JP2004007678A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】ファクシミリのごとき通信装置において、通信相手端末ごとに最短にプリアンブル時間を求め、伝送時間の短縮と通信の信頼性の向上とを両立させること。
【構成】手順制御信号にプリアンブルを付加して送出する通信装置において、プリアンブル時間登録手段24を備える。このプリアンブル時間登録手段24は、通信相手端末と該通信相手端末に対するプリアンブル時間とを対応させて記憶する。通信相手端末に手順信号を送出する際、プリアンブル時間登録手段24に記憶されたプリアンブル時間のプリアンブルを送出する。
【選択図】 図3
【構成】手順制御信号にプリアンブルを付加して送出する通信装置において、プリアンブル時間登録手段24を備える。このプリアンブル時間登録手段24は、通信相手端末と該通信相手端末に対するプリアンブル時間とを対応させて記憶する。通信相手端末に手順信号を送出する際、プリアンブル時間登録手段24に記憶されたプリアンブル時間のプリアンブルを送出する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はファクシミリのごとき通信装置に関し、特に通信相手端末ごとに最短にプリアンブル時間を求めることができ、伝送時間の短縮と通信自体の信頼性向上を図ることができる通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、G3ファクシミリの伝送制御手順はCCITT勧告によって標準化されており、この手順を制御する手順制御信号は伝送速度が300bpsのモデム、あるいはオプションで2400bpsのモデムを用いて伝送され、そのフォーマットも定められている。
【0003】
図2は、手順制御信号のフォーマットを示す説明図である。信号はプリアンブル部分と、バイナリ制御信号部分に分けられる。プリアンブル部分は後に続くデータが正確に受信できるように、例えばエコーサプレッサが適切な状態に調整されることを保証する。このプリアンブルは300bpsのモデムを用いる場合には1秒±15%のHDLCフラグFの連送であり、2400bpsの場合には勧告T.4で規定されるトレーニングシーケンスである。
【0004】
バイナリ制御信号部分はHDLCフレームのフォーマットに従っており、フラグF、アドレスA(通常は全部1)、コントロールC(”1100X000”のパターン、ただしXは最終フレームのみ1)、ファクシミリコントロールフィールドFCF(HDLCのIフィールドの最初の8ビットであり、手順制御信号の種類を表す。)、ファクシミリインフォメーションフィールドFIF(機能等の付加情報など。)、フレームチェックシーケンスFCSからなっている。
【0005】
前述したように、プリアンブルの時間は規格で定められており、このプリアンブルだけでかなりの伝送時間を費やしていた。しかし実際には、端末によってはもっと短いプリアンブルでも同期が可能なものもある。特開平1−200780号公報においてはこの点に着目し、非標準の機能として短いプリアンブルを用いるモードを備え、ネゴシエーションの結果、相手も同じモードを持っていれば、短いプリアンブルで手順制御信号を伝送することが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような、非標準機能として短いプリアンブルを用いる方式では、相手が同じ機能を持っていなければ実施出来ず、またノイズが多い回線等で通信を行った場合に、プリアンブルが短いために、手順制御信号の再送を繰り返しても同期が取れず、通信が中断してしまうという問題点があった。
【0007】
本発明の目的は、前記のような従来技術の問題点を解決し、ファクシミリのごとき通信装置において、通信相手端末ごとにプリアンブル時間を最短に求めることができ、伝送時間の短縮と通信の信頼性向上とを図ることができる通信装置を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、手順制御信号にプリアンブルを付加して送出する通信装置において、通信相手端末と前記通信相手端末に対するプリアンブル時間とを対応させて記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
通信相手端末と該通信相手端末に対するプリアンブル時間とを対応させて記憶することにより、通信相手端末ごとに最短にプリアンブル時間を求めることができ、伝送時間の短縮が可能になると共に、通信の信頼性を向上させることができる。
【0010】
【実施例】
以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明が適用されるファクシミリ装置の1例のブロック図である。CPU1はファクシミリ装置全体の制御、およびファクシミリ伝送制御手順の処理を行う。RAM2は制御プログラムが使用するワークエリヤである。操作表示装置3は受信スイッチを含む各種動作指示あるいは電話番号入力用のスイッチ、およびLCD、LED等による表示装置から成る。
【0012】
読取装置4はセットされた原稿をイメージセンサ等により読み取り、画像情報を生成する装置である。印字装置5は受信した画像情報を紙に印刷する装置である。画像処理装置6は読取装置4で生成された画像情報を圧縮し、あるいは受信情報を印刷可能な情報に伸張するための、符号化および復号化を行う装置である。
【0013】
画像蓄積装置7は画像情報を蓄積するためのものである。ROM8にはファクシミリ全体を制御するプログラムが記憶されている。通信制御装置9は内部処理用のCPUおよび通信制御用のプログラムを格納したROMを内蔵しており、例えばリンクレベルの伝送制御手順を実行して、コマンドあるいは画像データを伝送するような装置である。
【0014】
モデム10は、コマンド用の低速モード(例えばV21)および画像データ用の高速モード(V27ter、V29、V33、V17等)の機能を備えており、通信制御装置9からのコマンドおよび画像データをそれぞれの規格によって定められた変調方式によって変調し、あるいは受信信号を復調する。網制御装置11は、通信制御装置9からの制御により、例えば電話回線等の公衆網への発呼、ダイヤリング、切断等の自動発着信動作を実行する。システムバス12はファクシミリ装置内の各装置を接続している。
【0015】
つぎに、動作の概略を説明する。
図3は実施例における各機能要素の関係を示す機能ブロック図である。プリアンブル時間設定手段20は、手順制御信号送出要求があると、予め定められたプリアンブル時間、あるいはプリアンブル時間登録手段24によって登録されたプリアンブル時間を出力する。
【0016】
プリアンブルおよび手順制御信号送出手段21は、プリアンブル時間設定手段20またはプリアンブル時間変更手段から出力されたプリアンブル時間に基づいて、プリアンブルを送出し、続いて手順制御信号を送出する。応答受信確認手段22は、相手端末からの応答信号が受信されたか否か、あるいは前回の手順制御信号が再送されてきたか否かを監視する。
【0017】
プリアンブル時間変更手段23は、応答受信確認手段22からのタイムアウト、あるいは再送された手順制御信号の検出出力によって起動し、所定のプリアンブル時間(例えば規格による標準の時間)を出力する、あるいは前回のプリアンブル時間に所定の値を加算して出力する、あるいは再送回数を基にプリアンブルテーブルからプリアンブル時間を求めて出力する。
【0018】
プリアンブル時間登録手段24は、応答受信確認手段22からの応答受信出力に従って、その時のプリアンブル時間を例えばプリアンブルメモリに登録する。これらの各手段は通信制御装置9内のプログラムによって実現されている。
【0019】
つぎに実施例の動作の詳細を説明する。
図4は、ファクシミリ伝送手順フェーズB(伝送の準備手順)に本発明を適用した場合の送信側のフローチャートである。まずステップS10において、ファクシミリが発呼する。ステップS11においては相手端末からDIS信号が受信されるまで待つ。ここでDIS信号が来なければ35秒でタイムアウトとなり、回線を切断する。DIS信号を受信すると、DIS信号の解析を行い、これを基にDCSコマンドを作成する。
【0020】
ステップS12においては、プリアンブル時間を例えば300msに設定する。ステップS13においては、ステップS12において設定されたプリアンブル時間だけプリアンブル信号を送信し、続けてDCS信号フレームを送出する。ステップS14においては、モデムを高速モードに切り替えて、DCS信号から75msの間隔を空けてトレーニングシーケンス、およびTCF信号を送出する。
【0021】
ステップS15においては、タイマ(例えば3秒)を起動する。ステップS16においては、応答信号を受信したか否かが調べられ、受信していない場合にはステップS17に移行する。ステップS17においては、ステップS15で起動したタイマがタイムアウトしたか否かが調べられ、まだである場合には、ステップS16に戻る。しかしタイムアウトした場合にはステップS18に移行する。ここで所定時間内に応答信号が返って来ないということは、ステップS13において送出されたDCS信号が相手端末によって正しく受信されていない可能性が高いことになる。
【0022】
ステップS18においては、プリアンブル時間が変更され、ステップS13に戻って手順制御信号が再送される。変更の仕方は、例えば標準の時間である1秒に変更する、前回の値に400msを加算する、再送回数を基にプリアンブルテーブルからプリアンブル時間を求めて、その値に変更する等の方式を採用することが可能である。
【0023】
ステップS16において何らかの応答信号を受信した場合には、ステップS19に移行し、受信準備が完了したことを示すCFR信号であれば、フェーズBを終了し、フェーズCのファクシミリメッセージの伝送に移行する。また、CFR信号以外の信号、例えばトレーニング失敗信号FTTを受信した場合には、図のようにステップS13に戻ってトレーニングをやり直す。
【0024】
図5は、ファクシミリ伝送手順フェーズD(メッセージ伝送後の手順)に本発明を適用した場合の送信側のフローチャートである。まずステップS20においては画情報の送信が行われる。(それ以前の手順は図示していない。)ステップS21においては、プリアンブル時間を例えば300msに設定する。ステップS22においては、ステップS21において設定されたプリアンブル時間だけプリアンブル信号を送信し、続けて最終ページであることを示すEOP信号フレームを送出する。
【0025】
ステップS23においては、タイマ(例えば3秒)を起動する。ステップS24においては、応答信号を受信したか否かが調べられ、受信していない場合にはステップS25に移行する。ステップS25においては、ステップS23で起動したタイマがタイムアウトしたか否かが調べられ、まだである場合には、ステップS24に戻る。しかしタイムアウトした場合にはステップS26に移行する。ここで所定時間内に応答信号が返って来ないということは、ステップS22において送出されたEOP信号が相手端末によって正しく受信されていない可能性が高いことになる。
【0026】
ステップS26においては、プリアンブル時間が変更され、ステップS22に戻って手順制御信号が再送される。変更の仕方は、例えば標準の時間である1秒に変更する、前回の値に400msを加算する、再送回数を基にプリアンブルテーブルからプリアンブル時間を求めて、その値に変更する等の方式を採用することが可能である。
【0027】
ステップS24において何らかの応答信号を受信した場合には、ステップS27に移行し、受信が完了したことを示すMCF信号であれば、フェーズDを終了し、フェーズEの切断処理に移行する。また、MCF信号以外の信号の場合には、それぞれその信号に対応するエラー処理が行われるが、この部分については従来周知の手順と同じであるので、詳細な説明は省略する。
【0028】
図6は、ファクシミリ伝送手順フェーズD(メッセージ伝送後の手順)に本発明を適用した場合の受信側のフローチャートである。まずステップS30においては画情報の受信の後、最終ページであることを示すEOP信号を受信する。(それ以前の手順は図示していない。)
【0029】
ステップS31においては、プリアンブル時間を例えば300msに設定する。ステップS32においては、ステップS31において設定されたプリアンブル時間だけプリアンブル信号を送信し、続けて受信が完了したことを示すMCF信号フレームを送出する。
【0030】
ステップS33においては、タイマ(例えば6秒)を起動する。ステップS34においては、命令信号を受信したか否かが調べられ、受信していない場合にはステップS35に移行する。ステップS35においては、ステップS33で起動したタイマがタイムアウトしたか否かが調べられ、まだである場合には、ステップS34に戻る。しかしタイムアウトした場合にはエラー処理(通信の終了)に移行する。これは、もし送信側でEOPに対するMCFを受信していない場合には、所定の期間内にEOPを再送してくるはずであり、またMCFを受信した場合にも、所定の期間内に切断を示すDCN等の信号を送信してくるはずであるからである。
【0031】
ステップS34において何らかの信号が受信された場合には、ステップS36に移行する。ステップS36においては、EOP信号が受信されたか否かが調べられ、受信された場合には、ステップS37に移行する。ここでEOPは、ステップS30ですでに1回受信されており、EOPが再送されてきたことになる。このことは、ステップS32で送出されたMCFが相手端末で正しく受信されていない可能性が高いことを示している。
【0032】
従って、ステップS37においては、プリアンブル時間が変更され、ステップS32に戻って手順制御信号が再送される。変更の仕方は、例えば標準の時間である1秒に変更する、前回の値に400msを加算する、再送回数を基にプリアンブルテーブルからプリアンブル時間を求めて、その値に変更する等の方式を採用することが可能である。
【0033】
ステップS36において受信信号がEOP以外の信号であった場合には、ステップS38に移行し、切断を示すDCN信号であれば、ステップS39のの切断処理に移行しその他の信号の場合には、それぞれその信号に対応するエラー処理が行われるが、この部分については従来周知の手順と同じであるので、詳細な説明は省略する。
【0034】
つぎに、他の実施例の動作の詳細を説明する。
【0035】
図7は、ファクシミリ伝送手順フェーズC、D(メッセージ伝送後の手順)に本発明を適用した場合の送信側のフローチャートである。この実施例は複数のページを伝送する場合に、プリアンブルテーブルを用いてプリアンブル時間を変更する例を示している。
【0036】
まずステップS40においては、RAM2の所定の領域に記憶されている確定フラグおよび再送カウンタの値を0にリセットする。ステップS41においては、画情報が送出される。ステップS42においては、ステップS41において送出された画情報が最終ページであるか否かが調べられ、最終ページである場合には、例えば図5のステップS21に移行する。しかし最終ページでない場合には、ステップS43に移行し、確定フラグが1であるか否かが調べられる。ここで確定フラグが0であれば、ステップS45に移行するが、1の場合にはステップS44に移行する。
【0037】
ステップS45においては、まず再送カウンタの値を読み出し、該値をアドレスとしてプリアンブルテーブルを引き、プリアンブル時間を求める。例えば始めは再送カウンタの値は0であるので、プリアンブル時間としては300msが設定される。一方ステップS44においては、プリアンブルメモリに記憶されている値が読み出され、プリアンブル時間として設定される。
【0038】
ステップS46においては、ステップS44あるいはステップS45において設定されたプリアンブル時間だけプリアンブル信号を送信し、続けて途中ページの終了であることを示すMPS信号フレームを送出する。
【0039】
ステップS47においては、タイマ(例えば3秒)を起動する。ステップS48においては、応答信号を受信したか否かが調べられ、受信していない場合にはステップS49に移行する。ステップS49においては、ステップS47で起動したタイマがタイムアウトしたか否かが調べられ、まだである場合には、ステップS48に戻る。しかしタイムアウトした場合にはステップS49に移行する。ここで所定時間内に応答信号が返って来ないということは、ステップS46において送出されたMPS信号が相手端末によって正しく受信されていない可能性が高いことになる。
ステップS50においては、再送カウンタの値に1が加算され、ステップS45に戻ってプリアンブルテーブルからプリアンブル時間を引き直すことによってプリアンブル時間が変更され、手順制御信号が再送される。
【0040】
ステップS48において何らかの応答信号を受信した場合には、ステップS51に移行し、ステップS51においては、この時に設定されていたプリアンブル時間をプリアンブルメモリに書き込む。またステップS52においては、確定フラグを1にセットする。この後詳細な手順は省略するが、再びフェーズCのステップS41に戻って次ページのメッセージを送出する。
【0041】
このような処理により、手順制御信号の伝送に成功した時のプリアンブル時間を登録しておき、次ページの伝送時にその値を用いてプリアンブル時間を決定するので、2ページ目以降の伝送時には始めから必要な中で最短のプリアンブル時間を用いることができる。なお上記実施例においてはプリアンブル時間変更手段としてテーブルを用いる例を示したが、2回目以降は予め定められた所定値に変更する、あるいは前回の値に所定値を加算する等の方式も採用可能である。
【0042】
以上、4つの実施例を説明したが、以下に示すような変形例も考えられる。まず図4および図5の実施例はそれぞれ独立した処理として説明したが、本発明はファクシミリの全ての手順制御信号の送出処理に適用可能であり、その場合にプリアンブル時間の設定処理、例えば図4のステップS12、図5のステップS21等は、通信における最初の手順制御信号送出時にのみ行い、2回目以降は省略して、プリアンブル時間の変更処理のみを設けることも可能である。このようにすれば、1ページのメッセージの伝送の中でも前回に成功した時のプリアンブル時間を用いることが可能となり、かつ失敗した場合には更にプリアンブル時間の変更が行われるようになる。
【0043】
プリアンブルテーブルについては、ROMに記憶しておいてもよいが、バックアップ機能付きのRAMに記憶しておき、利用者が任意に設定できるようにしてもよい。
【0044】
設定時間については、例えば最初のプリアンブル時間を、規格値の下限である850msにして、再送時には標準の1秒、あるいは規格値の上限である1.15秒にしてもよい。
【0045】
プリアンブル時間の登録については、例えば短縮ダイヤル等に登録されている相手端末については、図7の実施例において登録されたプリアンブル時間を端末対応に記憶する。この記憶されたプリアンブル時間は、当該相手端末に対する次回の通信の時にプリアンブル時間の初期値として用いられる。この場合には、再送時のプリアンブル時間の増加量を少なめにすれば、必要な内でより最短に近いプリアンブル時間が求められ、より効果がある。
【0046】
なお本発明の実施例として、ファクシミリについて説明したが、本発明は通信相手端末を予め登録し、プリアンブルを付加して信号を伝送するような通信装置に適用可能である。
【0047】
【発明の効果】
本発明のプリアンブル時間制御方式によれば、ファクシミリのごとき通信装置におけるプリアンブル伝送時間の短縮と通信の信頼性の向上を両立させることができるという効果がある。
【0048】
また相手が標準規格のような長いプリアンブル時間が必要な機種であっても、通信の中断という事態を避けることができるから、どのような機種との通信にも本発明が適用可能であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるファクシミリ装置のブロック図である。
【図2】手順制御信号のフォーマットを示す説明図である。
【図3】各機能要素の関係を示す機能ブロック図である。
【図4】フェーズBの送信側のフローチャートである。
【図5】フェーズC、Dの送信側のフローチャートである。
【図6】フェーズDの受信側のフローチャートである。
【図7】フェーズC、Dの送信側のフローチャートの他の例である。
【符号の説明】
1…CPU、2…RAM、3…操作表示装置、4…読取装置、5…印字装置、6…画像処理装置、7…画像蓄積装置、8…ROM、9…通信制御装置、10…モデム、11…網制御装置、12…システムバス
【産業上の利用分野】
本発明はファクシミリのごとき通信装置に関し、特に通信相手端末ごとに最短にプリアンブル時間を求めることができ、伝送時間の短縮と通信自体の信頼性向上を図ることができる通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、G3ファクシミリの伝送制御手順はCCITT勧告によって標準化されており、この手順を制御する手順制御信号は伝送速度が300bpsのモデム、あるいはオプションで2400bpsのモデムを用いて伝送され、そのフォーマットも定められている。
【0003】
図2は、手順制御信号のフォーマットを示す説明図である。信号はプリアンブル部分と、バイナリ制御信号部分に分けられる。プリアンブル部分は後に続くデータが正確に受信できるように、例えばエコーサプレッサが適切な状態に調整されることを保証する。このプリアンブルは300bpsのモデムを用いる場合には1秒±15%のHDLCフラグFの連送であり、2400bpsの場合には勧告T.4で規定されるトレーニングシーケンスである。
【0004】
バイナリ制御信号部分はHDLCフレームのフォーマットに従っており、フラグF、アドレスA(通常は全部1)、コントロールC(”1100X000”のパターン、ただしXは最終フレームのみ1)、ファクシミリコントロールフィールドFCF(HDLCのIフィールドの最初の8ビットであり、手順制御信号の種類を表す。)、ファクシミリインフォメーションフィールドFIF(機能等の付加情報など。)、フレームチェックシーケンスFCSからなっている。
【0005】
前述したように、プリアンブルの時間は規格で定められており、このプリアンブルだけでかなりの伝送時間を費やしていた。しかし実際には、端末によってはもっと短いプリアンブルでも同期が可能なものもある。特開平1−200780号公報においてはこの点に着目し、非標準の機能として短いプリアンブルを用いるモードを備え、ネゴシエーションの結果、相手も同じモードを持っていれば、短いプリアンブルで手順制御信号を伝送することが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような、非標準機能として短いプリアンブルを用いる方式では、相手が同じ機能を持っていなければ実施出来ず、またノイズが多い回線等で通信を行った場合に、プリアンブルが短いために、手順制御信号の再送を繰り返しても同期が取れず、通信が中断してしまうという問題点があった。
【0007】
本発明の目的は、前記のような従来技術の問題点を解決し、ファクシミリのごとき通信装置において、通信相手端末ごとにプリアンブル時間を最短に求めることができ、伝送時間の短縮と通信の信頼性向上とを図ることができる通信装置を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、手順制御信号にプリアンブルを付加して送出する通信装置において、通信相手端末と前記通信相手端末に対するプリアンブル時間とを対応させて記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
通信相手端末と該通信相手端末に対するプリアンブル時間とを対応させて記憶することにより、通信相手端末ごとに最短にプリアンブル時間を求めることができ、伝送時間の短縮が可能になると共に、通信の信頼性を向上させることができる。
【0010】
【実施例】
以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明が適用されるファクシミリ装置の1例のブロック図である。CPU1はファクシミリ装置全体の制御、およびファクシミリ伝送制御手順の処理を行う。RAM2は制御プログラムが使用するワークエリヤである。操作表示装置3は受信スイッチを含む各種動作指示あるいは電話番号入力用のスイッチ、およびLCD、LED等による表示装置から成る。
【0012】
読取装置4はセットされた原稿をイメージセンサ等により読み取り、画像情報を生成する装置である。印字装置5は受信した画像情報を紙に印刷する装置である。画像処理装置6は読取装置4で生成された画像情報を圧縮し、あるいは受信情報を印刷可能な情報に伸張するための、符号化および復号化を行う装置である。
【0013】
画像蓄積装置7は画像情報を蓄積するためのものである。ROM8にはファクシミリ全体を制御するプログラムが記憶されている。通信制御装置9は内部処理用のCPUおよび通信制御用のプログラムを格納したROMを内蔵しており、例えばリンクレベルの伝送制御手順を実行して、コマンドあるいは画像データを伝送するような装置である。
【0014】
モデム10は、コマンド用の低速モード(例えばV21)および画像データ用の高速モード(V27ter、V29、V33、V17等)の機能を備えており、通信制御装置9からのコマンドおよび画像データをそれぞれの規格によって定められた変調方式によって変調し、あるいは受信信号を復調する。網制御装置11は、通信制御装置9からの制御により、例えば電話回線等の公衆網への発呼、ダイヤリング、切断等の自動発着信動作を実行する。システムバス12はファクシミリ装置内の各装置を接続している。
【0015】
つぎに、動作の概略を説明する。
図3は実施例における各機能要素の関係を示す機能ブロック図である。プリアンブル時間設定手段20は、手順制御信号送出要求があると、予め定められたプリアンブル時間、あるいはプリアンブル時間登録手段24によって登録されたプリアンブル時間を出力する。
【0016】
プリアンブルおよび手順制御信号送出手段21は、プリアンブル時間設定手段20またはプリアンブル時間変更手段から出力されたプリアンブル時間に基づいて、プリアンブルを送出し、続いて手順制御信号を送出する。応答受信確認手段22は、相手端末からの応答信号が受信されたか否か、あるいは前回の手順制御信号が再送されてきたか否かを監視する。
【0017】
プリアンブル時間変更手段23は、応答受信確認手段22からのタイムアウト、あるいは再送された手順制御信号の検出出力によって起動し、所定のプリアンブル時間(例えば規格による標準の時間)を出力する、あるいは前回のプリアンブル時間に所定の値を加算して出力する、あるいは再送回数を基にプリアンブルテーブルからプリアンブル時間を求めて出力する。
【0018】
プリアンブル時間登録手段24は、応答受信確認手段22からの応答受信出力に従って、その時のプリアンブル時間を例えばプリアンブルメモリに登録する。これらの各手段は通信制御装置9内のプログラムによって実現されている。
【0019】
つぎに実施例の動作の詳細を説明する。
図4は、ファクシミリ伝送手順フェーズB(伝送の準備手順)に本発明を適用した場合の送信側のフローチャートである。まずステップS10において、ファクシミリが発呼する。ステップS11においては相手端末からDIS信号が受信されるまで待つ。ここでDIS信号が来なければ35秒でタイムアウトとなり、回線を切断する。DIS信号を受信すると、DIS信号の解析を行い、これを基にDCSコマンドを作成する。
【0020】
ステップS12においては、プリアンブル時間を例えば300msに設定する。ステップS13においては、ステップS12において設定されたプリアンブル時間だけプリアンブル信号を送信し、続けてDCS信号フレームを送出する。ステップS14においては、モデムを高速モードに切り替えて、DCS信号から75msの間隔を空けてトレーニングシーケンス、およびTCF信号を送出する。
【0021】
ステップS15においては、タイマ(例えば3秒)を起動する。ステップS16においては、応答信号を受信したか否かが調べられ、受信していない場合にはステップS17に移行する。ステップS17においては、ステップS15で起動したタイマがタイムアウトしたか否かが調べられ、まだである場合には、ステップS16に戻る。しかしタイムアウトした場合にはステップS18に移行する。ここで所定時間内に応答信号が返って来ないということは、ステップS13において送出されたDCS信号が相手端末によって正しく受信されていない可能性が高いことになる。
【0022】
ステップS18においては、プリアンブル時間が変更され、ステップS13に戻って手順制御信号が再送される。変更の仕方は、例えば標準の時間である1秒に変更する、前回の値に400msを加算する、再送回数を基にプリアンブルテーブルからプリアンブル時間を求めて、その値に変更する等の方式を採用することが可能である。
【0023】
ステップS16において何らかの応答信号を受信した場合には、ステップS19に移行し、受信準備が完了したことを示すCFR信号であれば、フェーズBを終了し、フェーズCのファクシミリメッセージの伝送に移行する。また、CFR信号以外の信号、例えばトレーニング失敗信号FTTを受信した場合には、図のようにステップS13に戻ってトレーニングをやり直す。
【0024】
図5は、ファクシミリ伝送手順フェーズD(メッセージ伝送後の手順)に本発明を適用した場合の送信側のフローチャートである。まずステップS20においては画情報の送信が行われる。(それ以前の手順は図示していない。)ステップS21においては、プリアンブル時間を例えば300msに設定する。ステップS22においては、ステップS21において設定されたプリアンブル時間だけプリアンブル信号を送信し、続けて最終ページであることを示すEOP信号フレームを送出する。
【0025】
ステップS23においては、タイマ(例えば3秒)を起動する。ステップS24においては、応答信号を受信したか否かが調べられ、受信していない場合にはステップS25に移行する。ステップS25においては、ステップS23で起動したタイマがタイムアウトしたか否かが調べられ、まだである場合には、ステップS24に戻る。しかしタイムアウトした場合にはステップS26に移行する。ここで所定時間内に応答信号が返って来ないということは、ステップS22において送出されたEOP信号が相手端末によって正しく受信されていない可能性が高いことになる。
【0026】
ステップS26においては、プリアンブル時間が変更され、ステップS22に戻って手順制御信号が再送される。変更の仕方は、例えば標準の時間である1秒に変更する、前回の値に400msを加算する、再送回数を基にプリアンブルテーブルからプリアンブル時間を求めて、その値に変更する等の方式を採用することが可能である。
【0027】
ステップS24において何らかの応答信号を受信した場合には、ステップS27に移行し、受信が完了したことを示すMCF信号であれば、フェーズDを終了し、フェーズEの切断処理に移行する。また、MCF信号以外の信号の場合には、それぞれその信号に対応するエラー処理が行われるが、この部分については従来周知の手順と同じであるので、詳細な説明は省略する。
【0028】
図6は、ファクシミリ伝送手順フェーズD(メッセージ伝送後の手順)に本発明を適用した場合の受信側のフローチャートである。まずステップS30においては画情報の受信の後、最終ページであることを示すEOP信号を受信する。(それ以前の手順は図示していない。)
【0029】
ステップS31においては、プリアンブル時間を例えば300msに設定する。ステップS32においては、ステップS31において設定されたプリアンブル時間だけプリアンブル信号を送信し、続けて受信が完了したことを示すMCF信号フレームを送出する。
【0030】
ステップS33においては、タイマ(例えば6秒)を起動する。ステップS34においては、命令信号を受信したか否かが調べられ、受信していない場合にはステップS35に移行する。ステップS35においては、ステップS33で起動したタイマがタイムアウトしたか否かが調べられ、まだである場合には、ステップS34に戻る。しかしタイムアウトした場合にはエラー処理(通信の終了)に移行する。これは、もし送信側でEOPに対するMCFを受信していない場合には、所定の期間内にEOPを再送してくるはずであり、またMCFを受信した場合にも、所定の期間内に切断を示すDCN等の信号を送信してくるはずであるからである。
【0031】
ステップS34において何らかの信号が受信された場合には、ステップS36に移行する。ステップS36においては、EOP信号が受信されたか否かが調べられ、受信された場合には、ステップS37に移行する。ここでEOPは、ステップS30ですでに1回受信されており、EOPが再送されてきたことになる。このことは、ステップS32で送出されたMCFが相手端末で正しく受信されていない可能性が高いことを示している。
【0032】
従って、ステップS37においては、プリアンブル時間が変更され、ステップS32に戻って手順制御信号が再送される。変更の仕方は、例えば標準の時間である1秒に変更する、前回の値に400msを加算する、再送回数を基にプリアンブルテーブルからプリアンブル時間を求めて、その値に変更する等の方式を採用することが可能である。
【0033】
ステップS36において受信信号がEOP以外の信号であった場合には、ステップS38に移行し、切断を示すDCN信号であれば、ステップS39のの切断処理に移行しその他の信号の場合には、それぞれその信号に対応するエラー処理が行われるが、この部分については従来周知の手順と同じであるので、詳細な説明は省略する。
【0034】
つぎに、他の実施例の動作の詳細を説明する。
【0035】
図7は、ファクシミリ伝送手順フェーズC、D(メッセージ伝送後の手順)に本発明を適用した場合の送信側のフローチャートである。この実施例は複数のページを伝送する場合に、プリアンブルテーブルを用いてプリアンブル時間を変更する例を示している。
【0036】
まずステップS40においては、RAM2の所定の領域に記憶されている確定フラグおよび再送カウンタの値を0にリセットする。ステップS41においては、画情報が送出される。ステップS42においては、ステップS41において送出された画情報が最終ページであるか否かが調べられ、最終ページである場合には、例えば図5のステップS21に移行する。しかし最終ページでない場合には、ステップS43に移行し、確定フラグが1であるか否かが調べられる。ここで確定フラグが0であれば、ステップS45に移行するが、1の場合にはステップS44に移行する。
【0037】
ステップS45においては、まず再送カウンタの値を読み出し、該値をアドレスとしてプリアンブルテーブルを引き、プリアンブル時間を求める。例えば始めは再送カウンタの値は0であるので、プリアンブル時間としては300msが設定される。一方ステップS44においては、プリアンブルメモリに記憶されている値が読み出され、プリアンブル時間として設定される。
【0038】
ステップS46においては、ステップS44あるいはステップS45において設定されたプリアンブル時間だけプリアンブル信号を送信し、続けて途中ページの終了であることを示すMPS信号フレームを送出する。
【0039】
ステップS47においては、タイマ(例えば3秒)を起動する。ステップS48においては、応答信号を受信したか否かが調べられ、受信していない場合にはステップS49に移行する。ステップS49においては、ステップS47で起動したタイマがタイムアウトしたか否かが調べられ、まだである場合には、ステップS48に戻る。しかしタイムアウトした場合にはステップS49に移行する。ここで所定時間内に応答信号が返って来ないということは、ステップS46において送出されたMPS信号が相手端末によって正しく受信されていない可能性が高いことになる。
ステップS50においては、再送カウンタの値に1が加算され、ステップS45に戻ってプリアンブルテーブルからプリアンブル時間を引き直すことによってプリアンブル時間が変更され、手順制御信号が再送される。
【0040】
ステップS48において何らかの応答信号を受信した場合には、ステップS51に移行し、ステップS51においては、この時に設定されていたプリアンブル時間をプリアンブルメモリに書き込む。またステップS52においては、確定フラグを1にセットする。この後詳細な手順は省略するが、再びフェーズCのステップS41に戻って次ページのメッセージを送出する。
【0041】
このような処理により、手順制御信号の伝送に成功した時のプリアンブル時間を登録しておき、次ページの伝送時にその値を用いてプリアンブル時間を決定するので、2ページ目以降の伝送時には始めから必要な中で最短のプリアンブル時間を用いることができる。なお上記実施例においてはプリアンブル時間変更手段としてテーブルを用いる例を示したが、2回目以降は予め定められた所定値に変更する、あるいは前回の値に所定値を加算する等の方式も採用可能である。
【0042】
以上、4つの実施例を説明したが、以下に示すような変形例も考えられる。まず図4および図5の実施例はそれぞれ独立した処理として説明したが、本発明はファクシミリの全ての手順制御信号の送出処理に適用可能であり、その場合にプリアンブル時間の設定処理、例えば図4のステップS12、図5のステップS21等は、通信における最初の手順制御信号送出時にのみ行い、2回目以降は省略して、プリアンブル時間の変更処理のみを設けることも可能である。このようにすれば、1ページのメッセージの伝送の中でも前回に成功した時のプリアンブル時間を用いることが可能となり、かつ失敗した場合には更にプリアンブル時間の変更が行われるようになる。
【0043】
プリアンブルテーブルについては、ROMに記憶しておいてもよいが、バックアップ機能付きのRAMに記憶しておき、利用者が任意に設定できるようにしてもよい。
【0044】
設定時間については、例えば最初のプリアンブル時間を、規格値の下限である850msにして、再送時には標準の1秒、あるいは規格値の上限である1.15秒にしてもよい。
【0045】
プリアンブル時間の登録については、例えば短縮ダイヤル等に登録されている相手端末については、図7の実施例において登録されたプリアンブル時間を端末対応に記憶する。この記憶されたプリアンブル時間は、当該相手端末に対する次回の通信の時にプリアンブル時間の初期値として用いられる。この場合には、再送時のプリアンブル時間の増加量を少なめにすれば、必要な内でより最短に近いプリアンブル時間が求められ、より効果がある。
【0046】
なお本発明の実施例として、ファクシミリについて説明したが、本発明は通信相手端末を予め登録し、プリアンブルを付加して信号を伝送するような通信装置に適用可能である。
【0047】
【発明の効果】
本発明のプリアンブル時間制御方式によれば、ファクシミリのごとき通信装置におけるプリアンブル伝送時間の短縮と通信の信頼性の向上を両立させることができるという効果がある。
【0048】
また相手が標準規格のような長いプリアンブル時間が必要な機種であっても、通信の中断という事態を避けることができるから、どのような機種との通信にも本発明が適用可能であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるファクシミリ装置のブロック図である。
【図2】手順制御信号のフォーマットを示す説明図である。
【図3】各機能要素の関係を示す機能ブロック図である。
【図4】フェーズBの送信側のフローチャートである。
【図5】フェーズC、Dの送信側のフローチャートである。
【図6】フェーズDの受信側のフローチャートである。
【図7】フェーズC、Dの送信側のフローチャートの他の例である。
【符号の説明】
1…CPU、2…RAM、3…操作表示装置、4…読取装置、5…印字装置、6…画像処理装置、7…画像蓄積装置、8…ROM、9…通信制御装置、10…モデム、11…網制御装置、12…システムバス
Claims (2)
- 手順制御信号にプリアンブルを付加して送出する通信装置において、通信相手端末と前記通信相手端末に対するプリアンブル時間とを対応させて記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする通信装置。
- 手順制御信号にプリアンブルを付加して送出する通信装置において、通信相手端末と前記通信相手端末に対するプリアンブル時間とを対応させて記憶する記憶手段を備え、
通信相手端末に手順信号を送出する際、前記記憶手段に記憶された前記通信相手端末に対応したプリアンブル時間のプリアンブルを送出することを特徴とする通信装置。
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- 2003-05-15 JP JP2003136943A patent/JP2004007678A/ja active Pending
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