JP4261916B2 - 情報処理装置及び印刷処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置及び印刷処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」ともいう。)をホストとし、このパソコンに、印刷可能な記録装置(プリンタ)などの周辺機器を接続し、様々なアプリケーションソフトウェアから、記録装置において印刷させることができる印刷システムが知られている。
【0003】
このような印刷システムにおいては、アプリケーションソフトウェアから印刷処理を行うと、印刷データを一時的なファイルとして作成し、ファイルが完成した後、パソコンから記録装置にこのファイル内の印刷データを送信することで、記録装置において印刷させることができ、一時的なファイルの作成が完了した時点でアプリケーションソフトウェアから印刷処理を解放することができるので、その後はこのアプリケーションソフトウェアにおいて、任意の操作が可能となる。
【0004】
このような印刷処理は一般的にスプール印刷と呼ばれている。この場合、一時的なファイルのサイズは、印刷対象にもよるが、通常、数10〜100MBのデータである。また、通常、パソコンが大容量記憶装置として数GBのデータを記憶できるハードディスクドライブを備えていて、一時的なファイルがこのハードディスクドライブ内に作成されるから、ハードディスクドライブの空領域不足が原因となって一時的なファイルが作成できないということはない。
【0005】
このようなシステムとしては、例えば、特許文献1ないし3等に開示されているものが知られている。
【0006】
パソコンの簡易型のものとしては、ハードディスクドライブなどの大容量記憶装置を備えず、その代わりとして通常数10MBのデータを記憶できるRAM(random access memory)のみを記憶手段として備える簡易パーソナルコンピュータ(以下「ハンドヘルドコンピュータ」ともいう。)が知られている。
【0007】
しかしながら、このハンドヘルドコンピュータと、その周辺機器としての記録装置とを有する印刷システムでは、ハンドヘルドコンピュータにおいて、RAM内に一時ファイルを作成するので、RAMの空領域不足が原因となって一時的なファイルが作成できないことが多い。
【0008】
そこで、一時的なファイルを作成せず、アプリケーションソフトウェアから渡される印刷データの一部を順次記録装置へ送信することで印刷処理が行われる。
【0009】
しかし、ハンドヘルドコンピュータから記録装置へ全印刷データが送信されるまでアプリケーションソフトウェアから印刷処理を解放することができず、その結果、印刷処理を解放するのに非常に時間がかかってしまい、その間、アプリケーションソフトウェアを操作することができないという問題がある。
【0010】
また、仮に一時的なファイルを作成する方法で印刷を試みたとしても、ファイルを作成している段階で、RAMの空領域が不足してファイルが完成できないケースが多々発生し、このようなケースにおいては、途中までファイルを作成するものの、ファイルが作成できなくなった時点で、エラー終了することになり、ユーザーはそれまでの間、印刷されるのをひたすら待つことになるが、結局全く印刷されずにエラー終了することになる、という問題もある。
【0011】
これらの問題点を解決した印刷システムとしては、例えば、特許文献4に開示されているものが知られている。この印刷システムによれば、印刷操作に関する操作性が向上し、エラー終了することなく、全てのケースにおいて、正常に印刷が完了する。
【0012】
【特許文献1】
特開平05−108281号公報
【0013】
【特許文献2】
特開平07−325678号公報
【0014】
【特許文献3】
特開2000−168198号公報
【0015】
【特許文献4】
特開2002−189574号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この印刷システムは、全てのケースにおいて正常に印刷を完了させることに重点がおかれているので、ハンドヘルドコンピュータのRAMの空領域が不足して、一時的なファイルが作成できないケースが多発するような印刷システムまたは使用環境においては、アプリケーションソフトウェアから必ず印刷ができるものの、ハンドヘルドコンピュータから記録装置へ全印刷データが送信されるまでアプリケーションソフトウェアから印刷処理を解放することができないので、その間、アプリケーションソフトウェアを操作することができないケースが多発するという問題がある。
【0017】
そこで、本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、アプリケーションソフトウェアから印刷処理をより早く解放できる情報処理装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、上記のような問題点を解決し、アプリケーションソフトウェアから印刷処理をより早く解放できる印刷処理方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、第1記憶手段を用いてスプール印刷処理可能か否かを判別する第1判別手段と、前記第1判別手段により前記第1記憶手段を用いてスプール印刷処理可能でないと判別された場合、第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段を用いてスプール印刷処理可能か否かを判別する第2判別手段と、前記第1判別手段により前記第1記憶手段を用いてスプール印刷処理可能であると判別された場合、または前記第2判別手段により前記第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段を用いてスプール印刷処理可能であると判別された場合、スプール用メモリを確保してスプール印刷処理を行い、前記第2判別手段により前記第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段を用いてスプール印刷処理可能でないと判別された場合、ダイレクト印刷処理を行う処理手段とを有することを特徴とする。
【0019】
請求項1の発明において、第1判別手段により第1記憶手段を用いてスプール印刷処理可能でないと判別された場合、第2記憶手段の装着を促す画面を表示する表示手段を有することができる。
【0020】
請求項1又は2の発明において、第2判別手段により第2記憶手段を用いてスプール印刷処理可能でないと判別された場合、ダイレクト印刷処理にて印刷するか否かを確認する画面を表示する表示手段を有することができる。
【0021】
請求項1乃至3のいずれかの発明において、処理手段は、スプール印刷時に、第1記憶手段の印刷データの印刷処理が終了した場合、前記第1記憶手段の印刷データを削除し、第2記憶手段の印刷データを前記第1記憶手段にコピーすることができる。
【0022】
請求項1乃至4のいずれかの発明において、第1記憶手段は、RAMを含むことができ、第2記憶手段は、メモリカードを含むことができる。
【0023】
請求項6の発明は、第1記憶手段にスプール用メモリを確保できるか否かを判別する第1判別ステップと、前記第1判別手段により前記第1記憶手段を用いてスプール印刷処理可能でないと判別された場合、第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段にスプール用メモリを確保できるか否かを判別する第2判別ステップと、前記第1判別ステップによりスプール用メモリを確保できると判別された場合、または前記第2判別ステップにより前記第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段にスプール用メモリを確保できると判別された場合、スプール用メモリを確保してスプール印刷処理を行い、前記第2判別ステップにより前記第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段にスプール用メモリを確保できないと判別された場合、ダイレクト印刷処理を行う処理ステップとを有することを特徴とする。
【0024】
請求項6の発明において、第1判別ステップにより第1記憶手段にスプール用メモリを確保できないと判別された場合、第2記憶手段の装着を促す画面を表示する表示ステップを有することができる。
【0025】
請求項6又は7の発明において、第2判別ステップにより第2記憶手段にスプール用メモリを確保できないと判別された場合、ダイレクト印刷処理にて印刷するか否かを確認する画面を表示する表示ステップを有することができる。
【0026】
請求項6乃至8のいずれかの発明において、処理ステップは、スプール印刷時に、第1記憶手段の印刷データの印刷処理が終了した場合、前記第1記憶手段の印刷データを削除し、第2記憶手段の印刷データを前記第1記憶手段にコピーすることができる。
【0027】
請求項6乃至8のいずれかの発明において、第1記憶手段は、RAMを含むことができ、第2記憶手段は、メモリカードを含むことができる。
【0028】
請求項11の発明は、第1記憶手段にスプール用メモリを確保できるか否かを判別する第1判別ステップと、前記第1判別手段により前記第1記憶手段を用いてスプール印刷処理可能でないと判別された場合、第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段にスプール用メモリを確保できるか否かを判別する第2判別ステップと、前記第1判別ステップによりスプール用メモリを確保できると判別された場合、または前記第2判別ステップにより前記第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段にスプール用メモリを確保できると判別された場合、スプール用メモリを確保してスプール印刷処理を行い、前記第2判別ステップにより前記第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段にスプール用メモリを確保できないと判別された場合、ダイレクト印刷処理を行う処理ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0029】
請求項11の発明において、第1判別ステップにより第1記憶手段にスプール用メモリを確保できないと判別された場合、第2記憶手段の装着を促す画面を表示する表示ステップを有することができる。
【0030】
請求項11又は12の発明において、第2判別ステップにより第2記憶手段にスプール用メモリを確保できないと判別された場合、ダイレクト印刷処理にて印刷するか否かを確認する画面を表示する表示ステップを有することができる。
【0031】
請求項11乃至13のいずれかの発明において、処理ステップは、スプール印刷時に、第1記憶手段の印刷データの印刷処理が終了した場合、前記第1記憶手段の印刷データを削除し、第2記憶手段の印刷データを前記第1記憶手段にコピーすることができる。
【0032】
請求項11乃至14のいずれかの発明において、第1記憶手段は、RAMを含むことができ、第2記憶手段は、メモリカードを含むことができる。
【0033】
請求項16の発明に係る媒体には、請求項11乃至15のいずれかに記載のプログラムが記憶されている。
【0036】
【発明の実施の形態】
(発明の実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0037】
図1は本発明の一実施の形態を示す。これは印刷システムの例である。図1において、1はハンドヘルドコンピュータであり、搭載されているOSはMicrosoft Windows(登録商標) CEである。2は液晶ディスプレイ、3はキーボード、4はUSB(Universal Serial Bus)ポート(ホスト)である。液晶ディスプレイ2はタッチパネルとなっており、スタイラスペン6を用いて、ドラッグ、ドロップ、タップ等の操作をすることにより、パソコン用マウスと同様な機能を実現している。5はインクジェット方式のカラープリンタであり、7はUSBポート(クライアント)である。ハンドヘルドコンピュータ1とプリンタ5とはUSBケーブル8で接続されており、これらの装置間でデータの双方向通信が可能である。
【0038】
45はメモリカードであり、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成される。メモリカード45は主にアプリケーション(ソフトウェア)やファイルを格納する目的に使用される。メモリカード45は1GBの容量であり、本印刷システムで行われるスプール印刷(後述する)で必要なメモリ容量を十分に満足できる容量である。44はメモリカード45を装着できるカードスロットであり、46はメモリカード45の着脱を操作するための着脱スイッチである。着脱スイッチ46を操作することにより、メモリカード45を自由にハンドヘルドコンピュータ1のカードスロット44に装着したり、取り外したりすることができる。また、ハンドヘルドコンピュータ1に搭載されているOSは着脱スイッチ46の状態を認識でき、メモリカード45の着脱状態(メモリカード45の有無)を識別できる。図1ではメモリカード45が取り外されている状態を示す。
【0039】
図2は図1のハンドヘルドコンピュータ1の構成を示す。ハンドヘルドコンピュータ1は簡易パソコンとして活用される携帯端末であり、その主な特徴としてハードディスクドライブのような大容量記憶装置(通常、数GBのデータを記憶できる装置)を備えておらず、記憶手段としてはRAMのみを備える。このような構成にすることで、低コストで持ち運びが可能な情報処理装置を実現している。
【0040】
ハンドヘルドコンピュータ1は、マイクロプロセッサ等から構成されるCPU(central processing unit)9と、ROM(read only memory)10と、RAM11と、通信部12と、表示部13と、操作部14とを、アドレスデータバス21を介して相互に接続してある。
【0041】
ROM10はOS、ディスプレイやポートを制御する各デバイスドライバ、ハンドヘルドコンピュータ1上で起動できる各アプリケーション等をストアしてある。CPU9はROM10にストアしたプログラムに従って、RAM11、通信部12、表示部13、操作部14を制御するものである。ROM10にはプリンタドライバ20(図4を参照して後述する)が記憶してある。RAM11は通常32MB程度の容量で構成され、その内の半分がプログラム実行用に、残りの半分がデータ記憶用に割り当ててある。通信部12はUSBポート4を含んでおり、USBの通信を制御するものである。表示部13は液晶ディスプレイ2を含んでおり、アプリケーション等のユーザインタフェース(以下「UI」という。)の表示等の制御を行うものである。操作部14はキーボード3を含んでおり、キー入力を制御するものである。操作部14は着脱スイッチ46を含んでおり、メモリカード45の着脱状態を制御するものである。
【0042】
図3は図1のプリンタ5の構成を示す。プリンタ5は、マイクロプロセッサ等から構成されるCPU15と、ROM16と、RAM17と、通信部18と、記録部19を、アドレスデータバス31を介して相互に接続してある。
【0043】
ROM16には、プリンタ5がプリンタドライバ20の制御に従って記録(印刷)処理を行うプログラムをストアしてある。CPU15はROM16に記憶されているプログラムに従って、RAM17、通信部18、記録部19を制御するものである。RAM17は主にハンドヘルドコンピュータ1から送られて、それをもとに記録部19によって印刷される印刷データを一時的にストアしてある。通信部18はUSBポート7を含んでおり、USBの通信を制御するものである。
【0044】
記録部19は、インクジェット方式の記録ヘッド、各カラーインク、キャリッジ、記録紙搬送機構等から構成される記録ユニットと、印刷データをもとに記録ヘッドにて印字用パルスを発生させるためのASIC等から構成される電気回路とから構成される。印刷可能なアプリケーション(図6を参照して後述する)上での印刷操作によって、アプリケーションで開かれているファイルの表示内容(画像データ)が、プリンタドライバ20を介してプリンタ5制御用コマンドを含む印刷データに変換された後、ハンドヘルドコンピュータ1のRAM11のデータ記憶用エリアに一時的に格納され、USBポート4からUSBインタフェースを介してプリンタ5に送られる。プリンタ5にて受信された印刷データは、記録部19によって印字用パルスに変換されて、記録紙上に印刷される。
【0045】
図4はプリンタ5を制御するプリンタドライバ20の構成を示す。図4においては矢印でデータのフローを示す。図4において、21はUI制御部であり、プリンタドライバ20のUIを制御する。22はプリンタ制御部であり、UI制御部からの指示に従ってプリンタ5に制御コマンドを送ることによりプリンタ5を制御したり、プリンタ5からの応答コマンドに基づいてUI制御部にプリンタ5の状態を伝えたりする。
【0046】
23はスプール制御部であり、アプリケーションから印刷された時、ハンドヘルドコンピュータ1のRAM11に十分な空領域がある場合、アプリケーションから渡された画像データを印刷データに変換した後、この印刷データをRAM11にスプールファイルとして一時的に格納し、全印刷データが格納されてスプールファイルが完成した時点でアプリケーションにおける印刷処理を解放し、バックグラウンドでスプールファイル内の印刷データをプリンタ5へ送り、プリンタ5において印刷処理が行われる。
【0047】
また、ハンドヘルドコンピュータ1のRAM11に十分な空領域がない場合、メモリカード45の有無を確認し、メモリカードが有る(ハンドヘルドコンピュータ1に装着されている)場合でメモリカード45に十分な空領域がある場合、アプリケーションから渡された画像データを印刷データに変換した後メモリカード45にこの印刷データをスプールファイルとして一時的に格納し、全印刷データが格納されてスプールファイルが完成した時点でアプリケーションにおける印刷処理を解放し、バックグラウンドでスプールファイル内の印刷データをプリンタ5へ送り、プリンタ5において印刷処理が行われる。
【0048】
このように、全印刷データをハンドヘルドコンピュータ1のRAM11またはメモリカード45にスプールファイルとして一時的に格納し、バックグラウンドでスプールファイル内の印刷データをプリンタ5へ送って印刷処理を行うことをスプール印刷と呼ぶ。スプール印刷中はアプリケーション上において任意の操作を行うことができる。
【0049】
これに対して、全印刷データをスプールファイルとして一時的に格納することなく、アプリケーションから渡されたラスタ単位の画像データを印刷データに変換して、フォアグランドで順次プリンタ5へ印刷データを送って印刷処理を行うことをダイレクト印刷と呼ぶ。ダイレクト印刷中はアプリケーション上において操作を行うことができない。
【0050】
ハンドヘルドコンピュータ1のRAM11に十分な空領域がなく、ハンドヘルドコンピュータ1にメモリカード45が装着されていない場合、またはメモリカード45が装着されているが十分な空領域がない場合、スプール制御部23において、スプール印刷処理を行わず、ダイレクト印刷処理を行う。
【0051】
ここで、スプール印刷時のスプールファイル内の印刷データまたはダイレクト印刷時の印刷データは2通りの構成が考えられる。一方は、プリンタ5を直接制御することができる印刷コマンドであり、他方、アプリケーションから渡される印刷画像データと印刷コマンドとの中間処理に必要とされる中間印刷コマンドである。印刷コマンドはデータ量が多いので、スプールファイルのサイズが大きくなるが、プリンタ5へ印刷データを転送するだけでよいので処理が高速である。中間印刷コマンドは印刷コマンドに比べてデータ量が少ないので、スプールファイルのサイズが小さくてすむが、中間印刷コマンドを印刷コマンドに変換してからプリンタ5へ印刷データを転送するので、スプール印刷の処理速度が遅くなる。
【0052】
印刷データをどちらのコマンドを用いて構成するかは、そのシステムにおけるCPUの性能やRAMの容量等を考慮して最適な方を選択することが推奨される。本実施の形態では、印刷データは印刷コマンドで構成される例を説明する。
【0053】
24はポート制御部であり、スプール制御部23から渡された印刷データを、通信部12に対してライトしたり、プリンタ5からの応答コマンドを通信部12からリードしたり、主にプリンタドライバレベルからみたポートの制御を行うものである。
【0054】
図5は、プリンタドライバ20が起動した時にハンドヘルドコンピュータ1の液晶ディスプレイ2に表示されるUIの一例を示す。図5において、35はメインウィンドウである。25はプリンタ選択部であり、コンボボックスにて構成され、接続されているプリンタを選択することにより、そのプリンタにて印刷を行うことができる。図5の例では、プリンタ5で印刷できる「BJプリンタ」が選択されている。26はポート選択部であり、コンボボックスにて構成され、ハンドヘルドコンピュータ1に装備されている印刷可能なポートを選択することができる。図5の例では、USBポートが選択されている。
【0055】
27は用紙サイズ選択部であり、コンボボックスにて構成され、用紙サイズとして、A6、A5、A4の3タイプのうちから何れか1つを選択可能である。28は下書き印刷選択部であり、チェックボックスで構成され、チェックされている場合、印字品位を落として下書き印刷の品位で印刷処理を行い。チェックが外されている場合、標準品位で印刷処理を行う。図5の例では、チェックが外されている。29はカラー印刷選択部であり、チェックボックスで構成され、チェックされている場合、カラー印刷が行われ、チェックが外されている場合、モノクロ印刷が行われる。図5の例ではチェックされている。
【0056】
30は印刷範囲選択部であり、ラジオボタンで構成され、「すべて」が選択されている場合、アプリケーションの表示上で選択されている領域に関わらず全ての範囲が印刷され、「選択」が選択されている場合、アプリケーションの表示上で選択された領域内が印刷される。図5の例では「すべて」が選択されている。31は印刷の向き選択部であり、ラジオボタンで構成され、「縦」が選択されている場合、アプリケーションの表示を用紙の縦方向に展開して印刷し、「横」が選択されている場合、アプリケーションの表示を用紙の横方向に展開して印刷する。図5の例では「縦」が選択されている。
【0057】
32は余白設定部であり、数値を入力可能なテキストボックスで構成され、用紙の上下左右の余白をmm単位でそれぞれ設定することができる。図5の例では上下左右の余白が全て25mmで設定されている。33はOKボタンであり、このボタンがタップされると印刷が開始される。34はキャンセルボタンであり、このボタンがタップされると、印刷を行うことなく、メインウィンドウ35を閉じる。以下、プリンタ選択部25、ポート選択部26、用紙サイズ選択部27、下書き印刷選択部28、カラー印刷選択部29、印刷範囲選択部30、印刷の向き選択部31、余白設定部32における設定の組み合わせを「印刷設定」という。
【0058】
図6は印刷可能なアプリケーションのUIを示す図であり、本アプリケーションは日本語ワードプロセッサのアプリケーションである。図6において、36はメインウィンドウであり、文字列37が入力された状態を表す。38は印刷を開始する為の印刷ボタンであり、このボタンをタップすることにより、プリンタドライバ20が起動してメインウィンドウ35が表示される。そして、メインウィンドウ35内のOKボタン33をタップすることにより、表示されている文字列37の印刷が開始される。39は本アプリケーションを閉じる為のクローズボタンであり、このボタンをタップすることにより、メインウィンドウ36を閉じ、本アプリケーションを終了する。
【0059】
図7はスプール印刷を行うためのメモリをRAM11から確保することができない場合の空メモリ(RAM11)不足メッセージを示す図である。図7において、40は空メモリ不足メッセージであり、メッセージ文字列41、OKボタン42、キャンセルボタン43から構成される。空メモリ不足メッセージ40はハンドヘルドコンピュータ1の空メモリ(RAM11)の容量が不足している時で、スプール印刷を行うためのメモリ(RAM11)が確保できない時に表示される。OKボタン42がタップされると、ハンドヘルドコンピュータ1にメモリカード45が装着されているかを確認し、メモリカード45を用いたスプール印刷を試みる。
【0060】
キャンセルボタン43がタップされると、印刷を中止する。キャンセルボタン43がタップされ、印刷が中止された場合も、その後、不要なファイルを削除する等してスプール印刷を行うための空メモリ(RAM11)の容量を十分に増やしてから、印刷ボタン38をタップして再度印刷を試みることにより、スプール印刷を行うことが可能である。このように、本実施の形態では、空メモリ不足メッセージ40を表示させることで、印刷処理を継続するか中止するかをユーザが容易に選択できるようにし、例えば、ユーザが再度スプール印刷を試みること等ができるようにしているが、空メモリ不足メッセージ40を表示させることなく、RAM11やメモリカード45の空容量が不足している時は自動的にダイレクト印刷に処理を切り替えることにより、ユーザが空メモリ不足メッセージ40に応えるという操作が不要になり、印刷操作に関するユーザの操作性を向上することができる。
【0061】
印刷可能なアプリケーションにおいて、これらのうちのどちらの仕様を選択するかは、そのアプリケーションの使用目的に依存することであり、本発明の本質には関わらない。
【0062】
図8はハンドヘルドコンピュータ1にメモリカード45が装着されていないときにユーザにメモリカード45の装着を促すメモリカード装着メッセージを示す図である。図8において、47はメモリカード装着メッセージであり、メッセージ文字列48、OKボタン49、キャンセルボタン50から構成される。メモリカード装着メッセージ47は、空メモリ不足メッセージ40においてOKボタン42がタップされた時、ハンドヘルドコンピュータ1にメモリカード45が装着されていない場合に表示される。OKボタン49がタップされるとハンドヘルドコンピュータ1にメモリカード45が装着されているかを確認し、メモリカード45を用いたスプール印刷を試みる。キャンセルボタン50がタップされると図9で後述する空メモリ不足メッセージ51を表示して、ダイレクト印刷を試みる。
【0063】
図9はスプール印刷を行うためのメモリをメモリカード45から確保することができない場合の空メモリ(メモリカード45)不足メッセージを表す図である。図9において、51は空メモリ不足メッセージであり、メッセージ文字列52、OKボタン53、キャンセルボタン54から構成される。本メッセージは、ハンドヘルドコンピュータ1のRAM11に十分な空領域がなく、ハンドヘルドコンピュータ1にメモリカード45が装着されていない場合またはメモリカード45が装着されているが十分な空領域がない場合に表示される。OKボタン53がタップされるとスプール印刷を行わず、ダイレクト印刷を開始する。
【0064】
キャンセルボタン54がタップされると印刷を中止する。キャンセルボタン54がタップされ、印刷が中止された場合も、その後、不要なファイルを削除する等してスプール印刷を行うための空メモリ(RAM11)の容量を十分に増やしたり、十分な空容量を確保したメモリカード45をハンドヘルドコンピュータ1に装着してから、印刷ボタン38をタップして再度印刷を試みることにより、スプール印刷を行うことが可能である。
【0065】
このように、本実施の形態では、空メモリ不足メッセージ51を表示させることで、印刷処理を継続するか中止するかをユーザが容易に選択できるようにし、例えば、ユーザが再度スプール印刷を試みること等ができるようにしているが、空メモリ不足メッセージ51を表示させることなく、RAM11やメモリカード45の空容量が不足している時は自動的にダイレクト印刷に処理を切り替えることにより、ユーザが空メモリ不足メッセージ51に応えるという操作が不要になり、印刷操作に関するユーザの操作性を向上することができる。
【0066】
印刷可能なアプリケーションにおいて、これらのうちのどちらの仕様を選択するかは、そのアプリケーションの使用目的に依存することであり、本発明の本質には関わらない。
【0067】
図10ないし図12は図2のROM10にストアされる印刷処理プログラムの一例を示すフローチャートである。OKボタン33(図5)がタップされると、印刷処理が開始され(S1001)、スプール印刷時に、RAM11か、装着されたメモリカード45(図1)に一時的に格納されるスプールファイルのデータサイズを計算する(S1002)。そして、RAM11のデータ記憶用エリアの空容量がこのスプールファイルのデータサイズより大きいかどうかをチェックし(S1003)、RAM11の空容量が十分にある場合(S1004)、RAM11の空領域からスプールファイル用の領域を確保し(S1005)、アプリケーションから印刷対象の1ラスタ分の印刷画像データを受け取る(S1006)。この印刷画像データに印刷制御コマンドを付加して印刷データに変換した後、スプールファイルに格納する(S1007)。
【0068】
アプリケーションから印刷対象の全ラスタ分の印刷画像データが渡されてスプール処理が完了した(スプールファイルが完成した)場合(S1008)、スプール印刷を開始し(S1009)、アプリケーションに戻る(S1024)。他方、ステップS1008にて、全ラスタ分の印刷画像データのスプール処理が完了していない場合、ステップS1006に戻る。
【0069】
他方、ステップS1004において、RAM11の空容量が不足している場合、空メモリ不足メッセージ40を表示し(S1010)、OKボタン42がタップされた場合(S1011)、ハンドヘルドコンピュータ1にメモリカード45が装着されているか否かを確認し(S1012)、装着されている場合、メモリカード45の空容量がスプールファイルのデータサイズより大きいかどうかをチェックする(S1013)。
【0070】
メモリカード45の空容量が十分にある場合(S1014)、メモリカード45の空領域からスプールファイル用の領域を確保し(S1015)、ステップS1006に進み、スプール印刷の処理を行う。他方、メモリカード45の空容量が不足している場合、空メモリ不足メッセージ51を表示し(S1018)、OKボタン53がタップされたどうか判定する(S1019)。
【0071】
OKボタン53がタップされていないと判定した場合、アプリケーションに戻り、他方、OKボタン53がタップされたと判定した場合、ダイレクト印刷が開始され、アプリケーションから印刷対象の1ラスタ分の印刷画像データを受け取る(S1020)。そして、この印刷画像データに印刷制御コマンドを付加して印刷データに変換し(S1021)、この1ラスタ分の印刷データをポート制御部24に書き込むことにより、プリンタ5へこの印刷データが送られる(S1022)。
【0072】
アプリケーションから印刷対象の全ラスタ分の印刷画像データが渡されて全印刷データの送信が完了したかどうかを判定する(S1023)。完了したと判定した場合、アプリケーションに戻り(S1024)、他方、全印刷データの送信が完了していないと判定した場合、ステップS1020に戻る。
【0073】
ステップS1020からS1023が終了するまでの処理がダイレクト印刷の処理である。
【0074】
他方、ステップS1019において、キャンセルボタン54がタップされた場合、印刷処理を中止してアプリケーションに戻る(S1024)。
【0075】
他方、ステップS1012において、ハンドヘルドコンピュータ1にメモリカード45が装着されていない場合、メモリカード装着メッセージ47を表示し(S1016)、OKボタン49がタップされた場合(S1017)、ステップS1012に戻る。
【0076】
他方、ステップS1017において、キャンセルボタン50がタップされた場合、ステップS1018に進む。
【0077】
他方、ステップS1011において、キャンセルボタン43がタップされた場合、印刷処理を中止してアプリケーションに戻る(S1024)。
【0078】
例えば、S1004において、RAM11の空容量が不足している場合、ステップS1010〜S1019をとばしてステップS1020に進むことにより、図7ないし図9で説明したように、空メモリ不足メッセージ40、メモリカード装着メッセージ47、空メモリ不足メッセージ51を表示せずに、自動的にダイレクト印刷に処理を切り替えることにより、ユーザが空メモリ不足メッセージ40、メモリカード装着メッセージ47、空メモリ不足メッセージ51に応えるという操作が不要になり、印刷操作に関するユーザの操作性を向上することができる。
【0079】
このようにして、ステップS1024において、アプリケーションに戻ると、アプリケーションはプリンタドライバ20のメインウィンドウ35を閉じて、プリンタドライバ20を解放する。プリンタドライバ20が起動中は、アプリケーション上にて操作を行うことができないが、プリンタドライバ20が解放されると、アプリケーション上にて任意の操作を行うことができる。
【0080】
通常、メモリへのライト、リード等のアクセスにかかる時間は、RAM11へアクセスする方がメモリカード45にアクセスするより速いので、スプールファイルに必要なメモリを最初にRAM11から確保することを試み、RAM11から確保できなかった場合に、次にメモリカード45から確保することを試みるように、優先順位をつけることで、印刷速度が優先され、印刷速度の低下を防ぐことができる。
【0081】
図13は図2のROM10にストアされるスプール印刷処理プログラムの一例を示すフローチャートである。図10のステップS1009においてスプール印刷が開始されると(S1101)、スプールファイルから印刷データをロードし(S1102)、この印刷データをポート制御部24に書き込むことによりプリンタ5へこの印刷データが送られる(S1103)。その後、書き込んだ印刷データをスプールファイルから削除して、その分のメモリ(RAM11またはメモリカード45)を解放する(S1104)。全印刷データの送信が完了した場合(S1105)、スプール印刷を終了し(S1106)、他方、全印刷データの送信が完了していない場合、ステップS1102に戻る。
【0082】
前述した通り、ハンドヘルドコンピュータ1はハードディスクドライブのような大容量記憶装置を備えておらず、記憶手段としてはRAM11のみを備えるので、ユーザの使用状況に応じてRAM11内のデータ記憶用エリアに記憶可能なデータ量が限られてしまい、特にスプール印刷処理のように、比較的データサイズの大きいスプールファイルをRAM11内に格納する必要がある場合、スプールファイルを作成できず、正常に印刷を行うことができないケースが発生する。
【0083】
ハンドヘルドコンピュータ1にカードスロット44を装備し、自由に着脱が可能なメモリカード45を装着することができるようにした上で、ハンドヘルドコンピュータ1において、スプール印刷処理のように比較的データサイズの大きいスプールファイルをRAM11内に格納する必要がある場合において、RAM11の空領域が不足した場合も、スプールファイルをメモリカード45に格納することで、スプールファイルを作成して、正常にスプール印刷を行うことができる。
【0084】
もし、RAM11の空領域が不足し、メモリカード45の空領域も不足して、スプールファイルが作成できない場合は、スプールファイルの作成を必要としないダイレクト印刷処理に処理を切り替えることにより、全てのケースにおいて、正常に印刷を完了することができる。
【0085】
このように、ダイレクト印刷時は、RAM11の空領域の範囲内で専用の領域を確保すればよいので、容易に実現することができる。
【0086】
また、もし、スプールファイルが作成できる場合は、スプール印刷を行うので、アプリケーションから印刷ジョブをより速く解放でき、バックグラウンドで印刷ジョブを走らせた状態で、アプリケーション上にて任意の操作を行うことができる。
【0087】
また、アプリケーションの使用目的に応じて、空メモリ不足メッセージ40、メモリカード装着メッセージ47、空メモリ不足メッセージ51を表示させたり、表示させなかったりすることで、スプール印刷を優先させてアプリケーションの操作性を向上させるか、印刷操作に関するユーザの操作性を向上させるかの何れかを重視させて設計することが考えられる。
【0088】
空メモリ不足メッセージ40、メモリカード装着メッセージ47、空メモリ不足メッセージ51を表示させる場合は、ユーザがハンドヘルドコンピュータ1のメモリ(RAM11)、メモリカード45の空領域の状態を容易に把握できる。
【0089】
本実施の形態においては、周辺機器の例として、カラープリンタ5を挙げたが、この例に限らず、同様なスプールの概念を有する全ての周辺機器に関して有効である。
【0090】
また、本実施の形態においては、インクジェット方式のカラープリンタの例を挙げたが、この例に限らずレーザービームプリンタや、モノクロプリンタに対しても有効であることは、言うまでもない。
【0091】
本実施の形態においては、スプールファイルに書き込むデータとして、プリンタ5を直接制御することが可能な印刷コマンドで構成される印刷データを利用することで容易に実現することができるが、この例に限らず、アプリケーションから渡される印刷画像データと印刷データとの中間処理に必要とされる中間印刷コマンドをスプールファイルに書き込むことによっても、同様な効果が得られ、さらに、この場合は、スプールファイルのサイズを小さくすることができる。
【0092】
本実施の形態においては、印刷可能なアプリケーションの例として日本語ワードプロセッサを使用したが、この例に限られることなく、印刷可能な任意のアプリケーションにおいて実現可能である。
【0093】
本実施の形態においては、例としてOSにMicrosoft Windows(登録商標) CEを使用したが、このOSに限られることなく、同様な構成をとることにより、任意のOSにおいて実現可能である。
【0094】
本実施の形態においては、例として、ハンドヘルドコンピュータ1とプリンタ5との間のインタフェースとして、USBインタフェースを用いたが、このインタフェースに限られることなく、同様な構成をとることにより、任意のインタフェースにおいて実現可能である。
【0095】
(発明の実施の形態2)
次に発明の実施の形態2を説明する。発明の実施の形態1では、RAM11かメモリカード45の何れか一方において1つのスプールファイルを作成するので、RAM11にスプールファイルを作成してスプール印刷を行う為に必要な空領域が十分に無い場合や、メモリカード45にスプールファイルを作成してスプール印刷を行う為に必要な空領域が十分に無い場合において、スプール印刷を行うことができなく、ダイレクト印刷を行っていた。この為、アプリケーションから印刷処理を解放するのに非常に時間がかかってしまい、その間、アプリケーションを操作することができないという問題が残っていた。しかしながら、実際の使用状況においては、RAM11とメモリカード45の空領域を合わせると、スプールファイルを作成してスプール印刷を行う為に必要な空領域が十分に存在するケースが多く、このようなケースにおいて、スプールファイルをRAM11とメモリカード45に分割ファイルとして作成することで、スプール印刷を行うことができるので、アプリケーションから印刷ジョブをより速く解放でき、バックグラウンドで印刷ジョブを走らせた状態で、アプリケーション上にて任意の操作を行うことができる。発明の実施の形態2では、このようなケースにおいて、スプール印刷を行う例を示す。尚、前提となる印刷システムは、その大部分が発明の実施の形態1と同様な構成であり、特に図1から図12は発明の実施の形態1と同一であるので、ここでの説明は省略する。
【0096】
図14は図2のROM10にストアされるスプール印刷処理プログラムの一例を示すフローチャートである。図10のステップS1009においてスプール印刷が開始されると(S9101)、スプールファイルから印字データをロードし(S9102)、この印字データをポート制御部24に書き込んでプリンタ5へ送る(S9103)。
【0097】
メモリカード45にスプールファイルが存在するかどうかを判定し、存在すると判定した場合には(S9104)、RAM11にもスプールファイルが存在するかどうかを判定し(S9105)、存在すると判定した場合には、RAM11のスプールファイルのスプール印刷処理が終了したかどうかを判定し、スプール印刷処理が終了したと判定した場合には(S9106)、RAM11のスプールファイルを削除する(S9107)。
【0098】
ついで、RAM11に確保されているスプールファイル用メモリのデータサイズの方が、メモリカード45のスプールファイルのデータサイズより大きいとき、メモリカード45のスプールファイルをそのままRAM11にコピーし、他方、RAM11に確保されているスプールファイル用メモリのデータサイズの方が、メモリカード45のスプールファイルのデータサイズより小さいとき、メモリカード45のスプールファイルを、RAM11に確保されているスプールファイル用メモリのデータサイズのスプールファイルと、それ以外のスプールファイルとに分割し、前者をRAM11にコピーする(S9108)。
【0099】
そして、ステップS9108におけるコピー元のファイルをメモリカード45から削除し、その分のメモリをメモリカード45から解放し(S9109)、その後、ステップS9102に戻る。
【0100】
他方、ステップS9104においてメモリカード45にスプールファイルが存在しないと判定した場合には、書き込んだ印字データをスプールファイルから削除し、その分のメモリ(RAM11またはメモリカード45)を解放する(S9110)。ついで、全印字データの送信が完了したかどうかを判定し、完了したと判定した場合には(S9111)、その後、このスプール印刷を終了する(S9112)。他方、ステップS9111において全印字データの送信が完了していないと判定した場合には、その後、ステップS9102に戻る。
【0101】
他方、ステップS9105においてRAM11にスプールファイルが存在しないと判定した場合には、ステップS9110へ進む。
【0102】
他方、ステップS9106においてRAM11のスプールファイルのスプール印刷処理が終了していないと判定した場合には、ステップS9102に戻る。
【0103】
このように、RAM11の第1のスプールファイルの全印字データを印刷した後、その領域にメモリカード45から第2のスプールファイル、または、第2のスプールファイルを分割して作成した第2のスプールファイルの一部のスプールファイルを、RAM11にコピーし、RAM11のスプールファイルを優先して印刷するようにし、しかもRAM11に対するアクセス時間の方がメモリカード45に対するアクセス時間より短いので、印刷速度をより高速にすることができる。
【0104】
前述したように、ハンドヘルドパソコン1が、ハードディスクドライブのような大容量記憶装置を備えておらず、記憶手段としてはRAM11のみを備えるので、ユーザの使用状況に応じてRAM11内のデータ記憶用エリアに記憶可能なデータ量が限られてしまい、特にスプール印刷処理のように、比較的データサイズの大きいスプールファイルをRAM11内に格納する必要がある場合、スプールファイルを作成できず、正常に印刷を行うことができないおそれがあるところ、本実施の形態においては、ハンドヘルドパソコン1にカードスロット44を装備し、自由に着脱が可能なメモリカード45を装着することができるようにした上で、ハンドヘルドパソコン1において、スプール印刷処理のように比較的データサイズの大きいスプールファイルをRAM11内に格納する必要がある場合において、RAM11の空領域が不足した場合も、スプールファイルをRAM11とメモリカード45に分割ファイル形式のスプールファイルとして格納するようにしたので、スプールファイルを作成して、正常にスプール印刷を行うことができる。
【0105】
その際、RAM11に対するアクセス時間の方がメモリカード45に対するアクセス時間より短いという特性を活かし、RAM11のスプールファイルを先に印刷し、その後メモリカード45のスプールファイルの全部または一部のスプールファイルをRAM11にコピーして、このRAM11のスプールファイルを印刷するように、RAM11のスプールファイルをメモリカード45より優先して印刷するようにしたので、印刷速度が優先され、印刷速度を向上させることができる。
【0106】
もし、RAM11の空領域が不足し、メモリカード45の空領域も不足して、1つのファイルで構成されるスプールファイルまたは複数の分割ファイルから構成されるスプールファイルが作成できない場合は、スプールファイルの作成を必要としないダイレクト印刷処理に処理を切り替えることにより、全てのケースにおいて、正常に印刷を完了することができる。
【0107】
このように、ダイレクト印刷時は、RAM11の空領域の範囲内で専用の領域を確保すればよいので、容易に実現することができる。
【0108】
また、もし、スプールファイルが作成できる場合は、スプール印刷を行うので、アプリケーションから印刷ジョブをより速く解放でき、バックグラウンドで印刷ジョブを走らせた状態で、アプリケーション上にて任意の操作を行うことができる。
【0109】
また、アプリケーションの使用目的に応じて、空メモリ不足メッセージ40、メモリカード装着メッセージ47、空メモリ不足メッセージ51を表示させたり、表示させなかったりすることで、スプール印刷を優先させてアプリケーションの操作性を向上させるか、印刷操作に関するユーザの操作性を向上させるかのいずれかを重視させて設計することが考えられる。
【0110】
空メモリ不足メッセージ40、メモリカード装着メッセージ47、空メモリ不足メッセージ51を表示させる場合は、ユーザがハンドヘルドパソコン1のメモリ(RAM11)やメモリカード45の空領域の状態を容易に把握できる。
【0111】
本実施の形態においては、周辺機器の例として、カラープリンタ5を挙げたが、この例に限らず、同様なスプールの概念を有する全ての周辺機器に関して有効である。また、本実施の形態においてはインクジェット方式のカラープリンタの例を挙げたが、この例に限らずレーザービームプリンタや、モノクロプリンタに対しても有効であることは、言うまでもない。
【0112】
本実施の形態においては、分割ファイル形式のスプールファイルの例として、2つの分割ファイルから構成されるスプールファイルを挙げたが、この例に限らず、例えば複数のメモリカードを装着可能なシステムにおいて、複数の分割ファイルから構成されるスプールファイルを用いてスプール印刷するような構成も考えられ、容易に実現可能である。
【0113】
本実施の形態においては、スプールファイルに書き込むデータとして、プリンタ5を直接制御することが可能な印刷コマンドで構成される印字データを利用することで容易に実現することができるが、この例に限らず、アプリケーションから渡される印刷画像データと前記印字データとの中間処理に必要とされる中間印刷コマンドをスプールファイルに書き込むことによっても、同様な効果が得られ、さらにこの場合は、スプールファイルの大きさを小さくすることができる。
【0114】
本実施の形態においては、印刷可能なアプリケーションの例として日本語ワードプロセッサを使用したが、この例に限られることなく、印刷可能な任意のアプリケーションにおいて実現可能である。
【0115】
本実施の形態においては、例としてOSにMicrosoft Windows (登録商標)CEを使用したが、このOSに限られることなく、同様な構成をとることにより、任意のOSにおいて実現可能である。
【0116】
本実施の形態においては、例として、ハンドヘルドパソコン1とプリンタ5との間のインタフェースとして、USB(Universal Serial Bus)インタフェースを用いたが、このインタフェースに限られることなく、同様な構成をとることにより、任意のインタフェースにおいて実現可能である。
【0117】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、上記のように構成したので、アプリケーションソフトウェアから印刷処理をより早く解放できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1のハンドヘルドコンピュータ1の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のプリンタ5の構成を示すブロック図である。
【図4】プリンタドライバ20の構成を示すブロック図である。
【図5】液晶ディスプレイ2に表示されるUIの一例を示す図である。
【図6】印刷可能なアプリケーションのUIを示す図である。
【図7】空メモリ不足メッセージの一例を示す図である。
【図8】メモリカード装着メッセージの一例を示す図である。
【図9】空メモリ不足メッセージの一例を示す図である。
【図10】図2のROM10にストアされる印刷処理プログラムの一例を示すフローチャート(その1)である。
【図11】図2のROM10にストアされる印刷処理プログラムの一例を示すフローチャート(その2)である。
【図12】図2のROM10にストアされる印刷処理プログラムの一例を示すフローチャート(その3)である。
【図13】図2のROM10にストアされるスプール印刷処理プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図14】図2のROM10にストアされるスプール印刷処理プログラムの一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ハンドヘルドコンピュータ
2 液晶ディスプレイ
4,7 USBポート
5 プリンタ
8 USBケーブル
11 RAM
19 記録部
20 プリンタドライバ
23 スプール制御部
33,42,49,53 OKボタン
38 印刷ボタン
43,50,54 キャンセルボタン
44 カードスロット
45 メモリカード
46 着脱スイッチ

Claims (16)

  1. 第1記憶手段を用いてスプール印刷処理可能か否かを判別する第1判別手段と、
    前記第1判別手段により前記第1記憶手段を用いてスプール印刷処理可能でないと判別された場合、第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段を用いてスプール印刷処理可能か否かを判別する第2判別手段と、
    前記第1判別手段により前記第1記憶手段を用いてスプール印刷処理可能であると判別された場合、または前記第2判別手段により前記第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段を用いてスプール印刷処理可能であると判別された場合、スプール用メモリを確保してスプール印刷処理を行い、前記第2判別手段により前記第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段を用いてスプール印刷処理可能でないと判別された場合、ダイレクト印刷処理を行う処理手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1判別手段により前記第1記憶手段を用いてスプール印刷処理可能でないと判別された場合、前記第2記憶手段の装着を促す画面を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第2判別手段により前記第2記憶手段を用いてスプール印刷処理可能でないと判別された場合、ダイレクト印刷処理にて印刷するか否かを確認する画面を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理手段は、スプール印刷時に、前記第1記憶手段の印刷データの印刷処理が終了した場合、前記第1記憶手段の印刷データを削除し、前記第2記憶手段の印刷データを前記第1記憶手段にコピーすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記第1記憶手段は、RAMを含み、前記第2記憶手段は、メモリカードを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 第1記憶手段にスプール用メモリを確保できるか否かを判別する第1判別ステップと、
    前記第1判別手段により前記第1記憶手段を用いてスプール印刷処理可能でないと判別された場合、第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段にスプール用メモリを確保できるか否かを判別する第2判別ステップと、
    前記第1判別ステップによりスプール用メモリを確保できると判別された場合、または前記第2判別ステップにより前記第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段にスプール用メモリを確保できると判別された場合、スプール用メモリを確保してスプール印刷処理を行い、前記第2判別ステップにより前記第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段にスプール用メモリを確保できないと判別された場合、ダイレクト印刷処理を行う処理ステップと
    を有することを特徴とする印刷処理方法。
  7. 前記第1判別ステップにより前記第1記憶手段にスプール用メモリを確保できないと判別された場合、前記第2記憶手段の装着を促す画面を表示する表示ステップを有することを特徴とする請求項6に記載の印刷処理方法。
  8. 前記第2判別ステップにより前記第2記憶手段にスプール用メモリを確保できないと判別された場合、ダイレクト印刷処理にて印刷するか否かを確認する画面を表示する表示ステップを有することを特徴とする請求項6又は7に記載の印刷処理方法。
  9. 前記処理ステップは、スプール印刷時に、前記第1記憶手段の印刷データの印刷処理が終了した場合、前記第1記憶手段の印刷データを削除し、前記第2記憶手段の印刷データを前記第1記憶手段にコピーすることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の印刷処理方法。
  10. 前記第1記憶手段は、RAMを含み、前記第2記憶手段は、メモリカードを含むことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の印刷処理方法。
  11. 第1記憶手段にスプール用メモリを確保できるか否かを判別する第1判別ステップと、
    前記第1判別手段により前記第1記憶手段を用いてスプール印刷処理可能でないと判別された場合、第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段にスプール用メモリを確保できるか否かを判別する第2判別ステップと、
    前記第1判別ステップによりスプール用メモリを確保できると判別された場合、または前記第2判別ステップにより前記第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段にスプール用メモリを確保できると判別された場合、スプール用メモリを確保してスプール印刷処理を行い、前記第2判別ステップにより前記第1記憶手段よりアクセス時間が遅い着脱可能な第2記憶手段にスプール用メモリを確保できないと判別された場合、ダイレクト印刷処理を行う処理ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 前記第1判別ステップにより前記第1記憶手段にスプール用メモリを確保できないと判別された場合、前記第2記憶手段の装着を促す画面を表示する表示ステップを有することを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記第2判別ステップにより前記第2記憶手段にスプール用メモリを確保できないと判別された場合、ダイレクト印刷処理にて印刷するか否かを確認する画面を表示する表示ステップを有することを特徴とする請求項11又は12に記載のプログラム。
  14. 前記処理ステップは、スプール印刷時に、前記第1記憶手段の印刷データの印刷処理が終了した場合、前記第1記憶手段の印刷データを削除し、前記第2記憶手段の印刷データを前記第1記憶手段にコピーすることを特徴とする請求項11乃至13のいずれかに記載のプログラム。
  15. 前記第1記憶手段は、RAMを含み、前記第2記憶手段は、メモリカードを含むことを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載のプログラム。
  16. 請求項11乃至15のいずれかに記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
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