JP2007098786A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

画像形成装置及び画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007098786A
JP2007098786A JP2005292219A JP2005292219A JP2007098786A JP 2007098786 A JP2007098786 A JP 2007098786A JP 2005292219 A JP2005292219 A JP 2005292219A JP 2005292219 A JP2005292219 A JP 2005292219A JP 2007098786 A JP2007098786 A JP 2007098786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print job
authentication
operator
image forming
security
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005292219A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Dokoku
賢治 堂國
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2005292219A priority Critical patent/JP2007098786A/ja
Publication of JP2007098786A publication Critical patent/JP2007098786A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】認証が成功した操作者に属するプリントジョブの全部の実行が完了するのを待つことなく、他の処理を行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】セキュリティプリントジョブ一覧画面SDでは、一覧表示されているセキュリティプリントジョブの一部を実行対象とすべきセキュリティプリントジョブとして選択することができる。デジタル複合機10は、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDに含まれるソフトウエアキー613の押下を検出すると、セキュリティプリントジョブの実行の指示とみなして、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDを用いて選択された実行対象のセキュリティプリントジョブを画像記録部124へ与え、当該セキュリティプリントジョブを実行させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、与えられたプリントジョブを実行する画像形成装置及び当該画像形成装置を含む画像形成システムに関する。
従来より、デジタル複合機(MFP;Multi Function Peripherals)は、ネットワークに接続され、ネットワーク上のパーソナルコンピュータの共有プリンタとして用いられてきた。当該デジタル複合機においては、パーソナルコンピュータから送信されてきたプリントジョブを一時的に蓄積しておき、操作者の認証が成功した後に、蓄積したプリントジョブのうち、認証が成功した操作者に属するプリントジョブを実行する「セキュリティプリント」と呼ばれる機能が実装されることがある。
なお、特許文献1及び特許文献2は、本願発明と関連する先行技術文献であり、蓄積したプリントジョブの実行の時を変更する技術(特許文献1)及び蓄積したプリントジョブの実行の順序を変更する技術(特許文献2)を開示している。
特開平11−120094号公報 特開2002−368926号公報
しかし、従来のセキュリティプリントでは、認証が成功した操作者に属するプリントジョブの全部をまとめて実行しており、コピー等の他の処理を長時間にわたって妨げる場合があった。また、パーソナルコンピュータからデジタル複合機へプリントジョブを送信するときには、プリントジョブの実行順序は意識されないことが多いので、蓄積した順序にしたがってプリントジョブを実行する従来のセキュリティプリントでは、急いで実行させたいプリントジョブが実際に実行されるまでに長時間を要する場合があった。
本発明は、この問題を解決するためになされたもので、所望のプリントジョブのみを早急に実行させることができるデジタル複合機等の画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、画像形成装置であって、外部から与えられたプリントジョブを蓄積する蓄積手段と、操作者の認証を行う認証手段と、前記蓄積手段に蓄積された、認証が成功した操作者に属するプリントジョブから、実行対象のプリントジョブを操作者に選択させる選択手段と、プリントジョブの実行を操作者に指示させる指示手段と、プリントジョブを実行して印刷を行う印刷手段とを備え、前記認証手段による操作者の認証が成功し、前記指示手段を用いてプリントジョブの実行が指示されると、前記印刷手段が、前記選択手段を用いて選択されたプリントジョブを実行する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、操作者の認証が成功してから認証の成功が解消されるまでの間に、前記選択手段を用いたプリントジョブの選択と、前記指示手段を用いたプリントジョブの実行の指示とを随時行うことができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、プリントジョブの実行の順序を指定可能である。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記選択手段において、前記蓄積手段に蓄積された、認証が成功した操作者に属するプリントジョブが一覧表示される。
請求項5の発明は、画像形成システムであって、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置と、送信されてきた認証情報についての認証結果を返す認証サーバとを備え、前記認証手段は、操作者から取得した認証情報を前記認証サーバへ送信し、前記認証サーバが返した認証結果により操作者の認証を行う。
請求項1ないし請求項5の発明によれば、認証が成功した操作者に属するプリントジョブの一部を実行させることができるので、所望のプリントジョブのみを早急に実行させることができる。
請求項2の発明によれば、必要なプリントジョブを必要なときに随時実行させることができる。
請求項3の発明によれば、プリントジョブを与えた順序とは異なる順序でプリントジョブを実行させることができる。
請求項4の発明によれば、実行対象のプリントジョブの選択が容易になる。
<1 画像形成システムの全体構成>
図1は、本発明の好ましい実施形態に係るデジタル複合機(MFP;Multi Function Peripherals)10(11,12)を含む画像形成システム1の全体構成を示すブロック図である。
図1を参照して説明すると、画像形成システム1は、デジタル複合機10(11,12)と、パーソナルコンピュータ20(21,22)と、認証サーバ30とを備える。なお、以下の説明では、2つのデジタル複合機を区別する必要がある場合は参照符号11,12を用い、区別する必要がない場合は参照符号10を用いる。同様に、2つのパーソナルコンピュータを区別する必要がある場合は参照符号21,22を用い、区別する必要がない場合は参照符号20を用いる。
デジタル複合機10、パーソナルコンピュータ20及び認証サーバ30は、LAN(Local Area Network)50に接続され、相互に通信可能となっている。また、デジタル複合機10は、公衆交換電話網(PSTN;Public Switched Telephone Networks)91に接続されている。LAN50は、ルータ40等のネットワーク機器を介してインターネット92等の外部ネットワークと接続されている。
デジタル複合機10は、コピーモード、ファックスモード、スキャナモード及びプリンタモードを有し、画像形成システム1における画像形成装置としての役割を果たしている。
パーソナルコンピュータ20には、印刷すべき画像をプリンタ記述言語で記述したプリントジョブを生成してデジタル複合機10へ送信するプリンタドライバと、当該プリントジョブの生成の基礎となるデータを取り扱うアプリケーションソフトウエアとがインストールされている。
認証サーバ30は、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サービス等のディレクトリサービスを提供するサーバコンピュータである。
ここで、認証サーバ30がLDAPサーバであるとして、認証処理及びオプション処理を行うときのデジタル複合機10と認証サーバ30との間の通信手順について、図2を参照しながら説明する。
認証処理を行う場合、まず、デジタル複合機10から認証サーバ30に対して結合操作(BIND Operation)71が行われ、当該結合操作71に応答して、認証サーバ30からデジタル複合機10へ結合結果(BIND Result)72が返される。結合操作71にあたっては、デジタル複合機10から認証サーバ30へ認証情報となるユーザID及びパスワードが送信され、認証サーバ30は、ユーザID及びパスワードが適切である場合は、デジタル複合機10へ"true"を返してデジタル複合機10の結合を許可し、ユーザID及びパスワードが適切でない場合は、デジタル複合機10へ"false"を返してデジタル複合機10の結合を許可しない。すなわち、結合操作71は、デジタル複合機10から認証サーバ30に対する認証要求となっており、結合結果(結合許否)は当該認証情報についての認証結果(認証許否)となっている。
認証処理に続いて、デジタル複合機10と認証サーバ30との間では、追加的に実行可能なオプション処理が実行される。オプション処理では、デジタル複合機10から認証サーバ30へは検索要求(Search)73が送信され、当該検索要求73に応答して、認証サーバ30からデジタル複合機10へレコード情報を含む検索結果(Search Result)74が返される。このオプション処理は、1回だけ実行することもできるし、2回以上実行することもできる。
認証処理及びオプション処理の後、デジタル複合機10から認証サーバ30に対して結合解除操作(UNBIND Operation)75が行われ、デジタル複合機10と認証サーバ30との間の一連の通信手順が終了する。
認証サーバ30は、デジタル複合機10のみならず、パーソナルコンピュータ20との間で同様の通信手順で認証処理及びオプション処理を行うことができる。
<2 デジタル複合機の構成>
図3は、本発明の好ましい実施形態に係るデジタル複合機10の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、デジタル複合機10は、MPU(マイクロプロセッサ;MicroProcessor Unit)111、ROM112及びRAM113を備える。MPU111、ROM112及びRAM113によって実現されるマイクロコンピュータ110は、ROM112に格納されたプログラムを実行することにより、デジタル複合機10の各構成を統括制御し、デジタル複合機10の各種機能を実現している。
デジタル複合機10のプリントジョブメモリ121は、パーソナルコンピュータ20から送信されてきたプリントジョブを一時的に蓄積する。また、デジタル複合機10の画像メモリ122は、デジタル複合機10が処理対象とする画像を画像データとして記憶する。
デジタル複合機10は、画像読取部123及び画像記録部124を備える。画像読取部123は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等により原稿上の画像を読み取る。画像読取部123は、ADF(Automatic Document Feeder)方式又はFBS(Flat Bed Scanner)方式により原稿上の画像を読み取ることができる。画像記録部124は、電子写真方式により、記録媒体上に画像を形成する。
デジタル複合機10には、ユーザインターフェースとして、操作の対象となる操作部125と、情報を視認可能に表示する表示部126とが設けられる。デジタル複合機10では、表示部126に液晶タッチパネルディスプレイが採用されており、表示部126が操作部125の一部を兼ねている。
ネットワークインターフェース127は、例えば、イーサネット(登録商標)により、デジタル複合機10をLAN50に接続する。
NCU(網制御装置;Network Control Unit)128及びMODEM(モデム;MOdulator DEModulator)129は、公衆交換電話網91を経由した画像データの送受信に用いられる。NCU128は、公衆交換電話網91への接続を制御する。NCU128は、通信先の電話番号に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出する機能を備える。MODEM129は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30にしたがったファックス伝送制御手順に基づいて、V.17,V.27ter,V.29等にしたがった送信データの変調及び受信データの復調を行う。又は、MODEM129は、これらに加えて、V.34にしたがった送信データの変調及び受信データの復調を行う。
コピーモードでは、デジタル複合機10は、画像読取部123が原稿上の画像を読み取って当該画像に係る画像データを生成し、画像記録部124が当該画像データに係る画像を記録媒体上に形成することにより、原稿から記録媒体へ画像をコピーする。
ファックスモードでは、デジタル複合機10は、画像読取部123が原稿上の画像を読み取って当該画像に係る画像データを生成し、当該画像データを公衆交換電話網91を経由して他のファックス装置へG3方式やスーパーG3方式により送信する。またデジタル複合機10は、他のファックス装置から公衆交換電話網91を経由してG3方式やスーパーG3方式により送信されてきた画像データを受信し、画像記録部124が当該画像データに係る画像を記録媒体上に形成する。
スキャナモードでは、デジタル複合機10は、画像読取部123が原稿上の画像を読み取って当該画像に係る画像データを生成し、指定された保存先に当該画像データを保存する。
プリンタモードでは、デジタル複合機10は、パーソナルコンピュータ20からLAN50を経由して送信されてきたプリントジョブを受信してプリントジョブメモリ121に蓄積し、画像記録部124が当該プリントジョブに係る画像を記録媒体上に形成する。これにより、デジタル複合機10は、プリントジョブを実行して記録媒体への印刷を行うことができる。
<3 セキュリティプリントについて>
デジタル複合機10は、パーソナルコンピュータ20から送信されてきたプリントジョブを一時的に蓄積しておき、操作者の認証が成功した後に、蓄積したプリントジョブのうち、認証が成功した操作者に属するプリントジョブを実行する「セキュリティプリント」と呼ばれる機能を備えている。以下では、当該セキュリティプリントについて、図4〜図6を参照しながら説明する。
<3.1 セキュリティプリントにあたって行われる通信>
図4は、セキュリティプリントにあたってデジタル複合機10、パーソナルコンピュータ20及び認証サーバ30の間で行われる通信を説明する図である。
パーソナルコンピュータ20は、セキュリティプリントの対象となるプリントジョブ(以下では、「セキュリティプリントジョブ」とも称する)をデジタル複合機10へ送信するのにあたって操作者の認証を行い、操作者の認証が成功した後に、セキュリティプリントジョブをデジタル複合機10へ送信する。このセキュリティプリントジョブには、セキュリティプリントジョブの送信指示をパーソナルコンピュータ20へ与えた操作者すなわちセキュリティプリントジョブが属する操作者を特定する情報となるユーザIDが含められる。
デジタル複合機10は、パーソナルコンピュータ20から与えられたセキュリティプリントジョブをプリントジョブメモリ121に一時的に蓄積する。デジタル複合機10は、操作者の認証が成功し、セキュリティプリントジョブの実行が指示されると、プリントジョブメモリ121から実行対象のセキュリティプリントジョブを読み出して画像記録部124へ与え、実行対象のセキュリティプリントジョブを実行させる。
デジタル複合機10及びパーソナルコンピュータ20における操作者の認証は、ログイン操作時に操作者から取得した(操作者が入力した)ユーザID及びパスワードを含む認証要求を認証サーバ30へ送信し、当該認証要求に応答して認証サーバ30が返した認証結果を受信することにより行われる。
<3.2 セキュリティプリントジョブ一覧画面>
図5は、セキュリティプリントジョブの実行を操作者に指示させるためのセキュリティプリントジョブ一覧画面SD(SD1,SD2)を示す図である。
図5を参照して説明すると、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDには、プリントジョブメモリ121に蓄積されているセキュリティプリントジョブのうち、認証が成功した操作者に属するセキュリティプリントジョブが一覧表示され、認証が成功した操作者以外の第三者に属するセキュリティプリントジョブは表示されない。すなわち、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDには、プリントジョブメモリ121に蓄積されているセキュリティプリントジョブのうち、ログインした操作者のユーザIDを含むセキュリティプリントジョブが一覧表示される。セキュリティプリントジョブ一覧画面SDでは、セキュリティプリントジョブの各々は、生成された日時(「2005/01/01 09:32:10」等)と、生成したパーソナルコンピュータ20のホスト名(「host1」等)と、印刷部数(「2」等)によって特定されている。ホスト名は、一人の操作者が異なるパーソナルコンピュータ21,22からセキュリティプリントジョブを送信する可能性があることを考慮して表示されている。
セキュリティプリントジョブ一覧画面SDでは、表示部126の大きさの制約により、ログインした操作者に属するセキュリティプリントジョブの全部を1ページで一覧表示することができないため、ページ切り替えボタン611,612によって切り替え表示可能な複数ページにわたって、ログインした操作者に属するセキュリティプリントジョブを一覧表示している。
セキュリティプリントジョブ一覧画面SDでは、一覧表示されているセキュリティプリントジョブの一部を、実行対象とすべきセキュリティプリントジョブとして選択可能である。図4では、実行対象のセキュリティプリントジョブが未選択の状態のセキュリティプリントジョブ一覧画面SD1と、実行対象のセキュリティプリントジョブが2つ選択された状態のセキュリティプリントジョブ一覧画面SD2とが図示されている。
デジタル複合機10は、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDに含まれるソフトウエアキー613の押下操作を検出すると、セキュリティプリントジョブの実行の指示とみなして、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDを用いて選択されたセキュリティプリントジョブを画像記録部124へ与えることにより、当該セキュリティプリントジョブを実行する。
なお、デジタル複合機10では、画像記録部124におけるセキュリティプリントジョブの実行の順序は、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDでセキュリティプリントジョブを選択する順序によって指定可能である。なお、セキュリティプリントジョブが選択された順序は、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDに一覧表示されたセキュリティプリントジョブの先頭TPに表示される(セキュリティプリントジョブ一覧画面SD2参照)。
<3.3 セキュリティプリントに関する動作>
図6は、セキュリティプリントに関するデジタル複合機10の動作を説明するフローチャートである。
図6に示すように、ログインがなされていない初期状態において、ログイン操作が行われて操作者の認証が成功すると(ステップS101)、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDが表示部126に表示される(ステップS102)。このセキュリティプリントジョブ一覧画面SDには、プリントジョブメモリ121に蓄積されているセキュリティプリントジョブのうち、ログインした操作者に属する未実行のセキュリティプリントジョブが一覧表示されている。
続いて、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDに一覧表示されたセキュリティプリントジョブから、実行対象のセキュリティプリントジョブが選択され(ステップS103)、セキュリティプリントジョブの実行の指示が与えられると(ステップS104)、デジタル複合機10は、実行対象のセキュリティプリントジョブを画像記録部124へ与え、実行対象のセキュリティプリントジョブを実行させ(ステップS105)、実行が完了したセキュリティプリントジョブをプリントジョブメモリ121から削除する(ステップS106)。これにより、プリントジョブメモリ121に蓄積されているセキュリティプリントジョブは、未実行のセキュリティプリントジョブすなわち実行待機中のセキュリティプリントジョブのみとなる。なお、先述したように、ステップS106におけるセキュリティプリントジョブの実行の順序には、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDにおけるセキュリティプリントジョブの選択の順序が反映されている。
ステップS106の終了後、デジタル複合機10は、待機状態となり、コピー等のセキュリティプリント以外の処理の実行指示があれば(ステップS107)、指示された処理を実行するとともに(ステップS108)、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDが所定の操作により呼び出されれば(ステップS109)、ステップS102へ戻って再びセキュリティプリントジョブ一覧画面SDを表示部126に表示する。
これにより、デジタル複合機10では、ログイン操作を行って操作者の認証が成功してから(ステップS101)、ログアウト操作を行って認証の成功が解消されるまで(ステップS110)の間に、セキュリティプリントジョブ一覧画面SDを用いて、実行対象のセキュリティプリントジョブの選択と、プリントジョブの実行の指示とを随時行うことができ、未実行のセキュリティプリントジョブのうち実行する必要があるものを必要なときに随時実行できるようになっている。ただし、このことは、セキュリティプリントジョブの実行の後に(ステップS106の後に)、自動的にログアウトがなされるようにデジタル複合機10を構成することを妨げるものではない。この場合、未実行のセキュリティプリントジョブは、同じ操作者が再びログイン操作を行ったときに表示部126に呼び出されるセキュリティプリントジョブ一覧画面SDに一覧表示されることになる。
このようなデジタル複合機10では、急いで実行したいセキュリティプリントジョブを選択して実行することができるとともに、認証が成功した操作者に属するセキュリティプリントジョブの一部を実行することができるので、認証が成功した操作者に属するセキュリティプリントジョブの全部の実行が完了するのを待つことなく、コピー等のセキュリティプリント以外の処理、特に画像記録部124を用いるためにセキュリティプリントと同時に実行できない処理を実行することができる。
また、このようなデジタル複合機10では、セキュリティプリントジョブがデジタル複合機10に与えられた順序とは無関係にセキュリティプリントジョブを実行することができる。
<4 変形例>
上述の説明では、ログイン操作にあたって、認証情報を含む認証要求を認証サーバ30へ送信し、返された認証結果により操作者の認証を行ったが、デジタル複合機10の内部で操作者の認証を行うようにしてもよい。この場合、パーソナルコンピュータ20からデジタル複合機10へ送信するセキュリティプリントジョブにユーザID及びパスワードを含め、デジタル複合機10における認証で操作者が入力したユーザID及びパスワードと一致するセキュリティプリントジョブをセキュリティプリントジョブ一覧画面SDに表示するようにすればよい。
また、上述の説明では、デジタル複合機でセキュリティプリントを行う場合について説明したが、単機能のプリンタでセキュリティプリントを行う場合にも本発明は適用可能である。
本発明の好ましい実施形態に係るデジタル複合機10を含む画像形成システム1の全体構成を示すブロック図である。 認証処理及びオプション処理を行うときのデジタル複合機10と認証サーバ30との間の通信手順を示す図である。 本発明の好ましい実施形態に係るデジタル複合機10の構成を示すブロック図である。 セキュリティプリントにあたってデジタル複合機10、パーソナルコンピュータ20及び認証サーバ30の間で行われる通信を説明する図である。 セキュリティプリントジョブの実行を操作者に指示させるためのセキュリティプリントジョブ一覧画面SDを示す図である。 セキュリティプリントに関するデジタル複合機10の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成システム
10(11,12) デジタル複合機
20(21,22) パーソナルコンピュータ
30 認証サーバ
50 LAN
110 マイクロコンピュータ
121 ハードディスクドライブ
125 操作部
126 表示部
127 ネットワークインターフェース
SD(SD1,SD2) セキュリティプリントジョブ一覧画面

Claims (5)

  1. 画像形成装置であって、
    外部から与えられたプリントジョブを蓄積する蓄積手段と、
    操作者の認証を行う認証手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された、認証が成功した操作者に属するプリントジョブから、実行対象のプリントジョブを操作者に選択させる選択手段と、
    プリントジョブの実行を操作者に指示させる指示手段と、
    プリントジョブを実行して印刷を行う印刷手段と、
    を備え、
    前記認証手段による操作者の認証が成功し、前記指示手段を用いてプリントジョブの実行が指示されると、前記印刷手段が、前記選択手段を用いて選択されたプリントジョブを実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    操作者の認証が成功してから認証の成功が解消されるまでの間に、前記選択手段を用いたプリントジョブの選択と、前記指示手段を用いたプリントジョブの実行の指示とを随時行うことができることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、
    プリントジョブの実行の順序を指定可能であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記選択手段において、前記蓄積手段に蓄積された、認証が成功した操作者に属するプリントジョブが一覧表示されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 画像形成システムであって、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置と、
    送信されてきた認証情報についての認証結果を返す認証サーバと、
    を備え、
    前記認証手段は、操作者から取得した認証情報を前記認証サーバへ送信し、前記認証サーバが返した認証結果により操作者の認証を行うことを特徴とする画像形成システム。
JP2005292219A 2005-10-05 2005-10-05 画像形成装置及び画像形成システム Pending JP2007098786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005292219A JP2007098786A (ja) 2005-10-05 2005-10-05 画像形成装置及び画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005292219A JP2007098786A (ja) 2005-10-05 2005-10-05 画像形成装置及び画像形成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007098786A true JP2007098786A (ja) 2007-04-19

Family

ID=38026205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005292219A Pending JP2007098786A (ja) 2005-10-05 2005-10-05 画像形成装置及び画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007098786A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2160007A1 (en) * 2008-08-29 2010-03-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, print control method, recording medium
JP2012049856A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置、画像形成システムおよび認証装置
JP2012174078A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Nec Corp 印刷開示範囲制御方法、印刷システム、印刷管理サーバ、および印刷装置
CN106210381A (zh) * 2014-12-24 2016-12-07 富士施乐株式会社 显示装置、图像处理装置以及显示方法
JP2021104622A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 キヤノン株式会社 印刷装置、制御方法、および、プログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2160007A1 (en) * 2008-08-29 2010-03-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, print control method, recording medium
JP2010052384A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、印刷制御方法、及びプログラム
US8875988B2 (en) 2008-08-29 2014-11-04 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, print control method, recording medium
JP2012049856A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置、画像形成システムおよび認証装置
JP2012174078A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Nec Corp 印刷開示範囲制御方法、印刷システム、印刷管理サーバ、および印刷装置
CN106210381A (zh) * 2014-12-24 2016-12-07 富士施乐株式会社 显示装置、图像处理装置以及显示方法
CN106210381B (zh) * 2014-12-24 2019-03-12 富士施乐株式会社 显示装置、图像处理装置以及显示方法
JP2021104622A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 キヤノン株式会社 印刷装置、制御方法、および、プログラム
JP7438751B2 (ja) 2019-12-26 2024-02-27 キヤノン株式会社 印刷装置、制御方法、および、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4725726B2 (ja) 画像処理装置、ジョブログ管理プログラムおよび画像処理システム
US8949973B2 (en) Image processing apparatus
JP4626464B2 (ja) 処理装置
JP2007079684A (ja) 処理装置
JP4697318B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理システム
US20060026434A1 (en) Image forming apparatus and image forming system
JP5377116B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法並びにプログラム
US8639761B2 (en) Data processing system suited for transmitting and receiving data among plurality of image processing apparatuses connected to network, data processing method, and data processing program product
JP5950543B2 (ja) データ送信装置、データ送信装置の制御方法およびプログラム
JP2007115124A (ja) 処理装置、当該処理装置を含む処理システム及び認証サーバ
JP4650181B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法ならびにコンピュータプログラム
JP2011114598A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、およびコンピュータプログラム
JP4639122B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム
US20080289051A1 (en) Information processing apparatus and system, computer readable recording medium, and information processing method
JP2007098786A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2007259307A (ja) 画像処理装置、制御方法、及びプログラム
US8751410B2 (en) Charging system for charging for image processing conducted based on image data, image processing apparatus, and charging program embodied on computer readable medium
JP2005161556A (ja) 画像形成装置
JP2007316739A (ja) 文書管理装置
JP7263023B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP6488029B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム
JP4320633B2 (ja) 複合機
JP4481126B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置の制御方法、プログラム及び記録媒体
JP2007116531A (ja) 処理装置及び処理システム
JP2005173816A (ja) 画像形成装置、認証方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091201