JP4721391B2 - 印刷制御装置及び方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば文書処理プログラムや画像編集プログラム等、様々なプログラムによって生成される出力データをひとつの文書としてまとめ、その文書に対する編集機能を提供する文書処理システムにおいて使用される印刷制御装置及びその印刷制御方法等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
文字や表、画像など、データの種類が異なると、データを定義する構造やそれらデータに対する編集操作が異なるために、データの種類に応じた様々なアプリケーションプログラムが提供されている。利用者は、文字を編集するためには文字処理プログラム、表を編集するためには表計算プログラム、画像を編集するためには画像編集プログラムといった具合に、データの種類別にアプリケーションを使い分けている。
【0003】
このように、利用者はデータの種類ごとにアプリケーションプログラムを使い分けるのが一般的である。しかし、利用者が作成しようとする文書としては、例えば文字のみや、表のみ、画像のみといった1種類のデータのみから構成される文書よりも、文字と表、文字と画像など、複数種類のデータから構成される文書の方が一般的である。そこで複数種類のデータを含む目的文書を作成するために、利用者は各種アプリケーションが備えている印刷機能を利用してアプリケーションごとにデータを印刷させ、印刷物を所望の順序に組み合わせる必要があった。
【0004】
あるいは、いわゆるオフィススイートと呼ばれる、各種アプリケーションによってひとつの統合アプリケーションを形成するプログラムには、各アプリケーションで生成されたデータを組み合わせ、ひとつの文書を構成する機能を提供するものもある。この統合アプリケーションを使用する場合には、利用者は、各アプリケーションで作成したデータを、統合アプリケーションに含まれる特定のアプリケーションによってひとつの目的文書にまとめることができる。
【0005】
また、近年、マニュアル、カタログ、会議資料などの文書を電子文書で保管し、必要なときに、必要な部数だけ印刷するシステム(POD:Print On Demand)が普及している。PODシステムは、ユーザが作成した文書ファイルを印刷管理サーバにアップロードし、印刷管理サーバのオペレータが文書ファイルの印刷を行わせるものである。このようなシステムでは、通常の印刷のように、どのプリンタで出力するか、どのような体裁で出力するか、プリンタのどの機能を使用して印刷するか、といった指示を毎回行うのではなく、印刷すべき文書をオペレータが最初に印刷指示する際に、印刷管理サーバ上で上述した内容指示を、電子文書化して印刷指示文書(一般にジョブチケットと呼ばれる)とし、このジョブチケット情報を印刷管理サーバに登録しておくことにより、印刷文書作成者がいないような場合でも、毎回同一の出力体裁を得ることが可能になるようになっている。
【0006】
また、そのようなシステムでは、印刷のスピードアップのため、あらかじめ登録した複数のプリンタへ処理を分散させる機能を備えたものもある。また、指定したプリンタが故障などで使用不可となったような時でも印刷の保証を行うため、あらかじめ指定されたプリンタで代行して印刷を行う機能を備えたものもある。この機能を使用する場合は、印刷指示文書(ジョブチケット)に記述されている印刷指示を、複数のプリンタへ同じように伝え、どのプリンタでも同一の成果物を得るようになっている。また、複数のプリンタで異なる条件(部数など)で出すためには、それぞれのジョブチケットが印刷管理サーバに登録する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来のPODシステムでは、ジョブチケットを予め印刷管理サーバに登録する必要があり、また、分散印刷等のPODシステムの機能を利用するためには、PODシステムの印刷管理サーバを利用しなければならず、コストがかかってしまうという問題点がある。
【0008】
そこで近年、クライアントPCから直接複数のプリンタに対する印刷ジョブを生成する分散印刷機能を持った印刷システムが考えられている。しかしながら、このような分散印刷機能を有した印刷システムは、クライアントPCが印刷指示を行うたびに、分散されるそれぞれのプリンタドライバの印刷設定を行う必要があり、常に印刷文書作成者がいる必要がある。
また、利用者が各種アプリケーションによる印刷物を組み合わせてひとつの目的文書を作成する場合、例えばページ番号を各ページに振るためには、いったん必要なデータをすべて印刷出力し、文書としてまとめてから付すべきページ番号を決定する必要がある。そして、各アプリケーションによって、そのアプリケーションで作成された原稿の各ページ(これを論理ページあるいは原稿ページと呼ぶ)ごとに、決定されたページ番号を書き込んでいく。アプリケーションプログラムがページ番号を振る機能を有している場合であっても、不連続部分があればその部分についてはやはり利用者がページ番号を指定しなければならない。また、目的文書のページを再配置した場合には、ページ番号もそれに合わせて振り直さなければならない。あるいは、複数の原稿ページを、印刷物としての1ページ(これを物理ページあるいは印刷ページと呼ぶ)にまとめたり、片面印刷から両面印刷に変更するなど、データの内容にかかる変更ではなく、単に書式を変更する場合であっても、アプリケーションによって編集および印刷のし直しが必要となる。
【0009】
このように、データの種類ごとにそれを管理できるアプリケーションが異なることから、アプリケーション間のインターフェースを利用者自身が人手によって提供しなければならない。このことは、利用者に多大な労力が要求されるということであり、生産性の低下をもたらす。さらに、多くの人手を介することからエラーの発生も生じやすかった。
【0010】
一方、統合アプリケーションを利用して目的文書を作成する場合、印刷出力せずに、データの状態で各種データを配置することができる。このため、印刷物を組み合わせて目的文書を作成する場合ほどには労力は必要とされることはない。
しかしながら、各種データを編集・作成するためのアプリケーションは、統合アプリケーションに含まれるものに限られてしまい、利用者が望むアプリケーションが使用できるとは限らない。また、統合アプリケーションによって作成された目的文書はひとつの文書ファイルであり、ファイル単位で編集・出力等の管理が行われる。そのために、文書ファイルの一部について書式を設定しようとしてもアプリケーションの機能による制約が多く、例えば書式が変わる部分ごとに書式設定を変更しては印刷し直すといった作業が必要とされる。このため、多くの労力が必要とされて生産性が低い点においては、前述した方法と変わりはなかった。
【0011】
更に、上記のような従来の技術に於いては、プリンタで行っている処理について、同様の処理をより高度に、より詳細に文書処理システムにおいて行いたい場合に不都合があった。たとえば、左側に余白をつける機能はあるが、右側に余白をつける機能が無いプリンタを使用する場合は、ユーザが左のみに余白をつけた場合と、右側に余白をつけた場合により、処理を変えなければならない。あるいは、例えば印刷すべきページを縮小して2ページ分を1枚の用紙上に印刷する場合に、システムでその処理を行うと、プリンタにおいても同じ処理が行われてその結果二重に処理が行われてしまうなどの不都合があった。
【0012】
本発明は、かかる従来技術に鑑みてなされたものであり、システムで高度な、または、詳細な設定を行った機能については、そこに該当するプリンタの機能について、プリンタで処理させないような指示に変更する事により、処理の重複を防ぐことのできる印刷制御装置及び方法を提供することを目的とする。
【0013】
また、本発明は、利用者の望むアプリケーションプログラムによって作成されるデータをひとまとめにした文書の作成および編集を可能とするとともに、その操作性を高めて文書編集の生産性を向上させる文書処理システム及び方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成から成る。
【0015】
印刷対象の文書データと指定された印刷指示データとに基づいて展開処理を実行することにより出力コマンドを生成するデスプーラを備える印刷制御装置であって、
前記文書データに含まれるページを用紙に配置するための配置情報と印刷物に対して実行される後処理に関する後処理情報が前記印刷指示データに基づいて設定された印刷設定情報のうち、前記配置情報に関する項目の前記印刷指示データに基づく値を、プリンタが前記デスプーラと同じ配置処理を実行しないための値に変更する変更手段と、
前記変更手段により変更される前の前記配置情報に関する値が反映された印刷指示データと前記文書データとに基づいて展開処理を実行することにより出力コマンドを生成する生成手段と、
前記変更手段によって変更された印刷設定情報と前記出力コマンドとをプリンタに送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
<システム概要>
本発明の第1の実施形態である文書処理システムの概要を、図1〜図12を参照して説明する。この文書処理システムでは、一般アプリケーションにより作成されたデータファイルが、電子原稿ライタによって電子原稿ファイルに変換される。製本アプリケーションはその電子原稿ファイルを編集する機能を提供している。以下、その詳細は説明する。
【0021】
<システム構成及び動作>
図1は、本実施形態の情報処理システムに好適な文書処理システムのソフトウェア構成を示す図である。文書処理システムは、本発明の情報処理装置に好適な実施形態であるデジタルコンピュータ100によって実現されている。一般アプリケーション101は、ワードプロセシングやスプレッドシート、フォトレタッチ、ドローあるいはペイント、プレゼンテーション、テキスト編集などの機能を提供するアプリケーションプログラムであり、OSに対する印刷機能を有している。これらアプリケーションは、作成された文書データや画像データなどのアプリケーションデータを印刷するにあたって、オペレーティングシステム(OS)により提供される所定のインターフェース(一般に、GDIと呼ばれる)を利用する。すなわち、アプリケーション101は、作成したデータを印刷するために、前記インターフェースを提供するOSの出力モジュールに対して、あらかじめ定められる、OSに依存する形式の出力コマンド(GDI関数と呼ばれる)を送信する。出力コマンドを受けた出力モジュールは、プリンタ等の出力デバイスが処理可能な形式にそのコマンドを変換し、(GDI関数と呼ばれる)を出力する。出力デバイスが処理可能な形式はデバイスの種類やメーカ、機種などによって異なるために、デバイスごとにデバイスドライバが提供されており、OSではそのデバイスドライバを利用してコマンドの変換を行い、印刷データを生成し、JL(Job Language)でくくることにより印刷ジョブが生成される。OSとしてマイクロソフト社のウインドウズを利用する場合には、前述した出力モジュールとしてはGDI(Graphic Device Interface)と呼ばれるモジュールが相当する。
【0022】
電子原稿ライタ102は、前述のデバイスドライバを改良したものであり、本文書処理システム実現のために提供されるソフトウェアモジュールである。ただし、電子原稿ライタ102は特定の出力デバイスを目的としておらず、後述の製本アプリケーション104やプリンタドライバ106により処理可能な形式に出力コマンドを変換する。この電子原稿ライタ102による変換後の形式(以後、「電子原稿形式」と呼ぶ。)は、ページ単位の原稿を詳細な書式をもって表現可能であれば特に問わない。実質的な標準形式のうちでは、例えばアドビシステムズによるPDF形式や、SVG形式などが電子原稿形式として採用できる。アプリケーション101により電子原稿ライタ102を利用させる場合には、出力に使用するデバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定してから印刷を実行させる。ただし、電子原稿ライタ102によって作成されたままの電子原稿ファイルは、電子原稿ファイルとして完全な形式を備えていない。そのため、デバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定するのは製本アプリケーション104であり、その管理下でアプリケーションデータの電子原稿ファイルへの変換が実行される。製本アプリケーション104は、電子原稿ライタ102が生成した新規の不完全な電子原稿ファイルを後述する形式を備えた電子原稿ファイルとして完成させる。以下では、この点を明瞭に識別する必要がある際には、電子原稿ライタ102によって作成されたファイルを電子原稿ファイルと呼び、製本アプリケーションによって構造を与えられた電子原稿ファイルをブックファイルと呼ぶ。また、特に区別する必要がない場合は、アプリケーションにより生成されるドキュメントファイル、電子原稿ファイル、及びブックファイルをいずれも文書ファイル(または文書データ)と呼ぶ。
【0023】
このようにデバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定し、一般アプリケーション101によりそのデータを印刷させることで、アプリケーションデータはアプリケーション101によって定義されたページ(以後、「論理ページ」あるいは「原稿ページ」と呼ぶ。)を単位とする電子原稿形式に変換され、電子原稿ファイル103としてハードディスクなどの記憶媒体に格納される。なお、ハードディスクは、本実施形態の文書処理システムを実現するコンピュータが備えているローカルドライブであってもよいし、ネットワークに接続されている場合にはネットワーク上に提供されるドライブであっても良い。
【0024】
製本アプリケーション104は電子原稿ファイルあるいはブックファイル103を読み込み、それを編集するための機能を利用者に提供する。ただし製本アプリケーション104は、各ページの内容を編集する機能は提供しておらず、ページを最小単位として構成される、後述する章やブックの構造を編集するための機能を提供している。
【0025】
製本アプリケーション104によって編集されたブックファイル103を印刷する際には、製本アプリケーション104によって電子原稿デスプーラ105が起動される。電子原稿デスプーラ105は、指定されたブックファイルをハードディスクから読み出し、ブックファイルに記述された形式で各ページを印刷するために、前述したOSの出力モジュールに適合する出力コマンドを生成し、不図示の出力モジュールに出力する。その際に、出力デバイスとして使用されるプリンタ107のドライバ106がデバイスドライバとして指定される。出力モジュールは、指定されたプリンタ107のプリンタドライバ106を用いて受信した出力コマンドを、プリンタ107で解釈実行可能なデバイスコマンドに変換する。そしてデバイスコマンドはプリンタ107に送信され、プリンタ107によってコマンドに応じた画像が印刷される。
【0026】
図2は、コンピュータ100のハードウエアブロック図である。図2において、CPU201は、ROM203のプログラム用ROMに記憶された、あるいはハードディスク211からRAM202にロードされたOSや一般アプリケーション、製本アプリケーションなどのプログラムを実行し、図1のソフトウェア構成や、後述するフローチャートの手順を実現する。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)205は、キーボード209や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)206は、CRTディスプレイ210の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)207は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、後述する編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)211や不図示のフロッピーディスク(FD)等とのアクセスを制御する。PRTC208は、接続されたプリンタ107との間の信号の交換を制御する。NC212はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
【0027】
<電子原稿データの形式>
編集アプリケーション104の詳細を言及する前に、ブックファイルのデータ形式を説明する。ブックファイルは紙媒体の書物を模した3層の層構造を有する。上位層は「ブック」と呼ばれ、1冊の本を模しており、その本全般に係る属性が定義されている。その下の中間層は、本でいう章に相当し、やはり「章」と呼ばれる。各章についても、章ごとの属性が定義できる。下位層は「ページ」であり、アプリケーションプログラムで定義された各ページに相当する。各ページついてもページごとの属性が定義できる。ひとつのブックは複数の章を含んでいてよく、また、ひとつの章は複数のページを含むことができる。
【0028】
図3(A)は、ブックファイルの形式の一例を模式的に示す図である。この例のブックファイルにおける、ブック、章、ページは、それぞれに相当するノードにより示されている。ひとつのブックファイルはひとつのブックを含む。ブック、章は、ブックとしての構造を定義するための概念であるから、定義された属性値と下位層へのリンクとをその実体として含む。ページは、アプリケーションプログラムによって出力されたページごとのデータを実体として有する。そのため、ページは、その属性値のほか、原稿ページの実体(原稿ページデータ)と各原稿ページデータへのリンクを含む。なお、紙媒体等に出力する際の印刷ページは複数の原稿ページを含む場合がある。この構造に関してはリンクによって表示されず、ブック、章、ページ各階層における属性として表示される。
【0029】
図3において、ブック301には、ブック属性が定義されているとともに、2つの章302A,302Bがリンクされている。このリンクにより、章302A,302Bがブック301に包含されていることが表示される。章302Aには、ページ303A,303Bがリンクされ、これらページが含まれることが示されている。各ページ303A,303Bにはそれぞれ属性値が定義され、その実体である原稿ページデータ(1)、(2)へのリンクが含まれる。これらリンクは、図3(B)に示す原稿ページデータ304のデータ(1),(2)を指し示し、ページ303A、303Bの実体が、原稿ページデータ(1)、(2)であることを表示する。
【0030】
図4は、ブック属性のリストである。下位層と重複して定義可能な項目に関しては、下位層の属性値が優先採用される。そのため、ブック属性にのみ含まれる項目に関しては、ブック属性に定義された値はブック全体を通して有効な値となる。しかし、下位層と重複する項目については、下位層において定義されていない場合における既定値としての意味を有する。なお、図示された各項目は具体的に1項目に対応するのではなく、関連する複数の項目を含むものもある。
【0031】
図5は章属性の、図6はページ属性のリストである。章属性とページ属性との関係もブック属性と下位層の属性との関係と同様である。
【0032】
ブック属性に固有の項目は、印刷方法、製本詳細、表紙/裏表紙、インデックス紙、合紙、章区切りの6項目である。これらは、ブックを通して定義される項目である。印刷方法属性としては、片面印刷、両面印刷、製本印刷の3つの値を指定できる。製本印刷とは、別途指定する枚数の用紙を束にして2つ折りにし、その束をつづり合わせることで製本が可能となる形式で印刷する方法である。製本詳細属性としては、製本印刷が指定されている場合に、見開き方向や、束になる枚数等が指定できる。
【0033】
表紙/裏表紙属性は、ブックとしてまとめられる電子原稿ファイルを印刷する際に、表紙および裏表紙となる用紙を付加することの指定、及び付加した用紙への印刷内容の指定を含む。インデックス紙属性は、章の区切りとして、印刷装置に別途用意される耳付きのインデックス紙の挿入の指定およびインデックス(耳)部分への印刷内容の指定を含む。この属性は、印刷用紙とは別に用意された用紙を所望の位置に挿入するインサート機能を持ったインサータが使用する印刷装置に備えられている場合か、あるいは、複数の給紙カセットを使用可能である場合に有効となる。これは合紙属性についても同様である。
【0034】
合紙属性は、章の区切りとして、インサータからあるいは給紙カセットから供給される用紙の挿入の指定、および、合紙を挿入する場合には、給紙元の指定などを含む。
【0035】
章区切り属性は、章の区切り目において、新たな用紙を使用するか、新たな印刷ページを使用するか、特に何もしないか等の指定を含む。片面印刷時には新たな用紙の使用と新たな印刷ページの使用とは同じ意味を持つ。両面印刷時には、「新たな用紙の使用」を指定すれば連続する章が1枚の用紙に印刷されることは無いが、「新たな印刷ページの使用」を指定すれば、連続する章が1枚の用紙の表裏に印刷されることがあり得る。
【0036】
章属性に関しては、章に固有の項目はなく、すべてブック属性と重複する。したがって、章属性における定義とブック属性における定義とが異なれば、章属性で定義された値が優先する。ブック属性と章属性とにのみ共通する項目は、用紙サイズ、用紙方向、N−up印刷指定、拡大縮小、排紙方法の5項目である。このうち、N−up印刷指定属性は、1印刷ページに含まれる原稿ページ数を指定するための項目である。指定可能な配置としては、1×1や1×2、2×2、3×3、4×4などがある。排紙方法属性は、排出した用紙にステイプル処理を施すか否かを指定するための項目であり、この属性の有効性は使用する印刷装置がステイプル機能を有するか否かに依存する。
【0037】
ページ属性に固有の項目には、ページ回転属性、ズーム、配置指定、アノテーション、ページ分割などがある。ページ回転属性は、原稿ページを印刷ページに配置する際の回転角度を指定するための項目である。ズーム属性は、原稿ページの変倍率を指定するための項目である。変倍率は、仮想論理ページ領域のサイズを100%として指定される。仮想論理ページ領域とは、原稿ページを、N−up等の指定に応じて配置した場合に、1原稿ページが占める領域である。例えば1×1であれば、仮想論理ページ領域は1印刷ページに相当する領域となり、1×2であれば、1印刷ページの各辺を約70パーセントに縮小した領域となる。
【0038】
ブック、章、ページについて共通な属性として、ウォーターマーク属性およびヘッダ・フッタ属性がある。ウォーターマークとは、アプリケーションで作成されたデータに重ねて印刷される、別途指定される画像や文字列などである。ヘッダ・フッタは、それぞれ各ページの上余白および下余白に印刷されるウォーターマークである。ただし、ヘッダ・フッタには、ページ番号や日時など、変数により指定可能な項目が用意されている。なお、ウォーターマーク属性およびヘッダ・フッタ属性において指定可能な内容は、章とページとは共通であるが、ブックはそれらと異なっている。ブックにおいてはウォーターマークやヘッダ・フッタの内容を設定できるし、また、ブック全体を通してどのようにウォーターマークやヘッダ・フッタを印刷するかを指定することができる。一方、章やページでは、その章やページにおいて、ブックで設定されたウォーターマークやヘッダ・フッタを印刷するか否かを指定できる。
【0039】
<ブックファイルの生成手順>
ブックファイルは上述したような構造および内容を有している。次に、製本アプリケーション104および電子原稿ライタ102によってブックファイルを作成する手順を説明する。ブックファイルの作成は、製本アプリケーション104によるブックファイルの編集操作の一環として実現される。図7は、製本アプリケーション104によりブックファイルを開く際の手順である。
【0040】
まず、製本アプリケーション104は、開こうとするブックファイルが、新規作成すべきものであるか、それとも既存のものであるか判定する(ステップS701)。新規作成の場合には、製本アプリケーション104は、章を含まないブックファイルを新規に作成する(ステップS702)。新規に作成されるブックファイルは、図3の例で示せば、ブックノード301のみ有し、章のノードに対するリンクが存在しないブックのノードとなる。ブック属性は、新規作成用としてあらかじめ用意された属性のセットが適用される。そして、新規ブックファイルを編集するためのユーザインターフェース(UI)画面を表示する(ステップS704)。図11は、新規にブックファイルが作成された際のUI画面の一例である。この場合には、ブックファイルは実質的な内容を持たないために、UI画面1100には何も表示されない。
【0041】
一方、既存のブックファイルがあれば、製本アプリケーション104は、指定されたブックファイルを開き(ステップS703)、そのブックファイルの構造、属性、内容に従ってユーザインターフェース(UI)画面を表示する。図10は、このUI画面の一例である。UI画面1100は、ブックの構造を示すツリー部1101と、印刷された状態を表示するプレビュー部1102とを含む。ツリー部1101には、ブックに含まれる章、各章に含まれるページが、図3(A)のような木構造で表示される。ツリー部1101に表示されるページは原稿ページである。プレビュー部1102には、印刷ページの内容が縮小されて表示される。その表示順序は、ブックの構造を反映したものとなっている。
【0042】
さて、開かれたブックファイルには、電子原稿ライタ102によって電子原稿ファイルに変換されたアプリケーションデータを、新たな章として追加することができる。この機能を電子原稿インポート機能と呼ぶ。図7の手順によって新規に作成されたブックファイルに電子原稿インポートすることで、そのブックファイルには実体が与えられる。この機能は、図10の画面にアプリケーションデータをドラッグアンドドロップ操作することで起動される。図8に電子原稿インポートの手順を示す。
【0043】
まず、指定されたアプリケーションデータを生成したアプリケーションプログラムを起動し、デバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定してアプリケーションデータを印刷出力させることで、電子原稿データに変換する(ステップS801)。変換を終えたなら、変換されたデータが画像データであるか否かを判定する(ステップS802)。この判定は、ウインドウズOSの下であれば、アプリケーションデータのファイル拡張子に基づいて行うことができる。例えば、拡張子が「bmp」であればウインドウズビットマップデータであり、「jpg」であればjpeg圧縮された画像データ、「tiff」であればtiff形式の画像データであると判定できる。また、このような画像データの場合はS801のようにアプリケーションを起動せずに、画像データから直接電子原稿ファイルを生成することが可能であるため、S801の処理を省略することも可能である。
【0044】
画像データでなかった場合には、製本アプリケーション104は、ステップS801で生成された電子原稿ファイルを、現在開かれているブックファイルのブックに、新たな章として追加する(ステップS803)。章属性としては、ブック属性と共通するものについてはブック属性の値がコピーされ、そうでないものについては、あらかじめ用意された規定値に設定される。
【0045】
画像データである場合には、原則として新たな章は追加されず、指定されている章に、ステップS801で生成された電子原稿ファイルに含まれる各原稿ページが追加される(ステップS804)。ただし、ブックファイルが新規作成されたファイルであれば、新たな章が作成されて、その章に属するページとして電子原稿ファイルの各ページが追加される。ページ属性は、上位層の属性と共通のものについてはその属性値が与えられ、アプリケーションデータにおいて定義された属性を電子原稿ファイルに引き継いでいるものについてはその値が与えられる。例えば、N−up指定などがアプリケーションデータにおいてされていた場合には、その属性値が引き継がれる。このようにして、新規なブックファイルが作成され、あるいは、新規な章が追加される。
【0046】
図9は、図8のステップS801において、電子原稿ライタ102により電子原稿ファイルを生成させる手順を示すフローチャートである。まず、新たな電子原稿ファイルを作成してそれを開く(ステップS901)。指定したアプリケーションデータに対応するアプリケーションを起動し、電子原稿ライタ102をデバイスドライバとして、OSの出力モジュールに対して出力コマンドを送信させる。出力モジュールは、受信した出力コマンドを電子原稿ライタによって電子原稿形式のデータに変換し、出力する(ステップS902)。出力先はステップS901で開いた電子原稿ファイルである。電子原稿ライタ102は、指定されたデータすべてについて変換が終了したか判定し(ステップS903)、終了していれば電子原稿ファイルを閉じる(ステップS904)。電子原稿ライタ102によって生成される電子原稿ファイルは、図3(B)に示した、原稿ページデータの実体を含むファイルである。
【0047】
<ブックファイルの編集>
以上のようにして、アプリケーションデータからブックファイルを作成することができる。生成されたブックファイルについては、章及びページに対して次のような編集操作が可能である。
(1)新規追加
(2)削除
(3)コピー
(4)切り取り
(5)貼り付け
(6)移動
(7)章名称変更
(8)ページ番号名称振り直し
(9)表紙挿入
(10)合紙挿入
(11)インデックス紙挿入
(12)各原稿ページに対するページレイアウト。
【0048】
このほか、いったん行った編集操作を取り消す操作や、さらに取り消した操作をやり直す操作が可能である。これら編集機能により、例えば複数のブックファイルの統合、ブックファイル内で章やページの再配置、ブックファイル内で章やページの削除、原稿ページのレイアウト変更、合紙やインデックス紙の挿入などといった編集操作が可能となる。これらの操作を行うと、図4乃至図6に示す属性に捜査結果が反映されたり、あるいはブックファイルの構造に反映される。たとえば、ブランクページの新規追加操作を行えば、指定された箇所にブランクページが挿入される。このブランクページは原稿ページとして扱われる。また、原稿ページに対するレイアウトを変更すれば、その変更内容は、印刷方法やN−up印刷、表紙/裏表紙、インデックス紙、合紙、章区切りといった属性に反映される。
【0049】
<ブックファイルの出力>
以上のように作成・編集されるブックファイルは印刷出力を最終目的としている。利用者が図10に示す製本アプリケーションのUI画面1100からファイルメニューを選択し、そこから印刷を選択すると、指定した出力デバイスにより印刷出力される。この際、電子原稿デスプーラ105は、製本アプリケーション104の作成したブックファイルから、OSの出力コマンド、例えばウインドウズのGDIコマンドを生成し、それを出力モジュール、例えばGDIに送信する。出力モジュールは、指定されたプリンタドライバ106によってデバイスに適したコマンドを生成し、そのデバイスに送信する。
【0050】
<そのほかのシステム構成>
本実施形態の文書処理システムの概要は以上のようなものである。これはスタンドアロン型のシステムであるが、これを拡張したサーバクライアントシステムでもほぼ同様の構成・手順でブックファイルが作成・編集される。ただし、ブックファイルや印刷処理はサーバによって管理される。
【0051】
図12はサーバクライアント型文書処理システムの構成を示すブロック図である。クライアント文書処理システムは、スタンドアロン型システムに、クライアントモジュールであるDOMS(Document Output Management Service:文書出力管理サービス)ドライバ109およびDOMSプリントサービスモジュール110、DS(文書サービス)クライアントモジュール108を加えた構成を有する。このクライアント文書処理システム1200に、文書管理サーバ1201および印刷集中管理サーバ1202およびプリントサーバ1203が接続されている。これらサーバは、通常ネットワークによってクライアント文書処理システムと接続されるが、サーバが同時にクライアントとしても機能する場合には、ネットワーク間の通信をシミュレートするプロセス間通信によって接続される。なお図12では文書管理サーバ1201と印刷集中管理サーバ1202の両サーバがクライアントに接続されているが、いずれか一方のみがネットワーク上に存在する場合もあり得る。接続されているサーバが文書管理サーバであれば、そのクライアントモジュールを含む文書管理サーバクライアントシステム1201SCが、印刷集中管理サーバ1202であれば、そのクライアントモジュールを含む印刷管理サーバクライアントシステム1202SCが、スタンドアロン型文書管理システムに追加される。
【0052】
文書管理サーバ1201は、製本アプリケーション104により作成・編集されたブックファイルを格納するサーバである。文書管理サーバ1201によってブックファイルを管理する場合、ブックファイルは、クライアントPCのローカルHDに代わって、あるいはそれに加えて、文書管理サーバ1201のデータベース1211に保存される。製本アプリケーション104と文書管理サーバ1201との間のブックファイルの保存および読み出しは、DSクライアント108及びDSコア1212を介して行われる。
【0053】
印刷集中管理サーバ1202は、クライアント文書管理システム1200に格納された、あるいは文書管理サーバ1201に格納されたブックファイルの印刷を管理するサーバである。クライアントにおける印刷要求は、DOMSドライバ109およびDOMSプリントサービスモジュール110を介して印刷集中管理サーバ1202のDOMSWGサーバモジュール1221に送信される。集中印刷管理サーバ1202は、クライアントのプリンタで印刷する場合にはクライアントのDOMSプリントサービスモジュール110を介して電子原稿デスプーラ105に電子原稿データを渡し、プリントサーバ1203により印刷する場合には、プリントサーバ1203のDOMSプリントサービスモジュール1203に送信する。集中印刷管理サーバは、例えば保存されているブックファイルに対して印刷要求を発行した利用者の資格などについてセキュリティチェックを行ったり、印刷処理のログを保存したりする。このように、文書処理システムは、スタンドアロンとしても、クライアントサーバシステムとしても実現できる。
【0054】
<文書処理システムによる出力手順>
ブックファイルの出力処理について、前に簡単に説明したが、より詳しい文書処理システムによる出力時の処理手順について以下に説明する。
【0055】
図13は文書処理システムによる出力時における、製本アプリケーション及びデスプーラによる処理手順を示すフローチャートである。以下では製本アプリケーション及びデスプーラをまとめてシステムと呼んでいる。
【0056】
まず、ステップS1301で、ユーザの指示に応じて、製本アプリケーションが印刷文書(前述のブックファイルに相当する)と、印刷指示文書の両方を、ハードディスク等から読み出して受け取る。印刷指示文書は、印刷対象となる印刷文書に付随し、対象の印刷文書をどのように印刷すべきかの情報が記述された電子文書である。印刷文書と印刷指示文書は、統合されて一つの文書ファイルとなっている場合でも同様に、処理が可能である。この印刷指示文書は、図10に示したユーザインターフェース画面上で利用者が印刷設定を変更することなどにより、その内容が変更される。
【0057】
印刷指示文書の全体構造は、図15に示すようなものになっている。印刷指示文書は、出力対象となるプリンタデバイス名1501、印刷対象となる印刷文書名1502、印刷文書の各頁をどのような配置、順序で印刷するかを記述する、ページ配置情報部1503、出力対象のプリンタへの指示を記述する、プリンタへの指示情報部1504とからなる。
【0058】
図16は、S403で示した、印刷文書の各頁をどのような配置、順序で印刷するかを記述するページ配置情報部における、詳細設定の例である。ページレイアウト1601は、一枚の用紙に、何ページ分のデータを印字するかを示すもので、1ページ/枚、2ページ/枚、4ページ/枚、16ページ/枚などがある。配置順1602は、複数ページのデータを一枚に印字する時の配置を示すもので、左から右向き、右から左向き、左から下向き、右から下向き、などがある。スタンプ1603は、用紙にイメージなどを描画するもので、「マル秘」、「Confidential」などのイメージがある。部数1604は、印刷部数を設定するものである。とじ方向1605は、印刷物をとじる方向を指定する物で、とじ代1606で指定した分の余白が印刷物に設定され、排紙方向1607と連動して、処理が行われることもある。
【0059】
本実施形態の製本アプリケーション104は、印刷文書名1502で示される印刷対象の文書データ(ブックファイル)に対し、上記詳述したページ配置設定を施し、設定後のデータをデスプーラ105を介してプリンタデバイス名1501で指定されるプリンタへ送出する。
【0060】
図17は、プリンタへの指示情報部1504における詳細設定の例である。排紙方法1701は、排紙された用紙の処理を指定する項目で、ステイプルやソートなどがある。印刷方法1702は、片面印刷や両面印刷などを指定する項目である。給紙方法1703は、用紙を給紙する部分を指定する項目で、上カセットや下カセット、手差しトレイなどがある。解像度1704は、解像度を指定する項目で、高解像度のファインや通常の解像度であるノーマルなどがある。
【0061】
本実施形態では、上記詳述した設定をプリンタデバイス名1501で記述するプリンタに設定した後、データをプリンタへ送出することにより、印刷を行う。
【0062】
一方、図18は、システムが、実際にプリンタへ印刷を指示する時の指示情報の構造の一例である。この指示情報はマイクロソフト社のウインドウズOSにおいてDEVMODEと呼ばれるものである。DEVMODEは、ウインドウズOSではプリンタドライバのプロパティで設定できる内容を格納する構造体であり、OSにより提供される。DEVMODEは、印刷データを渡されたプリンタドライバが、プリンタに対して送信する印刷命令を生成する際に参照する。プリンタドライバは、DEVMODEに記述された通りにプリンタを機能させるよう印刷命令を生成してプリンタに送信する。なお、本実施形態では、ウインドウズOSの下で稼働する文書処理システムを説明するために、DEVMODEを例として説明する。しかし、OSでは一般に、プリンタの機能のようにデバイスに依存する部分に関しては、デバイスの機能に対応した処理を実現するための機構を備えているのが普通である。このため、他のOSを利用する場合にも、本発明の本質に変わるところはない。
【0063】
DEVMODEは、公開されている共通部分と、プリンタごとに設定可能な拡張部分がある。本実施形態の図では、簡略化して、関係のある部分のみ抜き出してある。
【0064】
デバイス名1801は、出力対象のプリンタ名が入っている。DEVMODEサイズ1802には、DEVMODEの共通部分と拡張部分それぞれのサイズ、および、合計のサイズが格納できる。用紙1803には、出力用紙のサイズが設定される。置方向1804には、用紙の送り方向(縦/横)が格納される。ドライババージョン1805にはドライバのバージョンが入る。カラーモード1806は、カラープリンタの場合に、データをカラーで印刷するかモノクロで印刷するかを指定する項目である。
【0065】
ページレイアウト1807は、一枚の用紙の片面に何ページ分のデータを印字するかを示す項目で、1ページ/枚、2ページ/枚、4ページ/枚、16ページ/枚などがある。配置順1808は、複数ページのデータを一枚に印字する時の配置を示す項目で、左から右向き、右から左向き、左から下向き、右から下向き、などがある。
【0066】
スタンプ1809は、用紙に文書とは別にイメージなどを描画する項目で、「マル秘」、「Confidential」などのイメージがある。
【0067】
部数1810は、印刷部数を設定する項目である。とじ方向1811は、印刷物をとじる方向を指定する項目で、とじ代1812で指定した分の余白が印刷物に設定される。時として、排紙方法1813と連動して、処理が行われることもある。
【0068】
排紙方法1813は、排紙された用紙の処理を指定する項目で、ステイプル、ソートなどがある。処理を行う位置については、S711のとじ方向と連動する場合もある。印刷方法1814は、片面印刷、両面印刷などを指定する項目である。給紙方法1815は、用紙を給紙する部分を指定する項目で、カセット1、カセット2、手差しトレイなどがある。解像度1816は、解像度を指定する項目で、ファイン、ノーマルなどがある。
【0069】
図13の説明に戻ると、ステップS1301で製本アプリケーションが印刷文書と印刷紙自分書を受け取ると、ステップS1302で印刷指示文書をオープンする。
【0070】
製本アプリケーションは、S1303で印刷指示文書に指定されたプリンタデバイス名1501を読み込む。印刷指示文書にプリンタデバイス名が指定されているかどうかを調べる(S1304)。プリンタデバイス名が指定されていない場合は、あらかじめ所定の格納場所に登録されているデフォルトプリンタ名を取得し、そのプリンタデバイスを出力対象とする(S1306)。
【0071】
次に、出力対象として決定されたプリンタデバイス(対象プリンタ)に対するドライバがインストールされているかどうかをチェックし(S1307)、インストールされていない場合(S1308)、エラーとし、プリンタが使用不可能であることをユーザに通知する(S1309)。
【0072】
続いて、対象プリンタのドライバから、対象プリンタのDEVMODEを取得する(S1310)。
【0073】
その後、次項以降に記述する、DEVMODEを書きかえる調整処理を行う(S1311)。
【0074】
DEVMODEの調整を行った後、プリンタへ通知するべき指示を行うべく、DEVMODEをプリンタデバイスへ通知する(S1312)。
【0075】
続いて、印刷文書の内容を、印刷指示文書に記述された展開指示情報に基づき展開し、プリンタデバイスへ展開したデータを送出する(S1313)。この処理はデスプーラ105により行われる。またプリンタに全ての印刷データを送出したことを通知する(S1314)。
【0076】
全ての印刷が終了したら、その旨ユーザに通知し(S1315)、印刷を終了する。
【0077】
図14は、図13のステップ1311において、読み込んだDEVMODEのうち、あらかじめ電子原稿デスプーラ105により処理される項目については、プリンタで重複処理しないよう設定を変更する処理のフローチャートである。
【0078】
本実施形態の文書処理システムでは、プリンタデバイスで処理する図18の項目1807から1812について、システムでより詳細な設定を行うことにより、プリンタデバイスで処理するよりも高度な処理を実現する。そのため、それらの項目1897〜1812については、プリンタデバイスでは処理を行わせないためのデフォルト値のテーブルを持つ。
【0079】
ステップS1401にて、デスプーラ105では、デスプーラで処理する部分についてのデフォルト値が格納されているテーブルを読み込む。このデフォルトテーブルは、図2のハードディスク211などに格納されている。また、例えばデフォルトテーブルは、製本アプリケーションが提供している設定のうち、製本アプリケーションによって実現させる項目についてあらかじめ用意しておく。そして、対象プリンタの機能に応じてDEVMODEで設定し得る項目のうち、デフォルトテーブルが用意されている項目についてはデフォルト値を設定する。
【0080】
S1402にて、各項目のデフォルト値をテーブルから読み込み、対応するDEVMODE部分に反映する(S1403)。項目全てが終了したかどうかをチェックし(S1404)、終了する。
【0081】
図19に記述されているDEVMODEは、プリンタから取得した図18に示すDEVMODEに対し、図16に示す処理をシステムで行うため、それに対応するデフォルト値を反映させた、図14に示す処理を加えたものである。すなわち、ページレイアウト、配置順、スタンプ、部数、綴じ方向、綴じ代の各項目について、図16に示された値を反映した印刷処理を行うために、製本アプリケーションがそれら項目の値を反映する印刷指示文書を生成する。そして、そのかわりに、DEVMODEにデフォルト値を設定し、それによりページレイアウトについては「1ページ印刷」が設定され、配置順、スタンプ、部数、綴じ方向、綴じ代の各項目については設定は行われない。
【0082】
デスプーラは、印刷指示文書に従って出力命令を作成するために、出力命令は図16の各項目値を反映したかたちで生成されている。DEVMODEにおけるこれらの項目は設定されていないことから、プリンタによる重複処理が防止できる。
【0083】
また、修正済み印刷指示文書を保存することにより、次回以降、再度プリンタデバイスの機能をチェックすること無く、または、チェックしたとしても、ほとんど修正の必要が無く、最適化された印刷指示により、すばやく印刷処理を行うことが可能となる。
【0084】
[第2の実施形態]
図20は、DEVMODEを変更する処理(第2の実施形態における図14の処理)についての、もうひとつの実施形態のフローチャートである。なお、本実施形態は、図13のステップS1311が図20に置き換えられた以外の部分については、第1の実施形態と同一である。
【0085】
本実施形態のシステムでは、プリンタデバイスで処理する項目1807から1812について、システムでより詳細な設定を行うか、それとも、プリンタデバイスの設定をそのまま有効にして行うか、選択が可能となっている。
【0086】
図21は、図15に示すページ配置情報部1503の詳細例であり、ページ配置情報のうち、スタンプ項目2103、綴じ方向項目2105、綴じ代2106についてはプリンタの設定を有効にして、プリンタにより行わせることを示すものである。
【0087】
図20のステップS2001にて、システムでは、システムで処理する部分についてのデフォルト値が格納されているテーブルを読み込む。S2002にて、各項目のデフォルト値をテーブルから読み込む。その項目に対する指示が、デバイス設定有効となっているかどうかを調査し(S2003)、デバイス有効ならば、DEVMODEの設定をそのまま残し、次の項目に進む。デバイス有効ではない場合は、S2002で読み込んだデフォルト値を、対応するDEVMODE部分に反映する(S2004)。
【0088】
図22に記述されているDEVMODEは、プリンタから取得した図18に示すDEVMODEに対し、図21に示す処理のうち、システムで行う設定のみについてデフォルト値を反映させるという、図20に示す処理を加えたものである。
【0089】
上記手順においては、デフォルトテーブルの値を、例えば利用者によりユーザインターフェース画面などから設定可能とする。
【0090】
また、図20の処理が行われる場合には、製本アプリケーションが生成する印刷指示文書において、プリンタにゆだねる処理については印刷設定を反映させることはない。例えば、本実施形態のようにスタンプについてはプリンタで実行される場合、製本アプリケーションは、印刷指示文書に、スタンプを例えば各ページに重複印刷させる指示を記述することはしない。そのため、デバイスの機能を有効にするか無効にするかの設定を、ユーザインターフェース画面を通して利用者にさせる場合、設定が確定した時点で、あるいは印刷を実行する時点で、印刷指示文書の内容を、プリンタで行うことは出力命令に反映させないように変更する必要がある。
【0091】
以上のようにして、プリンタで提供し得る機能については、プリンタで行うかシステムで行うか設定することができる。プリンタによる実現は、一般的には低機能であるもののシステムの資源を消費しないことから、出力処理が短時間で済み、また、システムの負荷が重くならない。そのため、高機能を選択するか低負荷を選択するかに応じて、プリンタによる機能の有効無効を設定することができる。もちろん、同じ処理が重複して行われることも防止できる。
【0092】
【発明の効果】
以上説明したように、印刷指示文書に記述された印刷指示に、指定されたプリンタデバイスで実現できない指示が含まれている場合、その指示をプリンタに指示しないようにするだけではなく、データの配置情報を修正して、プリンタが正しく処理可能なようにデータを配置して送出することにより、印刷結果の最低保証を実現することが可能となる。
【0093】
また、修正済み印刷指示文書を保存することにより、次回以降、再度プリンタデバイスの機能をチェックすること無く、または、チェックしたとしても、ほとんど修正の必要が無く、最適化された印刷指示により、すばやく印刷処理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタンドアロン型の文書処理システムのブロック図である。
【図2】文書処理システムを実現するコンピュータのブロック図である。
【図3】ブックファイルの構造の一例を示す図である。
【図4】ブック属性の一覧を示す図である。
【図5】章属性の一覧を示す図である。
【図6】ページ属性の一覧を示す図である。
【図7】ブックファイルを開く手順のフローチャートである。
【図8】電子原稿ファイルをブックファイルにインポートする手順のフローチャートである。
【図9】アプリケーションデータを電子原稿ファイルに変換する手順のフローチャートである。
【図10】既存のブックファイルを開いた際のユーザインターフェース画面の一例を示す図である。
【図11】新規のブックファイルを開いた際のユーザインターフェース画面の一例を示す図である。
【図12】クライアントサーバ型の文書処理システムのブロック図である。
【図13】本発明の一実施形態であるデスプーラによる出力手順のフローチャートである。
【図14】 DEVMODEを書きかえる処理例のフローチャートである。
【図15】印刷指示文書の構造例の図である。
【図16】、
【図17】印刷指示文書の詳細内容例の図である。
【図18】 DEVMODEの内容例の図である。
【図19】印刷指示文書の書き換えを行った後のDEVMODEの内容例の図である。
【図20】他の実施形態におけるDEVMODEを書きかえる処理例のフローチャートである。
【図21】他の実施形態における印刷指示文書の詳細内容例の図である。
【図22】他の実施形態における印刷指示文書の書き換えを行った後のDEVMODEの内容例である。

Claims (12)

  1. 印刷対象の文書データと指定された印刷指示データとに基づいて展開処理を実行することにより出力コマンドを生成するデスプーラを備える印刷制御装置であって、
    前記文書データに含まれるページを用紙に配置するための配置情報と印刷物に対して実行される後処理に関する後処理情報が前記印刷指示データに基づいて設定された印刷設定情報のうち、前記配置情報に関する項目の前記印刷指示データに基づく値を、プリンタが前記デスプーラと同じ配置処理を実行しないための値に変更する変更手段と、
    前記変更手段により変更される前の前記配置情報に関する値が反映された印刷指示データと前記文書データとに基づいて展開処理を実行することにより出力コマンドを生成する生成手段と、
    前記変更手段によって変更された印刷設定情報と前記出力コマンドとをプリンタに送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記変更手段は、前記配置情報に関する複数の項目について、前記プリンタの設定を有効にすることが設定されている項目については、前記配置情報に関する値を残し、前記プリンタの設定を有効にすることが設定されていない項目については、前記配置情報に関する項目の前記印刷指示データに基づく値を、前記プリンタが前記デスプーラと同じ配置処理を実行しないための値に変更することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記配置情報に関する項目は、ページレイアウト、ページ配置順、スタンプ、部数、綴じ方向、綴じ代に関する項目であることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. ユーザインタフェースを介して受け付けられた指示に従って、前記プリンタの設定を有効にするか否かの指定を受け付ける受付手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の印刷制御装置。
  5. 前記変更手段は、前記印刷設定情報のうち、前記デスプーラにおいて処理される前記配置情報に関する項目の値を、前記プリンタのデフォルト値に変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  6. 印刷対象の文書データと指定された印刷指示データとに基づいて展開処理を実行することにより出力コマンドを生成するデスプーラを備える印刷制御装置において実行される印刷制御方法であって、
    前記印刷制御装置の変更手段が、前記文書データに含まれるページを用紙に配置するための配置情報と印刷物に対して実行される後処理に関する後処理情報が前記印刷指示データに基づいて設定された印刷設定情報のうち、前記配置情報に関する項目の前記印刷指示データに基づく値を、プリンタが前記デスプーラと同じ配置処理を実行しないための値に変更する変更工程と、
    前記印刷制御装置の生成手段が、前記変更工程により変更される前の前記配置情報に関する値が反映された印刷指示データと前記文書データとに基づいて展開処理を実行することにより出力コマンドを生成する生成工程と、
    前記印刷制御装置の送信手段が、前記変更工程によって変更された印刷設定情報と前記出力コマンドとをプリンタに送信する送信工程と
    を有することを特徴とする印刷制御方法。
  7. 前記変更工程は、前記配置情報に関する複数の項目について、前記プリンタの設定を有効にすることが設定されている項目については、前記配置情報に関する値を残し、前記プリンタの設定を有効にすることが設定されていない項目については、前記配置情報に関する項目の前記印刷指示データに基づく値を、前記プリンタが前記デスプーラと同じ配置処理を実行しないための値に変更することを特徴とする請求項6に記載の印刷制御方法。
  8. 前記配置情報に関する項目は、ページレイアウト、ページ配置順、スタンプ、部数、綴じ方向、綴じ代に関する項目であることを特徴とする請求項6又は7に記載の印刷制御方法。
  9. 前記印刷制御装置の受付手段が、ユーザインタフェースを介して受け付けられた指示に従って、前記プリンタの設定を有効にするか否かの指定を受け付ける受付工程をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の印刷制御方法。
  10. 前記変更工程は、前記印刷設定情報のうち、前記デスプーラにおいて処理される前記配置情報に関する項目の値を、前記プリンタのデフォルト値に変更することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれか1項に記載の印刷制御方法をコンピュータにより実現するためのコンピュータプログラム。
  12. 請求項11に記載のコンピュータプログラムを格納するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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