JP3428941B2 - ファクシミリ通信方法 - Google Patents

ファクシミリ通信方法

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JP3428941B2 JP2000122570A JP2000122570A JP3428941B2 JP 3428941 B2 JP3428941 B2 JP 3428941B2 JP 2000122570 A JP2000122570 A JP 2000122570A JP 2000122570 A JP2000122570 A JP 2000122570A JP 3428941 B2 JP3428941 B2 JP 3428941B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ通信
方法に関する。 【0002】 【従来の技術】まず、誤り再送とフロー制御の従来例を
それぞれ説明する。誤り再送の従来例として特開昭57
−145451号が上げられる。これには、受信側で所
定量の受信バッファメモリを設け、正常受信したデータ
を受信バッファに記憶し、正常受信したデータが先頭か
らの順番にそろえば、順番がそろったところのまでのデ
ータを出力し、一方、エラー受信したデータはバッファ
メモリに記憶せずに送信側に対して再送要求することが
記載されている。そして、さらに、一番古いエラーデー
タが再送されて正常受信されれば、新たに順番がそろっ
たところまでのデータをバッファメモリから出力する。
そして、一番古いデータ以外のエラーデータが、一番古
いエラーデータより先に正常に受信されれば、一番古い
エラーデータを最優先で再送する。また、フロー制御の
従来例として特開昭58−77371号が上げられる。
これには、受信側で所定サイズのバッファメモリを備
え、受信側ではそのバッファメモリに記憶されたデータ
を処理することが記載されている。そして、あるデータ
の処理が終了したとき、そのバッファメモリのエリアを
開放し、その後送信されてくるデータを開放したエリア
へ記憶する。ところが、データの処理に時間がかかり、
バッファメモリの空きエリアが所定量以下になれば、送
信側へSTP信号を送信して、データの送信を中断させ
る。その後、データの処理が進み、バッファメモリに空
きエリアができれば、STA信号を送信してデータの送
信を再開させる制御が行われている。次に、誤り再送機
能とフロー制御機能の両方を持つ従来例について説明す
る。この従来例として、フアクシミリの誤り訂正通信モ
ード(CCITT勧告のECM通信)が上げられる。E
CM通信においては、ブロツク単位で通信が行なわれ、
受信側は受信用にバツフアを2面(フレームサイズ最大
256バイトで256バイトx256フレームx2面=
128K バイト)用いることで、1面で画像を受信しな
がらそのバツフアで正常に受信したデータ、あるいはも
う1面のバツフアで前回正しく受信したデータを印字す
る制御が一般に行なわれている。このためECM通信に
おいては印字出力に時間がかかる等で相手を待たせたい
場合、送信側に次のブロツクの送信を待たせるための信
号(RNR信号)を受信側から送出し、次ブロツクの送
信を待たせるフロー制御が可能である。そして、勧告に
よれば、ECMではフロー制御の応答として、MCFし
か送信できない。つまり、誤り再送とフロー制御の順番
として、誤り再送を先に行い正しく受信したデータの印
字に時間がかかるのであればフロー制御をし、印字が終
わればMCFを送信するという順番であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、CCITT T30の勧告によりT5=60±
5秒となっており、デコード、あるいは印字出力に時間
のかかる装置においては、T5時間内に印字できない場
合が発生する。この場合、デコード、あるいは印字が終
了していないのでMCFは送信できないが、勧告上の制
限から他の信号も送信できず、結局、信号は何も送信で
きない。そうするとT5以内をタイムオーバーしても応
答がないので、送信側はDCNを送信して通信を終了
し、受信側はデータを正常に受信できないという欠点が
あった。そして、以下に記載するように、従来この課題
を認識しているものはなかった。特開昭57−1454
51号は、一番古いエラーデータを何度再送してもエラ
ーが解消せず、一番古いデータが正常受信されないため
にバッファメモリからデータを出力できない状況に対処
すべく、一番古いエラーデータより先に他のエラーデー
タが正常受信された場合、一番古いエラーデータの再送
を最優先することしか記載されておらず、バッファメモ
リに記憶された受信データの出力に時間がかかる場合に
フロー制御で時間を稼ぐことすら認識していない。まし
て、特開昭57−145451号では、ECMのように
フロー制御時間に上限が設定されているが、データの処
理時間がその上限を超える場合に通信が切断されてしま
うという課題については全く認識されていない。特開昭
58−77371号の方法では、フロー制御時間(ST
P信号を送信してからSTA信号を送信するまで)に対
して上限がないため、ECMのようにフロー制御時間に
上限が設定されているが、データの処理時間がその上限
を超える場合に通信が切断されてしまうという課題につ
いては全く認識されていない。したがって、特開昭57
−145451号や特開昭58−77371号のような
従来の誤り再送とフロー制御を組み合わせても、勧告の
ECMのように誤り再送を先に行い、正しく受信したデ
ータの印字が間に合わないのでフロー制御するという順
番の制御しか導かれない。要するに、誤り再送制御とフ
ロー制御とフロー制御の順番を逆にして、フロー制御の
応答としてPPRを送信できるようにすることは、従来
技術を組み合わせても全く示唆されない。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、ファクシミリ
通信のECM通信を行っている際、送信機からの次ブロ
ックの送信がある場合において、ECMバッファが使用
できない場合に、フロー制御を実行した後、T5時間が
経過するより早くPPRを送信するものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を詳細に説明する。 【0006】尚、以下の実施例では、CCITT勧告の
ECM通信機能を有するフアクシミリ装置を例に説明す
るが、本発明はテレテツクス、コンピユータ通信等のデ
ータ通信装置において誤り訂正通信モードを有するもの
には全て適用できる。 【0007】図1は、本実施例のフアクシミリ装置の構
成を示したブロツク図である。同図に於て1は、各種の
情報を表示するための表示部、2は複数のキー入力スイ
ツチを有する操作部である。3は制御プログラムを格納
したROM、4は原稿画像を読み取る為の読取部、5は
プロセツサ素子等から成る制御部であり、ROM3に格
納されたプログラムに従って全体の制御を行なう。6は
受信した画像を記録するための記録部、7は各種データ
を一時的に格納するRAM、8はNCU、モデム等より
構成される通信部である。又9はECMによる画像受信
時に受信画像を格納するECMバツフアである。ECM
受信時に通信回線10、通信部8を介してデータの授受
を行ない、受信した画像データを順次ECMバツフア9
に格納していく。この格納された正常画像データを順次
デコード処理し、1ラインの印字可能データにして記録
部6により印字出力する。 【0008】図2は、本実施例の制御部5の制御動作を
示したフローチヤートである。以下図2の、動作フロー
チヤートを参照して詳記する。まず、着信を検出すると
前手順を行なって、送信機側からECM通信が指定され
るとECM受信処理に入り、ステツプS1でデータの受
信を始める。画像データは1フレーム256バイトある
いは64バイト単位でHDLCフレーム化され順次送信
機より送られてくる。 【0009】画信号の終りは同じくHDLCフレーム化
されたRCP信号(画信号の終了を示す信号)により判
別し、これをステツプS2においてチエツクする。画像
の印字出力は、フレーム単位で正しく受信できたものか
らデコード1ラインの印字可能データがそろった時点、
あるいは1ブロツクが終了した後一括して行なうように
しても良い。ステツプS10で印字出力が可能であった
場合、1ラインの印字を行ない、まだ印字できない時は
引き続いてデータ受信に戻りこのループを繰り返す。 【0010】ステツプS2でRCPを検出すると、引き
続き送信機から送られてくるQ信号(次ページが有るこ
とを示すMPS信号、又は前手順に戻ることを示すEO
M信号、画信号の送信終了を示すEOP信号)をチエツ
クし次ブロツクの送信があるか判断する。ここで次ブロ
ツクの送信が無い時は後手順で回線を開放し、残りの画
像データをデコードし、印字出力する。次ブロツクの送
信がある場合にはステツプS4において他方ECMバツ
フア9がデコード、印字中等で使用できないかどうかの
判定を行なう。他方ECMバツフア9が空いている場合
には、ECMバツフア9内の受信バツフアを切り換えス
テツプS1のデータ受信へと処理を移す。他方ECMバ
ツフア9がデコード中等で使用できない場合には、その
ブロツクでのデータ残量より受信準備ができていないこ
とを示すRNR信号を送出してフロー制御に入るか、あ
るいはエラーフレームの再送要求信号であるPPR信号
を送出してデコード、印字出力の為の時間稼ぎを行なう
かのチエツクを行なう。このステツプS5における判断
基準は、図3の(1)、図4を参照して述べる。図3の
(1)に示した様な場合、すなわち1ブロツク目のデー
タをデコードして印字出力している途中、他方ECM
バツフアで受信していた2ブロツク目のデータが終了
し、続いてブロツク目の送信手順信号が来た場合受信
可能なECMバツフア9がなく送信機を待たせる必要が
ある。1ブロツク目のデータにある残りのデータをデ
コードして印字出力する時間が、CCITT T30勧
告にあるT5(60±5秒)より短くて済む場合には、
RNR信号と送信機送信の再開を要求する為のRR信号
によるフロー制御(送信側がRR信号を送出した場合に
受信側はRNR信号を返送して送信を待たせる)で通信
を続けることができるが、残りのデータ量からT5時間
内でデコード、印字出力できない場合PPR信号による
の再送要求でデコード、印字出力に必要な時間を稼
ぐ。このデコード、印字出力にかかる時間は装置によっ
て異なるため、第4図にある様な各パラメータを装置定
数として組み込む、あるいは外部登録データとしてサー
ビスマン設定としておけば微調が可能となる。 【0011】尚、上述の実施例では受信続行不可となっ
た場合、自身の処理能力より、T5時間内でデコード、
印字出力が間に合わないと判断した場合、PPRを返
し、その後T5時間内で処理が終わると判断した時点で
フロー制御に移行している。しかしながらフロー制御を
まず行なった後、PPRを返すようにしてもよい。この
場合T5時間で送信機が回線断するため、その時間より
少し早めにPPRを返すようにする。この方法だと上述
したものよりPPRを返す回数が少なくなる可能性があ
り、フォールバックするという欠点を改善する効果もあ
る。なお、T30のECM勧告によれば、フロー制御の
応答として、MCFしか送信できないので、上述の構成
を実現する前提として、本願では、フロー制御の応答と
して、必要に応じてPPRを送信できるものとした。 【0012】尚、上述の実施例では受信続行不可となっ
た場合、自身の処理能力より、T5時間内でデコード、
印字出力が間に合わないと判断した場合、PPRを返
し、その後T5時間内で処理が終わると判断した時点で
フロー制御に移行している。しかしながらフロー制御を
まず行なった後、PPRを返すようにしてもよい。この
場合T5時間で送信機が回線断するため、その時間より
少し早めにPPRを返すようにする。この方法だと上述
したものよりPPRを返す回数が少なくなる可能性があ
り、フオールバツクするという欠点を改善する効果もあ
る。 【0013】 【発明の効果】本発明の請求項1によれば、ファクシミ
リ通信のECM通信を行っている際、送信機からの次ブ
ロックの送信がある場合において、ECMバッファが使
用できない場合に、フロー制御を実行した後、T5時間
が経過するより早くPPRを送信するので、データの処
理時間がフロー制御時間の上限を超える場合に通信が切
断されてしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本実施例のフアクシミリ装置のブロツク図であ
る。 【図2】本実施例の制御動作を表わしたフローチヤート
である。 【図3】ECM受信時におけるバツフア管理図である。 【図4】EDM受信時におけるバツフア管理図である。 【符号の説明】 1 表示部 2 操作部 3 ROM 4 読取部 5 制御部 6 記録部 7 RAM 8 通信部 9 ECMバツフア 10 通信回線

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ファクシミリ通信のECM通信を行って
    いる際、送信機からの次ブロックの送信がある場合にお
    いて、ECMバッファが使用できない場合に、フロー制
    御を実行した後、T5時間が経過するより早くPPRを
    送信することを特徴とするファクシミリ通信方法。
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