JP2002189574A - 印刷システム、情報処理装置、方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

印刷システム、情報処理装置、方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2002189574A
JP2002189574A JP2000391203A JP2000391203A JP2002189574A JP 2002189574 A JP2002189574 A JP 2002189574A JP 2000391203 A JP2000391203 A JP 2000391203A JP 2000391203 A JP2000391203 A JP 2000391203A JP 2002189574 A JP2002189574 A JP 2002189574A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドヘルドパソコンを用いるような場合で
も、印刷操作に関する操作性を向上させるとともに、エ
ラー終了することなく、正常に印刷を完了させられるよ
うにする。 【解決手段】 ハンドヘルドパソコン1のRAM11に
十分な空領域がある場合、アプリケーションから渡され
た画像データを印字データに変換した後RAM11に当
該印字データをスプールファイルとして一時的に格納
し、全印字データが格納されてスプールファイルが完成
した時点でアプリケーションにおける印刷処理を解放
し、バックグラウンドでスプールファイル内の印字デー
タをプリンタ5へ送る。これに対して、ハンドヘルドパ
ソコン1のRAM11に十分な空領域がない場合、全印
字データをスプールファイルとして一時的に格納するこ
となく、アプリケーションから渡されたラスタ単位の画
像データを印字データに変換して、フォアグランドで順
次プリンタ5へ印字データを送って印刷処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷データを記録
装置へ送信し、当該記録装置に印刷を行わせる印刷シス
テム、情報処理装置、方法、及びコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(以下、
パソコンと略すことがある)をホストとし、印刷可能な
記録装置(プリンタ)等の周辺機器を前記パソコンと接
続することにより、様々なアプリケーションソフトウェ
アから前記記録装置において印刷させることができる印
刷システムが存在している。
【0003】このようなシステムにおいては、前記アプ
リケーションソフトウェアから印刷処理を行うと、印刷
データを一時的なファイルとして作成し、ファイルが完
成した後、そのファイル内の印刷データを前記パソコン
から前記記録装置に送信することで、記録装置において
印刷させることができる。この場合、前記一時的なファ
イルの作成が完了した時点でアプリケーションソフトウ
ェアから印刷処理を解放することができ、その後は当該
アプリケーションソフトウェアにおいて任意の操作が可
能となる。
【0004】前記一時的なファイルの大きさは、印刷対
象にもよるが、通常、数10〜100MBのデータであ
る。また、通常、パソコンは大容量記憶装置として数G
Bのデータを記憶できるハードディスクドライブを備え
ており、前記一時的なファイルはこのハードディスクド
ライブ内に作成されるので、ほとんどのケースにおい
て、ハードディスクドライブの空領域不足が原因となっ
て一時的なファイルが作成できないということはない。
このようなシステムの例として、特開平5−10828
1号公報、特開平7−325678号公報、特開200
0−168198号公報に記載されているもの等が挙げ
られる。
【0005】一方、近年では、パソコンの簡易型のもの
として、ハードディスクドライブ等の大容量記憶装置を
備えず、その代わりとして通常数十MBのデータを記憶
できるメモリ(RAM)のみを記憶手段として備える小
型携帯用パーソナルコンピュータ(以下、ハンドヘルド
パソコンと呼ぶことがある)が開発されている。
【0006】かかるハンドヘルドパソコンにおいて、前
記記録装置を周辺機器として接続して利用しようとした
場合、前記パソコンと同様な一時的なファイルを作成す
る方法を用いると、メモリ(RAM)内にファイルを作
成することになるので、メモリ(RAM)の空領域不足
が原因となって一時的なファイルが作成できないケース
が多々発生する。
【0007】したがって、このようなハンドヘルドパソ
コンを利用した印刷システムの場合、通常、一時的なフ
ァイルを作成せず、アプリケーションソフトウェアから
渡される印刷データの一部を順次記録装置へ送信するこ
とで印刷処理が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハンド
ヘルドパソコンを利用した印刷システムの場合、通常、
一時的なファイルを作成せず、アプリケーションソフト
ウェアから渡される印刷データの一部を順次記録装置へ
送信することで印刷処理が行われるので、ハンドヘルド
パソコンから記録装置へ全印刷データが送信されるま
で、アプリケーションソフトウェアから印刷処理を解放
することができない。その結果、印刷処理を解放するの
に非常に時間がかかってしまい、その間は、アプリケー
ションソフトウェアを操作することができないという問
題が生じる。
【0009】また、仮に一時的なファイルを作成する方
法で印刷を試みたとしても、ファイルを作成している段
階で、前記メモリ(RAM)の空領域が不足してファイ
ルが完成できないケースが多々発生し、このようなケー
スにおいては、途中までファイルを作成するものの、フ
ァイルが作成できなくなった時点でエラー終了すること
になる。それまでの間、ユーザは印刷されるのをひたす
ら待つことになるが、結局は全く印刷されずにエラー終
了することになる、という問題が生じる。
【0010】本発明は上記のような点に鑑みてなされた
ものであり、ハンドヘルドパソコンを用いるような場合
でも、印刷操作に関する操作性を向上させるとともに、
エラー終了することなく、全てのケースにおいて、正常
に印刷を完了させられるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷システム
は、印刷可能な記録装置と、記憶手段を備え、前記記録
装置を制御して印刷を行わせることができる印刷データ
を前記記録装置へ送信する情報処理装置とが通信可能に
接続する印刷システムであって、前記記憶手段における
利用可能な領域の大きさを確認する領域確認手段と、前
記利用可能な領域の大きさと、前記記録装置へ送信する
総印刷データの大きさとを比較し、前記総印刷データの
大きさの方が大きい場合、前記記憶手段における利用可
能な領域を利用して前記総印刷データの内の一部の印刷
データを作成する制御手段とを備えた点に特徴を有す
る。
【0012】また、本発明の印刷システムの他の特徴と
するところは、前記制御手段は、前記記憶手段における
利用可能な領域を利用して前記総印刷データの内の一部
の印刷データを作成し、前記記録装置へ送信した後、前
記総印刷データの内の次の一部の印刷データを作成する
点にある。
【0013】また、本発明の印刷システムの他の特徴と
するところは、前記制御手段は、前記利用可能な領域の
大きさと、前記記録装置へ送信する総印刷データの大き
さとを比較し、前記利用可能な領域の大きさの方が大き
い場合、前記総印刷データを作成する点にある。
【0014】また、本発明の印刷システムの他の特徴と
するところは、前記印刷データ又は前記総印刷データ
は、前記記録装置を直接制御することが可能な印刷命
令、又は、そのコマンドを解読することにより前記印刷
命令を作成することができる中間印刷コマンドから構成
される点にある。
【0015】また、本発明の印刷システムの他の特徴と
するところは、前記利用可能な領域の大きさと、前記記
録装置へ送信する総印刷データの大きさとを比較し、前
記総印刷データの大きさの方が大きい場合、前記記憶手
段の利用可能な領域が不足していることを表すメッセー
ジを表示装置に表示するメッセージ表示手段を備えた点
にある。
【0016】また、本発明の印刷システムの他の特徴と
するところは、前記表示装置に前記メッセージとともに
印刷処理を継続する継続選択部と印刷処理を中止する中
止選択部とを表示する選択部表示手段を備え、前記制御
手段は、前記継続選択部が選択された場合、前記記憶手
段における利用可能な領域を利用して前記総印刷データ
の内の一部の印刷データを作成し、前記中止選択部が選
択された場合、印刷処理を中止する点にある。
【0017】また、本発明の印刷システムの他の特徴と
するところは、前記情報処理装置は、ハンドヘルドパソ
コンである点にある。
【0018】本発明の情報処理装置は、記憶手段を備
え、記録装置を制御して印刷を行わせることができる印
刷データを当該記録装置へ送信する情報処理装置であっ
て、前記記憶手段における利用可能な領域の大きさを確
認する領域確認手段と、前記利用可能な領域の大きさ
と、前記記録装置へ送信する総印刷データの大きさとを
比較し、前記総印刷データの大きさの方が大きい場合、
前記記憶手段における利用可能な領域を利用して前記総
印刷データの内の一部の印刷データを作成する制御手段
とを備えた点に特徴を有する。
【0019】本発明の情報処理方法は、記録装置を制御
して印刷を行わせることができる印刷データを当該記録
装置へ送信する情報処理方法であって、記憶手段におけ
る利用可能な領域の大きさを確認する領域確認手順と、
前記利用可能な領域の大きさと、前記記録装置へ送信す
る総印刷データの大きさとを比較し、前記総印刷データ
の大きさの方が大きい場合、前記記憶手段における利用
可能な領域を利用して前記総印刷データの内の一部の印
刷データを作成する制御手順とを有する点に特徴を有す
る。
【0020】本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体は、記録装置を制御して印刷を行わせることができ
る印刷データを当該記録装置へ送信する処理を実行する
ためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体であって、記憶手段における利用可能な領域
の大きさを確認する領域確認処理と、前記利用可能な領
域の大きさと、前記記録装置へ送信する総印刷データの
大きさとを比較し、前記総印刷データの大きさの方が大
きい場合、前記記憶手段における利用可能な領域を利用
して前記総印刷データの内の一部の印刷データを作成す
る制御処理とをコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを格納した点に特徴を有する。
【0021】上記のようにした本発明においては、情報
処理装置としてハンドヘルドパソコンを用いたような場
合に、容量不足で総印刷データを作成できないときに
は、順次記録装置へ印刷データを送るダイレクト印刷に
処理を切り替えることにより、全てのケースにおいて、
正常に印刷を完了することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
印刷システム、情報処理装置、方法、及びコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体の実施の形態について詳細に説
明する。なお、以下において、USBとはUniversal Se
rial Busの略で、双方向通信が可能な公知のインタフェ
ースであり、その詳細説明は省略する。
【0023】図1は、本実施の形態の印刷システムの構
成を表す図である。同図において1はハンドヘルドパソ
コンであり、搭載されているOSはMicrosoft Windows
CEである。2は液晶ディスプレイ、3はキーボード、4
はUSBポート(ホスト)である。液晶ディスプレイ2
はタッチパネルとなっており、スタイラスペン6を用い
て、ドラッグ、ドロップ、タップ等の操作をすることに
より、パソコン用マウスと同様な機能を実現する。な
お、このハンドヘルドパソコン1が、本発明でいう情報
処理装置に相当するものである。
【0024】5はインクジェット方式のカラープリンタ
であり、7はUSBポート(クライアント)である。な
お、このカラープリンタ5が、本発明でいう記録装置に
相当するものである。
【0025】ハンドヘルドパソコン1とプリンタ5とは
USBケーブル8を介して接続されており、これらの装
置1、5間でデータの双方向通信が可能である。
【0026】図2は、ハンドヘルドパソコン1の内部ハ
ードウェア構成を表すブロック図である。ハンドヘルド
パソコン1は簡易パソコンとして活用される携帯端末で
あり、その主な特徴としてハードディスクドライブのよ
うな大容量記憶装置(通常、数GBのデータを記憶でき
る装置)を備えておらず、記憶手段としてはRAMのみ
を備える。
【0027】同図において、9はマイクロプロセッサ等
から構成されるCPUであり、ハンドヘルドパソコン1
の中央処理装置として、ROM10に記憶されているプ
ログラムに従って、RAM11、通信部12、表示部1
3、操作部14を制御する。
【0028】ROM10には前記OS、ディスプレイや
ポートを制御する各デバイスドライバ、ハンドヘルドパ
ソコン1上で起動できる各アプリケーション等が記憶さ
れている。RAM11は通常32MB程度の容量で構成
され、その内の半分がプログラム実行用に、残りの半分
がデータ記憶用に割り当てられる。
【0029】通信部12にはUSBポート4が含まれて
おり、USBの通信を制御する。表示部13には液晶デ
ィスプレイ2が含まれており、アプリケーション等のユ
ーザインタフェース(以降、UIと省略することがあ
る)の表示等の制御を行う。操作部14にはキーボード
3が含まれており、キー入力を制御する。
【0030】図3は、プリンタ5の内部ハードウェア構
成を表すブロック図である。同図において、15はマイ
クロプロセッサ等から構成されるCPUであり、プリン
タ5の中央処理装置として、ROM16に記憶されてい
るプログラムに従って、RAM17、通信部18、記録
部19を制御する。
【0031】ROM16にはプリンタドライバ20(図
4にて後述する)の制御に従ってプリンタ5が記録(印
刷)処理を行うプログラムが記憶されている。RAM1
7は主にハンドヘルドパソコン1から送られて、それを
もとに記録部19によって印刷される印字データが一時
的に記憶される。
【0032】通信部18にはUSBポート7が含まれて
おり、USBの通信を制御する。記録部19は、インク
ジェット方式の記録ヘッド、各カラーインク、キャリッ
ジ、記録紙搬送機構等から構成される記録ユニットと、
前記印字データをもとに前記記録ヘッドにて印字用パル
スを発生させる為のASIC等から構成される電気回路
とから構成される。
【0033】印刷可能なアプリケーション(図6にて後
述する)上での印刷操作によって、アプリケーションで
開かれているファイルの表示内容(画像データ)が、プ
リンタドライバを介してプリンタ制御用コマンドを含む
印字データに変換された後、ハンドヘルドパソコン1の
RAM11のデータ記憶用エリアに一時的に格納され、
USBポート4からUSBインタフェースを介してプリ
ンタ5に送られる。
【0034】プリンタ5にて受信された印字データは、
記録部19によって印字用パルスに変換されて、記録紙
上に印刷される。
【0035】図4は、プリンタ5を制御するプリンタド
ライバ20の機能構成を表すブロック図である。プリン
タドライバ20は、ハンドヘルドパソコン1のROM1
0に記憶されている。同図において、矢印はデータのフ
ローを表す。
【0036】21はUI制御部であり、プリンタドライ
バ20のUIを制御する。22はプリンタ制御部であ
り、UI制御部21からの指示に従ってプリンタ5に制
御コマンドを送ることによりプリンタ5を制御したり、
プリンタ5からの応答コマンドに基づいてUI制御部に
プリンタ5の状態を伝えたりする。
【0037】23はスプール制御部であり、アプリケー
ションから印刷された時、ハンドヘルドパソコン1のR
AM11に十分な空領域がある場合、アプリケーション
から渡された画像データを印字データに変換した後RA
M11に当該印字データをスプールファイルとして一時
的に格納し、全印字データが格納されてスプールファイ
ルが完成した時点でアプリケーションにおける印刷処理
を解放し、バックグラウンドでスプールファイル内の印
字データをプリンタ5へ送る。このように、全印字デー
タをハンドヘルドパソコン1のRAM11にスプールフ
ァイルとして一時的に格納し、バックグラウンドでスプ
ールファイル内の印字データをプリンタ5へ送って印刷
処理を行うことをスプール印刷と呼ぶ。スプール印刷中
は、アプリケーション上において任意の操作を行うこと
ができる。
【0038】これに対して、ハンドヘルドパソコン1の
RAM11に十分な空領域がない場合、全印字データを
スプールファイルとして一時的に格納することなく、ア
プリケーションから渡されたラスタ単位の画像データを
印字データに変換して、フォアグランドで順次プリンタ
5へ印字データを送って印刷処理を行う。このように順
次プリンタ5へ印字データを送って印刷処理を行うこと
をダイレクト印刷と呼ぶ。ダイレクト印刷中は、アプリ
ケーション上において操作を行うことができない。
【0039】24はポート制御部であり、スプール制御
部23から渡された印字データを、通信部12に対して
ライトしたり、プリンタ5からの応答コマンドを通信部
12からリードしたり、主にプリンタドライバレベルか
らみたポートの制御を行う。
【0040】図5は、プリンタドライバ20のUIの一
例を示す図であり、プリンタドライバ20が起動したと
き、ハンドヘルドパソコン1の液晶ディスプレイ2に表
示される。同図において、35はメインウィンドウであ
る。
【0041】25はプリンタ選択部であり、コンボボッ
クスにて構成され、接続されているプリンタを選択する
ことにより、そのプリンタにて印刷を行うことができ
る。同図では、プリンタ5で印刷できる"BJプリンタ"
が選択されている。
【0042】26はポート選択部であり、コンボボック
スにて構成され、ハンドヘルドパソコン1に装備されて
いる印刷可能なポートを選択することができる。同図で
は、USBポートが選択されている。
【0043】27は用紙サイズ選択部であり、コンボボ
ックスにて構成され、用紙サイズとして、A6、A5、
A4の3タイプのうちから何れか一つを選択可能となっ
ている。同図では、A4サイズが選択されている。
【0044】28は下書き印刷選択部であり、チェック
ボックスにて構成され、チェックされている場合、印字
品位を落として下書き印刷の品位で印刷処理を行い、チ
ェックが外されている場合、標準品位で印刷処理を行
う。同図では、チェックが外されている状態となってい
る。
【0045】29はカラー印刷選択部であり、チェック
ボックスにて構成され、チェックされている場合、カラ
ー印刷が行われ、チェックが外されている場合、モノク
ロ印刷が行われる。同図では、チェックされている状態
となっている。
【0046】30は印刷範囲選択部であり、ラジオボタ
ンで構成され、"すべて"が選択されている場合、アプリ
ケーションの表示上で選択されている領域に関わらず全
ての範囲が印刷され、"選択"が選択されている場合、ア
プリケーションの表示上で選択された領域内が印刷され
る。同図では、"すべて"が選択されている状態となって
いる。
【0047】31は印刷の向き選択部であり、ラジオボ
タンで構成され、"縦"が選択されている場合、アプリケ
ーションの表示を用紙の縦方向に展開して印刷し、"横"
が選択されている場合、アプリケーションの表示を用紙
の横方向に展開して印刷する。同図では、"縦"が選択さ
れた状態となっている。
【0048】32は余白設定部であり、数値を入力可能
としたテキストボックスで構成され、用紙の上下左右の
余白をミリメートル単位でそれぞれ設定することができ
る。同図では、上下左右の余白が全て25mmで設定さ
れている状態となっている。
【0049】33はOKボタンであり、このOKボタン
33がタップされると印刷が開始される。34はキャン
セルボタンであり、このキャンセルボタン34がタップ
されると、印刷を行うことなく、メインウィンドウ35
が閉じられる。
【0050】以下では、プリンタ選択部25、ポート選
択部26、用紙サイズ選択部27、下書き印刷選択部2
8、カラー印刷選択部29、印刷範囲選択部30、印刷
の向き選択部31、余白設定部32における設定の組み
合わせを「印刷設定」と称する。
【0051】図6は、印刷可能なアプリケーションのU
Iの一例を示す図であり、本アプリケーションは、日本
語ワードプロセッサのアプリケーションである。同図に
おいて、36はメインウィンドウであり、文字列37が
入力された状態を表す。
【0052】38は印刷を開始する為の印刷ボタンであ
り、この印刷ボタン38をタップすることにより、プリ
ンタドライバ20が起動して、図5に示したメインウィ
ンドウ35が表示される。そして、メインウィンドウ3
5内のOKボタン33をタップすることにより、表示さ
れている文字列37の印刷が開始される。
【0053】39は本アプリケーションを閉じる為のク
ローズボタンであり、このクローズボタン39をタップ
することにより、メインウィンドウ36を閉じ、本アプ
リケーションを終了する。
【0054】図7は、スプール印刷を行う為のメモリ
(RAM11)を確保することができない場合の空メモ
リ不足メッセージを表す図である。同図において、40
は空メモリ不足メッセージであり、メッセージ文字列4
1、OKボタン42、キャンセルボタン43から構成さ
れる。本メッセージは、ハンドヘルドパソコン1の空メ
モリ(RAM11)の容量が不足している場合で、スプ
ール印刷を行う為のメモリ(RAM11)が確保できな
いときに表示される。
【0055】OKボタン42がタップされると、スプー
ル印刷を行わず、ダイレクト印刷を開始する。キャンセ
ルボタン43がタップされると、印刷を中止する。キャ
ンセルボタン43がタップされ、印刷が中止された場
合、その後、不要なファイルを削除する等してスプール
印刷を行う為の空メモリ(RAM11)の容量を十分に
増やしてから、印刷ボタン38をタップして再度印刷を
試みることにより、スプール印刷を行うことが可能であ
る。なお、本実施の形態においては、これらOKボタン
42、キャンセルボタン43が、本発明でいう継続選択
部、中止選択部に相当するものである。
【0056】このように、本実施の形態では、空メモリ
不足メッセージ40を表示させることで、印刷処理を継
続するか、中止するかをユーザが容易に選択できるよう
にし、例えば、ユーザが再度スプール印刷を試みること
等ができるようにしている。ただし、空メモリ不足メッ
セージ40を表示させることなく、空メモリ(RAM1
1)の容量が不足している場合は、自動的にダイレクト
印刷に処理を切り替えるようにすれば、ユーザが空メモ
リ不足メッセージ40に応えるという操作が不要とな
り、印刷操作に関するユーザの操作性を向上させること
ができる。
【0057】印刷可能なアプリケーションにおいて、こ
れらのうちいずれの仕様を選択するかは、そのアプリケ
ーションの使用目的に依存することであり、本発明の本
質には関わらない。
【0058】図8、9は、本実施の形態の印刷システム
における動作(処理)を表すフローチャートであり、以
下、これらの図面に従って動作の説明をする。図8は、
プリンタドライバ20のメインウィンドウ35内のOK
ボタン33がタップされて、印刷処理が開始された後の
処理を表すフローチャートである。プリンタドライバ2
0のメインウィンドウ35内のOKボタン33がタップ
されて、印刷処理が開始されると(ステップS80
1)、スプール印刷時にハンドヘルドパソコン1のメモ
リ(RAM11)に一時的に格納されるスプールファイ
ルのデータサイズを計算し(ステップS802)、メモ
リ(RAM11)のデータ記憶用エリアの空容量がこの
スプールファイルのデータサイズより大きいかどうかを
チェックする(ステップS803)。
【0059】メモリ(RAM11)の空容量が十分にあ
る場合(ステップS815)、メモリ(RAM11)の
空領域からスプールファイル用の領域を確保し(ステッ
プS804)、アプリケーションから印刷対象の1ラス
タ分の印刷画像データを受け取る(ステップS80
5)。この印刷画像データに印刷制御コマンドを付加し
て印字データに変換した後、スプールファイルに格納す
る(ステップS806)。
【0060】アプリケーションから印刷対象の全ラスタ
分の印刷画像データが渡されてスプール処理が完了した
(スプールファイルが完成した)場合(ステップS80
7)、スプール印刷を開始し(ステップS808)、ア
プリケーションに戻る(ステップS816)。ステップ
S807において全ラスタ分の印刷画像データのスプー
ル処理が完了していない場合、ステップS805に戻
る。
【0061】一方、メモリ(RAM11)の空容量が不
足している場合(ステップS815)、空メモリ不足メ
ッセージ40を表示し(ステップS809)、OKボタ
ン42がタップされた場合(ステップS810)、ダイ
レクト印刷が開始され、アプリケーションから印刷対象
の1ラスタ分の印刷画像データを受け取り(ステップS
811)、この印刷画像データに印刷制御コマンドを付
加して印字データに変換し(ステップS812)、この
1ラスタ分の印字データをポート制御部24に書き込む
ことによりプリンタ5へこの印字データが送られる(ス
テップS813)。
【0062】アプリケーションから印刷対象の全ラスタ
分の印刷画像データが渡されて全印字データの送信が完
了した場合(ステップS814)、アプリケーションに
戻る(ステップS816)。ステップS814におい
て、全印字データの送信が完了していない場合、ステッ
プS811に戻る。ステップS811〜S814が終了
するまでの間の処理が、ダイレクト印刷の処理を表すも
のである。
【0063】ステップS810において、キャンセルボ
タン43がタップされた場合、印刷処理を中止してアプ
リケーションに戻る(ステップS816)。例えば、ス
テップS815において、メモリ(RAM11)の空容
量が不足している場合、ステップS809とステップS
810をとばしてステップS811に進むことにより、
図7で説明したように、空メモリ不足メッセージ40を
表示させることなく自動的にダイレクト印刷に処理を切
り替えることにより、ユーザが空メモリ不足メッセージ
40に応えるという操作が不要になり、印刷操作に関す
るユーザの操作性を向上させることができる。
【0064】以上の動作において、ステップS816で
アプリケーションに戻ると、アプリケーションはプリン
タドライバ20のメインウィンドウ35を閉じて、プリ
ンタドライバ20を解放する。プリンタドライバ20が
起動中はアプリケーション上にて操作を行うことができ
ないが、プリンタドライバ20が解放されると、アプリ
ケーション上にて任意の操作を行うことができる。
【0065】図9は、スプール印刷の処理を表すフロー
チャートである。図8のステップS808においてスプ
ール印刷が開始されると(ステップS901)、スプー
ルファイルから印字データをロードし、この印字データ
をポート制御部24に書き込むことにより、この印字デ
ータがプリンタ5へ送られる(ステップS903)。そ
の後、書き込んだ印字データをスプールファイルから削
除して、その分のメモリ(RAM11)を解放する(ス
テップS904)。
【0066】全印字データの送信が完了した場合(ステ
ップS905)、スプール印刷を終了する(ステップS
906)。ステップS905において、全印字データの
送信が完了していない場合、ステップS902に戻る。
【0067】以上、本実施の形態の各状態における動作
について説明した。前述した通り、ハンドヘルドパソコ
ン1はハードディスクドライブのような大容量記憶装置
を備えておらず、記憶手段としてはRAM11のみを備
えるので、ユーザの使用状況に応じてメモリ(RAM1
1)内のデータ記憶用エリアに記憶可能なデータ量が限
られてしまい、特にスプール印刷処理のように、比較的
データサイズの大きいスプールファイルをメモリ(RA
M11)内に格納する必要がある場合、スプールファイ
ルを作成できず、正常に印刷を行うことができないケー
スが発生する。
【0068】かかる問題点に着目し、ハンドヘルドパソ
コン1において、スプール印刷処理のように比較的デー
タサイズの大きいスプールファイルをメモリ(RAM1
1)内に格納する必要がある場合も、もし、スプールフ
ァイルが作成できない場合は、スプールファイルの作成
を必要としないダイレクト印刷に処理を切り替えること
により、全てのケースにおいて、正常に印刷を完了する
ことができる。
【0069】ダイレクト印刷時は、メモリ(RAM1
1)の空領域の範囲内で専用のメモリ(RAM11)を
確保すればよいので、容易に実現することができる。ま
た、もし、スプールファイルが作成できる場合は、スプ
ール印刷を行うので、アプリケーションから印刷ジョブ
をより速く開放でき、バックグラウンドで印刷ジョブを
走らせた状態で、アプリケーション上にて任意の操作を
行うことができる。
【0070】また、アプリケーションの使用目的に応じ
て、空メモリ不足メッセージ40を表示させたり、表示
させなかったりすることで、スプール印刷を優先させて
アプリケーションの操作性を向上させるか、印刷操作に
関するユーザの操作性を向上させるかの何れかを重視さ
せて設計することが考えられる。空メモリ不足メッセー
ジ40を表示させる場合は、ユーザがハンドヘルドパソ
コン1のメモリ(RAM11)の空領域の状態を容易に
把握することができる。
【0071】なお、本実施の形態においては、周辺機器
の例としてカラープリンタ5を挙げたが、この例に限ら
ず、同様なスプールの概念を有する全ての周辺機器に関
して有効である。また、本実施の形態においては、イン
クジェット方式のカラープリンタの例を挙げたが、この
例に限らずレーザービームプリンタやモノクロプリンタ
に対しても有効であることは言うまでもない。
【0072】本実施の形態においては、スプールファイ
ルに書き込むデータとして、プリンタ5を直接制御する
ことが可能な印字データを利用することで容易に実現す
ることができるが、この例に限らず、アプリケーション
から渡される印刷画像データと前記印字データとの中間
処理に必要とされる中間データをスプールファイルに書
き込むことによっても、同様な効果が得られ、さらにこ
の場合は、スプールファイルの大きさを小さくすること
ができる。
【0073】本実施の形態においては、印刷可能なアプ
リケーションの例として日本語ワードプロセッサを使用
したが、この例に限られることなく、印刷可能な任意の
アプリケーションにおいて実現可能である。
【0074】本実施の形態においては、OSにMicrosof
t Windows CEを使用したが、このOSに限られることな
く、同様な構成をとることにより、任意のOSにおいて
実現可能である。
【0075】本実施の形態においては、ハンドヘルドパ
ソコン1とプリンタ5との間のインタフェースとして、
USB(Universal Serial Bus)インタフェースを用い
たが、このインタフェースに限られることなく、同様な
構成をとることにより、任意のインタフェースにおいて
実現可能である。
【0076】(その他の実施の形態)上述した実施の形
態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるよ
うに、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム
内のコンピュータに対し、上記実施の形態の機能を実現
するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、
そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いは
MPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバ
イスを動作させることによって実施したものも、本発明
の範疇に含まれる。
【0077】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、及びそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、R
OM等を用いることができる。
【0078】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共
同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれる
ことはいうまでもない。
【0079】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
はいうまでもない。
【0080】なお、上記実施の形態において示した各部
の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたって
の具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはなら
ないものである。すなわち、本発明はその精神、又はそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、8、9、
10に係る本発明によれば、印刷操作に関するユーザの
操作性を向上させることができ、全てのケースにおい
て、正常に印刷を完了することができる。
【0082】さらに、請求項2に係る本発明によれば、
メモリ等の記憶手段の利用可能な領域の範囲内で印刷処
理に必要な領域を確保すればよいので、容易に実現する
ことができる。
【0083】さらに、請求項3に係る本発明によれば、
アプリケーションから印刷処理をより速く解放でき、バ
ックグラウンドで印刷ジョブを走らせた状態で、アプリ
ケーション上にて任意の操作を行うことが可能となる。
【0084】さらに、請求項4に係る本発明によれば、
容易に実現可能であり、後者の場合はスプールファイル
の大きさを小さくすることができる。
【0085】さらに、請求項5に係る本発明によれば、
ユーザが利用可能な領域の状態を容易に把握することが
できる。
【0086】さらに、請求項6に係る本発明によれば、
ユーザは、印刷処理を継続するか、中止するかを容易に
選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の印刷システムの構成を示す図で
ある。
【図2】ハンドヘルドパソコン1の内部ハードウェア構
成を表すブロック図である。
【図3】プリンタ5の内部ハードウェア構成を表すブロ
ック図である。
【図4】プリンタ5を制御するプリンタドライバ20の
機能構成を表すブロック図である。
【図5】プリンタドライバ20のUIの一例を示す図で
ある。
【図6】印刷可能なアプリケーションのUIの一例を示
す図である。
【図7】空メモリ不足メッセージを表す図である。
【図8】印刷処理が開始された後の処理を表すフローチ
ャートである。
【図9】スプール印刷の処理を表すフローチャートであ
る。
【符号の説明】 1 ハンドヘルドパソコン 2 液晶ディスプレイ 4 USBポート 5 プリンタ 7 USBポート 8 USBケーブル 11 RAM 19 記録部 20 プリンタドライバ 23 スプール制御部 33 OKボタン 38 印刷ボタン 40 空メモリ不足メッセージ 42 OKボタン 43 キャンセルボタン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷可能な記録装置と、記憶手段を備
    え、前記記録装置を制御して印刷を行わせることができ
    る印刷データを前記記録装置へ送信する情報処理装置と
    が通信可能に接続する印刷システムであって、 前記記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認す
    る領域確認手段と、 前記利用可能な領域の大きさと、前記記録装置へ送信す
    る総印刷データの大きさとを比較し、前記総印刷データ
    の大きさの方が大きい場合、前記記憶手段における利用
    可能な領域を利用して前記総印刷データの内の一部の印
    刷データを作成する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記記憶手段における
    利用可能な領域を利用して前記総印刷データの内の一部
    の印刷データを作成し、前記記録装置へ送信した後、前
    記総印刷データの内の次の一部の印刷データを作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記利用可能な領域の
    大きさと、前記記録装置へ送信する総印刷データの大き
    さとを比較し、前記利用可能な領域の大きさの方が大き
    い場合、前記総印刷データを作成することを特徴とする
    請求項1に記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記印刷データ又は前記総印刷データ
    は、前記記録装置を直接制御することが可能な印刷命
    令、又は、そのコマンドを解読することにより前記印刷
    命令を作成することができる中間印刷コマンドから構成
    されることを特徴とする請求項1に記載の印刷システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記利用可能な領域の大きさと、前記記
    録装置へ送信する総印刷データの大きさとを比較し、前
    記総印刷データの大きさの方が大きい場合、前記記憶手
    段の利用可能な領域が不足していることを表すメッセー
    ジを表示装置に表示するメッセージ表示手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記表示装置に前記メッセージとともに
    印刷処理を継続する継続選択部と印刷処理を中止する中
    止選択部とを表示する選択部表示手段を備え、前記制御
    手段は、前記継続選択部が選択された場合、前記記憶手
    段における利用可能な領域を利用して前記総印刷データ
    の内の一部の印刷データを作成し、前記中止選択部が選
    択された場合、印刷処理を中止することを特徴とする請
    求項5に記載の印刷システム。
  7. 【請求項7】 前記情報処理装置は、ハンドヘルドパソ
    コンであることを特徴とする請求項1に記載の印刷シス
    テム。
  8. 【請求項8】 記憶手段を備え、記録装置を制御して印
    刷を行わせることができる印刷データを当該記録装置へ
    送信する情報処理装置であって、 前記記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認す
    る領域確認手段と、 前記利用可能な領域の大きさと、前記記録装置へ送信す
    る総印刷データの大きさとを比較し、前記総印刷データ
    の大きさの方が大きい場合、前記記憶手段における利用
    可能な領域を利用して前記総印刷データの内の一部の印
    刷データを作成する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る情報処理装置。
  9. 【請求項9】 記録装置を制御して印刷を行わせること
    ができる印刷データを当該記録装置へ送信する情報処理
    方法であって、 記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認する領
    域確認手順と、 前記利用可能な領域の大きさと、前記記録装置へ送信す
    る総印刷データの大きさとを比較し、前記総印刷データ
    の大きさの方が大きい場合、前記記憶手段における利用
    可能な領域を利用して前記総印刷データの内の一部の印
    刷データを作成する制御手順とを有することを特徴とす
    る情報処理方法。
  10. 【請求項10】 記録装置を制御して印刷を行わせるこ
    とができる印刷データを当該記録装置へ送信する処理を
    実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体であって、 記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認する領
    域確認処理と、 前記利用可能な領域の大きさと、前記記録装置へ送信す
    る総印刷データの大きさとを比較し、前記総印刷データ
    の大きさの方が大きい場合、前記記憶手段における利用
    可能な領域を利用して前記総印刷データの内の一部の印
    刷データを作成する制御処理とをコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを格納したことを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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