JP2890149B2 - 割込みコピー機能を有するファクシミリ装置 - Google Patents
割込みコピー機能を有するファクシミリ装置Info
- Publication number
- JP2890149B2 JP2890149B2 JP3222173A JP22217391A JP2890149B2 JP 2890149 B2 JP2890149 B2 JP 2890149B2 JP 3222173 A JP3222173 A JP 3222173A JP 22217391 A JP22217391 A JP 22217391A JP 2890149 B2 JP2890149 B2 JP 2890149B2
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- Japan
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- reception
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- Facsimile Transmission Control (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、受信中に割込みコピー
が行えるようにしたファクシミリ装置に関する。
が行えるようにしたファクシミリ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】昨今のファクシミリ装置、とりわけ高級
機に併有されるコピー機能は、原稿読取速度や画質鮮明
度或いはマルチコピー等の性能、操作面で、専用のコピ
ーマシンと殆ど遜色のない域までグレードアップされて
いる。それ故、企業内部署等に設置されるファクシミリ
装置の例では、ファクシミリとコピーの双方に使い分け
している場合が少なくない。この場合、現状のファクシ
ミリ装置であると、ファクシミリ受信中は受信原稿の即
時記録が優先的に行われるようになっているため、その
間はコピー機としての使用が制限され、ファクシミリ送
受信の合間を縫ってコピー作業を行わなければならない
制約を受ける。
機に併有されるコピー機能は、原稿読取速度や画質鮮明
度或いはマルチコピー等の性能、操作面で、専用のコピ
ーマシンと殆ど遜色のない域までグレードアップされて
いる。それ故、企業内部署等に設置されるファクシミリ
装置の例では、ファクシミリとコピーの双方に使い分け
している場合が少なくない。この場合、現状のファクシ
ミリ装置であると、ファクシミリ受信中は受信原稿の即
時記録が優先的に行われるようになっているため、その
間はコピー機としての使用が制限され、ファクシミリ送
受信の合間を縫ってコピー作業を行わなければならない
制約を受ける。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オフィ
ス業務の常として、急ぎの原稿コピーを必要とする場合
が少なくなく、その際、もしオフィスに設置されている
ファクシミリ装置が受信中であると、何時終わるとも知
れない受信終了時点までコピー待ちしなければならない
不便を来たす。
ス業務の常として、急ぎの原稿コピーを必要とする場合
が少なくなく、その際、もしオフィスに設置されている
ファクシミリ装置が受信中であると、何時終わるとも知
れない受信終了時点までコピー待ちしなければならない
不便を来たす。
【０００４】勿論、現状のファクシミリ装置でも、回線
接続を断つなどして強制的に受信を停止させれば、即座
にコピー作業を開始することが可能であるが、これでは
途中で送信動作が停止した相手方に再送信を強いる結果
となり、著しく礼を失するものとなる。
接続を断つなどして強制的に受信を停止させれば、即座
にコピー作業を開始することが可能であるが、これでは
途中で送信動作が停止した相手方に再送信を強いる結果
となり、著しく礼を失するものとなる。
【０００５】本発明は、コピー機としても繁用されるフ
ァクシミリ装置で見られる上述した不便を解消するた
め、受信中においても、受信動作を中断することなく随
時に割込みコピーが行えるようにした割込みコピー機能
を有するファクシミリ装置を提供するものである。
ァクシミリ装置で見られる上述した不便を解消するた
め、受信中においても、受信動作を中断することなく随
時に割込みコピーが行えるようにした割込みコピー機能
を有するファクシミリ装置を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファクシミ
リ装置では、上記の目的を達成するために、割込みコピ
ーを指示する割込みキーと、受信画像データを記憶する
画像データメモリと、受信中に割込みキーから割込みコ
ピーが指示されたとき受信画像データを画像データメモ
リに蓄積するメモリ受信に切り替える受信切替手段とを
備え、メモリ受信への切り替えはファクシミリ手順中の
ＭＰＳ信号を受信後に行うように構成されている。
リ装置では、上記の目的を達成するために、割込みコピ
ーを指示する割込みキーと、受信画像データを記憶する
画像データメモリと、受信中に割込みキーから割込みコ
ピーが指示されたとき受信画像データを画像データメモ
リに蓄積するメモリ受信に切り替える受信切替手段とを
備え、メモリ受信への切り替えはファクシミリ手順中の
ＭＰＳ信号を受信後に行うように構成されている。
【０００７】
【作用】このファクシミリ装置では、受信中に、割込み
キーを操作して割込みコピーの指示を入力すると、受信
切替手段がファクシミリ手順中のＭＰＳ信号を受信した
後に、自動的に受信中の受信画像データを画像データメ
モリに蓄積するメモリ受信に切り替えて、この状態で受
信を継続しながらコピー動作の並行処理を可能ならしめ
る。なお、割込みコピーによって画像データメモリに蓄
積された分の受信画像データは、割り込みコピーが終了
した後に随時プリントアウトされることになる。
キーを操作して割込みコピーの指示を入力すると、受信
切替手段がファクシミリ手順中のＭＰＳ信号を受信した
後に、自動的に受信中の受信画像データを画像データメ
モリに蓄積するメモリ受信に切り替えて、この状態で受
信を継続しながらコピー動作の並行処理を可能ならしめ
る。なお、割込みコピーによって画像データメモリに蓄
積された分の受信画像データは、割り込みコピーが終了
した後に随時プリントアウトされることになる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図示して説明す
る。
る。
【０００９】図１は本発明に係るファクシミリ装置のブ
ロック図を示す。ファクシミリ装置は、主制御部１とし
てＣＰＵを搭載し、これに必要な入、出力装置と各種メ
モリとを具備して構成されている。
ロック図を示す。ファクシミリ装置は、主制御部１とし
てＣＰＵを搭載し、これに必要な入、出力装置と各種メ
モリとを具備して構成されている。
【００１０】即ち、入力装置としては、主制御部１に必
要な動作指示を入力するキーボード２と、送信又はコピ
ー原稿の画像を読み取るスキャナ３とが備えられ、キー
ボード２中には、後述する割込みコピーの指示を入力す
るための割込みキー２ａが設けられている。また、出力
装置としては、受信又はコピー画像をプリントアウトし
て再生するためのプリンタ（記録装置）４と、表示部
（ディスプレイ）５とが備えられている。
要な動作指示を入力するキーボード２と、送信又はコピ
ー原稿の画像を読み取るスキャナ３とが備えられ、キー
ボード２中には、後述する割込みコピーの指示を入力す
るための割込みキー２ａが設けられている。また、出力
装置としては、受信又はコピー画像をプリントアウトし
て再生するためのプリンタ（記録装置）４と、表示部
（ディスプレイ）５とが備えられている。
【００１１】６は主制御部１で実行される動作プログラ
ム等を記憶しているＲＯＭ、７はＲＡＭで構成された画
像データメモリで、後述する割込みコピー中に継続受信
される受信画像データが蓄積される。
ム等を記憶しているＲＯＭ、７はＲＡＭで構成された画
像データメモリで、後述する割込みコピー中に継続受信
される受信画像データが蓄積される。
【００１２】その他、８は相手機と回線接続に必要なＮ
ＣＵ、９は送受信信号を変復調するためのモデムを示
す。
ＣＵ、９は送受信信号を変復調するためのモデムを示
す。
【００１３】このファクシミリ装置では、相手機からの
ファクシミリ送信を着信して受信処理動作が開始される
と、通常受信時には、主制御部１から直ちにプリンタ４
に受信画像データを出力して、受信原稿の即時記録が行
われることになる。一方、プリンタ４から受信原稿がプ
リントアウトされている最中に、オペレータがキーボー
ド２の割込みキー２ａをタッチして、主制御部１に割込
みコピーを指示する割込み動作指令が入力されると、受
信切替手段を構成している主制御部１がＲＯＭ６に格納
されている動作プログラムの手順に従い、受信画像デー
タを即時記録から一旦画像データメモリ７に落とし込ん
で蓄積するメモリ受信に自動的に切り替えて、この状態
で割込みコピー、即ち、受信動作を継続しながらコピー
動作が並行して処理できるようにしている。
ファクシミリ送信を着信して受信処理動作が開始される
と、通常受信時には、主制御部１から直ちにプリンタ４
に受信画像データを出力して、受信原稿の即時記録が行
われることになる。一方、プリンタ４から受信原稿がプ
リントアウトされている最中に、オペレータがキーボー
ド２の割込みキー２ａをタッチして、主制御部１に割込
みコピーを指示する割込み動作指令が入力されると、受
信切替手段を構成している主制御部１がＲＯＭ６に格納
されている動作プログラムの手順に従い、受信画像デー
タを即時記録から一旦画像データメモリ７に落とし込ん
で蓄積するメモリ受信に自動的に切り替えて、この状態
で割込みコピー、即ち、受信動作を継続しながらコピー
動作が並行して処理できるようにしている。
【００１４】図２は、受信時に主制御部１で実行される
処理動作のフローチャートを示している。
処理動作のフローチャートを示している。
【００１５】この装置では、ファクシミリ受信中に、送
信側から送出されるファクシミリメッセージのページ終
了と次ページの送信とを合図するマルチページ信号ＭＰ
Ｓを受信（ステップ）した後、割込みキー２ａの操作
があったかどうかが判別される（ステップ）。ステッ
プで割込みコピーの要求がなされていない場合は、ス
テップに進み通常の受信処理、即ちプリンタ４からの
即時記録が行われる。一方、ステップで割込みコピー
の要求があった場合には、直ちにメモリ受信に変更され
る（ステップ）。このとき、メモリ受信への切り替え
は、割込みキー２ａの操作のタイミングに関係なく、Ｍ
ＰＳを受信した直後の時点、つまり既にプリンタ４に出
力された受信原稿の次ページの原稿先頭部分から開始さ
れることになる。
信側から送出されるファクシミリメッセージのページ終
了と次ページの送信とを合図するマルチページ信号ＭＰ
Ｓを受信（ステップ）した後、割込みキー２ａの操作
があったかどうかが判別される（ステップ）。ステッ
プで割込みコピーの要求がなされていない場合は、ス
テップに進み通常の受信処理、即ちプリンタ４からの
即時記録が行われる。一方、ステップで割込みコピー
の要求があった場合には、直ちにメモリ受信に変更され
る（ステップ）。このとき、メモリ受信への切り替え
は、割込みキー２ａの操作のタイミングに関係なく、Ｍ
ＰＳを受信した直後の時点、つまり既にプリンタ４に出
力された受信原稿の次ページの原稿先頭部分から開始さ
れることになる。
【００１６】かくして、メモリ受信に移行すると、受信
動作は中断することなく一連の動作で継続される一方
で、主制御部１からプリンタ４への受信画像データの出
力が停止されるため、この状態で割込みコピーを行うこ
とができる。即ち、ファクシミリ装置の原稿セット部か
ら給紙されるコピー原稿をスキャナ３で読み取らせて、
主制御部１からプリンタ４にコピー画像データを出力す
ることにより、即時のコピー処理が行えるものとなる
（ステップ）。
動作は中断することなく一連の動作で継続される一方
で、主制御部１からプリンタ４への受信画像データの出
力が停止されるため、この状態で割込みコピーを行うこ
とができる。即ち、ファクシミリ装置の原稿セット部か
ら給紙されるコピー原稿をスキャナ３で読み取らせて、
主制御部１からプリンタ４にコピー画像データを出力す
ることにより、即時のコピー処理が行えるものとなる
（ステップ）。
【００１７】なお、割込みコピーに伴ってメモリ受信さ
れた未出力分の受信画像データについては、割込みコピ
ーの終了後に、自動的に或いはキーボード２の所定キー
を操作することにより、随時にプリントアウトされるこ
とになる。
れた未出力分の受信画像データについては、割込みコピ
ーの終了後に、自動的に或いはキーボード２の所定キー
を操作することにより、随時にプリントアウトされるこ
とになる。
【００１８】本発明の割込みコピー機能を有するファク
シミリ装置で搭載される受信切替手段による切替制御方
式については、上記実施例に示したフローの手順に従う
ものに限らず、適宜に変更することが可能である。
シミリ装置で搭載される受信切替手段による切替制御方
式については、上記実施例に示したフローの手順に従う
ものに限らず、適宜に変更することが可能である。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、本発明に基づく割込みコ
ピー機能を有するファクシミリ装置であれば、受信中で
も、受信動作を中断することなく随時に割込みコピーが
行えるものとなる。このため、コピー機兼用で使用され
るもの等、特にコピー使用頻度の高い部署で設置される
ファクシミリ装置には、送信側に迷惑を掛けることなく
無駄なコピー待ち時間を節約して、オフィス業務の迅
速、効率化に実益をもたらすものとなり得る。
ピー機能を有するファクシミリ装置であれば、受信中で
も、受信動作を中断することなく随時に割込みコピーが
行えるものとなる。このため、コピー機兼用で使用され
るもの等、特にコピー使用頻度の高い部署で設置される
ファクシミリ装置には、送信側に迷惑を掛けることなく
無駄なコピー待ち時間を節約して、オフィス業務の迅
速、効率化に実益をもたらすものとなり得る。
【図１】一実施例を示すファクシミリ装置のブロック図
である。
である。
【図２】ファクシミリ受信時の処理動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
１ 主制御部（受信切替手段） ２ キーボード ２ａ 割込みキー ３ スキャナ ４ プリンタ（記録装置） ５ 表示部（ディスプレイ） ６ ＲＯＭ ７ ＲＡＭ（画像データメモリ） ８ ＮＣＵ ９ モデム
Claims (1)
- 【請求項１】割込みコピーを指示する割込みキーと、受
信画像データを記憶する画像データメモリと、受信中に
割込みキーから割込みコピーが指示されたとき受信画像
データを画像データメモリに蓄積するメモリ受信に切り
替える受信切替手段とを備え、メモリ受信への切り替え
はファクシミリ手順中のＭＰＳ信号を受信後に行うこと
を特徴とする割り込みコピー機能を有するファクシミリ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3222173A JP2890149B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 割込みコピー機能を有するファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3222173A JP2890149B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 割込みコピー機能を有するファクシミリ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541759A JPH0541759A (ja) | 1993-02-19 |
| JP2890149B2 true JP2890149B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=16778319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3222173A Expired - Lifetime JP2890149B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 割込みコピー機能を有するファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2890149B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2707971B2 (ja) * | 1994-04-12 | 1998-02-04 | 村田機械株式会社 | ファクシミリ装置 |
| JPH1198332A (ja) | 1997-09-19 | 1999-04-09 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
| JP6333567B2 (ja) * | 2014-02-05 | 2018-05-30 | シャープ株式会社 | 画像データ通信装置、画像データ通信システム、画像データ通信方法及び画像データ通信プログラム |
| JP6418006B2 (ja) | 2015-02-27 | 2018-11-07 | ブラザー工業株式会社 | ファクシミリ装置およびファクシミリ装置の印刷方法 |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP3222173A patent/JP2890149B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0541759A (ja) | 1993-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110226 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110226 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120226 Year of fee payment: 13 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120226 Year of fee payment: 13 |