JP4109827B2 - 情報処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents
情報処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4109827B2 JP4109827B2 JP2000391203A JP2000391203A JP4109827B2 JP 4109827 B2 JP4109827 B2 JP 4109827B2 JP 2000391203 A JP2000391203 A JP 2000391203A JP 2000391203 A JP2000391203 A JP 2000391203A JP 4109827 B2 JP4109827 B2 JP 4109827B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- print data
- spool
- printing
- information processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1223—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
- G06F3/1237—Print job management
- G06F3/126—Job scheduling, e.g. queuing, determine appropriate device
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1202—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
- G06F3/1203—Improving or facilitating administration, e.g. print management
- G06F3/1204—Improving or facilitating administration, e.g. print management resulting in reduced user or operator actions, e.g. presetting, automatic actions, using hardware token storing data
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1202—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
- G06F3/121—Facilitating exception or error detection and recovery, e.g. fault, media or consumables depleted
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1202—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
- G06F3/1218—Reducing or saving of used resources, e.g. avoiding waste of consumables or improving usage of hardware resources
- G06F3/122—Reducing or saving of used resources, e.g. avoiding waste of consumables or improving usage of hardware resources with regard to computing resources, e.g. memory, CPU
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1278—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to adopt a particular infrastructure
- G06F3/1284—Local printer device
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置と通信可能であり、スプール用の記憶手段を備えた情報処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略すことがある)をホストとし、印刷可能な記録装置(プリンタ)等の周辺機器を前記パソコンと接続することにより、様々なアプリケーションソフトウェアから前記記録装置において印刷させることができる印刷システムが存在している。
【0003】
このようなシステムにおいては、前記アプリケーションソフトウェアから印刷処理を行うと、印刷データを一時的なファイルとして作成し、ファイルが完成した後、そのファイル内の印刷データを前記パソコンから前記記録装置に送信することで、記録装置において印刷させることができる。この場合、前記一時的なファイルの作成が完了した時点でアプリケーションソフトウェアから印刷処理を解放することができ、その後は当該アプリケーションソフトウェアにおいて任意の操作が可能となる。
【0004】
前記一時的なファイルの大きさは、印刷対象にもよるが、通常、数10〜100MBのデータである。また、通常、パソコンは大容量記憶装置として数GBのデータを記憶できるハードディスクドライブを備えており、前記一時的なファイルはこのハードディスクドライブ内に作成されるので、ほとんどのケースにおいて、ハードディスクドライブの空領域不足が原因となって一時的なファイルが作成できないということはない。このようなシステムの例として、特開平5−108281号公報、特開平7−325678号公報、特開2000−168198号公報に記載されているもの等が挙げられる。
【0005】
一方、近年では、パソコンの簡易型のものとして、ハードディスクドライブ等の大容量記憶装置を備えず、その代わりとして通常数十MBのデータを記憶できるメモリ(RAM)のみを記憶手段として備える小型携帯用パーソナルコンピュータ(以下、ハンドヘルドパソコンと呼ぶことがある)が開発されている。
【0006】
かかるハンドヘルドパソコンにおいて、前記記録装置を周辺機器として接続して利用しようとした場合、前記パソコンと同様な一時的なファイルを作成する方法を用いると、メモリ(RAM)内にファイルを作成することになるので、メモリ(RAM)の空領域不足が原因となって一時的なファイルが作成できないケースが多々発生する。
【0007】
したがって、このようなハンドヘルドパソコンを利用した印刷システムの場合、通常、一時的なファイルを作成せず、アプリケーションソフトウェアから渡される印刷データの一部を順次記録装置へ送信することで印刷処理が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ハンドヘルドパソコンを利用した印刷システムの場合、通常、一時的なファイルを作成せず、アプリケーションソフトウェアから渡される印刷データの一部を順次記録装置へ送信することで印刷処理が行われるので、ハンドヘルドパソコンから記録装置へ全印刷データが送信されるまで、アプリケーションソフトウェアから印刷処理を解放することができない。その結果、印刷処理を解放するのに非常に時間がかかってしまい、その間は、アプリケーションソフトウェアを操作することができないという問題が生じる。
【0009】
また、仮に一時的なファイルを作成する方法で印刷を試みたとしても、ファイルを作成している段階で、前記メモリ(RAM)の空領域が不足してファイルが完成できないケースが多々発生し、このようなケースにおいては、途中までファイルを作成するものの、ファイルが作成できなくなった時点でエラー終了することになる。それまでの間、ユーザは印刷されるのをひたすら待つことになるが、結局は全く印刷されずにエラー終了することになる、という問題が生じる。
【0010】
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、ハンドヘルドパソコンを用いるような場合でも、印刷操作に関する操作性を向上させるとともに、エラー終了することなく、全てのケースにおいて、正常に印刷を完了させられるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、印刷装置と通信可能であり、スプール用の記憶手段を備えた情報処理装置であって、前記スプール用の記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認する領域確認手段と、アプリケーションから送信された描画データに基づいて印刷データを生成する生成手段と、前記領域確認手段によって確認された前記利用可能な領域の大きさと、前記生成手段によって生成された印刷データとを用いて、前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できると判断した場合、前記印刷データを前記スプール用の記憶手段に記憶してから前記印刷装置に対して送信する印刷処理を実行することを決定する一方、前記領域確認手段によって確認された前記利用可能な領域の大きさと、前記生成手段によって生成された印刷データとを用いて、前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できないと判断した場合、前記スプール用の記憶手段に記憶することなく印刷すべき全ての印刷データの一部を前記印刷装置へ送信した後、前記全ての印刷データの次の一部の印刷データを前記印刷装置へ送信する処理を当該全ての印刷データ用に繰り返す印刷処理を実行することを決定する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の情報処理方法は、印刷装置と通信可能であり、スプール用の記憶手段を備えた情報処理装置による情報処理方法であって、前記スプール用の記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認する領域確認手順と、アプリケーションから送信された描画データに基づいて印刷データを生成する生成手順と、前記領域確認手順によって確認された前記利用可能な領域の大きさと、前記生成手順によって生成された印刷データとを用いて、前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できると判断した場合、前記印刷データを前記スプール用の記憶手段に記憶してから前記印刷装置に対して送信する印刷処理を実行することを決定する一方、前記領域確認手順によって確認された前記利用可能な領域の大きさと、前記生成手順によって生成された印刷データとを用いて、前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できないと判断した場合、前記スプール用の記憶手段に記憶することなく印刷すべき全ての印刷データの一部を前記印刷装置へ送信した後、前記全ての印刷データの次の一部の印刷データを前記印刷装置へ送信する処理を当該全ての印刷データ用に繰り返す印刷処理を実行することを決定する制御手順とを有することを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、印刷装置と通信可能であり、スプール用の記憶手段を備えたコンピュータを制御するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記スプール用の記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認する領域確認処理と、アプリケーションから送信された描画データに基づいて印刷データを生成する生成処理と、前記領域確認処理によって確認された前記利用可能な領域の大きさと、前記生成処理によって生成された印刷データとを用いて、前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できると判断した場合、前記印刷データを前記スプール用の記憶手段に記憶してから前記印刷装置に対して送信する印刷処理を実行することを決定する一方、前記領域確認処理によって確認された前記利用可能な領域の大きさと、前記生成処理によって生成された印刷データとを用いて、前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できないと判断した場合、前記スプール用の記憶手段に記憶することなく印刷すべき全ての印刷データの一部を前記印刷装置へ送信した後、前記全ての印刷データの次の一部の印刷データを前記印刷装置へ送信する処理を当該全ての印刷データ用に繰り返す印刷処理を実行することを決定する制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0021】
上記のようにした本発明においては、情報処理装置としてハンドヘルドパソコンを用いたような場合に、容量不足で総印刷データを作成できないときには、順次記録装置へ印刷データを送るダイレクト印刷に処理を切り替えることにより、全てのケースにおいて、正常に印刷を完了することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下において、USBとはUniversal Serial Busの略で、双方向通信が可能な公知のインタフェースであり、その詳細説明は省略する。
【0023】
図1は、本実施の形態の印刷システムの構成を表す図である。同図において1はハンドヘルドパソコンであり、搭載されているOSはMicrosoft Windows CEである。2は液晶ディスプレイ、3はキーボード、4はUSBポート(ホスト)である。液晶ディスプレイ2はタッチパネルとなっており、スタイラスペン6を用いて、ドラッグ、ドロップ、タップ等の操作をすることにより、パソコン用マウスと同様な機能を実現する。なお、このハンドヘルドパソコン1が、本発明でいう情報処理装置に相当するものである。
【0024】
5はインクジェット方式のカラープリンタであり、7はUSBポート(クライアント)である。なお、このカラープリンタ5が、本発明でいう記録装置に相当するものである。
【0025】
ハンドヘルドパソコン1とプリンタ5とはUSBケーブル8を介して接続されており、これらの装置1、5間でデータの双方向通信が可能である。
【0026】
図2は、ハンドヘルドパソコン1の内部ハードウェア構成を表すブロック図である。ハンドヘルドパソコン1は簡易パソコンとして活用される携帯端末であり、その主な特徴としてハードディスクドライブのような大容量記憶装置(通常、数GBのデータを記憶できる装置)を備えておらず、記憶手段としてはRAMのみを備える。
【0027】
同図において、9はマイクロプロセッサ等から構成されるCPUであり、ハンドヘルドパソコン1の中央処理装置として、ROM10に記憶されているプログラムに従って、RAM11、通信部12、表示部13、操作部14を制御する。
【0028】
ROM10には前記OS、ディスプレイやポートを制御する各デバイスドライバ、ハンドヘルドパソコン1上で起動できる各アプリケーション等が記憶されている。RAM11は通常32MB程度の容量で構成され、その内の半分がプログラム実行用に、残りの半分がデータ記憶用に割り当てられる。
【0029】
通信部12にはUSBポート4が含まれており、USBの通信を制御する。表示部13には液晶ディスプレイ2が含まれており、アプリケーション等のユーザインタフェース(以降、UIと省略することがある)の表示等の制御を行う。操作部14にはキーボード3が含まれており、キー入力を制御する。
【0030】
図3は、プリンタ5の内部ハードウェア構成を表すブロック図である。同図において、15はマイクロプロセッサ等から構成されるCPUであり、プリンタ5の中央処理装置として、ROM16に記憶されているプログラムに従って、RAM17、通信部18、記録部19を制御する。
【0031】
ROM16にはプリンタドライバ20(図4にて後述する)の制御に従ってプリンタ5が記録(印刷)処理を行うプログラムが記憶されている。RAM17は主にハンドヘルドパソコン1から送られて、それをもとに記録部19によって印刷される印字データが一時的に記憶される。
【0032】
通信部18にはUSBポート7が含まれており、USBの通信を制御する。記録部19は、インクジェット方式の記録ヘッド、各カラーインク、キャリッジ、記録紙搬送機構等から構成される記録ユニットと、前記印字データをもとに前記記録ヘッドにて印字用パルスを発生させる為のASIC等から構成される電気回路とから構成される。
【0033】
印刷可能なアプリケーション(図6にて後述する)上での印刷操作によって、アプリケーションで開かれているファイルの表示内容(画像データ)が、プリンタドライバを介してプリンタ制御用コマンドを含む印字データに変換された後、ハンドヘルドパソコン1のRAM11のデータ記憶用エリアに一時的に格納され、USBポート4からUSBインタフェースを介してプリンタ5に送られる。
【0034】
プリンタ5にて受信された印字データは、記録部19によって印字用パルスに変換されて、記録紙上に印刷される。
【0035】
図4は、プリンタ5を制御するプリンタドライバ20の機能構成を表すブロック図である。このプリンタドライバ20が本発明でいう領域確認手段、制御手段として機能する。プリンタドライバ20は、ハンドヘルドパソコン1のROM10に記憶されている。同図において、矢印はデータのフローを表す。
【0036】
21はUI制御部であり、プリンタドライバ20のUIを制御する。22はプリンタ制御部であり、UI制御部21からの指示に従ってプリンタ5に制御コマンドを送ることによりプリンタ5を制御したり、プリンタ5からの応答コマンドに基づいてUI制御部にプリンタ5の状態を伝えたりする。
【0037】
23はスプール制御部であり、アプリケーションから印刷された時、ハンドヘルドパソコン1のRAM11に十分な空領域がある場合、アプリケーションから渡された画像データを印字データに変換した後RAM11に当該印字データをスプールファイルとして一時的に格納し、全印字データ(総印刷データ)が格納されてスプールファイルが完成した時点でアプリケーションにおける印刷処理を解放し、バックグラウンドでスプールファイル内の印字データをプリンタ5へ送る。このように、全印字データをハンドヘルドパソコン1のRAM11にスプールファイルとして一時的に格納し、バックグラウンドでスプールファイル内の印字データをプリンタ5へ送って印刷処理を行うことをスプール印刷と呼ぶ。スプール印刷中は、アプリケーション上において任意の操作を行うことができる。
【0038】
これに対して、ハンドヘルドパソコン1のRAM11に十分な空領域がない場合、全印字データをスプールファイルとして一時的に格納することなく、アプリケーションから渡されたラスタ単位の画像データを印字データ(総印刷データの内の一部の印刷データ)に変換して、フォアグランドで順次プリンタ5へ印字データを送って印刷処理を行う。このように順次プリンタ5へ印字データを送って印刷処理を行うことをダイレクト印刷と呼ぶ。ダイレクト印刷中は、アプリケーション上において操作を行うことができない。
【0039】
24はポート制御部であり、スプール制御部23から渡された印字データを、通信部12に対してライトしたり、プリンタ5からの応答コマンドを通信部12からリードしたり、主にプリンタドライバレベルからみたポートの制御を行う。
【0040】
図5は、プリンタドライバ20のUIの一例を示す図であり、プリンタドライバ20が起動したとき、ハンドヘルドパソコン1の液晶ディスプレイ2に表示される。同図において、35はメインウィンドウである。
【0041】
25はプリンタ選択部であり、コンボボックスにて構成され、接続されているプリンタを選択することにより、そのプリンタにて印刷を行うことができる。同図では、プリンタ5で印刷できる"BJプリンタ"が選択されている。
【0042】
26はポート選択部であり、コンボボックスにて構成され、ハンドヘルドパソコン1に装備されている印刷可能なポートを選択することができる。同図では、USBポートが選択されている。
【0043】
27は用紙サイズ選択部であり、コンボボックスにて構成され、用紙サイズとして、A6、A5、A4の3タイプのうちから何れか一つを選択可能となっている。同図では、A4サイズが選択されている。
【0044】
28は下書き印刷選択部であり、チェックボックスにて構成され、チェックされている場合、印字品位を落として下書き印刷の品位で印刷処理を行い、チェックが外されている場合、標準品位で印刷処理を行う。同図では、チェックが外されている状態となっている。
【0045】
29はカラー印刷選択部であり、チェックボックスにて構成され、チェックされている場合、カラー印刷が行われ、チェックが外されている場合、モノクロ印刷が行われる。同図では、チェックされている状態となっている。
【0046】
30は印刷範囲選択部であり、ラジオボタンで構成され、"すべて"が選択されている場合、アプリケーションの表示上で選択されている領域に関わらず全ての範囲が印刷され、"選択"が選択されている場合、アプリケーションの表示上で選択された領域内が印刷される。同図では、"すべて"が選択されている状態となっている。
【0047】
31は印刷の向き選択部であり、ラジオボタンで構成され、"縦"が選択されている場合、アプリケーションの表示を用紙の縦方向に展開して印刷し、"横"が選択されている場合、アプリケーションの表示を用紙の横方向に展開して印刷する。同図では、"縦"が選択された状態となっている。
【0048】
32は余白設定部であり、数値を入力可能としたテキストボックスで構成され、用紙の上下左右の余白をミリメートル単位でそれぞれ設定することができる。同図では、上下左右の余白が全て25mmで設定されている状態となっている。
【0049】
33はOKボタンであり、このOKボタン33がタップされると印刷が開始される。34はキャンセルボタンであり、このキャンセルボタン34がタップされると、印刷を行うことなく、メインウィンドウ35が閉じられる。
【0050】
以下では、プリンタ選択部25、ポート選択部26、用紙サイズ選択部27、下書き印刷選択部28、カラー印刷選択部29、印刷範囲選択部30、印刷の向き選択部31、余白設定部32における設定の組み合わせを「印刷設定」と称する。
【0051】
図6は、印刷可能なアプリケーションのUIの一例を示す図であり、本アプリケーションは、日本語ワードプロセッサのアプリケーションである。同図において、36はメインウィンドウであり、文字列37が入力された状態を表す。
【0052】
38は印刷を開始する為の印刷ボタンであり、この印刷ボタン38をタップすることにより、プリンタドライバ20が起動して、図5に示したメインウィンドウ35が表示される。そして、メインウィンドウ35内のOKボタン33をタップすることにより、表示されている文字列37の印刷が開始される。
【0053】
39は本アプリケーションを閉じる為のクローズボタンであり、このクローズボタン39をタップすることにより、メインウィンドウ36を閉じ、本アプリケーションを終了する。
【0054】
図7は、スプール印刷を行う為のメモリ(RAM11)を確保することができない場合の空メモリ不足メッセージを表す図である。同図において、40は空メモリ不足メッセージであり、メッセージ文字列41、OKボタン42、キャンセルボタン43から構成される。本メッセージは、ハンドヘルドパソコン1の空メモリ(RAM11)の容量が不足している場合で、スプール印刷を行う為のメモリ(RAM11)が確保できないときに表示される(メッセージ表示手段)。
【0055】
OKボタン42がタップされると、スプール印刷を行わず、ダイレクト印刷を開始する。キャンセルボタン43がタップされると、印刷を中止する。キャンセルボタン43がタップされ、印刷が中止された場合、その後、不要なファイルを削除する等してスプール印刷を行う為の空メモリ(RAM11)の容量を十分に増やしてから、印刷ボタン38をタップして再度印刷を試みることにより、スプール印刷を行うことが可能である。なお、本実施の形態においては、これらOKボタン42、キャンセルボタン43が、本発明でいう継続選択部、中止選択部に相当するものである。
【0056】
このように、本実施の形態では、空メモリ不足メッセージ40を表示させることで、印刷処理を継続するか、中止するかをユーザが容易に選択できるようにし、例えば、ユーザが再度スプール印刷を試みること等ができるようにしている。ただし、空メモリ不足メッセージ40を表示させることなく、空メモリ(RAM11)の容量が不足している場合は、自動的にダイレクト印刷に処理を切り替えるようにすれば、ユーザが空メモリ不足メッセージ40に応えるという操作が不要となり、印刷操作に関するユーザの操作性を向上させることができる。
【0057】
印刷可能なアプリケーションにおいて、これらのうちいずれの仕様を選択するかは、そのアプリケーションの使用目的に依存することであり、本発明の本質には関わらない。
【0058】
図8、9は、本実施の形態の印刷システムにおける動作(処理)を表すフローチャートであり、以下、これらの図面に従って動作の説明をする。図8は、プリンタドライバ20のメインウィンドウ35内のOKボタン33がタップされて、印刷処理が開始された後の処理を表すフローチャートである。プリンタドライバ20のメインウィンドウ35内のOKボタン33がタップされて、印刷処理が開始されると(ステップS801)、スプール印刷時にハンドヘルドパソコン1のメモリ(RAM11)に一時的に格納されるスプールファイルのデータサイズを計算し(ステップS802)、メモリ(RAM11)のデータ記憶用エリアの空容量がこのスプールファイルのデータサイズより大きいかどうかをチェックする(ステップS803)。
【0059】
メモリ(RAM11)の空容量が十分にある場合(ステップS815)、メモリ(RAM11)の空領域からスプールファイル用の領域を確保し(ステップS804)、アプリケーションから印刷対象の1ラスタ分の印刷画像データを受け取る(ステップS805)。この印刷画像データに印刷制御コマンドを付加して印字データに変換した後、スプールファイルに格納する(ステップS806)。
【0060】
アプリケーションから印刷対象の全ラスタ分の印刷画像データが渡されてスプール処理が完了した(スプールファイルが完成した)場合(ステップS807)、スプール印刷を開始し(ステップS808)、アプリケーションに戻る(ステップS816)。ステップS807において全ラスタ分の印刷画像データのスプール処理が完了していない場合、ステップS805に戻る。
【0061】
一方、メモリ(RAM11)の空容量が不足している場合(ステップS815)、空メモリ不足メッセージ40を表示し(ステップS809)、OKボタン42がタップされた場合(ステップS810)、ダイレクト印刷が開始され、アプリケーションから印刷対象の1ラスタ分の印刷画像データを受け取り(ステップS811)、この印刷画像データに印刷制御コマンドを付加して印字データに変換し(ステップS812)、この1ラスタ分の印字データをポート制御部24に書き込むことによりプリンタ5へこの印字データが送られる(ステップS813)。
【0062】
アプリケーションから印刷対象の全ラスタ分の印刷画像データが渡されて全印字データの送信が完了した場合(ステップS814)、アプリケーションに戻る(ステップS816)。ステップS814において、全印字データの送信が完了していない場合、ステップS811に戻る。ステップS811〜S814が終了するまでの間の処理が、ダイレクト印刷の処理を表すものである。
【0063】
ステップS810において、キャンセルボタン43がタップされた場合、印刷処理を中止してアプリケーションに戻る(ステップS816)。例えば、ステップS815において、メモリ(RAM11)の空容量が不足している場合、ステップS809とステップS810をとばしてステップS811に進むことにより、図7で説明したように、空メモリ不足メッセージ40を表示させることなく自動的にダイレクト印刷に処理を切り替えることにより、ユーザが空メモリ不足メッセージ40に応えるという操作が不要になり、印刷操作に関するユーザの操作性を向上させることができる。
【0064】
以上の動作において、ステップS816でアプリケーションに戻ると、アプリケーションはプリンタドライバ20のメインウィンドウ35を閉じて、プリンタドライバ20を解放する。プリンタドライバ20が起動中はアプリケーション上にて操作を行うことができないが、プリンタドライバ20が解放されると、アプリケーション上にて任意の操作を行うことができる。
【0065】
図9は、スプール印刷の処理を表すフローチャートである。図8のステップS808においてスプール印刷が開始されると(ステップS901)、スプールファイルから印字データをロードし、この印字データをポート制御部24に書き込むことにより、この印字データがプリンタ5へ送られる(ステップS903)。その後、書き込んだ印字データをスプールファイルから削除して、その分のメモリ(RAM11)を解放する(ステップS904)。
【0066】
全印字データの送信が完了した場合(ステップS905)、スプール印刷を終了する(ステップS906)。ステップS905において、全印字データの送信が完了していない場合、ステップS902に戻る。
【0067】
以上、本実施の形態の各状態における動作について説明した。前述した通り、ハンドヘルドパソコン1はハードディスクドライブのような大容量記憶装置を備えておらず、記憶手段としてはRAM11のみを備えるので、ユーザの使用状況に応じてメモリ(RAM11)内のデータ記憶用エリアに記憶可能なデータ量が限られてしまい、特にスプール印刷処理のように、比較的データサイズの大きいスプールファイルをメモリ(RAM11)内に格納する必要がある場合、スプールファイルを作成できず、正常に印刷を行うことができないケースが発生する。
【0068】
かかる問題点に着目し、ハンドヘルドパソコン1において、スプール印刷処理のように比較的データサイズの大きいスプールファイルをメモリ(RAM11)内に格納する必要がある場合も、もし、スプールファイルが作成できない場合は、スプールファイルの作成を必要としないダイレクト印刷に処理を切り替えることにより、全てのケースにおいて、正常に印刷を完了することができる。
【0069】
ダイレクト印刷時は、メモリ(RAM11)の空領域の範囲内で専用のメモリ(RAM11)を確保すればよいので、容易に実現することができる。また、もし、スプールファイルが作成できる場合は、スプール印刷を行うので、アプリケーションから印刷ジョブをより速く開放でき、バックグラウンドで印刷ジョブを走らせた状態で、アプリケーション上にて任意の操作を行うことができる。
【0070】
また、アプリケーションの使用目的に応じて、空メモリ不足メッセージ40を表示させたり、表示させなかったりすることで、スプール印刷を優先させてアプリケーションの操作性を向上させるか、印刷操作に関するユーザの操作性を向上させるかの何れかを重視させて設計することが考えられる。空メモリ不足メッセージ40を表示させる場合は、ユーザがハンドヘルドパソコン1のメモリ(RAM11)の空領域の状態を容易に把握することができる。
【0071】
なお、本実施の形態においては、周辺機器の例としてカラープリンタ5を挙げたが、この例に限らず、同様なスプールの概念を有する全ての周辺機器に関して有効である。また、本実施の形態においては、インクジェット方式のカラープリンタの例を挙げたが、この例に限らずレーザービームプリンタやモノクロプリンタに対しても有効であることは言うまでもない。
【0072】
本実施の形態においては、スプールファイルに書き込むデータとして、プリンタ5を直接制御することが可能な印字データを利用することで容易に実現することができるが、この例に限らず、アプリケーションから渡される印刷画像データと前記印字データとの中間処理に必要とされる中間データをスプールファイルに書き込むことによっても、同様な効果が得られ、さらにこの場合は、スプールファイルの大きさを小さくすることができる。
【0073】
本実施の形態においては、印刷可能なアプリケーションの例として日本語ワードプロセッサを使用したが、この例に限られることなく、印刷可能な任意のアプリケーションにおいて実現可能である。
【0074】
本実施の形態においては、OSにMicrosoft Windows CEを使用したが、このOSに限られることなく、同様な構成をとることにより、任意のOSにおいて実現可能である。
【0075】
本実施の形態においては、ハンドヘルドパソコン1とプリンタ5との間のインタフェースとして、USB(Universal Serial Bus)インタフェースを用いたが、このインタフェースに限られることなく、同様な構成をとることにより、任意のインタフェースにおいて実現可能である。
【0076】
(その他の実施の形態)
上述した実施の形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム内のコンピュータに対し、上記実施の形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0077】
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0078】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれることはいうまでもない。
【0079】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることはいうまでもない。
【0080】
なお、上記実施の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、印刷操作に関するユーザの操作性を向上させることができ、全てのケースにおいて、正常に印刷を終了することができるとともに、アプリケーションをより速く解放できる。
さらに、メッセージ表示を行うようにすれば、ユーザが利用可能な領域の状態を容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の印刷システムの構成を示す図である。
【図2】ハンドヘルドパソコン1の内部ハードウェア構成を表すブロック図である。
【図3】プリンタ5の内部ハードウェア構成を表すブロック図である。
【図4】プリンタ5を制御するプリンタドライバ20の機能構成を表すブロック図である。
【図5】プリンタドライバ20のUIの一例を示す図である。
【図6】印刷可能なアプリケーションのUIの一例を示す図である。
【図7】空メモリ不足メッセージを表す図である。
【図8】印刷処理が開始された後の処理を表すフローチャートである。
【図9】スプール印刷の処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ハンドヘルドパソコン
2 液晶ディスプレイ
4 USBポート
5 プリンタ
7 USBポート
8 USBケーブル
11 RAM
19 記録部
20 プリンタドライバ
23 スプール制御部
33 OKボタン
38 印刷ボタン
40 空メモリ不足メッセージ
42 OKボタン
43 キャンセルボタン
Claims (11)
- 印刷装置と通信可能であり、スプール用の記憶手段を備えた情報処理装置であって、
前記スプール用の記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認する領域確認手段と、
アプリケーションから送信された描画データに基づいて印刷データを生成する生成手段と、
前記領域確認手段によって確認された前記利用可能な領域の大きさと、前記生成手段によって生成された印刷データとを用いて、前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できると判断した場合、前記印刷データを前記スプール用の記憶手段に記憶してから前記印刷装置に対して送信する印刷処理を実行することを決定する一方、前記領域確認手段によって確認された前記利用可能な領域の大きさと、前記生成手段によって生成された印刷データとを用いて、前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できないと判断した場合、前記スプール用の記憶手段に記憶することなく印刷すべき全ての印刷データの一部を前記印刷装置へ送信した後、前記全ての印刷データの次の一部の印刷データを前記印刷装置へ送信する処理を当該全ての印刷データ用に繰り返す印刷処理を実行することを決定する制御手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できないと判断した場合、前記スプール用の記憶手段の利用可能な領域が不足していることを表すメッセージを表示装置に表示するメッセージ表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は、ハードディスクドライブを備えないハンドヘルドパソコンであることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記メッセージ表示手段は、前記メッセージとともに前記表示装置に印刷処理を停止するための停止指示部及び印刷処理を続行するための印刷指示部を表示し、前記印刷指示部が選択された場合、前記制御手段は、前記スプールすることなく印刷データを前記印刷装置へ送信する印刷処理を実行することを決定し、前記停止指示部が選択された場合、前記制御手段は、印刷処理の停止を決定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記印刷データは、前記印刷装置を直接制御することができる印刷コマンド又は前記コマンドを解析することによって前記印刷コマンドを形成することができる中間印刷コマンドであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 印刷装置と通信可能であり、スプール用の記憶手段を備えた情報処理装置による情報処理方法であって、
前記スプール用の記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認する領域確認手順と、
アプリケーションから送信された描画データに基づいて印刷データを生成する生成手順と、
前記領域確認手順によって確認された前記利用可能な領域の大きさと、前記生成手順によって生成された印刷データとを用いて、前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できると判断した場合、前記印刷データを前記スプール用の記憶手段に記憶してから前記印刷装置に対して送信する印刷処理を実行することを決定する一方、前記領域確認手順によって確認された前記利用可能な領域の大きさと、前記生成手順によって生成された印刷データとを用いて、前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できないと判断した場合、前記スプール用の記憶手段に記憶することなく印刷すべき全ての印刷データの一部を前記印刷装置へ送信した後、前記全ての印刷データの次の一部の印刷データを前記印刷装置へ送信する処理を当該全ての印刷データ用に繰り返す印刷処理を実行することを決定する制御手順とを有することを特徴とする情報処理方法。 - 前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できないと判断した場合、前記スプール用の記憶手段の利用可能な領域が不足していることを表すメッセージを表示装置に表示するメッセージ表示手順を有することを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
- 前記情報処理装置は、ハードディスクドライブを備えないハンドヘルドパソコンであることを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理方法。
- 前記メッセージ表示手順は、前記メッセージとともに前記表示装置に印刷処理を停止するための停止指示部及び印刷処理を続行するための印刷指示部を表示し、前記印刷指示部が選択された場合、前記制御手順では、前記スプールすることなく印刷データを前記印刷装置へ送信する印刷処理を実行することを決定し、前記停止指示部が選択された場合、前記制御手順では、印刷処理の停止を決定することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
- 前記印刷データは、前記印刷装置を直接制御することができる印刷コマンド又は前記コマンドを解析することによって前記印刷コマンドを形成することができる中間印刷コマンドであることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の情報処理方法。
- 印刷装置と通信可能であり、スプール用の記憶手段を備えたコンピュータを制御するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記スプール用の記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認する領域確認処理と、
アプリケーションから送信された描画データに基づいて印刷データを生成する生成処理と、
前記領域確認処理によって確認された前記利用可能な領域の大きさと、前記生成処理によって生成された印刷データとを用いて、前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できると判断した場合、前記印刷データを前記スプール用の記憶手段に記憶してから前記印刷装置に対して送信する印刷処理を実行することを決定する一方、前記領域確認処理によって確認された前記利用可能な領域の大きさと、前記生成処理によって生成された印刷データとを用いて、前記スプール用の記憶手段に前記印刷データを記憶できないと判断した場合、前記スプール用の記憶手段に記憶することなく印刷すべき全ての印刷データの一部を前記印刷装置へ送信した後、前記全ての印刷データの次の一部の印刷データを前記印刷装置へ送信する処理を当該全ての印刷データ用に繰り返す印刷処理を実行することを決定する制御処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000391203A JP4109827B2 (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 情報処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
US10/013,862 US7084999B2 (en) | 2000-12-22 | 2001-12-13 | Print system, information processing apparatus and method, and computer-readable memory medium |
EP01310504A EP1217511A3 (en) | 2000-12-22 | 2001-12-17 | Print system, information processing apparatus and method, and computer-readable memory medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000391203A JP4109827B2 (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 情報処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002189574A JP2002189574A (ja) | 2002-07-05 |
JP2002189574A5 JP2002189574A5 (ja) | 2006-12-28 |
JP4109827B2 true JP4109827B2 (ja) | 2008-07-02 |
Family
ID=18857401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000391203A Expired - Fee Related JP4109827B2 (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 情報処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7084999B2 (ja) |
EP (1) | EP1217511A3 (ja) |
JP (1) | JP4109827B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003303071A (ja) * | 2002-01-16 | 2003-10-24 | Canon Inc | 情報処理装置及び情報処理方法及び情報処理システム及び制御プログラム及び記憶媒体 |
JP4261916B2 (ja) * | 2002-06-19 | 2009-05-13 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置及び印刷処理方法 |
EP1398948B1 (en) * | 2002-09-13 | 2013-11-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, methods used therein and a computer readable storage medium |
US7532350B2 (en) * | 2002-10-02 | 2009-05-12 | Seiko Epson Corporation | Printing method and printing apparatus |
KR101139664B1 (ko) * | 2003-09-26 | 2012-05-16 | 인터디지탈 테크날러지 코포레이션 | 무선 통신 전송 파워용 이득 팩터들의 판정을 위한 장치 및 방법 |
KR100709320B1 (ko) * | 2005-06-17 | 2007-04-20 | 삼성전자주식회사 | 문서 인쇄 방법 및 인쇄 시스템 |
JP4827445B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2011-11-30 | キヤノン株式会社 | 周辺装置制御システム及びその制御方法及び情報処理装置、並びに、コンピュータプログラム |
JP2011224830A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Canon Inc | プリント装置、印刷方法及びプログラム |
JP5679740B2 (ja) | 2010-08-26 | 2015-03-04 | キヤノン株式会社 | 周辺装置制御システム、周辺装置、情報処理装置及び制御方法 |
JP5843605B2 (ja) | 2011-06-29 | 2016-01-13 | キヤノン株式会社 | 印刷制御装置、印刷制御方法、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム |
WO2015112179A1 (en) * | 2014-01-27 | 2015-07-30 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printer interface selection and control |
JP6418006B2 (ja) * | 2015-02-27 | 2018-11-07 | ブラザー工業株式会社 | ファクシミリ装置およびファクシミリ装置の印刷方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63296952A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-05 | Ricoh Co Ltd | プリンタ |
JPH05108281A (ja) | 1991-10-18 | 1993-04-30 | Nec Corp | プリンタスプール方式 |
US5528734A (en) | 1994-05-31 | 1996-06-18 | Canon Information Systems, Inc. | Printer control system with copier type document handling |
US5764869A (en) * | 1995-09-25 | 1998-06-09 | Hewlett-Packard Company | Hot based printing system with raster image data buffering |
JP3342271B2 (ja) * | 1995-12-27 | 2002-11-05 | キヤノン株式会社 | 画像処理方法及び装置 |
JPH09193485A (ja) * | 1996-01-18 | 1997-07-29 | Canon Inc | 印刷制御システム |
JP4147593B2 (ja) * | 1996-05-20 | 2008-09-10 | ブラザー工業株式会社 | 多機能周辺装置および記憶媒体 |
KR100234317B1 (ko) * | 1997-04-10 | 1999-12-15 | 윤종용 | 휴대용 정보 단말기에서 선별적인 데이터 다운로드 방법 |
JPH1165788A (ja) * | 1997-08-27 | 1999-03-09 | Canon Inc | 印刷処理方法及び装置 |
JP3780109B2 (ja) | 1998-12-03 | 2006-05-31 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および情報処理装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体 |
US7177041B2 (en) * | 2000-04-17 | 2007-02-13 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for detecting and processing print jobs that request backchannel data |
-
2000
- 2000-12-22 JP JP2000391203A patent/JP4109827B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-12-13 US US10/013,862 patent/US7084999B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-12-17 EP EP01310504A patent/EP1217511A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1217511A2 (en) | 2002-06-26 |
US7084999B2 (en) | 2006-08-01 |
US20020080401A1 (en) | 2002-06-27 |
JP2002189574A (ja) | 2002-07-05 |
EP1217511A3 (en) | 2006-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4261916B2 (ja) | 情報処理装置及び印刷処理方法 | |
JP4945479B2 (ja) | 印刷処理装置、印刷処理方法、印刷処理プログラム及び記録媒体 | |
JP4109827B2 (ja) | 情報処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 | |
JP4557163B2 (ja) | 情報処理装置および印刷制御方法およびプログラムおよび記録媒体 | |
JP5314976B2 (ja) | 印刷装置及びその制御方法 | |
JP2006293933A (ja) | 画像形成システム、画像形成方法、情報処理装置および画像形成装置 | |
KR100601696B1 (ko) | 다이렉트 이미지 처리 방법 및 장치 | |
JP3884876B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータ読み取り可能なプログラムが格納された記憶媒体 | |
JP4546023B2 (ja) | 情報処理装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 | |
JP2003061029A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、記録媒体、プログラム及び画像処理システム | |
JP4830968B2 (ja) | 印刷システム、印刷制御装置、印刷システムの制御方法、ドライバプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2004192085A (ja) | 印刷システム | |
JP4412232B2 (ja) | 画像形成装置、制御プログラム | |
JP2002351632A (ja) | 情報処理装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体 | |
JP3619127B2 (ja) | 読み取り設定決定方法及び記録媒体 | |
JP2004102442A (ja) | 印刷システム、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び記憶媒体 | |
JP2000309148A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法ならびに画像形成プログラムを記録した記録媒体 | |
JP3711431B2 (ja) | 印刷装置、印刷装置の制御方法、および、情報記録媒体 | |
JP2006181735A (ja) | データ出力装置及び情報処理装置 | |
JP2004240758A (ja) | 印刷システム | |
JP2004287642A (ja) | 情報処理装置、情報入力処理方法、及び情報入力処理プログラム | |
JP2002328786A (ja) | 情報処理装置および情報処理方法および印刷制御プログラムおよび記憶媒体および印刷制御システム | |
JP2004192319A (ja) | 印刷制御システム | |
JP2004213275A (ja) | データ処理装置 | |
JP2004234449A (ja) | 情報処理装置、情報入力処理方法、及び情報入力処理プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041214 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061115 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080325 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080407 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |