JP2000309148A - 画像形成装置、画像形成方法ならびに画像形成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法ならびに画像形成プログラムを記録した記録媒体

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JP2000309148A
JP2000309148A JP2000043930A JP2000043930A JP2000309148A JP 2000309148 A JP2000309148 A JP 2000309148A JP 2000043930 A JP2000043930 A JP 2000043930A JP 2000043930 A JP2000043930 A JP 2000043930A JP 2000309148 A JP2000309148 A JP 2000309148A
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Application number
JP2000043930A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamada
博之 山田
Zenshi Hayashi
善嗣 林
Osamu Fukui
修 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のホストやユーザに共有されているプリ
ンタ等において、機密性の高い出力を行うこと。 【解決手段】 印字データを受信する受信部7と、イン
タプリタ部8と、ラスタライズ部9と、エンジン部6
と、スプール部13と、パスワード入力部14とを有
し、印字データがパスワード指定付だった場合、印字デ
ータをスプール部13にスプールし、実際の印字は行わ
ず、ユーザがパスワード入力部14からパスワードを入
力し、パスワードが同一だった場合、スプールしたデー
タを取り出して実際の印字を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のコンピュータ
にネットワーク接続されて使用される画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の画像形成装置について、レ
ーザビームプリンタ(以下、LBPと省略する)を例に
とり図5を用いて説明する。
【0003】図5は、従来のプリンタ装置の構成図であ
る。
【0004】図5において1はアプリケーションプログ
ラム等によりデータを作成し、そのデータをプリンタ専
用言語(以下、PDLと省略する)に変換するプリンタ
ドライバ2がインストールされている複数のコンピュー
タ、3は複数のコンピュータ1とLBPを接続している
ネットワーク、4はLBPで、コントローラ部5とエン
ジン部6から構成されており、コントローラ部5はコン
ピュータからの受信データを受信する受信部7と、PD
Lを解釈し、プリンタの内部コード(以下、ディスプレ
イリストと省略する)に変換するインタプリタ部8と、
ディスプレイリストから実際の印字を行なうためのビッ
トマップデータを生成するラスタライズ部9から構成さ
れている。また、コントローラ部5とエンジン部6は印
字のための画像データ信号10及び、印字開始、給紙カ
セット選択、排紙位置指定等のエンジン制御コマンドの
送受信を行うシリアル通信信号11でから成るビデオイ
ンターフェース12(以下V−I/Fと省略する)で接
続されている。
【0005】以上のように構成された従来のネットワー
クに接続されているLBPについて以下その動作を説明
する。
【0006】コンピュータ1上のアプリケーションプロ
グラム等で作成されたデータを印字する場合、ユーザは
最初にプリンタに対応したプリンタドライバ2を呼び出
す。呼び出されたプリンタドライバ2はPDLを生成す
る。プリンタドライバ2により生成されたPDLは、ネ
ットワーク3を介してLBP4のコントローラ部5内の
受信部6で受信される。
【0007】受信部6で受信されたデータはインタプリ
タ部8に渡される。インタプリタ部8では、PDLを受
信すると、各PDLコマンドの内容を解析し、給紙カセ
ット位置、排紙指定位置等エンジン部6を制御されるア
トリビュート情報と、文字、図形等の描画情報に切り分
ける。切り分けられたアトリビュート情報と、描画情報
は、それぞれ、プリンタの内部コードであるディスプレ
イリストに変換される。1ページ分のデータについてデ
ィスプレイリストの作成が終了すると、まず、アトリビ
ュート関連のディスプレイリストが、V−I/F12内
のシリアル通信信号11を用いて、それぞれ給紙カセッ
ト選択コマンド、排紙位置設定コマンド等のエンジン制
御コマンドとして、エンジン部6に転送される。一方、
描画関連のディスプレイリストは、ラスタライズ部9に
送られる。ラスタライズ部9では、描画関連のディスプ
レイリストを解釈し、実際にエンジンで出力するための
画像であるビットマップデータを生成する。ラスタライ
ズ部9で生成されたビットマップデータはV−I/F1
2内の画像データ信号10を介してエンジン部6に送ら
れる。
【0008】エンジン部6では、画像データ信号10
と、シリアル通信信号11の内容に従って電子写真プロ
セスで、用紙への出力を行なう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年、プリンタは低価
格化が進んでいるものの、まだまだ高価であるため、オ
フィスではネットワーク等により、複数のユーザが、1
台のプリンタを共有して使用しているのが現状である。
【0010】そこで、機密性の高い出力を行なった場
合、出力を放置していると、出力内容が他のプリンタ共
有者の目に触れてしまう危険性が大きく、情報管理上好
ましくなかった。
【0011】これを回避するためには、プリンタへの出
力指令と同時にプリンタの設置場所に行かなければなら
ず、もし、他のプリンタ共有者が出力を行っている場合
は、自分のデータが出力されるまで長時間待たなければ
ならないといった、不自由をユーザに強いていた。
【0012】本発明は、ネットワークで共有されている
プリンタ等、機密性の高い出力を行なう場合、出力指令
と同時にプリンタの設置場所に行かなくても、出力内容
を他人の目に触れさせることを防止でき、従来の不自由
さを解消する画像形成装置、画像形成方法ならびに画像
形成プログラムを記録した記録媒体を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、ホストからの印字データを受信し、イン
タープリト、ラスタライズし画像形成する画像形成装置
であって、印字データを一時的に記憶するスプール手段
と、パスワードを入力するパスワード入力手段と、ホス
トからパスワード指定付印字データを受信すると、受信
した印字データをスプール手段にスプールし、パスワー
ド入力手段からパスワードが入力されると、入力された
パスワードが同一か否か判断し、同一であればスプール
した印字データを用紙出力させる制御手段と、を有する
構成とした。
【0014】これにより、複数のホストあるいはユーザ
に共有されている場合であっても、秘匿性の高い印刷出
力を行うことが可能な画像形成装置が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】本願の請求項1記載の発明は、ホ
ストからの印字データを受信し、インタープリト、ラス
タライズし画像形成する画像形成装置であって、印字デ
ータを一時的に記憶するスプール手段と、パスワードを
入力するパスワード入力手段と、ホストからパスワード
指定付印字データを受信すると、受信した印字データを
スプール手段にスプールし、パスワード入力手段からパ
スワードが入力されると、入力されたパスワードが同一
か否か判断し、同一であればスプールした印字データを
用紙出力させる制御手段と、を有する構成としたことに
より、パスワード付の印刷を行なった場合、パスワード
を入力するまで用紙への印字を行なわない。
【0016】本願の請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、スプール手段へのスプールデータは
ラスタライズ後のデータである構成としたものであり、
パスワード付の印刷を行なった場合、パスワードを入力
するまで用紙への印字を行なわないという作用と共に、
パスワードを入力し、実際の印字を行なう場合、PDL
をスプールした場合と比較して短時間で出力できる。
【0017】本願の請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、スプール手段へのスプールデータは
インタープリタ後のデータである構成としたものであ
り、パスワード付の印刷を行なった場合、パスワードを
入力するまで用紙への印字を行なわないという作用と共
に、パスワードを入力し、実際の印字を行なう場合、P
DLをスプールした場合と比較して短時間で出力を得る
ことができ、ビットマップデータをスプールした場合と
比較して、スプールデータ量を削減できる。
【0018】本願の請求項4記載の発明は、請求項1に
記載の発明において、スプール形式を選択するスプール
形式選択手段を有し、ユーザがスプール手段にスプール
するデータ形式を選択可能とする構成を有したものであ
り、パスワード付の印刷を行なった場合、パスワードを
入力するまで用紙への印字を行なわないという作用と共
に、ユーザにスプールするデータの形式を選択させるこ
とによりユーザの使用環境に最適なスプール形式を提供
することができる。
【0019】本願の請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、制御手段は、スプール手段にス
プールしたデータのパスワードが入力されるまでは、他
のジョブの印刷を実行させる構成としたことにより、印
刷ジョブを効率よく実行することができる。
【0020】以下、本発明の各実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で使用し
ている「印字データ」は、文字に関するデータのみでは
なく、図形データ等も含むことは言うまでもない。
【0021】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1について図面を参照しながら説明する。図1は本発
明の実施の形態1におけるプリンタ装置の構成図であ
る。なお従来の技術と同一のものについては同一番号を
付与し説明を省略する。
【0022】図1において、13はPDLをスプールす
るスプール部で、ハードディスク、フラッシュメモリ等
の読み書き可能な不揮発性のメモリで構成されている。
スプール部13に不揮発性のメモリを用いることで、電
源のOFFが行なわれても、スプールされているデータ
は消滅することはない。14はユーザがパスワードを入
力するためのパスワード入力部である。
【0023】以上のように構成されたプリンタ装置につ
いて、図1を用いてその動作を説明する。
【0024】通用の印字データの場合は、従来の技術の
説明と同様の動作を行なう。パスワード付の印字を行な
いたい場合、ユーザはプリンタに対応したプリンタドラ
イバ2を呼び出した際、それが、パスワード付の印字で
あることを示すとともに、パスワードの設定を行なう。
ここで、プリンタドライバ2は、プリンタが印字を行な
うためのPDLを生成するが、このPDLの先頭には、
印字がパスワード付であることを示すコマンド及び、パ
スワードデータが付加されている。プリンタドライバ2
により生成されたパスワード付PDLはネットワーク3
を介してLBP4のコントローラ部5内の受信部7で受
信される。
【0025】受信部7で受信されたデータはインタプリ
タ部8に渡される。インタプリタ部8では、PDLを受
信すると、各PDLコマンドの内容の解析を開始する。
先頭のコマンドがパスワード付の印字であることを示す
コマンドであった場合、インタプリタ部8は以降のPD
Lからディスプレイリストを生成する作業を中止し、パ
スワードおよびパスワードを示すPDLコマンドから印
字終了をしめすPDLコマンドまで、PDLデータをス
プール部13にスプールし、実際の印字動作は行なわな
い。
【0026】ユーザが、実際に印字を行なわせたい場合
は、パスワード入力部14よりドライバで設定したパス
ワードを入力する。入力されたパスワードが、スプール
されているパスワードと一致した場合、スプール部13
にスプールされていたPDLデータはパスワード及びパ
スワードを示すPDLコマンドが取り除かれ、インタプ
リタ部8に送られる。以降、通常の印字と同様の動作で
印字が行なわれ、用紙への出力が行なわれる。また、入
力されたパスワードデータが、スプールされているパス
ワードのどれとも一致しなかった場合は、スプール部1
3にスプールされているPDLデータはインタプリタ部
8に送られず、用紙への印字は行なわれない。
【0027】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2について図面を参照しながら説明する。図2は本発
明の実施の形態2におけるプリンタ装置の構成図であ
る。なお、各構成部の構成、及び番号は実施の形態1と
同一である。
【0028】上記のように構成されたプリンタ装置につ
いて、以下その動作を説明する。
【0029】通用の印字データの場合は、従来の技術の
説明と同様の動作を行なう。パスワード付の印字を行な
いたい場合、ユーザはプリンタに対応したプリンタドラ
イバ2を呼び出した際、それが、パスワード付の印字で
あることを示すとともに、パスワードの設定を行なう。
ここで、プリンタドライバ2は、プリンタが印字を行な
うためのPDLを生成するが、このPDLの先頭には、
印字がパスワード付であることを示すコマンド及び、パ
スワードデータが付加されている。プリンタドライバ2
により生成されたパスワード付PDLはネットワーク3
を介してLBP4のコントローラ部5内の受信部7で受
信される。
【0030】受信部7で受信されたデータはインタプリ
タ部8に渡される。インタプリタ部8では、PDLを受
信すると、各PDLコマンドの内容の解析を開始する。
先頭のコマンドがパスワード付の印字であることを示す
コマンドであった場合、インタプリタ部8は印字終了を
しめすPDLコマンドまで各ページのディスプレイリス
トの生成を行ない、生成された描画関連のディスプレイ
リストはラスタライズ部9に転送され印字のためビット
マップデータの生成が行なわれる。しかし、ラスタライ
ズ部9で生成されたビットマップデータ及び、アトリビ
ュート関連のディスプレイリストから生成されたエンジ
ン制御コマンドはエンジン部6には送られず、スプール
部13にスプールされ、実際の印字動作は行なわない。
【0031】ユーザが、実際に印字を行なわせたい場合
は、パスワード入力部14よりドライバで設定したパス
ワードを入力する。入力されたパスワードが、スプール
されているパスワードと一致した場合、スプール部13
にスプールされていたビットマップデータはV−I/F
12内の画像データ信号10に送られ、エンジン制御コ
マンドはV−I/F12内のシリアル通信信号11に送
られる。以降、通常の印字と同様の動作で印字が行なわ
れ、用紙への出力が行なわれる。
【0032】また、入力されたパスワードデータが、ス
プールされているパスワードのどれとも一致しなかった
場合は、スプール部13にスプールされているビットマ
ップデータ及び、エンジン制御コマンドはV−I/F1
2に送られず、用紙への印字は行なわれない。
【0033】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3について図面を参照しながら説明する。図3は本発
明の実施の形態3におけるプリンタ装置の構成図であ
る。なお、各構成部の構成、及び番号は実施の形態1と
同一である。
【0034】上記のように構成されたプリンタ装置につ
いて、以下その動作を説明する。
【0035】通用の印字データの場合は、従来の技術の
説明と同様の動作を行なう。パスワード付の印字を行な
いたい場合、ユーザはプリンタに対応したプリンタドラ
イバ2を呼び出した際、それが、パスワード付の印字で
あることを示すとともに、パスワードの設定を行なう。
ここで、プリンタドライバ2は、プリンタが印字を行な
うためのPDLを生成するが、このPDLの先頭には、
印字がパスワード付であることを示すコマンド及び、パ
スワードデータが付加されている。プリンタドライバ2
により生成されたパスワード付PDLはネットワークを
介してLBP4のコントローラ部5内の受信部7で受信
される。
【0036】受信部7で受信されたデータはインタプリ
タ部8に渡される。インタプリタ部8では、PDLを受
信すると、各PDLコマンドの内容の解析を開始する。
先頭のコマンドがパスワード付の印字であることを示す
コマンドであった場合、インタプリタ部8は印字終了を
しめすPDLコマンドまでディスプレイリストの生成は
おこなうが、生成されたディスプレイリストはラスタラ
イズ部9には転送されず、スプール部13にスプールさ
れ、実際の印字動作は行なわない。
【0037】ユーザが、実際に印字を行なわせたい場合
は、パスワード入力部14よりドライバで設定したパス
ワードを入力する。入力されたパスワードが、スプール
されているパスワードと等しかった場合、スプール部1
3にスプールされていたディスプレイリストはラスタラ
イズ部9に送られる。以降、通常の印字と同様の動作で
印字が行なわれ、用紙への出力が行なわれる。また、入
力されたパスワードデータが、スプールされているパス
ワードのどれとも一致しなかった場合は、スプール部1
3にスプールされているディスプレイリストはラスタラ
イズ部9に送られず、用紙への印字は行なわない。
【0038】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4について図面を参照しながら説明する。図4は本発
明の実施の形態4におけるプリンタ装置の構成図であ
る。図1に示した本発明の実施の形態1におけるプリン
タ装置と同一の構成要素については、同一の符号を付与
し、その説明は省略する。
【0039】図4において、15はスプール形式選択部
で、ユーザはスプール部13にスプールするデータの形
式が選択できる。
【0040】上記のように構成されたプリンタ装置につ
いて、以下その動作を説明する。
【0041】まず、ユーザはパスワード付のPDLを受
信した場合のスプールデータの形式をPDL、ビットマ
ップデータ+エンジン制御コマンド、ディスプレイリス
トのいずれにするかを、スプール形式選択部15を用い
て設定する。
【0042】パスワード付の印字データがコンピュータ
1から送られてきた場合、コントローラ部5では、スプ
ール形式選択部15で設定された形式で、実施の形態1
〜3で説明した動作によりスプール部13にデータをス
プールし、ユーザのパスワード入力により用紙に出力す
る。
【0043】上記実施の形態1〜4において、通常、プ
リンタ装置は、受け付けたジョブ順に画像出力処理を行
っていくのであるが、パスワード付きの印字データを受
け取った場合はスプールするので、パスワードの付いて
ない印字データを先に処理し、ユーザからパスワードが
入力された時点で、パスワード付き印字データの最優先
とする形態をとることもできる。
【0044】このようにすることで、パスワードを入力
するときは、プリンタ装置の側に操作者が来ているの
で、ユーザ操作者はパスワード入力後、他の印刷ジョブ
で待たされることなく出力結果を得ることができる。
【0045】また、上記実施の形態1〜4において、パ
スワードは個人単位で管理しても良いし、グループ単位
で管理しても良い。グループ単位で管理することで、オ
フィス等、多数の人間で共有する場合、グループ単位で
の課金管理等にも利用できる。
【0046】なお、実施の形態1〜4では、内蔵メモリ
に記録された制御プログラムをCPU等のプロセッサで
処理させることにより実現可能としているが、CD−R
OMやDVD−ROM等の可搬性を有するコンピュータ
読み取り可能な記録メディアに記録された制御プログラ
ムを装置内部に読み込み、プロセッサで処理する形態で
あっても良い。また、プリンタ装置がネットワークに接
続されている場合、ネットワーク経由で制御プログラム
を受け取り、プロセッサで処理する形態であっても良
い。
【0047】このように、記録メディアやネットワーク
を介して制御プログラムを読み込み使用する形態とする
ことで、制御プログラムを修正し、機能向上を図ること
が容易となる。
【0048】さらに、入力されたパスワードが正しいか
否かを判断する手段は、プリンタ装置内部に存在するこ
とに限定されるものではなく、プリンタ装置にネットワ
ーク接続された他端末に存在していても良い。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ホストか
らの印字データを受信し、インタープリト、ラスタライ
ズし画像形成する画像形成装置であって、印字データを
一時的に記憶するスプール手段と、パスワードを入力す
るパスワード入力手段と、ホストからパスワード指定付
印字データを受信すると、受信した印字データをスプー
ル手段にスプールし、パスワード入力手段からパスワー
ドが入力されると、入力されたパスワードが同一か否か
判断し、同一であればスプールした印字データを用紙出
力させる制御手段と、を有する構成としたことにより、
パスワード付の印刷を行なった場合、パスワードを入力
するまで用紙への印字を行なわないので、機密性の高い
出力を行なった場合、出力指令と同時にプリンタの設置
場所に行かなくても、出力内容を他人の目に触れさせる
ことがないという、従来の不自由さを解消する効果を有
する。
【0050】また、スプール手段へのスプールデータは
ラスタライズ後のデータである構成としたものであり、
パスワード付の印刷を行なった場合、パスワードを入力
するまで用紙への印字を行なわないという作用と共に、
パスワードを入力し、実際の印字を行なう場合、PDL
をスプールした場合と比較して短時間で出力できるの
で、ユーザは、パスワードの入力から印刷出力までの待
ち時間を削減できる。
【0051】また、スプール手段へのスプールデータは
インタープリト後のデータである構成としたものであ
り、パスワード付の印刷を行なった場合、パスワードを
入力するまで用紙への印字を行なわないという作用と共
に、パスワードを入力し、実際の印字を行なう場合、P
DLをスプールした場合と比較して短時間で出力を得る
ことができ、ビットマップデータをスプールした場合と
比較して、スプールデータ量を削減できるので、ユーザ
は、パスワードの入力から印刷出力出力までの待ち時間
を削減できる。
【0052】また、スプール形式を選択するスプール形
式選択手段を有し、ユーザがスプール手段にスプールす
るデータ形式を選択可能とする構成を有したものであ
り、パスワード付の印刷を行なった場合、パスワードを
入力するまで用紙への印字を行なわないという作用と共
に、ユーザにスプールするデータの形式を選択させるこ
とによりユーザの使用環境に最適なスプール形式を提供
することができる。
【0053】また、制御手段は、スプール手段にスプー
ルしたデータのパスワードが入力されるまでは、他のジ
ョブの印刷を実行させる構成としたことにより、印刷ジ
ョブを効率よく実行することができ、ユーザの利用効率
も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるプリンタ装置の
構成図
【図2】本発明の実施の形態2におけるプリンタ装置の
構成図
【図3】本発明の実施の形態3におけるプリンタ装置の
構成図
【図4】本発明の実施の形態4におけるプリンタ装置の
構成図
【図5】従来のプリンタ装置の構成図
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 プリンタドライバ 3 ネットワーク 4 LBP 5 コントローラ部 6 エンジン部 7 受信部 8 インタプリタ部 9 ラスタライズ部 10 画像データ信号 11 シリアル通信信号 12 ビデオインターフェース(V−I/F) 13 スプール部 14 パスワード入力部 15 スプール形式選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 善嗣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 福井 修 東京都目黒区下目黒2丁目3番地8号 松 下電送システム株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストからの印字データを受信し、インタ
    ープリト、ラスタライズし画像形成する画像形成装置で
    あって、 印字データを一時的に記憶するスプール手段と、 パスワードを入力するパスワード入力手段と、 ホストからパスワード指定付印字データを受信すると、
    受信した印字データを前記スプール手段にスプールし、
    前記パスワード入力手段からパスワードが入力される
    と、入力されたパスワードが同一か否か判断し、同一で
    あればスプールした印字データを用紙出力させる制御手
    段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記スプール手段へのスプールデータはラ
    スタライズ後のデータであることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記スプール手段へのスプールデータはイ
    ンタープリト後のデータであることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】スプール形式を選択するスプール形式選択
    手段を有し、ユーザがスプール手段にスプールするデー
    タ形式を選択可能とすることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記スプール手段にスプ
    ールしたデータのパスワードが入力されるまでは、他の
    ジョブの印刷を実行させることを特徴とする請求項2記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】ホストからの印字データを受信し、インタ
    ープリト、ラスタライズし画像形成する画像形成方法で
    あって、 パスワード指定付印字データを受信すると、 受信したパスワード指定付印字データをスプールし、 ユーザからパスワードが入力されると、 入力されたパスワードが同一か否かを判定し、 同一であれば用紙出力させる、ように制御することを特
    徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】ホストからの印字データを受信し、インタ
    ープリト、ラスタライズし画像形成する画像形成プログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 パスワード指定付印字データを受信すると、 受信したパスワード指定付印字データをスプールし、 ユーザからパスワードが入力されると、 入力されたパスワードが同一か否かを判定し、 同一であれば用紙出力させる、ように制御することを特
    徴とする画像形成プログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】ホストからの印字データを受信して、該印
    字データを画像形成する画像形成装置であって、 パスワードに関する情報が付加された印字データを受信
    した場合には、正しいパスワードが入力されるまでは、
    当該受信した印字データについて印字のための処理を行
    わないことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】ホストからの印字データを受信して、該印
    字データを画像形成する画像形成方法であって、 パスワードに関する情報が付加された印字データを受信
    した場合には、正しいパスワードが入力されるまでは、
    当該受信した印字データについて印字のための処理を行
    わないことを特徴とする画像形成方法。
  10. 【請求項10】ホストからの印字データを受信して、該
    印字データを画像形成する画像形成プログラムを記録し
    た記録媒体であって、 パスワードに関する情報が付加された印字データを受信
    した場合には、正しいパスワードが入力されるまでは、
    当該受信した印字データについて印字のための処理を行
    わないことを特徴とする画像形成プログラムを記録した
    記録媒体。
  11. 【請求項11】ホストからの印字データを受信して印字
    を制御する手段であって、 パスワードに関する情報が付加された印字データを受信
    した場合には、正しいパスワードが入力されるまでは、
    当該受信した印字データについて印字のための処理を行
    わないことを特徴とする印字制御手段。
  12. 【請求項12】ホストからの印字データを受信して印字
    を制御する方法であって、 パスワードに関する情報が付加された印字データを受信
    した場合には、正しいパスワードが入力されるまでは、
    当該受信した印字データについて印字のための処理を行
    わないことを特徴とする印字制御方法。
  13. 【請求項13】ホストからの印字データを受信して印字
    を制御するプログラムであって、 パスワードに関する情報が付加された印字データを受信
    した場合には、正しいパスワードが入力されるまでは、
    当該受信した印字データについて印字のための処理を行
    わないことを特徴とする印字制御プログラムを記録した
    記録媒体。
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