JP5042926B2 - 印刷設定装置,プログラム,および記録媒体 - Google Patents

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この発明は、印刷装置へ送信する印刷データの印刷に関する設定を行う印刷設定装置、上記印刷設定装置を制御するコンピュータに必要な機能(この発明に係わる機能)を実現させるためのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
複写物と原本との違いを見分けられるようにする、あるいはコピーができないようにするための技術として地紋印刷が既に知られている。また、地紋印刷の方式として、ジョブデータ(印刷データ)のサイズは大きくなるが、PC(パーソナルコンピュータ)等のホストにインストールされているフォントがすべて利用できるといったメリットのある、プリンタドライバによる地紋パターン付加方式と、利用できるフォントは限られる代わりに、ホストとプリンタの間のジョブデータサイズを小さくできるといったメリットのある、プリンタ本体による地紋パターン付加方式が既に知られている。
これら2つの方式は、それぞれメリット、デメリットがあるため、併用されることが多い。
なお、例えば特許文献1〜3には、原本か複写物であるかを区別する目的で、ホスト側にて印刷データに地紋パターンを付加し、印刷装置にて地紋パターンが付加された印刷データの印刷を行う構成が開示されている。
特開2001−324898号公報 特開2005−006169号公報 特開2006−331203号公報
しかしながら、今までの技術では、両方式を併用した場合、プリンタドライバで地紋を付加し、さらにプリンタ本体で地紋を付加してしまい、両地紋が重なり合って、出力結果が地紋としての機能をなさない場合があるという問題があった。重要な文書を扱うオフィスで、必ず地紋を付加して印刷することをシステム管理者が強制しているような環境では、セキュリティ上の抜け道が存在することになり、大きな問題となる。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、印刷データへの地紋二重付加を防止することを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、印刷設定装置、それを制御するコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
請求項1の発明による印刷設定装置は、印刷装置と通信可能に接続する通信接続手段と、上記印刷装置へ送信する印刷データの印刷に関する設定を行う印刷設定手段と、該印刷設定手段によって地紋付加設定がなされた場合に、印刷データに対して地紋を付加する地紋付加手段とを有する印刷設定装置であって、上記印刷装置と双方向通信することにより、該印刷装置で地紋付加設定がなされているかどうかを示す地紋付加情報を取得する地紋付加情報取得手段と、該地紋付加情報取得手段によって地紋付加設定がなされている旨を示す地紋付加情報を取得した場合には、上記印刷設定手段による地紋付加設定の受け付けを禁止し、地紋付加設定がなされていない旨を示す地紋付加情報を取得した場合には、上記印刷設定手段による地紋付加設定の受け付けを許可する地紋付加設定受付制御手段とを設けたものである。
請求項2の発明による印刷設定装置は、請求項1の印刷設定装置において、上記地紋付加設定受付制御手段によって上記地紋付加設定の受け付けが禁止された場合には、該地紋付加設定を受け付けない画面を、上記地紋付加設定の受け付けが許可された場合には、該地紋付加設定を受け付ける画面をそれぞれ表示する画面表示手段を設けたものである。
請求項3の発明による印刷装置は、請求項1又は2の印刷設定装置において、上記地紋付加設定受付制御手段が、上記地紋付加情報取得手段によって地紋付加設定がなされているかどうかを示す地紋付加情報を取得できなかった場合には、上記印刷設定手段による地紋付加設定の受け付けを許可するものである。
請求項の発明によるプログラムは、印刷装置と通信可能に接続する通信接続手段と、上記印刷装置へ送信する印刷データの印刷に関する設定を行う印刷設定手段と、該印刷設定手段によって地紋付加設定がなされた場合に、印刷データに対して地紋を付加する地紋付加手段とを有する印刷設定装置を制御するコンピュータに、上記印刷装置と双方向通信することにより、該印刷装置で地紋付加設定がなされているかどうかを示す地紋付加情報を取得する地紋付加情報取得機能と、該地紋付加情報取得機能によって地紋付加設定がなされている旨を示す地紋付加情報を取得した場合には、上記印刷設定手段による地紋付加設定の受け付けを禁止し、地紋付加設定がなされていない旨を示す地紋付加情報を取得した場合には、上記印刷設定手段による地紋付加設定の受け付けを許可する地紋付加設定受付制御機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項の発明によるプログラムは、請求項のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記地紋付加設定受付制御機能によって上記地紋付加設定の受け付けが禁止された場合には、該地紋付加設定を受け付けない画面を、上記地紋付加設定の受け付けが許可された場合には、該地紋付加設定を受け付ける画面をそれぞれ表示する画面表示機能をも実現させるためのプログラムである。
請求項の発明によるプログラムは、請求項又はのプログラムにおいて、上記地紋付加設定受付制御機能が、上記地紋付加情報取得機能によって地紋付加設定がなされているかどうかを示す地紋付加情報を取得できなかった場合には、上記印刷設定手段による地紋付加設定の受け付けを許可するものである。
請求項7の発明による記録媒体は、請求項のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明によれば、印刷設定装置が、印刷装置と双方向通信することにより、その印刷装置で地紋付加設定がなされているかどうかを示す地紋付加情報を取得し、その地紋付加情報が地紋付加設定がなされている旨を示すものであれば、地紋付加設定の受け付けを禁止し、地紋付加設定がなされていない旨を示すものであれば、地紋付加設定の受け付けを許可することにより、印刷装置側で地紋付加設定がなされていれば地紋が付加されていない印刷データを、印刷装置側で地紋付加設定がなされていなければ地紋が付加された印刷データをそれぞれ印刷装置へ送信することになるため、印刷データへの地紋二重付加を防止することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔プリンタシステムの構成例〕
まず、この発明の一実施形態であるプリンタシステムの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、そのプリンタシステムの構成例を示す図である。
各コンピュータ端末10,20は、それぞれプリンタ1〜3とLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等のネットワーク5を介して通信可能に接続できる。この各コンピュータ端末10,20は、それぞれアプリケーションからプリンタドライバを通して接続されているプリンタ1〜3のうちのいずれかを印刷ジョブ(印刷データ)の出力先として選択し、その出力先へ印刷ジョブを送って印刷を行わせることができる。
この各コンピュータ端末10,20は、いずれもPC(パーソナルコンピュータ)やワークステーション等の情報処理装置(上位装置)であり、印刷設定装置としての機能を有するものであり、クライアントコンピュータやプリントサーバであってもよい。また、プリントサーバシステムの形態の場合、クライアントコンピュータがプリントサーバのWebクライアント(WebサーバやWebブラウザ等)であってもよい。
各プリンタ1〜3はいずれも、コンピュータ端末10又は20からの印刷ジョブの印刷データを可視画像として用紙上に印刷する印刷装置であり、レーザプリンタ,LEDプリンタ,インクジェットプリンタ等のプリント機能のみを有するものである。なお、プリンタ1〜3に代えて、プリント機能の他にコピー機能等の他の機能も有するデジタル複写機,デジタル複合機,ファクシミリ装置等の印刷装置(画像形成装置)を使用してもよい。また、各プリンタ1〜3にプリントサーバの機能を備えてもよい。
次に、図1のコンピュータ端末10のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。なお、コンピュータ端末20のハードウェア構成も、コンピュータ端末10と同様なので、図示および説明を省略する。
図2は、図1のコンピュータ端末10のハードウェア構成例を示すブロック図である。
コンピュータ端末10は、I/Oポート11,CPU12,ROM13,RAM14,表示部15,HDD(ハードディスク装置)16,入力部17,および記憶媒体ドライブ18を備えている。
I/Oポート11は、外部装置であるプリンタ1〜3とそれぞれネットワーク5経由で通信するための通信手段である。
CPU12は、このコンピュータ端末10全体を管理および制御する中央処理装置である。
ROM13は、CPU12が実行する固定の制御プログラムを格納している読み出し専用の記憶手段(メモリ)である。
RAM14は、CPU12が実行するプログラムを展開し、各種処理を行う際の作業領域として使用する読み書き可能な記憶手段である。
表示部15は、各種のデータや地紋付加設定を行うための操作画面等を表示するCRTディスプレイ,LCDディスプレイ等の表示手段である。
HDD16は、制御プログラムや各種データを記憶する大容量記憶手段である。
入力部17は、各種の操作情報の入力を受け付けるための入力手段であり、キーボードやマウス等のポインティングデバイスも使用することができる。
記憶媒体ドライブ18は、記憶媒体19に対する記録又は再生を行う記録再生手段である。
記憶媒体19は、コンピュータ端末10に対して脱着可能なMO,CD−R,CD−RW,DVD+R,DVD+RWディスク,DVD−R,DVD−RW,DVD−RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、印刷制御を実行する制御プログラム(制御ソフトウェア)が記録される。
このように構成されたコンピュータ端末10において、CPU12は、操作者による入力部17の操作により、記憶媒体ドライブ18を介して記憶媒体19から制御プログラムを読み出し、HDD16にインストールすることができる。
そして、電源投入時には、ROM13内のブートローダ(ブートプログラム)に従い、HDD16内のOS(オペレーションシステム),アプリケーション(アプリケーションソフトウェア),およびユーザインタフェースを含む各種プログラムを読み出し、RAM14にインストールした後、その各種プログラムに従って動作し(各種プログラムを必要に応じて選択的に実行し)、表示部15を含む装置を制御することにより、通信接続手段,印刷設定手段,地紋付加手段,地紋付加情報取得手段,地紋付加設定受付制御手段,および画面表示手段としての機能を含む各種機能を実現することができる。
次に、コンピュータ端末10のソフトウェア構成および印刷に関わる処理について、図3〜図9を参照して具体的に説明する。なお、コンピュータ端末20のソフトウェア構成および印刷に関わる処理も、コンピュータ端末10と同様なので、図示および説明を省略する。また、制御プログラム(制御ソフトウェア)による処理や制御は、実際にはCPUが制御プログラムに従って動作することによって実行するが、説明の都合上、制御プログラムが処理を実行するものとする。以後も、制御プログラムが何らかの処理や制御を行うものとして説明を行う場合には、同様とする。
図3は、図1のコンピュータ端末10のソフトウェア構成例を示すブロック図である。但し、この図3ではOS(オペレーティングシステム)の図示は省略している。
図4は、図3に示すコンピュータ端末10の制御ソフトウェアによる処理シーケンスの一部を示す図である。
図5,図6は、印刷設定画面の異なる例を示す図である。
図7は、地紋設定画面の一例を示す図である。
コンピュータ端末10では、OS、例えばマイクロソフト社のWindows(登録商標)が動作しており、アプリケーションプログラム(以下単に「アプリケーション」ともいう)21,プリンタドライバ30と,OSのコンポーネントであるGDI(Graphic Device Interface)22,スプーラ23,ポートモニタ24が印刷時に動作する。
ユーザはまず、入力部17の操作(以下単に「ユーザ操作」ともいう)により、アプリケーション21に対し、印刷設定画面を開くように指示する。
アプリケーション21は、その指示を受け、プリンタドライバ30のUI(ユーザインタフェース)部31に対し、印刷設定画面を開くように指示を出す。
プリンタドライバ30のUI部31は、その指示を受け、双方向通信部32に対し、地紋付加情報取得依頼を行う。
双方向通信部32は、その依頼を受け、プリンタ1〜3のいずれかに対して地紋付加情報取得依頼を行う。
プリンタ1〜3の本体はそれぞれ、その依頼を受けると、印刷データ(描画データ)に地紋を付加する設定(地紋付加設定)がなされているかどうかを示す地紋付加情報を取得し、それをコンピュータ端末10のプリンタドライバ30のUI部31へ送信する。
UI部31は、プリンタ1〜3のいずれかへの地紋付加情報取得依頼に対して、その依頼先から地紋付加情報を取得すると、表示部15に図5又は図6に示すような印刷設定画面の表示を行う。
このとき、取得した地紋付加情報が「プリンタ本体で地紋を付加しない」の場合には、地紋付加設定の受け付けを許可し、地紋付加設定を受け付ける地紋設定画面を表示するためのボタン(以下「地紋設定ボタン」という)を図5に示すように押下可能にする。取得した地紋付加情報が「プリンタ本体で地紋を付加する」の場合には、図6に示すように地紋設定ボタンを押下不可とする。このとき表示されている画面が、地紋付加設定を受け付けない画面となる。
そして、地紋設定ボタンが押下可能な場合、その地紋設定ボタンがユーザ操作によって押下されると、UI部31は地紋設定部31aに地紋設定画面を開くように指示する。それによって、地紋設定部31aは、図7に示すような地紋の設定を行うための地紋設定画面を表示部15に表示する。
ユーザ操作により、地紋の設定(地紋の付加設定を含む)が行われ、地紋設定画面を通じてUI部31に地紋設定画面を閉じる指示を行うと、UI部31は以下の処理を行う。
すなわち、地紋設定画面で設定された情報をDEVMODE構造体(画面モードに関する情報等が記録されている構造体)に格納し、アプリケーション21に返す。
このDEVMODE構造体には、地紋を付加する/しないを表すフィールド(以下「地紋付加フィールド」という)があり、地紋付加情報が「プリンタ本体で地紋を付加する」の場合は、「地紋付加しない」という情報を格納する。「プリンタ本体で地紋を付加しない」の場合は、地紋設定画面で設定された情報を格納する。
なお、UI部31は、プリンタ1〜3のいずれかへの地紋付加情報取得依頼に対して、その依頼先から地紋付加情報取得を取得できなかった場合には、地紋付加設定の受け付けを許可し、地紋設定ボタンを押下可能にするとよい。
図8は、図3のプリンタドライバ30の描画部33による処理の一例を示すフローチャートである。
アプリケーション21は、ユーザ操作によって印刷指示を受けると、GDI22を介してプリンタドライバ30の描画部33にDEVMODE構造体を渡し、GDIコールによって文書(印刷データ)の内容をプリンタドライバ30に伝える。GDIコールはGDI22によってDDIコールに変換され、プリンタドライバ30の描画部33は、図8に示すように、DEVMODE構造体をPJL(ジョブ記述言語)に変換してスプーラ23に送信した後、そのDDIコールとDEVMODE構造体の内容に従って描画データを作成する。このとき、DEVMODE構造体の地紋付加フィールドが「地紋付加する」であれば、地紋生成部34に対して地紋作成依頼を行う。
地紋生成部34は、その依頼を受けて地紋パターン記憶部35から地紋パターンを読み込み、そのパターンを使って地紋データを作成し、描画部33に返す。
地紋パターン記憶部35は、地紋データを生成するための地紋パターンを記憶(保存)している。
描画部33は、受け取った地紋データを描画データと区別可能な形式のデータストリーム(図9参照)として、それをスプーラ23に送信する。この例では、データの種類毎にユニークに割り当てたID(識別情報)によってデータの中身が地紋データなのか、その他のデータなのかを区別できるようになっている。なお、IDだけでデータサイズが判断できるものについては、サイズ情報を省略している。
描画部33は、DEVMODE構造体の地紋付加フィールドが「地紋付加しない」であれば、描画データのみをスプーラ23に送信する。
図8に示した処理は、ページ毎に繰り返される。
スプーラ23は、プリンタドライバ30から送られてきたデータをポートモニタ24を介してプリンタ1〜3のいずれかへ送信する。
以上の仕組みによって、プリンタ本体で地紋を付加する場合には、プリンタドライバで地紋を付加しないようにすることができる。
次に、図1のプリンタ1のハードウェア構成について、図10を参照して説明する。なお、プリンタ2,3のハードウェア構成も、プリンタ1と同様なので、図示および説明を省略する。
図10は、図1のプリンタ1のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このプリンタ1は、CPU101,I/Oポート102,HDD103,揮発性メモリ104,不揮発性メモリ105,表示部106,入力部107,およびエンジン108等によって構成されている。
CPU101は、このプリンタ1全体を管理および制御する中央処理装置である。
I/Oポート102は、外部装置であるコンピュータ端末10又は20から送信される印刷ジョブの印刷データを受け付ける(受信する)ための通信手段である。
HDD103は、各種データを格納する大容量記憶手段である。
揮発性メモリ104は、CPU101が各種処理を行う際の作業領域として使用したり、印刷ジョブの印刷データに基づいてビットマップデータを作成する際の画像領域として使用する読み書き可能なRAM等の記憶手段である。
不揮発性メモリ105は、制御プログラムや、各種データを格納するフラッシュROM等の記憶手段である。
表示部106は、このプリンタ1の状態や地紋付加設定を行うための操作画面等を表示するCRTディスプレイ,LCDディスプレイ等の表示手段である。
入力部107は、各種の操作情報の入力を受け付けるための入力手段である。
エンジン108は、CPU101によって作成されたビットマップデータを可視画像として用紙等の印刷媒体に印刷(画像形成)する手段である。
このように構成されたプリンタ1において、CPU101は、不揮発性メモリ105内の制御プログラムに従って動作し(その各種プログラムを必要に応じて選択的に実行し)し、表示部106を含む装置を制御することにより、通信接続手段,地紋付加設定手段,地紋付加手段,処理手段,および地紋変更手段としての機能を含む各種機能を実現することができる。
なお、このプリンタ1においても、CPU101が、図7に示したような地紋設定画面を表示部106に表示することにより、ユーザ操作によって地紋の設定を行うことができる。このとき、対応する地紋付加情報を不揮発性メモリ105(又はHDD103)内の設定記憶領域202(図11参照)に書き込む。
次に、プリンタ1のソフトウェア構成および印刷に関わる処理について、図11〜図14を参照して具体的に説明する。なお、プリンタ2,3のソフトウェア構成および印刷に関わる処理も、プリンタ1と同様なので、図示および説明を省略する。
図11は、図1のプリンタ1のソフトウェア構成例を示すブロック図である。
図12は、図11に示すプリンタ1の制御ソフトウェアによる処理シーケンスの一部を示す図である。なお、その処理シーケンスは、地紋をプリンタ1側で付加し、ジョブキャンセルしない場合に対応するものである。
送受信部201は、コンピュータ端末10又は20から地紋付加情報取得依頼を受けると、設定記憶領域202から地紋付加情報を読み取って取得し、それを地紋付加情報取得依頼の送信元へ送信する。
また、コンピュータ端末10又は20から描画データ,地紋データ,PJLを受け取ると、そのPJLで記述された情報をジョブ設定情報として設定記憶領域202に保存する。そして、描画データと地紋データをインタプリタ203に送る。
インタプリタ203は、それらのデータを解釈し、ラスタライザ204を制御して描画データおよび地紋データ(データがある場合)をビットマップデータ(画像データ)に変換する。このとき、地紋付加情報を設定記憶領域202から読み込み、地紋付加情報が「地紋付加する」の場合には、地紋データを無視して描画データのみを解釈し、ラスタライザ204を制御してビットマップデータに変換する。「地紋付加しない」の場合には、地紋データと描画データの両方を解釈し、ラスタライザ204を制御してビットマップデータに変換する。
また、別の例として、このとき「地紋付加する」の場合で、かつコンピュータ端末10又は20から地紋データを含んだ印刷ジョブの印刷データが送られてきている場合は、印刷ジョブをキャンセルすることもできる。この場合のインタプリタ203による処理の一例を示すフローチャートを図13に示す。
さらに、別の例として、図3のプリンタドライバ30で地紋を付加した場合に、そのことを示す情報のPJL「@PJL JIMON = ON」を描画部33が生成し、そのPJLがあり、設定記憶領域202に保存されている地紋付加情報が「地紋付加する」の場合に、送受信部201がジョブキャンセルを行うこともできる。その送受信部201による処理の一例を示すフローチャートを図14に示す。
コンピュータ端末10又は20から送られてくるデータストリームが図9に示したように地紋データと描画データが区別可能な形式となっているため、これらの処理が可能となる。
ラスタライザ204は、作成したビットマップデータを地紋合成部205に送る。
地紋合成部205は、そのビットマップデータを受けると、設定記憶領域202から地紋付加情報を読み込み、「地紋付加する」の場合には地紋生成部206に地紋データの作成を依頼する。つまり、地紋合成部205による地紋データの合成(付加)が有効になる。
地紋生成部206は、地紋データの作成依頼を受けると、地紋パターン記憶部207から地紋パターンを読み込み、設定記憶領域202に記憶されているジョブ設定情報に基づいて地紋データを作成し、地紋合成部205に渡す。
地紋パターン記憶部207は、地紋データを生成するための地紋パターンを記憶している。
地紋合成部205は、地紋生成部206から地紋データを受けると、それを先にラスタライザ204から受けたビットマップデータに合成し、その合成後のビットマップデータをエンジン108に送る。設定記憶領域202から読み込んだ地紋付加情報が「地紋付加しない」の場合には、ラスタライザ204から受けたビットマップデータをそのままエンジン108に送る。
エンジン108は、受け取ったビットマップデータを可視画像として印刷媒体に印刷する。
このように、この実施形態のコンピュータ端末によれば、以下の(1)〜(3)に示す作用効果を得ることができる。
(1)プリンタと双方向通信することにより、そのプリンタで地紋付加設定がなされているかどうかを示す地紋付加情報を取得し、その地紋付加情報が地紋付加設定がなされている旨を示すものであれば、地紋付加設定の受け付けを禁止し、地紋付加設定がなされていない旨を示すものであれば、地紋付加設定の受け付けを許可することにより、プリンタ側で地紋付加設定がなされていれば地紋が付加されていない印刷データを、プリンタ側で地紋付加設定がなされていなければ地紋が付加された印刷データをそれぞれプリンタへ送信することになるため、印刷データへの地紋二重付加を防止することができる。
(2)地紋付加設定の受け付けを禁止した場合には地紋付加設定を受け付けない画面を、地紋付加設定の受け付けを許可した場合には地紋付加設定を受け付ける画面をそれぞれ表示することにより、ユーザがコンピュータ端末側で地紋付加設定が可能かどうかを知ることができるため、地紋付加設定のための操作を無駄に行わずに済む。
(3)地紋付加設定がなされているかどうかを示す地紋付加情報を取得できなかった場合には、地紋付加設定の受け付けを許可することにより、印刷データに対して地紋を付加したいのに付加されないという不都合を回避することもできる。
また、この実施形態のプリンタによれば、以下に示す作用効果を得ることができる。
すなわち、自機で地紋付加設定がなされている場合に、コンピュータ端末から地紋が付加された印刷データを受信した場合に、その地紋を無視して自機での地紋付加を有効にすることにより、その印刷データに付加する地紋を変更することにより、コンピュータ端末から受信した印刷データに対して自機で設定した地紋でなくコンピュータ端末で設定された地紋が付加されるという不都合を回避することができる。
なお、自機で地紋付加設定がなされている場合に、コンピュータ端末から地紋が付加された印刷データを受信した場合に、その印刷データを無視するようにしても、同様の効果を得ることができる。
〔この実施形態におけるプログラム〕
このプログラムは、コンピュータ端末を制御するコンピュータ(CPU)に、通信接続手段,印刷設定手段,地紋付加手段,地紋付加情報取得手段,地紋付加設定受付制御手段,および画面表示手段としての機能を、プリンタを制御するコンピュータに、通信接続手段,地紋付加設定手段,地紋付加手段,処理手段,および地紋変更手段としての機能をそれぞれ実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめからROMあるいはHDD(ハードディスク装置)等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,MO,CD−R,CD−RW,DVD+R,DVD+RW,DVD−R,DVD−RW,又はDVD−RAMや、EEPROM、メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。その不揮発性記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータ端末およびプリンタにインストールしてCPUに実行させるか、CPUにその不揮発性記録媒体からこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、印刷データへの地紋二重付加を防止することができる。したがって、1つの地紋のみが付加された印刷データの印刷が可能な印刷設定装置および印刷装置を提供することができる。
この発明の一実施形態であるプリンタシステムの構成例を示す図である。 図1のコンピュータ端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1のコンピュータ端末のソフトウェア構成例を示すブロック図である。 図3に示すコンピュータ端末10の制御ソフトウェアによる処理シーケンスの一部を示す図である。 印刷設定画面の一例を示す図である。
印刷設定画面の他の例を示す図である。 地紋設定画面の一例を示す図である。 図3の描画部による処理の一例を示すフロー図である。 地紋データを描画データと区別可能な形式のデータストリームを説明するための図である。 図1のプリンタ1のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図1のプリンタ1のソフトウェア構成例を示すブロック図である。 図11に示すプリンタ1の制御ソフトウェアによる処理シーケンスの一部を示す図である。 図11のインタプリタ203による処理の一例を示すフロー図である。 図11の送受信部201による処理の一例を示すフロー図である。
符号の説明
1〜3:プリンタ 5:ネットワーク 10,20:コンピュータ端末
11,102:I/Oポート 12,101:CPU 13:ROM
14:RAM 15,106:表示部 16,103:HDD
17,107:入力部 18:記憶媒体ドライブ 19:記憶媒体
21:アプリケーション 22:GDI 23:スプーラ 24:ポートモニタ
30:プリンタドライバ 31:UI部 31a:地紋設定部
32:双方向通信部 33:描画部 34:地紋生成部
35,207:地紋パターン記憶部 104:揮発性メモリ
105:不揮発性メモリ 108:エンジン 201:送受信部
202:設定記憶領域 203:インタプリタ 204:ラスタライザ
205:地紋合成部 206:地紋生成部

Claims (7)

  1. 印刷装置と通信可能に接続する通信接続手段と、前記印刷装置へ送信する印刷データの印刷に関する設定を行う印刷設定手段と、該印刷設定手段によって地紋付加設定がなされた場合に、印刷データに対して地紋を付加する地紋付加手段とを有する印刷設定装置であって、
    前記印刷装置と双方向通信することにより、該印刷装置で地紋付加設定がなされているかどうかを示す地紋付加情報を取得する地紋付加情報取得手段と、
    該地紋付加情報取得手段によって地紋付加設定がなされている旨を示す地紋付加情報を取得した場合には、前記印刷設定手段による地紋付加設定の受け付けを禁止し、地紋付加設定がなされていない旨を示す地紋付加情報を取得した場合には、前記印刷設定手段による地紋付加設定の受け付けを許可する地紋付加設定受付制御手段とを設けたことを特徴とする印刷設定装置。
  2. 請求項1記載の印刷設定装置において、
    前記地紋付加設定受付制御手段によって前記地紋付加設定の受け付けが禁止された場合には、該地紋付加設定を受け付けない画面を、前記地紋付加設定の受け付けが許可された場合には、該地紋付加設定を受け付ける画面をそれぞれ表示する画面表示手段を設けたことを特徴とする印刷設定装置。
  3. 請求項1又は2記載の印刷設定装置において、
    前記地紋付加設定受付制御手段は、前記地紋付加情報取得手段によって地紋付加設定がなされているかどうかを示す地紋付加情報を取得できなかった場合には、前記印刷設定手段による地紋付加設定の受け付けを許可することを特徴とする印刷設定装置。
  4. 印刷装置と通信可能に接続する通信接続手段と、前記印刷装置へ送信する印刷データの印刷に関する設定を行う印刷設定手段と、該印刷設定手段によって地紋付加設定がなされた場合に、印刷データに対して地紋を付加する地紋付加手段とを有する印刷設定装置を制御するコンピュータに、
    前記印刷装置と双方向通信することにより、該印刷装置で地紋付加設定がなされているかどうかを示す地紋付加情報を取得する地紋付加情報取得機能と、
    該地紋付加情報取得機能によって地紋付加設定がなされている旨を示す地紋付加情報を取得した場合には、前記印刷設定手段による地紋付加設定の受け付けを禁止し、地紋付加設定がなされていない旨を示す地紋付加情報を取得した場合には、前記印刷設定手段による地紋付加設定の受け付けを許可する地紋付加設定受付制御機能とを実現させるためのプログラム。
  5. 請求項記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記地紋付加設定受付制御機能によって前記地紋付加設定の受け付けが禁止された場合には、該地紋付加設定を受け付けない画面を、前記地紋付加設定の受け付けが許可された場合には、該地紋付加設定を受け付ける画面をそれぞれ表示する画面表示機能をも実現させるためのプログラム。
  6. 請求項又は記載のプログラムにおいて、
    前記地紋付加設定受付制御機能は、前記地紋付加情報取得機能によって地紋付加設定がなされているかどうかを示す地紋付加情報を取得できなかった場合には、前記印刷設定手段による地紋付加設定の受け付けを許可することを特徴とするプログラム。
  7. 請求項乃至のいずれか一項に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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