JP6007015B2 - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents

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本発明は、ページ記述言語を解釈して印刷処理を行う画像形成装置及び画像形成プログラムに関し、より詳しくは、特定のページ記述言語においてのみ利用可能な特定の印刷設定機能を、ページ記述言語の別を問わず利用できる画像形成装置及び画像形成プログラムに関する。
XPS(XML Paper Specification)は、XML(Extensible Markup Language)形式のページ記述言語である。
XPSドキュメントは、階層構造のドキュメントフォーマットからなり、それぞれの階層ごとにプリントチケットと呼ばれるXML形式の印刷設定情報を関連付けることができる。
プリントチケットによれば、ページごとの印刷設定・設定変更、又は、数ページを一まとめにした印刷設定などが可能になる(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2008−242661号公報 特開2010−003167号公報
ところで、PSやPCL等、汎用的なページ記述言語においてもプリントチケットが利用できることが望ましく、課題となっていた。
また、上記特許文献には、印刷設定をフォルダやアイコンに関連付けて保持するいわゆるホットフォルダが開示されているが、プリンターごとにフォルダ等を設定することを必要とするため、対象のプリンターが複数ある場合に、同一の印刷設定を繰り返し行う煩わしさがあった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、ページ記述言語で記述された印刷設定情報を、他のページ記述言語における特定形式の印刷設定情報に変換して保存し、印刷の際、保存した特定形式の印刷設定情報を中間言語へ変換して印刷設定を行うことによって、特定形式の印刷設定情報において設定された印刷設定情報にもとづいて印刷処理を行うことができる画像形成装置及び画像形成プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明の画像形成装置は、解釈可能な第1のページ記述言語で記述された印刷設定情報にしたがって印刷処理を行う画像形成装置であって、前記第1のページ記述言語で記述された印刷データから前記印刷設定情報を抽出する記述言語解析手段と、前記抽出された印刷設定情報を、前記第1のページ記述言語以外の解釈可能な第2のページ記述言語で記述された特定形式の印刷設定情報に変換して保存する印刷設定登録手段と、印刷処理に際し、前記特定形式の印刷設定情報を中間言語で記述された印刷設定情報に変換して設定する印刷情報設定手段と、前記中間言語で記述された印刷設定情報にしたがって対象の印刷データについて印刷処理を行う印刷手段と、を備え、前記特定形式の印刷設定情報はプリントチケットであり、前記第1のページ記述言語は前記特定形式の印刷設定情報に対応していないようにしている。
また、本発明の画像形成プログラムは、解釈可能な第1のページ記述言語で記述された印刷設定情報にしたがって印刷処理を行う画像形成装置のコンピュータを、前記第1のページ記述言語で記述された印刷データから前記印刷設定情報を抽出する記述言語解析手段、前記抽出された印刷設定情報を、前記第1のページ記述言語以外の解釈可能な第2のページ記述言語で記述された特定形式の印刷設定情報に変換して保存する印刷設定登録手段、印刷処理に際し、前記特定形式の印刷設定情報を中間言語で記述された印刷設定情報に変換して設定する印刷情報設定手段、及び前記中間言語で記述された印刷設定情報にしたがって対象の印刷データについて印刷処理を行う印刷手と、をして機能させ、前記特定形式の印刷設定情報はプリントチケットであり、前記第1のページ記述言語は前記特定形式の印刷設定情報に対応していないようにしている。
本発明によれば、対応していないページ記述言語における印刷設定機能を利用できるようになる。
本発明の実施形態に係る印刷システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る印刷システムにおけるデータフローを示す図である。 プリントチケットの登録・適用に関する印刷設定画面及び対応するページ記述言語の一例を示す図である。 プリントチケットの登録手順を示すフローチャートである。 プリントチケットの適否に応じた印刷手順を示すフローチャートである。 PDL解析部の構成を説明するための機能ブロック図である。 PDLデータにもとづくプリントチケット生成方法を示すフローチャートである。 処理対象のPDLデータ(PostScript)の一例を示す図である。
(印刷システム)
本発明の一実施形態に係る印刷システムについて説明する。
図1に示すように、本実施形態の印刷システム1は、ドキュメント及び所望の印刷設定情報等がページ記述言語で記述された印刷データをLAN(Local Area Network)15などの通信回線を介してプリンター20に送信するホストコンピュータ10と、ホストコンピュータ10から受信した印刷データのページ記述言語を解釈して印刷処理を行うプリンター20とによって構成される。
特に、本実施形態の印刷システムにおいては、印刷設定情報をXML形式のプリントチケットに変換して登録しておき、印刷時には、該当するプリントチケットを中間言語で記述された印刷設定情報に変換して印刷処理を行うようにしている
お、プリンター20は、本発明の画像形成装置の一例であるが、特にこれに限定するものではなく、MFP(Multifunction Peripheral)等、印刷設定情報にもとづいて印刷処理を行う画像形成装置であれば適用することができる。
以下、本実施形態に係るプリンター20について詳細に説明する。
プリンター20は、図1に示すように、主に、装置全体の制御及び各種演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)30、プログラムやデータを格納するためのROM(Read Only Memory)40、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶するためのRAM(Random Access Memory)41、印刷出力用の画像データを一時的にバッファ領域に記憶するビデオRAM42、プリントチケット形式の印刷設定情報を保存するHDD(Hard Disc Drive)43、ネットワーク15に接続するためのLANカードなどを有する通信インターフェース60、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される操作パネル部70、及び、電子写真式プロセス等の周知の画像形成プロセスを用いて、各種データを用紙などの記録媒体上に印刷を行う出力部80から構成され、これらがバス90を介して相互に接続されている。
本実施形態のプリンター20は、このような構成にもとづき通常の印刷処理を行う他、図2に示す各機能構成にもとづいて以下の固有の印刷処理を行う。
具体的には、PDL解析部21が、ホストコンピュータ10から受信した印刷データ(ページ記述言語)を解析し、印刷設定管理部22が、ページ記述言語で記述された印刷設定情報を中間言語として保存し、プリントチケット生成部23が、中間言語で記述された印刷設定情報をそのページ記述言語以外のページ記述言語で記述された特定形式の印刷設定情報に変換して保存するようにしている(印刷設定登録手段)。
そして、印刷時には、印刷設定部24が、保存している特定形式の印刷設定情報を中間言語で記述された印刷設定情報に変換して設定し(印刷情報設定手段)、印刷データ送信部25が、印刷可能に形成された画像データを出力部80に送信し、出力部80(印刷手段)が、中間言語で記述された印刷設定情報にしたがって画像データを印刷するようにしている。
このため、PSで記述された印刷設定情報を、XPSにおける印刷設定情報であるプリントチケットとして保存しておき、印刷時には、保存しておいたプリントチケットを、中間言語に変換することで印刷設定を行い、プリントチケットとして設定された印刷設定情報に従って印刷処理を行うことができるようになる。
なお、「中間言語」とは、一般の画像形成装置において汎用的に解釈可能なデータ形式をいう。
ここで、印刷システムにおけるホストコンピュータ及びプリンターの処理動作について説明する。
図2は、印刷システムにおけるデータフローを示す図である。
ホストコンピュータ10には、文書、図形、画像などの入力ドキュメントをページ記述言語で記述された印刷データに変換するプリンタドライバが予めインストールされている。
プリンタドライバは、片面/両面、カラー/モノクロ、集約印刷などの印刷設定情報をそのページ記述言語で記述し、印刷データの一部として生成する。
印刷設定情報の設定・変更は、プリンタドライバが提供する印刷設定画面のUI(User Interface)を介して行うことができる。
図3(a)は、印刷設定画面の一例を示した図である。
図3(a)に示す印刷設定画面は、印刷実行時にホストコンピュータ10に接続された不図示のモニタ等に表示される画面であり、ユーザーは、マウス、キーボード等(いずれも不図示)による入力操作によって、カラーモードの選択、印刷方法の選択、ページ集約の選択・設定等、種々の印刷設定を行うことができる。
本実施形態では、図3(a)に示すように、印刷設定において、「プリントチケットの登録」、「プリントチケットの適用」を選択できるようにしている。
「プリントチケットの登録」が選択された場合、ドキュメントと印刷設定情報に加え、係る印刷設定情報をプリントチケットの形式に変換して登録することを命ずる登録指示コード「@PJL SET PTSAVE=0」及びユーザーの識別情報(ユーザーID「12345X」)がページ記述言語によって生成され、印刷データとしてプリンター20に送信される(図3(b)参照)。
また、「プリントチケットの適用」が選択された場合、ドキュメントと印刷設定情報に加え、登録しておいたプリントチケット形式の印刷設定情報を適用することを命ずる適用指示コード「@PJL SET PTAPPLY=1」及びユーザーの識別情報(ユーザーID「12345X」)がページ記述言語によって生成され、印刷データとしてプリンター20に送信される(図3(b)参照)。
なお、「プリントチケットの登録」と「プリントチケットの適用」を同時に選択することもでき、この場合、登録指示コードと適用指示コードとがともに印刷データに組み込まれてプリンター20に送信される(図3(a),(b)参照)。
(プリントチケットの登録)
次に、プリンターにおけるプリントチケットの登録手順について説明する。
図4は、プリントチケットの登録手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、プリンター20においては、まず、PDL解析部21が、ホストコンピュータ10から受信した印刷データ(PDLデータ)を解析する(S11)。
次に、印刷設定管理部22が、印刷データから印刷設定情報を取りだし(抽出し)、中間言語としてRAM41に保存する(S12)。印刷設定管理部22は、このとき、印刷データに含まれるユーザーIDを印刷設定情報に関連付けて保存する。
印刷設定をプリントチケットとして登録する場合(S13)、具体的には、印刷データから登録指示コードを検出した場合、プリントチケット生成部23は、印刷設定情報をRAM41から取り出してXML形式のプリントチケットに変換する(S14)。具体的には、中間言語で記述された印刷設定情報をXML形式に変換するとともに、階層構造その他必要なデータ構成にもとづいてプリントチケットとしての印刷設定情報を生成する。
なお、中間言語で記述された印刷設定情報にもとづいてプリントチケットを生成する他、中間言語に変換する前のPDLデータにもとづいてプリントチケットを生成する方法もある。後者については、後記「プリントチケットの生成」にて詳細に説明する。
そして、プリントチケット生成部23は、生成したプリントチケットを、ユーザーIDに関連付けてHDD43に保存する(S15)。
なお、プリントチケット生成部23は、印刷データから適用指示コードを検出した場合には、プリントチケットを印刷設定情報として適用する旨を示すフラグをユーザーIDとプリントチケットとの関連づけに加える。
以上の一連の登録動作によって、印刷設定を行ったユーザーに帰属したプリントチケットの登録が完了する。
図2に、プリントチケットの一例を示す(同図HDD43参照)。ここでは、ユーザーAに対しモノクロ印刷としたプリントチケット#1、ユーザーBに対し4up集約印刷としたプリントチケット#2、部門管理Xのユーザーに対しカラー・両面印刷としたプリントチケット#3を、例示している。
(プリントチケットの生成)
つぎに、プリントチケットの生成について図面を参照しながら詳細に説明する。
ここでは、PDLデータにもとづいてプリントチケットを生成するための構成と方法について説明する。
図6は、PDL解析部の構成を説明するための機能ブロック図である。
図6に示すように、PDL解析部21は、PJL解釈処理部210とPDL解釈処理部220とを備える。
PJL解釈処理部210は、PDLデータに含まれるPJLの解釈を行う。具体的には、PDLデータのうち、PJLで記述されたジョブレベルの印刷設定を主に抽出するとともに、必要に応じてページレベルの印刷設定を抽出する。
PDL解釈処理部220は、PDLデータに含まれるPDLの解釈を行う。具体的には、PDL解釈処理部210は、PDLで記述されたページレベルの印刷設定を主に抽出するとともに、必要に応じてジョブレベルの印刷設定を抽出する。
PDL解釈処理部220は、例えば、図6に示すように、XPS解釈モジュール、PCL−XL解釈モジュール、PCL−5C、PS(PostScript)解釈モジュール等、複数のPDLに対応した解釈モジュールを備え、PDLデータの内容に応じた適切な解釈処理を可能としている。
プリントチケット生成部23は、印刷設定管理部22によって保存された印刷設定をXML形式に変換することによってジョブレベル又はページレベルのプリントチケットを生成してHDD43に格納する。
このような構成からなるPDL解析部21によるプリントチケットの生成方法について以下、説明する。
図7は、PDLデータにもとづくプリントチケット生成方法を示すフローチャートである。
図8は、処理対象のPDLデータ(PostScript)の一例を示す図である。
図7に示すように、プリントチケットの生成工程は、PJL解釈処理部210によるPJL処理工程(S31〜S33)と、PDL解釈処理部220によるPDL処理工程(S34〜S38)を有し、各工程で抽出されたジョブレベル及びページレベルの印刷設定にもとづいてジョブレベル及びページレベルのプリントチケットが生成される。
なお、ジョブレベルの印刷設定については、予め機器の初期値が設定されているものとする。
PJL処理工程においては、まず、PJL解釈処理部210が、PDLデータの中からPJLで記述された各印刷設定(以下、適宜、PJL印刷設定という)をコマンドごとに抽出し、ジョブレベルの印刷設定であるか、ページレベルの印刷設定であるか、を判定する(S31)。
PJL印刷設定がジョブレベルの印刷設定である場合、印刷設定管理部22は、その設定値を更新する(S32)。
他方、PJL印刷設定がジョブ単位の印刷設定でない場合、印刷設定管理部22は、その印刷設定の設定値をページレベルの印刷設定値として更新する(S33)。
これは、XPS以外のPDLにおいてはドキュメント単位の印刷設定が想定されておらず、印刷設定はジョブ単位かページ単位のいずれかに該当するからである。また、PJLは主にジョブレベルの印刷設定を担うが、PCL−XL等、ページレベルの印刷設定の一部をサポートしていないPDLを用いる場合、PJLがその部分のページレベルの印刷設定を行うことを想定している。
例えば、図8(a)に示すように、PJLの記述領域であるPJL部から「RESOLUTION(解像度)=600」、「QTY(部数)=1」、「COLORMODE(カラーモード)=COLOR」などのジョブレベルの印刷設定が抽出された場合には、これらの設定値をジョブレベルの印刷設定値として更新する。
なお、PJL処理工程における各処理(S31〜S33)は、対象のジョブに含まれるすべてのPJLに対して順次行う(LOOP1)。また、印刷設定管理部22は、ジョブレベルの印刷設定の保存領域(ジョブレベル保存領域)とページレベルの印刷設定の保存領域(ページレベル保存領域)を分けて保存する。
PDL処理工程においては、PDL解釈処理部220が、PDLデータの中からPDLで記述された各印刷設定(以下、適宜、PDL印刷設定という)を抽出し、ジョブレベルの印刷設定であるか、ページレベルの印刷設定であるか、を判定する(S34)。
PDL印刷設定がジョブレベルの印刷設定である場合、その設定値を更新する(S35)。
他方、PDL印刷設定がジョブレベルの印刷設定でない場合、その印刷設定の設定値をページレベルの印刷設定値として更新する(S36)。
例えば、図8(a)に示すように、1ページ目のPDL部から「PageSize(ページサイズ)=(595,842)」、「HWResolution(解像度)=(600,600)」、「ProcessColorModel(カラーモード)=DeviceRGB」といったページレベルの印刷設定が抽出された場合には、これらの設定値をページレベルの印刷設定値として更新する。また、図8(b)に示すように、1ページ目のPDL部から「NumCopies2(部数)」といったジョブレベルの印刷設定が抽出された場合には、その設定値をジョブレベルの印刷設定値として更新する。
S34〜S36の処理は、PDLデータの1ページの終わりを示すページ排出コマンドが抽出されるまで行う(S37:NO)。
この結果、ジョブレベルの印刷設定と、1ページ目のページレベルの印刷設定とが更新されるが、これらの設定は保存領域を分けて保存する。
具体的には、部数、パンチ設定、閉じ設定等のジョブレベルの印刷設定が、ジョブレベル保存領域に保存され、コピー数、両面設定、ページレイアウト設定等の印刷設定が、ページレベル保存領域に保存される。
ページ排出コマンドが抽出されると(S37:YES)、プリントチケット生成部23は、それまでに抽出して更新したジョブレベル及びページレベルの印刷設定値をXML形式に変換してプリントチケットを生成する(S39)。
具体的には、ジョブレベル保存領域から取り出した印刷設定にもとづいてジョブレベルのプリントチケットが生成され、ページレベル保存領域から取り出した印刷設定にもとづいてページレベルのプリントチケットが生成される。
例えば、図8(a)の場合、最初のページ排出コマンド「showpage」が抽出されると、プリントチケット生成部23は、「QTY(部数)=1」をジョブレベルのプリントチケットとして生成し、「PageSize(ページサイズ)=(595,842)」、「HWResolution(解像度)=(600,600)」、「ProcessColorModel(カラーモード)=DeviceRGB」を1ページ目のページレベルのプリントチケットとして生成する。
PDL処理工程における各処理(S34〜S38)は、対象のジョブに含まれるすべてのページについて順次行う(LOOP2)。
PDL処理工程を終えることによって、ジョブレベルのプリントチケットと各ページごとのプリントチケットが生成される。
そして、ジョブの終了に応じてプリントチケットの生成を終了する(S39)。
具体的には、PJLのジョブ終了コマンド「@PJL EOJ」が検出された場合に、ジョブレベルのプリントチケットとページレベルのプリントチケットをマージしてプリントチケット全体を生成し、これをHDD43に格納して終了する。
(プリントチケットの適用)
次に、プリントチケットを適用して印刷を行う手順について説明する。
図5は、プリントチケットの適否に応じた印刷手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、プリンター20においては、PDL解析部21が、ホストコンピュータ10から受信した印刷データ(PDLデータ)を解析する(S21)。
次に、印刷情報設定部24が、登録されたプリントチケットを適用するかどうかを判定する(S22)。具体的には、印刷データから取り出したユーザーIDを引用してHDD43を検索し、同一IDに対するフラグの有無によってプリントチケットを適用するかどうかを判定する。
プリントチケットを適用する場合、印刷情報設定部24は、該当するプリントチケットを自動的に選び出す(S23)。すなわち、フラグが付された該当する関連付け情報からプリントチケットの情報を抽出する。
次に、印刷情報設定部24は、選び出したプリントチケットを中間言語に変換する(S24)。これにより、ページ記述言語に依存しない印刷設定情報が生成される。
そして、出力部80は、中間言語で記述された印刷設定情報に従って印刷処理を行う(S25)。具体的には、印刷設定管理部22が、中間言語で記述された印刷設定情報にもとづく種々の設定をしつつ、印刷データ送信部25が画像データを出力部80に送信する。これにより、出力部80は、設定された印刷設定情報にもとづいて印刷処理を行う。
なお、プリントチケットを適用しない場合(S23:NO)、通常印刷を行う(S26)。すなわち、印刷データに含まれる通常の印刷設定情報にもとづいて印刷処理を行う。
このように、本実施形態に係る画像形成装置によれば、対応可能なページ記述言語(PS等)で記述された印刷設定情報を、そのページ記述言語においては対応していない他のページ記述言語(XPS)における特定形式の印刷設定情報(プリントチケット)に変換して保存し、印刷の際、保存した特定形式の印刷設定情報を中間言語へ変換して印刷設定を行うことによって、特定形式の印刷設定情報(プリントチケット)において設定された印刷設定にもとづいて印刷処理を行うことができるようになる。
このため、プリントチケットの汎用的な利用が可能となる。
また、プリントチケットを登録しておくことによって、印刷の度に同じ印刷設定を繰り返し行う必要がなくなり、ユーザーの利便性の向上を図ることができる。
同一プリントチケットを、他のプリンターにダウンロードすることによって、複数のプリンターにおいて同一の印刷設定情報を登録することができる。
このため、複数のプリンターにおいて同じ印刷設定を行う場合においても利便性を向上させることができる。
(画像形成プログラム)
次に、画像形成プログラムについて説明する。
上記実施形態におけるコンピュータ(画像形成装置20)の印刷設定登録機能、印刷設定適用機能等は、記憶手段(例えば、ROM40等)に記憶された画像形成プログラムにより実現される。
画像形成プログラムは、コンピュータの制御手段(CPU30など)に読み込まれることにより、コンピュータの構成各部に指令を送り、通常の印刷処理の他、プリントチケットの登録又はプリントチケットを適用した印刷処理を行う。
これによって、前記各機能は、ソフトウェアである画像形成プログラムとハードウェア資源であるコンピュータ(画像形成装置20)の各構成手段とが協働することにより実現される。
なお、上記各機能を実現するための画像形成プログラムは、コンピュータのROM40等に記憶される他、コンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、外部記憶装置及び可搬記録媒体に格納することができる。
外部記憶装置とは、CD−ROM(Compact disc−Read Only Memory)等の記録媒体を内蔵し、画像形成装置20に外部接続されるメモリ増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、例えば、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
そして、記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータのRAM41等にロードされて、CPU30により実行される。この実行により、上述した実施形態の各機能が実現される。
さらに、コンピュータで画像形成プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有されたこれらのプログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAM41や外部記憶装置にダウンロードすることもできる。このダウンロードされたプログラムも、CPU30により実行されることによって上述した実施形態の各機能を実現することができる。
このように、本発明は、プログラムによっても実施することができる。
このため、本実施形態に係る画像形成プログラムを他のデバイスにインストールすることによって、本実施形態に係るプリンター20と同じ作用効果を奏する画像形成装置を構成することが可能となる。
以上、本発明について、実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、PDFにおける印刷設定情報やサポートしていない他のページ記述言語における印刷設定情報を「特定形式の印刷設定情報」として適用することができる。
このため、汎用性及び拡張性に優れ、多くの実施形態において本発明を利用できるようになる。
本発明は、プリンター、MFP等の画像形成装置に適用することができる。
10 ホストコンピュータ
15 LAN
20 プリンター
21 PDL解析部
210 PJL解釈処理部
220 PDL解釈処理部
22 印刷設定管理部
23 プリントチケット生成部
24 印刷情報設定部
25 印刷データ送信部

Claims (5)

  1. 解釈可能な第1のページ記述言語で記述された印刷設定情報にしたがって印刷処理を行う画像形成装置であって、
    前記第1のページ記述言語で記述された印刷データから前記印刷設定情報を抽出する記述言語解析手段と、
    前記抽出された印刷設定情報を、前記第1のページ記述言語以外の解釈可能な第2のページ記述言語で記述された特定形式の印刷設定情報に変換して保存する印刷設定登録手段と、
    印刷処理に際し、前記特定形式の印刷設定情報を中間言語で記述された印刷設定情報に変換して設定する印刷情報設定手段と、
    前記中間言語で記述された印刷設定情報にしたがって対象の印刷データについて印刷処理を行う印刷手段と、
    前記抽出された印刷設定の設定値を更新する印刷設定管理手段と、を備え、
    前記特定形式の印刷設定情報はプリントチケットであり、
    前記第1のページ記述言語は前記特定形式の印刷設定情報に対応しておらず、
    前記記述言語解析手段は、前記第1のページ記述言語で記述された印刷データから、ジョブレベルの印刷設定、ページレベルの印刷設定、ページ排出コマンド、及びジョブ終了コマンドを前記印刷設定情報として抽出し、
    前記印刷設定管理手段は、前記第1のページ記述言語で記述された印刷データから前記ジョブレベルの印刷設定が抽出されるたびに、前記ジョブレベルの印刷設定の設定値を更新し、前記第1のページ記述言語で記述された印刷データから前記ページレベルの印刷設定が抽出されるたびに、前記ページレベルの印刷設定の設定値を更新し、
    前記印刷設定登録手段は、前記印刷データから前記ページ排出コマンドが抽出されるたびに、それまでに抽出して更新した前記ジョブレベル及びページレベルの印刷設定の設定値をジョブレベル及びページレベルのプリントチケットに変換し、印刷データから前記ジョブ終了コマンドが抽出されると、前記ジョブレベルのプリントチケットと各ページの前記ページレベルのプリントチケットをマージしてプリントチケット全体を生成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷設定登録手段は、
    前記特定形式の印刷設定情報と当該印刷設定情報に係るユーザーの識別情報とを関連付けて保存し、
    前記印刷情報設定手段は、
    印刷処理に際し、対象の印刷データに含まれるユーザーの識別情報にもとづいて特定される前記特定形式の印刷設定情報を前記中間言語で記述された印刷設定情報に変換して設定する
    ことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷設定登録手段は、
    印刷設定情報の登録を命ずる情報を含む印刷データを取得した場合に、前記印刷データに含まれる印刷設定情報を、前記特定形式の印刷設定情報に変換して保存する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷情報設定手段は、
    印刷設定情報の適用を命ずる情報を含む印刷データを取得した場合に、その後の印刷処理に際し、前記特定形式の印刷設定情報を前記中間言語で記述された印刷設定情報に変換して設定する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項記載の画像形成装置。
  5. 解釈可能な第1のページ記述言語で記述された印刷設定情報にしたがって印刷処理を行う画像形成装置のコンピュータを、
    前記第1のページ記述言語で記述された印刷データから前記印刷設定情報を抽出する記述言語解析手段、
    前記抽出された印刷設定情報を、前記第1のページ記述言語以外の解釈可能な第2のページ記述言語で記述された特定形式の印刷設定情報に変換して保存する印刷設定登録手段、
    印刷処理に際し、前記特定形式の印刷設定情報を中間言語で記述された印刷設定情報に変換して設定する印刷情報設定手段、
    前記中間言語で記述された印刷設定情報にしたがって対象の印刷データについて印刷処理を行う印刷手段、及び
    前記抽出された印刷設定の設定値を更新する印刷設定管理手段、として機能させ、
    前記特定形式の印刷設定情報はプリントチケットであり、
    前記第1のページ記述言語は前記特定形式の印刷設定情報に対応しておらず、
    前記記述言語解析手段は、前記第1のページ記述言語で記述された印刷データから、ジョブレベルの印刷設定、ページレベルの印刷設定、ページ排出コマンド、及びジョブ終了コマンドを前記印刷設定情報として抽出し、
    前記印刷設定管理手段は、前記第1のページ記述言語で記述された印刷データから前記ジョブレベルの印刷設定が抽出されるたびに、前記ジョブレベルの印刷設定の設定値を更新し、前記第1のページ記述言語で記述された印刷データから前記ページレベルの印刷設定が抽出されるたびに、前記ページレベルの印刷設定の設定値を更新し、
    前記印刷設定登録手段は、前記印刷データから前記ページ排出コマンドが抽出されるたびに、それまでに抽出して更新した前記ジョブレベル及びページレベルの印刷設定の設定値をジョブレベル及びページレベルのプリントチケットに変換し、印刷データから前記ジョブ終了コマンドが抽出されると、前記ジョブレベルのプリントチケットと各ページの前記ページレベルのプリントチケットをマージしてプリントチケット全体を生成する
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
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