JP2011209943A - 入力装置および入力制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示の切り替えによってユーザの操作が妨げられることを抑制できる入力装置および入力制御プログラムを提供すること。
【解決手段】コピー機能に関する設定をする際、例えば「部数」の設定値を変更しようと、ユーザが操作ボタン32を連続的に操作しているときには、別の機能の割込要求があったとしても、MFP1は、表示の切り替えを実行しない。すなわち、操作面17aにおける表示をコピー機能の選択中機能画面のままとする。このようにすれば、突然の割込要求の発生に拘わらず、ユーザは連続的な操作を継続することができる。すなわち、操作面17aの表示が突然切り替えられることによって、ユーザの操作が妨げられることが抑制され、ユーザにとって操作性が向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、入力装置および入力制御プログラムに関するものである。
画面上に表示されたスイッチを押下することにより、指示を入力可能な各種の装置が知られている。例えば、特許文献1には、画面に表示されたスイッチにより、指示を入力可能な複合機が開示されている。このような複合機においては、例えば、コピー機能に関する表示画面の表示中に、プリンタ機能など別の機能の割込要求が発生した場合、画面を二分割し、一方の領域には元から表示されていた機能に関するスイッチを配置し、他方の領域には、別の機能に関するスイッチを配置する場合がある。
特開2006−135780号公報
しかしながら、ユーザが画面を操作している最中、突然、画面内におけるスイッチのレイアウトが変化すると、ユーザは一旦操作を中断し、押下しようとしていたスイッチがどこに移動したのかを探し出さなければならない。よって、ユーザにとっては、操作が妨げられることとなり、操作性が悪いという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、表示の切り替えによってユーザの操作が妨げられることを抑制できる入力装置および入力制御プログラムを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、本発明の入力装置は、画像が表示される操作面と、前記操作面に対する操作を検出するタッチパネルとを備えたものであって、前記操作面における表示の切替条件が成立したかを判断する切替条件判断手段と、前記タッチパネルにより、前記操作面に対する連続的な操作が検出されたかを判断する連続操作判断手段と、前記切替条件判断手段により前記切替条件が成立したと判断される場合において、前記連続操作判断手段により前記操作面に対する連続的な操作が検出されたと判断されるとき、前記切替条件に対応した表示の切り替えを禁止する切替禁止手段と、前記切替禁止手段により、前記切替条件に対応した表示の切り替えが禁止される間、所定の標識を前記操作面に表示する標識表示手段とを備える。
上記の入力装置において、前記タッチパネルにより、前記操作面における表示の切り替え禁止を示す前記標識の表示領域に対する操作が検出されたかを判断する標識操作判断手段と、前記標識操作判断手段により前記標識の表示領域に対する操作が検出されたと判断される場合、前記切替禁止手段により禁止されていた表示の切り替えを許可する許可手段とを備えても良い。
なお、本発明は、入力装置、該入力装置を制御する制御装置、入力方法、入力装置を制御する入力制御プログラム、該入力制御プログラムを記録する記録媒体等の種々の態様で構成することができる。
請求項1記載の入力装置によれば、切替条件判断手段により切替条件が成立したと判断される場合において、連続操作判断手段により操作面に対する連続的な操作が検出されたと判断されるとき、前記切替条件に対応した表示の切り替えが禁止される。そして、表示の切り替えが禁止される間は、標識表示手段により所定の標識が表示される。よって、ユーザの連続的な操作が表示の切り替えによって妨げられることが抑制され、ユーザにとって操作性が良いという効果がある。また、ユーザは、標識に基づいて、表示の切り替えの禁止中であることを認識した上で、操作を継続できるので、表示の切り替えを禁止することによる不都合の発生を抑制できるという効果がある。
請求項2記載の入力装置によれば、請求項1の奏する効果に加え、表示の切り替え禁止を示す標識の表示領域に対する操作が検出されたと判断される場合、許可手段により、表示の切り替えが許可されるので、ユーザにとっては標識の表示領域を操作するという簡単な操作で、操作面の表示を切り替えさせることができ、操作性が良いという効果がある。
請求項3記載の入力装置によれば、請求項1または2の奏する効果に加え、操作面の長手方向において互いに対向する二辺のうち、一方の辺に近い位置が連続的に操作された場合、他方の辺寄りに標識が表示されるので、操作位置から離隔した見やすい所に、該標識を表示できるという効果がある。
請求項4記載の入力装置によれば、請求項1から3のいずれかの奏する効果に加え、選択中機能画面が表示されている間に、選択中の機能とは別の機能の割込要求が発生することを条件として、切替条件が成立したと判断されるので、選択中機能画面の表示中、別の機能の割込要求が発生した場合において、ユーザの連続的な操作が妨げられることを抑制できるという効果がある。
請求項5記載の入力装置によれば、請求項4の奏する効果に加え、選択中の機能とは別の機能の割込要求が発生した場合において、当該別の機能の実行において動作する動作部と前記選択中の機能の実行において動作する動作部とが同じと判断されるとき、前記別の機能の実行のために動作部が動作することが禁止されるので、操作中のユーザにとって意図しない機能のために動作部が動作することを抑制できるという効果がある。
請求項6記載の入力装置によれば、請求項5の奏する効果に加え、ユーザの操作に基づいて表示の切り替えが許可される場合には、禁止されていた別の機能の実行のための動作部の動作が、第1割込許可手段により許可されるので、ユーザの操作を簡略化できるという効果がある。
請求項7記載の入力装置によれば、請求項5または6の奏する効果に加え、選択中の機能を実行するための動作部の動作が終了することを条件として、禁止されていた別の機能の実行のための動作部の動作が、第2割込許可手段により許可されるので、ユーザの操作を簡略化できるという効果がある。
請求項8記載の入力装置によれば、請求項5から7のいずれかの奏する効果に加え、選択中の機能の実行のための動作部の動作がユーザによって指示されない、と判断されることを条件として、禁止されていた別の機能の実行のための動作部の動作が、第3割込許可手段により許可されるので、ユーザの操作を簡略化できるという効果がある。
請求項9記載の入力装置によれば、請求項4から8のいずれかの奏する効果に加え、選択中の機能とは別の機能の割込要求が発生した場合において表示の切り替えが禁止されるとき、前記別の機能に対応づけて記憶されている標識が、標識表示手段により操作面に表示されるので、ユーザは標識に基づいて、いずれの機能の割込要求があったかを認識できるという効果がある。
請求項10記載の入力制御プログラムによれば、入力装置において実行されることにより、請求項1記載の入力装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の第1実施形態であるMFPの電気的構成を示すブロック図である。 (a)は、操作面に表示される選択中機能画面の一例を示す図であり、(b)は、分割画面の一例を示す図であり、(c)は、表示切り替え禁止中の画面の一例を示す図である。 第1実施形態のMFPが実行する更新処理を示すフローチャートである。 第2実施形態のMFPが実行する更新処理の一部を示すフローチャートである。 第2実施形態のMFPが実行する更新処理の一部を示すフローチャートである。 変形例のMFPにおける、表示切り替え禁止中の操作面を例示する図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の入力装置の一実施形態である多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」と称す)1の電気的構成を示したブロック図である。
MFP1は、コピー機能、ファクシミリ送受信機能、スキャン機能、プリンタ機能、電話機能、メディアプリント機能、メンテナンスプリント機能などの各種機能を有している。MFP1のLCD16には、選択中の機能に関する画面が表示される。詳細は図2を参照して後述するが、MFP1は、選択中の機能とは別の機能の割込要求が発生した場合、LCD16における表示を切り替える。特に、本実施形態のMFP1は、表示の切り替えによってユーザの操作が妨げられることを抑制できるように構成されている。以下、詳細を説明する。
MFP1には、CPU10、ROM11、RAM12、フラッシュメモリ14、操作キー15、LCD16、タッチパネル17、スキャナ20、プリンタ21、NCU23、モデム24、送受話器25が主に設けられている。CPU10、ROM11、RAM12、フラッシュメモリ14は、バスライン26を介して互いに接続されている。また、操作キー15、LCD16、タッチパネル17、スキャナ20、プリンタ21、NCU23、モデム24、送受話器25、バスライン26は、入出力ポート27を介して互いに接続されている。
CPU10は、ROM11やRAM12やフラッシュメモリ14に記憶される固定値やプログラム或いは、NCU23を介して送受信される各種信号に従って、MFP1が有している各機能の制御や、入出力ポート27と接続された各部を制御する。
ROM11は、入力制御プログラム11a、切替ボタン画像メモリ11bなどが設けられた書換不能なメモリである。CPU10は、入力制御プログラム11aに従い、後述する更新処理(図3)を実行する。切替ボタン画像メモリ11bは、後述する切替ボタン34(図2(c))を表す画像を記憶する。
RAM12は、書換え可能な揮発性のメモリであり、選択中モードメモリ12aと、切替ボタン領域メモリ12bとが設けられている。選択中モードメモリ12aは、MFP1が有する機能のうち、ユーザによって選択された機能を記憶する。切替ボタン領域メモリ12bは、後述する切替ボタン34(図2(c))の表示位置を記憶する。
フラッシュメモリ14は、書換可能な不揮発性のメモリであり、操作ボタン領域テーブル14aが設けられる。操作ボタン領域テーブル14aは、後述する操作ボタン32(図2)について予め設定されている表示領域を記憶する。ユーザは、各操作ボタン32の表示領域を任意に設定し、この操作ボタン領域テーブル14aに記憶させることができる。操作キー15は、MFP1に指示を入力するためのハードキーである。LCD16は液晶表示装置であって、後述する操作ボタン32(図2)や切替ボタン34などの各種の画像を表示する。
LCD16の表示領域には、タッチパネル17が設けられる。タッチパネル17が設けられた面を、以下、操作面17a(図2)と称する。タッチパネル17の全域は格子状に細かく区分けされ、区分けされた単位領域毎に静電センサが配設されている。そして、各単位領域には、タッチパネル17の左上の頂点を原点とし、右方向をX方向、下方向をY方向とする座標系に基づいて、座標情報(X座標,Y座標)が対応づけられている。よって、ユーザが指などの入力媒体33(図2)を、操作面17aに接触させる操作を行うと、タッチパネル17は、入力媒体33(図2)の接触の有無を単位領域毎に検出し、入力媒体33の接触が検出された単位領域の座標情報を、操作位置として出力する。
なお、このタッチパネル17は、LCD16に密着して重ねられていても良いし、LCD16との間に隙間を空け、または透明フィルムなどを挟む状態で重ねられていても良い。
スキャナ20は、ファクシミリ送信機能、スキャン機能、又は、コピー機能の実行時に、原稿を読み取って電子データに変換する読取動作を行う。プリンタ21は、ファクシミリ受信機能、プリンタ機能、メディアプリント機能、メンテナンスプリント機能の実行時に、記録用紙に画像を印刷する印刷動作を行う。NCU23は、電話回線の制御を行うものである。モデム24は、ファクシミリ送信時には送信信号を電話回線での伝送に適した形態に変調し、一方、ファクシミリ受信時には電話回線から送られてきた変調信号を復調する。送受話器25は、外部機器との間で通話を行うためのものである。
図2(a)は、コピー機能の選択中、操作面17aに表示される画面の一例を示す図であり、(b)は、コピー機能の選択中、電話機能の割込要求があったときに、操作面17aに表示される画面の一例を示す図である。なお、図2(a)に示すように、操作面17aの全域を1つの機能に割り当てた画面を、以下、選択中機能画面と称する。また、図2(b)に示すように、操作面17a内を二分割し、各分割領域にそれぞれ別の機能を割り当てた画面を、以下、分割画面と称する。また、分割画面の表示中において、画面に向かって左半分の左側領域は、選択中の機能に関する表示を行い、画面に向かって右半分の右側領域は、後から割り込んだ機能に関する表示を行うものとする。
図2(a)に示すように、選択中機能画面には、選択中の機能を示す機能表示情報30と、設定値を示す設定値情報31と、操作ボタン32とが表示される。
各操作ボタン32は、操作ボタン領域テーブル14aに予め設定された表示領域に表示される。よって、MFP1は、タッチパネル17により検出される操作位置と各操作ボタン32の表示領域とに基づき、ユーザによって操作された操作ボタン32を特定する。そして、MFP1は、特定した操作ボタン32に予め関連づけられた処理を実行する。
図2(a)に示す選択中機能画面の表示中、別の機能の割り込み要求が発生すると、MFP1は、操作面17aにおける表示を選択中機能画面から分割画面へ切り替える。図2(b)に示すように、画面分割された場合、各画面には、機能表示情報30、設定値情報31、操作ボタン32が配置される。このように、選択中機能画面が分割画面へ切替えられると、操作面17a内における各操作ボタン32の配置が変化する。よって、ユーザが操作面17aを操作している最中に、操作面17aにおける表示が突然分割画面に切り替えられると、ユーザは、一旦操作を中断し、押下しようとしていた操作ボタン32がどこへ移動したかを確認しなければならない。
したがって、本実施形態のMFP1は、ユーザによって操作面17aが連続的に操作されている場合において、選択中の機能とは別の機能の割込要求が発生した場合、操作面17aにおける表示の切り替えを禁止する。
図2(c)は、表示の切り替えが禁止されている間における操作面17aの表示の一例を図示している。図2(c)に示すように、コピー機能に関する設定をする際、例えば「部数」の設定値を変更しようと、ユーザが操作ボタン32(図3に示す例では、マイナスの符号が付された操作ボタン32)を連続的に操作しているときには、別の機能の割込要求があったとしても、MFP1は、表示の切り替えを実行しない。すなわち、操作面17aにおける表示をコピー機能の選択中機能画面のままとする。
このようにすれば、突然の割込要求の発生に拘わらず、ユーザは連続的な操作を継続することができる。すなわち、操作面17aの表示が突然切り替えられることによって、ユーザの操作が妨げられることが抑制され、ユーザにとって操作性が向上する。
また、ユーザが特定の操作ボタン32を連続的に操作しているとき、ユーザは、画面を注視せずに操作を行う場合がある。ユーザが画面を注視せずに連続的な操作を行っているときに、操作面17aにおける表示が突然切り替わり、操作位置に別の操作ボタン32が表示されると、ユーザは表示の切り替えに気づかず、誤って別の操作ボタン32を操作してしまうおそれがある。しかしながら、本実施形態のMFP1によれば、ユーザが連続的な操作を行っているときに割込要求が発生しても、表示の切り替えが禁止されるので、このような誤操作が発生し難い。
なお、割込要求に対応した表示の切り替えを禁止する間、MFP1は、切替ボタン34を操作面17aに表示する。よって、ユーザは、切替ボタン34に基づいて、割込要求が発生していることを認識した上で操作を継続できる。その結果、表示の切り替えを禁止することによる不都合の発生を抑制できる。例えば、切替ボタン34に基づいて、割込要求が発生していることに気づいた場合、操作面17aを操作中のユーザは、他のユーザに迷惑をかけないよう、急いで作業を終わらせるなど、適切な対応をとることができる。
さらに、切替ボタン34の表示領域がユーザによって操作された場合、MFP1は、操作面17aにおける表示を、選択中機能画面から分割画面へ切り替える。ユーザにとっては、切替ボタン34の表示領域を操作するという簡単な操作で、割込要求に応じた表示の切り替えを実行させることができ、操作性が良い。すなわち、本実施形態における切替ボタン34は、表示の切り替え禁止を示す標識として機能し、且つ、表示切り替えを許可するためのボタンとして機能する。
また、図2(c)に示すように、操作面17aの長手方向(図2の矢印X方向)において互いに対向する二辺のうち、一方の辺に近い位置がユーザによって連続的に操作された場合、MFP1は、他方の辺寄りに切替ボタン34を表示する。換言すれば、操作面17a内の左側領域が連続的に操作されているときに割込要求が発生した場合には、右側領域に切替ボタン34を表示する。一方、操作面17a内の右側領域が連続的に操作されているときに割込要求が発生した場合には、左側領域に切替ボタン34を表示する。操作位置付近は、指などの入力媒体33の陰になって、操作中のユーザから見にくい場合がある。よって、操作位置から離隔した位置に切替ボタン34を表示することで、操作中のユーザが切替ボタン34を見落すことを防止できる。また、操作面17a内を連続操作中のユーザが、誤って切替ボタン34を操作してしまうことを抑制できる。
図3は、MFP1のCPU10が実行する更新処理を示すフローチャートである。この更新処理は、割込要求が発生した場合に、操作面17aにおける表示を選択中機能画面から分割画面に切り替える処理である。なお、この更新処理の開始時には、選択中モードメモリ12aに記憶されたモードの選択中機能画面が、操作面17aに表示されているものとする。
まず、CPU10は、操作面17aにおける表示の切替条件が成立したか否かを判断する。具体的には、選択中モードメモリ12aに記憶された機能とは別の機能の割込要求が発生したか否かを判断する(S302)。S302の判断が否定される場合(S302:No)、CPU10は通常動作をし(S320)、S302の判断に戻る。
一方、S302の判断が肯定される場合(S302:Yes)、例えば、電話機能以外の機能が選択されているときに外部の電話装置から着信を受けた場合、プリンタ機能以外の機能が選択されているときに外部機器から印刷指示を受信した場合、メディアプリント機能以外の機能が選択されているときにMFP1のカードスロット(図示せず)にカードが装着された場合、CPU10は、タッチパネル17により、操作面17aに対する連続的な操作が検出されたか否かを判断する(S304)。S302の判断とS304の判断とに基づいて、操作面17aに対する連続的な操作中に、割込要求が発生したか否かを判断することができる。なお、本実施形態において、連続的な操作とは、所定の連続操作判断時間内に、同一の操作ボタン32が継続して複数回操作されることを意味している。S304の判断が否定される場合(S304:No)、CPU10は、割込要求に応じた表示の切り替えを実行する(S318)。すなわち、操作面17aの表示を、選択中機能画面から分割画面へ切り替える。そして、CPU10は通常動作をし(S320)、S302の判断に戻る。
一方、S304の判断が肯定される場合(S304:Yes)、すなわち、表示の切替条件が成立したと判断される場合において、操作面17aに対する連続的な操作が検出されたと判断されるとき、まず、CPU10は、連続的に操作されている操作ボタン32が、操作面17aの右側領域と左側領域とのいずれにあるかを判定する(S306)。
次に、CPU10は、割込要求に対応した操作面17aにおける表示の切り替えを禁止する(S308)。すなわち、操作面17a内の表示を、選択中機能画面のままとする。そして、CPU10は、切替ボタン画像メモリ11bに記憶された画像を切替ボタン34として、連続操作中の操作ボタン32とは反対側の領域に表示する(S310)。なお、切替ボタン34の表示領域は、切替ボタン領域メモリ12bに記憶される。また、連続操作中の操作ボタン32が、操作面17aの長手方向の中央に位置していた場合には、切替ボタン34は、選択中機能画面毎に予め定められた既定の位置に表示される。この既定の位置は、選択中機能画面中の左側領域または右側領域のうち、切替ボタン34を配置可能な一方の領域に予め定められ、例えばROM11に記憶されている。
次に、CPU10は、切替ボタン34が操作されたか否かを判断する(S312)。具体的には、切替ボタン34の表示領域に対する操作がタッチパネル17により検出されたか否かを判断する。S312の判断が否定される場合(S312:No)、CPU10は、連続操作が終了したか否かを判断する(S314)。具体的には、操作面17aに対する操作が終了したか否か、および、操作面17aに対する操作は連続的に行われているが、それまで連続的に操作されていた操作ボタン32とは別の操作ボタン32が操作されたか否かを判断する。
S314の判断が否定される場合(S314:No)、すなわち、連続操作判断時間内に同一の操作ボタン32が操作されなかったと判断された場合、CPU10は、操作ボタン32に対する操作に応じた処理を実行し(S316)、S312の判断に戻り処理を繰り返す。すなわち、同一の操作ボタン32が連続的に操作される間、CPU10は、その操作ボタン32に割り当てられた処理の実行を繰り返す。したがって、ユーザは、表示の切り替えによって操作が中断されることなく、同一の操作ボタン32を連続的に操作し続けることができる。
このようにして処理を繰り返すうちに、切替ボタン34の表示領域が操作されたと判断された場合(S312:Yes)、CPU10は、禁止されていた表示の切り替えを許可する。すなわち、割込要求に応じて、操作面17aにおける表示を、選択中機能画面から分割画面へ切り替える(S318)。そして、CPU10は、通常動作をして(S320)、S302に戻る。
また、連続操作が終了したと判断される場合も(S314:Yes)、CPU10は、禁止されていた表示の切り替えを許可する。すなわち、操作面17aにおける表示を、選択中機能画面から分割画面へ切り替える(S318)。そして、CPU10は、通常動作をして(S320)、S302に戻る。ユーザにとっては、操作ボタン32の連続操作を止めると、操作面17aにおける表示が自動的に分割画面へ切り替えられるので、操作性が良い。
なお、図3に示すフローチャートには図示を省略するが、MFP1は、割込要求の終了後、操作面17aにおける表示を、分割画面から選択中機能画面へ切り替える。
第1実施形態のMFP1によれば、選択中機能画面の表示中、別の機能の割込要求が発生した場合において、ユーザの連続的な操作が妨げられることを抑制できる。したがって、あるユーザが、操作面17aを連続的に操作しているのにも拘わらず、他の電話装置から着信があった場合、あるいは、外部機器から印刷処理の実行指示を受信した場合など、操作中のユーザにとって予期しない割込要求があった場合においても、ユーザの操作が妨げられることが抑制される。
次に、第2実施形態のMFP1について説明する。なお、第2実施形態のMFP1の電気的構成を示すブロック図および操作面17aに表示される画面の例は、第1実施形態のMFP1と同様であるため、図示を省略する。また、第2実施形態のMFP1の構成のうち、第1実施形態のMFP1の構成と同一のものについては、同一の符号を付して説明を省略する。
図4,図5は、第2実施形態のMFP1のCPU10が実行する更新処理を示すフローチャートである。なお、図4,図5に示す各ステップのうち、第1実施形態の更新処理(図3)に含まれるステップと同一のものについては、同一の符号を付して説明を省略する。
CPU10は、まず、割込要求が発生したか否かを判断する(S402)。なお、第2実施形態のMFP1は、電話回線やネットワークを通じて外部装置からデータを受信した場合に、割込要求が発生したと判断する。S402の判断が否定される場合(S402:No)、CPU10は処理を待機する。
一方、S402の判断が肯定される場合(S402:Yes)、CPU10は、MFP1が操作中であるか否かを判断する(S404)。所定時間前から現在時刻までの間、継続して、操作面17aが操作されていない場合、S404の判断が否定される(S404:No)。そして、CPU10は、操作面17aにおける表示を、割込要求があった機能の選択中機能画面に切り替える(S318)。
一方、所定時間前から現在時刻までの間に、1度でも操作面17aが操作された場合、S404の判断が肯定される(S404:Yes)。次に、CPU10は、タッチパネル17により、操作面17aに対する連続的な操作が検出されたか否かを判断する(S405)。S405の判断が否定される場合(S405:No)、CPU10は、割込要求に応じた表示の切り替えを実行する(S318)。一方、S405の判断が肯定される場合(S405:Yes)、CPU10は、割込要求に対応した表示の切り替えを禁止し(S308)、切替ボタン34を表示する(S310)。
次に、CPU10は、選択中機能の実行において動作する動作部(本第2実施形態ではプリンタ21)が、割込機能の実行においても動作するか否かを判断する。具体的には、まず、CPU10は、選択中の機能の実行には、印刷動作が含まれるか否かを判断する(S406)。換言すれば、選択中の機能の実行において、プリンタ21が動作するか否かを判断する。例えば、選択中の機能が、MFP1のカードスロット(図示せず)に装着されたカード内のデータを印刷出力するメディアプリント機能、MFP1の状態を確認するために実行されるメンテナンスプリント機能、コピー機能、プリンタ機能のいずれかである場合、S406の判断が肯定される。
S406の判断が肯定される場合(S406:Yes)、CPU10は、割り込み要求があった機能(以下、割込機能と称する)の実行には、印刷動作が含まれるか否かを判断する(S408)。換言すれば、割込機能の実行において、プリンタ21が動作するか否かを判断する。上述したように、第2実施形態の更新処理は、外部装置からのデータ受信があった場合に、割込要求が発生したと判断されるので、割込機能がファクシミリ受信機能またはプリント機能のいずれかである場合、S408の判断が肯定される。
S406またはS408の判断が否定される場合(S406,S408:No)、CPU10は、S312の処理に移行し、第1実施形態の更新処理(図3)と同様に、切替ボタン34が操作されるか連続操作が終了するまで、表示の切り替えを禁止する。
一方、S406およびS408の判断が肯定される場合(S406,S408:Yes)、CPU10は、図5に示すS502の処理に移行する。
図5を参照して更新処理の続きを説明する。まず、CPU10は、割込機能のデータ受信をバックグラウンドで継続するが(S502)、割込機能の実行のためにプリンタ21が印刷動作を行うことは禁止する(S504)。
次に、CPU10は、切替ボタン34が操作されたか否かを判断する(S506)。S506の判断が肯定される場合(S506:Yes)、CPU10は、割込要求に対応した表示の切り替えを実行する(S508)。すなわち、操作面17aにおける表示を、選択中機能画面から分割画面へ切り替える。そして、CPU10は、プリンタ21を駆動し、禁止していた割込機能の実行のための印刷動作を許可する。すなわち、割込機能の印刷動作を実行させる(S510)。表示の切り替えがユーザによって許可された後、自動的に、禁止されていた割込機能の印刷動作が実行されるので、ユーザの操作を簡略化できる。
一方、S506の判断が否定される場合(S506:No)、次に、CPU10は、連続操作が終了したか否かを判断する(S512)。S512の判断が否定される場合(S512:No)、CPU10は、操作ボタン32に対する操作に応じた処理を実行し(S514)、S506の判断に戻り処理を繰り返す。
このようにして処理を繰り返すうちに、S512の判断が肯定されると(S512:Yes)、CPU10は、割込要求に対応した表示の切り替えを実行する(S516)。すなわち、操作面17aにおける表示を選択中機能画面から分割画面へ切り替える。次に、CPU10は、選択中の機能の実行のための印刷動作が、ユーザによって指示されたか否かを判断する(S518)。具体的には、操作面17aに表示された分割画面中、選択中の機能に関する表示が行われる左側領域(図2(b))において、印刷の実行が割り当てられた操作ボタン32が、ユーザによって操作されたか否かを判断する。S518の判断が肯定される場合(S518:Yes)、CPU10は、プリンタ21を駆動して、選択中の機能の実行のための印刷動作を行わせる(S520)。ここでの印刷動作は、操作面17aにおいてユーザが設定した設定値に基づいて行われる。そして、選択中の機能を実行するための印刷動作が完了すると、CPU10は、S510の処理に移行する。
一方、S518の判断が否定される場合(S518:No)、CPU10は、S516で表示を切り替えてから、所定の指示待ち時間を経過したか否かを判断する(S524)。S524の判断が否定される間(S524:No)、CPU10はS518から処理を繰り返す。そして、S524の判断が肯定される場合(S524:Yes)、すなわち、選択中の機能の実行のための印刷動作がユーザによって指示されず、指示待ち時間を経過したと判断される場合、CPU10は、S510の処理に移行する。そして、S510の処理が終了した後は、図4に示すS320の処理に戻る。
第2実施形態のMFP1によれば、第1実施形態のMFP1と同様の作用効果を奏する。さらに、選択中の機能の実行と割込機能の実行とで、共にプリンタ21が動作すると判断される場合、すなわち、選択中の機能において動作する動作部と割込機能において動作する動作部とが同じと判断される場合、割込機能の実行のための印刷動作が禁止されるので、操作面17aを操作中のユーザにとっては、意図しない割込機能のために印刷動作が行われることがなく、操作性が良い。
また、ユーザ操作に基づいて表示の切り替えが許可される場合、選択中の機能の実行のための印刷動作が終了した場合、および印刷動作がユーザによって指示されないと判断される場合、禁止されていた割込機能のための印刷動作が許可されるので、ユーザの操作を簡略化できる。
上記実施形態において、MFP1が入力装置および複合機の一例に相当し、入力制御プログラム11aが入力制御プログラムの一例に相当し、スキャナ20,プリンタ21が動作部の一例に相当し、切替ボタン34が標識の一例に相当する。割込要求の発生、または外部装置からのデータ受信が切替条件の成立の一例に相当する。S302,S402を実行するCPU10が切替条件判断手段の一例に相当し、S304,S405を実行するCPU10が連続操作判断手段の一例に相当し、S308を実行するCPU10が切替禁止手段の一例に相当し、S310を実行するCPU10が標識表示手段の一例に相当し、S406,S408を実行するCPU10が動作部判断手段の一例に相当し、S504を実行するCPU10が割込禁止手段の一例に相当し、S312,S506を実行するCPU10が標識操作判断手段の一例に相当し、S318を実行するCPU10が許可手段の一例に相当し,S508を実行するCPU10が許可手段および表示切替許可手段の一例に相当し、S510を実行するCPU10が第1割込許可手段、第2割込許可手段、第3割込許可手段の一例に相当し、S518を実行するCPU10が実行指示判断手段の一例に相当する。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良切り替えが可能であることは容易に推察できるものである。
上記実施形態において、切替ボタン画像メモリ11bには、1種類の切替ボタン34が記憶されているものとして説明した。しかしながら、切替ボタン画像メモリ11bには、互いに異なる複数種類の切替ボタン34が、MFP1が実行可能な複数種類の機能に対応付けて記憶されていても良い。このようにすれば、選択中の機能とは別の機能の割込要求が発生した場合において、表示の切り替えを禁止するとき、MFP1は、当該別の機能に対応付けて記憶されている操作ボタン34を、操作面17aに表示することができる。
図6は、変形例のMFP1において、操作面17aに表示される画面を例示する図であって、(a)は、電話機能の割込要求があった場合を示し、(b)は、プリンタ機能の割込要求があった場合を示している。図6に示すように、後から割り込んだ機能の種類に応じた切替ボタン34を表示すれば、ユーザは切替ボタン34に基づいて、いずれの機能の割込要求があったかを認識できるので、より操作性が良い。なお、この変形例においては、切替ボタン画像メモリ11bが標識記憶手段の一例に相当する。
また、上記実施形態において、「連続的な操作」とは、所定の連続操作判断時間内に同一の操作ボタン32を複数回操作することを意味していた。これに代えて、「連続的な操作」とは、所定の連続操作判断時間内に操作面17a内を複数回操作することであっても良い。さらに、「連続的な操作」とは、同じ処理を繰り返し実行させるような指示を入力できる操作であれば良く、例えば、所定の判断時間以上継続して、操作面17aの同一箇所に入力媒体33を接触させる長押し操作であっても良い。
また、上記実施形態では、「複数の機能」として、コピー機能、ファクシミリ送受信機能、スキャン機能、プリンタ機能、電話機能、メンテナンスプリント機能、メディアプリント機能を例示していたが、さらに、別の機能を備えている複合機にも本発明は適用可能である。また、これらの機能に代えて、別の機能を有する各種の装置にも本発明を適用可能である。
また、上記実施形態では、操作面17aにおいてユーザが連続的に操作を行っている間、選択中機能画面から分割画面へ切り替えることを禁止していたが、操作面17aにおいてユーザが連続的に操作を行っている間、分割画面から選択中機能画面に切り替えることも禁止するように構成しても良い。
また、上記実施形態では、割込機能の種類に拘わらず、表示の切り替えを禁止する場合には、切替ボタン34を表示することとしていた。しかしながら、ファックス受信機能など、ユーザに知らせる必要性が低い所定の機能の割込要求発生時において、表示の切り替えを禁止するときには、切替ボタン34を表示しないように構成しても良い。この場合、ユーザに知らせる必要性が低い機能と高い機能とを区別するための情報を、例えば、ROM11に予め記憶しておき、割込要求発生時(S302,S402)にその必要性の高低を判断し、切替ボタン34を表示するか否かを振り分けるように構成しても良い。また、ユーザに知らせる必要性が低い機能の割込要求が発生した場合には、選択中機能画面から分割画面への移行自体行わないように構成しても良い。
また、上記実施形態の操作面17aは、その左右方向(図2に示すX方向)を長手方向としていた。しかしながら、操作面17aの形状はこれに限定されるものではない。例えば、操作面17aがその上下方向(図2に示すY方向)を長手方向とする形状である場合、操作面17aの上辺と下辺とのうち、一方の辺に近い位置が連続的に操作された場合、他方の辺寄りに切替ボタン34を表示するように構成しても良い。
また、上記第2実施形態では、選択中の機能の実行と割込機能の実行とが、共にプリンタ21による印刷動作を含むものである場合に、割込機能の実行を禁止していた。しかしながら、これに代えて、またはこれに加えて、選択中の機能の実行と割込機能の実行とが、共にスキャナ20による読取動作を含むものである場合に、割込機能の実行のための読取動作を禁止するように構成しても良い。例えば、あるユーザがコピー機能を利用するために、操作面17aを連続的に操作している最中に、ネットワーク接続した外部装置から別のユーザがプルスキャン機能(外部装置からMFP1に読取動作の実行を指示し、読み取り結果の電子データを外部装置に送信させる機能)を利用しようとする場合、プルスキャン機能の実行のための読取動作を禁止するように構成しても良い。
1 MFP(入力装置,複合機の一例)
11a 入力制御プログラム
11b 切替ボタン画像メモリ(標識記憶手段の一例)
17 タッチパネル
17a 操作面
20 スキャナ(動作部の一例)
21 プリンタ(動作部の一例)
34 切替ボタン(標識の一例)

Claims (10)

  1. 画像が表示される操作面と、前記操作面に対する操作を検出するタッチパネルとを備えた入力装置であって、
    前記操作面における表示の切替条件が成立したかを判断する切替条件判断手段と、
    前記タッチパネルにより、前記操作面に対する連続的な操作が検出されたかを判断する連続操作判断手段と、
    前記切替条件判断手段により前記切替条件が成立したと判断される場合において、前記連続操作判断手段により前記操作面に対する連続的な操作が検出されたと判断されるとき、前記切替条件に対応した表示の切り替えを禁止する切替禁止手段と、
    前記切替禁止手段により、前記切替条件に対応した表示の切り替えが禁止される間、所定の標識を前記操作面に表示する標識表示手段とを備える入力装置。
  2. 前記タッチパネルにより、前記操作面における表示の切り替え禁止を示す前記標識の表示領域に対する操作が検出されたかを判断する標識操作判断手段と、
    前記標識操作判断手段により前記標識の表示領域に対する操作が検出されたと判断される場合、前記切替禁止手段により禁止されていた表示の切り替えを許可する許可手段とを備える請求項1記載の入力装置。
  3. 前記標識表示手段は、
    前記操作面の長手方向において互いに対向する二辺のうち、一方の辺に近い位置が連続的に操作された場合、他方の辺寄りに前記標識を表示するものである請求項1または2に記載の入力装置。
  4. 前記入力装置は、複数の機能を有する複合機であって、
    前記切替条件判断手段は、選択中の機能に関する選択中機能画面が前記操作面に表示されている間に、前記選択中の機能とは別の機能の割込要求が発生した場合に、前記切替条件が成立したと判断するものである請求項1から3のいずれかに記載の入力装置。
  5. 互いに異なる動作をする複数種類の動作部と、
    前記選択中の機能とは別の機能の割込要求が発生した場合、当該別の機能の実行において動作する動作部と前記選択中の機能の実行において動作する動作部とが同じかを判断する動作部判断手段と、
    前記動作部判断手段により、前記別の機能の実行において動作する動作部と前記選択中の機能の実行において動作する動作部とが同じと判断される場合には、前記別の機能の実行のために前記動作部が動作することを禁止する割込禁止手段とを備える請求項4記載の入力装置。
  6. ユーザの操作に基づいて、前記切替禁止手段により禁止されていた表示の切り替えを許可する表示切替許可手段と、
    前記表示切替許可手段により前記表示の切り替えが許可される場合、前記割込禁止手段により禁止されていた前記別の機能の実行のための前記動作部の動作を許可する第1割込許可手段とを備える請求項5記載の入力装置。
  7. 前記選択中の機能を実行するための前記動作部の動作が終了することを条件として、前記割込禁止手段により禁止されていた前記別の機能の実行のための前記動作部の動作を許可する第2割込許可手段を備える請求項5または6に記載の入力装置。
  8. 前記選択中の機能の実行のための前記動作部の動作がユーザによって指示されたかを判断する実行指示判断手段と、
    前記実行指示判断手段により前記動作部の動作がユーザによって指示されないと判断されることを条件として、前記割込禁止手段により禁止されていた前記別の機能の実行のための前記動作部の動作を許可する第3割込許可手段とを備える請求項5から7のいずれかに記載の入力装置。
  9. 前記入力装置が実行可能な複数種類の機能と、互いに異なる複数種類の標識とを対応づけて記憶する標識記憶手段を備え、
    前記標識表示手段は、前記選択中の機能とは別の機能の割込要求が発生した場合において、前記切替禁止手段により表示の切り替えが禁止されるとき、前記別の機能に対応づけて前記標識記憶手段に記憶されている標識を前記操作面に表示するものである請求項4から8のいずれかに記載の入力装置。
  10. 画像が表示される操作面と、前記操作面に対する操作を検出するタッチパネルとを備えた入力装置において実行される入力制御プログラムであって、
    前記入力装置を、
    前記操作面における表示の切替条件が成立したかを判断する切替条件判断手段と、
    前記タッチパネルにより、前記操作面に対する連続的な操作が検出されたかを判断する連続操作判断手段と、
    前記切替条件判断手段により前記切替条件が成立したと判断される場合において、前記連続操作判断手段により前記操作面に対する連続的な操作が検出されたと判断されるとき、前記切替条件に対応した表示の切り替えを禁止する切替禁止手段と、
    前記切替禁止手段により、前記切替条件に対応した表示の切り替えが禁止される間、所定の標識を前記操作面に表示する標識表示手段として機能させる入力制御プログラム。
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