JP2002057822A - 画像読み取りシステム、読み取り設定決定装置、読み取り設定決定方法及び記録媒体 - Google Patents

画像読み取りシステム、読み取り設定決定装置、読み取り設定決定方法及び記録媒体

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JP2002057822A
JP2002057822A JP2000240162A JP2000240162A JP2002057822A JP 2002057822 A JP2002057822 A JP 2002057822A JP 2000240162 A JP2000240162 A JP 2000240162A JP 2000240162 A JP2000240162 A JP 2000240162A JP 2002057822 A JP2002057822 A JP 2002057822A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶手段の利用可能な容量が少なくても、読
み取り装置の最大限の機能を発揮して読み取りを行わせ
ることを課題とする。 【解決手段】 本発明の画像読み取りシステムは、原稿
を読み取り可能な読み取り装置(5)とホストコンピュ
ータ(1)から構成され、ホストコンピュータは、有限
の容量から成りデータを読み書き可能な記憶手段と、読
み取り装置における読み取り設定を選択することができ
る読み取り設定選択手段と、読み取り装置における読み
取りが開始される時、記憶手段における利用可能な領域
の大きさを確認し、この利用可能な領域の大きさと読み
取り装置によって読み取られる画像データの大きさとを
比較し、画像データの大きさの方が大きい場合、読み取
り設定選択手段における読み取り設定を変更する設定変
更手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り技術
に関し、特に原稿の読み取り設定を決定する技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(以下、
パソコンと略すことがある)をホストとし、原稿を読み
取ることが可能な読み取り装置(スキャナ)などの周辺
機器を前記パソコンと接続することにより、前記読み取
り装置において読み取られた画像データを前記パソコン
へ転送して前記パソコン内に画像ファイルとして取り込
むような読み取りシステムが存在している。このような
システムにおいては、通常、前記パソコンは大容量記憶
装置として数GBのデータを記憶できるハードディスク
ドライブを備えており、例えば、A4の原稿をカラーの
300dpiで読み取った場合の画像データの大きさが約
24MBであるので、システム上、画像データを記憶す
るエリアが不足する等の不具合の心配は無く、何ら問題
の無い構成となっている。
【0003】また、近年、前記パソコンの簡易型のもの
として、ハードディスクドライブなどの大容量記憶装置
を備えず、その代わりとして通常数十MBのデータを記
憶できるメモリ(RAM)のみを記憶手段として備える
簡易パーソナルコンピュータ(以下、ハンドヘルドパソ
コンと呼ぶことがある)が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年開
発されている前記ハンドヘルドパソコンにおいて、前記
読み取り装置をその周辺機器として接続して利用しよう
とした場合、読み取られた画像のデータサイズに比べ
て、前記ハンドヘルドパソコンにおいて記憶可能なデー
タサイズの方が小さいケースが発生するため、ユーザー
の操作上の問題や、読み取り操作を行ってもデータを正
しく記憶できないといった様々な問題が発生する。特に
カラー画像を読み取り可能な読み取り装置の場合は、前
記ハンドヘルドパソコンのメモリ(RAM)の容量と比
べて、読み取られた画像データをほぼ同じ単位の大きさ
で扱う必要があるため、ユーザーの操作性を向上し、か
つ、前記読み取り装置の機能を十分に発揮させることが
できるようなシステムを、容易に実現することはできな
い。
【0005】本発明の目的は、記憶手段の利用可能な容
量が少なくても、読み取り装置の最大限の機能を発揮し
て読み取りを行わせることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、原稿を読み取り可能な読み取り装置とホストコンピ
ュータから構成され、前記ホストコンピュータと前記読
み取り装置とは、双方向通信が可能なインタフェースに
て接続されており、前記ホストコンピュータは、有限の
容量から成りデータを読み書き可能な記憶手段と、前記
読み取り装置における読み取り設定を選択することがで
きる読み取り設定選択手段と、前記読み取り装置におけ
る読み取りが開始される時、前記記憶手段における利用
可能な領域の大きさを確認し、この利用可能な領域の大
きさと前記読み取り装置によって読み取られる画像デー
タの大きさとを比較し、前記画像データの大きさの方が
大きい場合、前記読み取り設定選択手段における読み取
り設定を変更する設定変更手段と、前記設定変更手段が
読み取り設定を変更する前に、その変更内容をユーザー
に通知する変更内容通知手段と、前記変更内容通知手段
による通知後、処理を継続するか否かを選択するための
選択手段とを備え、前記設定変更手段は、前記選択手段
により前記処理の継続が選択された場合には前記変更内
容通知手段の内容に従って前記読み取り設定を変更し、
前記選択手段により前記処理の継続が選択されなかった
場合には前記読み取り設定を変更しないで保持すること
を特徴とする画像読み取りシステムが提供される。
【0007】本発明の他の観点によれば、有限の容量か
ら成りデータを読み書き可能な記憶手段と、読み取り装
置における読み取り設定を選択することができる読み取
り設定選択手段と、読み取り装置における読み取りが開
始される時、前記記憶手段における利用可能な領域の大
きさを確認し、この利用可能な領域の大きさと読み取り
装置によって読み取られる画像データの大きさとを比較
し、前記画像データの大きさの方が大きい場合、前記読
み取り設定選択手段における読み取り設定を変更する設
定変更手段と、前記設定変更手段が読み取り設定を変更
する前に、その変更内容をユーザーに通知する変更内容
通知手段と、前記変更内容通知手段による通知後、処理
を継続するか否かを選択するための選択手段とを備え、
前記設定変更手段は、前記選択手段により前記処理の継
続が選択された場合には前記変更内容通知手段の内容に
従って前記読み取り設定を変更し、前記選択手段により
前記処理の継続が選択されなかった場合には前記読み取
り設定を変更しないで保持することを特徴とする読み取
り設定決定装置が提供される。
【0008】本発明のさらに他の観点によれば、(a)
読み取り装置における読み取り設定を選択するステップ
と、(b)読み取り装置における読み取りが開始される
時、記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認
し、この利用可能な領域の大きさと読み取り装置によっ
て読み取られる画像データの大きさとを比較し、前記画
像データの大きさの方が大きい場合、前記読み取り設定
を変更するステップと、(c)前記設定変更ステップに
おいて読み取り設定を変更する前に、その変更内容をユ
ーザーに通知するステップと、(d)前記変更内容通知
ステップによる通知後、処理を継続するか否かを選択す
るためのステップとを備え、(e)前記選択ステップに
おいて前記処理の継続が選択された場合には前記変更内
容通知ステップの内容に従って前記読み取り設定を変更
し、前記選択ステップにおいて前記処理の継続が選択さ
れなかった場合には前記読み取り設定を変更しないで保
持するステップとを有することを特徴とする読み取り設
定決定方法が提供される。
【0009】本発明のさらに他の観点によれば、(a)
読み取り装置における読み取り設定を選択する手順と、
(b)読み取り装置における読み取りが開始される時、
記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認し、こ
の利用可能な領域の大きさと読み取り装置によって読み
取られる画像データの大きさとを比較し、前記画像デー
タの大きさの方が大きい場合、前記読み取り設定を変更
する手順と、(c)前記設定変更手順において読み取り
設定を変更する前に、その変更内容をユーザーに通知す
る手順と、(d)前記変更内容通知手順による通知後、
処理を継続するか否かを選択するための手順と、(e)
前記選択手順において前記処理の継続が選択された場合
には前記変更内容通知手順の内容に従って前記読み取り
設定を変更し、前記選択手順において前記処理の継続が
選択されなかった場合には前記読み取り設定を変更しな
いで保持する手順とをコンピュータに実行させるための
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づき
本発明の実施形態を詳細に説明する。尚、以下におい
て、USBとはUniversal Serial Busの略であり、双方
向通信が可能な公知のインタフェースであるので、その
詳細説明は省略する。
【0011】図1は本発明の実施例による画像読み取り
システムの構成を表す図である。同図において1はハン
ドヘルドパソコンであり、搭載されているOSはMicros
oftWindows CEである。2は液晶ディスプレイ、3はキ
ーボード、4はUSBポート(ホスト)である。液晶デ
ィスプレイ2はタッチパネルとなっており、スタイラス
ペン41を用いて、ドラッグ、ドロップ、タップ等の操
作をすることにより、パソコン用マウスと同様な機能を
実現している。5はシートフィードタイプのカラースキ
ャナであり、6は原稿挿入口、7はUSBポート(クラ
イアント)である。ハンドヘルドパソコン1とスキャナ
5とはUSBケーブル8で接続されており、これらの装
置間でデータの双方向通信が可能である。
【0012】図2はハンドヘルドパソコン1の内部ハー
ドウェア構成を表すブロック図である。ハンドヘルドパ
ソコン1は簡易パソコンとして活用される携帯端末であ
り、その主な特徴としてハードディスクドライブのよう
な大容量記憶装置(通常、数GBのデータを記憶できる
装置)を備えておらず、記憶手段としてはRAMのみを
備える。同図において、9はマイクロプロセッサ等から
構成されるCPUであり、ハンドヘルドパソコン1の中
央処理装置として、ROM9に記憶されているプログラ
ムに従って、RAM11、通信部12、表示部13、操
作部14を制御する。ROM9には前記OS、ディスプ
レイやポートを制御する各デバイスドライバ、ハンドヘ
ルドパソコン1上で起動できる各アプリケーション等が
記憶されている。RAM11は通常32MB程度の容量
で構成され、その内の半分がプログラム実行用に、残り
の半分がデータ記憶用に割り当てられる。通信部12に
はUSBポート4が含まれており、USBの通信を制御
する。表示部13には液晶ディスプレイ2が含まれてお
り、アプリケーション等のユーザーインタフェース(以
降、UIと省略することがある)の表示等の制御を行
う。操作部14にはキーボード3が含まれており、キー
入力を制御する。
【0013】図3はスキャナ5の内部ハードウェア構成
を表すブロック図である。同図において、15はマイク
ロプロセッサ等から構成されるCPUであり、スキャナ
5の中央処理装置として、ROM16に記憶されている
プログラムに従って、RAM17、通信部18、読み取
り部19を制御する。ROM16にはスキャナアプリケ
ーション20(図4にて後述する)の制御に従ってスキ
ャナ5が読み取り処理を行うプログラムが記憶されてい
る。RAM17は主に読み取り部19によって読み取ら
れた画像データが一時的に記憶される。通信部18には
USBポート7が含まれており、USBの通信を制御す
る。読み取り部19には原稿挿入口6が含まれており、
CCD等から構成される読み取りユニットと、読み取ら
れたデータを画像データに加工するASIC等から構成
される。原稿挿入口6から挿入された原稿はスキャナア
プリケーション20の制御に従って読み取られ、読み取
られた画像データは画像データに加工された後、一時的
にRAM17に記憶され、USBポート7からUSBイ
ンタフェースを介してハンドヘルドパソコン1に送られ
る。ハンドヘルドパソコン1にて受信された画像データ
は、RAM11のデータ記憶用エリアに記憶される。
【0014】図4はスキャナ5を制御するスキャナアプ
リケーションの構成を表すブロック図である。同図にお
いて、矢印はデータのフローを表す。20はスキャナア
プリケーションであり、ハンドヘルドパソコン1のRO
M10に記憶されている。21はUI制御部であり、ス
キャナアプリケーション20のUIを制御する。22は
スキャナ制御部であり、UI制御部からの指示に従って
スキャナ5に制御コマンドを送ることによりスキャナ5
を制御したり、スキャナ5からの応答コマンドに基づい
てUI制御部にスキャナ5の状態を伝えたりする。23
はポート制御部であり、スキャナ制御部22から発行さ
れた制御コマンドを、通信部12に対してライトした
り、スキャナ5からの応答コマンドを通信部12からリ
ードしたり、主にアプリケーションレベルからみたポー
トの制御を行う。
【0015】図5はスキャナアプリケーション20のU
Iの図であり、スキャナアプリケーション20が起動し
ている時、ハンドヘルドパソコン1の液晶ディスプレイ
2に表示される。同図はスキャナ5のスタンバイ中の表
示内容を表す。同図において、24はメインウィンドウ
である。25はビューアであり、スキャナ5によって読
み取られた画像データを表示する。26は原稿サイズ選
択部であり、コンボボックスにて構成され、原稿サイズ
として、A6、A5、A4の3タイプのうちから何れか
一つを選択可能である。27は読み取り方式選択部であ
り、コンボボックスにて構成され、読み取り方式とし
て、モノクロ、グレースケール、カラーの3タイプのう
ちから何れか一つを選択可能である。28は解像度選択
部であり、コンボボックスにて構成され、解像度とし
て、90、180、200、300、360dpiのうち
から何れか一つを選択可能である。29は操作ボタンで
あり、画像読み取り中以外の時はスキャンボタンとし
て、画像読み取り中はキャンセルボタンとして機能し、
操作ボタン29上に表示される文字列も切り換わる。同
図では“スキャン”の文字列が表示されており、この状
態において操作ボタン29がクリックされると、画像の
読み取りが開始される。30はメインウィンドウ24を
閉じてスキャナアプリケーション20を終了させる為の
クローズボタンである。以降では、原稿サイズ選択部2
6、読み取り方式27、解像度28における設定の組み
合わせを読み取り設定と呼ぶことにする。
【0016】図6はスキャナアプリケーション20のU
Iの図であり、スキャナ5の画像読み取り中の表示内容
を表す。同図において、ビューアには読み取られている
(読み取り途中の)画像データが表示されており、操作
ボタン29上には“キャンセル”の文字列が表示されて
いる。この状態において操作ボタン29がクリックされ
ると、画像の読み取りが中止され、それまでに読み取ら
れた画像が破棄される。
【0017】図7はスキャナ5のスタンバイ中における
スキャナアプリケーション20のUIの図であり、原稿
サイズ:A5、読み取り方式:カラー、解像度:300
dpiが設定されている状態を表す。
【0018】図8はスキャナ5のスタンバイ中における
スキャナアプリケーション20のUIの図であり、原稿
サイズ:A6、読み取り方式:カラー、解像度:300
dpiが設定されている状態を表す。
【0019】図9はスキャナアプリケーション20のメ
インウィンドウ24上に表示される空メモリ不足警告メ
ッセージを表す図である。同図において、31は空メモ
リ不足警告メッセージであり、メッセージ文字列32と
OKボタン33とから構成される。本メッセージはハン
ドヘルドパソコン1の空メモリ(RAM11)の容量が
不足している時で、その時の読み取り設定において必要
なメモリが確保できなかった時に表示される。OKボタ
ン33がクリックされると、メインウィンドウ24に戻
る。
【0020】図10はスキャナアプリケーション20の
メインウィンドウ24上に表示される空メモリ不足エラ
ーメッセージを表す図である。同図において、34は空
メモリ不足エラーメッセージであり、メッセージ文字列
35とOKボタン36とから構成される。本メッセージ
はハンドヘルドパソコン1の空メモリ(RAM11)の
容量が不足している時で、画像データのサイズが最小と
なる読み取り設定において必要な空メモリの容量が不足
している時に表示される。OKボタン36がクリックさ
れると、メインウィンドウ24に戻る。
【0021】図11はスキャナアプリケーション20の
メインウィンドウ24上に表示される設定変更確認メッ
セージを表す図である。同図において、37は設定変更
確認メッセージであり、メッセージ文字列38、OKボ
タン39、キャンセルボタン40から構成される。本メ
ッセージは空メモリ不足警告メッセージ31が表示され
た後に表示される。OKボタン39がクリックされる
と、メッセージ文字列38の設定に従って読み取り設定
を変更し、メインウィンドウに戻る。キャンセルボタン
40がクリックされると、読み取り設定を変更せずに、
メインウィンドウに戻る。
【0022】図12、図13は本実施例の動作(処理)
を表すフローチャートであり、これらの図面に従って動
作の説明をする。図12は操作ボタン29がクリックさ
れて読み取りが開始された後の処理を表すフローチャー
トである。スキャナ5のスタンバイ状態において、操作
ボタン29がクリックされてスキャンが開始されると
(S1201)、エラーフラグ及び警告フラグをクリアした
後(S1216)、空メモリチェックを行い(S1202)、空メ
モリチェックでエラー(エラーフラグがセットされてい
る)の場合(S1203)、読み取り処理を中止してエラー
を返す(S1211)。このように空メモリチェックでエラ
ーの場合はスキャンが不可能なので、読み取りを強制的
に中止することにより、OSが誤動作することを防止す
る。
【0023】ステップS1203においてエラーでない(エ
ラーフラグがクリアされている)場合、空メモリチェッ
クで警告(警告フラグがセットされている)の場合(S1
214)、読み取り処理を中止して警告を返す(S1215)。
ステップS1214において警告でない(警告フラグがクリ
アされている)場合、メインウィンドウ24の読み取り
設定に従ってスキャナ5の読み取り設定を行う(S120
4)。その後、原稿挿入口6にセットされた原稿の読み
取りを開始し(S1205)、読み取られた画像データを受
信してメモリ(RAM11)のデータ記憶用エリアに一
時的に保存し(S1206)、そのデータをもとに読み取ら
れた画像をビューア25に表示する(S1207)。
【0024】読み取り中に操作ボタン29がクリックさ
れて画像の読み取りが中止された場合(S1208)、それ
までに読み取られて一時的に保存されている画像データ
を破棄して(S1211)、メインウィンドウ24に戻る(S
1213)。ステップS1208において画像の読み取りが継続
されている場合で、読み取りが完了していない場合(S1
209)、ステップS1206に戻り、読み取りが継続される。
【0025】ステップS1209において画像の読み取りが
完了している場合、読み取られて一時的に保存されてい
る画像をビットマップファイル形式の画像ファイルにし
てメモリ(RAM11)のデータ記憶用エリアに保存し
(S1210)、メインウィンドウ24に戻る(S1213)。
【0026】スキャナアプリケーション20がエラーリ
ターン(S1212)を受け付けると、スキャナアプリケー
ション20を終了する。スキャナアプリケーション20
がエラー以外のリターン(S1213、S1215)を受け付ける
と、メインウィンドウ24に戻る。
【0027】図13は図12のステップS1202における
空メモリチェックにおける処理を表すフローチャートで
ある。以下において“仮想的に”と表現されている部分
に関しては、その時点ではメインウィンドウ24上に反
映されない処理である。スキャナ5のスタンバイ状態に
おいて、操作ボタン29がクリックされてスキャンが開
始され、空メモリチェックが開始されると(S1301)、
【0028】 メモリ(RAM11)のデータ記憶用エリアの空容量 > (必要なメモリ容量 +1)[MB]…式1
【0029】のチェックが行われ(S1302)、空メモリ
(RAM11)が確保できる場合は次の処理へ進む(S1
318)。式1の右辺において、(必要なメモリ容量+
1)となっているが、この“1”はマージンであり、通
常は使用されない。ステップS1302において空メモリ
(RAM11)が足りない場合、内部処理において仮想
的に原稿サイズを一段階(A4→A5→A6の順で)小
さくする(S1303)。
【0030】その後、式1のチェックを行い(S130
4)、空メモリ(RAM11)が確保できる場合はWarni
ngへ進む。ステップS1304において空メモリ(RAM1
1)が足りない場合で、(仮想的な)原稿サイズがA6
でない場合(S1305)はステップS1303に戻る。ステップ
S1305において(仮想的な)原稿サイズがA6の場合、
内部処理において仮想的に読み取り方式を一段階(カラ
ー→グレースケール→モノクロの順で)落とす(S130
6)。
【0031】その後、式1のチェックを行い(S130
7)、空メモリ(RAM11)が確保できる場合はWarni
ngへ進む。ステップS1307において空メモリ(RAM1
1)が足りない場合で、(仮想的な)読み取り方式がモ
ノクロでない場合(S1308)はステップS1306に戻る。ス
テップS1308において(仮想的な)読み取り方式がモノ
クロの場合、内部処理において仮想的に解像度を一段階
(360→300→200→180→90dpiの順で)
落とす(S1309)。
【0032】その後、式1のチェックを行い(S131
0)、空メモリ(RAM11)が確保できる場合はWarni
ngへ進む。ステップS1310において空メモリ(RAM1
1)が足りない場合で、(仮想的な)解像度が90dpi
でない場合(S1311)はステップS1309に戻る。ステップ
S1311において(仮想的な)解像度が90dpiの場合、空
メモリ不足エラーメッセージ34を表示し(S1312)、
OKボタン36がクリックされた後エラーフラグをセッ
トし(S1313)、次の処理へ進む(S1318)。
【0033】上述した通り、読み取り設定のうち、原稿
サイズ、読み取り方式、解像度の順に設定を変更するこ
とで画像サイズを小さくすることにより、ユーザーの目
的を重視し、高速かつ効果的に空メモリ(RAM11)
にみあった読み取り設定を決定することができる。Warn
ingでは、空メモリ不足警告メッセージ31を表示し(S
1314)、OKボタン33がクリックされた後警告フラグ
をセットし(S1319)、設定変更確認メッセージ37を
表示する(S1315)。設定変更確認メッセージ37にお
いてOKボタン39がクリックされた場合(S1316)、
設定変更確認メッセージ37のメッセージ文字列38の
内容に従ってメインウィンドウ24の読み取り設定を変
更し(S1317)、次の処理へ進む(S1318)。設定変更確
認メッセージ37においてキャンセルボタン40がクリ
ックされた場合(S1316)、何もせずに次の処理へ進む
(S1318)。
【0034】このように空メモリ(RAM11)が不足
した場合でも、その時点での空メモリ(RAM11)の
大きさにみあった読み取り設定を決定し、それを設定変
更確認メッセージ37によってユーザーに通知すること
により、ユーザーが読み取り可能な読み取り設定を容易
に把握しながら、簡単な操作で読み取り処理を継続する
ことができる。また、ユーザーが設定変更確認メッセー
ジ37のメッセージ文字列38の内容に満足しない場合
は、キャンセルボタン40をクリックすることにより読
み取り設定を直ちに変更することなく、メッセージ文字
列38の内容を参考に、読み取り設定を任意に変更する
ことができる。
【0035】前述した通り、ハンドヘルドパソコン1は
ハードディスクドライブのような大容量記憶装置を備え
ておらず、記憶手段としてはRAM11のみを備える。
従って、ユーザーの使用状況に応じてメモリ(RAM1
1)内のデータ記憶用エリアに記憶可能なデータ量が限
られてしまい、特にカラースキャナ5のように大容量の
データを処理する周辺機器を接続した場合、その周辺機
器の機能を十分に発揮できなかったり、限定された機能
をユーザーが十分に把握できなかったりするケースがあ
る。本実施例ではこのような問題点に着目し、ハンドヘ
ルドパソコン1にカラースキャナ5のような大容量のデ
ータを処理する周辺機器を接続した場合も、限られた範
囲内において、最大限の機能を容易に発揮でき、ユーザ
ーがその機能を把握し、操作性を向上することができ
る。この例を次に記す。
【0036】今、ハンドヘルドパソコン1のRAM11
内のデータ記憶用エリアの空容量が10MBであるとす
る。この状態において、図1の構成でスキャナアプリケ
ーション20を起動し、図7に示す読み取り設定を行っ
たところ、画像サイズが約11.8MBと計算され、式
1より、メモリ(RAM11)のデータ記憶用エリアの
空容量が12.8MB必要となっている。このままの状
態で操作ボタン29をクリックして読み取りを開始する
と、図12のステップS1201からS1202へと進む。そし
て、図13の空メモリチェックにおける処理を表すフロ
ーチャートにおいて、ステップS1302の式1での判別が
NOとなり、ステップS1303に進む。ステップS1303にお
いて、内部処理において仮想的に原稿サイズを一段階
(A5→A6)にすると、画像サイズが約5.7MBと
計算され、式1より、メモリ(RAM11)のデータ記
憶用エリアの空容量が6.7MB必要となっている。次
のステップS1304において、式1での判別がYESとな
り、空メモリ不足警告メッセージ31を表示し(S131
4)、OKボタン33がクリックされると警告フラグを
セットし(S1319)、設定変更確認メッセージ37を表
示する(S1315)。OKボタン39がクリックされると
(S1316)、設定変更確認メッセージ37のメッセージ
文字列38の内容に従ってメインウィンドウ24の読み
取り設定を変更する(S1317)。
【0037】図8はこの時のメインウィンドウの表示内
容を表す。そして次の処理へ進むと(S1318)、図12
のステップS1214において警告フラグがセットされてい
るのでYESへ進み、警告リターンを返し(S1215)。
メインウィンドウ24に戻る(図8)。その後操作ボタ
ン29がクリックされると読み取りが開始され、図12
のステップS1202でエラーまたは警告となることなく、
正常に読み取りが完了する。
【0038】以上、本実施例の各状態における動作につ
いて説明したが、ここで本実施例においては、ハードデ
ィスクドライブのような大容量記憶装置を備えていない
ハンドヘルドパソコン1に、大容量の画像データの処理
が必要とされるカラースキャナ5のような周辺機器が接
続された場合、ある読み取り設定での読み取り開始時に
メモリ(RAM11)の空容量をチェックし、空容量が
不足している場合は、その時点での空容量に対して読み
取り可能な読み取り設定を自動的に決定して、ユーザー
に対してその内容を表す設定変更確認メッセージ37を
表示し、容易に設定を変更することが可能である。
【0039】メモリ(RAM11)の空容量が不足して
いる場合には2つの対策が考えられる。第1の対策は、
読み取り設定を変更して読み取りを行う。第2の対策
は、読み取り設定を変更せずにメモリ(RAM11)中
の不要なファイルを削除する等してメモリ(RAM1
1)の空容量を増やしてから読み取りを行う。ユーザー
は、上記の2つの対策を任意に選択できることが好まし
い。
【0040】本実施例によれば、メモリ(RAM11)
の空容量が不足している場合、その空容量で読み取り可
能な読み取り設定を仮想的に変更し、その変更後の読み
取り設定をユーザーに表示する。ユーザーがその読み取
り設定に変更することを承知してOKボタンをクリック
すると、変更後の読み取り設定で読み取りを行う。これ
により、上記の第1の対策が実行される。
【0041】また、ユーザーが上記の読み取り設定に変
更することを承知せずにキャンセルボタンをクリックす
ると、読み取り設定は変更されない。ユーザーは、その
後、メモリ(RAM11)内の不要のファイルを削除等
して、メモリ(RAM11)の空量を増やす。そして、
ユーザーは、読み取り開始を指示することにより、読み
取り設定を変更することなく、原稿の読み取りを行わせ
ることができる。これにより、上記の第2の対策が実行
される。
【0042】もし、読み取り設定の変更を承知するか否
かをユーザーに確認せずに強制的に読み取り設定を変更
してしまうと、変更を望まないユーザーにとっては操作
性が極めて悪いことになる。すなわち、強制変更されて
しまう結果、変更前の読み取り設定がわからなくなって
しまい、当初の読み取り設定に戻すことが困難になって
しまう。本実施例によれば、ユーザーは読み取り設定の
変更をキャンセルすることができるので、当初の読み取
り設定を保持して、当初の読み取り設定のままで原稿を
読み取らせることができるメリットがある。
【0043】本実施例においては、周辺機器の例とし
て、カラースキャナ5の例を挙げたが、この例に限られ
ることなく、例えばデジタルカメラ等、同様な機能を備
える周辺機器に対しても有効である。また、カラースキ
ャナに限らず、モノクロスキャナに対しても有効である
ことは言うまでもない。さらに、シートフィードタイプ
のスキャナに限られることなく、フラットベッドスキャ
ナ等、同様な目的を達成する任意の装置に対しても有効
である。
【0044】本実施例においては、例としてOSにMicr
osoft Windows CEを使用したが、このOSに限られるこ
となく、同様な構成をとることにより、任意のOSにお
いて実現可能である。
【0045】本実施例においては、例として、ハンドヘ
ルドパソコン1とスキャナ5との間のインタフェースと
して、USB(Universal Serial Bus)インタフェース
を用いたが、このインタフェースに限られることなく、
同様な構成をとることにより、任意のインタフェースに
おいて実現可能である。
【0046】上記実施例の機能を実現するためのソフト
ウェアのプログラムコードを供給し、画像読み取りシス
テムのコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納さ
れたプログラムに従って動作させることによって実施し
たものも、本発明の範疇に含まれる。
【0047】この場合、上記ソフトウェアのプログラム
コード自体が上述した実施例の機能を実現することにな
り、そのプログラムコード自体、およびそのプログラム
コードをコンピュータに供給するための手段、例えばか
かるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構
成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体と
しては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を
用いることができる。
【0048】なお、上記実施例は、何れも本発明を実施
するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過
ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解
釈されてはならないものである。すなわち、本発明はそ
の技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することな
く、様々な形で実施することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果が得られる。 (1)限られた範囲内において、前記読み取り装置の最
大限の機能を容易に発揮でき、ユーザーがその機能を把
握し、操作性を向上することができる。 (2)ユーザーが煩わしい操作をすることなく、ユーザ
ーが期待する読み取り設定に近い設定で読み取り可能な
設定を自動的に決定し、読み取り処理を容易に完了させ
ることができる。 (3)ユーザーが読み取り設定の詳細を容易に把握で
き、期待する読み取り設定にできる限り近い設定で読み
取り可能な設定を発見しやすくなる。 (4)ユーザーの目的を重視し、高速かつ効果的に、読
み取り可能な読み取り設定を決定することができる。 (5)OSが誤動作することを防止することができる。 (6)ユーザーが読み取り可能な読み取り設定を容易に
把握しながら、簡単な操作で読み取り処理を継続するこ
とができる。 (7)ユーザーが通知された読み取り設定の変更内容に
満足しない場合においても、読み取り設定が直ちに変更
されることなく、通知された読み取り設定を参考に、読
み取り設定を任意に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による画像読み取りシステムの
構成を表わす図である。
【図2】ハンドヘルドパソコン1の内部ハードウェア構
成を表すブロック図である。
【図3】スキャナ5の内部ハードウェア構成を表すブロ
ック図である。
【図4】スキャナ5を制御するスキャナアプリケーショ
ンの構成を表すブロック図である。
【図5】スキャナアプリケーション20のUIの図であ
る。
【図6】スキャナアプリケーション20のUIの図であ
る。
【図7】スキャナ5のスタンバイ中におけるスキャナア
プリケーション20のUIの図である。
【図8】スキャナ5のスタンバイ中におけるスキャナア
プリケーション20のUIの図である。
【図9】空メモリ不足警告メッセージを表す図である。
【図10】空メモリ不足エラーメッセージを表す図であ
る。
【図11】設定変更確認メッセージを表す図である。
【図12】読み取りが開始された後の処理を表すフロー
チャートである。
【図13】空メモリチェックにおける処理を表すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ハンドヘルドパソコン 2 液晶ディスプレイ 4 USBポート 5 スキャナ 6 原稿挿入口 7 USBポート 8 USBケーブル 11 RAM 19 読み取り部 20 スキャナアプリケーション 24 メインウィンドウ 25 ビューア 26 原稿サイズ選択部 27 読み取り方式選択部 28 解像度選択部 29 操作ボタン 31 空メモリ不足警告メッセージ 34 空メモリ不足エラーメッセージ 37 設定変更確認メッセージ 39 OKボタン 40 キャンセルボタン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取り可能な読み取り装置とホ
    ストコンピュータから構成され、前記ホストコンピュー
    タと前記読み取り装置とは、双方向通信が可能なインタ
    フェースにて接続されており、 前記ホストコンピュータは、 有限の容量から成りデータを読み書き可能な記憶手段
    と、 前記読み取り装置における読み取り設定を選択すること
    ができる読み取り設定選択手段と、 前記読み取り装置における読み取りが開始される時、前
    記記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認し、
    この利用可能な領域の大きさと前記読み取り装置によっ
    て読み取られる画像データの大きさとを比較し、前記画
    像データの大きさの方が大きい場合、前記読み取り設定
    選択手段における読み取り設定を変更する設定変更手段
    と、 前記設定変更手段が読み取り設定を変更する前に、その
    変更内容をユーザーに通知する変更内容通知手段と、 前記変更内容通知手段による通知後、処理を継続するか
    否かを選択するための選択手段とを備え、 前記設定変更手段は、前記選択手段により前記処理の継
    続が選択された場合には前記変更内容通知手段の内容に
    従って前記読み取り設定を変更し、前記選択手段により
    前記処理の継続が選択されなかった場合には前記読み取
    り設定を変更しないで保持することを特徴とする画像読
    み取りシステム。
  2. 【請求項2】 前記設定変更手段は、前記読み取り設定
    を変更することによって前記読み取り装置によって読み
    取られる画像データの大きさを調整し、前記利用可能な
    領域の大きさと前記読み取り装置によって読み取られる
    画像データの大きさとを比較し、前記画像データの大き
    さの方が大きい場合、前記画像データの大きさの方が前
    記利用可能な領域の大きさより小さくなるように前記読
    み取り設定を変更することを特徴とする請求項1記載の
    画像読み取りシステム。
  3. 【請求項3】 前記読み取り設定は、カラー多値、グレ
    ースケール多値、モノクロ二値などを選択可能な読み取
    り方式設定、または、原稿の大きさを選択可能な原稿サ
    イズ設定、または、読み取り解像度を選択可能な解像度
    設定が可能であることを特徴とする請求項1記載の画像
    読み取りシステム。
  4. 【請求項4】 前記設定変更手段は、前記原稿サイズ、
    前記読み取り方式、前記解像度の順に設定を変更するこ
    とで、前記読み取り設定を変更していくことを特徴とす
    る請求項3記載の画像読み取りシステム。
  5. 【請求項5】 前記画像データの大きさの方が前記利用
    可能な領域の大きさより小さくなる読み取り設定が存在
    しない場合、前記読み取り装置における原稿の読み取り
    処理を中止することを特徴とする請求項1記載の画像読
    み取りシステム。
  6. 【請求項6】 有限の容量から成りデータを読み書き可
    能な記憶手段と、 読み取り装置における読み取り設定を選択することがで
    きる読み取り設定選択手段と、 読み取り装置における読み取りが開始される時、前記記
    憶手段における利用可能な領域の大きさを確認し、この
    利用可能な領域の大きさと読み取り装置によって読み取
    られる画像データの大きさとを比較し、前記画像データ
    の大きさの方が大きい場合、前記読み取り設定選択手段
    における読み取り設定を変更する設定変更手段と、 前記設定変更手段が読み取り設定を変更する前に、その
    変更内容をユーザーに通知する変更内容通知手段と、 前記変更内容通知手段による通知後、処理を継続するか
    否かを選択するための選択手段とを備え、 前記設定変更手段は、前記選択手段により前記処理の継
    続が選択された場合には前記変更内容通知手段の内容に
    従って前記読み取り設定を変更し、前記選択手段により
    前記処理の継続が選択されなかった場合には前記読み取
    り設定を変更しないで保持することを特徴とする読み取
    り設定決定装置。
  7. 【請求項7】 (a)読み取り装置における読み取り設
    定を選択するステップと、 (b)読み取り装置における読み取りが開始される時、
    記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認し、こ
    の利用可能な領域の大きさと読み取り装置によって読み
    取られる画像データの大きさとを比較し、前記画像デー
    タの大きさの方が大きい場合、前記読み取り設定を変更
    するステップと、 (c)前記設定変更ステップにおいて読み取り設定を変
    更する前に、その変更内容をユーザーに通知するステッ
    プと、 (d)前記変更内容通知ステップによる通知後、処理を
    継続するか否かを選択するためのステップとを備え、 (e)前記選択ステップにおいて前記処理の継続が選択
    された場合には前記変更内容通知ステップの内容に従っ
    て前記読み取り設定を変更し、前記選択ステップにおい
    て前記処理の継続が選択されなかった場合には前記読み
    取り設定を変更しないで保持するステップとを有するこ
    とを特徴とする読み取り設定決定方法。
  8. 【請求項8】 (a)読み取り装置における読み取り設
    定を選択する手順と、 (b)読み取り装置における読み取りが開始される時、
    記憶手段における利用可能な領域の大きさを確認し、こ
    の利用可能な領域の大きさと読み取り装置によって読み
    取られる画像データの大きさとを比較し、前記画像デー
    タの大きさの方が大きい場合、前記読み取り設定を変更
    する手順と、 (c)前記設定変更手順において読み取り設定を変更す
    る前に、その変更内容をユーザーに通知する手順と、 (d)前記変更内容通知手順による通知後、処理を継続
    するか否かを選択するための手順と、 (e)前記選択手順において前記処理の継続が選択され
    た場合には前記変更内容通知手順の内容に従って前記読
    み取り設定を変更し、前記選択手順において前記処理の
    継続が選択されなかった場合には前記読み取り設定を変
    更しないで保持する手順とをコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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