JP2010273159A - 画像処理装置及び画像処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像処理装置に表示される表示画面をモニタ画面に表示させる場合に、特定の画像についてはモニタ画面に表示させないようにする。
【解決手段】画像形成装置10は、ディスプレイ15の表示画面のデータを外部の画像モニタリング装置20に送出することで、画像モニタリング装置20のディスプレイ28にて、画像形成装置10のディスプレイ15をモニタすることができる。画像形成装置10は、画像モニタリング装置20に送出する画面のデータに、所定の条件に基づく禁止画像が含まれている場合には、その禁止画像を画像モニタリング装置20に送出しないようにする。所定の条件として、コピーやスキャン、プリントなどの機能を実行する際に対象となる画像データをプレビュー表示させたり、サムネイル画像として表示させる場合にその画像データを禁止画像として設定することができる。
【選択図】図1
【解決手段】画像形成装置10は、ディスプレイ15の表示画面のデータを外部の画像モニタリング装置20に送出することで、画像モニタリング装置20のディスプレイ28にて、画像形成装置10のディスプレイ15をモニタすることができる。画像形成装置10は、画像モニタリング装置20に送出する画面のデータに、所定の条件に基づく禁止画像が含まれている場合には、その禁止画像を画像モニタリング装置20に送出しないようにする。所定の条件として、コピーやスキャン、プリントなどの機能を実行する際に対象となる画像データをプレビュー表示させたり、サムネイル画像として表示させる場合にその画像データを禁止画像として設定することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像処理装置及び画像処理システム、より詳細には、文書のコピー、スキャン、ファクス、プリント、ドキュメントファイリングなどの機能を備えた画像処理装置の表示画面を遠隔でリモート表示を行うリモートオペレーションパネル機能を備えた画像処理装置及びシステムに関するものである。
例えば、コピーやプリンタ、ファクシミリ、スキャン等の画像処理機能を備えた複合機として構成された画像処理装置において、パソコンなど情報処理装置のモニタ画面に、画像処理装置の操作パネルの表示画面を表示させ、その情報処理装置から複合機本体を操作できるようにした、所謂リモートオペレーションパネルと呼ばれる機能がある。
このようなオペレーションパネル機能は、画像処理装置の表示画面と同じ画面がモニタ画面に表示されるため、画像処理装置とは離れた場所で、その画像処理装置の操作の様子をモニタすることができる。また、画像処理装置とは離れた場所にユーザがいても簡単に画像処理装置を操作できる、という利点がある。あるいは、画像処理装置の操作が困難なユーザであっても、パソコンなどの情報処理装置を用いて画像処理装置の操作が可能となる、という利点もある。
このようなオペレーションパネル機能は、画像処理装置の表示画面と同じ画面がモニタ画面に表示されるため、画像処理装置とは離れた場所で、その画像処理装置の操作の様子をモニタすることができる。また、画像処理装置とは離れた場所にユーザがいても簡単に画像処理装置を操作できる、という利点がある。あるいは、画像処理装置の操作が困難なユーザであっても、パソコンなどの情報処理装置を用いて画像処理装置の操作が可能となる、という利点もある。
ここでリモートオペレーションパネル機能においては、画像処理装置とは離れた場所で、画像処理装置の表示画面をモニタすることができるが、画像処理装置とは別の場所で表示画面のモニタ表示が行われると、そのモニタ表示画面をユーザ以外の他人が見ることで、情報漏洩やセキュリティの低下等の問題が生じる可能性がある。例えば、遠隔のモニタ表示画面がコンビニなどのパブリックスペース等に設置され、一般のユーザが画像処理装置を利用できるようにした場合、そのモニタ表示画面には、画像処理装置で行われるコピーやスキャン時のプレビュー画像やサムネイル画像が表示されてしまい、これらの画像が見られることにより、個人情報漏洩等の問題が起こる可能性がある。
例えば、特許文献1では、機密性の高いジョブについては、セキュリティレベルの低い人からはその履歴やステータスを見ることができないようにして、機密性の高いジョブのセキュリティを強化するようにしたシステムが開示されている。このシステムでは、現在認証中の画像形成装置のユーザのユーザジョブ以外のジョブは、当該ジョブに関する受付番号、受付時刻、個人ID、部数又は枚数、文書名の情報のうち、少なくともいずれか1つの情報の内容を判別不能にするか、もしくは当該ジョブそのものの存在を非表示にするようにしている。
上述したように、複合機として構成された画像処理装置では、ユーザがコピーやスキャンを行ったときに、その原稿画像のプレビュー画像やサムネイル画像が操作パネルの表示画面に表示されるものがある。ここで、その表示画面をリモートオペレーションパネル機能によってモニタ表示させると、その原稿画像を他人が見ることにより、個人情報の漏洩やセキュリティ性が低下する可能性がある。従って、個人情報保護等の観点から、画像処理装置に特定の画像を表示するときに、その画像をモニタ画面に表示させないようにすることが求められている。
また、特許文献1では、認証中のユーザのジョブ以外のジョブに関する画像を非表示することが開示されているが、認証/非認証にかかわらない一般ユーザに対する表示制限については触れられていない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、画像処理装置に表示される表示画面をモニタ画面に表示させる場合に、特定の画像についてはモニタ画面に表示させないようにすることで、個人情報の漏洩やセキュリティ低下を防止するようにした画像形成処理装置及び画像処理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、画像データの画像形成、外部機器との間の画像データの送受信、特定の記録媒体に対する画像データの記録保持、のうちの1または複数の処理が可能である画像処理装置において、画像データの処理に関する情報を表示させる表示手段と、表示手段に表示した画面のデータを外部の画像モニタリング装置に送出する送出手段とを有し、画像モニタリング装置に送出する画面のデータに、所定の条件に基づく禁止画像が含まれている場合には、禁止画像を画像モニタリング装置に送出しないことを特徴とする画像処理装置である。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、画像データに対する特定の処理に応じて、処理実行前に処理対象の画像データを前記表示手段にプレビュー表示させるプレビュー表示手段と、画像データに対する特定の処理に応じて、処理対象の画像データをサムネイル画像にして前記表示手段に表示させるサムネイル表示手段とを有し、上記の所定の条件は、画像処理装置で実行可能な処理ごとに、プレビュー表示を行う画像データと、サムネイル表示を行う画像データとをそれぞれ禁止画像とするか否かを設定した条件であって、表示手段に対してプレビュー表示またはサムネイル表示を行う際に、所定の条件に基づきプレビュー表示またはサムネイル表示が禁止画像として設定されている場合には、禁止画像を画像モニタリング装置に送出しないことを特徴とする画像処理装置である。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、画像処理装置で実行可能な処理が、原稿画像のコピー、原稿画像のスキャン、画像データのファクシミリによる送受信、画像データのプリント、及び画像データを所定の記憶手段に記憶保持させるドキュメントファイリング、であることを特徴とる画像処理装置である。
第4の技術手段は、画像データの画像形成、外部機器との間の画像データの送受信、特定の記録媒体に対する画像データの記録保持、のうちの1または複数の処理が可能である画像処理装置と、画像処理装置の表示画面をモニタするモニタ表示手段を備えた画像モニタリング装置と、を有する画像処理システムにおいて、画像処理装置が、画像データの処理に関する情報を表示させる表示手段と、表示手段に表示した画面のデータを前記画像モニタリング装置に送出する送出手段とを有し、画像処理装置の表示手段に表示する画面のデータに、所定の条件に基づく禁止画像が含まれている場合には、該禁止画像をモニタ表示手段に表示させないことを特徴とする画像処理システムである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、画像処理装置が、画像モニタリング装置に送出する画面のデータに、所定の条件に基づく禁止画像が含まれている場合には、該禁止画像を前記画像処理装置から前記画像モニタリング装置に送出しないことを特徴とする画像処理システムである。
第6の技術手段は、第5の技術手段おいて、画像処理装置が、画像データに対する特定の処理に応じて、処理実行前に処理対象の画像データを前記表示手段にプレビュー表示させるプレビュー表示手段と、画像データに対する特定の処理に応じて、処理対象の画像データをサムネイル画像にして前記表示手段に表示させるサムネイル表示手段とを有し、前記所定の条件は、画像処理装置で実行可能な処理ごとに、プレビュー表示を行う画像データと、サムネイル表示を行う画像データとをそれぞれ禁止画像とするか否かを設定した条件であって、画像処理装置は、表示手段に対して前記プレビュー表示またはサムネイル表示を行う際に、所定の条件に基づきプレビュー表示またはサムネイル表示が禁止画像として設定されている場合には、禁止画像を画像モニタリング装置に送出しないことを特徴とする画像処理システムである。
第7の技術手段は、第4の技術手段において、画像処理装置が、画像データに対する特定の処理に応じて、処理実行前に処理対象の画像データを表示手段にプレビュー表示させるプレビュー表示手段と、画像データに対する特定の処理に応じて、処理対象の画像データをサムネイル画像にして前記表示手段に表示させるサムネイル表示手段とを有し、所定の条件は、画像処理装置で実行可能な処理ごとに、プレビュー表示を行う画像データと、サムネイル表示を行う画像データとをそれぞれ禁止画像とするか否かを設定した条件であって、画像モニタリング装置は、モニタ表示手段に対して、画像処理装置から送出された画面のデータを画像モニタ表示手段に表示する際、所定の条件に基づき画面のデータに含まれるプレビュー表示またはサムネイル表示が禁止画像として設定されているか否かを判別し、プレビュー表示またはサムネイル画像が禁止画像として設定されている場合には、禁止画像をモニタ表示手段に表示しないことを特徴とする画像処理システムである。
第8の技術手段は、第6または第7の技術手段の画像処理システムにおいて、画像処理装置で実行可能な処理が、原稿画像のコピー、原稿画像のスキャン、画像データのファクシミリによる送受信、画像データのプリント、及び画像データを所定の記憶手段に記憶保持させるドキュメントファイリング、であることを特徴としたものである。
本発明によれば、画像処理装置に表示される表示画面をモニタ画面に表示させる場合に、特定の画像についてはモニタ画面に表示させないようにすることで、個人情報の漏洩やセキュリティ低下を防止するようにした画像形成処理装置及び画像処理システムを提供することができる。
(実施形態1)
図1は、本発明による画像形成システムの一実施形態を説明するためのブロック図である。本実施形態の画像形成システムは、画像形成機能を備えた画像形成装置10と、画像形成装置に接続する画像モニタリング装置20とから構成されている。画像形成装置は、本発明の画像処理装置に相当するのである。
画像形成装置10と画像モニタリング装置20との接続は、単独の通信ケーブルなどによる接続であってもよく、あるいはLANやインターネットなどの通信回線を使用したものであってもよく、あるいは複数の通信方式を併用したもの等であってもよい。
図1は、本発明による画像形成システムの一実施形態を説明するためのブロック図である。本実施形態の画像形成システムは、画像形成機能を備えた画像形成装置10と、画像形成装置に接続する画像モニタリング装置20とから構成されている。画像形成装置は、本発明の画像処理装置に相当するのである。
画像形成装置10と画像モニタリング装置20との接続は、単独の通信ケーブルなどによる接続であってもよく、あるいはLANやインターネットなどの通信回線を使用したものであってもよく、あるいは複数の通信方式を併用したもの等であってもよい。
画像形成装置10は、CPU11、通信用のインターフェイス12、ディスプレイメモリ13、ディスプレイコントローラ14、ディスプレイ15、プログラムメモリ16、表示禁止テーブル17を備えている。
CPU11は、プログラムメモリ16が保持するプログラムに従い、表示手段であるディスプレイ15に表示すべき表示データをディスプレイコントローラ14に転送する。ディスプレイコントローラ14は、転送された表示データに基づき表示画面を生成し、生成した画面をディスプレイメモリ13に蓄積し、蓄積した画面をディスプレイ15に表示させる。
また、ディスプレイメモリ13に表示させる画面は、CPU11の制御によって、インターフェイス12を通じて画像データとして画像モニタリング装置20に送信することができる。
CPU11は、プログラムメモリ16が保持するプログラムに従い、表示手段であるディスプレイ15に表示すべき表示データをディスプレイコントローラ14に転送する。ディスプレイコントローラ14は、転送された表示データに基づき表示画面を生成し、生成した画面をディスプレイメモリ13に蓄積し、蓄積した画面をディスプレイ15に表示させる。
また、ディスプレイメモリ13に表示させる画面は、CPU11の制御によって、インターフェイス12を通じて画像データとして画像モニタリング装置20に送信することができる。
画像モニタリング装置20は、本体装置21とディスプレイ28とを有し、本体装置21は、CPU22、通信用のインターフェイス23、ディスプレイメモリ24、ディスプレイコントローラ25、プログラムメモリ26を備えている。画像モニタリング装置20は、例えばPCなどの情報処理装置によって実現することができる。また、画像モニタリング装置のディスプレイ28は、本体装置21と分離してケーブル等によって接続された形態であってもよく、本体装置21とディスプレイ28が一体に構成されたものであってもよい。
画像モニタリング装置20のCPU22は、プログラムメモリ26に保持したプログラムに従い、画像形成装置10からの画像データをインターフェイス23を通じて受信し、表示データとしてディスプレイコントローラ25に転送する。ディスプレイコントローラ25は、表示データに基づき表示画面を生成し、生成した画面をディスプレイメモリ24に蓄積し、蓄積した画面をモニタ表示手段であるディスプレイ15に表示させる。
このようにして、画像形成装置10のディスプレイ15の表示画面を画像モニタリング装置20のディスプレイ28に表示させることにより、ディスプレイ28によって画像形成装置10のディスプレイ15の表示画像をモニタリングすることができる。
このようにして、画像形成装置10のディスプレイ15の表示画面を画像モニタリング装置20のディスプレイ28に表示させることにより、ディスプレイ28によって画像形成装置10のディスプレイ15の表示画像をモニタリングすることができる。
本実施形態では、画像形成装置10のディスプレイ15の表示画面を画像モニタリング装置20でモニタリングする際に、画像形成装置10の表示禁止テーブル17に予め設定されている禁止画像が画像形成装置10で表示されている場合には、その禁止画像については画像モニタリング装置20に送出しないようにすることで、画像モニタリング装置20で表示させないようにする。
ここでは、画像形成装置10の表示禁止テーブル17は、モニタリングを禁止する画像の種類を予め定めてテーブルとして記憶しておく。この表示禁止テーブル17は、メモリなどの記憶手段により構成される。
ここでは、画像形成装置10の表示禁止テーブル17は、モニタリングを禁止する画像の種類を予め定めてテーブルとして記憶しておく。この表示禁止テーブル17は、メモリなどの記憶手段により構成される。
表示禁止テーブル17により禁止される画像の種類としては、画像形成装置10で特定の処理を実行するときに、その処理の前に処理対象の画像をプレビュー表示させるときのプレビュー画像と、処理対象の画像や処理済みの画像をサムネイルにして表示するときのサムネイル画像とを設定する。このような、禁止テーブルに設定されたモニタを禁止する画像を禁止画像とする。
画像形成装置10のCPU11は、画像データをインターフェイス12から送出するときに、表示禁止テーブル17の内容に従い、禁止画像として禁止されている画像の画像データを画像モニタリング装置に送出させないようにする。このときに、禁止画像の画像データを別の画像データ、例えば、「表示禁止機能設定中」という表示をもつ画像データに置き換えることができる。画像形成装置10は、置き換えられた画像データをインターフェイス12から画像モニタリング装置20に送出する。これにより、画像形成装置10で禁止画像として設定されている画像については、画像モニタリング装置20のディスプレイ28に表示させないようにすることができる。
図2は、本発明の実施形態に適用される表示禁止テーブルの設定例を示す図である。画像形成装置10の表示禁止テーブル17には、図2に示すようなサービス項目が予め設定され、それぞれのサービス項目についてモニタ表示を禁止するか、もしくは許可するかを予め設定しておくことができる。サービス項目は、画像形成装置で実行できるコピー、スキャン、プリント、ドキュメントファイリング、ファクスなどの処理項目に相当するものである。
この例では、サービス項目として、プレビュー表示に係わる項目とサムネイル表示に係わる項目とが設定される。プレビュー表示及びサムネイル表示のいずれにおいても、処理対象となっている画像データそのものが画面表示されるため、画像モニタリング装置20にておいてもその画像データが表示されることになる。従って、これらのサービス項目ごとに、プレビュー表示とサムネイル表示とのそれぞれについて、画像モニタリング装置20における表示を許可するか禁止するかを予め定めておくことができる。
この例では、サービス項目として、プレビュー表示に係わる項目とサムネイル表示に係わる項目とが設定される。プレビュー表示及びサムネイル表示のいずれにおいても、処理対象となっている画像データそのものが画面表示されるため、画像モニタリング装置20にておいてもその画像データが表示されることになる。従って、これらのサービス項目ごとに、プレビュー表示とサムネイル表示とのそれぞれについて、画像モニタリング装置20における表示を許可するか禁止するかを予め定めておくことができる。
次にプレビュー機能とサムネイル機能について説明する。
プレビュー機能は、複合機などの画像処理装置において、コピーやプリントを実行する前に、その対象となった画像データを表示手段にプレビュー表示する機能である。プレビューによりユーザは、事前にプリント等の処理に係わる状態を確認できるので、設定が誤っていた場合には、その処理が行われる前に再設定が可能となり、資源の無駄ややり直しの手間を省くことができる。例えば複合機におけるプレビューの機能としては、複合機が備えるスキャナで読み取った画像を印刷(つまりコピー)するときのプレビューの他、スキャナで読み取った画像を外部機器に送信したりメモリ等の媒体に転送したりするときのプレビュー、ファックスの送受信の際のプレビュー、あるいはドキュメントファイリング機能により画像データを画像形成装置の記憶媒体にファイリングするときのプレビュー機能などがある。
プレビュー機能は、複合機などの画像処理装置において、コピーやプリントを実行する前に、その対象となった画像データを表示手段にプレビュー表示する機能である。プレビューによりユーザは、事前にプリント等の処理に係わる状態を確認できるので、設定が誤っていた場合には、その処理が行われる前に再設定が可能となり、資源の無駄ややり直しの手間を省くことができる。例えば複合機におけるプレビューの機能としては、複合機が備えるスキャナで読み取った画像を印刷(つまりコピー)するときのプレビューの他、スキャナで読み取った画像を外部機器に送信したりメモリ等の媒体に転送したりするときのプレビュー、ファックスの送受信の際のプレビュー、あるいはドキュメントファイリング機能により画像データを画像形成装置の記憶媒体にファイリングするときのプレビュー機能などがある。
図2に示すコピープレビューは、コピーによって印刷対象となった画像データについてプレビュー表示を可能にするものである。この場合、画像形成装置10は、原稿画像を読み取るスキャナと、スキャナによって読み取った原稿画像データを記録紙等の媒体に画像形成(印刷)する画像形成機能とを備えている。そしてユーザが原稿をスキャナで読み取らせてコピーを行うときに、画像形成装置10では、読み取った画像データを印刷する前に、その画像データをディスプレイ15に表示させる。このときのプレビュー表示は、拡大・縮小印刷や、複数画像の同時印刷(Nin1)、画像回転などの印刷仕上がり状態を印刷条件に合わせて表示させることができる。また、パンチやステープルなどの仕上げ状態をプレビューさせることもできる。ユーザは、そのプレビュー画像を確認した上で、所定の操作を行うことにより、原稿画像を印刷させるようにする。
このコピープレビューが使用されたときには、スキャナで読み取った原稿画像の画像データがディスプレイ15に表示される。従って、そのモニタリングを許可すれば、画像モニタリング装置20でも同じ画像データが表示されることになる。図2のコピープレビューでは、画像形成装置10でコピープレビューが実行されたときに、その画面を画像モニタリング装置20で表示させることを許可するか禁止するかを予め設定しておくことができる。
次にスキャンプレビューは、画像形成装置が備えるスキャナを用いて原稿画像データを読み取って利用する際に、読み取った画像データをプレビューさせる機能である。スキャナ機能により、例えば、スキャナで読み取った画像データを外部機器に送信したり、可搬型メモリに転送したりすることができる。スキャナにより読み取った画像データの送信方式としては、例えば、Eメールによって特定の送信先アドレスに対して送信したり、スキャンした画像データを特定のFTPサーバのディレクトリに送信したり、あるいは、スキャンした画像データをネットワーク上のコンピュータの共有フォルダに送信したりすることができる。あるいは、スキャンした画像データを特定のコンピュータの指定フォルダに送信したり、画像形成装置に装着したUSBメモリに転送するなどの処理も可能である。
スキャンプレビューが使用されたときには、スキャナで読み取った原稿画像の画像データがディスプレイ15に表示されるため、その画面を画像モニタリング装置20で表示させることを許可するか禁止するかを予め設定しておくことができる。
スキャンプレビューが使用されたときには、スキャナで読み取った原稿画像の画像データがディスプレイ15に表示されるため、その画面を画像モニタリング装置20で表示させることを許可するか禁止するかを予め設定しておくことができる。
プリントプレビューは、画像形成装置10のプリンタ機能を使用して、画像データの画像形成(印刷)を行う際に、印刷対象となっている画像データをプレビューにて表示させる機能である。この場合にも、印刷しようとする画像がディスプレイに15に表示されるため、その画面を画像モニタリング装置20で表示させることを許可するか禁止するかを予め設定しておくことができる。
ドキュメントファイリングプレビューは、画像形成装置のドキュメントファイリング機能を使用して画像データをファイルする際に、その画像データをプレビューにて表示させる機能である。ドキュメントファイリング機能は、画像データを画像形成装置10の記憶手段に記憶させてファイリングする機能である。ファイリングする画像データとしては、スキャナで読み取った画像データや、ファクシミリやメールにて受信した画像データ、PCなどから入力された画像データなどを適用することができる。ドキュメントファイリングプレビューが使用されたときには、ファイリングしようとする画像データがディスプレイ15に表示されるため、その画面を画像モニタリング装置20で表示させることを許可するか禁止するかを予め設定しておくことができる。
ファックスプレビューは、画像形成装置のファクシミリ機能を使用して画像データを受信した際に、その画像データをプリントする前にプレビューにて表示させる機能である。また、ファクシミリデータを送信する際に、送信前に送信画像データをプレビューにて表示させるものであってもよい。ファックスプレビューが使用されたときには、印刷もしくはファクシミリ送信しようとする画像データがディスプレイ15に表示されるため、その画面を画像モニタリング装置20で表示させることを許可するか禁止するかを予め設定しておくことができる。
次にサムネイル機能について説明する。サムネイル機能は、上記のプレビューと同様に、画像データを印刷する際、あるいは外部に送信する際、あるいは特定の記憶手段に記憶させる際等の処理において、対象とする画像データを複数のサムネイル画像にして一覧的に表示させるようにした機能である。
例えばコピーサムネールは、複数枚の原稿のコピーを行うときに、スキャナで読み取った複数の画像データを一旦メモリに蓄積し、印刷前にこれらの画像データをサムネイル画像にして一覧的に表示させることができるようにしたものである。この場合にも、コピーしようとする画像データがサムネイル画像としてディスプレイ15に表示されるため、その画面を画像モニタリング装置20で表示させることを許可するか禁止するかを予め設定しておくことができる。
例えばコピーサムネールは、複数枚の原稿のコピーを行うときに、スキャナで読み取った複数の画像データを一旦メモリに蓄積し、印刷前にこれらの画像データをサムネイル画像にして一覧的に表示させることができるようにしたものである。この場合にも、コピーしようとする画像データがサムネイル画像としてディスプレイ15に表示されるため、その画面を画像モニタリング装置20で表示させることを許可するか禁止するかを予め設定しておくことができる。
スキャンサムネールは、上記のようなスキャン機能を用いてスキャナで読み取った画像データを送信したり、記憶手段に記憶させたりするときに、スキャナで読み取った複数枚の画像データを一旦メモリに蓄積し、目的とする処理の前にサムネイル画像として一覧的に表示させることができるようにしたものである。この場合にも、スキャン機能により処理しようとする画像データがサムネイル画像としてディスプレイ15に表示されるため、その画面を画像モニタリング装置20で表示させることを許可するか禁止するかを予め設定しておくことができる。
プリントサムネールは、上記のようなプリント機能を用いて画像データを印刷するときに、複数枚の画像データを一旦メモリに蓄積し、印刷処理の前にサムネイル画像として一覧的に表示させることができるようにしたものである。この場合にも、プリント機能により処理しようとする画像データがサムネイル画像としてディスプレイ15に表示されるため、その画面を画像モニタリング装置20で表示させることを許可するか禁止するかを予め設定しておくことができる。
ドキュメントファイリングサムネールは、上記のようなドキュメントファイリング機能を用いて画像データをファイリングするときに、ファイリングした複数枚の画像データをサムネイル画像として一覧的に表示させることができるようにしたものである。この場合にも、ドキュメントファイリング機能によりファイリングした画像データがサムネイル画像としてディスプレイ15に表示されるため、その画面を画像モニタリング装置20で表示させることを許可するか禁止するかを予め設定しておくことができる。
ファクスサムネールは、ファクリミリ機能を用いて画像データを受信もしくは送信するときに、複数枚の画像データを一旦メモリに蓄積し、受信したファクシミリを印刷する前に、もしくはファクシミリ送信を行う前にサムネイル画像として一覧的に表示させることができるようにしたものである。この場合にも、ファクシミリ受信した画像データ、もしくはファクシミリ送信しようとする画像データがサムネイル画像としてディスプレイ15に表示されるため、その画面を画像モニタリング装置20で表示させることを許可するか禁止するかを予め設定しておくことができる。
表示禁止テーブル17は、上記のような画像形成装置で実行できる処理に相当するサービス項目を設定し、そのサービス項目ごとに、プレビュー表示とサムネイル表示のそれぞれについて、画像モニタリング装置20におけるモニタ表示を許可するか否かを設定しておく。画像形成装置10で、これらの表示禁止テーブル17に設定されているサービス項目に該当する処理が実行されたときに、そのサービス項目に設定されたモニタ表示情報を参照し、モニタ表示が禁止された禁止画像であれば、ディスプレイ15に表示する画像データを画像モニタリング装置20に送信しないようにする。これにより、画像形成装置10で設定された禁止画像については、画像モニタリング装置20でモニタすることができないようにすることができる。また、このときに禁止画像の代わりに、他の画像データを画像モニタリング装置に送出することができる。
図3及び図4は、プレビュー画面とそのモニタ表示の表示例を示すもので、図3は、画像表示装置のディスプレイの表示画面例を示す図、図4は、画像モニタリング装置のディスプレイの表示画面例を示す図である。
画像形成装置10のディスプレイ28で表示させる画像がプレビュー表示画像である場合、一例として図3に示すような表示画面30が表示される。ここでは表示画面30には、プレビューの対象となっている画像データ31が表示されている。
画像形成装置10のディスプレイ28で表示させる画像がプレビュー表示画像である場合、一例として図3に示すような表示画面30が表示される。ここでは表示画面30には、プレビューの対象となっている画像データ31が表示されている。
プレビュー表示を行っているときのサービス項目が、表示禁止テーブル17でモニタ表示禁止に設定されている場合、プレビュー対象の画像データ31は、画像形成装置10から画像モニタリング装置20に送信されず、かわりに、「表示禁止機能設定中」との表示を含む画像データが送信される。図4に示すように、画像モニタリング装置20のディスプレイ28には、画像形成装置の表示画面30と同様の構成の表示画面40が表示されるが、プレビュー画像の部分については、プレビューの対象となった画像データ31ではなく、「表示禁止機能設定中」との表示を含む画像データ41が表示される。
図5及び図6は、サムネイル画面とそのモニタ表示の表示例を示すもので、図5は、画像表示装置のディスプレイの表示画面例を示す図、図6は、画像モニタリング装置のディスプレイの表示画面例を示す図である。
画像形成装置10のディスプレイ28で表示させる画像がサムネイル表示画像である場合、一例として図5に示すような表示画面50が表示される。ここでは表示画面50には、プレビューの対象となっている複数のサムネイル画像データ51が表示されている。
画像形成装置10のディスプレイ28で表示させる画像がサムネイル表示画像である場合、一例として図5に示すような表示画面50が表示される。ここでは表示画面50には、プレビューの対象となっている複数のサムネイル画像データ51が表示されている。
サムネイル表示を行っているときのサービス項目が、表示禁止テーブル17でモニタ表示禁止に設定されている場合、サムネイル画像データ51は、画像形成装置10から画像モニタリング装置20に送信されず、かわりに、「表示禁止機能設定中」との表示を含む画像データが送信される。
図6に示すように、画像モニタリング装置20のディスプレイ28には、画像形成装置の表示画面50と同様の構成の表示画面60が表示されるが、サムネイル画像の部分については、サムネイル表示の対象となった画像データ51ではなく、「表示禁止機能設定中」との表示を含む画像データ61が複数表示される。
図6に示すように、画像モニタリング装置20のディスプレイ28には、画像形成装置の表示画面50と同様の構成の表示画面60が表示されるが、サムネイル画像の部分については、サムネイル表示の対象となった画像データ51ではなく、「表示禁止機能設定中」との表示を含む画像データ61が複数表示される。
上記のように、本発明に係る実施形態によれば、複合機として構成された画像形成装置のディスプレイ15を画像モニタリング装置20のディスプレイ28に表示させる機能を備えた画像形成システムにおいて、画像データに特定の処理を行わせてその画像データを画像形成装置10のディスプレイ15に表示させる際に、予めモニタ表示が禁止された所定の処理の場合には、画像モニタリング装置20のディスプレイ28には、その画像データを表示させないようにすることができる。そしてこれにより、個人情報の漏洩やセキュリティ低下を効果的に防止することができるようになる。
また、本発明に係る実施形態では、コピー、スキャン、ファクシミリ送受信、プリント、及びドキュメントファイリング等の処理(サービス)ごとに、プレビュー表示を行う画像データと、サムネイル表示を行う画像データとをそれぞれ禁止画像とするか否かを設定することができるため、画像形成装置10の処理に応じて、使用者が意図的にモニタ画面に表示させる処理と、禁止画像としてモニタ画面に表示させない処理を個別に設定することができ、モニタ画面に表示させる場合には、例えば遠方の監視者からの操作支援を得ることができる、という効果が得られる。
また、本実施形態の画像モニタリング装置20を、例えば画像形成装置10のサポートサービスを行うユーザサポートセンタに設置することで、画像形成装置10の状態をユーザサポートセンタから確認することも可能になる。この場合、ユーザが誤って画像形成装置10のプレビュー表示キーを押してしまい、機密文書が第3者に見られて漏洩してしまうことを防止することができる、という効果もある。
また、本実施形態の画像モニタリング装置20を、例えば画像形成装置10のサポートサービスを行うユーザサポートセンタに設置することで、画像形成装置10の状態をユーザサポートセンタから確認することも可能になる。この場合、ユーザが誤って画像形成装置10のプレビュー表示キーを押してしまい、機密文書が第3者に見られて漏洩してしまうことを防止することができる、という効果もある。
(実施形態2)
図7は、本発明による画像形成システムの第2の実施形態を説明するためのブロック図である。上記実施形態1では、画像形成装置10が表示禁止テーブル17を備え、画像形成装置10にて禁止画像を判断して、画像モニタリング装置20におけるモニタ表示を禁止させる制御を行っていたが、本実施形態では、表示禁止テーブル27を画像モニタリング装置20に備え、画像モニタリング装置20側で画像形成装置10の処理に応じた禁止画像を判断し、禁止画像のモニタ表示を行わないようにするものである。
図7は、本発明による画像形成システムの第2の実施形態を説明するためのブロック図である。上記実施形態1では、画像形成装置10が表示禁止テーブル17を備え、画像形成装置10にて禁止画像を判断して、画像モニタリング装置20におけるモニタ表示を禁止させる制御を行っていたが、本実施形態では、表示禁止テーブル27を画像モニタリング装置20に備え、画像モニタリング装置20側で画像形成装置10の処理に応じた禁止画像を判断し、禁止画像のモニタ表示を行わないようにするものである。
画像形成装置10のCPU11は、プログラムメモリ16のプログラムに従い、表示データをディスプレイコントローラ14に転送する。ディスプレイコントローラ14は、表示データに基づき表示画面を生成し、生成した画面はディスプレイメモリ13に蓄積され、蓄積した画面はディスプレイ15に表示される。また、ディスプレイメモリ13に蓄積した画面のデータは、CPU11の制御によって、インターフェイス12を通じて画像モニタリング装置20に送信することができる。
また、画像形成装置10は、コピーやスキャナ機能が使用され、プレビュー画像またはサムネイル画像を表示している場合、そのときのモードを示すモードデータをインターフェイス12を通じて画像モニタリング装置20に送信する。モードデータは、例えば図2の表示禁止テーブルのサービス項目に対応するモードを示すもので、コピー、スキャン、プリント、ドキュメントファイリング、ファックスなどのモードを示すものである。このモードデータには、各サービス項目に対応する処理において、プレビューまたはサムネイル表示が行われていることを示す情報が含まれる。
画像モニタリング装置20のCPU22は、プログラムメモリ26のプログラムに従って、画像形成装置10から送信された画像データをインターフェイス23を通じて受信し、表示データとしてディスプレイコントローラ25に転送する。ディスプレイコントローラ25は、転送された表示データに基づき表示画面を生成し、生成した画面をディスプレイメモリ24に蓄積し、蓄積した画面をディスプレイ28に表示させる。これにより、画像モニタリング装置20のディスプレイ28では、画像形成装置10のディスプレイ15と同様の表示を行うことによって、画像形成装置10の表示画像をモニタリングすることができる。
このときに画像モニタリング装置20では、画像形成装置10から送信されたモードデータを受信し、画像モニタリング装置20のCPU11は、受信したモードデータに応じて、表示禁止テーブル17を参照する。そして、そのモードデータが示すモード(コピー、スキャン、プリント、ドキュメントファイリング、ファックスなど)に対して、プレビューやサムネイルなどの禁止画像が設定されている場合は、禁止画像の部分を別の画像、例えば、「表示禁止機能設定中」という表示に置き換える。置き換えられた画像データは、ディスプレイコントローラ14によりディスプレイ15に送出することで、プレビュー表示及びサムネイル表示をさせないようにすることができる。
画像モニタリング装置20が有する表示禁止テーブル27は、図2に示す表示禁止テーブルと同様の構成とすることができる。これにより、画像モニタリング装置20のCPU22は、画像形成装置10から送信されたモードデータに含まれるサービス項目を参照して、該当するサービス項目のプレビューまたはサムネイル表示が禁止されているか否かを判別し、モニタ表示からこれらプレビューまたはサムネイル表示を削除して、「表示禁止機能設定中」を含む他の画像データに置き換える。置き換えられた表示画面は、実施形態1の図3〜図6に示す画面と同様とすることができる。
本実施形態においても、実施形態1と同様に画像モニタリング装置20で表示させる画像を所定条件に従って制御することができ、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
本実施形態においても、実施形態1と同様に画像モニタリング装置20で表示させる画像を所定条件に従って制御することができ、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
10…画像形成装置、11…CPU、12…インターフェイス、13…ディスプレイメモリ、14…ディスプレイコントローラ、15…ディスプレイ、16…プログラムメモリ、17…表示禁止テーブル、20…画像モニタリング装置、21…本体装置、22…CPU、23…インターフェイス、24…ディスプレイメモリ、25…ディスプレイコントローラ、26…プログラムメモリ、27…表示禁止テーブル、28…ディスプレイ、30…表示画面、31…画像データ、40…表示画面、41…画像データ、50…表示画面、51…サムネイル画像データ、60…表示画面、61…画像データ。
Claims (8)
- 画像データの画像形成、外部機器との間の画像データの送受信、特定の記録媒体に対する画像データの記録保持、のうちの1または複数の処理が可能である画像処理装置において、画像データの処理に関する情報を表示させる表示手段と、該表示手段に表示した画面のデータを外部の画像モニタリング装置に送出する送出手段とを有し、
前記モニタリング装置に送出する画面のデータに、所定の条件に基づく禁止画像が含まれている場合には、該禁止画像を前記画像モニタリング装置に送出しないことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置において、画像データに対する特定の処理に応じて、処理実行前に処理対象の画像データを前記表示手段にプレビュー表示させるプレビュー表示手段と、画像データに対する特定の処理に応じて、処理対象の画像データをサムネイル画像にして前記表示手段に表示させるサムネイル表示手段とを有し、
前記所定の条件は、前記画像処理装置で実行可能な処理ごとに、前記プレビュー表示を行う画像データと、前記サムネイル表示を行う画像データとをそれぞれ禁止画像とするか否かを設定した条件であって、
前記表示手段に対して前記プレビュー表示または前記サムネイル表示を行う際に、前記所定の条件に基づき前記プレビュー表示またはサムネイル表示が禁止画像として設定されている場合には、該禁止画像を前記画像モニタリング装置に送出しないことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2に記載の画像処理装置において、前記画像処理装置で実行可能な処理は、原稿画像のコピー、原稿画像のスキャン、画像データのファクシミリによる送受信、画像データのプリント、及び画像データを所定の記憶手段に記憶保持させるドキュメントファイリング、であることを特徴とする画像処理装置。
- 画像データの画像形成、外部機器との間の画像データの送受信、特定の記録媒体に対する画像データの記録保持、のうちの1または複数の処理が可能である画像処理装置と、該画像処理装置の表示画面をモニタするモニタ表示手段を備えた画像モニタリング装置と、を有する画像処理システムにおいて、
前記画像処理装置は、画像データの処理に関する情報を表示させる表示手段と、該表示手段に表示した画面のデータを前記画像モニタリング装置に送出する送出手段とを有し、
前記画像処理装置の表示手段に表示する画面のデータに、所定の条件に基づく禁止画像が含まれている場合には、該禁止画像を前記モニタ表示手段に表示させないことを特徴とする画像処理システム。 - 請求項4に記載の画像処理システムにおいて、前記画像処理装置は、前記画像モニタリング装置に送出する画面のデータに、所定の条件に基づく禁止画像が含まれている場合には、該禁止画像を前記画像処理装置から前記画像モニタリング装置に送出しないことを特徴とする画像処理システム。
- 請求項5に記載の画像処理システムにおいて、前記画像処理装置は、画像データに対する特定の処理に応じて、処理実行前に処理対象の画像データを前記表示手段にプレビュー表示させるプレビュー表示手段と、画像データに対する特定の処理に応じて、処理対象の画像データをサムネイル画像にして前記表示手段に表示させるサムネイル表示手段とを有し、
前記所定の条件は、前記画像処理装置で実行可能な処理ごとに、前記プレビュー表示を行う画像データと、前記サムネイル表示を行う画像データとをそれぞれ禁止画像とするか否かを設定した条件であって、
前記画像処理装置は、前記表示手段に対して前記プレビュー表示または前記サムネイル表示を行う際に、前記所定の条件に基づき前記プレビュー表示またはサムネイル表示が禁止画像として設定されている場合には、該禁止画像を前記画像モニタリング装置に送出しないことを特徴とする画像処理システム。 - 請求項4に記載の画像処理システムにおいて、前記画像処理装置は、画像データに対する特定の処理に応じて、処理実行前に処理対象の画像データを前記表示手段にプレビュー表示させるプレビュー表示手段と、画像データに対する特定の処理に応じて、処理対象の画像データをサムネイル画像にして前記表示手段に表示させるサムネイル表示手段とを有し、
前記所定の条件は、前記画像処理装置で実行可能な処理ごとに、前記プレビュー表示を行う画像データと、前記サムネイル表示を行う画像データとをそれぞれ禁止画像とするか否かを設定した条件であって、
前記画像モニタリング装置は、前記モニタ表示手段に対して、前記画像処理装置から送出された画面のデータを前記モニタ表示手段に表示する際、前記所定の条件に基づき前記画面のデータに含まれる前記プレビュー表示またはサムネイル表示が禁止画像として設定されているか否かを判別し、該プレビュー表示またはサムネイル画像が禁止画像として設定されている場合には、該禁止画像を前記モニタ表示手段に表示しないことを特徴とする画像処理システム。 - 請求項6または7に記載の画像処理システムにおいて、前記画像処理装置で実行可能な処理は、原稿画像のコピー、原稿画像のスキャン、画像データのファクシミリによる送受信、画像データのプリント、及び画像データを所定の記憶手段に記憶保持させるドキュメントファイリング、であることを特徴とする画像処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009123860A JP2010273159A (ja) | 2009-05-22 | 2009-05-22 | 画像処理装置及び画像処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009123860A JP2010273159A (ja) | 2009-05-22 | 2009-05-22 | 画像処理装置及び画像処理システム |
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JP2010273159A true JP2010273159A (ja) | 2010-12-02 |
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ID=43420823
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014071497A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-21 | Murata Mach Ltd | 通信端末装置、情報処理システムおよび画像送信方法 |
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JP2015179890A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、遠隔保守システム、情報処理方法及びプログラム |
JP2019086567A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2009
- 2009-05-22 JP JP2009123860A patent/JP2010273159A/ja active Pending
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