JP7017061B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1に記載された画像形成装置は、ユーザーインターフェイス装置と、トナーカートリッジとを有する。ユーザーインターフェイス装置は、純正品のトナーカートリッジ(第1交換部品)以外のトナーカートリッジ(第2交換部品)が装着された場合、通知メッセージを表示する。通知メッセージは、純正品に対応した動作モードとは異なる動作モードへ移行することをユーザーに通知する。さらに、ユーザーインターフェイス装置は、確認メッセージを表示する。確認メッセージは、純正品に対応した動作モードとは異なる動作モードでは、画像品質に関して純正品に対応した動作モードと同等の保障ができないことをユーザーに確認させる。その結果、ユーザーの意思により、純正品以外のトナーカートリッジを使用することが可能である。
特開2005-326731号公報
しかしながら、特許文献1に記載された画像形成装置は、純正品以外のトナーカートリッジのトナーによってシートに形成される画像の品質とプレビュー画像とを考慮した処理を実行していない。また、純正品以外のトナーカートリッジを装着した場合の画像品質を保障していない。さらに、一般的には、プレビュー画像は、純正品のトナーカートリッジが装着されていることを想定して作成される。従って、純正品以外のトナーカートリッジが装着されている場合に、シートに形成される画像の品質に関して誤解の生じる情報が、プレビュー画像によってユーザーに提示される可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、第1交換部品と相違する第2交換部品が装着されている場合に、シートに形成される画像の品質に関して誤解の生じる情報がユーザーに提示されることを抑制できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、シートに形成される画像の品質に関して誤解の生じる情報がユーザーに提示されることを抑制できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の一局面によれば、画像形成装置は、交換部品が装着され、前記交換部品に収容された消耗品を消費して、画像データに基づく画像をシートに形成する。画像形成装置は、表示部と、制御部とを備える。制御部は、前記シートに前記画像が形成される前に、前記画像のサムネイル画像を表示するように、前記表示部を制御する。前記交換部品が第1交換部品である場合、前記制御部は、前記画像のプレビュー画像を表示するように、トリガーに応じて前記表示部を制御する。前記画像に対する前記プレビュー画像の縮小率は、前記画像に対する前記サムネイル画像の縮小率よりも小さい。前記交換部品が前記第1交換部品と相違する第2交換部品である場合、前記制御部は、前記プレビュー画像の表示を規制する。
本発明の他の局面によれば、画像形成装置は、画像をシートに形成する。画像形成装置は、表示部と、制御部と、像担持体と、記憶部と、濃度検出部とを備える。制御部は、前記シートに前記画像が形成される前に、前記画像のサムネイル画像を表示するように、前記表示部を制御する。記憶部は、前記画像の濃度を評価するための評価画像を記憶する。濃度検出部は、前記像担持体に形成された前記評価画像の濃度を検出する。前記制御部は、前記評価画像の濃度の第1検出値と第2検出値との差分の大きさに応じて前記画像のプレビュー画像の表示を規制する。前記プレビュー画像は、前記サムネイル画像に代えて、トリガーに応じて表示される。前記画像に対する前記プレビュー画像の縮小率は、前記画像に対する前記サムネイル画像の縮小率よりも小さい。前記第1検出値と前記第2検出値とは、異なる時期に前記像担持体に形成された前記評価画像の検出値を示す。
本発明によれば、第1交換部品と相違する第2交換部品が装着されている場合に、シートに形成される画像の品質に関して誤解の生じる情報がユーザーに提示されることを抑制できる。また、本発明によれば、シートに形成される画像の品質に関して誤解の生じる情報がユーザーに提示されることを抑制できる。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置を示す模式的断面図である。 (a)は、実施形態1に係る制御装置を示す図である。(b)は、実施形態1に係る記憶部に記憶された評価画像を示す図である。 実施形態1に係る初期画面を示す図である。 実施形態1に係る第1コンテナ用の第1プレビュー画面を示す図である。 実施形態1に係る第1コンテナ用の第2プレビュー画面を示す図である。 実施形態1に係る第2コンテナ用の第1プレビュー画面と濃度チャートと濃度グラフとを示す図である。 実施形態1に係る制御部の実行する濃度分析処理を示すフローチャートである。 実施形態1に係る制御部の実行するプレビュー処理を示すフローチャートである。 実施形態1に係るプレビュー規制処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るプレビュー規制処理の一例である第1プレビュー規制処理を示すフローチャートである。 実施形態2に係る第2コンテナ用の第1プレビュー画面と濃度チャートと濃度グラフとを示す図である。 実施形態2に係る第2コンテナ用の第2プレビュー画面を示す図である。 実施形態2に係るプレビュー規制処理の一例である第2プレビュー規制処理を示すフローチャートである。 実施形態2に係るプレビュー規制処理の一例である第3プレビュー規制処理を示すフローチャートである。 実施形態2の第1変形例に係る第2コンテナ用の第1プレビュー画面を示す図である。 本発明の実施形態3に係るプレビュー規制処理を示すフローチャートである。 実施形態3の第1変形例に係る第2コンテナ用の第2プレビュー画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
(実施形態1)
図1~図9を参照して、本発明の実施形態1に係る画像形成装置100を説明する。まず、図1を参照して、画像形成装置100を説明する。図1は、画像形成装置100を示す模式的断面図である。図1に示すように、画像形成装置100は、電子写真方式の画像形成装置である。画像形成装置100は、例えば、プリンター、コピー機、又は複合機であり、ファクシミリ機能を有していてもよい。
画像形成装置100は、給送部A1と、搬送部A2と、トナー供給部A3と、画像形成部A4と、排出部A5と、原稿搬送部A6と、読取部A7と、入力部A8と、濃度センサーSNと、制御装置A9とを備える。制御装置A9は、画像形成装置100の動作を制御する。「濃度センサーSN」は、「濃度検出部」の一例に相当する。
給送部A1は、複数のシートPを収容する。シートPは、例えば、用紙である。給送部A1は、搬送部A2へシートPを給送する。搬送部A2は、画像形成部A4にシートPを搬送する。搬送部A2は複数の搬送ローラーを含む。
トナー供給部A3は、画像形成部A4にトナーを供給する。「トナー」は「消耗品」の一例に相当する。具体的には、トナー供給部A3は、互いに異なる色のトナーを収容する複数のトナーコンテナ41(実施形態1ではトナーコンテナ41a~トナーコンテナ41d)と、複数のリーダーRDを含む。トナーコンテナ41の各々は画像形成装置100に装着される。トナーコンテナ41の各々は画像形成装置100に対して着脱自在である。トナーコンテナ41は、「交換部品」の一例に相当する。
トナーコンテナ41aは、イエロー色のトナーを収容し、画像形成部A4にイエロー色のトナーを供給する。トナーコンテナ41bは、マゼンタ色のトナーを収容し、画像形成部A4にマゼンタ色のトナーを供給する。トナーコンテナ41cは、シアン色のトナーを収容し、画像形成部A4にシアン色のトナーを供給する。トナーコンテナ41dは、ブラック色のトナーを収容し、画像形成部A4にブラック色のトナーを供給する。
トナーコンテナ41の各々は、IC(Integrated Circuit)タグGを含む。ICタグGは、トナーコンテナ41の周面に配置される。ICタグGは、トナーコンテナ41の識別情報を記憶する。複数のリーダーRDは、それぞれ、複数のトナーコンテナ41に対応して配置される。リーダーRDは、ICタグGからトナーコンテナ41の識別情報を読み取る。
画像形成部A4は、トナーコンテナ41に収容されたトナーを消費して、画像データに基づく画像をシートPに形成する。
具体的には、画像形成部A4は、露光部11、複数の作像部13(実施形態1では作像部13a~作像部13d)、中間転写ベルト15、2次転写ローラー17、及び定着部19を含む。
露光部11は、画像データに基づく光を作像部13の各々に照射し、作像部13の各々に静電潜像を形成する。作像部13aは、静電潜像に基づきイエロー色のトナー像を形成し、作像部13bは、静電潜像に基づきマゼンタ色のトナー像を形成する。作像部13cは、静電潜像に基づきシアン色のトナー像を形成し、作像部13dは、静電潜像に基づきブラック色のトナー像を形成する。
中間転写ベルト15の外表面には、複数の作像部13から複数色のトナー像が重畳して転写され、画像が形成される。つまり、中間転写ベルト15は、画像を担持する。中間転写ベルト15は、「像担持体」の一例に相当する。2次転写ローラー17は、中間転写ベルト15の外表面に形成された画像をシートPに転写する。定着部19はシートPを加熱及び加圧して、画像をシートPに定着させる。
更に具体的には、作像部13の各々は、感光体ドラム30、帯電部31、現像部33、1次転写ローラー35、及びクリーニング部37を含む。複数の感光体ドラム30は、中間転写ベルト15の外表面に当接し、中間転写ベルト15の回転方向に沿って配置される。複数の1次転写ローラー35は、複数の感光体ドラム30に対応して設けられ、中間転写ベルト15を介して、複数の感光体ドラム30に対向する。
帯電部31は感光体ドラム30の周面を帯電する。感光体ドラム30の周面には、露光部11によって光が照射され、静電潜像が形成される。現像部33は、静電潜像にトナーを付着させて、静電潜像を現像し、感光体ドラム30の周面にトナー像を形成する。つまり、感光体ドラム30はトナー像を担持する。1次転写ローラー35は、感光体ドラム30に形成されたトナー像を中間転写ベルト15の外表面に転写する。クリーニング部37は、感光体ドラム30の周面に残留しているトナーを除去する。
搬送部A2は、画像形成部A4によって画像の形成されたシートPを排出部A5に搬送する。排出部A5は画像形成装置100の外部にシートPを排出する。排出部A5は排出ローラーを含む。
原稿搬送部A6は、原稿Rを読取部A7に搬送する。読取部A7は、原稿Rに形成された原稿画像を読み取って、原稿画像を示す画像データを生成する。入力部A8は、ユーザーからの入力を受け付ける。入力部A8は、種々の画像を表示する表示部45を含む。表示部45は、例えば、液晶ディスプレーを含む。また、表示部45は、タッチパネル45aを含む。タッチパネル45aは、ユーザーの接触による入力を受け付ける。
濃度センサーSNは、中間転写ベルト15に形成された複数の評価画像の各々の濃度を検出する。評価画像の各々は、シートPに形成される画像の濃度を評価するための画像である。例えば、濃度センサーSNは、反射型濃度センサーである。反射型濃度センサーは、中間転写ベルト15に形成された評価画像へ光を出射し、評価画像からの反射光の第1成分と第2成分とを検出する。第1成分と第2成分とは互いに偏光面が直交する。具体的には、第1成分は、P波(P偏光)成分を示し、第2成分はS波(S偏光)成分を示す。反射型濃度センサーは、P波成分とS波成分とに基づいて、中間転写ベルト15に形成された評価画像の濃度を検出する。
次に、図2(a)及び図2(b)を参照して、制御装置A9を説明する。図2(a)は、制御装置A9を示す図である。図2(a)に示すように、制御装置A9は、制御部51と、記憶部53とを含む。制御部51は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーを含む。記憶部53は、記憶装置を含み、データ及びコンピュータープログラムを記憶する。記憶部53は、半導体メモリーのような主記憶装置と、半導体メモリー及び/又はハードディスクドライブのような補助記憶装置とを含む。記憶部53は、リムーバブルメディアを含んでいてもよい。制御部51のプロセッサーは、記憶部53の記憶装置の記憶しているコンピュータープログラムを実行して、画像形成装置100の各構成(例えば表示部45)を制御する。
制御部51は、読取部A7から原稿画像を示す画像データを取得する。具体的には、読取部A7が単数の原稿から単数の原稿画像を読み取った場合は、制御部51は、単数の原稿画像を示す単数の画像データを読取部A7から取得する。読取部A7が複数の原稿から複数の原稿画像を読み取った場合は、制御部51は、複数の原稿画像をそれぞれ示す複数の画像データを読取部A7から取得する。
制御部51は、原稿画像を示す画像データを取得すると、表示部45が初期画面(以下、「初期画面SC0」と記載する。)を表示するように、表示部45を制御する。初期画面SC0は、プレビュー画面を表示する前に表示される画面である。
制御部51は、リーダーRDの各々から、トナーコンテナ41の識別情報を取得する。そして、トナーコンテナ41ごとに、制御部51は、識別情報に基づいて、トナーコンテナ41が、第1コンテナTC1であるか、第2コンテナTC2であるかを判定する。第1コンテナTC1は、例えば、画像形成装置100の専用コンテナである。第2コンテナTC2は、第1コンテナTC1と相違する。第2コンテナTC2は、例えば、非専用コンテナである。第1コンテナTC1は「第1交換部品」の一例に相当し、第2コンテナTC2は「第2交換部品」の一例に相当する。
具体的には、記憶部53は、複数の色にそれぞれ対応する複数の第1コンテナTC1の各々の識別情報(以下、「参照識別情報」と記載する。)を記憶する。制御部51は、トナーコンテナ41ごとに、リーダーRDから取得した識別情報と参照識別情報とを比較する。そして、制御部51は、リーダーRDから取得した識別情報と参照識別情報とが一致した場合に、トナーコンテナ41が第1コンテナTC1であると判定する。一方、制御部51は、リーダーRDから取得した識別情報と参照識別情報とが一致しなかった場合に、トナーコンテナ41が第2コンテナTC2であると判定する。
制御部51は、濃度センサーSNから、中間転写ベルト15に形成された評価画像の濃度の検出値を取得する。以下、第1コンテナTC1のトナーによって中間転写ベルト15に形成された評価画像の濃度の検出値を「第1検出値」と記載する。つまり、「第1検出値」は、トナーコンテナ41が第1コンテナTC1であるときの評価画像の濃度の検出値である。第2コンテナTC2のトナーによって中間転写ベルト15に形成された評価画像の濃度の検出値を「第2検出値」と記載する。つまり、「第2検出値」は、トナーコンテナ41が第2コンテナTC2であるときの評価画像の濃度の検出値である。「第1検出値」及び「第2検出値」を総称して「出力濃度値」と記載する場合がある。記憶部53は、評価画像を記憶している。記憶部53が記憶している評価画像の示す濃度値を「入力濃度値」と記載する場合がある。
図2(b)は、評価画像Qa~評価画像Qdを示す図である。図2(a)及び図2(b)に示すように、記憶部53は、複数の評価画像Qa(実施形態1では評価画像Qa1~評価画像QaN)、複数の評価画像Qb(実施形態1では評価画像Qb1~評価画像QbN)、複数の評価画像Qc(実施形態1では評価画像Qc1~評価画像QcN)、及び複数の評価画像Qd(実施形態1では評価画像Qd1~評価画像QdN)を記憶している。「N」は1以上の整数を示す。実施形態1では、「N」は2以上の整数を示す。なお、評価画像Qa~評価画像Qdを総称して「評価画像Q」と記載する場合がある。
評価画像Qa1~評価画像QaNの各々は、トナーコンテナ41aのトナーの色を有している。評価画像Qa1~評価画像QaNは互いに異なる濃度値を示す。そして、評価画像Qa1から評価画像QaNに向かって、段階的に濃度値が大きくなる。
評価画像Qb1~評価画像QbNの各々は、トナーコンテナ41bのトナーの色を有している。評価画像Qb1~評価画像QbNは互いに異なる濃度値を示す。そして、評価画像Qb1から評価画像QbNに向かって、段階的に濃度値が大きくなる。
評価画像Qc1~評価画像QcNの各々は、トナーコンテナ41cのトナーの色を有している。評価画像Qc1~評価画像QcNは互いに異なる濃度値を示す。そして、評価画像Qc1から評価画像QcNに向かって、段階的に濃度値が大きくなる。
評価画像Qd1~評価画像QdNの各々は、トナーコンテナ41dのトナーの色を有している。評価画像Qd1~評価画像QdNは互いに異なる濃度値を示す。そして、評価画像Qd1から評価画像QdNに向かって、段階的に濃度値が大きくなる。
次に、図3を参照して、表示部45が表示する初期画面SC0を説明する。図3は、初期画面SC0を示す図である。図3に示すように、表示部45は初期画面SC0を表示する。初期画面SC0は特定領域61を有する。初期画面SC0は、特定領域61に表示されたサンプル画像63と、プレビューボタン65とを含む。サンプル画像63は、記憶部53に予め記憶されている。
プレビューボタン65が押下されると、入力部A8は第1トリガーFTを制御部51に出力する。第1トリガーFTは、初期画面SC0を、第1プレビュー画面SC1又は第1プレビュー画面SC1Xに遷移させるためのトリガーである。
第1プレビュー画面SC1及び第1プレビュー画面SC1Xの各々は、読取原稿画像GNをシートPに形成する際のプレビュー画面である。読取原稿画像GNは、読取部A7から取得された画像データの示す画像であり、読取後の原稿画像を示す。読取原稿画像GNは、「画像」の一例に相当する。
次に、図4を参照して第1コンテナTC1用の第1プレビュー画面SC1を説明する。図4は、第1プレビュー画面SC1を示す図である。図4に示すように、表示部45は、画像形成装置100に装着された全てのトナーコンテナ41が第1コンテナTC1である場合に、第1トリガーFTに応じて第1プレビュー画面SC1を表示する。第1プレビュー画面SC1は第1所定領域67を有する。第1プレビュー画面SC1は、第1所定領域67に表示されたサムネイル画像69と、詳細ボタン71とを含む。つまり、制御部51は、シートPに読取原稿画像GNが形成される前に、読取原稿画像GNのサムネイル画像69を表示するように、表示部45を制御する。
サムネイル画像69は、読取原稿画像GNを縮小した画像を示す。制御部51は、第1プレビュー画面SC1において、詳細ボタン71を有効にする。従って、詳細ボタン71が押下されると、入力部A8は第2トリガーSTを制御部51に出力する。第2トリガーSTは、第1プレビュー画面SC1を、第2プレビュー画面SC2に遷移させるためのトリガーである。第2トリガーSTは「トリガー」の一例に相当する。第2プレビュー画面SC2は、第1プレビュー画面SC1よりも詳細に読取原稿画像GNの情報を表示する画面である。
次に、図5を参照して第1コンテナTC1用の第2プレビュー画面SC2を説明する。図5は、第2プレビュー画面SC2を示す図である。図5に示すように、表示部45は、第2トリガーSTに応じて第2プレビュー画面SC2を表示する。第2プレビュー画面SC2は、第2所定領域73に表示されたプレビュー画像75と、拡縮ボタン77と、ページめくりボタン79と、複数の移動ボタン83とを含む。つまり、トナーコンテナ41が第1コンテナTC1である場合、制御部51は、読取原稿画像GNのプレビュー画像75を表示するように、第2トリガーSTに応じて表示部45を制御する。第2プレビュー画面SC2は、読取原稿画像GNをシートPに形成する際のプレビュー画面である。
プレビュー画像75は、読取原稿画像GNを縮小した画像を示す。読取原稿画像GNに対するプレビュー画像75の縮小率は、読取原稿画像GNに対するサムネイル画像69の縮小率よりも小さい。つまり、プレビュー画像75はサムネイル画像69よりも大きい。ただし、拡縮ボタン77の押下に応じて、プレビュー画像75は拡大又は縮小される。
制御部51は、第2プレビュー画面SC2において、拡縮ボタン77とページめくりボタン79と移動ボタン83とを有効にする。拡縮ボタン77は、プレビュー画像75を拡大又は縮小するためのボタンである。制御部51は、拡縮ボタン77の押下に応じて、プレビュー画像75を拡大又は縮小するように、表示部45を制御する。具体的には、拡縮ボタン77は、拡大ボタン77aと縮小ボタン77bとを含む。拡大ボタン77aの押下に応じて、プレビュー画像75が拡大される。縮小ボタン77bの押下に応じて、プレビュー画像75が縮小される。
ページめくりボタン79は、複数ページの読取原稿画像が存在する場合に、ページをめくって、第2所定領域73に表示されるプレビュー画像75を変更するためのボタンである。制御部51は、ページめくりボタン79の押下に応じて、ページをめくってプレビュー画像75を変更するように、表示部45を制御する。
具体的には、ページめくりボタン79は、第1めくりボタン79a~第4めくりボタン79dを含む。第1めくりボタン79aの押下に応じて、第1方向に向かって1枚ずつプレビュー画像75が変更される。第2めくりボタン79bの押下に応じて、第1方向と逆の第2方向に向かって1枚ずつプレビュー画像75が変更される。第3めくりボタン79cの押下に応じて、第1方向に向かって所定枚数単位でプレビュー画像75が変更される。第4めくりボタン79dの押下に応じて、第2方向に向かって所定枚数単位でプレビュー画像75が変更される。
移動ボタン83の各々は、プレビュー画像75を移動させるためのボタンである。複数の移動ボタン83は、それぞれ、互いに異なる複数の方向を示す。制御部51は、移動ボタン83の押下に応じて、移動ボタン83の示す方向にプレビュー画像75を移動するように、表示部45を制御する。
次に、図6を参照して、第2コンテナTC2用の第1プレビュー画面SC1Xを説明する。図6は、第1プレビュー画面SC1Xと濃度チャート85と濃度グラフ91とを示す図である。図6では、トナーコンテナ41a及びトナーコンテナ41bの各々が第2コンテナTC2であり、トナーコンテナ41c及びトナーコンテナ41dの各々が第1コンテナTC1である例を示している。
図6に示すように、表示部45は、画像形成装置100に装着された複数のトナーコンテナ41に第2コンテナTC2が含まれる場合に、第1トリガーFTに応じて、第1プレビュー画面SC1Xと、複数の濃度チャート85(実施形態1では濃度チャート85a~濃度チャート85d)と、複数の濃度グラフ91(実施形態1では濃度グラフ91a~濃度グラフ91d)とを表示する。
第1プレビュー画面SC1Xの構成は第1プレビュー画面SC1(図4)の構成と同様である。つまり、制御部51は、シートPに読取原稿画像GNが形成される前に、読取原稿画像GNのサムネイル画像69を表示するように、表示部45を制御する。ただし、制御部51は詳細ボタン71無効にしている。従って、詳細ボタン71が押下されても、第2トリガーSTは出力されない。つまり、トナーコンテナ41が第2コンテナTC2である場合、制御部51は、プレビュー画像75の表示を規制する。なお、無効な詳細ボタン71の色と有効な詳細ボタン71の色とは異なる。
実施形態1では、トナーコンテナ41が第2コンテナTC2である場合、制御部51は、プレビュー画像75の表示を禁止する。つまり、実施形態1では、「プレビュー画像75の表示を規制すること」は、「プレビュー画像75の表示を禁止すること」を示す。
従って、実施形態1によれば、第2コンテナTC2が画像形成装置100に装着されている場合に、シートPに形成される読取原稿画像GNの品質(例えば、色味)に関して誤解の生じる情報がユーザーに提示されることを抑制できる。
例えば、プレビュー画像75は、第1コンテナTC1のトナーを使用することを前提にして作成される。従って、プレビュー画像75の色味は、第1コンテナTC1のトナーによってシートPに形成された読取原稿画像GNの色味に近似する。一方、第2コンテナTC2のトナーによってシートPに形成された読取原稿画像GNの色味が、第1コンテナTC1のトナーによってシートPに形成された読取原稿画像GNの色味と異なる場合がある。
その結果、第2コンテナTC2が画像形成装置100に装着されている場合に、プレビュー画像75の色味がシートPに形成された読取原稿画像GNの色味と異なる場合が発生し得る。そこで、第2コンテナTC2が画像形成装置100に装着されている場合に、敢えてプレビュー画像75の表示を禁止することで、シートPに形成される読取原稿画像GNの品質に関して誤解の生じる情報がユーザーに提示されることを抑制する。また、プレビュー画像75の表示を禁止するという簡素な処理によって、読取原稿画像GNの品質に関して誤解の生じる情報がユーザーに提示されることを抑制できる。
濃度チャート85aは、複数の第1評価画像87a(実施形態1では第1評価画像87a1~87aN)と、複数の第2評価画像89a(実施形態1では第2評価画像89a1~89aN)とを含む。表示部45の表示する第1評価画像87a1~87aNは、それぞれ、評価画像Qa1~QaN(図2(b))の濃度の第1検出値に相当する濃度値を示す。表示部45の表示する第2評価画像89a1~89aNは、それぞれ、評価画像Qa1~QaNの濃度の第2検出値に相当する濃度値を示す。
濃度チャート85bは、複数の第1評価画像87b(実施形態1では第1評価画像87b1~87bN)と、複数の第2評価画像89b(実施形態1では第2評価画像89b1~89bN)とを含む。第1評価画像87b1~87bNは、それぞれ、評価画像Qb1~QbN(図2(b))の濃度の第1検出値に相当する濃度値を示す。第2評価画像89b1~89bNは、それぞれ、評価画像Qb1~QbNの濃度の第2検出値に相当する濃度値を示す。
濃度チャート85cは、複数の第1評価画像87c(実施形態1では第1評価画像87c1~87cN)を含む。第1評価画像87c1~87cNは、それぞれ、評価画像Qc1~QcN(図2(b))の濃度の第1検出値に相当する濃度値を示す。
濃度チャート85dは、複数の第1評価画像87d(実施形態1では第1評価画像87d1~87dN)を含む。第1評価画像87d1~87dNは、それぞれ、評価画像Qd1~QdN(図2(b))の濃度の第1検出値に相当する濃度値を示す。
濃度グラフ91aは、第1グラフ93aと第2グラフ95aとを含む。第1グラフ93aは、記憶部53に記憶されている複数の評価画像Qa(図2(b))の示す濃度値(つまり、入力濃度値)と複数の評価画像Qaの濃度の第1検出値(つまり、出力濃度値)との関係を示す。第2グラフ95aは、複数の評価画像Qaの示す濃度値(つまり、入力濃度値)と複数の評価画像Qaの濃度の第2検出値(つまり、出力濃度値)との関係を示す。
濃度グラフ91bは、第1グラフ93bと第2グラフ95bとを含む。第1グラフ93bは、複数の評価画像Qb(図2(b))の示す濃度値(つまり、入力濃度値)と複数の評価画像Qbの濃度の第1検出値(つまり、出力濃度値)との関係を示す。第2グラフ95bは、複数の評価画像Qbの示す濃度値(つまり、入力濃度値)と複数の評価画像Qbの濃度の第2検出値(つまり、出力濃度値)との関係を示す。
濃度グラフ91cは、第1グラフ93cを含む。第1グラフ93cは、複数の評価画像Qc(図2(b))の示す濃度値(つまり、入力濃度値)と複数の評価画像Qcの濃度の第1検出値(つまり、出力濃度値)との関係を示す。
濃度グラフ91dは、第1グラフ93dを含む。第1グラフ93dは、複数の評価画像Qd(図2(b))の示す濃度値(つまり、入力濃度値)と複数の評価画像Qdの濃度の第1検出値(つまり、出力濃度値)との関係を示す。
以上、図6を参照して説明したように、実施形態1によれば、トナーコンテナ41が第2コンテナTC2である場合、制御部51は、第1評価画像87a及び第2評価画像89aと、第1評価画像87b及び第2評価画像89bと、第1グラフ93a及び第1グラフ93bと、第2グラフ95a及び第2グラフ95bとを表示するように、第1トリガーFTに応じて表示部45を制御する。
従って、ユーザーは、第1評価画像87aと第2評価画像89aとを比較することで、第1コンテナTC1のトナーによる濃度と第2コンテナTC2のトナーによる濃度との差異を容易に視認できる。加えて、ユーザーは、第1グラフ93aと第2グラフ95aとを比較することで、第1コンテナTC1のトナーによる濃度と第2コンテナTC2のトナーによる濃度との差異を容易に視認できる。
その結果、ユーザーは、第1コンテナTC1と第2コンテナTC2との優劣を容易に認識できる。なお、第1評価画像87bと第2評価画像89bとの比較、及び、第1グラフ93bと第2グラフ95bとの比較によっても、同様に、第1コンテナTC1と第2コンテナTC2との優劣を容易に認識できる。
また、実施形態1によれば、複数のトナーコンテナ41ごとに、濃度チャート85及び濃度グラフ91が表示されるため、ユーザーは、トナーコンテナ41ごとに、第1コンテナTC1と第2コンテナTC2との優劣を容易に認識できる。
次に、図2(a)、図2(b)、及び図7を参照して、制御部51の実行する濃度分析処理を説明する。図7は、濃度分析処理を示すフローチャートである。図7に示すように、濃度分析処理は、ステップS1~ステップS17を含む。なお、ステップS1が実行される時点では、全てのトナーコンテナ41が第1コンテナTC1である。
図2(a)、図2(b)、及び図7に示すように、ステップS1において、制御部51は、複数の評価画像Qa~Qdを中間転写ベルト15に形成するように、画像形成部A4を制御する。
ステップS3において、制御部51は、濃度センサーSNから、評価画像Qa~Qdの濃度の第1検出値を取得する。
ステップS5において、制御部51は、トナーコンテナ41が交換されたか否かを判定する。
否定判定がされた場合(ステップS5でNo)、処理はステップS5で待機する。
一方、肯定判定がされた場合(ステップS5でYes)、処理はステップS7に進む。
ステップS7において、制御部51は、リーダーRDから取得した識別情報と記憶部53に記憶されている参照識別情報とに基づいて、新たに装着されたトナーコンテナ41が第2コンテナTC2か否かを判定する。
否定判定がされた場合(ステップS7でNo)、処理はステップS5に戻る。
一方、肯定判定がされた場合(ステップS7でYes)、処理はステップS9に進む。
ステップS9において、制御部51は、複数の評価画像Qa~Qdのうち第2コンテナTC2のトナーの色を有する評価画像を中間転写ベルト15に形成するように、画像形成部A4を制御する。以下、ステップS7においてトナーコンテナ41aが第2コンテナTC2であると判定された場合の例を説明する。従って、複数の評価画像Qaが中間転写ベルト15に形成される。
ステップS11において、制御部51は、濃度センサーSNから、複数の評価画像Qaの各々の濃度の第2検出値を取得する。
ステップS13において、制御部51は、評価画像Qaごとに、第1検出値と第2検出値との差分を算出する。ステップS13はスキップしてもよい。
ステップS15において、制御部51は、トナーコンテナ41ごとに、濃度チャート85(図6)を作成する。
具体的には、制御部51は、トナーコンテナ41aに対応して、複数の第1評価画像87aと、複数の第2評価画像89aとを作成する。制御部51は、評価画像Qaの濃度の第1検出値に基づいて、記憶部53に記憶されている評価画像Qaを処理して、第1評価画像87aを作成する。なお、制御部51は、記憶部53に記憶されている評価画像Qaを第1評価画像87aに設定してもよい。制御部51は、評価画像Qaの濃度の第2検出値に基づいて、記憶部53に記憶されている評価画像Qaを処理して、第2評価画像89aを作成する。
制御部51は、トナーコンテナ41bに対応して、複数の第1評価画像87bを作成する。制御部51は、トナーコンテナ41cに対応して、複数の第1評価画像87cを作成する。制御部51は、トナーコンテナ41dに対応して、複数の第1評価画像87dを作成する。第1評価画像87b~第1評価画像87dの各々は、第1評価画像87aと同様にして作成される。
ステップS17において、制御部51は、トナーコンテナ41ごとに、濃度グラフ91(図6)を作成する。
次に、図2(a)及び図8を参照して、制御部51の実行するプレビュー処理を説明する。図8は、プレビュー処理を示すフローチャートである。図8に示すように、プレビュー処理は、ステップS21~ステップS39を含む。
図2(a)及び図8に示すように、ステップS21において、制御部51は、原稿画像を読みとるように、読取部A7を制御する。そして、制御部51は、読取部A7から原稿画像を示す画像データを取得する。
ステップS23において、制御部51は、初期画面SC0(図3)を表示するように、表示部45を制御する。
ステップS25において、制御部51は、リーダーRDから取得した識別情報と参照識別情報とに基づいて、複数のトナーコンテナ41に第2コンテナTC2が含まれるか否かを判定する。
肯定判定がされた場合(ステップS25でYes)、処理はステップS39に進む。
一方、否定判定がされた場合(ステップS25でNo)、つまり、全てのトナーコンテナ41が第1コンテナTC1と判定された場合、処理はステップS27に進む。
ステップS27において、制御部51は、第1トリガーFTが入力されたか否かを判定する。
否定判定がされた場合(ステップS27でNo)、処理はステップS27で待機する。
一方、肯定判定がされた場合(ステップS27でYes)、処理はステップS29に進む。
ステップS29において、制御部51は、ステップS21で取得した画像データの示す読取原稿画像GNに基づいてサムネイル画像69を作成する。
ステップS31において、制御部51は、第1プレビュー画面SC1(図4)を表示するように、表示部45を制御する。
ステップS33において、制御部51は、第2トリガーSTが入力されたか否かを判定する。
否定判定がされた場合(ステップS33でNo)、処理はステップS33で待機する。
一方、肯定判定がされた場合(ステップS33でYes)、処理はステップS35に進む。
ステップS35において、制御部51は、読取原稿画像GNに基づいてプレビュー画像75を作成する。
ステップS37において、制御部51は、第2プレビュー画面SC2(図5)を表示するように、表示部45を制御する。
ステップS25で肯定判定された後、ステップS39において、制御部51は、プレビュー規制処理を実行する。具体的には、制御部51は、プレビュー画像75の表示を禁止する。
次に、図2(a)及び図9を参照して、ステップS39のプレビュー規制処理を説明する。図9は、プレビュー規制処理を示すフローチャートである。図9に示すように、プレビュー規制処理は、ステップS51~ステップS55を含む。
ステップS51において、制御部51は、第1トリガーFTが入力されたか否かを判定する。
否定判定がされた場合(ステップS51でNo)、処理はステップS51で待機する。
一方、肯定判定がされた場合(ステップS51でYes)、処理はステップS53に進む。
ステップS53において、制御部51は、ステップS21で取得した画像データの示す読取原稿画像GNに基づいてサムネイル画像69(図6)を作成する。
ステップS55において、制御部51は、第1プレビュー画面SC1Xと濃度チャート85と濃度グラフ91と(図6)を表示するように、表示部45を制御する。
(実施形態2)
図2(a)、図8、及び図10~図14を参照して、本発明の実施形態2に係る画像形成装置100を説明する。実施形態2では、トナーコンテナ41が第2コンテナTC2であっても、所定条件の下、プレビュー画像を表示する点で、実施形態2は実施形態1と異なる。以下、実施形態2が実施形態1と異なる点を主に説明する。
図2(a)及び図8に示すように、ステップS39において、制御部51はプレビュー規制処理を実行する。具体的には、制御部51は、複数のトナーコンテナ41に第2コンテナTC2が含まれる場合、プレビュー画像の表示を規制する。従って、実施形態2によれば、実施形態1と同様に、第2コンテナTC2が画像形成装置100に装着されている場合に、シートPに形成される読取原稿画像GNの品質(例えば、色味)に関して誤解の生じる情報がユーザーに提示されることを抑制できる。特に、プレビュー画像の表示を規制するだけであり、所定条件の下でプレビュー画像を表示できるため、ユーザーの利便性を向上できる。
具体的には、複数のトナーコンテナ41に第2コンテナTC2が含まれる場合、制御部51は、画像形成モードとコンテナ情報とトナー使用情報とのうちの少なくとも1つに基づいて、プレビュー画像に対する表示の規制の程度を決定する。「コンテナ情報」は「交換部品情報」の一例に相当する。「トナー使用情報」は「消耗品使用情報」の一例に相当する。
画像形成モードは、シートPに画像をカラーで形成するカラーモードと、シートPに画像をモノクロで形成するモノクロモードとを含む。なお、画像形成装置100は、入力部A8が操作されてカラーモード又はモノクロモードに設定される。又は、ACS(Auto Color Selection)モードにおいて、読取原稿画像GNがカラーであると判定された場合に、画像形成装置100はカラーモードに設定される。ACSモードにおいて、読取原稿画像GNがモノクロであると判定された場合に、画像形成装置100はモノクロモードに設定される。ACSモードにおいて、複数の読取原稿画像GNにカラーとモノクロとが混在する場合は、読取原稿画像GNごとに画像形成モードが設定されてもよい。
コンテナ情報は、第1情報及び第2情報のうちの少なくとも1つを含む。第1情報は、複数のトナーコンテナ41のうちの第2コンテナTC2の割合を示す。第2情報は、読取原稿画像GNをシートPに形成するときの第2コンテナTC2に収容されたトナーの使用量の計算値を示す。
トナー使用情報は、読取原稿画像GNをシートPに形成するときに第2コンテナTC2に収容されたトナーを使用するか否かを示す。
以下、画像形成モードに基づくプレビュー規制処理を「第1プレビュー規制処理」と記載する。コンテナ情報に基づくプレビュー規制処理を「第2プレビュー規制処理」と記載する。トナー使用情報に基づくプレビュー規制処理を「第3プレビュー規制処理」と記載する。
次に、図2(a)及び図10を参照して、図8のステップS39のプレビュー規制処理としての第1プレビュー規制処理を説明する。図10は、第1プレビュー規制処理を示すフローチャートである。図10に示すように、第1プレビュー規制処理は、ステップS61~ステップS67を含む。ステップS65は、ステップS81及びステップS83を含む。ステップS67は、ステップS91~ステップS99を含む。
図2(a)及び図9に示すように、ステップS61において、制御部51は、第1トリガーFTが入力されたか否かを判定する。
否定判定がされた場合(ステップS61でNo)、処理はステップS61で待機する。
一方、肯定判定がされた場合(ステップS61でYes)、処理はステップS63に進む。
ステップS63において、制御部51は、画像形成モードがカラーモードかモノクロモードかを判定する。
ステップS63において画像形成モードがカラーモードであると判定されると、処理はステップS65に進む。
ステップS81において、制御部51は、読取原稿画像GNに基づいてサムネイル画像69(図6)を作成する。
ステップS83において、制御部51は、第1プレビュー画面SC1Xと濃度チャート85と濃度グラフ91と(図6)を表示するように、表示部45を制御する。
一方、ステップS63において画像形成モードがモノクロモードであると判定されると、処理はステップS67に進む。
ステップS91において、制御部51は、読取原稿画像GNに基づいてサムネイル画像69を作成する。
ステップS93において、制御部51は、第1プレビュー画面SC1Yと濃度チャート85と濃度グラフ91とを表示するように、を表示するように、表示部45を制御する。
図11は、第1プレビュー画面SC1Yと濃度チャート85と濃度グラフ91とを示す図である。図11に示すように、表示部45は、第1プレビュー画面SC1Yと濃度チャート85と濃度グラフ91とを表示する。
第1プレビュー画面SC1Yの構成は、第1プレビュー画面SC1X(図6)の構成と同様である。ただし、制御部51は、第1プレビュー画面SC1Yにおいて、詳細ボタン71を有効にする。従って、詳細ボタン71が押下されると、入力部A8は第2トリガーSTを制御部51に出力する。第2トリガーSTは、第1プレビュー画面SC1Yと濃度チャート85と濃度グラフ91とを含む画面を、第2プレビュー画面SC2Xに遷移させるためのトリガーである。第2トリガーSTは「トリガー」の一例に相当する。第2プレビュー画面SC2Xは、第1プレビュー画面SC1Yよりも詳細に読取原稿画像GNの情報を表示する画面である。
図12は、第2プレビュー画面SC2Xを示す図である。図12に示すように、第2プレビュー画面SC2Xの構成は、第2プレビュー画面SC2(図5)の構成と同様である。ただし、制御部51は、拡縮ボタン77とページめくりボタン79と移動ボタン83とを無効にする。従って、第2プレビュー画面SC2Xの機能が制限される。なお、拡縮ボタン77とページめくりボタン79と移動ボタン83との各々は、有効であるときの色と無効であるときの色とが異なっている。また、第2プレビュー画面SC2Xの第2所定領域73にはプレビュー画像111が表示される。
プレビュー画像111は、読取原稿画像GNを縮小した画像を示す。読取原稿画像GNに対するプレビュー画像111の縮小率は、読取原稿画像GNに対するサムネイル画像69の縮小率よりも小さい。つまり、プレビュー画像111はサムネイル画像69よりも大きい。また、読取原稿画像GNに対するプレビュー画像111の縮小率は、読取原稿画像GNに対するプレビュー画像75(図5)の縮小率よりも大きい。つまり、プレビュー画像111は、プレビュー画像75よりも小さい。
再び図2(a)及び図10を参照して、ステップS95において、制御部51は、第2トリガーSTが入力されたか否かを判定する。
否定判定がされた場合(ステップS95でNo)、処理はステップS95で待機する。
一方、肯定判定がされた場合(ステップS95でYes)、処理はステップS97に進む。
ステップS97において、制御部51は、読取原稿画像GNに基づいてプレビュー画像111を作成する。
ステップS99において、制御部51は、第2プレビュー画面SC2X(図12)を表示するように、表示部45を制御する。
以上、図10~図12を参照して説明したように、実施形態2によれば、制御部51は、複数のトナーコンテナ41に第2コンテナTC2が含まれる場合、画像形成モードに基づいて、プレビュー画像111に対する表示の規制の程度を決定する。従って、画像形成時に使用するトナーの色に応じてプレビュー画像111に対する表示の規制の程度を適切に決定できる。
例えば、モノクロモードでは、ブラック色のトナーのみが使用されるため、第1コンテナTC1に基づく画像品質と、第2コンテナTC2に基づく画像品質との差異が比較的小さい。そこで、モノクロモードでは、一定制限の下、プレビュー画像111を表示する。
「第1コンテナTC1に基づく画像品質」とは、第1コンテナTC1のトナーによってシートPに形成された読取原稿画像GNの品質のことである。「第2コンテナTC2に基づく画像品質」とは、第2コンテナTC2のトナーによってシートPに形成された読取原稿画像GNの品質のことである。
例えば、モノクロモードでは、ブラック色のトナーのみが使用されるため、第1コンテナTC1に基づく画像品質と、第2コンテナTC2に基づく画像品質との差異が比較的小さい。そこで、モノクロモードでは、一定制限の下、プレビュー画像111を表示する。
一方、例えば、カラーモードでは、第1コンテナTC1に基づく画像品質と、第2コンテナTC2に基づく画像品質との差異が比較的大きくなる可能性がある。そこで、カラーモードでは、プレビュー画像111の表示を禁止する。
また、図12を参照して説明したように、実施形態2によれば、拡縮ボタン77とページめくりボタン79と移動ボタン83とを無効にして、第2プレビュー画面SC2Xの機能が制限される。従って、ユーザーは、プレビュー画像111の概要を確認できるに過ぎない。その結果、第2コンテナTC2が画像形成装置100に装着されている場合に、シートPに形成される読取原稿画像GNの品質(例えば、色味)に関して誤解の生じる情報がユーザーに提示されることを抑制できる。
次に、図2(a)及び図13を参照して、図8のステップS39のプレビュー規制処理としての第2プレビュー規制処理を説明する。図13は、第2プレビュー規制処理を示すフローチャートである。図13に示すように、第2プレビュー規制処理は、ステップS111~ステップS119を含む。ステップS115は図10のステップS65と同様であり、ステップS119は図10のステップS67と同様である。
図2(a)及び図13に示すように、ステップS111において、制御部51は、第1トリガーFTが入力されたか否かを判定する。
否定判定がされた場合(ステップS111でNo)、処理はステップS111で待機する。
一方、肯定判定がされた場合(ステップS111でYes)、処理はステップS113に進む。
ステップS113において、制御部51は、4個のトナーコンテナ41のうちの第2コンテナTC2の割合が第1閾値TH1以上か否かを判定する。第1閾値TH1は、例えば、2/4、3/4、又は、4/4である。
肯定判定がされた場合(ステップS113でYes)、処理はステップS115に進む。
一方、否定判定がされた場合(ステップS113でNo)、処理はステップS117に進む。
ステップS117において、制御部51は、読取原稿画像GNをシートPに形成するときの第2コンテナTC2のトナーの使用量の計算値が第2閾値TH2以上か否かを判定する。
肯定判定がされた場合(ステップS117でYes)、処理はステップS115に進む。
一方、否定判定がされた場合(ステップS117でNo)、処理はステップS119に進む。
以上、図12及び図13を参照して説明したように、実施形態2によれば、制御部51は、複数のトナーコンテナ41に第2コンテナTC2が含まれる場合、コンテナ情報に基づいて、プレビュー画像111に対する表示の規制の程度を決定する。従って、第2コンテナTC2の割合及び第2コンテナTC2のトナーの使用量に応じてプレビュー画像111に対する表示の規制の程度を適切に決定できる。
例えば、第2コンテナTC2の割合が大きい場合又は第2コンテナTC2の使用量の計算値が大きい場合は、第1コンテナTC1に基づく画像品質と、第2コンテナTC2に基づく画像品質との差異が比較的大きくなる可能性がある。そこで、プレビュー画像111の表示を禁止する。
一方、例えば、第2コンテナTC2の割合が小さい場合又は第2コンテナTC2の使用量の計算値が小さい場合は、第1コンテナTC1に基づく画像品質と、第2コンテナTC2に基づく画像品質との差異が比較的小さくなる。そこで、一定制限の下、プレビュー画像111を表示する。
次に、図2(a)及び図14を参照して、図8のステップS39のプレビュー規制処理としての第3プレビュー規制処理を説明する。図14は、第3プレビュー規制処理を示すフローチャートである。図14に示すように、第3プレビュー規制処理は、ステップS121~ステップS127を含む。ステップS125は図10のステップS65と同様であり、ステップS127は図10のステップS67と同様である。
図2(a)及び図14に示すように、ステップS121において、制御部51は、第1トリガーFTが入力されたか否かを判定する。
否定判定がされた場合(ステップS121でNo)、処理はステップS121で待機する。
一方、肯定判定がされた場合(ステップS121でYes)、処理はステップS123に進む。
ステップS123において、制御部51は、読取原稿画像GNをシートPに形成するときに第2コンテナTC2のトナーを使用するか否かを判定する。
肯定判定がされた場合(ステップS123でYes)、処理はステップS125に進む。
一方、否定判定がされた場合(ステップS123でNo)、処理はステップS127に進む。
以上、図12及び図14を参照して説明したように、実施形態2によれば、制御部51は、複数のトナーコンテナ41に第2コンテナTC2が含まれる場合、トナー使用情報に基づいて、プレビュー画像111に対する表示の規制の程度を決定する。従って、第2コンテナTC2のトナー使用の有無に応じてプレビュー画像111に対する表示の規制の程度を適切に決定できる。
例えば、第2コンテナTC2のトナーを使用する場合は、第1コンテナTC1に基づく画像品質と、第2コンテナTC2に基づく画像品質との差異が比較的大きくなる可能性がある。そこで、プレビュー画像111の表示を禁止する。
一方、例えば、第2コンテナTC2のトナーを使用しない場合は、第1コンテナTC1に基づく画像品質と、第2コンテナTC2に基づく画像品質との差異が比較的小さくなる。そこで、一定制限の下、プレビュー画像111を表示する。なお、第2コンテナTC2のトナーを使用しない場合は、表示部45は、第2プレビュー画面SC2(図5)を表示することもできる。
(第1変形例)
図2(a)及び図15を参照して、実施形態2の第1変形例に係る画像形成装置100を説明する。第1変形例が、第1所定領域67に複数のサムネイル画像69を含む第1プレビュー画面SC1Zを表示する点で、第1変形例は実施形態2と異なる。以下、第1変形例が実施形態2と異なる点を主に説明する。
図15は、第1変形例に係る第1プレビュー画面SC1Zを示す図である。図15に示すように、表示部45は、画像形成装置100に装着された複数のトナーコンテナ41に第2コンテナTC2が含まれる場合に、第1トリガーFTに応じて、第1プレビュー画面SC1Zと、濃度チャート85(図11)と、濃度グラフ91(図11)とを表示する。
第1プレビュー画面SC1Zは第1所定領域67を有する。第1プレビュー画面SC1Zは、第1所定領域67に表示された複数のサムネイル画像69と、複数の詳細ボタン71と、複数の詳細不可アイコン127とを含む。つまり、シートPに読取原稿画像GNが形成される前に、複数の読取原稿画像GNに対応する複数のサムネイル画像69を表示部45の第1所定領域67に表示するように、制御部51は表示部45を制御する。
詳細ボタン71が押下されると、表示部45は、第2プレビュー画面SC2X(図12)を表示する。この場合、第2プレビュー画面SC2Xは、詳細ボタン71に関連付けられたサムネイル画像69に対応するプレビュー画像111を含む。
詳細不可アイコン127は、詳細不可アイコン127に関連付けられたサムネイル画像69に対応するプレビュー画像111の表示が禁止されていることを示す。従って、この場合、第2プレビュー画面SC2Xを表示することができない。
具体的には、制御部51は、次のようにして、サムネイル画像69ごとに、サムネイル画像69を詳細ボタン71と関連付けるか、サムネイル画像69を詳細不可アイコン127と関連付けるかを決定する。
すなわち、複数のトナーコンテナ41に第2コンテナTC2が含まれる場合、制御部51は、画像形成モードとコンテナ情報とトナー使用情報とのうちの少なくとも1つに基づいて、サムネイル画像69ごとに、サムネイル画像69に対応するプレビュー画像111に対する表示の規制の程度を決定する。そして、制御部51は、プレビュー画像111の表示を禁止することを決定したサムネイル画像69に、詳細不可アイコン127を関連付ける。一方、制御部51は、プレビュー画像111の表示を禁止しないことを決定したサムネイル画像69に、詳細ボタン71を関連付ける。
以上、図15を参照して説明したように、第1変形例によれば、複数のサムネイル画像69の各々に対応して、詳細不可アイコン127又は詳細ボタン71が表示される。従って、ユーザーは、プレビュー画像111を表示できないサムネイル画像69とプレビュー画像111を表示できるサムネイル画像69とを容易に判別できる。なお、表示部45は、詳細不可アイコン127を表示しなくてもよい。また、表示部45は、プレビュー画像111を表示させないサムネイル画像69に対して、詳細不可アイコン127を関連付ける代わりに、無効にした詳細ボタン71を関連付けてもよい。
なお、画像形成モードに基づいて規制の程度を決定する処理は、図10のステップS63と同様である。例えば、カラーモードが設定される読取原稿画像GNに対応するサムネイル画像69には、詳細不可アイコン127を関連付ける。例えば、モノクロモードが設定される読取原稿画像GNに対応するサムネイル画像69には、詳細ボタン71を関連付ける。
また、コンテナ情報に基づいて規制の程度を決定する処理は、図13のステップS117と同様である。例えば、第2コンテナTC2のトナーの使用量の計算値が第2閾値TH2以上となるような読取原稿画像GNに対応するサムネイル画像69には、詳細不可アイコン127を関連付ける。例えば、第2コンテナTC2のトナーの使用量の計算値が第2閾値TH2未満となるような読取原稿画像GNに対応するサムネイル画像69には、詳細ボタン71を関連付ける。
さらに、トナー使用情報に基づいて規制の程度を決定する処理は、図14のステップS123と同様である。例えば、第2コンテナTC2のトナーを使用する読取原稿画像GNに対応するサムネイル画像69には、詳細不可アイコン127を関連付ける。例えば、第2コンテナTC2のトナーを使用しない読取原稿画像GNに対応するサムネイル画像69には、詳細ボタン71を関連付ける。
(第2変形例)
図2(a)及び図11を参照して、実施形態2の第2変形例に係る画像形成装置100を説明する。第2変形例が、複数のサムネイル画像69から選択した1つのサムネイル画像69を表示する点で、第1変形例は実施形態2と異なる。以下、第2変形例が実施形態2と異なる点を主に説明する。
図2(a)及び図11に示すように、制御部51は、シートPに読取原稿画像GNが形成される前に、複数の読取原稿画像GNのうち1つの読取原稿画像GNに対応するサムネイル画像69を表示するように、表示部45を制御する。具体的には、複数のトナーコンテナ41に第2コンテナTC2が含まれる場合、制御部51は、画像形成モードとコンテナ情報とトナー使用情報とのうちの少なくとも1つに基づいて、複数の読取原稿画像GNから1つの読取原稿画像GNを選択する。従って、第2変形例によれば、複数のサムネイル画像69から、第2コンテナTC2に基づく画像品質の最も高いと推測される読取原稿画像GNに対応するサムネイル画像69を的確に選択できる。そして、制御部51は、選択した1つの読取原稿画像GNに対応するサムネイル画像69を表示するように、表示部45を制御する。
なお、画像形成モードに基づいて選択する処理は、図10のステップS63と同様である。例えば、カラーモードが設定される読取原稿画像GNに対しては、選択の際の優先順位を所定順位から下げる。例えば、モノクロモードが設定される読取原稿画像GNに対しては、選択の際の優先順位を所定順位に維持するか、優先順位を所定順位から上げる。
また、コンテナ情報に基づいて選択する処理は、図13のステップS117と同様である。例えば、第2コンテナTC2のトナーの使用量の計算値が第2閾値TH2以上となるような読取原稿画像GNに対しては、選択の際の優先順位を所定順位から下げる。例えば、第2コンテナTC2のトナーの使用量の計算値が第2閾値TH2未満となるような読取原稿画像GNに対しては、選択の際の優先順位を所定順位に維持するか、優先順位を所定順位から上げる。
さらに、トナー使用情報に基づいて選択する処理は、図14のステップS123と同様である。例えば、第2コンテナTC2のトナーを使用する読取原稿画像GNに対しては、選択の際の優先順位を所定順位から下げる。例えば、第2コンテナTC2のトナーを使用しない読取原稿画像GNに対しては、選択の際の優先順位を所定順位に維持するか、優先順位を所定順位から上げる。
なお、表示部45は、第1所定領域67の中央に、選択した1つの読取原稿画像GNに対応するサムネイル画像69を表示し、他のサムネイル画像69を中央のサムネイル画像69の両サイドに配置してもよい。
(実施形態3)
図2(a)、図8、図12、及び図16を参照して、本発明の実施形態3に係る画像形成装置100を説明する。実施形態3が、評価画像Qの濃度の第1検出値と第2検出値との差分に基づいてプレビュー規制処理を実行する点で、実施形態3は実施形態1と異なる。以下、実施形態3が実施形態1と異なる点を主に説明する。
図2(a)及び図16を参照して、図8のステップS39のプレビュー規制処理を説明する。図16は、プレビュー規制処理を示すフローチャートである。図16に示すように、プレビュー規制処理は、ステップS131~ステップS139を含む。ステップS137は、ステップS151及びステップS153を含む。ステップS151及びステップS153は、それぞれ、図10のステップS81及びステップS83と同様である。
図2(a)及び図16に示すように、ステップS131において、制御部51は、第1トリガーFTが入力されたか否かを判定する。
否定判定がされた場合(ステップS131でNo)、処理はステップS131で待機する。
一方、肯定判定がされた場合(ステップS131でYes)、処理はステップS135に進む。
ステップS135において、制御部51は、評価画像Qの濃度の第1検出値と第2検出値との差分が、第3閾値TH3以下か否かを判定する。例えば、制御部51は、複数の評価画像Qa(図2(a))にそれぞれ対応する複数の差分のうち、最も大きい差分が第3閾値TH3以下か否かを判定する。
否定判定がされた場合(ステップS135でNo)、つまり、差分が第3閾値TH3よりも大きい場合、処理はステップS137に進む。
一方、肯定判定がされた場合(ステップS135でYes)、処理はステップS139に進む。
ステップS139は、ステップS161~ステップS173を含む。ステップS161~ステップS165は、それぞれ、図10のステップS91~ステップS95と同様である。
ステップS167において、制御部51は、評価画像Qの濃度の第1検出値と第2検出値との差分に応じて、第2プレビュー画面SC2X(図12)に表示するプレビュー画像111の拡大率を決定する。拡大率は、サムネイル画像69に対するプレビュー画像111の拡大率を示す。
ステップS169において、制御部51は、評価画像Qの濃度の第1検出値と第2検出値との差分に応じて、第2プレビュー画面SC2Xに表示するプレビュー画像111の濃度値を決定する。
ステップS171において、制御部51は、ステップS167で決定した拡大率及びステップS169で決定した濃度値に基づいて、読取原稿画像GNからプレビュー画像111を作成する。
ステップS173において、制御部51は、第2プレビュー画面SC2Xを表示するように、表示部45を制御する。つまり、トナーコンテナ41が第2コンテナTC2である場合、差分の大きさに応じた拡大率でプレビュー画像111を表示するように、及び、差分の大きさに応じた濃度値を示すプレビュー画像111を表示するように、制御部51は、第2トリガーSTに応じて表示部45を制御する。
以上、図16を参照して説明したように、実施形態3によれば、トナーコンテナ41が第2コンテナTC2である場合、制御部51は、評価画像Qの濃度の第1検出値と第2検出値との差分の大きさに応じてプレビュー画像111の表示を規制する。従って、プレビュー画像111の表示の規制の程度を適切にすることができる。具体的には、第1検出値と第2検出値との差分が第3閾値TH3より大きい場合(ステップS135でNo)、プレビュー画像111の表示が禁止される。差分が大きいと、第1コンテナTC1に基づく画像品質と第2コンテナTC2に基づく画像品質との差が大きくなる可能性があるからである。
一方、第1検出値と第2検出値との差分が第3閾値TH3以下の場合(ステップS135でYes)、差分に応じてプレビュー画像111の拡大率及び濃度値が決定される。差分が比較的小さいため、第1コンテナTC1に基づく画像品質と第2コンテナTC2に基づく画像品質との差が比較的小さい。そこで、シートPに形成される読取原稿画像GNの品質に関して誤解の生じない程度で、差分に応じてプレビュー画像111の拡大率及び濃度値を決定して、視認性を向上している。
(変形例)
図2(a)及び図17を参照して、実施形態3の変形例に係る画像形成装置100を説明する。変形例が、複数のプレビュー画像を含む第2プレビュー画面SC2Yを表示する点で、変形例は実施形態3と異なる。以下、変形例が実施形態3と異なる点を主に説明する。
図17は、第2プレビュー画面SC2Yを示す図である。図2(a)及び図17に示すように、表示部45は、第2トリガーSTに応じて第2プレビュー画面SC2Yを表示する。第2プレビュー画面SC2Yの構成は、第2プレビュー画面SC2X(図12)の構成と同様である。ただし、第2プレビュー画面SC2Yでは、第2所定領域73に複数のプレビュー画像131が表示される。つまり、トナーコンテナ41が第2コンテナTC2である場合、複数の読取原稿画像GNに対応する複数のプレビュー画像111を表示部45の第2所定領域73に表示するように、制御部51は、第2トリガーSTに応じて表示部45を制御する。また、制御部51は、拡縮ボタン77と移動ボタン83とを無効にする。従って、第2プレビュー画面SC2Yの機能が制限される。
制御部51は、第2所定領域73に含めるプレビュー画像131の個数を、評価画像Qの濃度の第1検出値と第2検出値との差分に応じて決定する。従って、変形例によれば、第1コンテナTC1に基づく画像品質と第2コンテナTC2に基づく画像品質との差に応じて、第2所定領域73に含めるプレビュー画像131の個数を決定できる。具体的には、制御部51は、差分が大きいほど、第2所定領域73に含めるプレビュー画像131の個数を増加する。つまり、差分が大きいほど、第1コンテナTC1に基づく画像品質と第2コンテナTC2に基づく画像品質との差が大きくなるため、個数を増加して各プレビュー画像131を小さく表示する。その結果、画像品質の差が目立つことが抑制され、第2コンテナTC2が装着されている場合に、シートPに形成される読取原稿画像GNの品質をユーザーが誤解することを抑制できる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記(1)、(2))。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)実施形態1~実施形態3において、トナーコンテナ41は1個であってもよい。この場合は、中間転写ベルト15を省略でき、単数の作像部13を設けることができる。そして、像担持体としての感光体ドラム30に評価画像Qが形成される。この場合、濃度センサーSNは、感光体ドラム30に形成された評価画像Qの濃度を検出する。
また、表示部45は、濃度チャート85及び濃度グラフ91のいずれか一方を表示してもよい。濃度チャート85aは1つの第1評価画像87a及び1つの第2評価画像89aを有していてもよい。濃度チャート85b~85dについても同様である。
さらに、実施形態3において、図16のステップS167及びステップS169のうちの一方を実行してもよい。つまり、トナーコンテナ41が第2コンテナTC2である場合、差分の大きさに応じた拡大率でプレビュー画像111を表示するように、又は、差分の大きさに応じた濃度値を示すプレビュー画像111を表示するように、制御部51は、第2トリガーSTに応じて表示部45を制御してもよい。
(2)実施形態3において、次のような変形が可能である。すなわち、画像形成装置100は、読取原稿画像GNをシートに形成する。制御部51は、シートPに読取原稿画像GNが形成される前に、読取原稿画像GNのサムネイル画像69を表示するように、表示部45を制御する。記憶部53は、読取原稿画像GNの濃度を評価するための評価画像Qを記憶する。濃度センサーSNは、中間転写ベルト15に形成された評価画像Qの濃度を検出する。制御部51は、評価画像Qの濃度の第1検出値と第2検出値との差分の大きさに応じて読取原稿画像GNのプレビュー画像111の表示を規制する。プレビュー画像111は、サムネイル画像69に代えて、第2トリガーSTに応じて表示される。読取原稿画像GNに対するプレビュー画像111の縮小率は、読取原稿画像GNに対するサムネイル画像69の縮小率よりも小さい。つまり、プレビュー画像111はサムネイル画像69よりも大きい。第1検出値と第2検出値とは、異なる時期に中間転写ベルト15に形成された評価画像Qの検出値を示す。
本変形例によれば、例えば、品質保証期間よりも長い期間にわたって保管されていた第1コンテナTC1が画像形成装置100に装着された場合に、シートPに形成される読取原稿画像GNの品質(例えば、色味)に関して誤解の生じる情報がユーザーに提示されることを抑制できる。特に、本変形例は、品質保証期間よりも長い期間にわたって保管されていた第1コンテナTC1に基づく画像品質が、品質保証期間内の第1コンテナTC1に基づく画像品質と異なる場合に、有効である。
本発明は、画像形成装置に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
45 表示部
51 制御部
53 記憶部
100 画像形成装置
SN 濃度センサー(濃度検出部)

Claims (9)

  1. 交換部品が装着され、前記交換部品に収容された消耗品を消費して、画像データに基づく画像をシートに形成する画像形成装置であって、
    表示部と、
    前記シートに前記画像が形成される前に、前記画像のサムネイル画像を表示するように、前記表示部を制御する制御部と
    を備え、
    前記交換部品が前記画像形成装置の専用コンテナである第1交換部品である場合、前記制御部は、前記画像のプレビュー画像を表示するように、トリガーに応じて前記表示部を制御し、
    前記画像に対する前記プレビュー画像の縮小率は、前記画像に対する前記サムネイル画像の縮小率よりも小さく、
    前記交換部品が前記画像形成装置の非専用コンテナである第2交換部品である場合、前記制御部は、前記プレビュー画像の表示を規制し、
    前記画像形成装置には、互いに異なる色の前記消耗品を収容する複数の前記交換部品が装着され、
    前記複数の前記交換部品に前記第2交換部品が含まれる場合、前記制御部は、画像形成モードと交換部品情報と消耗品使用情報とのうちの少なくとも1つに基づいて、前記プレビュー画像に対する表示の規制の程度を決定し、
    前記画像形成モードは、前記シートに前記画像をカラーで形成するカラーモードと、前記シートに前記画像をモノクロで形成するモノクロモードとを含み、
    前記交換部品情報は、第1情報及び第2情報のうちの少なくとも1つを含み、
    前記第1情報は、前記複数の前記交換部品のうちの前記第2交換部品の割合を示し、
    前記第2情報は、前記画像を前記シートに形成するときの前記第2交換部品に収容された前記消耗品の使用量の計算値を示し、
    前記消耗品使用情報は、前記画像を前記シートに形成するときに前記第2交換部品に収容された前記消耗品を使用するか否かを示す、画像形成装置。
  2. 前記シートに前記画像が形成される前に、複数の前記画像に対応する複数の前記サムネイル画像を前記表示部の第1所定領域に表示するように、前記制御部は前記表示部を制御し、
    前記複数の前記交換部品に前記第2交換部品が含まれる場合、前記制御部は、前記画像形成モードと前記交換部品情報と前記消耗品使用情報とのうちの少なくとも1つに基づいて、前記サムネイル画像ごとに、前記サムネイル画像に対応する前記プレビュー画像に対する表示の規制の程度を決定する、請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記シートに前記画像が形成される前に、複数の前記画像のうち1つの画像に対応する前記サムネイル画像を表示するように、前記制御部は前記表示部を制御し、
    前記複数の前記交換部品に前記第2交換部品が含まれる場合、前記制御部は、前記画像形成モードと前記交換部品情報と前記消耗品使用情報とのうちの少なくとも1つに基づいて、前記複数の前記画像から前記1つの画像を選択する、請求項に記載の画像形成装置。
  4. 像担持体と、
    前記シートに形成される前記画像の濃度を評価するための評価画像を記憶する記憶部と、
    前記像担持体に形成された前記評価画像の濃度を検出する濃度検出部と
    をさらに備え、
    前記交換部品が前記第2交換部品である場合、前記制御部は、前記評価画像の濃度の第1検出値と第2検出値との差分の大きさに応じて前記プレビュー画像の表示を規制し、
    前記第1検出値は、前記交換部品が前記第1交換部品であるときの前記評価画像の濃度の検出値であり、
    前記第2検出値は、前記交換部品が前記第2交換部品であるときの前記評価画像の濃度の検出値を示す、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 像担持体と、
    前記シートに形成される前記画像の濃度を評価するための評価画像を記憶する記憶部と、
    前記像担持体に形成された前記評価画像の濃度を検出する濃度検出部と
    をさらに備え、
    前記交換部品が前記第2交換部品である場合、前記制御部は、第1評価画像と第2評価画像とを表示するように、前記表示部を制御し、
    前記表示部の表示する前記第1評価画像は、前記評価画像の濃度の第1検出値に相当する濃度値を示し、
    前記表示部の表示する前記第2評価画像は、前記評価画像の濃度の第2検出値に相当する濃度値を示し、
    前記第1検出値は、前記交換部品が前記第1交換部品であるときの前記評価画像の濃度の検出値であり、
    前記第2検出値は、前記交換部品が前記第2交換部品であるときの前記評価画像の濃度の検出値を示す、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 像担持体と、
    前記シートに形成される前記画像の濃度を評価するための複数の評価画像を記憶する記憶部と、
    前記像担持体に形成された前記複数の評価画像の各々の濃度を検出する濃度検出部と
    をさらに備え、
    前記交換部品が前記第2交換部品である場合、前記制御部は、第1グラフと第2グラフとを表示するように、前記表示部を制御し、
    前記第1グラフは、前記記憶部に記憶されている前記複数の評価画像の示す入力濃度値と前記複数の評価画像の濃度の第1検出値である出力濃度値との関係を示し、
    前記第2グラフは、前記複数の評価画像の示す前記入力濃度値と前記濃度検出部が検出した前記複数の評価画像の濃度の第2検出値である出力濃度値との関係を示し、
    前記第1検出値は、前記交換部品が前記第1交換部品であるときの前記評価画像の濃度の検出値であり、
    前記第2検出値は、前記交換部品が前記第2交換部品であるときの前記評価画像の濃度の検出値を示す、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記プレビュー画像の表示を規制することは、前記プレビュー画像の表示を禁止することを示す、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記交換部品が前記第2交換部品である場合、前記差分の大きさに応じた拡大率で前記プレビュー画像を表示するように、及び/又は、前記差分の大きさに応じた濃度値を示す前記プレビュー画像を表示するように、前記制御部は、前記トリガーに応じて前記表示部を制御し、
    前記拡大率は、前記サムネイル画像に対する前記プレビュー画像の拡大率を示す、請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記交換部品が前記第2交換部品である場合、複数の前記画像に対応する複数の前記プレビュー画像を前記表示部の第2所定領域に表示するように、前記制御部は、前記トリガーに応じて前記表示部を制御し、
    前記制御部は、前記第2所定領域に含める前記プレビュー画像の個数を前記差分に応じて決定する、請求項に記載の画像形成装置。
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