JP2009205694A - 情報処理装置および方法とデバイスドライバ - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷設定のための各種デフォルト値をユーザに対応付けて設定し、それを読み込ませるためには煩雑な処理が必要となる。
【解決手段】 デバイスドライバのカスタマイズ可能な項目を含む設定画面を表示し、その設定画面を用いて設定された項目(S501)をカスタマイズされた項目として登録し(S502)、そのカスタマイズされた項目をデバイスドライバのユーザインタフェース関連データに書き込む(S503)。そしてデバイスドライバの起動時、そのユーザインタフェース関連データを参照してデバイスドライバのUIを表示する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、ユーザが任意の値をデフォルト値として指定できる情報処理装置及び方法とデバイスドライバに関するものである。
例えば印刷データ等のデータを出力する情報処理装置では、あるルールによって定められたエリアにデフォルト値を記憶している。従って、そのエリアを変更しない限り、デフォルト値は変更されずに元の値のままとなり、ユーザが意図する任意の値をデフォルト値にすることはできなかった。また、デフォルト値を変更する設定項目と、デフォルト値にしたい値のリストを持ち、ユーザインタフェース(UI)を通して各種設定を可能にすることも実現されている。設定項目の値を変更する場合には、設定項目が変更されているかどうかを気にすることなく標準設定に戻すことができる機能を備えているものがある。例えば、あるプリンタドライバを例にとってみると「標準に戻す」という選択項目があり、この項目を選択することにより、各設定値をデフォルト値に戻すことができる。
しかしながら、このようなプリンタドライバで使用されるデフォルト値は予め決められている値であり、ユーザが所望する任意の値に変更することはできない。これは、プリンタドライバを作成する際に、デフォルト値が指定された状態で作成されているためである。
したがって、色んなユーザにより指定される値をデフォルト値として使用するには、プリンタドライバの作成時に、例えば各々のユーザが指定する値をデフォルト値としたプリンタドライバを要望の数だけ作成するか、全てのデフォルト値の組み合わせでプリンタドライバを作成する必要がある。また或は、これらデフォルト値の他にユーザが指定した任意の値を記憶しておき、デフォルト値を読み込むときに、そのユーザが指定したデフォルト値が存在する場合は、そのユーザが指定した値をデフォルト値の代わりに読み込んで表示すること等が考えられる。しかしながら、このように印刷設定のための各種デフォルト値をユーザに対応させて読み込ませるためには煩雑な処理が必要となる。またこのためには各ユーザが、印刷設定のデータ構造を理解していなければならず、また頻繁に変更されるプリンタドライバの仕様を詳細に理解していなければならず、いずれも実用的ではない。
特開平8−278871号公報
本発明は上記問題点の少なくともひとつを解決すべくなされたもので、デバイスドライバに設定するデフォルト値を容易にカスタマイズできる情報処理装置及びその方法を提供することが一つの目的である。
本発明は更に、デバイスドライバをカスタマイズすることで、デバイスドライバのUIからユーザ操作を一部制限できるようにした情報処理装置及びその方法を提供するを目的とする。
本発明の一側面に係る情報処理装置は例えば、以下のような構成を備える。即ち、デバイスドライバのカスタマイズ可能な項目を含む設定画面を表示する手段と、前記設定画面を用いて設定された項目をカスタマイズされた項目として登録する手段と、前記カスタマイズされた項目を前記デバイスドライバのユーザインタフェース関連データに書き込む手段と、前記デバイスドライバの起動時、前記ユーザインタフェース関連データを参照して前記デバイスドライバのユーザインタフェースを表示する手段とを有することを特徴とする。
本発明の別の側面に係る情報処理方法は例えば、以下のような工程を備える。即ち、デバイスドライバのカスタマイズ可能な項目を含む設定画面を表示する工程と、前記設定画面を用いて設定された項目をカスタマイズされた項目として登録する工程と、前記カスタマイズされた項目を前記デバイスドライバのユーザインタフェース関連データに書き込む工程と、前記デバイスドライバの起動時、前記ユーザインタフェース関連データを参照して前記デバイスドライバのユーザインタフェースを表示する工程とを有することを特徴とする。
本発明の更に別の側面に係るデバイスドライバは例えば、以下のような構成を備える。即ち、デバイスドライバの設定項目を含むユーザインタフェースを表示する工程と、前記ユーザインタフェースを使用して設定された項目を、当該デバイスドライバのユーザインタフェース関連データにデフォルトの設定値として登録する工程と、前記デバイスドライバの起動時、前記ユーザインタフェース関連データに基づいて前記デバイスドライバのユーザインタフェースを表示する工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、デバイスドライバに設定するデフォルト値を容易にカスタマイズできるという効果がある。
本発明の一実施形態に係る印刷処理システムの構成を示すブロック図である。 所定のアプリケーション及び印刷処理関連プログラムを起動して、ホストコンピュータのRAMにプログラムやデータがロードされた状態でのRAMのメモリマップを示す図である。 印刷設定画面における「ページ設定」の画面を示す図である。 本発明の一実施形態に係る印刷処理関連プログラムにおけるデフォルト値の表示処理を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るカスタマイズツールのUIの一例を示す図である。 プリンタドライバのUIの一例を示す図である。 システム管理者向けのプリンタドライバUIの一例を示す図である。 図5のカスタマイズツールにより表示されるUIの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るカスタマイズを行ったプリンタドライバのUIの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るデバイスモード(DEVMODE)データ構造の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るカスタマイズツールの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るプリンタドライバのバージョン表示の一例を示す図である。 UPDファイルのデータフォーマットを説明する図である。 本発明の一実施形態に係るドライバセットのカスタマイズを説明する図である。 本発明の別の実施形態に係るカスタマイズツールの動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る印刷処理システムの構成を示すブロック図である。この印刷処理システムは、ホストコンピュータ3000と、このホストコンピュータ3000よりの印刷データを受信して印刷を行うプリンタ1500を備えている。
ホストコンピュータ3000において、CPU1は、RAM2に記憶されているプログラムに従って、システムバス4に接続される各デバイスを総括的に制御している。このRAM2はまたCPU1の主メモリ、ワークエリア等としても機能している。ROM3は、各種プログラム及びデータを格納しており、各種フォントを記憶するフォントROM3a、ブートプログラムやBIOS等を記憶するプログラムROM3b、及び各種データを記憶するデータROM3cに区分けして構成されている。
キーボードコントローラ(KBC)5は、キーボード(KB)9や不図示のポインティングデバイス(マウス)からのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)6は、CRTディスプレイ(CRT)10への表示を制御している。ディスクコントローラ(DKC)7は、ハードディスクなどの外部メモリ11へのアクセスを制御している。プリンタコントローラ(PRTC)8は、双方向性インタフェース21を介してプリンタ1500に接続され、プリンタ1500との間で通信制御処理を行う。
外部メモリ11は、例えばハードディスク(HD)やMOあるいはフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等であり、図示の如く、オペレーティングシステムプログラム(以下、OS)205をはじめ各種アプリケーション(例えば、図形、イメージ、文字、表等が混在した文書処理を行う文書処理アプリケーションプログラム)201、印刷処理関連プログラム204を記憶している他に、ユーザファイル、編集ファイル等も記憶している。印刷処理関連プログラム204は、ページ記述言語を用いて記述される印刷データを生成するプログラムであって、同系列の複数のプリンタに対して共通に利用され得る。また、この印刷処理関連プログラム204は、プリンタ制御コマンド生成モジュール(以下、プリンタドライバ)2041、プリンタドライバユーザインタフェース(UI)制御モジュール2042をも含んでいる。
外部メモリ11に記憶された、本実施の形態に係るカスタマイズツールプログラム(以下、単にカスタマイズツール)を含むアプリケーション201は、RAM2にロードされてCPU1により実行される。またCPU1は、例えばRAM2へのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYG(What You See Is What You Get)を可能としている。更に、CPU1は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて、登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。ユーザは印刷を実行する際、印刷設定設定画面(プリンタドライバUI制御モジュール2042により制御される)を開き、プリンタの設定や、印刷モードの選択を含むプリンタドライバ2041に対する印刷処理の設定を行うことができる。
次にプリンタ1500の構成について説明する。
CPU12は、プリンタ1500の全体の動作を制御している。RAM19は、CPU12の主メモリ、ワークエリア等として機能するとともに、出力情報展開領域、環境データ格納領域としても用いられる。またこのRAM19は、NVRAM(不揮発RAM)領域も備えており、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。ROM13は、各種フォントを記憶するフォントROM13a、CPU12により実行される制御プログラム等を記憶するプログラムROM13b、及び各種データを記憶するデータROM13cを備えている。入力部18は、ホストコンピュータ3000との間でデータの送受信を行う。印刷部インタフェース16は、プリンタエンジンである印刷部17とのインタフェースを制御している。
外部メモリ14は、メモリコントローラ(MC)20によりアクセスが制御されており、オプションとして接続されるハードディスク(HD)、MO、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)、ICカード等を含んでおり、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。尚、ハードディスク等の外部メモリ14が接続されていない場合には、ROM13のデータROM13cに、ホストコンピュータ3000で利用される情報等を記憶することになる。尚、この外部メモリ14は1個に限らず複数備えるものであってもよく、例えば、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラム等を格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。
操作部1501には、ユーザによる操作を受け付ける操作パネルが設けられ、その操作パネルには操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配されている(不図示)。また、不図示のNVRAMを有し、操作パネルからのプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
CPU12は、ROM13のプログラムROM13bに記憶された制御プログラム等に基づき、印刷部インタフェース16を介して印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。またCPU12は入力部18を介してホストコンピュータ3000との通信処理が可能となっており、ホストコンピュータ3000から送信される印刷データを受信すると共に、プリンタ1500内の情報等をホストコンピュータ3000に通知可能に構成されている。
図2は、所定のアプリケーション及び印刷処理関連プログラムを起動して、ホストコンピュータ3000のRAM2にプログラムやデータがロードされた状態でのRAM2のメモリマップを示す図である。
RAM2には、図示の如く、BIOS206、OS205をはじめ、アプリケーション201、印刷処理関連プログラム204、及び関連データ203がロードされている。更に空きメモリ領域202も確保されている。これにより、アプリケーション201及び印刷処理関連プログラム204が実行可能な状態となる。尚、印刷処理関連プログラム204におけるプリンタドライバUI制御モジュール2042(図1)は、ユーザによる印刷設定指令に応じてCRT10に印刷設定画面を表示し、KB9などを使用したユーザからの設定を可能にする。
図3は、本実施の形態に係るホストコンピュータ3000における印刷設定画面の表示例を示す図である。
図3は、印刷設定画面における「ページ設定」の画面を示し、301で示すように「標準設定」の場合で示している。この標準設定では、原稿サイズ302は「A4」、出力用紙サイズ303は「原稿サイズと同じ」、部数304は「1部」、印刷の向き305は「縦」、そしてページレイアウト306は「1ページ/枚」となっている。
初めて表示されるときや、「標準に戻す」ボタン307が指示されると、各種項目のデフォルト値が表示される。このとき、印刷処理関連プログラム204(図2)はデフォルト値を読み込んで図3で示す画面上に表示する。
図4は、本実施の形態に係る印刷処理関連プログラム204における、例えば図3のようなドライバの起動時におけるUI画面へのデフォルト値の表示処理を説明するフローチャートである。尚、ここでは、ホストコンピュータ3000の基本システムのルールに従った場所にデフォルト値が記憶されており、後述するようにしてユーザが指定したデフォルト値は、これとは異なる場所に記憶されている。
まずステップS401で、デフォルト値の取得要求があるとステップS402に進み、ユーザが指定したデフォルト値が記憶されているか確認する。ユーザが指定したデフォルト値が記憶されている場合はステップS403に進み、ユーザが指定したデフォルト値を取得してステップS404で表示する。一方、ステップS403で、ユーザが指定したデフォルト値が記憶されていなかった場合はステップS405に進み、予め指定されているデフォルト値を取得し、ステップS404で表示する。尚、本実施の形態では、ユーザが指定したデフォルト値は、プリンタドライバのUI関連のデータファイル(UPDファイル)に記憶されている。
図5は、外部メモリ11に記憶されているアプリケーション201に含まれる、本実施の形態に係るカスタマイズツールのUIの一例を示す図である。この図5では、プリンタドライバのUI上でコントロールが使用できるかどうかを指定するUIが示されており、ここで使用不可に指定したコントロールのリストをカスタマイズデータとして、プリンタドライバのUI関連のUPDファイルに格納することができる。この例は図8を参照して後述する。
複数のチェックボックスにおいて、チェックされているのが使用可能コントロールであることを示している。同じく、チェックボックスが未チェックであるのが使用不可コントロールを示す。ユーザは、使用可能にしたいコントロールのチェックボックスをチェックし、使用不可能にしたいコントロールのチェックボックスを未チェックにすることで、生成ボタンの指示を行ったときにその設定を反映できる。
このカスタマイズツールの特徴の一つは、カスタマイズするプリンタドライバ2041がインストールされており、デフォルト値の設定が容易であることである。
具体的には、例えば、印刷設定(Apply document setting)のチェックボックスがチェックされていて、用紙設定のプロパティボタン706が指示(クリック)されると、図6に示したようにプリンタドライバのUIが表示される。
図6では、印刷設定のデフォルトが表示されており、ここでは用紙サイズが「レターサイズ」、出力サイズは「原稿サイズに合わせる」、コピー部数は「1」、そして1ページに1画像がレイアウトされている。
また例えば、プリンタ設定(Apply printer setting)のチェックボックスがチェックされていて、プリンタ設定のプロパティボタン705が指示されると、図7に示したようにシステム管理者向けのプリンタドライバUIが表示される。図7では、用紙の供給源のオプション設定として、用紙が供給されるデッキの設定、印刷済みの用紙の出力先などが指定されている。
ここでは、このカスタマイズツールがホストコンピュータのOS205(図1)がプリンタドライバ2041を読み出す仕組みを利用して実現されている。このため、プリンタドライバ2041のコンフリクトも再現されており、カスタマイズされたプリンタドライバ2041のデフォルトの値を確実に知ることができる。
図5において、701は印刷に使用するプリンタの名称、702は基本ドライバへのパス、703はカスタマイズされたドライバを記憶するフォルダのパスを示している。入力ボックス704は、カスタマイズされた内容を特定するカスタムコードの入力欄で、ここには任意の値を入力できる。この値は、プリンタドライバのバージョン情報を表示する部分(図12参照)や、設定の一覧を表示する部分に表示することで、インストールされたプリンタドライバがカスタマイズされたものであるか判別することができる。コントロール選択ボタン707は、選択されたコントロールをイネーブルにするようにチェックされている場合に、コントロールを選択するためのボタンである。
プリンタドライバのUI関連のUPDファイルが変更されてカスタマイズされたUPDファイルが作成されるのは、生成ボタン(Create)709が指示(クリック)されたときである。この生成ボタン709が指示されると、変更されるUPDファイル以外がカスタマイズ済みドライバセットが格納される場所にコピーされ、UPDファイルは変更処理を行った後に格納される。UPDファイルの変更処理については後述する。
次に図5の表示画面を使用してプリンタドライバを更新(Update)する場合を説明する。
この更新処理は、本実施の形態において、カスタマイズ済のプリンタドライバを更新するもので、「Make Style」の「Update」のラジオボタンがチェックされている場合に実行される。入力領域702にカスタマイズを行ったドライバセットのフォルダパスを入力し、入力領域708に、その更新の元となるドライバセットのフォルダパスを入力して生成ボタン709を指示する。これにより、変更されるUPDファイル以外がカスタマイズ済みドライバセットが入力領域703で指定された場所にコピーされ、UPDファイルは変更処理を行った後に、そのドライバの対応するアドレスに格納される。例えば、PDLXのバージョン6.30に対応したカスタマイズ済みのドライバをPDLX6.40に更新すると、PDLX6.30で行ったカスタマイズが引き継がれたPDLX6.40ドライバが作成される。
図8は、図5のカスタマイズツールで、チェックボックス711がチェックされて、コントロールが選択可能であり、コントロール選択ボタン707が指示された場合に表示されるUIを示す図である。この表示制御は、カスタマイズツールにより実行される。
図において、コントロールを制限するためのWatermark(スタンプ)のチェックボックス800が未チェックに設定されている。この状態でOKボタン801を指示すると、この表示は図8から図5へ戻り、カスタマイズツールは、そのときのカスタマイズされた状態を記憶する。そして生成ボタン709が指示されると、カスタマイズツールは、WatermarkのUIをユーザにより操作不能にする指示を示す値を書き込んだUPDファイルを生成する。
図9は、こうしてカスタマイズを行ったプリンタドライバ2041のUIの一例を示す図である。
前述のようにしてカスタマイズされたプリンタドライバは、カスタマイズツールが生成したUPDファイルをインストール時又は起動時に読み込み、図9に示すようなUIを表示する。図8の例では、Watermark(スタンプ)のチェックボックス800が未チェックに設定されていたため、図9のスタンプのコントロール部900がグレーアウトで表示され、スタンプに対するユーザの操作を制限して禁止している。
このように、ユーザが図8に示すようなUIのチェックボックスを指示するだけで、ユーザが設定できないコントロールを、予めプリンタドライバ2041にプリセットとして組み込むことができ、これによりカスタマイズができる。
尚、本実施の形態では、カスタマイズしたデバイスモード(DEVMODE)を使用した「お気に入り」が内部的に作成され、カスタマイズされたプリンタドライバの「お気に入り」コンボボックスの先頭に表示されるようにプリンタドライバを実装している。このデバイスモードとは、普及しているOSで定義されている印刷設定データを格納するためのデータ構造の呼称である。このデバイスモードのデータ構造の形式で、各種印刷設定は、HD11のOSが管理するレジストリ領域や、同じくHD11に記憶されるUPDファイルの領域503(図13)に格納される。
プリンタドライバ2041は、動作時にレジストリ領域を読み出して印刷設定を実行する。またプリンタドライバ2041は、このデバイスモードを読み出して、それに従う印刷設定を行ったPDLデータを生成し、プリンタに転送して印刷を行わせる。これによりプリンタは、プリンタドライバから転送されるPDL形式の印刷設定に従って印刷処理を行う。
本実施の形態におけるカスタマイズツールを用いると、メーカープリセットとして提供されている「標準設定」に相当するお気に入りが作成される。例えば、カスタマイズツールを使用して、ステイプル及びスタンプの印刷設定が入力されると、その印刷設定をデバイスモード(DEVMODE)として、UPDファイルのデータ503の所定のアドレスに書き込む。ここで、カスタマイズされたプリンタドライバは、予め所定のアドレスを読み出すように実装されているので、所定のアドレスを読み出すと、そのデバイスモード(DEVMODE)の値がデフォルト設定としてプリンタドライバに設定される。更に、このデバイスモード(DEVMODE)の値を設定値とした「お気に入り」を組み込まれる。このように実装されたドライバは、カスタマイズ対応ドライバと呼ぶことがある。
尚、この「お気に入り」の名称は、カスタマイズツールにおいて、図5の「Profile name」のエディットボックス712に入力された名称を使用する。
カスタマイズで追加される「お気に入り」は、「お気に入り」コンボボックスの先頭に追加され、順番の並び替えを不可能にすることもできる。カスタマイズで追加される「お気に入り」のデータは、通常のデバイスドライバが持つ「お気に入り」とは異なり、レジストリ(格納領域)には保存されないため、ドライバにデフォルトで入っている「お気に入り」と同様に、ドライバUIからは編集できない(編集できないことを表す赤丸が表示される)。従って、カスタマイズで追加される「お気に入り」は、「お気に入り」の追加・編集ダイアログには表示されないようにすることができる。更に、カスタマイズで追加される「お気に入り」は、カスタマイズされたことを示すマークの一例として、例えば図9の901で示すように、指のアイコンが表示される。カスタマイズで追加される「お気に入り」は、ユーザがドライバUIを操作して印刷設定データを変更した後、カスタマイズされた印刷設定に戻したいときに利用する。
尚、Windows(登録商標) NT系のOSのプリンタフォルダのプロパティで表示される「お気に入り」タブには、カスタマイズで追加される「お気に入り」は表示されないため、「お気に入りの選択を許可する」をオフにしてお気に入りの選択を許可しないようにする機能は、カスタマイズで追加される「お気に入り」に対しては使用することができない。この機能に相当する機能は、コントロール選択でお気に入り(Profile)コントロールのチェックボックスをオフにすることで実現できる。
図10は、このデバイスモード(DEVMODE)のデータ構造の一例を示す図である。
ここでは、用紙向き(dmOrientation)、用紙サイズ(dmPaperSize)、用紙幅(dmPaperWidth)、部数(dmCopies)などが格納されている様子が記載されている。その他、このDEVMODEデータ構造体はレジストリに格納される。プリンタドライバ2041は、このレジストリに格納されたDEVMODEデータ構造体を読み書きすることで、デフォルトの印刷設定環境や、後述する「お気に入り」を読み込んでユーザインタフェースにも反映することができる。
ここで「お気に入り」とは、プリンタドライバ2041の複数の印刷設定を一纏まりにしたものである。ユーザは、この一纏まりの設定からなる「お気に入り」をプリンタドライバ2041のユーザインタフェースで指定することで所望の動作環境を得ることができる。例えば、スタンプとステイプルをよく用いるユーザの場合には、これらステイプルとスタンプ設定の組を「お気に入り」として登録することにより、この「お気に入り」を選択するだけで、複数の設定を所望の値に設定して印刷させることができる。
尚、このデバイスモードに格納可能な印刷設定の例としては、図10の例以外に以下の項目がある。原稿サイズ、出力用紙サイズ、ページレイアウト(1枚の物理用紙に何ページの論理ページを画像形成するか)、スタンプ、ページ枠、枠なし、日付を印刷するかしないか、ユーザ名を印刷するかしないか、ページ番号を印刷するかしないか、オーバレイ印刷をするかしないか等をページ設定の印刷設定として定義できる。更に、両面印刷、とじ方向(長辺とじ、短辺とじ)、綴じ代、排紙先、排紙先を部単位で変更するか、TrueTypeフォントをプリンタフォントとして置き換えるか否か、トナー節約モードで印刷するか否か、TypeWing機能を使うか否か、イメージ加速処理をするか否か、PDFファイルを常にイメージモードで印刷するか否かを等を設定できる。更に、これらは全てデバイスモードとして格納され、本実施の形態に係るカスタマイズ対応のプリンタドライバやカスタマイズツールにより「お気に入り」として取り扱うことができる。
図11は、本実施の形態に係るカスタマイズツールの動作を示すフローチャートである。
まずステップS501で、カスタマイズを行いたい設定値になるように設定値を変更する。これは例えば前述した図5の表示画面を表示し、その画面において、カスタムコード704が設定されて、プリンタ設定のプロパティ705や用紙設定の設定のプロパティ706等が、ユーザの所望の値に設定されることに相当している。そしてステップS502で生成ボタン709が指示されると、プリンタドライバ2041のUI関連のデータファイルであるUPDファイルを変更する。そしてステップS504で、そのドライバセットを元のプリンタドライバにコピーする。
図13は、UPDファイルのデータフォーマットを説明する図である。
図に示すように、UPDファイルはヘッダ501、ID定義502、データ503からなる。ID定義502には、データ503に格納されているデータのIDとデータの格納位置(アドレス)との組が格納されている。そして、その組がIDの数に相当する分のセットで格納されている。本実施の形態に係るカスタマイズツールでは、カスタマイズ用に定義されたIDに対応するデータの値を変更している。尚、ID定義502に使用したいカスタマイズデータのIDが定義されていない場合は、そのカスタマイズデータに対応する新たなIDがID定義502に追加される。
UPDファイルは各デバイスドライバごとに存在する。よって、次のような場合もカスタマイズが可能である。即ち、ある機種に対応したカスタマイズ済みのドライバセットを使用して更に他の機種もカスタマイズすることが可能である。例えば、ある機種でカスタマイズ済みのドライバセットの設定内容を用いて、別の機種の機器をもカスタマイズできる。また、ID定義502ではカスタマイズ用のIDを使用しているため、新しいバージョンのプリンタドライバに、それ以前にカスタマイズしたプリンタドライバの設定を引き継ぐこともできる。
尚、カスタマイズ対応のプリンタドライバは、カスタマイズツールによりカスタマイズされる。プリンタドライバは、インストール時又は初回の起動時にUPDファイルを読み込み、UPDファイルのID定義502の所定IDに対応付けて格納されたデータ503を読み込むように実装される。例えば、カスタマイズツールにより作成されたUPDファイルには、ID定義502内に「CUSTUMIZED」を示すIDと、そのデータ格納位置として番地Xが格納されているとする。
カスタマイズ対応のプリンタドライバは、インストール完了又は初回起動時には、ID定義502内に「CUSTUMIZED」を示すID情報が記憶されている場合、その情報に対応する番地を読み出すように予め実装されている。よって、このプリンタドライバは、インストール完了時又は初回起動時には、UPDファイルのID定義502内に「CUSTUMIZED」を示すIDを含むとき、そのID定義から対応するデータの番地Xを読み出す。続いて、そのプリンタドライバは、この番地Xのデータ503から、実際のドライバ設定データであるデバイスモードのデータ構造を更に読み出す。尚、ここで番地Xは絶対アドレスであっても良く、或はヘッダ501にデータ503の先頭アドレスを格納しておき、番地Xにはこのデータ503の先頭番地からのオフセットアドレスをセットしても良い。
このようにしてUPDファイルを用意することにより、カスタマイズされたプリンタドライバは、インストール完了時又は初回起動時に、自動的にカスタマイズツールにより作成されたUPDファイルを読み込み、プリンタドライバのデフォルトの設定値をデバイスモードとして自動的にプリセットする。これにより、カスタマイズされたプリンタドライバの動作環境を容易に構築することができる。
図14は、ドライバセットのカスタマイズを説明する図で、ここでは、本実施の形態に係るカスタマイズツール1400がドライバセットを作成するときに必要となるドライバセットと、作成されるドライバセットとを説明している。
図において、上半分が新しくカスタマイズしたドライバセットを作成する状態を示している(図5のMake Styleの「New」のラジオボタンが選択されている場合に相当)。カスタマイズツール1400は、基となるカスタマイズ可能なドライバセット1401をベースに、そのドライバセット内のUPDファイルを書き換えてカスタマイズ済みドライバセット1402を作成する。
下半分は、アップデート時の状態を示している(図5のMake Styleの「Update」のラジオボタンが選択されている場合に相当)。これは、新しいバージョンのドライバに、以前カスタマイズしたドライバの設定を引き継ぐ状態を示している。カスタマイズツール1400は、更新された、基となるカスタマイズ可能なドライバセット1403と、既に更新された(カスタマイズ済み)の古いバージョンのドライバセット1404を使用して、既にカスタマイズされた古いバージョンのドライバセット1404のカスタマイズデータを、カスタマイズ可能な更新されたドライバセット1403に入れ込むことで、更新済みのカスタマイズされたドライバセット1405を作成する。また新しくカスタマイズされたドライバセット1402を作成するとき、及び新しいバージョンのドライバに、以前カスタマイズしたドライバの設定を引き継ぐ時も、このカスタマイズツール1400が必要となる。
図12は、プリンタドライバのバージョン表示の一例を示す図で、ここではカスタマイズコード(「0001」)がバージョン情報ダイアログのバージョン部分に付加された例を示している。
カスタマイズドライバは、カスタマイズツールで入力したカスタムコードの値704を、ドライバUIの「バージョン情報」タブに表示されているドライバのバージョンの後ろに追加して表示する。
次に本実施の形態に係るカスタマイズツールによるUPDファイルの変更処理について説明する。
カスタマイズツールは、次の手順でカスタマイズ済みドライバセットを作成する。まず、カスタマイズの基となる、カスタマイズ対応のドライバセットを読み込む。この基となるデバイスドライバのUI関連のデータファイル(UPDファイル)を修正し、カスタマイズされたUPDファイルを含んだドライバセットを作成する。そして、このUPDファイルを変更したドライバセットを、カスタマイズ済みドライバセットとして出力する。このドライバセットは、インストーラを含まないように、Add Printerによるインストールに対応した「.inf形式」のものである。但し、インストーラを含むドライバセットとしてパッケージ化してもよい。
以下では、本発明の別の実施の形態に係るカスタマイズツールの動作の例を、図15のフローチャートおよび図5のUIを示す図を参照して説明する。
図15に示したカスタマイズツールの動作は、カスタマイズツールに対するユーザの開始指示により開始する。なお、各ステップは、順番を入れ替えて実行することも可能である。また、ステップS1505,S1508,S1511の判断は、ユーザが行ってもよいが、ステップS1505でのプリンタについての設定をするかどうか、ステップS1508での印刷設定のカスタマイズを行うかどうか、ステップS1511での一部のコントロールをDisable(無効)にするかどうかの設定をそれぞれ、予めファイルに真偽のフラグで記しておくようにしてもよい。例えば、「プリンタ設定(S1505):YES、印刷設定カスタマイズ(S1508):YES、一部のコントロールをDisableにする(S1510):NO」というようにファイルに記載しておいて、カスタマイズツールにこのファイルを読み込ませ、これを基に各判定処理を行わせることができる。
まず、ステップS1500では、図5の701に指示入力されたプリンタを認識する。次に、ステップS1501で、702に指示入力された基本ドライバの位置を認識する。本ツールでのカスタマイズは、この基本となるドライバセットの一部をカスタマイズツールが変更することで遂行される。次にステップS1502で、703に指示入力されたカスタマイズドライバの作成場所を認識する。
この位置に作成されたカスタマイズ済みドライバセットを使用することで、デフォルト値が変更されたプリンタドライバをインストールすることができる。次に、ステップS1503で、704に入力されたカスタムコードを認識する。このカスタムコードは、カスタマイズ済みドライバセットを作成する毎に異なる値を指定することで、インストール後のカスタマイズ済みドライバセットが同じものか違うものかを、カスタマイズツールやOSが判定する基準として使用することもできる。
プリンタドライバのデフォルト値のカスタマイズはステップS1504以降で行う。
ステップS1504では、ユーザが「Make Style」の「New」を指示することで、新たなデフォルト値が指定されたドライバセットが作成されるようになる。次に、ステップS1505で、製本、ステイプル、両面ユニット、その他の仕上げ処理を行うフィニッシャーを含むオプション装置を付けているかなどの情報を設定するかを、前述の設定ファイルを参照して判断する。ここで、プリンタについての設定を行う旨の入力があった場合はステップS1506に進み、設定を行う旨の入力が無かった場合はステップ1508に進む。
ステップS1505でプリンタについての設定を行うと判断した場合は、カスタマイズツールは、ステップS1506で、「Apply printer settings」のチェックボックスをONにする。その後、ステップS1507では、ユーザが「Properties」ボタン705をクリックしてカスタマイズツールに図7のドライバのUIモジュールを駆動させることでUIを表示させ、任意のデフォルト値を設定することになる。このデフォルト値の設定が終わりしだいOKボタンをクリックすると図5のUIに戻ることができる。
次に、ステップS1508で、カスタマイズツールは、印刷設定のデフォルト値のカスタマイズを行うかを、設定ファイルを参照して判断する。印刷設定のデフォルト値をカスタマイズすると判断した場合はステップ1509に進み、印刷設定のデフォルト値をカスタマイズしないと判断した場合はステップ1511に進む。
印刷設定のデフォルト値をカスタマイズすると判断された場合、カスタマイズツールはステップ1509で、「Apply document settings」のチェックボックスをONにする。次に、ステップ1510で、ユーザがPropatiesボタン706をクリックすると、カスタマイズツールが当該クリック操作を認識する。この認識に応じて、カスタマイズツールは、図6のUIを表示させて任意のデフォルト値を、カスタマイズツール内部に管理される値として設定する。ユーザは、デフォルト値の設定が終わるとOKボタンをクリックして図5のUIに戻る。
ステップ1511では、カスタマイズツールは、一部のコントロールをDisableにするかを判断する。一部のコントロールをDisableにすると判断した場合はステップS1515に進み、一部のコントロールをDisableにはしないと判断した場合はステップS1512に進む。
ステップS1515では、カスタマイズツールは「Enable controls」のチェックボックスをONにする。カスタマイズツールは次に、ステップS1516で 、ユーザによる「Select controls」ボタン707の押下入力を認識すると、図8のUIを表示させて任意のデフォルト値を設定する。デフォルト値の設定が終わったら、ユーザからのOKボタンの押下入力を認識ししだい、図5のUIにもどる。
次に、ステップS1512で、「Create」ボタン709が押下されたことによるカスタマイズ済みドライバセットの作成の指示入力をカスタマイズツールが認識すると、処理はステップS1513に進む。ステップS1513では、プリンタドライバ2041のUI関連のデータファイルであるUPDファイルをコピーし、そこにカスタマイズの結果を書き込んで一時的に保持する。
なお、UPDファイルの内容については、図13を参照して説明したとおりである。ステップS1513でUPDファイルの変更が終わると、処理はステップS1514に進む。このステップS1514では、カスタマイズツールは、もともとのドライバセットから、UPDファイルをステップS1513で作成したUPDファイルに差し替えた上で、ステップS1503にて703(Folder path to save a customized driver)に指定された場所にカスタマイズ済みプリンタドライバのセットを作成する。
具体的には、ステップS1507およびS1510でドライバを介して設定された設定情報をGPDファイルに新しいIDを定義して、カスタマイズされた設定値をデータとして格納する。また、ステップS1516で設定されたコントロールを、Disableすべきコントロールとして、GPDファイルまたはこれとは別に定義されたファイル内に、前記IDとは別のIDを定義と対応付けてリスト化する。これらのカスタマイズファイルをドライバのパッケージとして構築する。
プリンタドライバは、パッケージとして同梱されている、これらのカスタマイズされたGPDファイルおよび、Disableすべきコントロールのリスト(GPD)ファイルの内部に格納されていてもよい)を読み込んで、カスタマイズされた印刷設定を呼び出したり、カスタマイズされたプリンタドライバのユーザインタフェースを表示することになる。
[他の実施の形態]
本発明の目的は前述したように、本実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含む。

Claims (9)

  1. デバイスドライバのカスタマイズ可能な項目を含む設定画面を表示する手段と、
    前記設定画面を用いて設定された項目をカスタマイズされた項目として登録する手段と、
    前記カスタマイズされた項目を前記デバイスドライバのユーザインタフェース関連データに書き込む手段と、
    前記デバイスドライバの起動時、前記ユーザインタフェース関連データを参照して前記デバイスドライバのユーザインタフェースを表示する手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ユーザインタフェースを表示する手段は、前記カスタマイズされた項目により設定が禁止されている項目を識別可能に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ユーザインタフェースを使用して設定された設定値に基づいて処理を実行する情報処理装置であって、
    ユーザによりデバイスドライバのデフォルト値を設定するためのユーザインタフェース画面を表示する手段と、
    前記ユーザインタフェース画面を使用して設定されたデフォルト値を前記デバイスドライバに関連付けて記憶する手段と、
    記憶された前記デフォルト値に基づいて、前記デバイスドライバのユーザインタフェース画面を編集して表示する手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  4. デバイスドライバの設定項目を含むユーザインタフェースを表示する手段と、
    前記ユーザインタフェースを使用して設定された項目を、当該デバイスドライバのユーザインタフェース関連データにデフォルトの設定値として登録する手段と、
    前記デバイスドライバの起動時、前記ユーザインタフェース関連データに基づいて前記デバイスドライバのユーザインタフェースを表示する手段と、
    を有することを特徴とするデバイスドライバ。
  5. 前記デバイスドライバのユーザインタフェースを表示する手段は、前記デフォルトの設定により設定が禁止されている項目を識別可能に表示することを特徴とする請求項4に記載のデバイスドライバ。
  6. デバイスドライバのカスタマイズ可能な項目を含む設定画面を表示する工程と、
    前記設定画面を用いて設定された項目をカスタマイズされた項目として登録する工程と、
    前記カスタマイズされた項目を前記デバイスドライバのユーザインタフェース関連データに書き込む工程と、
    前記デバイスドライバの起動時、前記ユーザインタフェース関連データを参照して前記デバイスドライバのユーザインタフェースを表示する工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  7. 前記ユーザインタフェースを表示する工程では、前記カスタマイズされた項目により設定が禁止されている項目を識別可能に表示することを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
  8. ユーザインタフェースを使用して設定された設定値に基づいて処理を実行する情報処理装置における情報処理方法であって、
    ユーザによりデバイスドライバのデフォルト値を設定するためのユーザインタフェース画面を表示する工程と、
    前記ユーザインタフェース画面を使用して設定されたデフォルト値を前記デバイスドライバに関連付けてメモリに記憶する工程と、
    前記メモリに記憶された前記デフォルト値に基づいて、前記デバイスドライバのユーザインタフェース画面を編集して表示する工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  9. 請求項6から8までのいずれかに記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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