファクシミリ受信処理の手順を示すフローチャートである。 印刷処理の手順を示すフローチャートである。 割込み印刷処理の手順を示すフローチャートである。
以下,本発明にかかるファクシミリ装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,ファクシミリ通信を利用した画像データの送受信機能と,画像形成機能とを備えた複合機に本発明を適用したものである。
本形態のMFP100は,図1に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(不揮発性RAM)34とを含むコントローラ30を備えている。また,MFP100は,画像形成部10と,画像読取部20と,ネットワークインターフェース37と,電話回線インターフェース39と,操作パネル40とを備え,これらがコントローラ30に電気的に接続されている。
ROM32には,MFP100を制御するための各種制御プログラムや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは,データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。NVRAM34は,画像データ等のデータや各種設定等を記憶する領域として利用される。RAM33またはNVRAM34は,記憶部の一例である。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムに従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,MFP100の各構成要素を制御する。CPU31は,制御部の一例である。なお,コントローラ30が制御部であってもよい。なお,図1中のコントローラ30は,CPU31等,MFP100の制御に利用されるハードウェアを纏めた総称であって,実際にMFP100に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
画像形成部10は,用紙に画像を印刷するための構成である。画像形成部10は,印刷部の一例である。画像形成部10の画像形成方式は,電子写真方式であっても,インクジェット方式であってもよい。また,カラー画像の形成が可能であっても,モノクロ画像専用であってもよい。
画像読取部20は,原稿の画像を読み取るための構成である。画像読取部20は,読取部の一例である。読取方式は,CCD方式であってもCIS方式であってもよい。また,カラー読み取りが可能であっても,モノクロ読み取りのみであってもよい。
また,操作パネル40は,液晶ディスプレイおよびボタン群を備える。ボタン群は,例えば,スタートキー,ストップキー,テンキー等から構成される。操作パネル40は,各種の表示を行うとともに,ユーザによる指示入力を受け付ける。
ネットワークインターフェース37は,LANケーブル等を介して,ネットワークに接続する外部機器と通信を行うためのハードウェアである。電話回線インターフェース39は,電話回線を介して,電話網に接続する外部機器と通信を行うためのハードウェアである。電話回線インターフェース39は,ファクシミリ通信部の一例である。なお,ネットワークを介してファクシミリ通信を行う場合には,ネットワークインターフェース37が,ファクシミリ通信部の一例である。図1では,MFP100とファクシミリ通信を行う相手装置の例として,電話網に接続されたファクシミリ装置400を示している。
続いて,MFP100にて実行される割込み印刷の動作について説明する。割込み印刷は,ファクシミリ通信にて,MFP100がファクシミリデータを受信している期間中に,割込み印刷の指示を受け付けることで実行される。まず,ファクシミリ装置400からファクシミリデータを受信する場合のファクシミリ通信動作について説明する。なお,ファクシミリ通信の手順は国際規格で決められており,ここでは概略のみを説明する。
MFP100は,例えば,電話回線インターフェース39を介する通信を着呼すると,所定のファクシミリ通信開始手順を実行する。まず,MFP100が呼び出しに応じて応答することで,電話回線が接続される。その後,ファクシミリ装置400からファクシミリ通信を通知する信号が送信される。これに対し,MFP100からファクシミリ通信による画像データの受信が可能であることを示す信号を送信することで,ファクシミリ通信が開始される。さらに,MFP100とファクシミリ装置400との間で,通信速度や解像度等の通信設定を決定するための情報,および,画像データのサイズ,カラーまたはモノクロの別等の画像データに関する情報の送受信が行われる。
これらの情報の送信ないし受信の後,MFP100は,決定された通信設定に基づいてファクシミリ装置400から送信される画像データを受信する。ファクシミリ装置400は,全てのファクシミリデータの送信が終了したら,電話回線の接続を切断する信号を送信する。そして,MFP100は,ファクシミリ装置400から電話回線の接続を切断する信号を受信した後,接続切断を確認する情報を送信して,電話網との接続を切断する。これで,ファクシミリ通信動作は終了する。
MFP100では,前述したファクシミリ通信にて受信したファクシミリデータに関して,直接印刷受信とメモリ受信との2種類の方式での受信が可能である。そして,MFP100は,いずれの方式にて受信するかの情報を含むファクシミリ受信設定を,NVRAM34に記憶している。なお,MFP100は,例えば,操作パネル40を介して受け付けたユーザの指示に基づいて決定されたファクシミリ受信設定を,NVRAM34に記憶させる。あるいは,MFP100は,ファクシミリの送信元ごとにファクシミリ受信設定を記憶するデータベースをNVRAM34に備え,ファクシミリ受信の度に,送信元に対応するファクシミリ受信設定を読み出してもよい。そして,MFP100は,ファクシミリ受信設定に基づいて,1ジョブ毎に受信方式を決定する。
直接印刷受信では,MFP100は,シート1枚分のファクシミリデータの受信が終了する毎に,受信したファクシミリデータの画像を画像形成部10に印刷させる。つまり,MFP100は,受信動作と並行して印刷動作を実行する。そのために,MFP100は,RAM33に,シート1枚分のファクシミリデータを記憶できる記憶領域を確保し,確保した領域にファクシミリデータを記憶する。なお,MFP100では,記憶領域を,例えばブロック単位で確保し,記憶容量に応じて順次追加して確保する。
そして,シート1枚の印刷が終了したら,MFP100は,印刷の終了したシートのファクシミリデータ用に確保していた記憶領域を解放する。具体的には,MFP100は,受信したファクシミリデータを印刷用のデータに展開して,印刷用の記憶領域にコピーした後,元のファクシミリデータの記憶領域を解放する。従って,直接印刷受信ジョブの終了時には,MFP100は,受信したファクシミリデータ用の記憶領域を確保していない。なお,シート1枚分の画像データは,印刷が片面印刷であれば1ページ分の画像に相当し,両面印刷であれば2ページ分の画像に相当する。
一方,メモリ受信では,MFP100は,受信動作と平行して印刷動作を実行せず,受信したファクシミリデータを全てRAM33に記憶させる。つまり,MFP100は,RAM33に,メモリ受信用の記憶領域を確保し,確保した領域にファクシミリデータを記憶する。従って,メモリ受信ジョブの終了時には,MFP100は,受信したファクシミリデータ用の記憶領域をRAM33に確保しており,その記憶領域にファクシミリデータを記憶している。例えば,別途印刷指示を受け付けることで,MFP100は,RAM33からファクシミリデータを読み出し,読み出したデータに基づく画像を画像形成部10に印刷させる。印刷が終了した後,MFP100は,印刷の終了したファクシミリデータ用の記憶領域を解放する。
なお,MFP100では,図2に示すように,RAM33の全領域を,例えばブロック単位で確保し,各用途に用いている。図2は,RAM33の記憶領域を模式的に示したものであり,図2の(A)は,直接印刷受信の場合の例で,図2の(B)は,メモリ受信の場合の例である。MFP100のRAM33のうち,例えば,コントローラ30等の作業用に必要なシステム用領域,印刷用の展開データを記憶する印刷用領域など,所定の大きさの記憶領域である使用済み領域331は,あらかじめ確保されている。この使用済み領域331は,他の用途に使用することはできない。また,使用可能なRAM33の記憶領域全体の大きさは,システム構成によってあらかじめ決まっている。
前述した直接印刷受信の実行時には,MFP100は,必要に応じて記憶領域を確保し,印刷後に解放する。つまり,ファクシミリ受信のために確保される記憶領域であるファクシミリ受信領域332Aは,図2の(A)に示すように,受信中には所定の範囲内で増減し,印刷終了後には全て解放される。なお,MFP100では,ファクシミリデータの受信よりも印刷の方が速い傾向にあり,直接印刷受信によってファクシミリデータが増加し続ける可能性は低い。
一方,前述したメモリ受信の実行時には,MFP100は,図2(B)に示すように,ファクシミリ受信領域332Bは,増加し続ける。MFP100は,ファクシミリ受信領域332Bを,例えば,予め設定したブロック単位で確保し,ファクシミリデータの受信に応じて追加して確保する。なお,MFP100は,例えば,ユーザの指示に基づいて,ファクシミリ受信領域332Bに記憶しているファクシミリデータに基づく印刷を実行した場合,印刷実行後にファクシミリ受信領域332Bを解放する。
また,MFP100は,直接印刷受信によるファクシミリ受信動作を実行中に,割込み印刷の指示を受け付ける。割込み印刷の指示を受け付けると,MFP100は,ファクシミリ受信の方式を直接印刷受信からメモリ受信に切り換え,ファクシミリデータの受信を継続しつつ,指示を受け付けた印刷を実行する。そして,割込み印刷が終了した後,MFP100は,記憶しているファクシミリデータに基づく印刷を実行し,ファクシミリ受信領域を解放する。
図3は,割込み印刷として,コピーの指示を受け付けた場合のメモリ使用量の変化の例を,時系列に示している。前述したように,使用済み領域331は,常時確保されている。そして,MFP100は,時刻t1にて直接印刷受信によるファクシミリデータの受信を開始したものとする。時刻t1から時刻t2までの直接印刷受信の期間中は,MFP100は,ファクシミリデータ用の記憶領域の確保と,ファクシミリデータの印刷後の記憶領域の解放とを繰り返す。
時刻t2にて,割込み印刷としてコピーの指示を受け付けたことで,MFP100は,図3に示すように,コピー用の記憶領域であるコピー用領域を確保する。コピー動作では,原稿を読み取って,読み取った原稿の画像の画像データを記憶するための記憶領域が必要である。MFP100は,受け付けたコピージョブを終了するか,あるいは,当該コピージョブを中止させるまで,コピー用領域を確保し続ける。なお,図3では,コピー用領域が確保されている期間を斜線のハッチングで示した。
そして,MFP100は,ファクシミリ受信の方式を直接印刷受信からメモリ受信に切り換え,割込み印刷の実行中に受信したファクシミリデータを,順次RAM33に記憶する。つまり,時刻t2から時刻t3までの期間中,MFP100は,コピー動作とメモリ受信とを同時に実行する。そのため,RAM33の使用量は次第に増加し,空き容量は減少する。
上述の動作によってRAM33の空き容量が少なくなった場合,そのまま動作を継続すると,MFP100にてファクシミリデータを受信できなくなる可能性がある。そこで,図3の時刻t3に示すように,MFP100は,RAM33の空き容量が停止閾値より少なくなった場合,割込み印刷のコピー動作を停止させ,受信済みでRAM33に記憶しているファクシミリデータの印刷であるメモリ印刷を開始する。停止閾値は,MFP100にて割込み印刷を停止させると判断される空き容量の閾値である。
そして,MFP100は,時刻t3から,メモリ印刷とファクシミリ受信とを同時に実行する。前述したように,MFP100では,印刷による記憶領域の解放の方が,ファクシミリ受信による記憶領域の確保よりも速い傾向にあるので,時刻t3以降にはRAM33の空き容量は増加する可能性が高い。
メモリ印刷によって空き容量が多くなれば,MFP100は,停止させた割込み印刷を再開して,再び,コピー動作とメモリ受信とを同時に実行できる可能性がある。そこで,図3の時刻t4に示すように,MFP100は,RAM33の空き容量が所定の再開閾値よりも多くなった場合,停止していたコピー動作を再開する。再開閾値は,MFP100にて割込み印刷を再開させると判断される空き容量の閾値である。なお,再開閾値は,停止閾値よりも多い。停止閾値と再開閾値についての詳細は,後述する。
時刻t4にて,まだ,ファクシミリ受信が終了していなければ,MFP100は,コピー動作とメモリ受信とを同時に実行する。そして,時刻t5にてコピー動作が終了した後,MFP100は,コピー用領域を解放する。なお,時刻t5までにファクシミリ受信が終了した場合には,コピー動作の終了までコピー動作のみを実行する。
時刻t5にて,ファクシミリ受信がまだ終了していなければ,MFP100は,時刻t5以降はメモリ印刷とファクシミリ受信とを同時に実行する。ファクシミリ受信が終了した後,MFP100は,時刻t6からメモリ印刷のみを実行する。そして,時刻t7にて,受信したファクシミリデータを全て印刷したら,MFP100は,ファクシミリ受信動作を終了する。時刻t5以降は,印刷の進行につれて,印刷済みのファクシミリデータを記憶していた記憶領域を順次解放するので,RAM33の使用量は次第に減少し,空き容量は増加する。
続いて,MFP100にて前述した割込み印刷の動作を実現するための各処理の手順について,図4〜図7のフローチャートを参照して説明する。まず,MFP100にて受け付けたジョブを実行するジョブ処理の手順について,図4のフローチャートを参照して説明する。このジョブ処理は,画像形成部10と画像読取部20との少なくとも一方の動作を伴う何らかのジョブを受け付けたことを契機に,MFP100のCPU31にて実行される。
ジョブ処理では,まず,MFP100は,受け付けたジョブが,ファクシミリ受信ジョブであるか否かを判断する(S11)。ファクシミリ受信ジョブではないと判断した場合(S11:NO),MFP100は,受信したジョブに該当する他の処理を実行する(S12)。例えば,PCから受信した印刷ジョブであれば,当該印刷ジョブに基づいて,画像形成部10に印刷を行わせる。一方,受け付けたジョブがファクシミリ受信ジョブであると判断した場合(S11:YES),MFP100は,そのファクシミリ受信の受信方式が,直接印刷受信であるか否かを判断する(S13)。
受信したファクシミリ受信が,直接印刷受信ではないと判断した場合(S13:NO),MFP100は,メモリ受信を実行する(S14)。すなわち,MFP100は,RAM33に必要な記憶領域を確保し,受信したファクシミリデータを確保した記憶領域に記憶する。そして,ファクシミリ受信が終了すれば,MFP100は,ジョブ処理を終了する。
一方,受信したファクシミリ受信が,直接印刷受信であると判断した場合(S13:YES),MFP100は,ファクシミリ受信処理を実行する(S15)。次に,ファクシミリ受信処理の手順について,図5のフローチャートを参照して説明する。なお,MFP100は,ファクシミリ受信処理の実行中に,割込み印刷の指示を受け付けることも可能である。割込み印刷の指示を受け付けた場合の処理については,後述する。
ファクシミリ受信処理では,MFP100は,まず,割込フラグをオフにする(S101)。割込フラグは,割込み印刷を実行するか否かを示すフラグであり,RAM33に記憶される。割込フラグがオフであるとは,割込み印刷を実行しないこと,すなわち,割込み印刷の実行を制限することを意味する。
そして,MFP100は,電話回線インターフェース39を介し,公知のファクシミリ通信手順に則って,ファクシミリデータの受信を開始する(S102)。なお,MFP100は,ファクシミリデータの受信に先立って,受信用メモリとして,RAM33に所定の大きさの記憶領域を確保する。そして,MFP100は,受信したファクシミリデータを,確保した記憶領域に記憶する。
ファクシミリ通信手順では,ファクシミリデータは,送信元であるファクシミリ装置400から,1シート分よりも小さい所定のサイズ(例えば,4キロバイト)のブロックに分割して送られてくる。そこで,MFP100は,1ブロックのファクシミリデータを受信して記憶するブロック受信処理を実行する(S103)。具体的に,MFP100は,まず,所定の1ブロック分に相当する記憶領域を確保して,ファクシミリデータを1ブロック受信し,確保した記憶領域に記憶する。そして,MFP100は,次の1ブロックの受信に備えて次の1ブロック分の記憶領域を確保して,ファクシミリデータの受信を継続する。
MFP100は,ファクシミリデータを1ブロック受信するごとに,1シート分のファクシミリデータを受信済みであるか否かを判断する(S104)。つまり,MFP100は,先に確保した記憶領域に,1シート分のファクシミリデータが記憶されているか否かを判断する。そして,1シート分のファクシミリデータを受信済みではないと判断した場合(S104:NO),MFP100は,S103に戻り,次の1ブロックを受信して確保した記憶領域に記憶させるブロック受信処理を実行する。S102〜S104は,受信処理の一例である。
一方,1シート分のファクシミリデータを受信済みであると判断した場合(S104:YES),MFP100は,受信した1シート分のファクシミリデータを印刷する動作である印刷処理を実行する(S105)。
次に,ファクシミリ受信処理のS105にて実行される印刷処理の手順について,図6のフローチャートを参照して説明する。印刷処理では,MFP100は,まず,割込フラグがオンであるか否かを判断する(S201)。割込フラグは,前述したファクシミリ受信処理のS101にてオフとしたフラグである。
MFP100は,割込フラグがオンではないと判断した場合(S201:NO),受信用メモリから1シート分のファクシミリデータを読み出し,印刷用のデータ形式に展開して前述した印刷用領域にコピーする(S203)。そして,MFP100は,展開およびコピーの終了したファクシミリデータのために確保されていた1シート分の受信用メモリを解放する(S204)。さらに,MFP100は,画像形成部10に印刷用領域のデータに基づく印刷の実行を開始させ(S206),印刷処理を終了する。
一方,MFP100は,割込フラグがオンであると判断した場合(S201:YES),ファクシミリデータの印刷を実行せずに印刷処理を終了する。すなわち,ファクシミリデータが受信用メモリに記憶された状態のまま,印刷処理を終了する。従って,この場合には受信用メモリは解放されない。割込フラグがオンとなる場合については,後述する。なお,印刷動作自体は,ファクシミリ受信動作とは独立に画像形成部10にて実行される。そのため,MFP100は,S206にて印刷動作を開始した後,印刷動作と並行してファクシミリデータの受信を継続することができる。
図5のファクシミリ受信処理に戻り,S105の印刷処理の後,MFP100は,ファクシミリ受信が終了したか否かを判断する(S107)。ファクシミリ受信が終了していないと判断した場合(S107:NO),MFP100は,S103に戻り,ファクシミリ受信が終了するまで,ファクシミリデータの受信と印刷とを継続する。
一方,ファクシミリ受信が終了したと判断した場合(S107:YES),MFP100は,受信したファクシミリデータの印刷が全て終了したか否かを判断する(S108)。受信したファクシミリデータの印刷が終了していないと判断した場合(S108:NO),MFP100は,印刷処理をさらに実行し,1シート分ずつ印刷して受信用メモリを解放する(S109)。S109の印刷処理は,S105と同じである。そして,受信したファクシミリデータの印刷が終了したと判断した場合(S108:YES),MFP100は,ファクシミリ受信処理を終了する。
次に,MFP100にて,ファクシミリ受信中の割込み印刷の動作を実現するための割込み印刷処理の手順について,図7のフローチャートを参照して説明する。この割込み印刷処理は,直接印刷受信にてファクシミリデータを受信中に割込みモードへの移行指示を受け付けたことを契機に,前述したファクシミリ受信処理と並行して,MFP100のCPU31にて実行される。なお,以下では,割込み印刷ジョブとして,コピージョブを受け付けた場合について説明する。
割込み印刷処理では,MFP100は,まず,RAM33に割込みモードへの移行を許容する空き容量があるか否かを判断する。そのために,RAM33の空き容量が許容閾値よりも少ないか否かを判断する(S301)。許容閾値は,MFP100にて割込みモードへの移行を許容すると判断される空き容量の閾値である。許容閾値は,実行前閾値の一例である。
なお,MFP100は,割込みモードへの移行指示を受け付け,割込みモードへ移行した後,コピー設定等の割込みモードでの動作内容についての指示を受け付ける。MFP100は,例えば,シートのサイズ,コピー倍率,カラー/モノクロの別の設定を受け付ける。そして,MFP100は,割込みモードへの移行指示に加えて,動作開始の指示を受け付けた後,コピー動作の実行を開始する。そのため,MFP100では,割込みモードへの移行指示を受け付けた後,コピー動作の実行を開始するまでの間にも,ファクシミリデータの受信は続く可能性がある。さらに,コピー動作の実行中にもファクシミリデータの受信は続く可能性がある。そのため,許容閾値は,コピー用領域を確保した後も,所定時間以上連続してメモリ受信を実行可能と推測される空き容量である。
MFP100では,コピー用領域のサイズと,ファクシミリデータの受信速度と上記の所定時間とから算出されるファクシミリデータの記憶領域のサイズとの和を許容閾値とする。つまり,許容閾値は,ファクシミリ受信の通信設定に応じて決定される可変値である。なお,許容閾値は,例えば,MFP100の最大の通信能力に基づいて決定される固定値としてもよい。
例えば,ファクシミリデータの受信速度が,34kbps(ビット/秒)の場合,所定時間を5分間とすると,所定時間内に受信するファクシミリデータのデータ量は,34kビット(=4250バイト)×300秒=1275kバイトである。MFP100は,割込み印刷の開始時に,ファクシミリデータ用として確保できる記憶領域として,例えば1.5Mバイト以上の空き容量がある場合に,割込み印刷を受け付けると判断する。つまり,MFP100における許容閾値は,例えば,コピー用領域の大きさと1.5Mバイトとの和である。
MFP100は,RAM33の空き容量が許容閾値よりも少ないと判断した場合には(S301:YES),割込み印刷を受け付けない。つまり,MFP100は,割込み印刷はできないことを報知して(S303),割込フラグをオフとし(S304),割込み印刷処理を終了する。MFP100は,S303にて,例えば,操作パネル40への表示,音声メッセージ,警告ランプ,警告音等によって,割込み印刷を受け付けないことを報知する。
一方,MFP100は,RAM33の空き容量が許容閾値以上であると判断した場合(S301:NO),割込フラグをオンとする(S306)。割込フラグがオンであれば,並行して実行されているファクシミリ受信処理の前述した印刷処理にて,S201でYESとなることから,ファクシミリデータの印刷は実行されない。MFP100は,割込フラグがオンの間,受信したファクシミリデータを印刷せずにRAM33の受信用メモリに記憶する。つまり,S306により,ファクシミリ受信動作は,直接印刷受信からメモリ受信に切り換えられる。S306は,切換処理の一例である。
次に,MFP100は,割込みモードにおける動作開始の指示を受け付けたか否かを判断する(S307)。動作開始の指示を受け付けていないと判断した場合(S307:NO),MFP100は,S301に戻ってRAM33の空き容量を確認する。
割込みモードに移行して,S306にて割込フラグをオンとした後,ファクシミリデータの印刷は停止されている。しかし,ファクシミリデータの受信は継続しているので,動作開始の指示を受け付けるまでの間にも,記憶されているファクシミリデータの量は増える可能性がある。そのため,この割込み印刷処理の開始時にはS301でNOであったとしても,時間が経過して,S301にてYESと判断される状態になる場合もある。動作開始の指示を受け付ける前に,空き容量が許容閾値よりも少なくなったと判断した場合,MFP100は,割込み印刷を受け付けない旨を報知して割込み印刷処理を終了する。
動作開始の指示を受け付けたと判断した場合(S307:YES),MFP100は,指示されたコピー設定に基づいてコピー用領域の大きさを決定し,決定した大きさのコピー用領域をRAM33に確保する(S309)。そして,MFP100は,1枚のコピー処理を実行する(S310)。S310は,割込み処理の一例である。MFP100は,S310にて,具体的に,1枚のシートへの印刷に必要な原稿を画像読取部20に読み取らせ,読み取った画像データに基づく印刷を画像形成部10に行わせる。
そして,MFP100は,コピージョブが終了したか否かを判断する(S311)。コピージョブが終了していないと判断した場合には(S311:NO),RAM33の空き容量が前述した停止閾値より少ないか否かを判断する(S313)。S313は,判断処理の一例である。
MFP100では,実行中のコピージョブの処理を停止して,記憶されているファクシミリデータの印刷を再開した場合,ファクシミリデータ用に確保されている記憶領域の大きさが減少に転じるまでの切換時間として,例えば,30秒が必要である。これは,処理中の1枚分のコピーを終了させた後,受信用メモリからファクシミリデータを読み出して印刷の実行を開始する間にも,ファクシミリデータの受信が続いているとした場合の例である。MFP100では,その30秒間に空き容量が無くなって,ファクシミリデータの受信ができなくなることを回避できるように,停止閾値の大きさが決定されている。
具体的に,MFP100における停止閾値は,30秒間のファクシミリ受信によって増加すると想定される受信用メモリの大きさである。前述したファクシミリ受信設定と同じ設定の場合,30秒間に受信するファクシミリデータのデータ量は,4250バイト×30秒=127.5kバイトである。MFP100では,例えば,停止閾値を150kバイトとしている。また,停止閾値も可変値であるが,固定値としてもよい。停止閾値は,閾値,および実行後閾値の一例である。停止閾値は,許容閾値より小さい閾値である。
RAM33の空き容量が停止閾値以上であると判断した場合(S313:NO),MFP100は,S310に進んで,さらに1枚のコピーを実行する。そして,MFP100は,コピーが終了したか否かを再び判断する(S311)。
一方,RAM33の空き容量が所定の停止閾値より少ないと判断した場合(S313:YES),MFP100は,割込フラグをオフとする(S315)。S315は,停止処理の一例である。割込フラグがオフとなったため,並行して実行されているファクシミリ受信処理の印刷処理では,S201でNOとなり,RAM33の受信用メモリに記憶されているファクシミリデータの印刷が実行される。具体的に,MFP100は,受信用メモリに記憶されているファクシミリデータを1シート分読み出して,読み出したファクシミリデータに基づく印刷を実行する。この場合に実行される印刷処理は,特定印刷処理の一例である。
印刷処理の実行によって,MFP100は,受信用メモリのうち,印刷が終了したファクシミリデータ用に確保されていた記憶領域を解放する。前述したように,印刷の方がファクシミリデータの受信よりも速い傾向にあり,印刷処理の実行によりRAM33の空き容量は増加する可能性が高い。
そして,MFP100は,RAM33の空き容量が所定の再開閾値より多いか否かを判断する(S318)。S318は,第2判断処理の一例である。再開閾値は,ファクシミリデータの印刷によって受信用メモリの一部が解放され,RAM33の空き容量がコピージョブの再開に十分な量となったか否かを判断するための閾値である。再開閾値は,例えば,許容閾値から,コピー用領域の大きさを減じた大きさである。再開閾値は,停止閾値より大きく,許容閾値より小さい閾値である。再開閾値は,第2閾値の一例である。
RAM33の空き容量が再開閾値以下であると判断した場合(S318:NO),MFP100は,RAM33の空き容量が再開閾値より多くなるまで待機する。この待機の間は,コピー動作に伴う印刷は行われない。
そして,RAM33の空き容量が再開閾値より多いと判断した場合(S318:YES),MFP100は,割込フラグをオンとする(S319)。これにより,印刷処理による印刷は,再び実行されなくなる。S319は,第2停止処理の一例である。さらに,MFP100は,S310へ進んで,中断している割込みコピーを再開する。この場合,S310は,再開処理の一例である。
そして,割込み処理として指示されたコピージョブが終了したと判断した場合には(S311:YES),S309にて確保したコピー用領域を解放し(S321),割込フラグをオフとして(S304),割込み印刷処理を終了する。
割込み印刷処理の終了時に,ファクシミリ受信が終了していなければ,MFP100は,継続してファクシミリ受信処理を実行する。つまり,ファクシミリデータの受信とS105の印刷処理とを並行して実行する。さらに,ファクシミリ受信の終了後は,MFP100は,印刷終了までS109の印刷処理を実行する。この場合,S105とS109は,割込み後印刷処理の一例である。そして,前述したように,ファクシミリ受信と印刷とが終了したら,MFP100は,ファクシミリ受信処理を終了する。
なお,割込み印刷中にファクシミリ受信が終了していれば,MFP100は,受信終了時に,ファクシミリ受信処理のS107にてYESと判断し,S108に進んでいる。そして,印刷が終了していなければ,MFP100は,S108にて待機している。割込み印刷処理によって割込フラグがオンとなっていれば,S109の印刷処理にて印刷が実行されないため,RAM33の受信用メモリには,ファクシミリデータが記憶されたままとなっている。割込み印刷処理の終了により,割込フラグがオフとなった後,MFP100は,S109の印刷処理にてファクシミリデータの印刷を実行する。印刷の終了後,MFP100は,ファクシミリ受信処理を終了する。この場合,S109は,割込み後印刷処理の一例である。
以上,詳細に説明したように,本形態のMFP100では,ファクシミリデータの受信方式として,直接印刷受信とメモリ受信とが実行可能であり,直接印刷受信中に他の印刷ジョブの割込み印刷のジョブを受け付ける。そして,直接印刷受信中に割込み印刷のジョブを受け付けた場合,MFP100は,ファクシミリデータの受信方式を直接印刷受信からメモリ受信に切り換えて,割込み印刷のジョブを実行する。さらに,MFP100は,割込み印刷のジョブの実行中に受信用メモリとして確保できる空き容量が停止閾値より少ないか否かを判断し,少ないと判断した場合には,割込み印刷のジョブを停止させる。さらに,MFP100は,割込み印刷のジョブを停止させた後,受信用メモリに記憶されているファクシミリデータの印刷を実行し,印刷が終了したファクシミリデータ用に確保していた記憶領域を解放する。従って,割込み印刷のジョブの動作が開始された後でも,ファクシミリデータの確実な受信が期待できる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,複合機に限らず,ファクシミリ装置など,ファクシミリ通信と印刷の機能を備える装置であれば適用可能である。
また,本形態では,割込み印刷としてコピージョブの例を説明したが,コピージョブに限らない。割込み印刷のジョブとしては,印刷を伴うジョブであればよく,例えば,PC等の外部装置やUSBメモリ等の記憶媒体から画像データを取得して印刷する印刷ジョブ,操作パネルから画像が選択されたプリントジョブでもよい。
また,本形態では,閾値として,許容閾値,停止閾値,再開閾値の3種類を備えているとしたが,これらの全てを備えていなくてもよい。例えば,停止した割込み印刷を再開しない場合には,再開閾値は不要である。また,例えば,割込み印刷のジョブがコピージョブではなく,PCプリントジョブであった場合,コピー用の記憶領域を確保する必要はない。つまり,割込み印刷のジョブ用にあらかじめ確保される記憶領域の大きさは,ジョブの種類によって異なる。割込み印刷のジョブが,あらかじめ確保する記憶領域を必要としないジョブであれば,許容閾値と再開閾値とは,同じ値であってもよい。一方,割込み印刷のジョブが,実行開始によって記憶領域を確保する種類のジョブであれば,許容閾値は,実行開始後の閾値である停止閾値や再開閾値よりも大きい値とすることが好ましい。
また,本形態では,受信方式の切換からメモリ使用量が減少に転じるまでの切換時間を,30秒程度としたが,これに限らない。例えば,割込み印刷のジョブがPCプリントの場合は,切換時間は,PCプリントジョブの設定によって1枚分の印刷を開始してから,当該印刷が完了し,さらにファクシミリデータの印刷を開始するまでに要する時間としてもよい。また,許容閾値を決定するための所定時間の例として,本形態では5分間としたが,これに限らない。例えば,ユーザによる所定時間の設定を受け付け,設定された所定時間に基づいて許容閾値を決定するとしてもよい。
また,本形態では,割込み印刷を停止した後,空き容量に余裕ができれば,停止した割込み印刷を再開するとしたが,再開しなくてもよい。例えば,S315にて割込フラグをオフするとともに,割込み印刷のジョブ自体を中止させてもよい。また,例えば,S318の判断を無くして,S315の後は,ファクシミリ受信とファクシミリデータの印刷が全て終了するまで印刷処理を実行し,ファクシミリデータの印刷終了後,割込み印刷の続きを再開するとしてもよい。また,割込み印刷の続きは,ユーザに指示入力を受けた場合に実行するとしてもよい。空き容量に基づいて割込み印刷を再開すれば,割込み印刷のジョブを早期に終了させることができる。一方,空き容量に基づく再開をしないとすれば,ファクシミリデータの印刷物と割込み印刷の印刷物とが混載される可能性は低い。
また,本形態では,割込みモードへの移行指示を受け付けた場合に,メモリ受信に切り換える,すなわち,ファクシミリデータの印刷を停止するとしたが,割込み印刷の動作開始の指示を受け付けるまでは印刷を継続するとしてもよい。つまり,割込み印刷の動作開始の指示を受け付けた後,直接印刷受信をメモリ受信に切り換えるとしてもよい。その場合,割込み印刷の動作開始の指示を受け付けたことを契機に割込み印刷処理を開始すればよい。そして,割込み印刷処理では,S307の判断を無くして,S306の後,S309に進むとすればよい。割込みモードへの移行指示でファクシミリデータの印刷を停止すれば,割込み印刷の動作開始の指示に基づき,割込み印刷のジョブをより早期に開始できる。また,直接印刷受信が早期に停止することから,割込みモードに入ったことをユーザが認識しやすい。一方,動作開始の指示を受け付けた後にファクシミリデータの印刷を停止すれば,割込み印刷のジョブの実行前により多くのファクシミリデータを印刷できることから,空き容量不足による割込み印刷の停止の可能性を低減できる。
また,本形態では,割込み印刷によってメモリ受信に切り換えたファクシミリデータを,割込み印刷の終了後に印刷するとしたが,これに限らない。例えば,割込み印刷処理の実行を開始した後は,ファクシミリ受信の終了までメモリ受信を実行し,ユーザの指示を受け付けて残りを印刷するとしてもよい。その場合には,ファクシミリ受信処理のS107にてYESと判断した場合に,割込フラグがオンであればファクシミリ受信処理を終了するとすればよい。割込み印刷の終了後に自動的に残りのファクシミリデータを印刷するとすれば,ファクシミリ受信の印刷物をまとめて取得できる。元々直接印刷受信であったファクシミリ受信のデータであるので,早期に印刷することが好ましい。一方,割込み印刷の終了後に自動的には印刷しないとすれば,ファクシミリデータの印刷物と割込み印刷の印刷物とが混載される可能性は低く,割込み印刷のユーザに割込み印刷の終了がわかりやすい。
また,本形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
10 画像形成部
20 画像読取部
31 CPU
33 RAM
39 電話回線インターフェース
100 MFP

Claims (9)

  1. ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部と,
    シートに画像を印刷する印刷部と,
    記憶部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    前記ファクシミリ通信部を介してファクシミリデータを受信したことに応じて,当該ファクシミリデータの画像を前記印刷部に印刷させる直接印刷受信と,当該ファクシミリデータを前記記憶部に確保した記憶領域に記憶させるメモリ受信と,のいずれか一方を行う受信処理と,
    前記直接印刷受信を行っている間に,印刷を伴うジョブである印刷ジョブを行う指示を受け付けた場合に,前記直接印刷受信から前記メモリ受信に切り換える切換処理と,
    前記切換処理にて前記メモリ受信に切り換えられた後,前記印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部に印刷させる割込み印刷を行う割込み処理と,
    前記切換処理にて切り換えられた前記メモリ受信を行っている間,前記メモリ受信で用いる前記記憶部の空き容量が閾値よりも少ないか否かを判断する判断処理と,
    前記判断処理にて前記記憶部の空き容量が前記閾値よりも少ないと判断された場合,前記割込み印刷を停止させる停止処理と,
    前記停止処理にて前記割込み印刷を停止させた後,前記メモリ受信により前記記憶部に記憶されたファクシミリデータの画像を前記印刷部に印刷させ,前記記憶部のうち,前記印刷部に印刷させた画像に対応するファクシミリデータを記憶している記憶領域を解放する特定印刷処理と,
    を実行することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 請求項1に記載するファクシミリ装置において,
    原稿の画像を読み取る読取部を備え,
    前記印刷ジョブは,前記読取部によって読み取られた原稿の画像を,前記印刷部に印刷させるコピージョブであることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 請求項2に記載するファクシミリ装置において,
    前記閾値は,ファクシミリデータの受信速度と,前記コピージョブの設定によって1枚の原稿の読み取りを開始してから,当該原稿の画像の印刷が完了し,さらにファクシミリデータの印刷を開始するまでに要する時間である切換時間と,の積算値よりも大きいことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載するファクシミリ装置において,
    前記制御部は,
    前記特定印刷処理の実行中,前記メモリ受信で用いる前記記憶部の空き容量が前記閾値よりも大きい第2閾値よりも多いか否かを判断する第2判断処理と,
    前記第2判断処理にて前記記憶部の空き容量が前記第2閾値よりも多いと判断された場合,前記特定印刷処理を停止させる第2停止処理と,
    前記第2停止処理にて前記特定印刷処理を停止させた後,前記停止処理にて停止させた前記割込み印刷を再開させる再開処理と,
    を実行することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載するファクシミリ装置において,
    前記指示は,前記印刷ジョブの設定を受け付けるモードに移行する指示であり,
    前記制御部は,
    前記割込み印刷では,前記切換処理にて前記直接印刷受信が前記メモリ受信に切り換えられた後,前記印刷ジョブの実行を開始する指示を受け付けたことを条件として,前記印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部に印刷させることを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 請求項5に記載するファクシミリ装置において,
    前記閾値には,実行後閾値と,前記実行後閾値よりも大きい実行前閾値との2種類があり,
    前記制御部は,
    前記判断処理では,前記切換処理にて前記直接印刷受信が前記メモリ受信に切り換えられた後,前記印刷ジョブの実行を開始する指示を受け付ける前は,前記実行前閾値を用い,前記印刷ジョブの実行を開始する指示を受け付けた後は,前記実行後閾値を用いることを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載するファクシミリ装置において,
    前記指示は,前記印刷ジョブの実行を開始する指示であることを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載するファクシミリ装置において,
    前記制御部は,
    前記割込み印刷の完了後,前記割込み印刷によって前記メモリ受信に切り換えられて前記記憶部に記憶されるファクシミリデータの画像を印刷部に印刷させる割込み後印刷処理を実行することを特徴とするファクシミリ装置。
  9. ファクシミリ装置の印刷方法であって,
    前記ファクシミリ装置がファクシミリデータを受信したことに応じて,当該ファクシミリデータの画像を前記ファクシミリ装置の印刷部に印刷させる直接印刷受信と,当該ファクシミリデータを前記ファクシミリ装置の記憶部に確保した記憶領域に記憶させるメモリ受信と,のいずれか一方を行う受信ステップと,
    前記直接印刷受信を行っている間に,印刷を伴うジョブである印刷ジョブを行う指示を受け付けた場合に,前記直接印刷受信から前記メモリ受信に切り換える切換ステップと,
    前記切換ステップにて前記メモリ受信に切り換えられた後,前記印刷ジョブに基づく画像を前記印刷部に印刷させる割込み印刷を行う割込みステップと,
    前記切換ステップにて切り換えられた前記メモリ受信を行っている間,前記メモリ受信で用いる前記記憶部の空き容量が閾値よりも少ないか否かを判断する判断ステップと,
    前記判断ステップにて前記記憶部の空き容量が前記閾値よりも少ないと判断された場合,前記割込み印刷を停止させる停止ステップと,
    前記停止ステップにて前記割込み印刷を停止させた後,前記記憶部に記憶されるファクシミリデータの画像を前記印刷部に印刷させ,前記記憶部のうち画像が印刷されたファクシミリデータ用に確保していた記憶領域を解放する特定印刷ステップと,
    を含むことを特徴とするファクシミリ装置の印刷方法。
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