JP2002351632A - 情報処理装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体

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JP2002351632A
JP2002351632A JP2001157588A JP2001157588A JP2002351632A JP 2002351632 A JP2002351632 A JP 2002351632A JP 2001157588 A JP2001157588 A JP 2001157588A JP 2001157588 A JP2001157588 A JP 2001157588A JP 2002351632 A JP2002351632 A JP 2002351632A
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Takeshi Ota
武志 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタドライバが印刷処理に必要とするだ
けのメモリワーク領域を確保できない場合でも印刷を自
動的に続行することができるようにする。 【解決手段】 プリンタドライバが印刷処理に必要とす
るメモリ容量を算出し(S902)、記憶装置の空き容
量を検出する(S903)。両容量を比較し、空き容量
が不足するとき(S910でYES)、前記検出された
空き容量だけを使用することによって生成可能な最大印
刷サイズを算出し(S908)、該最大印刷サイズに応
じた印刷データを生成する(S905)。該生成された
印刷データに基づき、印刷装置に印刷を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、印
刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関し、特に、
記憶容量の比較的少ない記憶装置を備えるとともに、印
刷装置が接続され、該印刷装置に印刷を行わせる情報処
理装置、該情報処理装置に適用される印刷制御方法、該
印刷制御方法をコンピュータに実行させるためのプログ
ラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(以下
「パソコン」と略す)をホストコンピュータとして、プ
リンタを上記パソコンに接続することにより、様々なア
プリケーションソフトウェアの実行に伴ないプリンタに
印刷を行わせることができる印刷システムが存在する。
【0003】このような印刷システムにおいて、アプリ
ケーションソフトウェアを実行してプリンタで印刷を行
うとき、パソコン上の記憶装置に、アプリケーションソ
フトウェアが印刷処理に使用するメモリワーク領域と、
プリンタドライバが印刷処理に使用するメモリワーク領
域とが必要となる。両メモリワーク領域の合計メモリ容
量として通常、数MBから数10MB以上が必要であ
る。
【0004】ところで近年、プリンタの記録解像度が高
解像度化したことに伴い、プリンタドライバが印刷処理
に必要とするメモリワーク領域が増える傾向にある。ま
た、アプリケーションソフトウェアの高機能化や高画素
数のデジタルカメラの普及等により、パソコン内の記憶
装置におけるプリンタドライバが利用できるメモリワー
ク領域が減少する傾向にある。
【0005】こうした状況にある印刷システムにおい
て、アプリケーションソフトウェアを実行してプリンタ
で印刷を行おうとしたとき、もしプリンタドライバが印
刷処理に必要とするだけのメモリワーク領域を前記記憶
装置に確保できなければ、プリンタドライバは印刷処理
を中止し、ユーザは印刷物を手にいれることはできな
い。こうした事態が発生した場合、ユーザは記憶装置内
に記憶されているデータ量を減らすとか、プリンタドラ
イバの設定を変更するとか、といった記憶装置内に空き
メモリ領域を作成するための操作を行い、その後、印刷
を再度試みる必要がある。
【0006】ところで近年、パソコンの簡易型のものと
して、ハードディスクドライブなどの大容量記憶装置を
備えず、通常数10MBのデータを記憶できるメモリ
(RAM)のみを記憶手段として備えた簡易型パーソナ
ルコンピュータ(以下「ハンドヘルドPC」という)
や、そのようなハンドヘルドPCと同じ機能を搭載した
インターネット端末、TV、インフォメーションアプラ
イアンス機器が増えつつある。
【0007】こうしたハンドヘルドPCや、これと同じ
機能を搭載した上記機器類において、プリンタをその周
辺機器として接続して印刷を行おうとした場合、前記パ
ソコンと同様に、ハンドヘルドPCや上記機器内のメモ
リ(RAM)内に、プリンタドライバの印刷処理用のメ
モリワーク領域を確保する必要があり、したがって、こ
こでも、メモリ(RAM)の空き領域不足が原因となっ
て印刷ができないケースが多々発生する。
【0008】こうしたケースはパソコンをホストコンピ
ュータとする場合よりも頻繁に発生し、パソコンの場合
と同様に、ユーザはメモリ(RAM)に記憶されている
データ量を減らすとか、プリンタドライバの設定を変更
するとか、といった操作を行う必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のハンドヘルドPCやこれと同じ機能を搭載した機器
類において印刷処理が中止された場合に、ユーザがメモ
リ(RAM)に記憶されているデータ量を減らそうとし
ても、ユーザにとって、どのくらいデータ量を減らした
らよいかが分からない。また、メモリ(RAM)の全容
量が元々少ないため、消せるデータの選択は難しい場合
が多い。さらに、他のデバイスにデータのバックアップ
をとるにしてもその操作は容易ではない。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、プリンタドライバが印刷処理に必要と
するだけのメモリワーク領域を確保できない場合でも印
刷を自動的に続行することのできる情報処理装置、印刷
制御方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、記憶装置を備えると
ともに、印刷装置が接続された情報処理装置において、
前記印刷装置に印刷を行わせるときに実行されるべき印
刷処理の実行において必要となる前記記憶装置の記憶領
域の大きさを決定する決定手段と、前記印刷装置に印刷
を行わせたいとき、前記記憶装置の記憶領域のうち前記
印刷処理に使用可能な空き領域の大きさを検出する検出
手段と、前記決定手段によって決定された記憶領域の大
きさと前記検出手段によって検出された空き領域の大き
さとを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の
結果、前記決定手段によって決定された記憶領域の大き
さが前記検出手段によって検出された空き領域の大きさ
よりも大きいとき、前記検出手段によって検出された空
き領域を使用することによって生成可能な印刷データを
生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された
印刷データに基づき、前記印刷装置に印刷を行わせる印
刷指令手段とを有することを特徴とする情報処理装置が
提供される。
【0012】請求項2記載の発明によれば、前記生成手
段は、前記印刷装置で行われるべき所望の印刷態様を変
更する。
【0013】請求項5記載の発明によれば、前記変更さ
れる印刷態様は印刷サイズであり、前記生成手段は印刷
サイズを所望のサイズよりも縮小する。
【0014】請求項10記載の発明によれば、前記変更
される印刷態様は着色印刷の有無であり、前記生成手段
はカラー印刷をモノクロ印刷に変更する。
【0015】また、請求項16記載の発明によれば、記
憶装置を備えるとともに、印刷装置が接続された情報処
理装置に適用される印刷制御方法において、前記印刷装
置に印刷を行わせるときに実行されるべき印刷処理の実
行において必要となる前記記憶装置の記憶領域の大きさ
を決定する決定ステップと、前記印刷装置に印刷を行わ
せたいとき、前記記憶装置の記憶領域のうち前記印刷処
理に使用可能な空き領域の大きさを検出する検出ステッ
プと、前記決定ステップによって決定された記憶領域の
大きさと前記検出ステップによって検出された空き領域
の大きさとを比較する比較ステップと、前記比較ステッ
プによる比較の結果、前記決定ステップによって決定さ
れた記憶領域の大きさが前記検出ステップによって検出
された空き領域の大きさよりも大きいとき、前記検出ス
テップによって検出された空き領域を使用することによ
って生成可能な印刷データを生成する生成ステップと、
前記生成ステップによって生成された印刷データに基づ
き、前記印刷装置に印刷を行わせる印刷指令ステップと
を有することを特徴とする印刷制御方法が提供される。
【0016】また、請求項29記載の発明によれば、記
憶装置を備えるとともに、印刷装置が接続された情報処
理装置に適用される印刷制御方法を、コンピュータに実
行させるためのプログラムにおいて、前記印刷制御方法
が、前記印刷装置に印刷を行わせるときに実行されるべ
き印刷処理の実行において必要となる前記記憶装置の記
憶領域の大きさを決定する決定ステップと、前記印刷装
置に印刷を行わせたいとき、前記記憶装置の記憶領域の
うち前記印刷処理に使用可能な空き領域の大きさを検出
する検出ステップと、前記決定ステップによって決定さ
れた記憶領域の大きさと前記検出ステップによって検出
された空き領域の大きさとを比較する比較ステップと、
前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
き、前記検出ステップによって検出された空き領域を使
用することによって生成可能な印刷データを生成する生
成ステップと、前記生成ステップによって生成された印
刷データに基づき、前記印刷装置に印刷を行わせる印刷
指令ステップとを有することを特徴とするプログラムが
提供される。
【0017】さらに、請求項42記載の発明によれば、
記憶装置を備えるとともに、印刷装置が接続された情報
処理装置に適用される印刷制御方法をプログラムとして
記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
において、前記印刷制御方法が、前記印刷装置に印刷を
行わせるときに実行されるべき印刷処理の実行において
必要となる前記記憶装置の記憶領域の大きさを決定する
決定ステップと、前記印刷装置に印刷を行わせたいと
き、前記記憶装置の記憶領域のうち前記印刷処理に使用
可能な空き領域の大きさを検出する検出ステップと、前
記決定ステップによって決定された記憶領域の大きさと
前記検出ステップによって検出された空き領域の大きさ
とを比較する比較ステップと、前記比較ステップによる
比較の結果、前記決定ステップによって決定された記憶
領域の大きさが前記検出ステップによって検出された空
き領域の大きさよりも大きいとき、前記検出ステップに
よって検出された空き領域を使用することによって生成
可能な印刷データを生成する生成ステップと、前記生成
ステップによって生成された印刷データに基づき、前記
印刷装置に印刷を行わせる印刷指令ステップとを有する
ことを特徴とする記憶媒体が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0019】(第1の実施の形態)図1は、本発明に係
る印刷システムの第1の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【0020】同図において1はハンドヘルドPC(携帯
型パーソナルコンピュータ)であり、搭載されているO
S(Operating System)はMicrosoftWind
ows(登録商標)CEである。2は液晶ディスプレ
イ、3はキーボード、4はUSBポート(ホスト側)で
ある。液晶ディスプレイ2はタッチパネルとなってお
り、スタイラスペン6を用いて、ドラッグ、ドロップ、
タップ等の操作をすることにより、パソコン(パーソナ
ルコンピュータ)用のポインティングデバイス(マウ
ス)と同様な機能を実現している。5はインクジェット
方式のカラープリンタであり、7はUSBポート(クラ
イアント側)である。ハンドヘルドPC1とプリンタ5
とはUSBケーブル8で接続されており、これらの装置
間でデータの双方向通信が可能である。
【0021】図2はハンドヘルドPC1の内部ハードウ
ェア構成を表すブロック図である。
【0022】ハンドヘルドPC1は簡易パソコンとして
活用される携帯情報端末(PDA;Personal Digital A
ssistant)であり、その主な特徴としてRAMのみを記
憶手段として備え、ハードディスクドライブのような大
容量記憶装置(通常、数GBのデータを記憶できる装
置)を備えていない。
【0023】図2において、9はマイクロプロセッサ等
から構成されるCPUであり、ハンドヘルドPC1の中
央処理装置として、ROM10に記憶されているプログ
ラムに従って、RAM11、通信部12、表示部13、
操作部14を制御する。ROM10には、前記OS、液
晶ディスプレイ2やUSBポート4を制御する各デバイ
スドライバ、ハンドヘルドPC1上で起動できる各アプ
リケーション等が記憶されている。RAM11は通常3
2MB程度の容量で構成され、その容量の半分がプログ
ラム実行用に、残りの半分がデータ記憶用に割り当てら
れる。通信部12にはUSBポート4が含まれており、
USB(Universal Serial Bus)の通信を制御する。表
示部13には液晶ディスプレイ2が含まれており、アプ
リケーションの実行に伴ない必要となる入出力画面の液
晶ディスプレイ2への表示等の制御を行う。操作部14
にはキーボード3が含まれており、キー入力を制御す
る。以上の各部9〜14はアドレス・データバスによっ
て接続される。
【0024】図3はプリンタ5の内部ハードウェア構成
を表すブロック図である。
【0025】同図において、15はマイクロプロセッサ
等から構成されるCPUであり、プリンタ5の中央処理
装置として、ROM16に記憶されているプログラムに
従って、RAM17、通信部18、記録部19を制御す
る。ROM16には、プリンタドライバ20(図4を参
照して後述)の制御に従ってプリンタ5が記録(印刷)
処理を行うためのプログラムが記憶されている。RAM
17には、主にハンドヘルドPC1から送られた印字デ
ータが一時的に記憶される。通信部18にはUSBポー
ト7が含まれており、USBの通信を制御する。記録部
19は、RAM17に一時的に記憶された印字データを
基に印刷を行うものであり、インクジェット方式の記録
ヘッド、各カラーインク、キャリッジ、記録紙搬送機構
等から構成される記録ユニットと、前記印字データをも
とに前記記録ヘッドにて印字用パルスを発生させる為の
ASIC等から構成された電気回路とから構成される。
以上の各部15〜19はアドレス・データバスによって
接続される。
【0026】以上のような構成により、印刷指示可能な
アプリケーション(図8を参照して後述)の実行中に印
刷指示が行われると、アプリケーションで開かれている
ファイルの画像データが、プリンタドライバ20を介し
て、プリンタ制御用コマンドを含む印字データに変換さ
れ、それがハンドヘルドPC1のRAM11のデータ記
憶用エリアに一時的に格納され、USBポート4からU
SBケ−ブル8を介してプリンタ5に送られる。プリン
タ5にて受信された印字データは、記録部19によって
印字用パルスに変換されて、記録紙上に印刷される。
【0027】図4は、プリンタ5を制御するプリンタド
ライバ20の機能構成を示すブロック図である。
【0028】同図において、矢印はデータのフローを表
す。20はプリンタドライバであり、ハンドヘルドPC
1のROM10に記憶されているプログラムである。2
1はUI制御部であり、プリンタドライバ20のユーザ
インタフェース(ユーザへの表示やユーザからの入力)
を制御する。22はプリンタ制御部であり、UI制御部
21からの指示に従ってプリンタ5に制御コマンドを送
り、これによってプリンタ5を制御したり、またプリン
タ5からの応答コマンドに基づいてUI制御部21にプ
リンタ5の状態を伝えたりする。23はポート制御部で
あり、プリンタ制御部22から渡された印字データを、
通信部12に対して書き込んだり、プリンタ5から送ら
れた応答コマンドを通信部12から読み出したり、主に
プリンタドライバレベルからみたポートの制御を行う。
【0029】図5は、プリンタドライバ20が起動した
時、ハンドヘルドPC1の液晶ディスプレイ2に表示さ
れる画面を示す図であり、該画面を介してユーザインタ
フェースが行われる。
【0030】同図において、35はメインウィンドウで
ある。25はプリンタ選択欄であり、コンボボックスに
て構成される。プリンタ選択欄25では、設定されてい
る多くのプリンタの中から接続されているプリンタが選
択され、そのプリンタにて印刷が行われる。同図では
「BJプリンタ(登録商標)」が選択されている。
【0031】26はポート選択欄であり、コンボボック
スにて構成される。ポート選択欄26では、ハンドヘル
ドPC1に装備されている印刷に使用可能なポートが選
択される。同図では「USBポート」が選択されてい
る。
【0032】27は用紙サイズ選択欄であり、コンボボ
ックスにて構成される。印刷用紙サイズとして、A6、
A5、A4の3タイプのうちから何れか1つが選択可能
である。同図では「A4」が選択されている。
【0033】28は下書き印刷選択欄であり、チェック
ボックスで構成される。ここがチェックされている場
合、印刷品位を落として下書き印刷の品位で印刷処理が
行われ、チェックが外されている場合、標準品位で印刷
処理が行われる。同図ではチェックが外されている状態
を表す。
【0034】29はカラー印刷選択欄であり、チェック
ボックスで構成される。チェックされている場合、カラ
ー印刷が行われ、チェックが外されている場合、モノク
ロ印刷が行われる。同図ではチェックされている状態を
表す。
【0035】30は印刷範囲選択欄であり、ラジオボタ
ンで構成される。「すべて」が選択されている場合、ア
プリケーションの処理において選択(表示)されている
領域に拘わらず全ての範囲が印刷され、「選択」が選択
されている場合、アプリケーションの処理において選択
(表示)された領域内が印刷される。同図では「すべ
て」が選択されている状態を表す。
【0036】31は印刷の向き選択欄であり、ラジオボ
タンで構成される。「縦」が選択されている場合、アプ
リケーションの処理において選択(表示)された領域内
を用紙の縦方向に展開して印刷し、「横」が選択されて
いる場合、アプリケーションの処理において選択(表
示)された領域を用紙の横方向に展開して印刷する。同
図では「縦」が選択されている。
【0037】32は余白設定欄であり、数値を入力可能
なテキストボックスで構成される。用紙の上下左右の余
白をミリメートル単位でそれぞれ設定することができ
る。同図では上下左右の余白が全て「25mm」で設定
されている状態を表す。
【0038】33はOKボタンであり、このボタンがタ
ップされると印刷処理が開始される。34はキャンセル
ボタンであり、このボタンがタップされると、印刷を行
うことなく、メインウィンドウ35を閉じる。
【0039】以降では、プリンタ選択欄25、ポート選
択欄26、用紙サイズ選択欄27、下書き印刷選択欄2
8、カラー印刷選択欄29、印刷範囲選択欄30、印刷
の向き選択欄31、余白設定欄32における設定の組み
合わせを「印刷設定」と呼ぶ。
【0040】図6は、メモリ量が不足するときに液晶デ
ィスプレイ2に表示されるダイアログ40を示す図であ
る。
【0041】プリンタドライバ20の処理中に、プリン
タドライバ20が必要とするメモリ量をRAM11に確
保できない場合、液晶ディスプレイ2にダイアログ40
が表示され、「RAM11内で利用可能なメモリ領域だ
けを使用して印刷を試みるか否か。試みる場合、印刷サ
イズが通常より縮小される」旨のメッセージ41が表示
される。なおOKボタン42がタップされると印刷処理
を続け、キャンセルボタン43がタップされると、印刷
処理を中止する。
【0042】図7は、メモリ量が不足するときに液晶デ
ィスプレイ2に表示されるダイアログ50を示す図であ
る。
【0043】プリンタドライバ20の処理中に、プリン
タドライバ20が必要とするメモリ量をRAM11に確
保できない場合、液晶ディスプレイ2にダイアログ50
が表示され、「RAM11内で利用可能なメモリ領域だ
けでは十分な大きさの印刷サイズでの印刷ができないの
で、空きメモリ容量を増やして欲しい」旨のメッセージ
51が表示される。OKボタン52がタップされると印
刷処理を中止する。
【0044】図8は、印刷指示可能なアプリケーション
の実行中に印刷対象となった画像データの一例を示す図
であり、ここでは、ホームページ閲覧ソフト(Webブ
ラウザ)のアプリケーションの実行中にホームページ画
像が印刷対象となったとしている。
【0045】同図において、60はメインウィンドウで
あり、ホームページが表示された状態を表す。62は印
刷の開始を指示するための印刷ボタンであり、このボタ
ンをタップすることにより、プリンタドライバ20が起
動してメインウィンドウ35(図5)が表示される。そ
して、メインウィンドウ35内のOKボタン33をタッ
プすることにより、図8のホームページコンテンツ61
の印刷が開始される。63は本アプリケーションを閉じ
る為のクローズボタンであり、このボタンをタップする
ことにより、メインウィンドウ60を閉じ、本アプリケ
ーションを終了する。
【0046】ホームページコンテンツ61の印刷が行わ
れた結果を、図9及び図10に示す。
【0047】図9は、印刷に必要なメモリ量がRAM1
1内に確保された場合の印刷結果例を示す図である。
【0048】記録用紙71上に指定印刷サイズの印刷画
像72が印刷される。
【0049】図10は、印刷に必要なメモリ量がRAM
11内に確保できなかった場合の印刷結果例を示す図で
ある。
【0050】記録用紙71に、メモリ量不足に起因して
画像が縮小された旨、及びメモリ量不足の解消法等を示
すメッセージ73と、縮小された印刷画像74とが印刷
される。
【0051】図11、図12は、第1の実施の形態にお
けるCPU11で実行される印刷処理の手順を示すフロ
ーチャートである。この処理は、例えば図8に示すホー
ムページが液晶ディスプレイ2に表示されているとき
に、印刷ボタン62がタップされて図5に示すメインウ
ィンドウ35が表示され、このメインウィンドウ35に
おいて印刷設定が行われ、その後、OKボタン33がタ
ップされたときに行われる処理である。
【0052】メインウィンドウ35内のOKボタン33
がタップされて印刷処理が開始されると(S901)、
印刷設定に従って印刷処理に必要なバッファサイズを計
算する(S902)。
【0053】次に、RAM11において利用可能な空き
メモリ量を検出し(S903)、検出された空きメモリ
量が、プリンタドライバ20が印刷データ生成に必要と
するワークメモリ量よりも小さいか否かを判断する(S
910)。空きメモリ量がワークメモリ量よりも小さい
場合、すなわち、必要な空きメモリ量を確保できない場
合、ステップS907へ進む。一方、空きメモリ量がワ
ークメモリ量以上である場合、すなわち、印刷処理に必
要な空きメモリ量が十分ある場合は、ステップS904
へ進む。
【0054】ステップS907では、液晶ディスプレイ
2に、図6に示したダイアログ40を表示し、ユーザに
「メモリ量が不足しているので、利用可能なメモリ量だ
けを使用した印刷サイズの縮小された印刷を試みるか」
を問い合わせる。その応答結果に応じて、印刷続行か否
かを判別する(S911)。ユーザによってOKボタン
42(図6)がタップされたならばステップS908へ
進む。ユーザによってキャンセルボタン43(図6)が
押されたならば本処理を中止して印刷を行わない。
【0055】ステップS908において、利用可能な空
きメモリ容量を全部使用してできる最大印刷サイズを算
出する。そしてステップS912において、ステップS
908で算出した最大印刷サイズが、ユーザにとって満
足がいく最低印刷サイズである所定印刷サイズ以上であ
るか否かを判別する。この所定印刷サイズ以上である場
合はステップS913に進み、印刷データに「空きメモ
リ量不足のため縮小印刷した」旨の表示データを追加
し、ステップS904へ進む。
【0056】一方、ステップS912において、ステッ
プS908で算出した最大印刷サイズが、上記所定印刷
サイズよりも小さいと判別された場合、ステップS90
9へ進み、液晶ディスプレイ2に、図7に示したダイア
ログ50を表示し、ユーザに「現在の空きメモリ容量で
は十分な印刷サイズでの印刷ができないので、空きメモ
リ量を増やして欲しい」旨を知らせる。OKボタン52
がタップされたら本処理を終了する。
【0057】次にステップS904においては、印刷処
理に必要な空きメモリ量が十分あってステップS910
で否定(NO)となった場合、プリンタドライバ20が
印刷データ生成に必要とするワークメモリ量をRAM1
1に確保し、また、ステップS908で算出した最大印
刷サイズが所定印刷サイズ以上であることによって、ス
テップS913で、印刷データに「空きメモリ量不足の
ため縮小印刷した」旨の表示データを追加した場合に
は、ステップS908で算出された印刷サイズを生成す
るのに必要となるワークメモリ量をRAM11に確保す
る。
【0058】つぎに印刷可能サイズに合わせて印刷デー
タを作成する(S905)。ここで作成される印刷デー
タは、印刷処理に必要な空きメモリ量が十分あってステ
ップS910で否定(NO)となった場合であるなら
ば、図9に示す印刷結果をもたらし、また、ステップS
908で算出した最大印刷サイズが所定印刷サイズ以上
であってステップS912で肯定(YES)となった場
合であるならば、図10に示す印刷結果をもたらす。
【0059】そして、その印刷データを通信部12(図
2)へ書き込み(S906)、プリンタドライバ20に
おける印刷処理を終了する(S914)。
【0060】このようにして、プリンタドライバ20が
印刷処理に必要とするだけのメモリワーク領域をRAM
11に確保できない場合でも、印刷を自動的に続行する
ことが可能となる。
【0061】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を説明する。
【0062】第2の実施の形態の構成は、基本的に第1
の実施の形態の構成と同じである。そのため、第2の実
施の形態の説明においては、第1の実施の形態の構成と
同一部分には同一の参照符号を付してその説明を省略
し、異なる部分だけを説明する。
【0063】図13は、第2の実施の形態において、メ
モリ量が不足するときに液晶ディスプレイ2に表示され
るダイアログ140を示す図である。
【0064】プリンタドライバ20の処理中に、プリン
タドライバ20が必要とするメモリ量をRAM11に確
保できない場合、液晶ディスプレイ2にダイアログ14
0が表示され、「RAM11内で利用可能なメモリ領域
だけを使用して印刷を試みるか否か。試みる場合、モノ
クロ印刷が行われる」旨のメッセージ141が表示され
る。なおOKボタン142がタップされると印刷処理を
続け、キャンセルボタン143がタップされると、印刷
処理を中止する。
【0065】図14は、第2の実施の形態において、メ
モリ量が不足するときに液晶ディスプレイ2に表示され
るダイアログ150を示す図である。
【0066】プリンタドライバ20の処理中に、プリン
タドライバ20が必要とするメモリ量をRAM11に確
保できない場合、液晶ディスプレイ2にダイアログ15
0が表示され、「RAM11内で利用可能なメモリ領域
だけではモノクロ印刷でさえできないので、空きメモリ
容量を増やして欲しい」旨のメッセージ151が表示さ
れる。OKボタン152がタップされると印刷処理を中
止する。
【0067】図15は、印刷に必要なメモリ量がRAM
11内に確保できなかった場合の印刷結果例を示す図で
ある。
【0068】記録用紙171に、メモリ量不足に起因し
てモノクロ印刷された旨、及びメモリ量不足の解消法等
を示すメッセージ173と、モノクロ印刷された印刷画
像74とが印刷される。
【0069】図16及び図17は、第2の実施の形態に
おけるCPU11で実行される印刷処理の手順を示すフ
ローチャートである。この処理は、例えば図8に示すホ
ームページ(カラー画像)が液晶ディスプレイ2に表示
されているときに、印刷ボタン62がタップされて図5
に示すメインウィンドウ35が表示され、このメインウ
ィンドウ35において印刷設定が行われ(カラー印刷選
択欄29にチェックが記入され、カラー印刷を設定)、
その後にOKボタン33がタップされたときに行われる
処理である。
【0070】なお、プリンタドライバ20が印刷データ
生成に必要とするワークメモリ量をRAM11に十分確
保できる場合の処理であるステップS902,S90
3,S910,S904,S905,S906は、図1
1、図12に示す第1の実施の形態と同じであるので、
その説明を省略する。ただしここでは、ステップS90
5で作成される印刷データは、カラー印刷結果をもたら
す。
【0071】一方、プリンタドライバ20が印刷データ
生成に必要とするワークメモリ量をRAM11に確保で
きない場合、ステップS910からステップS1001
へ進み、液晶ディスプレイ2に、図13に示したダイア
ログ140を表示し、ユーザに「メモリ量が不足してい
るのでカラー印刷ができない。利用可能なメモリ量だけ
を使用してモノクロ印刷を試みるか」を問い合わせる。
その応答結果に応じて、印刷続行か否かを判別する(S
1002)。ユーザによってOKボタン142(図1
3)がタップされたならばステップS1003へ進む。
ユーザによってキャンセルボタン143(図13)が押
されたならば本処理を中止して印刷を行わない。
【0072】ステップS1003において、モノクロ
(BK)印刷処理に必要なメモリ量を算出する。そして
ステップS1004において、ステップS1003で算
出されたメモリ量が、RAM11に空きメモリ量として
存在するか否かを判断する。算出されたメモリ量がRA
M11内に確保できる場合はステップS1006に進
み、BK印刷フラグをONにする。なお、BK印刷フラ
グは、本処理の開始時に初期化されてOFFになってい
るものとする。
【0073】一方、ステップS1004において、ステ
ップS1003で算出されたメモリ量が、RAM11に
空きメモリ量として存在しないと判断されたときには、
ステップS1005へ進み、液晶ディスプレイ2に、図
14に示したダイアログ150を表示し、ユーザに「現
在の空きメモリ容量ではモノクロ印刷もできないので、
空きメモリ量を増やして欲しい」旨を知らせる。OKボ
タン152がタップされたら本処理を終了する。
【0074】次にステップS904においては、ステッ
プS1003で算出されたメモリ量が、RAM11に空
きメモリ量として存在する場合、該メモリ量をRAM1
1に確保する。そしてステップS904において、BK
印刷フラグがONであるか否かを判別する。
【0075】ここではBK印刷フラグはステップS10
06でONに設定されているのでステップS1008へ
進み、印刷対象となるカラー表示のホームページのデー
タをモノクロ印刷用のデータに変換する。そしてステッ
プS1009において、メモリ量不足に起因してモノク
ロ印刷された旨とメモリ量不足の解消法等を示すメッセ
ージを印刷データに追加する。
【0076】ステップS905では、図15に示すモノ
クロの印刷結果をもたらす印刷データが作成される。
【0077】このようにして、第2の実施の形態でも、
プリンタドライバ20が印刷処理に必要とするだけのメ
モリワーク領域をRAM11に確保できない場合でも、
印刷を自動的に続行することが可能となる。
【0078】(他の実施の形態)以上説明した第1及び
第2の実施の形態においては、プリンタ5をインクジェ
ット方式のカラープリンタとしたが、これに代わって、
プリンタ5をレーザービームプリンタやモノクロプリン
タで構成してもよい。
【0079】また、第1及び第2の実施の形態において
は、印刷指示可能なアプリケーションの例としてインタ
ーネットWebブラウザを挙げたが、この例に限られる
ものではない。
【0080】また、第1及び第2の実施の形態において
は、OSにMicrosoftWindows(登録商
標)CEを使用しているが、このOSに限られるもので
はない。
【0081】また、第1及び第2の実施の形態において
は、ホストコンピュータとして、ハンドヘルドPCを例
に挙げたが、これに代わって、小容量の記憶装置しか搭
載していないインターネットアプライアンス機器及びイ
ンフォメーションアプライアンス機器でもよい。また、
ホストコンピュータは、印刷指示可能なアプリケーショ
ンを実行できる機器(デバイス)であれば、図5に示す
ような印刷設定を行えない機器であってもよい。
【0082】また、第1及び第2の実施の形態において
は、ハンドヘルドPC1とプリンタ5との間のインタフ
ェースとして、USB(Universal Serial Bus)インタ
フェースを用いたが、両者の間のインタフェースはこれ
に限られるものではない。
【0083】さらにまた、前述した各実施の形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した
記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
して実行することによっても、本発明が達成されること
は言うまでもない。
【0084】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の各実施の形態の機能を実現
することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶
媒体が本発明を構成することになる。
【0085】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROMなどを用いることができる。
【0086】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した各実施の形態
の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコード
の指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSな
どが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によ
って前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、
本発明に含まれることは言うまでもない。
【0087】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項1
6、請求項29または請求項42記載の発明によれば、
印刷装置に印刷を行わせるときに実行されるべき印刷処
理の実行において必要となる前記記憶装置の記憶領域の
大きさを決定し、前記印刷装置に印刷を行わせたいと
き、前記記憶装置の記憶領域のうち前記印刷処理に使用
可能な空き領域の大きさを検出する。前記決定された記
憶領域の大きさと前記検出された空き領域の大きさとを
比較し、前記決定された記憶領域の大きさが前記検出さ
れた空き領域の大きさよりも大きいとき、前記検出され
た空き領域だけを使用することによって生成可能な印刷
データを生成し、該生成された印刷データに基づき、前
記印刷装置に印刷を行わせる。
【0089】これにより、印刷処理において記憶装置の
空き容量不足に陥ったとしても、ユーザが何ら操作を行
うことなく、印刷処理が続行されることになる。
【0090】また、請求項2、請求項17、請求項30
または請求項43記載の発明によれば、前記印刷データ
の生成は、前記印刷装置で行われるべき所望の印刷態様
を変更することによって行う。
【0091】これにより、ユーザが印刷態様を変更する
操作を行わなくとも、印刷処理が続行されることにな
る。
【0092】また、請求項3,4、請求項18,19、
請求項31,32または請求項44,45記載の発明に
よれば、前記決定された記憶領域の大きさが前記検出さ
れた空き領域の大きさよりも大きいとき、前記印刷装置
で行われるべき所望の印刷態様を変更して印刷を行うこ
とを望むか否かをユーザに問い合わせ、ユーザから、印
刷態様を変更した上での印刷を望む旨の回答があったと
き、前記検出された空き領域だけを使用することによっ
て生成可能な印刷データを生成する。一方、ユーザか
ら、印刷態様を変更した上での印刷を望まない旨の回答
があったときは、前記印刷処理を中止する。
【0093】これにより、記憶装置に空き容量が不足し
ていることユーザに知らせ、ユーザは印刷態様が変更さ
れることを事前に認識できる。また、ユーザは印刷態様
が変更になることを了承できない場合は、印刷処理を中
止することができる。
【0094】また、請求項5,6、請求項20,21、
請求項33,34または請求項46,47記載の発明に
よれば、前記変更される印刷態様は印刷サイズであり、
前記検出された空き領域だけを使用することによって生
成可能な最大印刷サイズを算出し、該算出された最大印
刷サイズに応じた印刷データを作成する。
【0095】これにより、ユーザが、記憶装置に空き容
量をどれくらい作成しなければならないかを気にするこ
となく、そして利用可能な空き容量だけを使用した最大
印刷サイズの印刷物を手に入れることができる。
【0096】また、請求項8、請求項23、請求項36
または請求項49記載の発明によれば、前記最大印刷サ
イズが所定サイズよりも小さいと判別されたとき、前記
印刷処理を中止する。
【0097】これにより、十分な印刷サイズが望めない
場合、ユーザが粗末な印刷物を手に入れる前に印刷を中
止することができる。
【0098】また、請求項9、請求項24、請求項37
または請求項50記載の発明によれば、前記作成される
印刷データに、前記記憶装置の空き領域が不足のため縮
小印刷を行った旨のメッセージを付加する。
【0099】これにより、印刷物を見たユーザは、何故
印刷サイズが縮小されているかの理由を知ることができ
る。
【0100】また、請求項10、請求項25、請求項3
8または請求項51記載の発明によれば、前記変更され
る印刷態様は着色印刷の有無であり、前記印刷データの
生成では、カラー印刷データをモノクロ印刷データに変
更する。
【0101】これにより、ユーザが、記憶装置に空き容
量をどれくらい作成しなければならないかを気にするこ
となく、そして利用可能な空き容量だけを使用したモノ
クロ印刷物を手に入れることができる。
【0102】また、請求項11、請求項26、請求項3
9または請求項52記載の発明によれば、前記決定され
た記憶領域の大きさが前記検出された空き領域の大きさ
よりも大きいとき、前記印刷処理が対象とするカラー画
像をモノクロ画像に変換して印刷する場合に印刷処理が
必要とする前記記憶装置の記憶領域の大きさを算出し、
該算出された記憶領域の大きさと前記検出された空き領
域の大きさとを比較し、前記算出された記憶領域の大き
さが前記検出された空き領域の大きさよりも小さいと
き、前記印刷処理が対象とするカラー画像をモノクロ画
像に変換して印刷データを作成する。
【0103】これにより、ユーザが、記憶装置に空き容
量をどれくらい作成しなければならないかを気にするこ
となく、そして利用可能な空き容量だけを使用したモノ
クロ印刷物を手に入れることができる。
【0104】また、請求項12、請求項27、請求項4
0または請求項53記載の発明によれば、前記算出され
た記憶領域の大きさが前記検出された空き領域の大きさ
以上であるとき、前記印刷処理を中止する。
【0105】これにより、モノクロ印刷すら望めない場
合、印刷が自動的に中止される。
【0106】また、請求項13、請求項28、請求項4
1または請求項54記載の発明によれば、前記作成され
る印刷データに、前記記憶装置の空き領域が不足のため
モノクロ印刷に変更した旨のメッセージを付加する。
【0107】これにより、印刷物を見たユーザは、何故
モノクロ印刷になっているかの理由を知ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷システムの第1の実施の形態
の構成を示す図である。
【図2】ハンドヘルドPCの内部ハードウェア構成を表
すブロック図である。
【図3】プリンタの内部ハードウェア構成を表すブロッ
ク図である。
【図4】プリンタを制御するプリンタドライバの機能構
成を示すブロック図である。
【図5】プリンタドライバが起動した時、ハンドヘルド
PCの液晶ディスプレイに表示される画面を示す図であ
る。
【図6】メモリ量が不足するときに液晶ディスプレイに
表示される第1のダイアログを示す図である。
【図7】メモリ量が不足するときに液晶ディスプレイに
表示される第2のダイアログを示す図である。
【図8】印刷指示可能なアプリケーションの実行中に印
刷対象となった画像データの一例を示す図である。
【図9】印刷に必要なメモリ量がRAM内に確保された
場合の印刷結果例を示す図である。
【図10】印刷に必要なメモリ量がRAM内に確保でき
なかった場合の印刷結果例を示す図である。
【図11】第1の実施の形態における印刷処理の手順を
示すフローチャートである。
【図12】第1の実施の形態における印刷処理の手順を
示すフローチャートである。
【図13】第2の実施の形態において、メモリ量が不足
するときに液晶ディスプレイに表示される第1のダイア
ログを示す図である。
【図14】第2の実施の形態において、メモリ量が不足
するときに液晶ディスプレイに表示される第2のダイア
ログを示す図である。
【図15】印刷に必要なメモリ量がRAM内に確保でき
なかった場合の印刷結果例を示す図である。
【図16】第2の実施の形態における印刷処理の手順を
示すフローチャート(1/2)である。
【図17】第2の実施の形態における印刷処理の手順を
示すフローチャート(2/2)である。
【符号の説明】
1 ハンドヘルドPC(情報処理装置) 2 液晶ディスプレイ 4 USBポート 5 プリンタ 7 USBポート 9 CPU(決定手段、検出手段、比較手段、生成手
段、印刷指令手段、第1の中止手段、第2の中止手段) 11 RAM(記憶装置) 19 記録部(印刷装置) 20 プリンタドライバ 33 OKボタン 34 キャンセルボタン 35 メインウィンドウ 40 ダイアログ 42 OKボタン 43 キャンセルボタン 50 ダイアログ 52 OKボタン 60 ダイアログ 62 印刷ボタン 71 記録用紙 72 印刷画像 73 メッセージ 74 印刷画像

Claims (66)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶装置を備えるとともに、印刷装置が
    接続された情報処理装置において、 前記印刷装置に印刷を行わせるときに実行されるべき印
    刷処理の実行において必要となる前記記憶装置の記憶領
    域の大きさを決定する決定手段と、 前記印刷装置に印刷を行わせたいとき、前記記憶装置の
    記憶領域のうち前記印刷処理に使用可能な空き領域の大
    きさを検出する検出手段と、 前記決定手段によって決定された記憶領域の大きさと前
    記検出手段によって検出された空き領域の大きさとを比
    較する比較手段と、 前記比較手段による比較の結果、前記決定手段によって
    決定された記憶領域の大きさが前記検出手段によって検
    出された空き領域の大きさよりも大きいとき、前記検出
    手段によって検出された空き領域を使用することによっ
    て生成可能な印刷データを生成する生成手段と、 前記生成手段によって生成された印刷データに基づき、
    前記印刷装置に印刷を行わせる印刷指令手段とを有する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記生成手段は、前記印刷装置で行われ
    るべき所望の印刷態様を変更することを特徴とする請求
    項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記生成手段は、 前記比較手段による比較の結果、前記決定手段によって
    決定された記憶領域の大きさが前記検出手段によって検
    出された空き領域の大きさよりも大きいとき、前記印刷
    装置で行われるべき所望の印刷態様を変更して印刷を行
    うことを望むか否かをユーザに問い合わせる問い合わ手
    段と、 前記問い合わせに対してユーザから、印刷態様を変更し
    た上での印刷を望む旨の回答があったとき、前記検出手
    段によって検出された空き領域だけを使用することによ
    って生成可能な印刷データを生成する第1の印刷データ
    生成手段とを含むことを特徴とする請求項2記載の情報
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記問い合わせに対してユーザから、印
    刷態様を変更した上での印刷を望まない旨の回答があっ
    たとき、前記印刷処理を中止する第1の中止手段を、更
    に有することを特徴とする請求項3記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記変更される印刷態様は印刷サイズで
    あり、前記生成手段は印刷サイズを所望のサイズよりも
    縮小することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいず
    れかに記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記生成手段は、前記検出手段によって
    検出された空き領域だけを使用することによって生成可
    能な最大印刷サイズを算出し、該算出された最大印刷サ
    イズに応じた印刷データを作成することを特徴とする請
    求項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記生成手段は、 前記比較手段による比較の結果、前記決定手段によって
    決定された記憶領域の大きさが前記検出手段によって検
    出された空き領域の大きさよりも大きいとき、前記検出
    手段によって検出された空き領域だけを使用することに
    よって生成可能な最大印刷サイズを算出する算出手段
    と、 前記算出手段によって算出された最大印刷サイズが所定
    サイズ以上であるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段によって前記最大印刷サイズが前記所定サ
    イズ以上であると判別されたとき、前記算出手段によっ
    て算出された最大印刷サイズに応じた印刷データを作成
    する第2の印刷データ生成手段とを含むことを特徴とす
    る請求項6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段によって前記最大印刷サイ
    ズが前記所定サイズよりも小さいと判別されたとき、前
    記印刷処理を中止する第2の中止手段を、更に有するこ
    とを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の印刷データ生成手段は、前記
    作成される印刷データに、前記記憶装置の空き領域が不
    足のため縮小印刷を行った旨のメッセージを付加するこ
    とを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記変更される印刷態様は着色印刷の
    有無であり、前記生成手段はカラー印刷をモノクロ印刷
    に変更することを特徴とする請求項2乃至請求項4のい
    ずれかに記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記生成手段は、 前記比較手段による比較の結果、前記決定手段によって
    決定された記憶領域の大きさが前記検出手段によって検
    出された空き領域の大きさよりも大きいとき、前記印刷
    処理が対象とするカラー画像をモノクロ画像に変換して
    印刷する場合に印刷処理が必要とする前記記憶装置の記
    憶領域の大きさを算出する算出手段と、 前記算出手段によって算出された記憶領域の大きさと前
    記検出手段によって検出された空き領域の大きさとを比
    較する領域比較手段と、 前記領域比較手段による比較の結果、前記算出手段によ
    って算出された記憶領域の大きさが前記検出手段によっ
    て検出された空き領域の大きさよりも小さいとき、前記
    印刷処理が対象とするカラー画像をモノクロ画像に変換
    して印刷データを作成する第2の印刷データ生成手段と
    を含むことを特徴とする請求項10記載の情報処理装
    置。
  12. 【請求項12】 前記領域比較手段による比較の結果、
    前記算出手段によって算出された記憶領域の大きさが前
    記検出手段によって検出された空き領域の大きさ以上で
    あるとき、前記印刷処理を中止する第2の中止手段を、
    更に有することを特徴とする請求項11記載の情報処理
    装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の印刷データ生成手段は、前
    記作成される印刷データに、前記記憶装置の空き領域が
    不足のためモノクロ印刷に変更した旨のメッセージを付
    加することを特徴とする請求項11記載の情報処理装
    置。
  14. 【請求項14】 前記印刷処理は、プリンタドライバを
    前記情報処理装置において実行することによって実現さ
    れる処理であることを特徴とする請求項1乃至請求項1
    3のいずれかに記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記印刷処理は、印刷指示可能なアプ
    リケーションソフトウェアを前記情報処理装置において
    実行した際に、ユーザによって印刷指示がなされること
    によって起動することを特徴とする請求項1乃至請求項
    14のいずれかに記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 記憶装置を備えるとともに、印刷装置
    が接続された情報処理装置に適用される印刷制御方法に
    おいて、 前記印刷装置に印刷を行わせるときに実行されるべき印
    刷処理の実行において必要となる前記記憶装置の記憶領
    域の大きさを決定する決定ステップと、 前記印刷装置に印刷を行わせたいとき、前記記憶装置の
    記憶領域のうち前記印刷処理に使用可能な空き領域の大
    きさを検出する検出ステップと、 前記決定ステップによって決定された記憶領域の大きさ
    と前記検出ステップによって検出された空き領域の大き
    さとを比較する比較ステップと、 前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
    によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
    き、前記検出ステップによって検出された空き領域を使
    用することによって生成可能な印刷データを生成する生
    成ステップと、 前記生成ステップによって生成された印刷データに基づ
    き、前記印刷装置に印刷を行わせる印刷指令ステップと
    を有することを特徴とする印刷制御方法。
  17. 【請求項17】 前記生成ステップは、前記印刷装置で
    行われるべき所望の印刷態様を変更することを特徴とす
    る請求項16記載の印刷制御方法。
  18. 【請求項18】 前記生成ステップは、 前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
    によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
    き、前記印刷装置で行われるべき所望の印刷態様を変更
    して印刷を行うことを望むか否かをユーザに問い合わせ
    る問い合わステップと、 前記問い合わせに対してユーザから、印刷態様を変更し
    た上での印刷を望む旨の回答があったとき、前記検出ス
    テップによって検出された空き領域だけを使用すること
    によって生成可能な印刷データを生成する第1の印刷デ
    ータ生成ステップとを含むことを特徴とする請求項17
    記載の印刷制御方法。
  19. 【請求項19】 前記問い合わせに対してユーザから、
    印刷態様を変更した上での印刷を望まない旨の回答があ
    ったとき、前記印刷処理を中止する第1の中止ステップ
    を、更に有することを特徴とする請求項18記載の印刷
    制御方法。
  20. 【請求項20】 前記変更される印刷態様は印刷サイズ
    であり、前記生成ステップは印刷サイズを所望のサイズ
    よりも縮小することを特徴とする請求項17乃至請求項
    19のいずれかに記載の印刷制御方法。
  21. 【請求項21】 前記生成ステップは、前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域だけを使用することによ
    って生成可能な最大印刷サイズを算出し、該算出された
    最大印刷サイズに応じた印刷データを作成することを特
    徴とする請求項20記載の印刷制御方法。
  22. 【請求項22】 前記生成ステップは、 前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
    によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
    き、前記検出ステップによって検出された空き領域だけ
    を使用することによって生成可能な最大印刷サイズを算
    出する算出ステップと、 前記算出ステップによって算出された最大印刷サイズが
    所定サイズ以上であるか否かを判別する判別ステップ
    と、 前記判別ステップによって前記最大印刷サイズが前記所
    定サイズ以上であると判別されたとき、前記算出ステッ
    プによって算出された最大印刷サイズに応じた印刷デー
    タを作成する第2の印刷データ生成ステップとを含むこ
    とを特徴とする請求項21記載の印刷制御方法。
  23. 【請求項23】 前記判別ステップによって前記最大印
    刷サイズが前記所定サイズよりも小さいと判別されたと
    き、前記印刷処理を中止する第2の中止ステップを、更
    に有することを特徴とする請求項22記載の印刷制御方
    法。
  24. 【請求項24】 前記第2の印刷データ生成ステップ
    は、前記作成される印刷データに、前記記憶装置の空き
    領域が不足のため縮小印刷を行った旨のメッセージを付
    加することを特徴とする請求項22記載の印刷制御方
    法。
  25. 【請求項25】 前記変更される印刷態様は着色印刷の
    有無であり、前記生成ステップはカラー印刷をモノクロ
    印刷に変更することを特徴とする請求項17乃至請求項
    19のいずれかに記載の印刷制御方法。
  26. 【請求項26】 前記生成ステップは、 前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
    によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
    き、前記印刷処理が対象とするカラー画像をモノクロ画
    像に変換して印刷する場合に印刷処理が必要とする前記
    記憶装置の記憶領域の大きさを算出する算出ステップ
    と、 前記算出ステップによって算出された記憶領域の大きさ
    と前記検出ステップによって検出された空き領域の大き
    さとを比較する領域比較ステップと、 前記領域比較ステップによる比較の結果、前記算出ステ
    ップによって算出された記憶領域の大きさが前記検出ス
    テップによって検出された空き領域の大きさよりも小さ
    いとき、前記印刷処理が対象とするカラー画像をモノク
    ロ画像に変換して印刷データを作成する第2の印刷デー
    タ生成ステップとを含むことを特徴とする請求項25記
    載の印刷制御方法。
  27. 【請求項27】 前記領域比較ステップによる比較の結
    果、前記算出ステップによって算出された記憶領域の大
    きさが前記検出ステップによって検出された空き領域の
    大きさ以上であるとき、前記印刷処理を中止する第2の
    中止ステップを、更に有することを特徴とする請求項2
    6記載の印刷制御方法。
  28. 【請求項28】 前記第2の印刷データ生成ステップ
    は、前記作成される印刷データに、前記記憶装置の空き
    領域が不足のためモノクロ印刷に変更した旨のメッセー
    ジを付加することを特徴とする請求項26記載の印刷制
    御方法。
  29. 【請求項29】 記憶装置を備えるとともに、印刷装置
    が接続された情報処理装置に適用される印刷制御方法
    を、コンピュータに実行させるためのプログラムにおい
    て、 前記印刷制御方法が、 前記印刷装置に印刷を行わせるときに実行されるべき印
    刷処理の実行において必要となる前記記憶装置の記憶領
    域の大きさを決定する決定ステップと、 前記印刷装置に印刷を行わせたいとき、前記記憶装置の
    記憶領域のうち前記印刷処理に使用可能な空き領域の大
    きさを検出する検出ステップと、 前記決定ステップによって決定された記憶領域の大きさ
    と前記検出ステップによって検出された空き領域の大き
    さとを比較する比較ステップと、 前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
    によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
    き、前記検出ステップによって検出された空き領域を使
    用することによって生成可能な印刷データを生成する生
    成ステップと、 前記生成ステップによって生成された印刷データに基づ
    き、前記印刷装置に印刷を行わせる印刷指令ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
  30. 【請求項30】 前記生成ステップは、前記印刷装置で
    行われるべき所望の印刷態様を変更することを特徴とす
    る請求項29記載のプログラム。
  31. 【請求項31】 前記生成ステップは、 前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
    によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
    き、前記印刷装置で行われるべき所望の印刷態様を変更
    して印刷を行うことを望むか否かをユーザに問い合わせ
    る問い合わステップと、 前記問い合わせに対してユーザから、印刷態様を変更し
    た上での印刷を望む旨の回答があったとき、前記検出ス
    テップによって検出された空き領域だけを使用すること
    によって生成可能な印刷データを生成する第1の印刷デ
    ータ生成ステップとを含むことを特徴とする請求項30
    記載のプログラム。
  32. 【請求項32】 前記印刷制御方法が、 前記問い合わせに対してユーザから、印刷態様を変更し
    た上での印刷を望まない旨の回答があったとき、前記印
    刷処理を中止する第1の中止ステップを更に有すること
    を特徴とする請求項31記載のプログラム。
  33. 【請求項33】 前記変更される印刷態様は印刷サイズ
    であり、前記生成ステップは印刷サイズを所望のサイズ
    よりも縮小することを特徴とする請求項30乃至請求項
    32のいずれかに記載のプログラム。
  34. 【請求項34】 前記生成ステップは、前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域だけを使用することによ
    って生成可能な最大印刷サイズを算出し、該算出された
    最大印刷サイズに応じた印刷データを作成することを特
    徴とする請求項33記載のプログラム。
  35. 【請求項35】 前記生成ステップは、 前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
    によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
    き、前記検出ステップによって検出された空き領域だけ
    を使用することによって生成可能な最大印刷サイズを算
    出する算出ステップと、 前記算出ステップによって算出された最大印刷サイズが
    所定サイズ以上であるか否かを判別する判別ステップ
    と、 前記判別ステップによって前記最大印刷サイズが前記所
    定サイズ以上であると判別されたとき、前記算出ステッ
    プによって算出された最大印刷サイズに応じた印刷デー
    タを作成する第2の印刷データ生成ステップとを含むこ
    とを特徴とする請求項34記載のプログラム。
  36. 【請求項36】 前記印刷制御方法が、 前記判別ステップによって前記最大印刷サイズが前記所
    定サイズよりも小さいと判別されたとき、前記印刷処理
    を中止する第2の中止ステップを更に有することを特徴
    とする請求項35記載のプログラム。
  37. 【請求項37】 前記第2の印刷データ生成ステップ
    は、前記作成される印刷データに、前記記憶装置の空き
    領域が不足のため縮小印刷を行った旨のメッセージを付
    加することを特徴とする請求項35記載のプログラム。
  38. 【請求項38】 前記変更される印刷態様は着色印刷の
    有無であり、前記生成ステップはカラー印刷をモノクロ
    印刷に変更することを特徴とする請求項30乃至請求項
    32のいずれかに記載のプログラム。
  39. 【請求項39】 前記生成ステップは、 前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
    によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
    き、前記印刷処理が対象とするカラー画像をモノクロ画
    像に変換して印刷する場合に印刷処理が必要とする前記
    記憶装置の記憶領域の大きさを算出する算出ステップ
    と、 前記算出ステップによって算出された記憶領域の大きさ
    と前記検出ステップによって検出された空き領域の大き
    さとを比較する領域比較ステップと、 前記領域比較ステップによる比較の結果、前記算出ステ
    ップによって算出された記憶領域の大きさが前記検出ス
    テップによって検出された空き領域の大きさよりも小さ
    いとき、前記印刷処理が対象とするカラー画像をモノク
    ロ画像に変換して印刷データを作成する第2の印刷デー
    タ生成ステップとを含むことを特徴とする請求項38記
    載のプログラム。
  40. 【請求項40】 前記印刷制御方法が、 前記領域比較ステップによる比較の結果、前記算出ステ
    ップによって算出された記憶領域の大きさが前記検出ス
    テップによって検出された空き領域の大きさ以上である
    とき、前記印刷処理を中止する第2の中止ステップを更
    に有することを特徴とする請求項39記載のプログラ
    ム。
  41. 【請求項41】 前記第2の印刷データ生成ステップ
    は、前記作成される印刷データに、前記記憶装置の空き
    領域が不足のためモノクロ印刷に変更した旨のメッセー
    ジを付加することを特徴とする請求項39記載のプログ
    ラム。
  42. 【請求項42】 記憶装置を備えるとともに、印刷装置
    が接続された情報処理装置に適用される印刷制御方法を
    プログラムとして記憶した、コンピュータにより読み出
    し可能な記憶媒体において、 前記印刷制御方法が、 前記印刷装置に印刷を行わせるときに実行されるべき印
    刷処理の実行において必要となる前記記憶装置の記憶領
    域の大きさを決定する決定ステップと、 前記印刷装置に印刷を行わせたいとき、前記記憶装置の
    記憶領域のうち前記印刷処理に使用可能な空き領域の大
    きさを検出する検出ステップと、 前記決定ステップによって決定された記憶領域の大きさ
    と前記検出ステップによって検出された空き領域の大き
    さとを比較する比較ステップと、 前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
    によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
    き、前記検出ステップによって検出された空き領域を使
    用することによって生成可能な印刷データを生成する生
    成ステップと、 前記生成ステップによって生成された印刷データに基づ
    き、前記印刷装置に印刷を行わせる印刷指令ステップと
    を有することを特徴とする記憶媒体。
  43. 【請求項43】 前記生成ステップは、前記印刷装置で
    行われるべき所望の印刷態様を変更することを特徴とす
    る請求項42記載の記憶媒体。
  44. 【請求項44】 前記生成ステップは、 前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
    によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
    き、前記印刷装置で行われるべき所望の印刷態様を変更
    して印刷を行うことを望むか否かをユーザに問い合わせ
    る問い合わステップと、 前記問い合わせに対してユーザから、印刷態様を変更し
    た上での印刷を望む旨の回答があったとき、前記検出ス
    テップによって検出された空き領域だけを使用すること
    によって生成可能な印刷データを生成する第1の印刷デ
    ータ生成ステップとを含むことを特徴とする請求項43
    記載の記憶媒体。
  45. 【請求項45】 前記印刷制御方法が、 前記問い合わせに対してユーザから、印刷態様を変更し
    た上での印刷を望まない旨の回答があったとき、前記印
    刷処理を中止する第1の中止ステップを更に有すること
    を特徴とする請求項44記載の記憶媒体。
  46. 【請求項46】 前記変更される印刷態様は印刷サイズ
    であり、前記生成ステップは印刷サイズを所望のサイズ
    よりも縮小することを特徴とする請求項43乃至請求項
    45のいずれかに記載の記憶媒体。
  47. 【請求項47】 前記生成ステップは、前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域だけを使用することによ
    って生成可能な最大印刷サイズを算出し、該算出された
    最大印刷サイズに応じた印刷データを作成することを特
    徴とする請求項46記載の記憶媒体。
  48. 【請求項48】 前記生成ステップは、 前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
    によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
    き、前記検出ステップによって検出された空き領域だけ
    を使用することによって生成可能な最大印刷サイズを算
    出する算出ステップと、 前記算出ステップによって算出された最大印刷サイズが
    所定サイズ以上であるか否かを判別する判別ステップ
    と、 前記判別ステップによって前記最大印刷サイズが前記所
    定サイズ以上であると判別されたとき、前記算出ステッ
    プによって算出された最大印刷サイズに応じた印刷デー
    タを作成する第2の印刷データ生成ステップとを含むこ
    とを特徴とする請求項47記載の記憶媒体。
  49. 【請求項49】 前記印刷制御方法が、 前記判別ステップによって前記最大印刷サイズが前記所
    定サイズよりも小さいと判別されたとき、前記印刷処理
    を中止する第2の中止ステップを更に有することを特徴
    とする請求項48記載の記憶媒体。
  50. 【請求項50】 前記第2の印刷データ生成ステップ
    は、前記作成される印刷データに、前記記憶装置の空き
    領域が不足のため縮小印刷を行った旨のメッセージを付
    加することを特徴とする請求項48記載の記憶媒体。
  51. 【請求項51】 前記変更される印刷態様は着色印刷の
    有無であり、前記生成ステップはカラー印刷をモノクロ
    印刷に変更することを特徴とする請求項43乃至請求項
    45のいずれかに記載の記憶媒体。
  52. 【請求項52】 前記生成ステップは、 前記比較ステップによる比較の結果、前記決定ステップ
    によって決定された記憶領域の大きさが前記検出ステッ
    プによって検出された空き領域の大きさよりも大きいと
    き、前記印刷処理が対象とするカラー画像をモノクロ画
    像に変換して印刷する場合に印刷処理が必要とする前記
    記憶装置の記憶領域の大きさを算出する算出ステップ
    と、 前記算出ステップによって算出された記憶領域の大きさ
    と前記検出ステップによって検出された空き領域の大き
    さとを比較する領域比較ステップと、 前記領域比較ステップによる比較の結果、前記算出ステ
    ップによって算出された記憶領域の大きさが前記検出ス
    テップによって検出された空き領域の大きさよりも小さ
    いとき、前記印刷処理が対象とするカラー画像をモノク
    ロ画像に変換して印刷データを作成する第2の印刷デー
    タ生成ステップとを含むことを特徴とする請求項51記
    載の記憶媒体。
  53. 【請求項53】 前記印刷制御方法が、 前記領域比較ステップによる比較の結果、前記算出ステ
    ップによって算出された記憶領域の大きさが前記検出ス
    テップによって検出された空き領域の大きさ以上である
    とき、前記印刷処理を中止する第2の中止ステップを更
    に有することを特徴とする請求項52記載の記憶媒体。
  54. 【請求項54】 前記第2の印刷データ生成ステップ
    は、前記作成される印刷データに、前記記憶装置の空き
    領域が不足のためモノクロ印刷に変更した旨のメッセー
    ジを付加することを特徴とする請求項52記載の記憶媒
    体。
  55. 【請求項55】 空きメモリ量が印刷処理に必要なメモ
    リのサイズよりも小さいか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により小さいと判断された場合、変更印刷
    するか否かを指定する指定手段とを有することを特徴と
    する情報処理装置。
  56. 【請求項56】 前記変更印刷は、縮小印刷を含むこと
    を特徴とする請求項55記載の情報処理装置。
  57. 【請求項57】 前記変更印刷は、モノクロ印刷を含む
    ことを特徴とする請求項55記載の情報処理装置。
  58. 【請求項58】 空きメモリ量が印刷処理に必要なメモ
    リのサイズよりも小さいか否かを判断する判断ステップ
    と、 前記判断ステップにより小さいと判断された場合、変更
    印刷する指定がされたか否かを判別する判別ステップと
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  59. 【請求項59】 前記変更印刷は、縮小印刷を含むこと
    を特徴とする請求項58記載の情報処理方法。
  60. 【請求項60】 前記変更印刷は、モノクロ印刷を含む
    ことを特徴とする請求項58記載の情報処理方法。
  61. 【請求項61】 空きメモリ量が印刷処理に必要なメモ
    リのサイズよりも小さいか否かを判断する判断ステップ
    と、 前記判断ステップにより小さいと判断された場合、変更
    印刷する指定がされたか否かを判別する判別ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
  62. 【請求項62】 前記変更印刷は、縮小印刷を含むこと
    を特徴とする請求項61記載のプログラム。
  63. 【請求項63】 前記変更印刷は、モノクロ印刷を含む
    ことを特徴とする請求項61記載のプログラム。
  64. 【請求項64】 空きメモリ量が印刷処理に必要なメモ
    リのサイズよりも小さいか否かを判断する判断ステップ
    と、 前記判断ステップにより小さいと判断された場合、変更
    印刷する指定がされたか否かを判別する判別ステップと
    を有することを特徴とするプログラムを記憶する記憶媒
    体。
  65. 【請求項65】 前記変更印刷は、縮小印刷を含むこと
    を特徴とする請求項64記載のプログラムを記憶する記
    憶媒体。
  66. 【請求項66】 前記変更印刷は、モノクロ印刷を含む
    ことを特徴とする請求項64記載のプログラムを記憶す
    る記憶媒体。
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