JP2007190805A - 情報機器の状態変更方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】後の動作には影響しない一時的な動作設定中または動作中は、他の利用者によって状態変更が一切行われない情報機器の状態変更方法及びそのプログラムを提供する。
【解決手段】ネットワークNを介して複数の入力径路により動作に係わる状態変更が可能な情報機器1a,1bの状態変更方法で、ある入力径路から情報機器1a,1bに後の動作に影響を与えないような一時的な動作設定を行っている間又は該動作設定に基づいた動作中は、他の入力径路からの状態変更を禁止するようにする。この状態変更が禁止されている間は、状態変更に関する情報を他の入力径路側に表示しない、又は、状態変更に関する情報を他の入力径路側に表示するとしても変更不可とし、状態変更が禁止されていることを、他の入力径路側の端末機器5b,5cで報知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワークを介して複数の入力径路により動作に係る状態変更が可能な情報機器の状態変更方法及びそのプログラムに関する。
ネットワークに接続されたコピー装置、ファックス装置、スキャナ装置、あるいはこれらを1つの機器に組込んだ複合機等の情報機器は、ネットワークを介してコンピュータ等の外部端末から、それらの操作及び動作設定を行うことが可能となっている。このため、情報機器をあるユーザーが使用しているときに、他のユーザーによってその動作設定が変更されてしまうことがあり、予期しない動作結果をもたらすという問題があった。
このような問題に対して、特許文献1には、外部入出力装置により特定のインタフェースを経由して内部環境設定が可能とされた印刷装置で、不用意に変更して欲しくない設定項目を登録しておき、登録されている設定項目の変更を制限する技術が開示されている。これにより、不用意に内部環境設定が変更されるのを防止し、ネットワーク環境での使用における内部環境設定を安定化させることができるとされている。
また、特許文献2には、ネットワークに接続されているプリンタ装置や複写装置の管理者が複数人いて、ある管理者により装置の設定変更をしているときに、他の管理者からの設定変更を禁止する技術が開示されている。これにより、同時に複数の管理者からの設定変更を防止し、設定に矛盾が生じないようにすることができるとされている。
特開平8−328770号公報 特開2003−318904号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術によれば、特定の設定項目の変更を制限することができるとしても、変更を許可されたオペレータにより、装置の使用中であっても設定項目が変更される恐れは依然としてある。また、印刷装置で印刷の都度変更される設定(例えば、印刷枚数、モノクロとカラー、片面と両面、・・・・・等)もあるが、このような後の印刷操作には影響しない一時的な動作設定については、他の利用者によって容易に変更されてしまう可能性がある。
また、特許文献2に開示の技術によれば、一人の管理者が装置の設定項目を変更している間は、他の管理者による設定項目の変更ができないようにすることができる。しかし、この場合は、設定に関する状況を互いによく理解している管理者同士による設定変更であり、しかも、設定変更後は装置の利用者全体に影響を与える初期設定や基本設定に関する設定変更を行うことが前提とされている。
しかし、装置の一般の利用者は、装置の設定内容にあまり詳しくない人が多い。また、この場合の動作設定と言っても、通常の利用者が容易に行える程度の内容に関するもので、例えば、装置が複写装置であるような場合は、複写枚数、両面印刷、変倍印刷、・・・等のその場限りの一時的な動作設定に限られている。このような、動作設定を行う場合でも他の利用者や管理者により装置の設定変更があると、通常の利用者はこれに対する対応ができず動作設定が変更されてしまうことがある。
本発明は上述した実情に鑑みてなされたもので、後の動作には影響しない一時的な動作設定中または動作中は、他の利用者によって状態変更が一切行われない情報機器の状態変更方法及びそのプログラムの提供を目的とする。
本発明による情報機器の状態変更方法は、ネットワークを介して複数の入力径路により動作に係わる状態変更が可能な情報機器の状態変更方法で、ある入力径路から情報機器に後の動作に影響を与えないような一時的な動作設定を行っている間又は該動作設定に基づいた動作中は、他の入力径路からの状態変更を禁止するようにする。
この状態変更が禁止されている間は、状態変更に関する情報を他の入力径路側に表示しない、又は、状態変更に関する情報を他の入力径路側に表示するとしても変更不可とする。そして、状態変更が禁止されていることを、他の入力径路側の端末機器で報知するようにしてもよい。また、前記の状態変更の禁止は、予約による動作設定を行う間又は該動作設定に基づいた動作中も含めることができる。なお、情報機器には、少なくともスキャナ機能、コピー機能を備えた画像処理装置を用いる場合は、機器共有とする観点から特に効果的である。
本発明によれば、情報機器の状態変更に関して特別の知識がない人でも、操作中は他から邪魔されることなく安心して情報機器を扱うことができる。また、管理者においても、自動的に情報機器の状態変更が禁止されるため、状態変更時に情報機器の使用状態をいちいちチェックし確認する必要がなくなり、不用意な状態変更を事前に回避することができる。
図により本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る情報機器とネットワークの接続システムの概略を説明する図で、情報機器としてデジタル複合機1を用いた例を示している。このデジタル複合機1は、社内LAN等の通信ネットワークN1を介して、端末機器としての複数のコンピュータ(PC)5と接続され、PC5との間で情報の交換が可能とされている。また、インターネット等の広域通信ネットワークN2とも接続されてインターネットファクシミリ装置2や外部PC3との情報の送受信も行われ、さらに、電話回線網N3を通じて他のファクシミリ装置4との通信もできるようにされている。
デジタル複合機1は、例えば、複写装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置、及びスキャナ装置等としての複数の機能を有している。また、このデジタル複合機1には、演算処理を行うCPU、一時的に処理情報を記憶するRAM、制御プログラムを格納しているROM等からなる機器制御部14を備えている。この機器制御部14には、デジタル複合機1が行う処理を管理する管理情報(各種の制御情報)を記憶する管理部17が接続され、また、記録用紙に記録された画像等を読取って画像データを生成する画像読取部11が接続されている。なお、画像読取部11には、原稿画像の画像データを取り込むためのCCD11aと、原稿の有無を検知する原稿検知センサ11bを有している。
また、機器制御部14には、記録用紙上に画像データを形成する画像形成部13が接続されている。この画像形成部13は、読取った画像データを一時的に記憶するメモリ13aと、メモリ13aに記憶された画像データから画像を形成して記録用紙に印字する印字部(LSU)13bと、印字部13bに記録用紙を給紙するためのトレイ13c,13dを備えている。これにより、デジタル複合機1は、画像読取部11で生成した画像データをメモリ13aに記憶させた後、印字部13bで画像を形成する複写機として機能する。
また、機器制御部14は、FAXモデム18に接続されて、電話回線網N3を介してファクシミリ装置4との間で送受信が行われる。このため、画像読取部11で生成した画像データを、FAXモデム18から公衆回線N3を経て他のファクシミリ装置4に送信することができる。また、他のファクシミリ装置4から送信された画像データをFAXモデム18で受信して画像形成部13で画像を形成することができる。すなわち、デジタル複合機1はファクシミリ装置として機能する。
また、機器制御部14は、通信部15と接続されて通信ネットワークN1を介して複数のPC5と接続される。デジタル複合機1が単独で動作可能な通常の状態では、通信ネットワークN1を介してPC5との間で情報を交換することができ、本発明で課題とするデジタル複合機1の各種設定の設定変更を行うこともできる。
さらに、デジタル複合機1は、画像読取部11で読取った画像データを通信部15を経てPC5に送信することができることから、PC5側からのスキャナ装置として機能する。また、PC5から送信された画像データを通信部15で受信させ、受信した画像データから画像形成部で画像を形成することができ、これにより、デジタル複合機1はPC5側からのプリンタ装置としても機能させることができる。
通信ネットワークN1は、更にインターネット等の広域通信ネットワークN2に接続されている。通信部15は、電子メール等に画像データを添付して送信するなどの方法により、広域通信ネットワークN2に接続されたインターネットファクシミリ装置2や外部PC3との間で、通信ネットワークN1及び広域通信ネットワークN2を介して画像データを送受信することができる。これにより、デジタル複合機1は、インターネットファクシミリ装置としても機能させることができる。
また、機器制御部14には、使用者による入力操作と操作指示を行う操作部12が接続されている。操作部12は、制御命令などの情報を入力するタッチパネル又はテンキー等の入力部12a、操作のための情報を表示する液晶表示等の表示部12bを有している。この操作部12には、デジタル複合機1の管理者や利用者を認証する認証コード等も入力されるとともに、各装置の設定及びその設定変更が行われる。なお、認証コードの入力や後述する各装置の設定値の状態変更は、通信部15を介して外部から行うこともできる。
さらに、機器制御部14には、ハードディスク装置(HD)16が接続されている。HD16は、画像読取部11が生成した画像データ等の画像処理に係るデータを記憶保持する。また、HD16は、機器制御部14に接続された消去手段19にも接続され、制御にしたがってHD16に記録保持されているデータを消去する。なお、機器制御部14は、この他に画像形成部13で形成される画像データにコピー禁止情報や機密情報等の特定画像情報を付加したり、この特定画像情報を読み出して複写を制御することが可能な画像処理部20が接続されている。
上述したように、デジタル複合機1は、ネットワーク等の複数の径路を介して複数の端末機器と接続され、各端末機器との情報交換により動作可能な情報機器として利用される。このため、デジタル複合機1が複写装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置、及びスキャナ装置として機能するための設定項目を、各端末機器から操作して設定変更することが可能とされている。
デジタル複合機1の設定項目としては、通常の利用者が機能利用の都度に行う一時的な設定と、デジタル複写機の機能に必要な基本設定がある。例えば、デジタル複合機1をプリンタとして使用するような場合を想定すると、前者の一時的な設定には、例えば、印刷枚数設定、カラー設定、両面設定、倍率設定などがあるが、このような設定項目は、利用者により必要に応じて設定され、印刷が終了すると所定の時間経過後は初期設定に戻り、後の他の利用者に対して影響を与えるものではない。したがって、後の利用者は、別途印刷に必要な設定をその都度行うこととなる。
他方、後者の基本設定については、デジタル複合機1の標準設定項目や、管理上の設定項目で、例えば、デジタル複合機1のIPアドレス、利用者のパスワードやアクセス権、標準印刷条件(例:モノクロ/カラー、片面/両面、変倍、選択カセット、濃度、・・・など)がある。これらの基本設定は、一旦設定されると、標準設定として装置の利用者全員に対して影響を与えるもので、このため、特別な権限を与えられた管理者のみによって、新たな設定又はその設定変更(以下、状態変更という)が可能とされている。
デジタル複合機1は、一般の利用者がその操作部12の表示部12bを見ながら入力部12aを操作して、直接に通常の指定を行ったり、印刷ジョブを実行する他に、ネットワークN1等を介して通信部15での情報交換により、PC5からも通常の設定を行ったり、印刷ジョブ実行を行うことができる。また、管理者も同様で、デジタル複合機1の操作部12で直接にデジタル複合機1の状態変更を行うことができるとともに、PC5からも状態変更を行うことができる。
このため、一般の利用者がデジタル複合機1を直接あるいはネットワーク上のPC5から使用するために、通常の一時的な設定及びそのジョブを実行している際に、この状態を知らずに、管理者等がデジタル複合機1の設定変更をネットワーク上のPC5により、又は直接行うことがある。この場合、管理者等による設定変更で、一般の利用者による設定が途中で一方的に変更されたり、設定されたジョブが停止されたりすることがある。
なお、管理者同士が、互いに基本設定に係わるような設定項目を変更していることを知らずに、それぞれ変更を行っているような場合は、変更項目やタイミングが競合することが生じやすいことから、いずれか一方が設定中の場合は他方での設定を禁止する必要がある。しかし、一般の利用者による基本設定に影響を与えないような一時的な設定は、上述したように管理者によって一方的に設定が変更されやすい。
図2は、ネットワークNを介して複数の情報機器1a,1bをサーバPC5a、クライアントPC5b,5c・・・で共用使用するシステム構成例を示す図で、情報機器1a,1bには、図1で説明したようなデジタル複合機を用いることができる。
本発明は、このようなネットワークを介して複数の入力径路により、状態変更が可能な情報機器1a,1bで、この情報機器を利用するために、後の動作に影響を与えないような一時的な動作設定を行っている間、あるいはこの動作設定に基づいた動作中は、他の入力径路からの状態変更が禁止されるようにするものである。
図2において、利用者が情報機器(以下、複合機という)1a又は1bを使用する場合、その使用形態として以下の3つの形態が想定される。
(1)利用者が、複合機1a又は1bを直接操作して一時的な動作設定を行っている間、あるいはその動作設定に基づいた動作中に、管理者等がPC5bから状態変更を行う形態。
(2)利用者が、PC5cから複合機1a又は1bに対して一時的な動作設定を行っている間、あるいはその動作設定に基づいた動作中に、管理者等が複合機1a又は1bを直接操作して状態変更を行う形態。
(3)利用者が、PC5cから複合機1a又は1bに対して一時的な動作設定を行っている間、あるいはその動作設定に基づいた動作中に、管理者等がPC5bから状態変更を行う形態。
なお、複合機1a又は1bが一般の利用者が使用している間に、状態変更されては困る設定項目としては、例えば、以下のようなものがある。
・複合機へのパスワード、アクセス権限
・コピー機能に対しては、モノクロ/カラー、片面/両面、変倍、カセット選択等
・スキャナ機能に対しては、モノクロ/カラー、解像度、画質等
・ファックス機能に対しては、送信条件、送信先名、アドレス等
・ドキュメントファイリングに対しては、アクセス権、ファイルやホルダー名の変更、ファイルやホルダーの移動、編集/削除等
・その他のオプションとして、メールビン、ステープル使用禁止、初期状態の変更等
がある。
図3は、図1で説明したデジタル複合機1の操作部12の一例を示す図で、利用者によってデジタル複合機の使用や設定等を直接操作するためのものである。デジタル複合機の利用者は、操作部12の左側の表示部12bを見ながら、右側の入力部12aで入力する。通常の利用者による使用の場合は、プリンタ、ファックス、コピー等の機能選択をする。コピーが選択されたときは、コピー濃度、用紙、倍率等の設定を行って実行操作する。また、複合機の基本設定及びその設定変更は、入力部12aのユーザー設定ボタンを押圧することにより、ユーザー設定画面で各種の設定及びキーオペレータプログラムを操作することが可能となる。なお、ユーザー設定は、通常は特定の管理者によって行われる。
また、図2に示すシステム構成例において、複合機1a,1bをネットワークを介してPC5b,5c・・・から操作することができる。この場合も、前記のデジタル複合機1を直接操作する場合と同様に、複合機1a,1bの機能選択、及びその使用のための状態変更は、PC5b,5c側で行われる。複合機1a,1bの操作及び状態変更は、例えば、PC5b,5c側で複合機1a,1bのウエブ画面を表示させ、このウエブ画面により行うことができる。
図4は、前記(1)の使用形態で、利用者が複合機を直接操作して一時的な動作設定を行っている間、あるいはその動作設定に基づいた動作中に、管理者等がネットワーク接続されたPCから状態変更を行う場合のフローを説明する図である。先ず、管理者等が、ステップS101でネットワーク接続された端末機器から、ネットワーク接続された状態変更等を行おうとする複合機のアドレスを指定し、例えば、ステップS102にて所定の複合機を選択しアクセスする。ステップS103にて、アクセス不可であれば(NO)、ステップS102に戻って再度アクセスにトライする。
ステップS103にて、アクセスOKであれば(YES)、ステップS104にて利用者認証が行われる。この場合、一般の利用者であるか状態変更の権限等を与えられた管理者であるかは、パスワード等により認証される。認証の結果、認証不可であれば(NO)、以後の操作を拒否されて終了する。認証の結果、認証OKであれば(YES)、ステップS105において、管理者等のPC上に複合機の設定内容(ネットワークステータス、送信先管理項目、管理設定項目、・・・等)を表示させることができる。
次のステップ106で、表示された項目(コピー、ファックス、プリンタ等の機能項目)の設定内容で状態変更を要するものが無ければ(NO)、ステップS111に進んで、他の項目で状態変更をするものがあるか否かを確認する。確認の結果、他の項目に状態変更すべき項目がなければ(NO)終了する。ステップS111で、他に状態変更を要する項目があれば(YES)、ステップS105に戻ってその項目の設定内容を表示させる。ステップS106で、状態変更を行う(YES)場合はステップS107に進み、ここで、複合機の状態変更しようとしている項目について使用中であるか否かを検出する。
複合機に対する状態変更しようとしている項目について、使用中である(YES)場合は、ステップS110により、端末機器を通じて管理者等に当該項目に関する状態変更が禁止状態であることが報知される。この場合、ステップS111に進んで、他の項目に関して状態変更を行うものがあるか否かを確認する。他の項目で状態変更を行う必要が無ければ(NO)終了し、他の項目で状態変更を行う必要があれば(YES)、ステップS105に戻る。
ステップS107で複合機が使用中でなければ、ステップS108で端末機器に新たな設定又は設定変更を入力し、ステップS109で入力された状態変更を複合機に送信して書込む。続いて、ステップS111で他の項目について状態変更をするものがあるか否かを確認する。他の項目で状態変更を行う必要が無ければ(NO)終了し、他の項目で状態変更を行う必要があれば(YES)、ステップS105に戻り、上記のステップを繰り返す。
図5は、前記(2)の使用形態で、利用者が端末機器から複合機に対して一時的な動作設定を行っている間、あるいはその動作設定に基づいた動作中に、管理者等が複合機の操作パネルを直接操作して状態変更を行う場合のフローを説明する図である。管理者等は、ステップS201でネットワーク接続された複合機に対峙して該複合機の状態変更を直接行う準備をし、ステップS202にて複合機の操作部のユーザー設定ボタン(図3参照)を押圧する。これにより、操作部の表示が設定モードに移行する。
ステップS202の設定モードで、ステップS203にて利用者認証が行われる。この場合、一般の利用者であるか設定変更の権限等を与えられた管理者であるかをパスワード等により認証される。認証の結果、認証不可であれば(NO)、以後の操作を拒否されて終了する。認証の結果、認証OKであれば(YES)、ステップS204において、管理者等のPC上に複合機の設定内容(例えば、省エネ設定、操作設定、デバイス設定、コピー設定、ファックス送信設定・・・等)を表示させることができる。
次のステップS205で、表示された項目(コピー、ファックス等の機能項目)の設定内容に変更を要するものが無ければ(NO)、ステップS209に進んで、他の項目で状態変更するものがあるか否かを確認する。確認の結果、他の項目に状態変更すべき項目がなければ(NO)終了する。ステップS209で、他に状態変更を要する項目があれば(YES)、ステップS204に戻ってその項目の設定内容を表示させる。ステップS205で、状態変更を行う(YES)場合はステップS206に進み、ここで、複合機の状態変更しようとしている項目についてアクセス中であるか否かを検出する。
複合機に対する状態変更しようとしている項目について、アクセス中である(YES)場合は、ステップS208により、管理者等に当該項目に関する設定変更が禁止状態であることが報知される。この場合、ステップS209に進んで、他の項目に関して状態変更を行うものがあるか否かを確認する。他の項目で状態変更を行う必要が無ければ(NO)終了し、他の項目で設定や設定変更を行う必要があれば(YES)、ステップS204に戻る。
ステップS206で複合機に端末機器からアクセス中でなければ、ステップS207で表示の指示にしたがって新たに設定又は設定変更を入力し書込む。続いて、ステップS209で他の項目について状態変更をするものがあるか否かを確認する。他の項目で状態変更を行う必要が無ければ(NO)終了し、他の項目で状態変更を行う必要があれば(YES)、ステップS204に戻り、上記のステップを繰り返す。
また、前記(3)の使用形態である、利用者が端末機器から複合機に対して一時的な動作設定を行っている間、あるいはその動作設定に基づいた動作中に、管理者等が他の端末機器から設定変更を行う場合においても、上述した図4で説明したのと同様なフローで複合機の状態変更が行われる。
上記の図4及び図5のフローにおいて、一般の利用者(管理者であってもよい)によって複合機が使用準備中であったり使用中であるような場合は、ステップS110(図4)あるいはステップS208(図5)において、管理者等に当該項目に関する設定や設定変更等の状態変更が禁止される。この状態変更の禁止期間は、複合機が当該項目について使用中であったり、アクセス中である期間に限られるが、この期間中は、他の入力径路から状態変更を行おうとする管理者等に、状態変更に関する情報を操作部あるいはPCのウエブ上に表示しないようにするようにしてもよい。これにより、管理者等は自動的に状態変更ができない状態となる。
また、状態変更の禁止期間中は、他の入力径路から状態変更を行おうとする管理者等に、状態変更に関する情報は操作部あるいはPCのウエブ上に表示するが、変更不可とするようにしてもよい。これにより、管理者等は自動的に状態変更ができない状態となる。また、状態変更に関する情報を表示しなかったり、表示しても変更不可とする場合に、他の入力径路側の表示装置に、状態変更が禁止されていることを表示することにより、何故状態変更が不可なのか管理者等に報知するようにするのが好ましい。
また、複合機は予約により使用される場合もある。この予約による使用の際も、基本設定に関する設定項目の変更によって、その動作設定が変更される可能性がある。したがって、上述した状態変更の禁止期間には、予約による複合機使用のための動作設定やその動作中に対しても含めるようにすることが望ましい。しかし、予約タイムが長時間であったりすると、その間は複合機を独占することとなり、有効な使用を阻害することにもなるので、タイマー制限を設定するなどして、状態変更の禁止状態が長時間継続しないようにすることが望ましい。
上記の実施形態では、情報機器として、少なくともスキャナ機能、コピー機能を備えた画像処理装置として使用される複合機の例で説明したが、この他に、スキャナ装置、コピー装置、プリンタ装置、ファックス装置などの独立した機能をもつ情報機器であってもよい。
また、上述した、本発明による情報機器の状態変更方法は、情報機器に搭載されたコンピュータによって実行される。このため、情報機器が使用中あるいはアクセス中であるような場合には、例えば、他からの状態変更が禁止されるような手順を示したプログラムが用いられる。また、本発明による情報機器の状態変更方法を、コンピュータに実行させるための前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用いて実施することができる。
本発明に係る情報機器(デジタル複合機)とネットワークの接続システムの概略を説明する図である。 本発明に係るネットワークを介して複数の情報機器を、複数の端末機器で共用使用するシステム構成例を説明する図である。 本発明に係るデジタル複合機の操作部の一例を説明する図である。 本発明で、管理者等がネットワーク接続されたPCから状態変更を行う場合のフローを説明する図である。 本発明で、管理者等が複合機を直接操作して状態変更を行う場合のフローを説明する図である。
符号の説明
1…デジタル複合機、1a,1b…複合機、2…インターネットファクシミリ装置、3…外部PC、4…ファクシミリ装置、5…コンピュータ(PC)、5a,5b,5c…端末機器(PC)、11…画像読取部、11a…CCD、11b…原稿検知センサ、12…操作部、12a…入力部、12b…表示部、13…画像形成部、13a…メモリ、13b…印字部(LSU)、13c,13d…トレイ、14…機器制御部、15…通信部、16…ハードディスク装置(HD)、17…管理部、18…FAXモデム、19…消去手段、20…画像処理部。

Claims (7)

  1. ネットワークを介して複数の入力径路により動作に係わる状態変更が可能な情報機器の状態変更方法であって、
    ある入力径路から前記情報機器に後の動作に影響を与えないような一時的な動作設定を行っている間又は該動作設定に基づいた動作中は、他の入力径路からの状態変更を禁止することを特徴とする情報機器の状態変更方法。
  2. 前記状態変更が禁止されている間は、前記状態変更に関する情報を他の入力径路側に表示させないことを特徴とする請求項1に記載の情報機器の状態変更方法。
  3. 前記状態変更が禁止されている間は、前記状態変更に関する情報を他の入力径路側に表示させるが変更不可とすることを特徴とする請求項1に記載の情報機器の状態変更方法。
  4. 前記状態変更が禁止されていることを、他の入力径路側の端末機器で報知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報機器の状態変更方法。
  5. 前記状態変更の禁止は、予約による動作設定を行う間又は該動作設定に基づいた動作中を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報機器の状態変更方法。
  6. 前記情報機器は、少なくともスキャナ機能、コピー機能を備えた画像処理装置であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報機器の状態変更方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報機器の状態変更方法を、コンピュータにより実行させるためのプログラム。
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