JP2007079743A - 情報処理装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 印刷に係る印刷設定操作を効率的にかつ簡便に設定することができる情報処理装置及びその制御方法、プログラムを提供する。
【解決手段】 第1条件とそれに対応する第2条件の少なくとも2種類の条件の組み合わせによる印刷設定情報を設定し、その設定した印刷設定情報を、処理対象の印刷データが満足するか否かを判定する。その判定結果に基づいて、設定した印刷設定情報を処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として確定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、印刷装置に対して出力する印刷データに対する印刷設定を行う情報処理装置及びその制御方法、プログラムに関するものである。
従来より、コンピュータ上で動作するアプリケーションデータの印刷を行う場合、ユーザの好みの印刷結果を得るために、その印刷先となるプリンタのプリンタドライバもしくはアプリケーションから印刷体裁設定を行うことができる。
例えば、N−up印刷(1出力ページ内に複数ページを配置する印刷)、両面印刷、スタンプ/ウォーターマーク(コピー禁止/Draft等の透かし文字を背景に印刷)、ヘッダ/フッタ挿入などである。
また、これとは別に、実際の印刷結果をユーザが事前に確認できるように、(アプリケーションからではなく)プリンタドライバによる印刷結果のプレビュー機能もある。このプレビュー機能は、最終的にプリンタに送信する印刷データとは異なる形式のデータ(いわゆる、中間コード)をスプールして、これを画像イメージとしてプレビューするものである。これにより、例えば、ユーザは、アプリケーションからは3ページに見えるデータも、実際、印刷してみると4ページである等の実際の印刷結果を印刷前に確認することができる。
近年における印刷機能の高機能化に伴い多数種類の印刷設定情報を印刷データに設定することが可能となってきた。しかしながら、多数種類の印刷設定情報を1つ1つ設定可能とすることにより、却って印刷設定操作が煩雑になり、ユーザが所望とする印刷設定を誤って忘れてしまうこともある。
そのため、印刷設定の設定忘れを防止するための技術として特許文献1が提案されている。
特開2001−236194号公報
しかしながら、上記特許文献1では、すかし印刷が選択された場合、機密動作が選択されているか否かを判定し、設定されていなければ機密動作を自動的に設定する技術である。この特許文献1では、すかし印刷が設定された場合に機密動作の設定忘れを防止することは可能となるが、他の印刷設定情報のついては対応することができない。
また、印刷設定情報には「両面印刷」や「Nin1(Nページ分の印刷データを1枚の記録媒体上にレイアウトする機能)」などがあり、用紙枚数を節約することができる。例えば、処理対象の印刷データを構成するページ数が膨大な量である場合、「両面印刷」や「Nin1印刷」を行なうことにより用紙枚数を節約することが可能である。しかしながら、この設定を忘れることにより膨大な量の用紙が排出されてしまう恐れがある。上記特許文献1では、このような課題を解決することはできない。
よって、本願発明によれば、処理対象の印刷データが所定の条件を満たすことに伴い、連動して所望とする印刷設定情報を印刷データに適用することで、ユーザの負担を減らすことも可能である。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、印刷に係る印刷設定操作を効率的にかつ簡便に設定すると共に、ユーザの意図を反映した印刷設定を可能とすることを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、
印刷装置に対して出力する印刷データに対する印刷設定を行う情報処理装置であって、
第1条件と第2条件の組み合わせによる組み合わせ情報を設定する設定手段と、
処理対象の印刷データが、前記設定手段で設定した組み合わせ情報のうち少なくとも前記第1条件を、満足するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、処理対象の印刷データが少なくとも前記第1条件を満足すると判定した場合、前記第1条件および前記第2条件を前記処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として確定する確定手段と
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、印刷に係る印刷設定操作を効率的にかつ簡便に設定すると共に、ユーザの意図を反映した印刷設定を可能とすることできる。
本発明には、以下のような特徴がある。
第一に、複数条件からなる組み合わせ情報を印刷設定情報として適用することが可能であることを特徴とする。
例えば、「「Confidential」のスタンプ/ウォータマークを入れた時は地紋印刷」、「印刷部数20部以上の時は両面印刷」、「印刷部数3部以上の時はステイプル」等である。
第二に、スプールした印刷中間データに基づく情報を、組み合わせ情報を用いる設定条件の1つとして使用することができることを特徴とする。
例えば、「3ページ以上の場合はページ番号を印刷」、「5ページ以上の場合はステイプル」、「20ページ以上の場合は両面印刷」、「カラー印刷の場合、印刷品質「写真画像」」等である。
第三に、組み合わせ推奨モード選択時と強制モード選択時の処理の流れである。組み合わせ推奨モード選択時は、詳細な印刷設定情報を選択するためのプロパティ1102が選択されたか否かを判定して、組み合わせ情報を用いた印刷設定処理を行うかを決定する。 以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
<実施形態1>
図1は本発明の実施形態1のプリンタ制御システムの構成を示すブロック図である。
尚、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN、WAN等のネットワークを介して接続されたシステム上であっても本発明を適用できることは言うまでもない。
図1において、3000はホストコンピュータであり、CPU1を備える。CPU1は、ROM3のプログラム用ROM3bあるいは外部メモリ11に記憶された文書処理プログラム(アプリケーションプログラム)等のプログラムに基づいて、図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等の構成要素が混在した文書処理を実行する。更に、CPU1は、ホストコンピュータ本体2000内のシステムバス4に接続される各デバイスを総括的に制御する。
また、このROM3のプログラム用ROM3bあるいは外部メモリ11には、CPU1の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)等のプログラムも記憶している。また、ROM3のフォント用ROM3aあるいは外部メモリ11には、上記文書処理の際に使用するフォントデータ等のデータを記憶している。また、ROM3のデータ用ROM3cあるいは外部メモリ11には、上記文書処理等の各種処理を行う際に使用する各種データを記憶する。
2はRAMであり、CPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。5はキーボードコントローラ(KBC)であり、キーボード(KB)9やポインティングデバイス(不図示)からのキー入力を制御する。6はCRTコントローラ(CRTC)であり、CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。尚、CRTコントローラ6及びCRTディスプレイ10の代りに、LCDコントローラ及びLCDを用いても良い。
7はディスクコントローラ(DKC)であり、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。さらに、DKC7は、印刷制御コマンド生成プログラム(以下、プリンタドライバ)等の各種データを記憶する、ハードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスも制御する。
8はプリンタコントローラ(PRTC)であり、所定の双方向性インターフェース(インターフェース)21を介してプリンタ1500に接続されて、プリンタ1500との通信制御処理を実行する。双方向性インターフェースの例には、USBインターフェース、IEEE1394インターフェース、無線LANインターフェース等がある。
尚、CPU1は、例えば、RAM2上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行してGUIを提供することで、CRT10上でのWYSIWYGを可能としている。また、CPU1は、CRT10上のマウスカーソル(不図示)等で指示されたコマンドに基づいて、登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。ユーザは、印刷を実行する際、印刷の設定に関するウインドウを開き、プリンタの設定や、印刷モードの選択を含むプリンタドライバに対する印刷方法の設定を行える。
プリンタ1500において、12はプリンタCPUであり、プリンタCPU12は、プリンタ制御部1000内のシステムバス15に接続される各デバイスを総括的に制御する。また、プリンタCPU12は、ROM13のプログラム用ROM13bあるいは外部メモリ14に記憶された制御プログラム等のプログラムに基づいて、システムバス15に接続される印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。
また、このROM13のプログラム用ROM13bには、プリンタCPU12の制御プログラム等のプログラムを記憶している。また、ROM13のフォント用ROM13aには、上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等のデータを記憶している。また、ハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ14がないプリンタの場合には、ROM13のデータ用ROM13cには、ホストコンピュータ3000上で利用される情報等を記憶している。
プリンタCPU12は、入力部18を介してホストコンピュータ3000との通信処理が可能となっており、プリンタ1500内のステータス情報等の各種情報をホストコンピュータ3000に通知可能に構成されている。19はCPU12の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMである。このRAM19は、増設ポート(不図示)に接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
尚、RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。外部メモリ14は、メモリコントローラ(MC)20によりアクセスが制御される。外部メモリ14は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等のデータを記憶する。また、1501は操作部であり、プリンタ1500に対する各種操作を実現するための操作パネルやスイッチ、LED表示器等が構成されている。
また、外部メモリ14は1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていても良い。さらに、NVRAM(不図示)を有し、操作部1501からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
次に、ホストコンピュータ3000の主要機能構成について、図2を用いて説明する。
図2は本発明の実施形態1のホストコンピュータの主要機能構成を示す図である。
尚、図2では、プリンタ1500が直接、あるいはネットワーク経由で接続されている、ホストコンピュータ3000における印刷処理を実現するための典型的な構成を示している。
アプリケーション201、グラフィックエンジン202、プリンタドライバ203及びシステムスプーラ204は、外部メモリ11に保存されたファイルとして存在する。これらのファイルは、OSやそのモジュールを利用するモジュールによってRAM2にロードされて実行されるプログラムモジュールである。また、アプリケーション201及びプリンタドライバ203は、外部メモリ11に、あるいはネットワーク(不図示)を経由して外部メモリ11に追加することが可能となっている。
外部メモリ11に保存されているアプリケーション201は、RAM2にロードされて実行される。しかし、このアプリケーション201からプリンタ1500に対して印刷を行う際には、同様に、RAM2にロードされ実行可能となっているグラフィックエンジン202を利用して出力(描画)を行う。
グラフィックエンジン202は、接続するプリンタの種類毎に用意されたプリンタドライバ203を同様に外部メモリ11からRAM2にロードする。そして、アプリケーション201からの出力(印刷データ)をプリンタドライバ203を用いて、印刷制御コマンドに変換する。変換された印刷制御コマンドは、OSによってRAM2にロードされたシステムスプーラ204を経てインターフェース21経由で、プリンタ1500へ出力される。
尚、本発明は、図2に示すような、プリンタ3000とホストコンピュータ1500からなる印刷システムを前提としている。しかし、更に、図3に示すように、アプリケーション201からの印刷データを一旦中間コードデータ(中間コード形式の印刷データ)でスプールするシステムに拡張することもできる。
図3は、図2の主要機能構成を拡張したものであり、グラフィックエンジン202からプリンタドライバ203へ印刷命令を送信する際に、一旦中間コードデータからなるスプールファイル303を生成する構成をとる。
図2では、アプリケーション201が、印刷処理から解放されるのは、プリンタドライバ203がグラフィックエンジン202からのすべての印刷命令を印刷制御コマンドへ変換し終った時点である。これに対し、図3では、スプーラ302がすべての印刷命令を中間コードデータに変換し、スプールファイル303に出力した時点であり、通常、後者の方が短時間で済む。
また、図3では、スプールファイル303の内容に対して加工することが可能である。これにより、アプリケーション201からの印刷データに対して、ページの印刷順の変更、拡大縮小、回転、複数ページを1ページに縮小して印刷する等の印刷データの加工処理を行える。また、アプリケーション201が有する機能以外の機能(加工処理)を実現することもできる。このような加工処理を実現するために、図2の構成に対し、図3のような、印刷データを一旦中間コードデータでスプールする構成を採用する。
尚、印刷データの加工処理を行うためには、通常、プリンタドライバ203が提供するウインドウ(プリンタドライバダイアログ)から設定を行い、プリンタドライバ203がその設定内容をRAM2上あるいは外部メモリ11上に保管する。
この図3の構成では、グラフィックエンジン202からの印刷命令をディスパッチャ301が受け取る。ディスパッチャ301がグラフィックエンジン202から受け取った印刷命令が、アプリケーション201からグラフィックエンジン202へ発行された印刷命令であるかを判定する。この印刷命令がアプリケーション201からグラフィックエンジン202へ発行された場合には、ディスパッチャ301は、外部メモリ11に格納されているスプーラ302をRAM2にロードする。そして、プリンタドライバ203ではなくスプーラ302へ印刷命令を送信する。
スプーラ302は、受信した印刷命令を解析し、例えば、ページ単位に中間コードデータに変換してスプールファイル303に出力する。また、スプーラ302は、プリンタドライバ203に対して設定されている印刷データに対する印刷設定情報(Nup、両面、ステイプル、カラー/モノクロ指定等)をプリンタドライバ203から取得する。そして、スプーラ302は、取得した印刷設定情報をジョブ単位の設定ファイルとしてスプールファイル303に保存する。
尚、スプールファイル303は、外部メモリ11上にファイルとして生成するが、RAM2上に生成されても構わない。更に、スプーラ302は、外部メモリ11に格納されているスプールファイルマネージャー304をRAM2にロードし、スプールファイルマネージャー304に対してスプールファイル303の生成状況を通知する。その後、スプールファイルマネージャー304は、スプールファイル303に保存された中間コード形式の印刷データに関する印刷設定情報の内容に従って印刷を行えるか否かを判断する。
スプールファイルマネージャー304がグラフィックエンジン202を利用して印刷を行えると判断した際には、外部メモリ11に格納されているデスプーラ305をRAM2にロードする。そして、304は、デスプーラ305に対して、スプールファイル303に記述された中間コードデータのページ描画ファイルの印刷処理を行うように指示する。
デスプーラ305は、スプールファイル303に含まれる中間コードデータのページ描画ファイルを、スプールファイル303に含まれる印刷設定情報に従って加工し、印刷命令を再生成して、もう一度グラフィックエンジン202経由で印刷命令を出力する。
ディスパッチャ301がグラフィックエンジン202から受信した印刷命令がデスプーラ305からグラフィックエンジン202へ発行された印刷命令であるかを判定する。この印刷命令が、デスプーラ305からグラフィックエンジン202へ発行された場合には、ディスパッチャ301はスプーラ302ではなく、プリンタドライバ203に印刷命令を送信する。
プリンタドライバ203は、グラフィックエンジン202から印刷制御コマンドを生成し、システムスプーラ204経由でプリンタ1500に出力する。
次に、実施形態1の印刷設定を行う印刷設定画面のいくつかの例について、説明する。
図4は本発明の実施形態1の印刷設定画面の一例を示す図である。
尚、図4の印刷設定画面は、スプール印刷データ情報(中間コード形式の印刷データ)を設定項目の指定条件としては使用しない例を示している。
また、印刷体定画面は、例えば、ホストコンピュータ3000内のプリンタドライバ203(あるいはアプリケーション201)によって生成される。また、この印刷設定画面は専用画面として生成されても良いし、後述する図5の印刷設定画面を構成するタブ設定画面群の1つを構成するタブ設定画面として生成されても良い。
図4において、401aと401bの組〜405aと405bの組は、印刷設定に係る各種設定項目のプルダウンメニューである。
プルダウンメニュー401aと401bの組は、プルダウンメニュー401aで指定可能な条件(十分条件)と、対応するプルダウンメニュー401bで指定可能な条件(必要条件)の組み合わせである。また、プルダウンメニュー402aとプルダウンメニュー402bの組は、プルダウンメニュー402aで指定可能な条件(十分条件)と、対応するプルダウンメニュー402bで指定可能な条件の組み合わせである。
つまり、図4の設定画面は、印刷データまたは印刷データに設定されている印刷設定情報が十分条件に一致するならば必要条件を設定するという条件設定を可能にするものである。本願では組み合わせ情報を用いるきっかけとなる条件を十分条件とする。そして、十分条件と組み合わせて設定されている条件を必要条件とする。そして、十分条件と必要条件からなる印刷設定情報を組み合わせ情報とする。
尚、実施形態1では、印刷データに適用すべき印刷設定情報または印刷データが、十分条件を満たしているか否かが第1に判定される。そのため、本願では、十分条件を第1条件と定義し、十分条件と組み合わせて設定された必要条件を第2条件と定義する。
プルダウンメニュー401a〜402b、及び403b〜405bで指定可能な各選択肢としては、例えば、以下のように表示され、その中からユーザが所望のものを選択可能である。
両面印刷
N−up印刷 ─── 2−up
├─ 4−up
└─ 6−up
地紋印刷 ─── コピー禁止
└─ 無効
ページ番号 ─── ページ下・中央
├─ ページ下・右端
│ ・・・
尚、図4におけるプルダウンメニュー402aと402bの組は、ユーザによる設定がなされていない状態あるいは設定なしの状態を示す文字列として「指定なし」が表示されている例を示している。
プルダウンメニュー403aと403bの組〜プルダウンメニュー405aと405bの組は、印刷部数に応じた設定項目である。ここで、プルダウンメニュー403a(/404a/405a)で指定可能な条件(十分条件A)として印刷部数を指定する。そして、対応するプルダウンメニュー403b(/404b/405b)で指定可能な条件(必要条件B)と組み合わせて「AならばB」という条件設定を可能にするものである。
尚、図4におけるプルダウンメニュー405aと405bの組は、ユーザによる設定がなされていない状態あるいは設定なしの状態を示す文字列として「 」(ブランク)及び「指定なし」が表示されている例を示している。
また、図4では、複数条件の組み合わせを2つに限って例示しているが、もちろん3つ以上であってもよい(例えば、A及びBならばC)。
また、図4の印刷設定画面で設定された各種設定は、例えば、OKボタン406の操作によって、組み合わせ情報の印刷設定情報として、例えば、ホストコンピュータ3000の外部メモリ11に記憶される。プリンタドライバ203は、この印刷設定画面で規定された印刷設定情報を処理対象の印刷データに適用して印刷を実行する。一方、キャンセルボタン407を操作した場合は、印刷設定画面で設定される各設定内容がキャンセルされる。
次に、別の印刷設定画面の例について説明する。
図5は本発明の実施形態1の印刷体設定画面の一例を示す図である。
尚、図5の印刷設定画面は、複数のタブ設定画面(ページ設定、仕上げ、給紙、印刷品質)から構成される印刷設定画面の例を示している。
図5に示すページ設定タブ画面では、通常の印刷に係る設定項目(基本設定項目)群に加えて、ラジオボタン501が構成されている。このラジオボタン501は、図4における複数条件の組み合わせによる設定の有無を行うためのコントロールである。
特に、ラジオボタン501(複数条件組み合わせ設定)を「ON」にすると、複数条件の組み合わせの設定を完了するまでの間、カーソル503が表示される。
尚、このカーソル503の表示形態は、ラジオボタン501が「ON」の状態の時(複数条件組み合わせ設定モード)と、「OFF」の状態の時(基本設定モード)とで異ならせて表示される。例えば、ラジオボタン501が「ON」の時は、「OFF」の時と比べて太矢印形状で色付き(例えば、緑)のカーソル503を表示し、「OFF」の時は「ON」の時と比べて細い矢印形状で黒色(あるいは、白抜き)のカーソルを表示する。
このように、ラジオボタン501に対する選択状態に応じて、設定項目を指定するためのカーソルの表示形態を制御することで、ユーザは、印刷設定画面における設定モード(この場合、複数条件組み合わせ設定モードと、それ以外の基本設定モード)を容易に識別することが可能となる。
図5(a)のチェックボックス502において、十分条件(「AならばB」の「A」に対応、この場合は、「Confidentialのスタンプ」)を指定する。すると、他のチェックマーク(通常は、「レ」)とは異なるチェックマーク(この場合は、一例として「★」)が表示される。これは、複数条件の組み合わせによる印刷設定を、他の印刷設定と区別するためである。
ここで、十分条件に対応する必要条件を設定するまでは、カーソル503の表示形態は維持される(つまり、通常状態とは異なる表示形態に維持される)ので、ユーザは、現在の設定モード(設定状態及び設定操作)の識別を容易に認識することができる。
図5(b)のチェックボックス503において、必要条件(「AならばB」の「B」に対応、この場合は「コピー禁止の地紋」)にチェックマーク(この場合は、一例として「★」)を指定することで、複数条件組み合わせ設定を完了することができる。このように、実施形態1では、表示される設定画面において、設定項目に係る設定モードと、基本設定項目に係る基本設定モード間での設定状態を識別可能な表示形態で表示制御することができる。
そして、図5の印刷設定画面で設定された各種設定は、OKボタン505の操作によって、組み合わせ情報の印刷設定情報として、例えば、ホストコンピュータ3000の外部メモリ11に記憶され、プリンタドライバ203は、この印刷設定情報で規定される印刷設定を処理対象の印刷データに適用して印刷を実行する。一方、キャンセルボタン506を操作した場合は、印刷設定画面で設定される各設定内容がキャンセルされる。
尚、図5では、チェックボックス502(十分条件)及び503(必要条件)におけるチェックマークは同一のものとしている。しかし、両条件でのチェックマークを異なるもの(例えば、前者と後者で色を異ならせる)にして、両条件を識別可能に表示するようにしても良い。
また、図5では、複数条件の組み合わせを2つに限って例示しているが、もちろん3つ以上であってもよい(例えば、A及びBならばC)。
更に、図5では、ページ設定タブ画面内で、複数条件の組み合わせによる設定を行う構成としているが、例えば、図5に示すチェックボックス501を選択することに応じて図4に示す印刷設定画面を表示するようにしても構わない。このように、実施形態1では、設定すべき少なくとも2種類の条件の組み合わせによる組み合わせ情報を設定するための設定項目と、それ以外の基本印刷設定情報を設定するための基本設定項目を有する設定画面を表示する。尚、設定された組み合わせ情報は、例えば、外部メモリ11に記憶される。
上述の図4及び図5では、スプール印刷データ情報を指定条件として使用しない場合の印刷設定画面の例を示しているが、スプール印刷データ情報を指定条件として使用する場合の印刷設定画面を構成することも可能である。この例について、図6を用いて説明する。
図6は本発明の実施形態1の印刷設定画面の一例を示す図である。
図6の印刷設定画面では、スプール印刷データ情報も、指定条件として使用している例を示している。
図6において、601aと601bの組〜607aと607bの組は、印刷設定に係る各種設定項目のプルダウンメニューである。
プルダウンメニュー601aと601bの組、プルダウンメニュー602aと602bの組は、図4のプルダウンメニュー401aと401bの組、プルダウンメニュー402aと402bの組にそれぞれ対応するものである。
プルダウンメニュー603aと603bの組〜プルダウンメニュー607aと607bの組は、1部あたりの総出力枚数(総ページ数)に応じた設定項目である。ここで、このスプール印刷データ情報は、ページ単位で生成されるので、設定項目として1部あたりの総出力枚数(総ページ数)に応じた設定項目を生成することが可能である。
尚、図6では、複数条件の組み合わせを2つに限って例示しているが、もちろん3つ以上であってもよい(例えば、A及びBならばC)。
また、図6の印刷設定画面で設定された各種設定は、例えば、OKボタン608の操作によって、組み合わせ情報の印刷設定情報として、例えば、ホストコンピュータ3000の外部メモリ11に記憶され、プリンタドライバ203は、この印刷設定情報で規定される印刷設定を処理対象の印刷データに適用して印刷を実行する。一方、キャンセルボタン609を操作した場合は、印刷設定画面で設定される各設定内容がキャンセルされる。このように、図4〜図6等の印刷設定画面を用いて、十分条件(第1条件に該当)と必要条件(第2条件に該当)の組み合わせによる組み合わせ情報を設定することができる。
上述の図4〜図6の印刷設定画面は、その設定を繰り返し利用したい場合には、それを固定的に設定する、つまり、デフォルト設定とする用途も考えられる。そこで、実施形態1では、例えば、図6の印刷設定画面に対し、各設定項目での設定内容をデフォルト設定にする「お気に入り登録」機能を実現する。
そこで、この「お気に入り登録」機能を有する印刷設定画面について、図7を用いて説明する。
図7は本発明の実施形態1の印刷設定画面の一例を示す図である。
図7の印刷設定画面では、図6の印刷設定画面に対し、各設定項目の設定内容を「お気に入り」として登録することができる構成を示している。具体的には、図7では、図6のプルダウンメニュー601aと601bの組〜607aと607bの組の各組に対し、「お気に入り」登録用のチェックボックス群701を構成している。
ユーザは、プルダウンメニュー601aと601bの組〜607aと607bの組の各組で設定されている設定内容の内、「お気に入り」として登録したい組に対応するチェックボックスにチェックマーク「v」を付加する。これにより、その組での設定内容を「お気に入り」登録対象とすることができる。逆に、チェックマーク「v」を付加していない組の設定内容は無効にされる。
最終的な確定は、OKボタン703を操作することで、チェックマーク「v」が付加されている設定内容の組が、デフォルト印刷設定情報として、例えば、ホストコンピュータ3000の外部メモリ11に記憶される。これにより、次回以降の印刷において、印刷設定を実行しなくても、外部メモリ11上に記憶されているデフォルト印刷設定情報については、その設定内容が処理対象の印刷データに適用することが可能となる。
尚、デフォルト印刷設定情報は、ファイルとして別途外部メモリ11に記憶するようにしても良い。この場合、ファイル保存用のダイアログを提示して、ユーザに所望のファイル名を指定させることで実現する。
一方、一旦した設定内容をキャンセルしたい場合には、キャンセルボタン704を操作することで、印刷設定画面で設定される各設定内容がキャンセルされる。
このように、ユーザは、チェックボックス群701を利用することで、所望の印刷設定の組をデフォルト設定(お気に入り)として登録することができる。また、このチェックボックス群701を構成しないで、OKボタン703の操作によって各設定項目の設定内容をデフォルト設定として登録するようにしても良い。
このようにお気に入り設定を可能にすることにより、例えば、複数条件の組み合わせを設定して、各印刷設定の組み合わせは設定の度に保存される。そのため、外部メモリ11に記憶される印刷設定の組み合わせ情報が増加し、ユーザが以前に記憶しておいた印刷設定の組み合わせ情報を把握することが困難となり、意図しない印刷結果となる可能性がある。
そこで、このお気に入り設定を用いることにより、多数の印刷設定の組み合わせ情報が保存されても、実際に適用すべき印刷設定の組み合わせを特定することが可能となる。図7の例でいえば、7つの印刷設定の組み合わせ情報が記憶されているが、チェックされている3つの項目のみが適用される。
また、図7では、プルダウンメニュー601aと601bの組〜607aと607bの組の各組で規定される各設定項目の組の配置順を、内部的な優先度として管理するようにしても良い。その場合、その優先度を可変にするために、組単位でその配置を変更するための変更ボタン702a(上矢印キー(↑))及び702b(下矢印キー(↓))が構成される。
優先度を必要とする例としては、例えば、「出力枚数/部 5枚以上の時はページ番号・ページ下・中央」という設定情報1と「出力枚数/部 8枚以上の時はページ番号・ページ下・右」という設定情報2が記憶されているとする。そして、処理対象の印刷データの中間データから解析をした結果、1部当たりのページ数が10ページである場合、上述した設定情報1および設定情報2に該当する。
この場合に、どちらを採用すべきかを優先度を設定しておくことにより決定することができる。例えば、設定情報1が設定情報2よりも優先度が高ければ、設定情報1を処理対象の印刷データに適用することが可能となる。
また、コンフリクトを適用すべきか否かを設定することもできる。条件組み合わせ設定を行う際に、コンフリクトを適用しないことが設定されていた場合、十分条件に設定された内容に限定されることなく、必要条件として全ての印刷設定を選択することができる。
これに対し、コンフリクトを適用することが設定されていた場合、十分条件に設定された内容に基づいて、必要条件はコンフリクトを適用した限定された印刷設定に限られる。例えば、図13では、コンフリクトを適用しないことが設定されているため、十分条件として製本印刷を設定しても、必要条件には長辺とじや短辺とじなど通常であれば設定することのできない設定内容が設定可能である。これに対し、図14では、コンフリクトを適用することが設定されているため、十分条件として製本印刷が設定された場合、必要条件には長辺とじや短辺とじなどが設定できないよう限定された表示となっている。
上記の処理を図15のフローチャートを用いて説明する。
プリンタドライバは、十分条件として設定された内容が、コンフリクトを適用すべき設定内容であるか否かを判定する(ステップS1501)。尚、コンフリクトを適用すべき印刷設定情報は、図16のように、RAM2に保持されているため、プリンタドライバがRAM2を参照することにより判定可能である。
ステップS1501により十分条件に設定された内容が、コンフリクトを適用すべき内容であった場合、プリンタドライバは、コンフリクト適用設定がされているか否かを判定する(ステップS1502)。
ステップS1502により、コンフリクトを適用することが設定されていた場合、プリンタドライバは十分条件に設定されている内容に基づいて、必要条件として設定できる内容を限定して表示する(ステップS1503)。詳細には、コンフリクト情報が図16のような形式で保存されているため、プリンタドライバは、十分条件として設定されている内容から、表示すべき設定内容を限定することが可能となる。また、コンフリクトを適用することが設定されていない場合、プリンタドライバは十分条件に設定されている内容に関わらず、必要条件として全ての印刷設定を選択できるように表示する(ステップS1504)。
プリンタドライバは、ステップS1503及びステップS1504にて設定された内容をRAM2に保存する。
このようにコンフリクト適用するか否かをユーザに設定させることにより、コンフリクト適用が設定された場合、十分条件の設定内容に基づいて、設定可能な必要条件を限定して表示することが可能となる。これにより、矛盾のある印刷設定を予め防止することが可能となる。
尚、図4〜図7に示す印刷設定画面によって、外部メモリ11に記憶された組み合わせ情報は、実際には、複数条件の組み合わせによる印刷設定に加えて、通常の印刷設定(例えば、図5の印刷設定画面で設定される基本印刷設定)の情報も含まれている。プリンタドライバ203は、この組み合わせ情報に基づいて、処理対象の印刷データの印刷を設定する。
また、図4〜図7に示す印刷設定画面では、主に、各種操作を実現するためのコントロールとして、プルダウンメニューコントロール、ラジオボタンコントロールを例に挙げているが、これに限定されるものではない。基本的には、図4〜図7の各図で説明した設定操作を実現可能なコントロールであれば、どのようなものでも良い。例えば、プルダウンメニューの代りに、リストボックスコントロール、チェックボックスコントロール等の他のコントロールを使用することも可能である。
次に、複数条件の組み合わせによる印刷設定を用いる印刷処理について、図8を用いて説明する。
図8は本発明の実施形態1の印刷処理を示すフローチャートである。
尚、図8では、図4〜図7のいずれかの印刷設定画面を介して、複数条件の組み合わせによる印刷設定登録を事前に行った後は、十分条件のみに該当すれば、自動的に必要条件を満足する印刷出力を行う処理例を示している。
これにより、「ユーザが印刷前に十分条件のみ設定して必要条件を設定し忘れている」場合、自動的に必要条件を満足する印刷体裁にして印刷出力することが可能となる。あるいは、「スプール印刷データに基づき印刷データが十分条件を満足することが自動判別される」場合には、自動的に必要条件を満足する印刷体裁にして印刷出力することが可能となる。
以下、具体的に説明する。
アプリケーション201により印刷実行が指示されると、プリンタドライバ203は、ステップS802で、RAMなどに保持されている印刷設定情報の内容をチェックして、複数条件の組み合わせによる印刷設定の有無を判定する。複数条件の組み合わせによる印刷設定がない場合(ステップS802でNO)、ステップS806に進み、印刷設定情報中の通常の印刷設定に基づいて、印刷データを印刷出力する。
一方、複数条件の組み合わせによる印刷設定がある場合(ステップS802でYES)、ステップS803に進む。プリンタドライバ203は、処理対象の印刷データに適用すべき印刷設定が、外部メモリ11に記憶されている「複数条件組み合わせ設定」の「十分条件」を満足しているか否かを判定する。つまり、ステップS803の処理は、処理対象の印刷データに対して設定されている印刷設定情報が十分条件(第1条件に該当)を満足しているか否かを判定する処理に該当する。
一方、「十分条件」を満足していない場合(ステップS803でNO)、ステップS806に進み、プリンタドライバ203は、印刷設定情報中の通常の印刷設定情報に基づいて、印刷データを印刷出力する。
尚、ステップS803の判定において、プリンタドライバ203は、外部メモリ11の印刷設定情報を参照する。そして、プリンタドライバ203は、処理対象の印刷データに適用すべき印刷設定が、「十分条件」を満足していると判定した場合(ステップS803でYES)、ステップS804に進み、外部メモリ11を参照する。
そして、ステップS803における「十分条件」と対(つい)となる「必要条件」の有無を判定する(ステップS804)。「必要条件」がない場合(ステップS804でNO)、ステップS806に進み、プリンタドライバ203は、印刷設定情報中の通常の印刷設定に基づいて、印刷データを印刷出力する。
尚、ステップS804の判定によりプリンタドライバ203が、外部メモリ11の印刷設定情報を参照して、「十分条件」と対となる「必要条件」の有無を判定し対となる「必要条件」がある場合には、これを採用する。つまり、印刷データに対して設定されている印刷設定情報が十分条件(第1条件)を満足していると判定された場合、少なくとも十分条件(第1条件)と必要条件(第2条件)からなる組み合わせ情報を印刷データに対する印刷設定情報として確定する。
尚、印刷データに設定されている印刷設定情報を用いて判定する場合、十分条件(第1条件)および必要条件(第2条件)は、印刷データに対して個別に設定することが可能な印刷設定情報である。また、印刷データに対して確定された印刷設定情報は、印刷データに適用されて印刷処理が実行される。
これにより、ユーザが印刷前に十分条件のみチェックして必要条件をチェックし忘れている場合でも、その「十分条件」と対となる「必要条件」を満足する印刷設定を、処理対象の印刷データに適用することができる。
ステップ804において、「必要条件」がある場合(ステップS804でYES)、ステップS805に進む。プリンタドライバ203は、対となる「必要条件」に当たる印刷設定情報を、処理対象の印刷データに適用する。そして、ステップS806で、その印刷データを出力装置に出力する。
続いて、図17を用いて、アプリケーションにて生成された印刷データを中間データに変換して、中間データを解析することによって組み合わせ情報を用いた印刷設定を行う処理について説明する。つまり、変換された中間コード形式の印刷データを用いて、処理対象の印刷データが、十分条件(第1条件)を満足するか否かを判定するに該当する。上述したようにアプリケーションから出力された印刷データ(描画データ)は、スプーラ302によってページ単位の中間コード形式の印刷データに変換される。
まず、スプーラ302は、プリンタドライバに対して組み合わせ情報が保存されているか否かを問い合わせ、判定する(ステップS1701)。上述した通り、スプーラはプリンタドライバに対して設定されている印刷設定情報を取得することが可能であるため、ステップS1702の処理が可能となる。また、組み合わせ情報が保存されていた場合、スプーラ302は組み合わせ情報(十分条件および必要条件)をスプールファイルマネージャー304に伝える。
続いて、スプールファイルマネージャー304は、スプーラ302に1部当たりの出力ページ数を問い合わせる(ステップS1702)。アプリケーションから発行された印刷データは、スプーラ302によって1部を構成する全ページの中間データに変換される。スプーラ302は、中間データに変換した処理ページ数を記憶しているので、1部当たりの出力ページ数を把握することが可能となる。
スプールファイルマネージャー304は、スプーラ302から組み合わせ情報を得ている。そこで、ステップS1702にて把握した1部あたりの出力ページ数と一致する十分条件が組み合わせ情報の十分条件として保存されているか否かを判定する(ステップS1703)。つまり、ステップS1703の処理は、処理対象の印刷データが、図4〜図6等の設定画面にて設定した組み合わせ情報のうち少なくとも十分条件(第1条件)を、満足するか否かを判定する処理になる。
ステップS1703にて一致する十分条件があると判定された場合(ステップS170でYES)、スプールファイルマネージャー304は、一致した十分条件と対応する必要条件を処理対象である印刷データに適用する(ステップS1704)。つまり、ステップS1704の処理は、ステップS1703の処理により、処理対象の印刷データが十分条件(第1条件)を満足すると判定した場合、少なくとも必要条件(第2条件)を処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として確定する。
上記では説明のために1部あたりの出力ページ数が十分条件と一致するか否かを判定すると記載した。しかしながら、これに限ることはなくスプーラ302はアプリケーションから発行される印刷すべきデータを解析して中間データを生成しているため、データの内容を把握することができる。よって、例えば印刷すべきデータがカラーの場合、連動して必要条件を設定できるようにしても構わない。
以上の処理を用いることによって、アプリケーションによって生成された印刷すべきデータの解析結果が、十分条件に一致する場合、該十分条件に対応する必要条件が適用される。よって、例えばユーザが指定したページ数以上の印刷を行う場合、ページ数を節約するための「両面印刷」や「Nin1印刷」の設定を忘れても、予め組み合わせ情報を設定しておくことで、ユーザの意図を反映した印刷処理を実行できる。
以上説明したように、実施形態1によれば、複数条件を組み合わせた組み合わせ情報を設定可能であり、これに基づく印刷出力を実行することができる。上記構成により、ユーザが逐一印刷前に全ての印刷設定を実行しなくても、自動的に該当する印刷設定条件を満足する印刷処理を実行することができる。
ユーザの好みの印刷設定パターンを複数条件の組み合わせによって設定・保存できるので、逐次印刷設定(ページ番号設定、両面指定など)しなくてもよく、ユーザの操作効率を上げることができる。
また、「Confidential」のスタンプ/ウォータマーク指定だけをして、地紋印刷をし忘れたり、特定枚数以上の出力なのに両面指定やN−up印刷指定をし忘れても、ユーザの意図した出力に仕上がる。そのため、大量のムダ紙などの失敗印刷コストを減らすことができ、TCO削減効果がある。
<実施形態2>
実施形態2では、実施形態1にて記載した複数条件の組み合わせによる印刷設定を強制的に実行する強制モードと複数条件の組み合わせを推奨する組み合わせ推奨モードを選択可能とする。ここで、強制モードが選択された場合、印刷データまたは印刷データに設定されている印刷設定情報が、十分条件と一致することに応じて、強制的に必要条件が設定される。また、組み合わせ推奨モードが選択された場合、印刷データまたは印刷データに設定されている印刷設定情報が、十分条件と一致することに応じて、必要条件を設定するか否かをユーザに問い合わせる。
以下、実施形態2の詳細な説明を記載する。
ユーザの所定の操作(例:右クリック)により、図9のような強制モードまたは組み合わせ推奨モードを選択するための画面901が表示される。
図9にて強制モード902が選択された場合、上述の図8または図17に記載の処理が実行される。また、図9にて組み合わせ推奨モード903が選択された場合の処理について図10および図11を用いて説明する。
まず、図10のフローチャートを用いて説明する。
ホストコンピュータ内のアプリケーションは、印刷設定の実行を認識する(ステップS1001)。具体例としては、ホストコンピュータ内のアプリケーションが、ファイルメニューから印刷が選択されたことを認識して、図11のような画面を表示する。
スプーラ302は、図11のプロパティボタン1102を選択して、詳細な印刷設定を行うためにプロパティ1102を選択したか否かを判定する(ステップS1002)。詳細には、プロパティボタン1102が選択されると、プロパティ1102が選択された旨の情報を示すフラグが立てられる。よって、ステップS1102の判定処理が可能となる。また、プロパティ1102を選択して印刷設定処理を行ったか否かについては、プリンタドライバが保持する初期設定情報とプロパティボタン1102を選択して設定した印刷設定情報を比較することにより、印刷設定を行ったか否かを判定しても良い。
スプーラ302は、アプリケーションから出力された印刷データを取得すると共に、この印刷データに対する印刷設定情報をプリンタドライバ203から取得する。この際、スプーラ302は、S1102にて記載したプロパティ1102を選択したか否かを示すフラグが立てられているか否かの情報を取得する。
この処理により、スプーラ302は、プロパティ1102を選択したか否かを判定することができる。つまり、S1002の処理は、アプリケーションから出力される印刷データを受けることに応じて、印刷データに対して詳細な印刷設定処理を実行すべくプロパティ1102を選択したことを示す情報の有無を判定する。尚、プロパティ1102は、詳細印刷設定画面を表示するための表示情報である。そして、プロパティ1102を選択したことを示す情報は、プロパティ1102が選択された旨を示すフラグである。
スプーラ302は、プロパティ1102が選択された旨のフラグが立っていると判定した場合(ステップS1002でYES)、アプリケーションから出力された印刷データを中間コード形式の印刷データに変換する。ステップS1002にてYESと判定された場合(プロパティ1102(表示情報)が選択されたと判定された場合)、処理対象の印刷データが十分条件(第1条件)を満足するか否かについての判定処理は実行されない。
また、スプーラ302は、プロパティ1102が選択された旨のフラグが立っていないと判定した場合(ステップS1002でNO)、中間コード形式の印刷データの生成結果をスプールファイルマネージャー304に伝える。尚、中間コード形式の印刷データの生成結果とは、上述した1部あたりのページ数などが上げられる。また、スプーラ302はプリンタドライバ203にて保持されている組み合わせ情報を取得して、スプールファイルマネージャー304に伝える。また、プリンタドライバ203は、スプーラ302から印刷設定情報が取得された場合、プロパティ1102が選択された旨を示すフラグをリセットする。
スプールファイルマネージャー304は、スプーラ302から中間コード形式の印刷データの生成結果および組み合わせ情報を取得して、中間コード形式の印刷データの生成結果が組み合わせ情報の十分条件と一致するか否かを判定する(ステップS1003)。つまり、ステップS1003の処理は、表示情報を選択したことを示す情報が無いと判定された場合、処理対象の印刷データが、前記設定手段で設定した組み合わせ情報のうち十分条件(第1条件)を満足するか否かを判定する。
ステップS1003により一致すると判定された場合、スプールファイルマネージャー304は一致した十分条件と対になる必要条件があるかを確認する(ステップS1004)。ステップS1004の確認処理により必要条件がないと判定された場合、スプールファイルマネージャー304は現状の印刷設定を維持したまま処理を進める。
また、ステップS1004により必要条件があると確認された場合、スプールファイルマネージャー304は、図12のような画面を表示して、必要条件を印刷データに適用するか否かを問い合わせる(ステップS1005)。図12では、問い合わせ画面1201の中に、「1.用紙枚数/部が5枚以上の場合、ステイプル」と記述されている。つまり、外部メモリには「用紙枚数/部が5枚以上の場合、ステイプル」を実行することが記憶されており、スプールされている中間データから印刷対象データが1部あたり5枚以上であると判定されたため、図12のような画面が表示される。
ここで、OKボタン1202が選択された場合(ステップS1006でYES)、スプールファイルマネージャー304は、問い合わせ画面に表示されている必要条件に該当する印刷設定情報を処理対象の印刷データに適用する(ステップS1007)。ステップS1007の処理は、処理対象の印刷データが少なくとも十分条件(第1条件)を満足すると判定した場合、少なくとも必要条件(第2条件)を処理対象の印刷データに適用する処理に該当する。
詳細には、スプールファイルマネージャー304が、必要条件に該当する印刷設定情報を用いてスプールファイル303に保持されている中間コード形式の印刷データの印刷処理を行うよう、デスプーラ305に指示する。図12の例では、ユーザは、図11の画面からプロパティ1102を選択してステイプル処理を実行することを設定しなくとも、処理対象の印刷データが1部あたり5枚以上と判定されることで、事前に登録しておいた設定条件と一致する。
そのため、自動的にステイプル処理を実行することが設定される。尚、図12の問い合わせ画面にてNOボタン1203が選択された場合(ステップS1006でNO)、プリンタドライバは外部メモリ11に記憶されている複数条件の組み合わせを利用することなく、現状の印刷設定を処理対象の印刷データに適用する。図12の例では、処理対象の印刷データが1部あたり5枚以上と判定されても、ステイプル設定は行わず、現状の印刷設定を処理対象の印刷データに適用する。
ステップS1002でプロパティ1102を選択して印刷設定を行った場合は、設定された内容が印刷データに適用される。また、ステップS1003、ステップS1004、ステップS1006にてNOと判定された場合、プリンタドライバが保持する初期設定情報として保持されている印刷設定情報が処理対象の印刷データに適用される。
また、図10においては、印刷データの内容を解析して、その解析結果が十分条件に一致した場合について説明してきたがこれに限ることはない。実施形態1に記載したように、印刷データに設定されている印刷設定情報が十分条件に一致するか否かを判定するようにしても構わない。
以上説明したように、実施形態2によれば、十分条件に一致する場合、強制的に必要条件を用いるモードと、組み合わせ条件を用いた印刷設定を推奨するモードのいずれか1つを選択することが可能となる。尚、ステップS1002の判定処理は、推奨モード(推奨属性)が設定された場合に、上述した判定処理を実行する。
組み合わせ推奨モードが選択された場合には、プロパティ1102を選択して印刷設定情報を設定したか否かを示す情報をプリンタドライバ203が保持しておく。そして、アプリケーションから出力された処理対象の印刷データを、ページ単位の中間コード形式の印刷データに変換し、変換された中間コード形式の印刷データを用いて、印刷データが、十分条件(第1条件)を満足するか否かを判定する。
その結果、印刷データが十分条件と一致した場合、対となる必要条件を適用するかユーザに問いあわせる。これにより、印刷データが十分条件と一致すると判定されることに応じて、自動的に必要条件が推奨されるので、ユーザの印刷設定忘れを防止することができ、ユーザの意図に反した印刷処理の実行を防止することが可能となる。また、ユーザがプロパティを開いて個別に設定した内容を反映した印刷処理を実行することも可能となる。
また、実施形態2では、アプリケーションから出力された印刷データの中間データに基づいて判定処理を行っているが、これに限ることは無い。例えば、十分条件(第1条件)および必要条件(第2条件)は、印刷データに対して個別に設定することが可能な印刷設定情報である。
そして、印刷データに対して設定されている印刷設定情報が十分条件(第1条件)を満足しているか否かを判定する。その結果、印刷データに対して設定されている印刷設定情報が十分条件(第1条件)を満足していると判定された場合、十分条件(第1条件)および必要条件(第2条件)を処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として適用しても良い。
また、実施形態1に記載したコンフリクトの適用については本実施形態2にも同様に取り扱われる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−Rなどがあるがこれに限ることはない。よって、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)でも良い。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態1のプリンタ制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1のホストコンピュータの主要機能構成を示す図である。 本発明の実施形態1のホストコンピュータの主要機能構成の拡張例を示す図である。 本発明の実施形態1の印刷設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1の印刷設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1の印刷設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1の印刷設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1の印刷処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2の強制モードまたは組み合わせ推奨モードを選択するためのUI図の一例を示す図である。 本発明の実施形態2の組み合わせ推奨モードが選択された場合の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2の印刷指示がされた場合に表示されるUI図の一例を示す図である。 本発明の実施形態2の推奨画面のUI図の一例を示す図である。 本発明の実施形態2の組み合わせ情報設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態2の組み合わせ情報設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態2のコンフリクト処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2のコンフリクト処理を適用する際に適用される表の一例を示す図である。 本発明の実施形態2の印刷設定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
201 アプリケーション
202 グラフィックエンジン
203 プリンタドライバ
204 システムスプーラ
301 ディスパッチャ
302 スプーラ
303 スプールファイル
304 スプールファイルマネージャ
305 デスプーラ

Claims (42)

  1. 印刷装置に対して出力する印刷データに対する印刷設定を行う情報処理装置であって、
    第1条件と第2条件の組み合わせによる組み合わせ情報を設定する設定手段と、
    処理対象の印刷データが、前記設定手段で設定した組み合わせ情報の内、少なくとも前記第1条件を、満足するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、処理対象の印刷データが前記第1条件を満足すると判定した場合、少なくとも前記第2条件を前記処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として確定する確定手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. アプリケーションから出力された前記処理対象の印刷データを、ページ単位の中間コード形式の印刷データに変換する変換手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記変換手段によって得られる中間コード形式の印刷データを用いて、前記処理対象の印刷データが、前記第1条件を満足するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定手段によって設定すべき少なくとも2種類の条件の組み合わせによる組み合わせ情報を設定するための設定項目と、それ以外の基本印刷設定情報を設定するための基本設定項目を有する設定画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段によって表示される設定画面において、前記設定項目に係る設定モードと、前記基本設定項目に係る基本設定モード間での設定状態を識別可能な表示形態で表示制御する表示制御手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1条件は1部当たりのページ数である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 前記設定手段によって設定された組み合わせ情報を記憶媒体に記憶する記憶手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1条件と前記第2条件は、前記印刷データに対して個別に設定することが可能な印刷設定情報であり、
    前記判定手段は、前記処理対象の印刷データに対して設定されている印刷設定情報が前記第1条件を満足しているか否かを判定し、
    前記確定手段は、前記判定手段により前記印刷データに対して設定されている印刷設定情報が前記第1条件を満足していると判定された場合、少なくとも前記第1条件と前記第2条件からなる組み合わせ情報を前記処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として確定する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記確定手段で確定した印刷設定情報を前記処理対象の印刷データに適用して印刷する印刷手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 印刷装置に対して出力する印刷データに対する印刷設定を行う情報処理装置であって、
    第1条件と第2条件の組み合わせによる組み合わせ情報を設定する設定手段と、
    アプリケーションから出力される印刷データを受けることに応じて、前記印刷データに対して詳細な印刷設定処理を実行すべく詳細印刷設定画面を表示するための表示情報を選択したことを示す情報の有無を判定する選択判定手段と、
    前記選択判定手段により、前記表示情報を選択したことを示す情報が無いと判定された場合、処理対象の印刷データが、前記設定手段で設定した組み合わせ情報の内、前記第1条件を満足するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、処理対象の印刷データが少なくとも前記第1条件を満足すると判定した場合、少なくとも前記第2条件を処理対象の前記印刷データに適用する適用手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. アプリケーションから出力された前記処理対象の印刷データを、ページ単位の中間コード形式の印刷データに変換する変換手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記変換手段によって得られる中間コード形式の印刷データを用いて、前記処理対象の印刷データが、前記第1条件を満足するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記判定手段は、前記選択判定手段により、前記表示情報が選択されたと判定された場合、処理対象の印刷データが前記第1条件を満足するか否かについての判定処理を実行しない
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の情報処理装置。
  11. 前記第1条件と前記第2条件は、前記印刷データに対して個別に設定することが可能な印刷設定情報であり、
    前記判定手段は、前記印刷データに対して設定されている印刷設定情報が前記第1条件を満足しているか否かを判定し、
    前記適用手段は、前記判定手段により前記印刷データに対して設定されている印刷設定情報が前記第1条件を満足していると判定された場合、前記第1条件と前記第2条件を前記処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として適用する
    ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 組み合わせ情報を用いた処理を推奨する推奨属性または組み合わせ情報を適用する適用属性を設定する属性設定手段を更に備え、
    前記選択判定手段は、属性設定手段により推奨属性が設定された場合に、前記表示情報が選択されたか否かを判定する判定処理を実行する
    ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記詳細印刷設定画面の表示内容を制御する表示制御手段を更に備え、
    前記設定手段において、所定の条件が設定されていた場合、前記表示制御手段は、前記第1条件として設定された内容に基づいて、前記第2条件として設定可能な内容を限定して表示する
    ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記所定の条件とは、コンフリクトを適用するための条件である
    ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 印刷装置に対して出力する印刷データに対する印刷設定を行う情報処理装置の制御方法であって、
    第1条件と第2条件の組み合わせによる組み合わせ情報を設定する設定工程と、
    処理対象の印刷データが、前記設定工程で設定した組み合わせ情報の内、少なくとも前記第1条件を、満足するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により、処理対象の印刷データが前記第1条件を満足すると判定した場合、少なくとも前記第2条件を前記処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として確定する確定工程と
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  16. アプリケーションから出力された前記処理対象の印刷データを、ページ単位の中間コード形式の印刷データに変換する変換工程を更に備え、
    前記判定工程は、前記変換工程によって得られる中間コード形式の印刷データを用いて、前記処理対象の印刷データが、前記第1条件を満足するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置の制御方法。
  17. 前記設定工程によって設定すべき少なくとも2種類の条件の組み合わせによる組み合わせ情報を設定するための設定項目と、それ以外の基本印刷設定情報を設定するための基本設定項目を有する設定画面を表示する表示工程と、
    前記表示工程によって表示される設定画面において、前記設定項目に係る設定モードと、前記基本設定項目に係る基本設定モード間での設定状態を識別可能な表示形態で表示制御する表示制御工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項15または16に記載の情報処理装置の制御方法。
  18. 前記第1条件は1部当たりのページ数である
    ことを特徴とする請求項15または16に記載の情報処理装置の制御方法。
  19. 前記設定工程によって設定された組み合わせ情報を記憶媒体に記憶する記憶工程を更に備える
    ことを特徴とする請求項15乃至18のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  20. 前記第1条件と前記第2条件は、前記印刷データに対して個別に設定することが可能な印刷設定情報であり、
    前記判定工程は、前記処理対象の印刷データに対して設定されている印刷設定情報が前記第1条件を満足しているか否かを判定し、
    前記確定工程は、前記判定工程により前記印刷データに対して設定されている印刷設定情報が前記第1条件を満足していると判定された場合、少なくとも前記第1条件と前記第2条件からなる組み合わせ情報を前記処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として確定する
    ことを特徴とする請求項15乃至19のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  21. 前記確定工程で確定した印刷設定情報を前記処理対象の印刷データに適用して印刷する印刷工程を更に備える
    ことを特徴とする請求項15乃至20のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  22. 印刷装置に対して出力する印刷データに対する印刷設定を行う情報処理装置の制御方法であって、
    第1条件と第2条件の組み合わせによる組み合わせ情報を設定する設定工程と、
    アプリケーションから出力される印刷データを受けることに応じて、前記印刷データに対して詳細な印刷設定処理を実行すべく詳細印刷設定画面を表示するための表示情報を選択したことを示す情報の有無を判定する選択判定工程と、
    前記選択判定工程により、前記表示情報を選択したことを示す情報が無いと判定された場合、処理対象の印刷データが、前記設定工程で設定した組み合わせ情報の内、前記第1条件を満足するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により、処理対象の印刷データが少なくとも前記第1条件を満足すると判定した場合、少なくとも前記第2条件を処理対象の前記印刷データに適用する適用工程と
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  23. アプリケーションから出力された前記処理対象の印刷データを、ページ単位の中間コード形式の印刷データに変換する変換工程を更に備え、
    前記判定工程は、前記変換工程によって得られる中間コード形式の印刷データを用いて、前記処理対象の印刷データが、前記第1条件を満足するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項22に記載の情報処理装置の制御方法。
  24. 前記判定工程は、前記選択判定工程により、前記表示情報が選択されたと判定された場合、処理対象の印刷データが前記第1条件を満足するか否かについての判定処理を実行しない
    ことを特徴とする請求項22または23に記載の情報処理装置の制御方法。
  25. 前記第1条件と前記第2条件は、前記印刷データに対して個別に設定することが可能な印刷設定情報であり、
    前記判定工程は、前記印刷データに対して設定されている印刷設定情報が前記第1条件を満足しているか否かを判定し、
    前記適用工程は、前記判定工程により前記印刷データに対して設定されている印刷設定情報が前記第1条件を満足していると判定された場合、前記第1条件と前記第2条件を前記処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として適用する
    ことを特徴とする請求項22乃至24のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  26. 組み合わせ情報を用いた処理を推奨する推奨属性または組み合わせ情報を適用する適用属性を設定する属性設定工程を更に備え、
    前記選択判定工程は、属性設定工程により推奨属性が設定された場合に、前記表示情報が選択されたか否かを判定する判定処理を実行する
    ことを特徴とする請求項22乃至25のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  27. 前記詳細印刷設定画面の表示内容を制御する表示制御工程を更に備え、
    前記設定工程において、所定の条件が設定されていた場合、前記表示制御工程は、前記第1条件として設定された内容に基づいて、前記第2条件として設定可能な内容を限定して表示する
    ことを特徴とする請求項22乃至26のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  28. 前記所定の条件とは、コンフリクトを適用するための条件である
    ことを特徴とする請求項27に記載の情報処理装置の制御方法。
  29. 印刷装置に対して出力する印刷データに対する印刷設定を行う情報処理装置の制御を実行させるためのプログラムであって、
    第1条件と第2条件の組み合わせによる組み合わせ情報を設定する設定工程と、
    処理対象の印刷データが、前記設定工程で設定した組み合わせ情報の内、少なくとも前記第1条件を、満足するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により、処理対象の印刷データが前記第1条件を満足すると判定した場合、少なくとも前記第2条件を前記処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として確定する確定工程と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  30. アプリケーションから出力された前記処理対象の印刷データを、ページ単位の中間コード形式の印刷データに変換する変換工程を更に備え、
    前記判定工程は、前記変換工程によって得られる中間コード形式の印刷データを用いて、前記処理対象の印刷データが、前記第1条件を満足するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項29に記載のプログラム。
  31. 前記設定工程によって設定すべき少なくとも2種類の条件の組み合わせによる組み合わせ情報を設定するための設定項目と、それ以外の基本印刷設定情報を設定するための基本設定項目を有する設定画面を表示する表示工程と、
    前記表示工程によって表示される設定画面において、前記設定項目に係る設定モードと、前記基本設定項目に係る基本設定モード間での設定状態を識別可能な表示形態で表示制御する表示制御工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項29または30に記載のプログラム。
  32. 前記第1条件は1部当たりのページ数である
    ことを特徴とする請求項29または30に記載のプログラム。
  33. 前記設定工程によって設定された組み合わせ情報を記憶媒体に記憶する記憶工程を更に備える
    ことを特徴とする請求項29乃至32のいずれか1項に記載のプログラム。
  34. 前記第1条件と前記第2条件は、前記印刷データに対して個別に設定することが可能な印刷設定情報であり、
    前記判定工程は、前記処理対象の印刷データに対して設定されている印刷設定情報が前記第1条件を満足しているか否かを判定し、
    前記確定工程は、前記判定工程により前記印刷データに対して設定されている印刷設定情報が前記第1条件を満足していると判定された場合、少なくとも前記第1条件と前記第2条件からなる組み合わせ情報を前記処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として確定する
    ことを特徴とする請求項29乃至33のいずれか1項に記載のプログラム。
  35. 前記確定工程で確定した印刷設定情報を前記処理対象の印刷データに適用して印刷する印刷工程を更に備える
    ことを特徴とする請求項29乃至34のいずれか1項に記載のプログラム。
  36. 印刷装置に対して出力する印刷データに対する印刷設定を行う情報処理装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    第1条件と第2条件の組み合わせによる組み合わせ情報を設定する設定工程と、
    アプリケーションから出力される印刷データを受けることに応じて、前記印刷データに対して詳細な印刷設定処理を実行すべく詳細印刷設定画面を表示するための表示情報を選択したことを示す情報の有無を判定する選択判定工程と、
    前記選択判定工程により、前記表示情報を選択したことを示す情報が無いと判定された場合、処理対象の印刷データが、前記設定工程で設定した組み合わせ情報の内、前記第1条件を満足するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により、処理対象の印刷データが少なくとも前記第1条件を満足すると判定した場合、少なくとも前記第2条件を処理対象の前記印刷データに適用する適用工程と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  37. アプリケーションから出力された前記処理対象の印刷データを、ページ単位の中間コード形式の印刷データに変換する変換工程を更に備え、
    前記判定工程は、前記変換工程によって得られる中間コード形式の印刷データを用いて、前記処理対象の印刷データが、前記第1条件を満足するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項36に記載のプログラム。
  38. 前記判定工程は、前記選択判定工程により、前記表示情報が選択されたと判定された場合、処理対象の印刷データが前記第1条件を満足するか否かについての判定処理を実行しない
    ことを特徴とする請求項36または37に記載のプログラム。
  39. 前記第1条件と前記第2条件は、前記印刷データに対して個別に設定することが可能な印刷設定情報であり、
    前記判定工程は、前記印刷データに対して設定されている印刷設定情報が前記第1条件を満足しているか否かを判定し、
    前記適用工程は、前記判定工程により前記印刷データに対して設定されている印刷設定情報が前記第1条件を満足していると判定された場合、前記第1条件と前記第2条件を前記処理対象の印刷データに対する印刷設定情報として適用する
    ことを特徴とする請求項36乃至38のいずれか1項に記載のプログラム。
  40. 組み合わせ情報を用いた処理を推奨する推奨属性または組み合わせ情報を適用する適用属性を設定する属性設定工程を更に備え、
    前記選択判定工程は、属性設定工程により推奨属性が設定された場合に、前記表示情報が選択されたか否かを判定する判定処理を実行する
    ことを特徴とする請求項36乃至39のいずれか1項に記載のプログラム。
  41. 前記詳細印刷設定画面の表示内容を制御する表示制御工程を更に備え、
    前記設定工程において、所定の条件が設定されていた場合、前記表示制御工程は、前記第1条件として設定された内容に基づいて、前記第2条件として設定可能な内容を限定して表示する
    ことを特徴とする請求項36乃至40のいずれか1項に記載のプログラム。
  42. 前記所定の条件とは、コンフリクトを適用するための条件である
    ことを特徴とする請求項41に記載のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016177792A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社リコー 画像処理装置、画像形成システム、用紙情報管理方法及びプログラム

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