JP3496448B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP3496448B2
JP3496448B2 JP09261397A JP9261397A JP3496448B2 JP 3496448 B2 JP3496448 B2 JP 3496448B2 JP 09261397 A JP09261397 A JP 09261397A JP 9261397 A JP9261397 A JP 9261397A JP 3496448 B2 JP3496448 B2 JP 3496448B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号の送受信が可
能な通信端末装置に関する。
【0002】なお、ITU−Tとは、International Te
lecommunications Union−Telecommunications Standar
dization Sector 、即ち国際電気通信連合の電気通信標
準化部門を意味する。
【0003】
【従来の技術】従来のITU−T勧告T.30準拠のプ
ロトコル手順では、図3に示すように、応答局はポスト
メッセージコマンド信号としてEOM(End of Messag
e:メッセージ終了)信号、PPS−EOM(Partial P
age Signal −EOM)信号、EOR−EOM信号の何
れか(図3にはPPS−EOM信号の例を記載)を発呼
局から受信したら、ポストメッセージ応答信号としてM
CF(Message Confirmation:メッセージ確認)信号を
送信し、T2タイマで6秒間発呼局からのポストメッセ
ージコマンド信号の再送がないかを監視する。そして、
T2タイマがタイムアウトしたら、初期識別信号として
NSF信号(非標準機能識別信号)及びDIS信号(デ
ジタル識別信号)を発呼局へ送信していた。なお、以下
ではNSF信号及びDIS信号を、NSF/DIS信号
と総称する。
【0004】ところで、上記EOM信号やMCF信号等
のいわゆる300bpsコマンドは、その送信時にプリ
アンブルを1秒間送信していたため、各コマンドの送信
時間として少なくとも約1.2秒を必要としていた。
【0005】このため、従来は、発呼局にて応答局から
のMCF信号を正常受信できずに、EOM信号を3回送
信する前に、応答局におけるT2タイマがタイムアウト
してしまい、初期識別信号のNSF/DIS信号が発呼
局へ送信されてくることがあった。
【0006】このような異常時のプロトコル手順は勧告
T.30では考慮されていないため、回線が解放され通
信が異常終了してしまうことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解消するために成されたものであり、勧告T.30に
記述されていないプロトコル手順が発生しても通信の異
常終了を回避し通信を円滑に実行することができる通信
端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の通信端末装置は、信号を送信する信
号送信手段と、信号を受信する信号受信手段と、前記信
号送信手段によりポストメッセージコマンド信号を送信
した後、ポストメッセージ応答信号を受信していなくて
前記信号受信手段により初期識別信号を受信した場合
に、通信を続行するよう制御する第1の通信制御手段
と、を有することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の通信端末装置では、
請求項1記載の通信端末装置において、前記第1の通信
制御手段は、ポストメッセージコマンド信号の送信後
、ポストメッセージ応答信号を受信していなくても
期識別信号を受信した場合、ポストメッセージ応答信号
を既に受信済とみなして、通信を続行するよう制御する
ことを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の通信端末装置では、
請求項1記載の通信端末装置において、前記第1の通信
制御手段は、ポストメッセージコマンド信号の送信後
、ポストメッセージ応答信号を受信していなくても
期識別信号を受信した場合、ポストメッセージコマンド
信号を再送するよう制御することを特徴とする。
【0011】また、請求項4記載の通信端末装置は、信
号を送信する信号送信手段と、信号を受信する信号受信
手段と、前記信号送信手段によりポストメッセージ応答
信号を送信した後、初期識別信号を送信し、これに対し
て前記信号受信手段によりポストメッセージコマンド信
号を受信した場合に、ポストメッセージ応答信号を再送
するよう制御する第2の通信制御手段と、を有すること
を特徴とする。
【0012】また、請求項5記載の通信端末装置では、
請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の通信端末装
置において、前記ポストメッセージコマンド信号は、I
TU−T勧告V.34に準じた通信手順の実行中に送受
信される信号であることを特徴とする。
【0013】上記請求項1記載の通信端末装置では、信
号送信手段によりポストメッセージコマンド信号(例え
ばPPS−EOM信号)を送信した後、ポストメッセー
ジ応答信号を受信していなくても、信号受信手段により
初期識別信号(例えばNSF/DIS信号)を受信する
と、第1の通信制御手段は、通信を続行するよう制御す
る。
【0014】勧告T.30によれば、ポストメッセージ
コマンド信号(例えばPPS−EOM信号)を送信した
後、相手機(応答局)からポストメッセージ応答信号
(例えばMCF信号)を受信することになっている。と
ころが、相手機側でT2タイマがタイムアウトし初期識
別信号が送信されてきても、上記のように第1の通信制
御手段により通信を続行することで、通信の異常終了を
回避し通信を円滑に実行することができる。
【0015】ここでは、例えば、請求項2に記載したよ
うに、ポストメッセージコマンド信号の送信後に、ポス
トメッセージ応答信号を受信していなくても初期識別信
号を受信した場合、ポストメッセージ応答信号を既に受
信済とみなして、通信を続行するよう制御しても良い。
この場合、ポストメッセージ応答信号は既に受信済とみ
なし初期識別信号を受信したので、その後、勧告T.3
0に従いNSS信号の送信等の後続処理を実行すること
ができる。
【0016】また、例えば、請求項3に記載したよう
に、ポストメッセージコマンド信号の送信後に、ポスト
メッセージ応答信号を受信していなくても初期識別信号
を受信した場合、ポストメッセージコマンド信号を再送
するよう制御しても良い。この場合、再送されたポスト
メッセージコマンド信号を相手機が正常受信し、相手機
から改めてポストメッセージ応答信号が送信されてくる
可能性が高くなる。このようにポストメッセージ応答信
号を再送することで、勧告T.30に準じた手順に戻り
再実行することができる。
【0017】上記の請求項3記載の通信端末装置の相手
機として、請求項4記載の通信端末装置を適用すること
ができる。即ち、請求項4記載の通信端末装置では、信
号送信手段によりポストメッセージ応答信号を送信した
後、(例えばT2タイマがタイムアウトして)初期識別
信号を送信した場合、該初期識別信号に対してポストメ
ッセージコマンド信号を受信すると、第2の通信制御手
段は、ポストメッセージ応答信号を再送するよう制御す
る。
【0018】このように初期識別信号に対してポストメ
ッセージコマンド信号を受信することは勧告T.30に
記述されていないが、該ポストメッセージコマンド信号
に対してポストメッセージ応答信号を再送するよう制御
することで、勧告T.30に準じた手順に戻り再実行す
ることができる。
【0019】以上のような通信制御の対象となるポスト
メッセージコマンド信号としては、請求項5に記載した
ように、ITU−T勧告V.34に準じた通信手順の実
行中に送受信される信号を適用することができる。換言
すれば、上記のような通信制御は、勧告V.34に準じ
た通信手順に対して適用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]以下、図面を参照して、上記請求項
1、2に記載の発明に係る実施形態を詳細に説明する。
【0021】[ファクシミリ装置の全体構成]図1に
は、本発明に係る通信端末装置の一例として、ファクシ
ミリ装置10の全体構成図を示す。このファクシミリ装
置10は、ファクシミリ装置10全体の制御処理を行う
CPU12、制御プログラム実行時に使用するワークエ
リアとしてのRAM14、ファクシミリ装置10を操作
するための表示及び操作スイッチが設けられた操作表示
装置16、送信原稿を読取る読取装置18、受信画情報
等を印刷して出力する印字装置20、符号化・復号化・
拡大・縮小等の画像処理を行う画像処理装置22、送信
する画情報または受信した画情報を格納する画像蓄積装
置24、ファクシミリ装置10全体を制御するプログラ
ムを記憶したROMで構成されたシステム制御プログラ
ム記憶部28、デジタル網(例えば、ISDN網)に適
した通信(例えば、G4)を制御するためのプログラム
を記憶したROMから構成されたデジタル通信制御プロ
グラム記憶部30、アナログ網(例えば、G3)に適し
た通信を制御するためのプログラムを記憶したROMか
ら構成されたアナログ通信制御プログラム記憶部32、
ファクシミリ装置10をデジタル網へ接続するためのデ
ジタル網制御装置38、ファクシミリ装置10をアナロ
グ網へ接続するためのアナログ網制御装置40、及び切
換えによって複数の外部回線インターフェースと複数の
内部通信回路とを接続するための回線切換え制御装置3
6を備えており、これらはシステムバス26により相互
に接続されている。
【0022】また、デジタル通信制御プログラム記憶部
30は直接回線切換え制御装置36と相互に接続されて
おり、アナログ通信制御プログラム記憶部32は、低速
モードと高速モードとを備えたモデム(変復調装置)3
4を介して回線切換え制御装置36と相互に接続されて
いる。また、回線切換え制御装置36は、デジタル網制
御装置38及びアナログ網制御装置40の各々とも相互
に接続されている。更に、アナログ通信制御プログラム
記憶部32とアナログ網制御装置40とは相互に接続さ
れている。
【0023】本実施形態のファクシミリ装置10は、デ
ジタル網にもアナログ網にも接続可能であるが、このフ
ァクシミリ装置10をアナログ網にのみ接続する場合に
はデジタル通信制御プログラム記憶部30及びデジタル
網制御装置38を省略することができ、デジタル網にの
み接続する場合にはアナログ通信制御プログラム記憶部
32、モデム34及びアナログ網制御装置40を省略す
ることができる。
【0024】[ITU−T勧告T.30 ANNEXFの基本
的な通信手順の概要]次に、ITU−T勧告V.34に
準じた通信手順として、勧告V.34をファクシミリ装
置の通信手順に応用する規格である勧告T.30 ANNEX
Fを概説する。
【0025】図2には、T.30 ANNEXFの基本的な通
信手順が示されており、中心線の左側には発呼局から応
答局へ送出される信号が、中心線の右側には応答局から
発呼局へ送出される信号が、それぞれ時系列に沿って上
から順に示されている。
【0026】この図2には、通信開始時の手順、画情報
の伝送時の手順、及び通信終了時の手順が網羅されてい
る。このうち通信開始時の手順は、相手側端末の機能等
を認識するためのネットワークインタラクション(フェ
ーズ1)、発呼局と応答局との間に設定された通信回線
の状態を把握するためのラインプロービング(フェーズ
2)、モデムに内蔵された等化器のトレーニングを行う
プライマリーチャネル等化器トレーニング(フェーズ
3)、モデムの性能情報等を交換しデータ信号速度の設
定等を行うモデムパラメータ交換(フェーズ4)、画情
報の伝送に先立ち制御チャネルデータの交換等を行う
T.30ファクシミリハンドシェーク(フェーズ5)、
画情報の伝送に先立ちプライマリーチャネルを再度同期
させるプライマリーチャネルの再同期(フェーズ6)の
各フェーズにより構成される。
【0027】なお、このうちネットワークインタラクシ
ョンでは、V.8に準じた動作が行われ、次のラインプ
ロービング以降ではV.34に準じた動作が行われる。
【0028】[第1実施形態における通信制御処理]次
に、本第1実施形態における通信制御処理を、図4、図
6を用いて説明する。
【0029】発呼局では、図6のステップ102では
V.34手順における画情報送出の前処理、即ち図2に
示した通信開始時の処理を実行し、次のステップ104
で画情報の送出を行う。
【0030】ここで、送出すべき次ページの画情報が残
っておりモード変更を行わない場合はステップ112へ
進み、PPS−MPS(Partial Page Signal −Multip
ageSignal)信号を応答局へ送出し、その応答としてM
CF信号を応答局から受信する。その後、ステップ10
4へ戻って画情報の送出を続行する。
【0031】また、送出すべき次ページの画情報が残っ
ていない場合はステップ108へ進み、PPS−EOP
(Partial Page Signal −End of Procedures )信号を
応答局へ送出し、その応答としてMCF信号を応答局か
ら受信する。そして、切断命令信号(DCN信号)を応
答局へ送出して通信を終了する。
【0032】更に、送出すべき次ページの画情報が残っ
ておりモード変更を行う場合はステップ114へ進み、
PPS−EOM信号を応答局へ送出し、次のステップ1
16でT4タイマを開始する。
【0033】その後、T4タイムアウトになる前に応答
局からのMCF信号を受信すれば、ステップ128へ進
み、ページカウンタに1を足した後、通常のV.34手
順に従ってステップ130で応答局からのNSF/DI
S信号を受信待ちする。そして、NSF/DIS信号を
受信すれば、ステップ132でNSS信号(非標準機能
設定信号)を送出した後、ステップ134で後続のV.
34手順を実行する。
【0034】ところが、図4に示すように応答局からの
MCF信号を正常に受信できず(矢印A部)、そのまま
T4タイムアウトになると、ステップ122で肯定判定
され、ステップ124でPPS−EOM信号を3回送出
済か否かを判定する。ここで、PPS−EOM信号を既
に3回送出済であれば通信を終了するが、PPS−EO
M信号の送出が3回未満の場合はステップ114へ戻
り、PPS−EOM信号を応答局へ再送出する。応答局
はこのPPS−EOM信号を正常受信すると、MCF信
号を再送出するが、例えば、図4に矢印Bで示すように
応答局でPPS−EOM信号を正常受信できなかった場
合は、応答局にてT2タイムアウトが発生し応答局から
NSF/DIS信号が送出される(図4の矢印C部)。
【0035】一方の発呼局では、このNSF/DIS信
号をMCF信号よりも先に受信することになる。このよ
うな勧告T.30に記載されていないケースにおいて、
本第1実施形態では、応答局からMCF信号を既に受信
済とみなし、図6のステップ126へ進み、ページカウ
ンタに1を足した後、ステップ132でNSS信号を送
出し(図4の矢印D部)、ステップ134で後続のV.
34手順を実行する。
【0036】このように本第1実施形態によれば、応答
局からNSF/DIS信号をMCF信号よりも先に受信
した場合でも、MCF信号を既に受信済とみなした上で
上記NSF/DIS信号を受信するので、その後、勧告
T.30に従いNSS信号の送信等の後続処理を円滑に
実行することができる。
【0037】[第2実施形態]以下、図面を参照して、
上記請求項1、3記載の発明に係る実施形態を詳細に説
明する。なお、ファクシミリ装置10の構成等は第1実
施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0038】以下、本第2実施形態における通信制御処
理を、図5、図7を用いて説明する。なお、発呼局にお
ける処理ルーチンを示す図7において、ステップ116
までは前述した図6の処理ルーチンと同じであるので、
説明を省略する。
【0039】発呼局では、図7のステップ114でPP
S−EOM信号を送出し、ステップ116でT4タイマ
を開始した後、応答局からのMCF信号の受信待ちに入
る。
【0040】ところが、図5に示すように応答局からの
MCF信号を正常に受信できず(矢印E部)、そのまま
T4タイムアウトになると、ステップ122で肯定判定
され、ステップ124でPPS−EOM信号を3回送出
済か否かを判定する。ここで、T4タイムアウトが3回
未満のうちはステップ114へ戻り、PPS−EOM信
号を応答局へ再送出する。
【0041】応答局はこのPPS−EOM信号を正常受
信すると、MCF信号を再送出するが、例えば、図5の
矢印Fで示すように応答局でPPS−EOM信号を正常
受信できなかった場合は、応答局にてT2タイムアウト
が発生し応答局からNSF/DIS信号が送出される
(矢印G部)。
【0042】発呼局では、このNSF/DIS信号をM
CF信号よりも先に受信することになる。このような勧
告T.30に記載されていないケースにおいて、本第2
実施形態では、図7のステップ120で肯定判定しステ
ップ124でPPS−EOM信号の送出が3回未満であ
るとチェックした後、ステップ114へ戻り、PPS−
EOM信号を応答局へ再送する(矢印H部)。
【0043】このようにNSF/DIS信号をMCF信
号よりも先に受信した場合にPPS−EOM信号を再送
することで、応答局がPPS−EOM信号を正常受信
し、図5の矢印Iで示すように改めてMCF信号を再送
してくる可能性が高くなる。これにより、勧告T.30
に準じた手順に戻り再実行することができる。
【0044】[第3実施形態]以下、図面を参照して、
上記請求項4記載の発明に係る実施形態を詳細に説明す
る。なお、ファクシミリ装置10の構成等は第1実施形
態と同様であるので、説明を省略する。
【0045】以下、本第3実施形態における通信制御処
理を、図5、図8を用いて説明する。応答局では、図8
のステップ202において、V.34手順における画情
報受信の前処理、即ち図2に示した通信開始時の処理を
実行し、次のステップ204で画情報の受信を行う。
【0046】そして、発呼局からPPS−EOP信号を
受信すると、発呼局からの画情報送出は完了したものと
判断できるので、ステップ208へ進み、発呼局へMC
F信号を送出し発呼局からのDCN信号を受信して通信
を終了する。
【0047】また、発呼局にて、画情報の次ページが残
っておりモード変更しない場合は、発呼局からPPS−
MPS信号を送出してくるので、ステップ212へ進
み、発呼局からのPPS−MPS信号を受信し、その応
答としてMCF信号を送出する。そして、ステップ20
4へ戻り、画情報の受信を継続する。
【0048】一方、発呼局にて、画情報の次ページが残
っておりモード変更する場合は、発呼局からPPS−E
OM信号を送出してくるので、このPPS−EOM信号
を受信し(ステップ210で肯定判定され)、ステップ
214へ進み、上記PPS−EOM信号の応答としてM
CF信号を送出しT2タイマを開始する。
【0049】その後、T2タイムアウトになる前に、発
呼局から再送されてきたPPS−EOM信号を受信した
場合はステップ214へ戻り、MCF信号を再送しT2
タイマを再スタートする。
【0050】一方、T2タイムアウトになった場合はス
テップ220へ進み、NSF/DIS信号を送出し、発
呼局からのNSS信号又はDCS信号を待つ(ステップ
222)。ここで、NSS信号又はDCS信号を受信す
れば、ステップ204へ戻り、次の画情報の受信を行う
が、例えば、図5の矢印Hで示すようにNSS信号やD
CS信号でなくPPS−EOM信号を受信した場合、本
第3実施形態では、図8のステップ224で肯定判定し
てステップ214へ戻り、上記PPS−EOM信号の応
答としてMCF信号を送出し(図5の矢印I部)、T2
タイマを開始する。
【0051】このように応答局にてNSF/DIS信号
を送出後にNSS信号やDCS信号でなくPPS−EO
M信号を受信することは勧告T.30に記述されていな
いが、応答局にて該PPS−EOM信号を受信した場合
にMCF信号を送出することにより、勧告T.30に準
じた手順に戻り再実行することができる。
【0052】なお、上記各実施形態では、本発明に係る
通信端末装置としてファクシミリ装置を例示したが、通
信端末装置としてはファクシミリ装置に限定されるもの
ではなく、信号の送受信機能を有する通信装置全般に適
用することができる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、応答局側でポストメッ
セージ応答信号送信後のT2タイマがタイムアウトし初
期識別信号を送信したケース等、勧告T.30に記述さ
れていないプロトコル手順が発生した場合でも、通信の
異常終了を回避し通信を円滑に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態におけるファクシミリ装置の全
体構成図である。
【図2】ITU−T勧告T.30 ANNEXFに基づく通信
手順の概要を示す図である。
【図3】従来より規定された、モード変更を行う場合の
V.34プロトコル手順を示す図である。
【図4】第1実施形態におけるV.34プロトコル手順
を示す図である。
【図5】第2、第3実施形態におけるV.34プロトコ
ル手順を示す図である。
【図6】第1実施形態における発呼局による通信制御処
理ルーチンを示す流れ図である。
【図7】第2実施形態における発呼局による通信制御処
理ルーチンを示す流れ図である。
【図8】第3実施形態における応答局による通信制御処
理ルーチンを示す流れ図である。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置(通信端末装置) 12 CPU 28 システム制御プログラム記憶部 32 アナログ通信制御プログラム記憶部 34 モデム 40 アナログ網制御装置
フロントページの続き (72)発明者 川畑 広隆 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 望月 昌宏 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社岩槻事業所内 (56)参考文献 特開 昭56−119557(JP,A) 特開 平2−15779(JP,A) 特開 平9−55841(JP,A) 特開 平9−69925(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を送信する信号送信手段と、 信号を受信する信号受信手段と、 前記信号送信手段によりポストメッセージコマンド信号
    を送信した後、ポストメッセージ応答信号を受信してい
    なくても前記信号受信手段により初期識別信号を受信し
    た場合に、通信を続行するよう制御する第1の通信制御
    手段と、 を有する通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の通信制御手段は、ポストメッ
    セージコマンド信号の送信後に、ポストメッセージ応答
    信号を受信していなくても初期識別信号を受信した場
    合、ポストメッセージ応答信号を既に受信済とみなし
    て、通信を続行するよう制御することを特徴とする請求
    項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の通信制御手段は、ポストメッ
    セージコマンド信号の送信後に、ポストメッセージ応答
    信号を受信していなくても初期識別信号を受信した場
    合、ポストメッセージコマンド信号を再送するよう制御
    することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 信号を送信する信号送信手段と、 信号を受信する信号受信手段と、 前記信号送信手段によりポストメッセージ応答信号を送
    信した後、初期識別信号を送信し、これに対して前記信
    号受信手段によりポストメッセージコマンド信号を受信
    した場合に、ポストメッセージ応答信号を再送するよう
    制御する第2の通信制御手段と、 を有する通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記ポストメッセージコマンド信号は、
    ITU−T勧告V.34に準じた通信手順の実行中に送
    受信される信号であることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4の何れか一項に記載の通信端末装置。
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