JP3619127B2 - 読み取り設定決定方法及び記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読み取り技術に関し、特に原稿の読み取り設定を決定する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略すことがある)をホストとし、原稿を読み取ることが可能な読み取り装置(スキャナ)などの周辺機器を前記パソコンと接続することにより、前記読み取り装置において読み取られた画像データを前記パソコンへ転送して前記パソコン内に画像ファイルとして取り込むような読み取りシステムが存在している。このようなシステムにおいては、通常、前記パソコンは大容量記憶装置として数GBのデータを記憶できるハードディスクドライブを備えており、例えば、A4の原稿をカラーの300dpiで読み取った場合の画像データの大きさが約24MBであるので、システム上、画像データを記憶するエリアが不足する等の不具合の心配は無く、何ら問題の無い構成となっている。
【0003】
また、近年、前記パソコンの簡易型のものとして、ハードディスクドライブなどの大容量記憶装置を備えず、その代わりとして通常数十MBのデータを記憶できるメモリ(RAM)のみを記憶手段として備える簡易パーソナルコンピュータ(以下、ハンドヘルドパソコンと呼ぶことがある)が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年開発されている前記ハンドヘルドパソコンにおいて、前記読み取り装置をその周辺機器として接続して利用しようとした場合、読み取られた画像のデータサイズに比べて、前記ハンドヘルドパソコンにおいて記憶可能なデータサイズの方が小さいケースが発生するため、ユーザーの操作上の問題や、読み取り操作を行ってもデータを正しく記憶できないといった様々な問題が発生する。特にカラー画像を読み取り可能な読み取り装置の場合は、前記ハンドヘルドパソコンのメモリ(RAM)の容量と比べて、読み取られた画像データをほぼ同じ単位の大きさで扱う必要があるため、ユーザーの操作性を向上し、かつ、前記読み取り装置の機能を十分に発揮させることができるようなシステムを、容易に実現することはできない。
【0005】
本発明の目的は、記憶手段の利用可能な容量が少なくても、読み取り装置の最大限の機能を発揮して読み取りを行わせることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の読み取り設定決定方法は、(a)読み取り装置による読み取り設定をユーザーが選択可能に第1の表示画面に表示する第1の表示ステップと、(b)前記第1の表示画面でユーザーにより第1の設定が選択され、原稿読み取り開始が指示された場合に、前記第1の設定で原稿読み取りを実行可能であるか否かを判定する判定ステップと、(c)前記判定ステップにおいて、前記第1の設定で原稿読み取りを実行可能であると判定した場合に、前記第1の設定で前記読み取り装置による原稿読み取りを実行する第1の原稿読み取りステップと、(d)前記判定ステップにおいて、前記第1の設定で原稿読み取りを実行不可能であると判定した場合に、前記第1の表示画面に前記第1の設定を表示した状態で、第2の表示画面に原稿読み取りを実行可能な第2の設定を表示する第2の表示ステップと、(e)前記第2の表示ステップにおける前記第2の表示画面の表示後、ユーザーにより前記第2の設定への変更が選択された場合に、前記第1の表示画面の表示を前記第1の設定から前記第2の設定に変更して前記第2の設定で前記読み取り装置による原稿読み取りを実行する第2の原稿読み取りステップと、(f)前記第2の表示ステップにおける前記第2の表示画面の表示後、ユーザーにより前記第2の設定への変更が選択されなかった場合に、前記第1の表示画面に表示されている前記第1の設定を変更せずに保持する第3の表示ステップとを有することを特徴とする。
【0007】
また、本発明の記録媒体は、上記の読み取り設定決定方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施例に基づき本発明の実施形態を詳細に説明する。
尚、以下において、USBとはUniversal Serial Busの略であり、双方向通信が可能な公知のインタフェースであるので、その詳細説明は省略する。
【0011】
図1は本発明の実施例による画像読み取りシステムの構成を表す図である。同図において1はハンドヘルドパソコンであり、搭載されているOSはMicrosoft Windows CEである。2は液晶ディスプレイ、3はキーボード、4はUSBポート(ホスト)である。液晶ディスプレイ2はタッチパネルとなっており、スタイラスペン41を用いて、ドラッグ、ドロップ、タップ等の操作をすることにより、パソコン用マウスと同様な機能を実現している。5はシートフィードタイプのカラースキャナであり、6は原稿挿入口、7はUSBポート(クライアント)である。ハンドヘルドパソコン1とスキャナ5とはUSBケーブル8で接続されており、これらの装置間でデータの双方向通信が可能である。
【0012】
図2はハンドヘルドパソコン1の内部ハードウェア構成を表すブロック図である。ハンドヘルドパソコン1は簡易パソコンとして活用される携帯端末であり、その主な特徴としてハードディスクドライブのような大容量記憶装置(通常、数GBのデータを記憶できる装置)を備えておらず、記憶手段としてはRAMのみを備える。同図において、9はマイクロプロセッサ等から構成されるCPUであり、ハンドヘルドパソコン1の中央処理装置として、ROM9に記憶されているプログラムに従って、RAM11、通信部12、表示部13、操作部14を制御する。ROM9には前記OS、ディスプレイやポートを制御する各デバイスドライバ、ハンドヘルドパソコン1上で起動できる各アプリケーション等が記憶されている。RAM11は通常32MB程度の容量で構成され、その内の半分がプログラム実行用に、残りの半分がデータ記憶用に割り当てられる。通信部12にはUSBポート4が含まれており、USBの通信を制御する。表示部13には液晶ディスプレイ2が含まれており、アプリケーション等のユーザーインタフェース(以降、UIと省略することがある)の表示等の制御を行う。操作部14にはキーボード3が含まれており、キー入力を制御する。
【0013】
図3はスキャナ5の内部ハードウェア構成を表すブロック図である。同図において、15はマイクロプロセッサ等から構成されるCPUであり、スキャナ5の中央処理装置として、ROM16に記憶されているプログラムに従って、RAM17、通信部18、読み取り部19を制御する。ROM16にはスキャナアプリケーション20(図4にて後述する)の制御に従ってスキャナ5が読み取り処理を行うプログラムが記憶されている。RAM17は主に読み取り部19によって読み取られた画像データが一時的に記憶される。通信部18にはUSBポート7が含まれており、USBの通信を制御する。読み取り部19には原稿挿入口6が含まれており、CCD等から構成される読み取りユニットと、読み取られたデータを画像データに加工するASIC等から構成される。原稿挿入口6から挿入された原稿はスキャナアプリケーション20の制御に従って読み取られ、読み取られた画像データは画像データに加工された後、一時的にRAM17に記憶され、USBポート7からUSBインタフェースを介してハンドヘルドパソコン1に送られる。ハンドヘルドパソコン1にて受信された画像データは、RAM11のデータ記憶用エリアに記憶される。
【0014】
図4はスキャナ5を制御するスキャナアプリケーションの構成を表すブロック図である。同図において、矢印はデータのフローを表す。20はスキャナアプリケーションであり、ハンドヘルドパソコン1のROM10に記憶されている。21はUI制御部であり、スキャナアプリケーション20のUIを制御する。22はスキャナ制御部であり、UI制御部からの指示に従ってスキャナ5に制御コマンドを送ることによりスキャナ5を制御したり、スキャナ5からの応答コマンドに基づいてUI制御部にスキャナ5の状態を伝えたりする。23はポート制御部であり、スキャナ制御部22から発行された制御コマンドを、通信部12に対してライトしたり、スキャナ5からの応答コマンドを通信部12からリードしたり、主にアプリケーションレベルからみたポートの制御を行う。
【0015】
図5はスキャナアプリケーション20のUIの図であり、スキャナアプリケーション20が起動している時、ハンドヘルドパソコン1の液晶ディスプレイ2に表示される。同図はスキャナ5のスタンバイ中の表示内容を表す。同図において、24はメインウィンドウである。25はビューアであり、スキャナ5によって読み取られた画像データを表示する。26は原稿サイズ選択部であり、コンボボックスにて構成され、原稿サイズとして、A6、A5、A4の3タイプのうちから何れか一つを選択可能である。27は読み取り方式選択部であり、コンボボックスにて構成され、読み取り方式として、モノクロ、グレースケール、カラーの3タイプのうちから何れか一つを選択可能である。28は解像度選択部であり、コンボボックスにて構成され、解像度として、90、180、200、300、360dpiのうちから何れか一つを選択可能である。29は操作ボタンであり、画像読み取り中以外の時はスキャンボタンとして、画像読み取り中はキャンセルボタンとして機能し、操作ボタン29上に表示される文字列も切り換わる。同図では“スキャン”の文字列が表示されており、この状態において操作ボタン29がクリックされると、画像の読み取りが開始される。30はメインウィンドウ24を閉じてスキャナアプリケーション20を終了させる為のクローズボタンである。以降では、原稿サイズ選択部26、読み取り方式27、解像度28における設定の組み合わせを読み取り設定と呼ぶことにする。
【0016】
図6はスキャナアプリケーション20のUIの図であり、スキャナ5の画像読み取り中の表示内容を表す。同図において、ビューアには読み取られている(読み取り途中の)画像データが表示されており、操作ボタン29上には“キャンセル”の文字列が表示されている。この状態において操作ボタン29がクリックされると、画像の読み取りが中止され、それまでに読み取られた画像が破棄される。
【0017】
図7はスキャナ5のスタンバイ中におけるスキャナアプリケーション20のUIの図であり、原稿サイズ:A5、読み取り方式:カラー、解像度:300dpiが設定されている状態を表す。
【0018】
図8はスキャナ5のスタンバイ中におけるスキャナアプリケーション20のUIの図であり、原稿サイズ:A6、読み取り方式:カラー、解像度:300dpiが設定されている状態を表す。
【0019】
図9はスキャナアプリケーション20のメインウィンドウ24上に表示される空メモリ不足警告メッセージを表す図である。同図において、31は空メモリ不足警告メッセージであり、メッセージ文字列32とOKボタン33とから構成される。本メッセージはハンドヘルドパソコン1の空メモリ(RAM11)の容量が不足している時で、その時の読み取り設定において必要なメモリが確保できなかった時に表示される。OKボタン33がクリックされると、メインウィンドウ24に戻る。
【0020】
図10はスキャナアプリケーション20のメインウィンドウ24上に表示される空メモリ不足エラーメッセージを表す図である。同図において、34は空メモリ不足エラーメッセージであり、メッセージ文字列35とOKボタン36とから構成される。本メッセージはハンドヘルドパソコン1の空メモリ(RAM11)の容量が不足している時で、画像データのサイズが最小となる読み取り設定において必要な空メモリの容量が不足している時に表示される。OKボタン36がクリックされると、メインウィンドウ24に戻る。
【0021】
図11はスキャナアプリケーション20のメインウィンドウ24上に表示される設定変更確認メッセージを表す図である。同図において、37は設定変更確認メッセージであり、メッセージ文字列38、OKボタン39、キャンセルボタン40から構成される。本メッセージは空メモリ不足警告メッセージ31が表示された後に表示される。OKボタン39がクリックされると、メッセージ文字列38の設定に従って読み取り設定を変更し、メインウィンドウに戻る。キャンセルボタン40がクリックされると、読み取り設定を変更せずに、メインウィンドウに戻る。
【0022】
図12、図13は本実施例の動作(処理)を表すフローチャートであり、これらの図面に従って動作の説明をする。図12は操作ボタン29がクリックされて読み取りが開始された後の処理を表すフローチャートである。スキャナ5のスタンバイ状態において、操作ボタン29がクリックされてスキャンが開始されると(S1201)、エラーフラグ及び警告フラグをクリアした後(S1216)、空メモリチェックを行い(S1202)、空メモリチェックでエラー(エラーフラグがセットされている)の場合(S1203)、読み取り処理を中止してエラーを返す(S1211)。このように空メモリチェックでエラーの場合はスキャンが不可能なので、読み取りを強制的に中止することにより、OSが誤動作することを防止する。
【0023】
ステップS1203においてエラーでない(エラーフラグがクリアされている)場合、空メモリチェックで警告(警告フラグがセットされている)の場合(S1214)、読み取り処理を中止して警告を返す(S1215)。ステップS1214において警告でない(警告フラグがクリアされている)場合、メインウィンドウ24の読み取り設定に従ってスキャナ5の読み取り設定を行う(S1204)。その後、原稿挿入口6にセットされた原稿の読み取りを開始し(S1205)、読み取られた画像データを受信してメモリ(RAM11)のデータ記憶用エリアに一時的に保存し(S1206)、そのデータをもとに読み取られた画像をビューア25に表示する(S1207)。
【0024】
読み取り中に操作ボタン29がクリックされて画像の読み取りが中止された場合(S1208)、それまでに読み取られて一時的に保存されている画像データを破棄して(S1211)、メインウィンドウ24に戻る(S1213)。ステップS1208において画像の読み取りが継続されている場合で、読み取りが完了していない場合(S1209)、ステップS1206に戻り、読み取りが継続される。
【0025】
ステップS1209において画像の読み取りが完了している場合、読み取られて一時的に保存されている画像をビットマップファイル形式の画像ファイルにしてメモリ(RAM11)のデータ記憶用エリアに保存し(S1210)、メインウィンドウ24に戻る(S1213)。
【0026】
スキャナアプリケーション20がエラーリターン(S1212)を受け付けると、スキャナアプリケーション20を終了する。スキャナアプリケーション20がエラー以外のリターン(S1213、S1215)を受け付けると、メインウィンドウ24に戻る。
【0027】
図13は図12のステップS1202における空メモリチェックにおける処理を表すフローチャートである。以下において“仮想的に”と表現されている部分に関しては、その時点ではメインウィンドウ24上に反映されない処理である。スキャナ5のスタンバイ状態において、操作ボタン29がクリックされてスキャンが開始され、空メモリチェックが開始されると(S1301)、
【0028】
メモリ(RAM11)のデータ記憶用エリアの空容量 > (必要なメモリ容量+1)[MB]…式1
【0029】
のチェックが行われ(S1302)、空メモリ(RAM11)が確保できる場合は次の処理へ進む(S1318)。式1の右辺において、(必要なメモリ容量+1)となっているが、この“1”はマージンであり、通常は使用されない。ステップS1302において空メモリ(RAM11)が足りない場合、内部処理において仮想的に原稿サイズを一段階(A4→A5→A6の順で)小さくする(S1303)。
【0030】
その後、式1のチェックを行い(S1304)、空メモリ(RAM11)が確保できる場合はWarningへ進む。ステップS1304において空メモリ(RAM11)が足りない場合で、(仮想的な)原稿サイズがA6でない場合(S1305)はステップS1303に戻る。ステップS1305において(仮想的な)原稿サイズがA6の場合、内部処理において仮想的に読み取り方式を一段階(カラー→グレースケール→モノクロの順で)落とす(S1306)。
【0031】
その後、式1のチェックを行い(S1307)、空メモリ(RAM11)が確保できる場合はWarningへ進む。ステップS1307において空メモリ(RAM11)が足りない場合で、(仮想的な)読み取り方式がモノクロでない場合(S1308)はステップS1306に戻る。ステップS1308において(仮想的な)読み取り方式がモノクロの場合、内部処理において仮想的に解像度を一段階(360→300→200→180→90dpiの順で)落とす(S1309)。
【0032】
その後、式1のチェックを行い(S1310)、空メモリ(RAM11)が確保できる場合はWarningへ進む。ステップS1310において空メモリ(RAM11)が足りない場合で、(仮想的な)解像度が90dpiでない場合(S1311)はステップS1309に戻る。ステップS1311において(仮想的な)解像度が90dpiの場合、空メモリ不足エラーメッセージ34を表示し(S1312)、OKボタン36がクリックされた後エラーフラグをセットし(S1313)、次の処理へ進む(S1318)。
【0033】
上述した通り、読み取り設定のうち、原稿サイズ、読み取り方式、解像度の順に設定を変更することで画像サイズを小さくすることにより、ユーザーの目的を重視し、高速かつ効果的に空メモリ(RAM11)にみあった読み取り設定を決定することができる。Warningでは、空メモリ不足警告メッセージ31を表示し(S1314)、OKボタン33がクリックされた後警告フラグをセットし(S1319)、設定変更確認メッセージ37を表示する(S1315)。設定変更確認メッセージ37においてOKボタン39がクリックされた場合(S1316)、設定変更確認メッセージ37のメッセージ文字列38の内容に従ってメインウィンドウ24の読み取り設定を変更し(S1317)、次の処理へ進む(S1318)。設定変更確認メッセージ37においてキャンセルボタン40がクリックされた場合(S1316)、何もせずに次の処理へ進む(S1318)。
【0034】
このように空メモリ(RAM11)が不足した場合でも、その時点での空メモリ(RAM11)の大きさにみあった読み取り設定を決定し、それを設定変更確認メッセージ37によってユーザーに通知することにより、ユーザーが読み取り可能な読み取り設定を容易に把握しながら、簡単な操作で読み取り処理を継続することができる。また、ユーザーが設定変更確認メッセージ37のメッセージ文字列38の内容に満足しない場合は、キャンセルボタン40をクリックすることにより読み取り設定を直ちに変更することなく、メッセージ文字列38の内容を参考に、読み取り設定を任意に変更することができる。
【0035】
前述した通り、ハンドヘルドパソコン1はハードディスクドライブのような大容量記憶装置を備えておらず、記憶手段としてはRAM11のみを備える。従って、ユーザーの使用状況に応じてメモリ(RAM11)内のデータ記憶用エリアに記憶可能なデータ量が限られてしまい、特にカラースキャナ5のように大容量のデータを処理する周辺機器を接続した場合、その周辺機器の機能を十分に発揮できなかったり、限定された機能をユーザーが十分に把握できなかったりするケースがある。本実施例ではこのような問題点に着目し、ハンドヘルドパソコン1にカラースキャナ5のような大容量のデータを処理する周辺機器を接続した場合も、限られた範囲内において、最大限の機能を容易に発揮でき、ユーザーがその機能を把握し、操作性を向上することができる。この例を次に記す。
【0036】
今、ハンドヘルドパソコン1のRAM11内のデータ記憶用エリアの空容量が10MBであるとする。この状態において、図1の構成でスキャナアプリケーション20を起動し、図7に示す読み取り設定を行ったところ、画像サイズが約11.8MBと計算され、式1より、メモリ(RAM11)のデータ記憶用エリアの空容量が12.8MB必要となっている。このままの状態で操作ボタン29をクリックして読み取りを開始すると、図12のステップS1201からS1202へと進む。そして、図13の空メモリチェックにおける処理を表すフローチャートにおいて、ステップS1302の式1での判別がNOとなり、ステップS1303に進む。ステップS1303において、内部処理において仮想的に原稿サイズを一段階(A5→A6)にすると、画像サイズが約5.7MBと計算され、式1より、メモリ(RAM11)のデータ記憶用エリアの空容量が6.7MB必要となっている。次のステップS1304において、式1での判別がYESとなり、空メモリ不足警告メッセージ31を表示し(S1314)、OKボタン33がクリックされると警告フラグをセットし(S1319)、設定変更確認メッセージ37を表示する(S1315)。OKボタン39がクリックされると(S1316)、設定変更確認メッセージ37のメッセージ文字列38の内容に従ってメインウィンドウ24の読み取り設定を変更する(S1317)。
【0037】
図8はこの時のメインウィンドウの表示内容を表す。そして次の処理へ進むと(S1318)、図12のステップS1214において警告フラグがセットされているのでYESへ進み、警告リターンを返し(S1215)。メインウィンドウ24に戻る(図8)。その後操作ボタン29がクリックされると読み取りが開始され、図12のステップS1202でエラーまたは警告となることなく、正常に読み取りが完了する。
【0038】
以上、本実施例の各状態における動作について説明したが、ここで本実施例においては、ハードディスクドライブのような大容量記憶装置を備えていないハンドヘルドパソコン1に、大容量の画像データの処理が必要とされるカラースキャナ5のような周辺機器が接続された場合、ある読み取り設定での読み取り開始時にメモリ(RAM11)の空容量をチェックし、空容量が不足している場合は、その時点での空容量に対して読み取り可能な読み取り設定を自動的に決定して、ユーザーに対してその内容を表す設定変更確認メッセージ37を表示し、容易に設定を変更することが可能である。
【0039】
メモリ(RAM11)の空容量が不足している場合には2つの対策が考えられる。第1の対策は、読み取り設定を変更して読み取りを行う。第2の対策は、読み取り設定を変更せずにメモリ(RAM11)中の不要なファイルを削除する等してメモリ(RAM11)の空容量を増やしてから読み取りを行う。ユーザーは、上記の2つの対策を任意に選択できることが好ましい。
【0040】
本実施例によれば、メモリ(RAM11)の空容量が不足している場合、その空容量で読み取り可能な読み取り設定を仮想的に変更し、その変更後の読み取り設定をユーザーに表示する。ユーザーがその読み取り設定に変更することを承知してOKボタンをクリックすると、変更後の読み取り設定で読み取りを行う。これにより、上記の第1の対策が実行される。
【0041】
また、ユーザーが上記の読み取り設定に変更することを承知せずにキャンセルボタンをクリックすると、読み取り設定は変更されない。ユーザーは、その後、メモリ(RAM11)内の不要のファイルを削除等して、メモリ(RAM11)の空量を増やす。そして、ユーザーは、読み取り開始を指示することにより、読み取り設定を変更することなく、原稿の読み取りを行わせることができる。これにより、上記の第2の対策が実行される。
【0042】
もし、読み取り設定の変更を承知するか否かをユーザーに確認せずに強制的に読み取り設定を変更してしまうと、変更を望まないユーザーにとっては操作性が極めて悪いことになる。すなわち、強制変更されてしまう結果、変更前の読み取り設定がわからなくなってしまい、当初の読み取り設定に戻すことが困難になってしまう。本実施例によれば、ユーザーは読み取り設定の変更をキャンセルすることができるので、当初の読み取り設定を保持して、当初の読み取り設定のままで原稿を読み取らせることができるメリットがある。
【0043】
本実施例においては、周辺機器の例として、カラースキャナ5の例を挙げたが、この例に限られることなく、例えばデジタルカメラ等、同様な機能を備える周辺機器に対しても有効である。また、カラースキャナに限らず、モノクロスキャナに対しても有効であることは言うまでもない。さらに、シートフィードタイプのスキャナに限られることなく、フラットベッドスキャナ等、同様な目的を達成する任意の装置に対しても有効である。
【0044】
本実施例においては、例としてOSにMicrosoft Windows CEを使用したが、このOSに限られることなく、同様な構成をとることにより、任意のOSにおいて実現可能である。
【0045】
本実施例においては、例として、ハンドヘルドパソコン1とスキャナ5との間のインタフェースとして、USB(Universal Serial Bus)インタフェースを用いたが、このインタフェースに限られることなく、同様な構成をとることにより、任意のインタフェースにおいて実現可能である。
【0046】
上記実施例の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、画像読み取りシステムのコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0047】
この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0048】
なお、上記実施例は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次のような効果が得られる。
(1)限られた範囲内において、前記読み取り装置の最大限の機能を容易に発揮でき、ユーザーがその機能を把握し、操作性を向上することができる。
(2)ユーザーが煩わしい操作をすることなく、ユーザーが期待する読み取り設定に近い設定で読み取り可能な設定を自動的に決定し、読み取り処理を容易に完了させることができる。
(3)ユーザーが読み取り設定の詳細を容易に把握でき、期待する読み取り設定にできる限り近い設定で読み取り可能な設定を発見しやすくなる。
(4)ユーザーの目的を重視し、高速かつ効果的に、読み取り可能な読み取り設定を決定することができる。
(5)OSが誤動作することを防止することができる。
(6)ユーザーが読み取り可能な読み取り設定を容易に把握しながら、簡単な操作で読み取り処理を継続することができる。
(7)ユーザーが通知された読み取り設定の変更内容に満足しない場合においても、読み取り設定が直ちに変更されることなく、通知された読み取り設定を参考に、読み取り設定を任意に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による画像読み取りシステムの構成を表わす図である。
【図2】ハンドヘルドパソコン1の内部ハードウェア構成を表すブロック図である。
【図3】スキャナ5の内部ハードウェア構成を表すブロック図である。
【図4】スキャナ5を制御するスキャナアプリケーションの構成を表すブロック図である。
【図5】スキャナアプリケーション20のUIの図である。
【図6】スキャナアプリケーション20のUIの図である。
【図7】スキャナ5のスタンバイ中におけるスキャナアプリケーション20のUIの図である。
【図8】スキャナ5のスタンバイ中におけるスキャナアプリケーション20のUIの図である。
【図9】空メモリ不足警告メッセージを表す図である。
【図10】空メモリ不足エラーメッセージを表す図である。
【図11】設定変更確認メッセージを表す図である。
【図12】読み取りが開始された後の処理を表すフローチャートである。
【図13】空メモリチェックにおける処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ハンドヘルドパソコン
2 液晶ディスプレイ
4 USBポート
5 スキャナ
6 原稿挿入口
7 USBポート
8 USBケーブル
11 RAM
19 読み取り部
20 スキャナアプリケーション
24 メインウィンドウ
25 ビューア
26 原稿サイズ選択部
27 読み取り方式選択部
28 解像度選択部
29 操作ボタン
31 空メモリ不足警告メッセージ
34 空メモリ不足エラーメッセージ
37 設定変更確認メッセージ
39 OKボタン
40 キャンセルボタン

Claims (7)

  1. (a)読み取り装置による読み取り設定をユーザーが選択可能に第1の表示画面に表示する第1の表示ステップと、
    (b)前記第1の表示画面でユーザーにより第1の設定が選択され、原稿読み取り開始が指示された場合に、前記第1の設定で原稿読み取りを実行可能であるか否かを判定する判定ステップと、
    (c)前記判定ステップにおいて、前記第1の設定で原稿読み取りを実行可能であると判定した場合に、前記第1の設定で前記読み取り装置による原稿読み取りを実行する第1の原稿読み取りステップと、
    (d)前記判定ステップにおいて、前記第1の設定で原稿読み取りを実行不可能であると判定した場合に、前記第1の表示画面に前記第1の設定を表示した状態で、第2の表示画面に原稿読み取りを実行可能な第2の設定を表示する第2の表示ステップと、
    (e)前記第2の表示ステップにおける前記第2の表示画面の表示後、ユーザーにより前記第2の設定への変更が選択された場合に、前記第1の表示画面の表示を前記第1の設定から前記第2の設定に変更して前記第2の設定で前記読み取り装置による原稿読み取りを実行する第2の原稿読み取りステップと、
    (f)前記第2の表示ステップにおける前記第2の表示画面の表示後、ユーザーにより前記第2の設定への変更が選択されなかった場合に、前記第1の表示画面に表示されている前記第1の設定を変更せずに保持する第3の表示ステップと
    を有することを特徴とする読み取り設定決定方法。
  2. さらに、記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認する確認ステップと、前記利用可能な領域の大きさと前記読み取り装置によって前記第1の設定で読み取られる画像データの大きさとを比較する比較ステップとを有し、前記判定ステップでは、前記比較ステップによる比較の結果、前記利用可能な領域よりも前記画像データの大きさの方が大きい場合に原稿読み取りを不可能であると判定することを特徴とする請求項1記載の読み取り設定決定方法。
  3. さらに、前記比較ステップにおける比較の結果、前記画像データの大きさの方が前記利用可能な領域の大きさより小さくなるように、前記第2の設定を決定する決定ステップを有することを特徴とする請求項2記載の読み取り設定決定方法。
  4. 前記読み取り設定は、カラー多値、グレースケール多値、モノクロ二値などを選択可能な読み取り方式設定、または、原稿の大きさを選択可能な原稿サイズ設定、または、読み取り解像度を選択可能な解像度設定を含むことを特徴とする請求項3記載の読み取り設定決定方法。
  5. 前記原稿サイズ、前記読み取り方式、前記解像度の順に前記読み取り設定を変更することを特徴とする請求項4記載の読み取り設定決定方法。
  6. 前記決定ステップでは、前記比較ステップにおける比較の結果、前記画像データの大きさの方が前記利用可能な領域の大きさより小さくなる読み取り設定が存在しない場合、前記読み取り装置における原稿の読み取り処理を中止することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の読み取り設定決定方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の読み取り設定決定方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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