JP2707971B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2707971B2 JP6073160A JP7316094A JP2707971B2 JP 2707971 B2 JP2707971 B2 JP 2707971B2 JP 6073160 A JP6073160 A JP 6073160A JP 7316094 A JP7316094 A JP 7316094A JP 2707971 B2 JP2707971 B2 JP 2707971B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ファクシミリ装置としては様々な
タイプのものが開発され、提案されているが、画データ
の符号、復号化処理を実行するための符号/復号化回路
は、1台のファクシミリ装置に2つ設けられているのが
一般的である。符号/復号化回路が2つ設けられていれ
ば、例えばプリンタでの画データの印刷処理(印字出力
処理)に並行し、例えばメモリ送信を実行するための原
稿画像の読取走査を同時に実行させることができる等、
ファクシミリ装置の多機能化が図れ、便利である。
【0003】而して、従来のファクシミリ装置では、上
記した2つの符号/復号化回路の双方が使用されている
状態において、外部のファクシミリ装置から発呼があっ
た場合には、もはや符号/復号化回路に余裕がないこと
を理由に(ファクシミリ受信に際しては受信画データを
復号化させる必要があるため)、かかる発呼に対して直
ちには応答しないように構成されていた。即ち、従来で
は、プリンタで全頁の画データの印刷が終了し、又は画
像読取部で原稿の全頁の読取走査が終了した時点で、自
動着信を行わせ、その後ファクシミリ受信モードへ移行
するように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来では、外部のファクシミリ装置から発呼があってか
ら、画データの全頁の印刷が終了し又は原稿台にセット
された原稿の全頁の読取走査が終了するまでにかなりの
長時間を要する場合がある。これでは、ファクシミリ受
信モードに移行するまでの時期がかなり遅くなり、外部
の発呼に対して早期に着信を行わせることができず、或
いは早期に着信を行わせてもその後画データを適切に受
信できる態勢にはならず、通信エラーを生じる等して、
適切なファクシミリ受信が実行できないという難点を生
じていた。
【0005】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、画データの印刷処理や原稿画像の読取走査が同時に
実行されて2つの符号/復号化手段の双方が使用されて
いる場合であっても、外部のファクシミリ装置から発呼
があったときには早期にファクシミリ受信動作を開始さ
せて適切なファクシミリ受信が行えるようにし、もって
ファクシミリ装置の使用融通性を向上させることを、そ
の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の本発明に係るファクシミ
リ装置は、2つの符号/復号化手段と、プリンタを制御
するプリンタ制御手段と、原稿画像読取走査する画像読
取手段と、ファクシミリ通信制御部を制御する制御手段
を備えており、この制御手段は、前記それぞれの符号/
復号化手段で印刷対象画データの復号化と画像読取部で
読取走査された原稿画データの符号化とが同時になされ
ている際に、交換機からの呼出信号を受信したときに
は、プリンタ制御手段と画像読取手段の双方に停止要求
を行って、印刷途中又は読取走査途中にある原稿頁の印
刷あるいは画像読取の何れかを終了させ、ついで、その
いずれか一方が終了した時には、ファクシミリ受信を開
始させ、このとき他方の動作中にあるプリンタ制御手段
あるいは画像読取手段への停止要求をキャンセルして、
その動作を続行させる制御を行う構成としている。
【0007】請求項2に記載の本発明に係るファクシミ
リ装置は、上記請求項1の構成において、上記制御手段
による上記ファクシミリ受信は受信する画データを画像
メモリに順次格納して蓄積し、メモリ受信を実行させる
ように制御すべく構成されている。
【0008】請求項3に記載の本発明に係るファクシミ
リ装置は、上記請求項2の構成において、前記制御手段
は、ファクシミリ受信した画データの画像メモリへの蓄
積が終了した後には、先に中断させていた画データの印
刷又は原稿の読取走査を再開させると共に、少なくとも
画データの全頁の印刷処理が終了した後に前記画像メモ
リに蓄積させていた画データの印刷処理を実行させる制
御を行うように構成されている。
【0009】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1に記載の本発明
に係るファクシミリ装置では、2つの符号/復号化手段
で印刷対象となる画データの復号化と画像読取部で読取
走査された原稿画データの符号化とが同時になされてい
る際に、外部の通信端末(ファクシミリ装置)から発呼
があると、制御手段は、プリンタ制御手段と画像読取手
段の双方に停止要求を行う。そして、印刷途中又は読取
走査途中にある原稿頁の印刷あるいは画像読取の何れか
が終了すると、その時点でファクシミリ受信を開始さ
せ、このとき、他方の動作中にあるプリンタ制御手段あ
るいは画像読取手段への停止要求をキャンセルして、そ
の動作を続行させる。従って、外部からの発呼があった
ときにファクシミリ受信動作への移行は、画データの全
頁の印刷処理や全頁の原稿の読取走査が終了する前の早
い時期に開始できることとなり、通信エラーを生じるこ
となく、適切なファクシミリ受信が行えることとなる。
尚、画データの印刷処理又は原稿画像の読取走査は、何
れもその印刷途中頁又は読取走査途中頁が終了した時点
で一時中断されるので、その後かかる印刷又は読取走査
を再開させる場合には、次の新たな頁の先頭から印刷又
は読取走査を開始させればよく、その処理が円滑に行え
ることとなる。
【0010】請求項2に記載の本発明に係るファクシミ
リ装置では、2つの符号/復号化手段の双方で符号又は
復号化処理がなされている際に外部から発呼があったと
きには、制御手段は、プリンタ制御手段と画像読取手段
の双方に停止要求を行う。そして、印刷途中又は読取走
査途中にある原稿頁の印刷あるいは画像読取の何れかが
終了すると、発呼元から送信されて来る画データを画像
メモリに順次格納蓄積するメモリ受信を実行し、このと
き、他方の動作中にあるプリンタ制御手段あるいは画像
読取手段への停止要求をキャンセルして、動作を続行さ
せる。従って、メモリ受信の開始時において、未だプリ
ンタが駆動し、画データの印刷処理がなされている場合
であっても(即ち、印刷途中頁の印刷よりも先に読取走
査途中頁の読取走査が先に終了し、印刷処理を中断させ
ることなくメモリ受信を開始させる場合)、ファクシミ
リ受信を適切に行うことができることとなる。
【0011】請求項3に記載の本発明に係るファクシミ
リ装置では、メモリ受信が終了した後には、先に中断さ
れていた画データの印刷又は原稿の読取走査が再開され
る。そして、画データの全頁の印刷処理が終了した後
に、メモリ受信によって画像メモリに蓄積されていた画
データの印刷処理がなされる。従って、メモリ受信がな
されるよりも前から印刷が開始されて一時中断されてい
た画データが連続して印刷処理されることとなり、かか
る画データを印刷した記録紙の中に、メモリ受信によっ
て得られた画データの記録紙が混入するといった事態は
生じない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係るファクシミリ装置
Fのハード構成の一例を示すブロック図である。このフ
ァクシミリ装置Fは、各部の動作処理や信号処理を実行
するCPU等で構成された主制御部1(本発明の制御手
段に相当)、通信回線Lを介してのファクシミリ通信を
実行するためのファクシミリ通信制御部2、画データの
符号化又は復号化処理を実行するための2つの符号/復
号化回路3a、3b、及びファクシミリ送信対象となる
画データやファクシミリ受信した画データを格納してお
くための画像メモリ4等を具備している。このうち、フ
ァクシミリ通信制御部2には、通信回線Lとの回線接続
やその遮断等を実行するための回線制御部や、画データ
送受信用のモデム、及び画データ通信に先立って実行さ
れるハンドシェイク(プロトコル信号の相互伝送)を行
うためのプロトコル信号の発生回路や検出回路等(何れ
も不図示)が具備されている。
【0013】また、上記以外として、このファクシミリ
装置Fには、原稿画像を読取走査するための画像読取部
5、プリンタ6を制御するプリンタ制御部6a、所望の
文字や数字等を画面表示するための液晶表示器等で構成
された表示部7、各種の操作スイッチを備えた操作入力
部8、及びシステムメモリとして機能するROM9aや
RAM9b等の記憶部9等も前記主制御部1に接続して
設けられている。
【0014】上記のうち、2つの符号/復号化回路3
a、3bは、画像読取部5で読取走査して得られた画デ
ータの符号化処理が行えるようにスイッチS2を介して
画像読取部5と切替え接続自在であり、またファクシミ
リ通信制御部2によってファクシミリ送信又は受信され
る画データの符号化又は復号化処理が行えるようにスイ
ッチS1を介してファクシミリ通信制御部2に切替え接
続自在である。更に、2つの符号/復号化回路3a、3
bの双方には画像メモリ4が接続され、符号化処理した
画データを画像メモリ4に格納し、或いは画像メモリ4
から読み出した画データを復号化できるように構成され
ている。一方の符号/復号化回路3bにはプリンタ制御
部6aが接続され、この符号/復号化回路3bで復号化
された画データがプリンタ6で記録紙に印刷(印字出
力)されるように構成されている。
【0015】次に、上記構成のファクシミリ装置Fの使
用例、作用について、主制御部1の具体的な制御動作を
述べながら説明する。先ず、このファクシミリ装置Fの
使用状況の一例としては、画像メモリ4から読み出した
画データ(例えば既にメモリ受信した画データ)をプリ
ンタ6で印刷させている際に、メモリ送信したい原稿画
像を画像読取部5で読取走査させる場合がある。この場
合、画像メモリ4から読み出されてプリンタ6で印刷さ
れる画データは一方の符号/復号化回路3bで復号化さ
れていると共に、画像読取部5での読取走査によって得
られた原稿画像の画データは他方の符号/復号化回路3
aで符号化されてから画像メモリ4に格納される。従っ
て、2つの符号/復号化回路3a、3bはともに動作状
態にある。
【0016】また、上記のように2つの符号/復号化回
路3a、3bが動作している最中において、外部のファ
クシミリ装置からこのファクシミリ装置Fに対して発呼
がなされる場合がある。この場合、ファクシミリ通信制
御部2では、回線交換機から送信されてくる呼出信号
(16Hz)を受信するが、この呼出信号を一定回数受
信すると、主制御部1は、停止要求を行って、プリンタ
制御部6aに対して印刷途中にある頁の印刷が終了した
時点でその印刷を一時中断される。また、主制御部1
は、画像読取部5に対しても、停止要求を行って、読取
走査途中にある頁の原稿画像の読取走査が終了した時点
でその読取操作を一時中断させる。
【0017】このような主制御部1の停止要求に応じ
て、例えばプリンタ6が印刷途中にある頁の印刷を、画
像読取部5が読取走査途中にある頁の読取走査を終了よ
りも先に終了した場合には、主制御部1は画像読取部5
に対しては、停止要求をキャンセルし、読取走査を続行
させる。尚、画データの印刷処理が中断されれば、一方
の符号/複合化回路3bが空き状態となる。そして、主
制御部1は、前記プリンタ6での印刷処理が中断された
時点で、ファクシミリ通信制御部2を制御し、呼出信号
の受信回数が予め設定された回数以上に達していれば、
このファクシミリ通信制御部2に自動着信を行わせる。
【0018】また、上記とは異なり、画像読取部5が読
取走査途中にある頁の読取走査を、プリンタ6が印刷途
中にある頁の印刷を終了するよりも先に終了した場合に
は、主制御部1は、プリンタ制御部6aに対する停止要
求をキャンセルし、プリンタ6での印刷処理をそのまま
続行させる。画像読取部5における読取走査が中断され
ると、他方の符号/複合化回路3aが空き状態となるそ
して、この場合主制御部1は、前記読取走査が中断され
た時点で、やはりファクシミリ通信制御部2に自動着信
を行わせるように制御する。
【0019】従って、上記何れの場合であっても、呼出
信号を受信してから早期に自動着信がなされ、回線接続
が行えるので、発呼側のファクシミリ装置の待ち時間を
短くでき、確実な回線捕捉が行えることとなる。
【0020】上記のようにして自動着信がなされた後に
は、主制御部1は、ファクシミリ通信制御部2でファク
シミリ通信に必要なハンドシェイクを実行させてから、
画データの受信を行わせる。そして、主制御部1は、こ
の受信した画データを、2つの符号/復号化回路3a、
3bのうち、空き状態にある何れか一方の符号/復号化
回路側で復号化させから順次画像メモリ4に格納して蓄
積し、メモリ受信を実行させる。かかるメモリ受信によ
れば、プリンタ6での画データの印刷が継続して実行さ
れているか否かには関係なく、適切なファクシミリ受信
が行える。
【0021】上記したファクシミリ受信が終了し、回線
遮断がなされた後には、主制御部1は、先に中断させて
いた画データの印刷処理又は原稿画像の読取走査を再開
させるようにプリンタ制御部6a又は画像読取部5を制
御する。この印刷処理の再開又は読取走査の再開に際
し、主制御部1は未処理頁の先頭頁の画データの印刷又
は読取走査を開始させるように制御する。従って、同一
頁の画データが重複して印刷され又は読取走査されるよ
うなことはない。
【0022】次いで、上記のようにして、先に実行され
ていた画データの印刷が終了した後には、主制御部1
は、先にメモリ受信していた画データを画像メモリ4か
ら読み出し、これを符号/復号化回路3bで復号化させ
てから、プリンタ制御部6aに転送し、プリンタ6で印
刷させる制御を行う。従って、先に実行されていた画デ
ータが印刷された記録紙とメモリ受信によって得られた
画データが印刷された記録紙とが相互に混合状態になる
ようなことはなく、これらの記録紙を適切に区別した状
態とすることができ、その取扱いに便利となる。
【0023】図2のフローチャートのステップ100〜
118は、上記したファクシミリ装置Fの主制御部1の
一連の動作手順を示している。尚、外部から発呼があっ
た時点で2つの符号/復号化回路3a、3bの何れかが
空き状態であれば、ステップ117に示すように、通常
通りその後ファクシミリ通信制御部2に自動着信を行わ
せて、ファクシミリ受信を実行させればよい。
【0024】上記実施例では、印刷途中頁の印刷又は読
取走査途中頁の読取走査の何れ一方が終了した時点で自
動着信を行わせているが、本発明はこれに限定されな
い。本発明では、例えば呼出信号を一定回数(例えば2
回)受信した時点で自動着信を行わせ、その後印刷途中
頁の印刷又は読取走査途中頁の読取走査の何れ一方が終
了した時点でCED信号やDIS信号を送出する等のハ
ンドシェイクの実行を開始させるようにしても何ら構わ
ない。このように構成した場合であっても、印刷途中頁
の印刷又は読取走査途中頁の読取走査はかなり短時間で
終了するため、ハンドシェイクにエラーを生じさせるこ
となく、適切なファクシミリ受信を実行させることが可
能である。
【0025】また、上記実施例では、外部からの発呼が
あったときに、主制御部1がプリンタ制御部6aと画像
読取部5との双方に対して停止要求を行っているが、請
求項1に記載の本発明はやはりこれに限定されない。例
えば、主制御部1が画像読取部5に対しては停止要求を
行わず、プリンタ制御部6aに対してのみ停止要求を行
うようにしてもよい。また、これとは逆に、プリンタ制
御部6aに対しては停止要求を行わずに画像読取部5に
対してのみ停止要求を行うようにしてもよい。けだし、
このように構成した場合であっても、画データの全頁の
印刷が終了した後にファクシミリ受信動作が開始される
場合、或いは原稿の全頁の読取走査が終了した後にファ
クシミリ受信動作が開始される場合の何れと比較して
も、早期にファクシミリ受信動作に移行させることがで
き、適切なファクシミリ受信が行えるからである。
【0026】更に、上記実施例では、中断した画データ
の印刷処理が終了してからメモリ受信した画データの印
刷処理が実行される場合について説明したが(請求項3
に対応)、請求項1に記載の本発明はやはりこれに限定
されない。メモリ受信した画データの印刷を優先して実
行し、メモリ受信した画データの内容をユーザーが早期
に確認できるようにしても構わない。
【0027】その他、本発明では、画データの印刷と原
稿画像の読取走査とが同時になされている場合の具体例
も上記実施例のようにメモリ受信した画データの印刷と
メモリ送信を行うための画データの読取走査を同時に行
っている場合に限らない。プリンタでの画データの印刷
としては、例えば通信管理レポートや電話番号リストを
印刷している場合の他、いわゆるマルチコピーを実行し
ている場合も含まれる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1乃至3に記載の本発明に係るファクシミリ装置によ
れば、画データの印刷処理と原稿画像の読取走査が同時
に実行されて2つの符号/復号化手段の双方が使用され
ている状況で外部から発呼がなされた場合であっても、
従来とは異なり、画データの全頁の印刷が終了するまで
ファクシミリ受信動作が待機されるといったことがな
く、印刷途中頁の印刷又は読取走査途中頁の原稿の読取
走査が終了した早い時期にファクシミリ受信動作を開始
させることができ、通信エラーを発生させることなく、
適切なファクシミリ受信が行え、その使用融通性、機能
性を高めることができるという格別な効果が得られる。
【0029】特に、請求項2に記載の本発明によれば、
印刷途中頁の印刷又は、読取走査途中頁の原稿の読取走
査が終了した早い時期にメモリ受信の態様でファクシミ
リ受信を行うために、ファクシミリ受信の開始時におい
て未だ画データの印刷が終了せずプリンタが動作してい
る場合であっても、ファクシミリ受信を適切に行うこと
ができ、一層便利である。
【0030】また、請求項3に記載の本発明によれば、
メモリ受信した画データの印刷処理を、先に中断させて
いた画データの印刷が終了した後に実行させるために、
これら異種の画データが印刷された記録紙どうしが互い
に混ざってしまうといった不具合も解消でき、事務処理
上便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置のハード構成の
一例を示すブロック図。
【図2】図1に示すファクシミリ装置の主制御部の一連
の動作手順の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 主制御部(制御手段) 2 ファクシミリ通信制御部 3a,3b 符号/復号化回路 4 画像メモリ 5 画像読取部 6 プリンタ 6a プリンタ制御部 7 表示部 8 操作入力部 9 記憶部 L 通信回線 F ファクシミリ装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの符号/復号化手段と、プリンタを制
    御するプリンタ制御手段と、原稿画像読取走査する画像
    読取手段と、ファクシミリ通信制御部を制御する制御手
    段とを備え、前記制御手段は、前記それぞれの符号/復
    号化手段で印刷対象画データの復号化と画像読取部で読
    取走査された原稿画データの符号化とが同時になされて
    いる際に、交換機からの呼出信号を受信したときには、
    プリンタ制御手段と画像読取手段の双方に停止要求を行
    って印刷途中又は読取走査途中にある原稿頁の印刷ある
    いは画像読取の何れかを終了させ、そのいずれか一方の
    終了時に、ファクシミリ受信を開始させる一方、他方の
    動作中にあるプリンタ制御手段あるいは画像読取手段へ
    は停止要求をキャンセルして、動作を続行させる制御を
    なすことを特徴としたファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記制御手段は、上記
    ファクシミリ受信の開始時には、受信した画データを画
    像メモリに順次格納し蓄積する構成としているファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、上記制御手段は、上記
    ファクシミリ受信を開始して、画データの画像メモリへ
    の蓄積を終了させた後には、先に中断させていた画デー
    タの印刷又は原稿の読取走査を再開させ、更に画データ
    の全頁の印刷処理が終了した後は、前記ファクシミリ受
    信によって画像メモリに蓄積した画データの印刷処理を
    実行させる構成としているファクシミリ装置。
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