JP2002328786A - 情報処理装置および情報処理方法および印刷制御プログラムおよび記憶媒体および印刷制御システム - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法および印刷制御プログラムおよび記憶媒体および印刷制御システム

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JP2002328786A
JP2002328786A JP2001132927A JP2001132927A JP2002328786A JP 2002328786 A JP2002328786 A JP 2002328786A JP 2001132927 A JP2001132927 A JP 2001132927A JP 2001132927 A JP2001132927 A JP 2001132927A JP 2002328786 A JP2002328786 A JP 2002328786A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷ジョブとバナーとを関連づけた印刷
情報の制御を行なう。 【解決手段】 印刷処理装置で印刷処理すべき印刷ジョ
ブを生成するための情報処理方法は、印刷情報の仕切り
となるバナーを印刷処理させるためのバナー情報を、印
刷命令に従い生成するバナー情報生成工程と、生成され
たバナー情報を印刷命令と識別するための識別情報を、
バナーに付加する付加工程と、印刷命令、バナー及び識
別情報に基づき、印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成
工程と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、お
よび情報処理方法、および印刷制御プログラム、および
記憶媒体、および印刷制御システムに関するもので、特
にパーソナルコンピュータ等の情報処理装置と、プリン
タ(印刷処理装置)からなるシステムにおける印刷制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バナー(Banner)とは、いわゆる情報の
仕切りとして機能するものであり、Network Serverが作
成するバナーや、Windows (登録商標)sys
temが作成するバナーのことを一般的に指称する。例
えば、Network Severが作成するバナーを例にあげて説
明すると、クライアントPCでドライバが作成したジョブ
がNetwork Serverに届くと、Network Serverはログイン
したユーザー名が記述されたバナーをテキストデータで
作成し、これを送られてきたジョブの先頭につけてプリ
ンタに送っていた。
【0003】また、Windows systemが作成するバナーに
関しても全く同様で、プリントの命令が実行されると、
Windows systemがクライアントPCにログインしたユーザ
ー名を記述したバナーを作成し、これをジョブの先頭に
つけてプリンタに送っていた。
【0004】しかしながら、上記の方法では、Network
Serverが作成するバナーやWindowssystemが作成するバ
ナーは、プリンタドライバが作成するPDL印刷ジョブと
は、別のジョブとしてそれぞれプリンタに送られるた
め、他のユーザーからの印刷ジョブがほぼ同時期に送ら
れる場合は、バナーと印刷ジョブの間に第3者の印刷ジ
ョブが割り込む可能性があった。
【0005】これは、本来、自分が印刷した印刷ジョブ
と第3者の印刷ジョブを仕切ることがバナーの目的とい
うことを考えると、バナーが印刷ジョブと一対にならな
いことは、バナーの本来の目的を達していないことにな
る。しかも、最近は、一台のプリンタを複数のユーザー
で共有するようなネットワーク接続の高速プリンタが普
及してきているため、さらにこの問題が顕著化する傾向
にあった。
【0006】また、ステイプル機能をもったフィニッシ
ャーに、ステイプル指示がされた印刷ジョブを送った場
合、プリンタドライバが作成するPDL印刷ジョブと、バ
ナーが別ジョブとしてプリンタに送られると、ステイプ
ルの指示がされたPDL印刷ジョブだけが、ステイプル機
能のあるトレイに出力され、ステイプルの指示がされて
いないバナーは、標準トレイ、つまり印刷ジョブとは異
なったトレイに出力されるといった問題もあった。
【0007】これらの問題は、バナーが印刷ジョブとは
別ジョブとして作成されたために発生する問題である。
【0008】本発明は、プリンタドライバがバナーを作
成し、それをプリンタがバナーとして認識することによ
り解決するものである。つまり、プリンタドライバが作
成したバナーに、バナー開始命令と終了命令を付加する
ことによって、それを受け取ったプリンタは、送られて
きたバナーをバナーとして認識出来るようになり、バナ
ーと印刷ジョブの間に第3者の印刷ジョブを割り込ませ
ないこと、バナーと印刷ジョブの出力先(同じトレイ、
若しくは指定した特定のトレイ)を制御することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる印刷制御システム及び方法は主とし
て以下の構成からなることを特徴とする。
【0010】すなわち、印刷処理装置で印刷処理すべき
印刷ジョブを生成する情報処理装置は、印刷情報の仕切
りとなるバナーを印刷処理させるためのバナー情報を、
印刷命令に従い生成するバナー情報生成手段と、前記生
成手段により生成されたバナー情報を印刷命令と識別す
るための識別情報を、該バナーに付加する付加手段と、
前記印刷命令、バナー及び前記識別情報に基づき、印刷
ジョブを生成する印刷ジョブ生成手段と、を備えること
を特徴とする。
【0011】上記の情報処理装置において、前記識別情
報は、バナーを識別するためのバナー開始命令と該バナ
ー終了命令を有し、前記印刷ジョブ生成手段は、該命令
により特定されるバナー情報を印刷制御することを特徴
とする。
【0012】上記の情報処理装置において、前記印刷ジ
ョブは、前記バナー以外の印刷命令に対するフィニッシ
イング制御情報を含むことを特徴とする。
【0013】あるいは、印刷処理装置で印刷処理すべき
印刷ジョブを生成するための情報処理方法は、印刷情報
の仕切りとなるバナーを印刷処理させるためのバナー情
報を、印刷命令に従い生成するバナー情報生成工程と、
前記バナー情報生成工程により生成されたバナー情報を
印刷命令と識別するための識別情報を、該バナーに付加
する付加工程と、前記印刷命令、バナー及び前記識別情
報に基づき、印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成工程
と、を備えることを特徴とする。
【0014】上記の情報処理方法において、前記識別情
報は、バナーを識別するためのバナー開始命令と該バナ
ー終了命令を有し、前記印刷ジョブ生成工程は、該命令
により特定されるバナー情報を印刷制御することを特徴
とする。
【0015】上記の情報処理方法において、前記印刷ジ
ョブは、前記バナー以外の印刷命令に対するフィニッシ
イング制御情報を含むことを特徴とする。
【0016】あるいは、印刷処理装置で印刷処理すべき
印刷ジョブを生成するための情報処理方法を実行するた
めのプログラムモジュールを格納した記憶媒体であっ
て、該プログラムモジュールが、印刷情報の仕切りとな
るバナーを印刷処理させるためのバナー情報を、印刷命
令に従い生成するバナー情報生成モジュールと、前記バ
ナー情報生成モジュールにより生成されたバナー情報を
印刷命令と識別するための識別情報を、該バナーに付加
する付加モジュールと、前記印刷命令、バナー及び前記
識別情報に基づき、印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生
成モジュールと、を備えることを特徴とする。
【0017】上記の記憶媒体において、前記識別情報
は、バナーを識別するためのバナー開始命令と該バナー
終了命令を有し、前記印刷ジョブ生成モジュールは、該
命令により特定されるバナー情報を印刷制御することを
特徴とする。
【0018】上記の記憶媒体において、前記印刷ジョブ
は、前記バナー以外の印刷命令に対するフィニッシイン
グ制御情報を含むことを特徴とする。
【0019】あるいは、印刷処理装置で印刷処理すべき
印刷ジョブを生成するための印刷制御プログラムであっ
て、該プログラムがコンピュータを、印刷情報の仕切り
となるバナーを印刷処理させるためのバナー情報を、印
刷命令に従い生成するバナー情報生成手段と、前記生成
手段により生成されたバナー情報を印刷命令と識別する
ための識別情報を、該バナーに付加する付加手段と、前
記印刷命令、バナー及び前記識別情報に基づき、印刷ジ
ョブを生成する印刷ジョブ生成手段と、して機能させる
ことを特徴とする。
【0020】上記の印刷制御プログラムにおいて、前記
識別情報は、バナーを識別するためのバナー開始命令と
該バナー終了命令を有し、前記印刷ジョブ生成手段は、
該命令により特定されるバナー情報を印刷制御すること
を特徴とする。
【0021】上記の印刷制御プログラムにおいて、前記
印刷ジョブは、前記バナー以外の印刷命令に対するフィ
ニッシイング制御情報を含むことを特徴とする。
【0022】あるいは、情報処理装置及び印刷処理装置
を有する印刷制御システムであって、前記情報処理装置
は、印刷情報の仕切りとなるバナーを、印刷命令に従い
生成する生成手段と、前記生成手段により生成されたバ
ナーを識別するための識別情報を、該バナーに付加する
手段と、前記印刷命令及びバナー、前記識別情報に基づ
き、印刷情報を生成する第1の印刷制御手段と、を備
え、前記印刷処理装置は、前記印刷情報を受信して、該
印刷情報に前記識別情報が付加されているか否かを判断
する判断手段と、前記判断手段の判断に従い、前記識別
情報が付加されている場合は、前記印刷情報のうち、バ
ナーの印刷制御と、該バナー以外の印刷情報を別個の印
刷ジョブとして印刷制御する第2の印刷制御手段と、を
備えることを特徴とする。
【0023】上記の印刷制御システムにおいて、前記生
成手段は、バナーを生成するためのコマンド情報を作成
し、前記判断手段は受信した印刷情報より、前記コマン
ド情報の有無を判断し、該判断の結果に基づき、前記受
信した印刷情報に対するバナー及びそのバナーを識別す
るための識別情報を生成して、前記受信した印刷情報に
付加する手段を更に備えることを特徴とする。
【0024】上記の印刷制御システムにおいて、前記第
2の印刷制御手段は、前記バナーと、該バナー以外の印
刷情報とを、第1及び第2の別個の印刷ジョブとして印刷
制御する際に、第3の印刷ジョブの割込みを防止するこ
とを特徴とする。
【0025】上記の印刷制御システムにおいて、前記第
2の印刷制御手段は、前記第1及び第2の印刷ジョブの終
了まで、前記第3の印刷ジョブの処理を待機させること
を特徴とする。
【0026】上記の印刷制御システムにおいて、前記第
2の印刷制御手段は、フィニッシイング制御情報に基づ
き、前記バナーと、該バナー以外の印刷情報の描画出力
先をそれぞれ制御することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】<実施形態1>以下、本発明の実
施形態について図面を参照して説明する。
【0028】図1は本発明の実施形態を示すプリンタ制
御システムの構成を説明するブロック図である。なお、
本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であ
っても、複数の機器からなるシステムであっても、LA
N,WAN等のネットワークを介して接続が為され処理
が行われるシステムであっても本発明を適用できる。同
図において、ホストコンピュータ3000は、ROM3
のプログラム用ROM(3b)あるいは外部メモリ11
に記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形、イ
メージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書
処理を実行するCPU1を備え、システムバス4に接続
される各デバイスをCPU1が総括的に制御する。
【0029】また、このROM3のプログラム用ROM
あるいは外部メモリ11には、CPU1の制御プログラ
ムであるオペレーティングシステムプログラム(以下O
S)等を記憶し、ROM3のフォント用ROMあるいは
外部メモリ11には上記文書処理の際に使用するフォン
トデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMあるい
は外部メモリ11には上記文書処理等を行う際に使用す
る各種データを記憶する。RAM2は、CPU1の主メ
モリ、ワークエリア等として機能する。
【0030】キーボードコントローラ(KBC)5は、
キーボード9や不図示のポインティングデバイスからの
キー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)
6は、CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御
する。7はディスクコントローラ(DKC)で、ブート
プログラム、各種のアプリケーション、フォントデー
タ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ制御コマ
ンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)等を記憶
するハードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)
ディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制
御する。プリンタコントローラ(PRTC)8は、双方
向性インターフェース(インターフェース)21を介し
てプリンタ1500に接続されて、プリンタ1500と
の通信制御処理を実行する。
【0031】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としている。また、CPU1は、C
RT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコ
マンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、
種々のデータ処理を実行する。ユーザは印刷を実行する
際、印刷の設定に関するウインドウを開き、プリンタの
設定や、印刷モードの選択を含むプリンタドライバに対
する印刷処理方法の設定を行える。
【0032】プリンタ1500は、CPU12により制
御される。プリンタCPU12は、ROM13のプログ
ラム用ROMに記憶された制御プログラム等あるいは外
部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づいて
システムバス15に接続される印刷部(プリンタエンジ
ン)17に出力情報としての画像信号を出力する。ま
た、このROM13のプログラムROMには、CPU1
2の制御プログラム等を記憶する。ROM13のフォン
ト用ROMには上記出力情報を生成する際に使用するフ
ォントデータ等が記憶され、ROM13のデータ用RO
Mには、ハードディスク等の外部メモリ14がないプリ
ンタの場合には、ホストコンピュータ上で利用される情
報等が記憶されている。
【0033】CPU12は入力部18を介してホストコ
ンピュータとの通信処理が可能となっており、プリンタ
内の情報等をホストコンピュータ3000に通知でき
る。RAM19は、CPU12の主メモリや、ワークエ
リア等として機能するRAMで、図示しない増設ポート
に接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張
することができるように構成されている。なお、RAM
19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NV
RAM等に用いられる。前述したハードディスク(H
D)、ICカード等の外部メモリ14は、メモリコント
ローラ(MC)20によりアクセスを制御される。外部
メモリ14は、オプションとして接続され、フォントデ
ータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等
を記憶したり、展開した印刷データのスプール用として
使われる。また、18は前述した操作パネルで操作のた
めのスイッチおよびLED表示器等が配されている。
【0034】また、前述した外部メモリ14は1個に限
らず、複数個備えられ、内蔵フォントを加えたオプショ
ンカード、展開した印刷データのスプール用メモリ、言
語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを
格納した外部メモリを複数接続できるように構成されて
いてもよい。更に、図示しないNVRAMを有し、操作
パネル1501からのプリンタモード設定情報を記憶す
るようにしてもよい。
【0035】図2は、プリンタ等の印刷装置が直接接続
されているか、あるいはネットワーク経由で接続されて
いるホストコンピュータにおける典型的な印刷処理の構
成図である。アプリケーション201、グラフィックエ
ンジン202、プリンタドライバ203、およびシステ
ムスプーラ204は、外部メモリ11に保存されたファ
イルとして存在し、実行される場合にOSやそのモジュ
ールを利用するモジュールによってRAM2にロードさ
れ実行されるプログラムモジュールである。
【0036】また、アプリケーション201およびプリ
ンタドライバ203は、外部メモリ11のFDや不図示
のCD−ROM、あるいは不図示のネットワークを経由
して外部ディスク11のHDに追加することが可能とな
っている。外部メモリ11に保存されているアプリケー
ション201はRAM2にロードされて実行されるが、
このアプリケーション201からプリンタ1500に対
して印刷を行う際には、同様にRAM2にロードされ実
行可能となっているグラフィックエンジン202を利用
して出力(描画)を行う。
【0037】グラフィックエンジン202は、印刷装置
ごとに用意されたプリンタドライバ203を同様に外部
メモリ11からRAM2にロードし、アプリケーション
201の出力をプリンタドライバ203に設定する。そ
して、アプリケーション201から受け取るGDI(Gr
aphic Device Interface)関数からDDI(Device Dri
ver Interface)関数に変換して、プリンタドライバ2
03へDDI関数を出力する。プリンタドライバ203
は、グラフィックエンジン202から受け取ったDDI
関数に基づいて、プリンタが認識可能な制御コマンド、
例えばPDL(Page Description Language)に変換す
る。変換されたプリンタ制御コマンドは、OSによって
RAM2にロードされたシステムスプーラ204を経て
インタフェース21経由でプリンタ1500へ印刷デー
タとして出力される仕組みとなっている。
【0038】本実施形態の印刷システムは、図2で示す
プリンタとホストコンピュータからなる印刷システムに
加えて、更に第3図に示すように、アプリケーションか
らの印刷データを、一旦、中間コードデータでスプール
する構成を有する。
【0039】図3は、図2のシステムを拡張したもの
で、グラフィックエンジン202からプリンタドライバ
203へ印刷命令を送る際に、一旦、中間コードからな
るスプールファイル303を生成する構成をとる。図2
のシステムでは、アプリケーション201が印刷処理か
ら開放されるのは、プリンタドライバ203がグラフィ
ックエンジン202からのすべての印刷命令をプリンタ
の制御コマンドへ変換し終った時点である。
【0040】これに対して、図3のシステムでは、アプ
リケーション201が印刷処理から開放されるのは、ス
プーラ302がすべての印刷命令を中間コードデータに
変換し、スプールファイル303に出力した時点であ
る。通常、後者の方が短時間で済む。
【0041】また、図3で示すシステムにおいては、ス
プールファイル303の内容に対して加工することがで
きる。これによりアプリケーションからの印刷データに
対して、拡大縮小や、複数ページを1ページに縮小して
印刷する等、アプリケーションの持たない機能を実現す
る事ができる。これらの目的のために、図2のシステム
に対し、図3のように中間コードデータでスプールする
ようにシステムの拡張がなされてきている。なお、印刷
データの加工を行うためには、通常プリンタドライバ2
03が提供するウインドウから設定を行い、プリンタド
ライバ203がその設定内容をRAM2上あるいは外部
メモリ11上に保管する。
【0042】以下、図3の詳細な構成を説明する。同図
に示す通り、図3のように拡張された処理方式を採用す
る構成では、グラフィックエンジン202からの印刷命
令をディスパッチャ301が受信する。ディスパッチャ
301はグラフィックエンジン202から受信した印刷
命令が、アプリケーション201からグラフィックエン
ジン202へ発行された印刷命令であると判断した場合
には、ディスパッチャ301は外部メモリ11に格納さ
れているスプーラ302をRAM2にロードし、プリン
タドライバ203ではなくスプーラ302へ印刷命令を
送信する。
【0043】スプーラ302は受信した印刷命令を中間
コードに変換してスプールファイル303に出力する。
【0044】また、スプーラ302は、設定されている
印刷命令に関する加工設定に関する情報をプリンタドラ
イバ203から取得してスプールファイル303に保存
する。スプールファイル303には、アプリケーション
201で作成された印刷命令に関する情報と、その印刷
命令を加工するための加工設定の情報とが格納される。
スプールファイル303は外部メモリ11上にファイル
として生成するが、RAM2上に生成されても構わな
い。
【0045】更に、スプーラ302は外部メモリ11に
格納されているスプールファイルマネージャ304をR
AM2にロードし、スプールファイルマネージャ304
に対して、スプールファイル303の生成状況を通知す
る。その後、スプールファイルマネージャ304は、ス
プールファイル303に保存された印刷命令に関する加
工設定の内容に従って印刷を行えるか判断する。
【0046】スプールファイルマネージャ304はグラ
フィックエンジン202を利用して印刷を行えると判断
した際には、外部メモリ11に格納されているデスプー
ラ305をRAM2にロードし、デスプーラ305に対
して、スプールファイル303に記述された中間コード
の印刷処理を行うように指示する。
【0047】デスプーラ305はスプールファイル30
3に含まれる中間コードをスプールファイル303に含
まれる加工設定の内容に従って加工し、もう一度グラフ
ィックエンジン202に出力する。
【0048】ディスパッチャ301はグラフィックエン
ジン202から受け取った印刷命令がデスプーラ305
からグラフィックエンジン202へ発行された印刷命令
の場合には、ディスパッチャ301はスプーラ302で
はなく、プリンタドライバ203に印刷命令を送る。
【0049】プリンタドライバ203はプリンタ制御コ
マンドを生成し、システムスプーラ204経由でプリン
タ1500に出力する。
【0050】<バナー情報による印刷制御>図4、図5
に示すフローチャートによりバナー付印刷情報の制御に
ついて説明する。図4は、クライアントでバナーを作成
する時の制御方法を示したフローチャートであり、図5
は、バナー付き印刷ジョブを受け取ったプリンタが、ど
のようにバナーを制御するかを示したフローチャートで
ある。
【0051】まず、図4のステップS401で、ホスト
コンピュータ上のアプリケーション(図3の201)か
ら印刷実行命令が指示されると、図3のディスパッチャ
301は、グラフィックエンジン202から印刷命令を
受け取り、プリンタドライバ(図3の203)に対する
印刷命令を、一旦、スプーラ302に出力する。
【0052】スプールファイル302は、上述のように
受信した印刷命令を中間コードに変換してスプールファ
イル303に格納する。また、スプーラ302は、この
とき、印刷命令に対する加工設定の情報としてプリンタ
ドライバ203より、バナーの設定に関する情報を取得
して、印刷命令と併せてスプールファイル303に格納
する。
【0053】ステップS402で、スプールファイルマ
ネージャ304はスプールファイル303に格納された
印刷命令を解析し、バナー印刷が設定されている場合に
は(ステップS402−YES)、デスプーラ305に
その旨を出力し、デスプーラ305は、スプールファイ
ルマネージャ304からバナー印刷設定の旨の受信に従
い、バナーの作成を行う(ステップS403)。
【0054】この際に、デスプーラ305はバナー作成
と併せて、スプールファイル303に含まれる中間コー
ドをスプールファイル303に含まれる加工設定の内容
に従って加工する。
【0055】バナーの印刷が設定されていない場合(ス
テップS402−NO)には、バナーの作成は行わず、
スプールファイル303に格納された印刷命令の処理が
実行される。
【0056】デスプーラ305は、ステップS403に
おいてバナーの作成が終わると、この情報をもう一度グ
ラフィックエンジン202に送り、その送られてきたデ
ータに対して、プリンタドライバ203はバナー開始命
令と終了命令を付加して、PDL印刷ジョブとしてプリ
ンタ1500に送出する(ステップS404)。
【0057】図5は、プリンタドライバ203によって
作成されたプリンタ制御コマンドが、システムスプーラ
204を経由してプリンタ1500に送られてきた場合
のプリンタ側の制御方法を説明したフローチャートであ
る。まず、図5のステップS501で、「バナーの開始
命令」がPDL印刷ジョブの先頭にあるか否かの確認が
行われ、PDL印刷ジョブの先頭に、「バナーの開始命
令」がある場合は、処理をステップS502に進め、バ
ナー終了命令がくるまでのデータをバナーとして認識
し、プリンタメモリ上にバナーをビットマップで展開す
る。
【0058】次に、ステップS503で、バナー終了命
令に続くフィニッシング(Finishing)制御コマンドの
確認を行い、引き続き展開をする実際の描画データの制
御を行なう。描画データを特定のトレイに出力する場合
には(ステップS504−YES)、処理をステップS
504に進め、ステップS503でビットマップに展開
したバナーを、描画データが出力されるのと同じトレイ
に出力する。特に特定のトレイに出力する必要がない場
合には(ステップS503−NO)、処理をステップS
505に進め、例えば、プリンタのパネルで設定されて
いるデフォルトのトレイにバナーの出力を行う。
【0059】ここで、「描画データを特定のトレイに出
力しなくてはいけない場合」とは、例えばステイプルに
よるフィニッシングが選択されている場合で、かつプリ
ンタがステイプルを行えないトレイを持っている場合な
どが該当する。
【0060】バナーの出力が終わったら、実際の描画デ
ータをメモリ上に展開して、順次プリンタに出力する
(ステップS506)。
【0061】また、図6は、クライアントで作成される
バナー付きPDL印刷ジョブを、コマンドレベルで説明し
た図である。
【0062】まず、ジョブ開始命令が発行され、次に
「バナー開始命令」と「バナー終了命令」に囲まれたバ
ナーの内容が続く。そして、その後に、フィニッシング
等の設定内容を示すJL Commandが、PJLのコメントとし
て発行される。ここでPJLのコメントを用いてフィニッ
シング等の制御を行っているのは、誤って本ドライバか
ら、本システムをサポートしていない他社のプリンタに
印刷ジョブが送られた場合でも、PJLのコメントとして
追加された独自コマンドなら、誤動作等を起こさないた
めである。
【0063】次に、独自コマンドとして追加したPJLに
ついて説明する。例えば、「ステイプルを左上に打ちた
い」といった内容が設定される場合には、 @PJL COMMENT CANPJL SET BANNER=GENERICON @PJL COMMENT CANPJL SET STAPLE=GENERICON @PJL COMMENT CANPJL SET LOCATION=UPPER_LEFT というPJLが発行される。
【0064】プリンタは、2行目のCANPJL SET STAPLE
のチェックを行い、ここがGENERICONであればステイプ
ルありと判断し、上記で説明したように、必要があれば
バナーの出力されるトレイを変更する。
【0065】本実施形態で説明しているプリンタドライ
バは、バナーと描画データを1つのジョブとしてプリン
タに送っているが、プリンタ内部では、バナーと描画デ
ータは、別ジョブとして処理されている。つまり、印刷
ジョブを受け取ったプリンタは、バナーの終了命令を受
け取った時点でジョブを一度クローズして、エンジンに
対して出力命令を行う。これは、バナーも含めた描画デ
ータを1ジョブと見なすと、例えば描画データに対して
ステイプル命令があった場合に、バナーまで本文と一緒
にステイプルされてしまうためである。つまり、図6で
示すフィニッシング等の設定を示すJL Commandの影響す
る範囲は、バナーを含まない本文だけである。
【0066】図7は、クライアントから送られてくるバ
ナー付きPDL印刷ジョブを、プリンタ1500側のコ
ントローラとエンジンがどのように時系列的に処理する
かを示した図である。上記のように説明したとおり、プ
リンタ1500はバナーと描画データを別々のジョブと
して内部的には処理を行っているが、別ジョブにしたこ
とにより、バナーと描画データに対する加工設定がそれ
ぞれ異なる場合でも、制御が独立に実行することができ
る。但し、この場合、バナーと描画データの間に、第3
者の印刷ジョブが割り込む可能性が出てくる。これを防
ぐために、たとえプリンタ1500が並列処理を行っ
て、第3者のバナーのイメージ展開を、本文の印刷ジョ
ブの展開より早く終わらせても、バナーと対になった本
文の印刷が終わるまでは、第3者のバナー出力を行わな
いように制御される。
【0067】例えば、図7において、ジョブAの展開
で、Aのバナーの展開終了後、Aのプリントジョブの展開
中に、ジョブBのバナーの展開が並列的に処理される場
合があっても、印刷においては、ジョブAの印刷(バナ
ー及びプリントジョブ)の終了後に、ジョブBの印刷が
開始するように制御される。ジョブBのバナー展開終了
からジョブBの印刷開始までは、待機時間が設けられ、
先行するジョブAの処理の終了までジョブBは待機状態と
なる。
【0068】バナーとプリントジョブとは別個のジョブ
として印刷制御されるが、その出力においては、一対と
してその出力が同調された制御が施されることになる。
【0069】図8及び図9は、バナーの内容に関し、印
刷制御の設定画面を示す図である。図8において、「バ
ナーを付ける」(801)が設定されると、本チェック
ボックスの右側にある「Details...」ボタン(802)
が有効となる。このボタン(802)が選択されると、
図9で示すような、バナーの詳細内容に関する設定画面
が表示される。また、本画面から、バナーに記載する内
容の変更も可能である。
【0070】以上の処理により、プリンタドライバが発
行したバナー開始命令と終了命令をプリンタが読み取る
ことによって、バナーの識別が容易に行えるようにな
り、バナーと本文の間に第3者の印刷ジョブが割り込む
といった弊害を防ぎ、バナーと印刷ジョブの出力先(同
じトレイ、若しくは指定した特定のトレイ)を制御する
ことが可能になる。
【0071】<実施形態2>上記の実施形態1では、バ
ナー付きPDL印刷ジョブの作成を、クライアント上の
プリンタドライバで行っていたが、プリンタドライバで
はバナーの作成に必要となる情報だけをコマンドレベル
でプリンタに送って、実際のバナー作成は、プリンタ側
で行うことも可能である。このようにすれば、プリンタ
ドライバで作成する印刷ジョブサイズは小さくなるの
で、一般的にはパフォーマンスの向上を図ることが可能
である。
【0072】以下に、具体的な動作仕様を図3を用いて
説明する。
【0073】まず、ホストコンピュータ3000上のア
プリケーション201から印刷実行命令が指示される
と、ディスパッチャ301はグラフィックエンジン20
2から印刷命令を受け取り、このデータは、スプーラ3
02、スプールファイル303、スプールファイルマネ
ージャ304、デスプーラ305を介して、中間コード
データに対して加工設定が加えられる。
【0074】バナー印刷が設定されている場合には、デ
スプーラ305は、スプールファイルマネージャ304
からバナー印刷設定の旨の受信に従い、プリンタドライ
バで必要な情報(作成者名、作成時間、アプリケーショ
ン名等)をPJLのコメントとして作成する。
【0075】プリンタドライバ203は、このPJLコメ
ントを印刷ジョブの先頭に付けてプリンタ1500に送
る。
【0076】プリンタドライバ203によって作成され
たプリンタ制御コマンドが、システムスプーラ204経
由でプリンタ1500に送られてきた場合、まず、この
ジョブがバナー付きかどうかの確認が行われる。
【0077】バナー付きのプリンタ制御コマンドである
場合には、その後に続くバナー作成の為に必要なPJL コ
メントを基にバナーの作成をプリンタ1500側で行
う。
【0078】次に、フィニッシング制御コマンドの確認
を行い、引き続き送られてくる描画データを特定のトレ
イに出力しなくてはいけない場合には、先程作成したバ
ナーを、描画データが出力されるのと同じトレイに出力
する。
【0079】特定のトレイに出力する必要がない場合に
は、例えば、プリンタのパネルで設定されているデフォ
ルトのトレイにバナーの出力を行う。
【0080】バナーの出力が終わったら、実際の描画デ
ータをメモリ上に展開して、順次プリンタに出力する。
【0081】このように、プリンタ1500側で、バナ
ーの作成を行うと、プリンタドライバが作成する印刷ジ
ョブサイズが小さくなるので、プリンタドライバがバナ
ーを作成する場合と全く同じ出力結果を保ちつつ、かつ
パフォーマンスの向上を図ることが可能である。
【0082】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,
プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、
一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミ
リ装置など)に適用してもよい。
【0083】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0084】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0085】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0086】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0087】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0088】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図4、図5に示す)フ
ローチャートに対応するプログラムコードが格納される
ことになる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる印
刷制御システム、および印刷制御方法によれば、バナー
の識別を行い、バナーとプリントジョブとを別個のジョ
ブとして印刷制御しつつ、その出力に際してはそれぞれ
同調した制御が可能になる。
【0090】バナーとプリントジョブとの間に第3者の
印刷ジョブが割り込むといった弊害を防ぎ、バナーと印
刷ジョブの出力先(同じトレイ、若しくは指定した特定
のトレイ)を制御することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す印刷制御装置の
構成を説明するブロック図である。
【図2】ホストコンピュータにおいて、印刷命令の生成
と処理を説明するブロック図である。
【図3】中間コードを生成して、印刷命令を処理するた
めの構成を説明するブロック図である。
【図4】本実施例における、クライアント側でバナーを
作成する際の印刷制御を説明するフローチャートであ
る。
【図5】本実施例における、バナー付きPDL印刷ジョ
ブを受け取ったプリンタ側での、印刷ジョブの制御を説
明するフローチャートである。
【図6】クライアントで作成されるバナー付きPDL印
刷ジョブを、コマンド単位に説明した図である。
【図7】クライアントから送られてくるバナー付きPD
L印刷ジョブを、プリンタ側のコントローラとエンジン
がどのように時系列的に処理するかを例示した図であ
る。
【図8】印刷制御の設定を行なう画面例を示す図であ
る。
【図9】バナーの詳細設定をする画面例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 12 CPU 13 ROM 19 RAM 3000 ホストコンピュータ 1500 プリンタ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷処理装置で印刷処理すべき印刷ジョ
    ブを生成する情報処理装置であって、 印刷情報の仕切りとなるバナーを印刷処理させるための
    バナー情報を、印刷命令に従い生成するバナー情報生成
    手段と、 前記生成手段により生成されたバナー情報を印刷命令と
    識別するための識別情報を、該バナーに付加する付加手
    段と、 前記印刷命令、バナー及び前記識別情報に基づき、印刷
    ジョブを生成する印刷ジョブ生成手段と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記識別情報は、バナーを識別するため
    のバナー開始命令と該バナー終了命令を有し、 前記印刷ジョブ生成手段は、該命令により特定されるバ
    ナー情報を印刷制御することを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷ジョブは、前記バナー以外の印
    刷命令に対するフィニッシイング制御情報を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 印刷処理装置で印刷処理すべき印刷ジョ
    ブを生成するための情報処理方法であって、 印刷情報の仕切りとなるバナーを印刷処理させるための
    バナー情報を、印刷命令に従い生成するバナー情報生成
    工程と、 前記バナー情報生成工程により生成されたバナー情報を
    印刷命令と識別するための識別情報を、該バナーに付加
    する付加工程と、 前記印刷命令、バナー及び前記識別情報に基づき、印刷
    ジョブを生成する印刷ジョブ生成工程と、 を備えることを特徴とする情報処理方法。
  5. 【請求項5】 前記識別情報は、バナーを識別するため
    のバナー開始命令と該バナー終了命令を有し、 前記印刷ジョブ生成工程は、該命令により特定されるバ
    ナー情報を印刷制御することを特徴とする請求項4に記
    載の情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記印刷ジョブは、前記バナー以外の印
    刷命令に対するフィニッシイング制御情報を含むことを
    特徴とする請求項4に記載の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 印刷処理装置で印刷処理すべき印刷ジョ
    ブを生成するための情報処理方法を実行するためのプロ
    グラムモジュールを格納した記憶媒体であって、該プロ
    グラムモジュールが、 印刷情報の仕切りとなるバナーを印刷処理させるための
    バナー情報を、印刷命令に従い生成するバナー情報生成
    モジュールと、 前記バナー情報生成モジュールにより生成されたバナー
    情報を印刷命令と識別するための識別情報を、該バナー
    に付加する付加モジュールと、 前記印刷命令、バナー及び前記識別情報に基づき、印刷
    ジョブを生成する印刷ジョブ生成モジュールと、 を備えることを特徴とする記憶媒体。
  8. 【請求項8】 前記識別情報は、バナーを識別するため
    のバナー開始命令と該バナー終了命令を有し、 前記印刷ジョブ生成モジュールは、該命令により特定さ
    れるバナー情報を印刷制御することを特徴とする請求項
    7に記載の記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記印刷ジョブは、前記バナー以外の印
    刷命令に対するフィニッシイング制御情報を含むことを
    特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
  10. 【請求項10】 印刷処理装置で印刷処理すべき印刷ジ
    ョブを生成するための印刷制御プログラムであって、該
    プログラムがコンピュータを、 印刷情報の仕切りとなるバナーを印刷処理させるための
    バナー情報を、印刷命令に従い生成するバナー情報生成
    手段と、 前記生成手段により生成されたバナー情報を印刷命令と
    識別するための識別情報を、該バナーに付加する付加手
    段と、 前記印刷命令、バナー及び前記識別情報に基づき、印刷
    ジョブを生成する印刷ジョブ生成手段と、 して機能させることを特徴とする印刷制御プログラム。
  11. 【請求項11】 前記識別情報は、バナーを識別するた
    めのバナー開始命令と該バナー終了命令を有し、 前記印刷ジョブ生成手段は、該命令により特定されるバ
    ナー情報を印刷制御することを特徴とする請求項10に
    記載の印刷制御プログラム。
  12. 【請求項12】 前記印刷ジョブは、前記バナー以外の
    印刷命令に対するフィニッシイング制御情報を含むこと
    を特徴とする請求項10に記載の印刷制御プログラム。
  13. 【請求項13】 情報処理装置及び印刷処理装置を有す
    る印刷制御システムであって、 前記情報処理装置は、 印刷情報の仕切りとなるバナーを、印刷命令に従い生成
    する生成手段と、 前記生成手段により生成されたバナーを識別するための
    識別情報を、該バナーに付加する手段と、 前記印刷命令及びバナー、前記識別情報に基づき、印刷
    情報を生成する第1の印刷制御手段と、を備え、 前記印刷処理装置は、 前記印刷情報を受信して、該印刷情報に前記識別情報が
    付加されているか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段の判断に従い、前記識別情報が付加されて
    いる場合は、前記印刷情報のうち、バナーの印刷制御
    と、該バナー以外の印刷情報を別個の印刷ジョブとして
    印刷制御する第2の印刷制御手段と、 を備えることを特徴とする印刷制御システム。
  14. 【請求項14】 前記生成手段は、バナーを生成するた
    めのコマンド情報を作成し、 前記判断手段は受信した印刷情報より、前記コマンド情
    報の有無を判断し、該判断の結果に基づき、前記受信し
    た印刷情報に対するバナー及びそのバナーを識別するた
    めの識別情報を生成して、前記受信した印刷情報に付加
    する手段を更に備えることを特徴とする請求項13に記
    載の印刷制御システム。
  15. 【請求項15】 前記第2の印刷制御手段は、前記バナ
    ーと、該バナー以外の印刷情報とを、第1及び第2の別個
    の印刷ジョブとして印刷制御する際に、第3の印刷ジョ
    ブの割込みを防止することを特徴とする請求項13に記
    載の印刷制御システム。
  16. 【請求項16】 前記第2の印刷制御手段は、前記第1及
    び第2の印刷ジョブの終了まで、前記第3の印刷ジョブの
    処理を待機させることを特徴とする請求項15に記載の
    印刷制御システム。
  17. 【請求項17】 前記第2の印刷制御手段は、フィニッ
    シイング制御情報に基づき、前記バナーと、該バナー以
    外の印刷情報の描画出力先をそれぞれ制御することを特
    徴とする請求項13に記載の印刷制御システム。
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