JP2007079684A - 処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】認証手続を要する機能を適切なものとすることができる処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】デジタル複合機10の認証部151は、認証サーバ30と通信を行い、認証手続を実行する。認証部151は、操作者から認証情報を取得し、当該認証情報を含む認証要求を認証サーバ30へ送信し、認証結果を認証サーバ30から受信する。判定部152は、操作部125に対する操作によって呼び出された機能の提供許否を判定する。フラッシュメモリ121には、機能ごとの認証手続の要否を指定したネットワーク認証設定NASが編集可能に記憶されている。判定部152は、ネットワーク認証設定NASにより認証手続を要する機能に指定されている機能が呼び出された場合、認証部151に認証手続を実行させ、認証が成功したあとで、呼び出された機能の提供を許可する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の機能を提供する処理装置に関する。
デジタル複合機(MFP;Multi Function Peripherals)等の複数の機能を有する処理装置は、操作によって呼び出された機能を提供するように構成されている。例えば、典型的なデジタル複合機では、操作パネルに設けられた機能切り替えキーを押下すると、コピー機能、ファックス機能、スキャナ機能及びプリンタ機能のいずれかが呼び出され、当該機能が使用可能な状態となる。
一方、複数の機能を有する処理装置において、各機能の提供をあらかじめ認められた操作者にのみ許可したい場合がある。例えば、デジタル複合機において、コピー機能、ファックス機能、スキャナ機能及びプリンタ機能の各機能をあらかじめ認められた操作者にのみ許可したい場合がある。
この要請に応えるため、特許文献1のデジタル複合機(マルチファンクションデバイス)では、各機能の提供許否に関する情報を含むデバイス管理テーブルを、デジタル複合機の外部の文書配信サーバに記憶させて、各機能の提供をあらかじめ認められた操作者にのみ許可している。
特開2001−92760号公報
しかし、特許文献1の技術をデジタル複合機に適用すると、認証手続の必要性が低い機能を呼び出す場合でも認証手続が必要となり、極めて煩雑であった。例えば、デジタル複合機において、電話回線を使用するファックス機能の提供は、あらかじめ認められた操作者にのみ許可したいが、残余のコピー機能、スキャナ機能及びプリンタ機能の提供は、制限する必要がない場合でも、特許文献1の技術をデジタル複合機に適用すれば、コピー機能、スキャナ機能又はプリンタ機能を呼び出すたびに認証手続が必要となる。
本発明は、この問題を解決するためになされたもので、認証手続を要する機能を適切なものとすることができるデジタル複合機等の処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、複数の機能を有する処理装置であって、操作の対象となる操作部と、前記操作部に対する操作によって呼び出された機能の提供許否を判定する判定手段と、認証情報を操作者から取得し、認証情報を含む認証要求を認証装置へ送信し、認証要求についての認証成否を前記認証装置から受信する認証手続を実行する認証手段と、機能ごとの認証手続の要否を編集可能に指定した認証要否情報を記憶する記憶手段とを備え、前記判定手段は、前記認証要否情報により認証手続を要する機能に指定されている機能が呼び出された場合、前記認証手段に認証手続を実行させ、認証が成功したあとで、呼び出された機能の提供を許可する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の処理装置において、前記認証要否情報の編集にあたって前記認証手段に認証手続を実行させ、認証が成功したあとで、前記認証要否情報が編集可能となる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の処理装置において、前記認証要否情報を編集可能な操作者を特定の操作者に制限可能である。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれに記載の処理装置において、情報を視認可能に表示する表示部をさらに備え、前記認証要否情報により認証手続の要否が指定されている機能を前記表示部に一覧表示するとともに、一覧表示された機能のうちのひとつを選択して認証手続の要否の指定を切り替え可能である。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の処理装置において、前記判定手段は、認証が成功したあと、認証が成功した状態を終了させる手続がとられるまでは、前記認証手段に認証手続を実行させることなく、呼び出された機能の提供を許可する。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の処理装置において、前記判定手段は、認証が成功したあと、前記認証要否情報により認証手続を要する機能に指定されている機能が呼び出された場合、前記認証手段に認証手続を実行させ、認証が成功したあとで、呼び出された機能の提供を許可する。
請求項1ないし請求項6の発明によれば、認証要否情報を編集して適切なものとすることにより、認証手続を要する機能を適切なものとすることができる。
また、請求項1ないし請求項6の発明によれば、処理装置が認証要否情報を記憶しているので、処理装置ごとに認証手続を要する機能を異ならせることができる。
さらに、請求項1ないし請求項6の発明によれば、処理装置が認証要否情報を記憶しているので、機能が呼び出されるたびに認証装置との間で情報の送受信を行う必要がなく、認証装置は、認証情報を含む認証要求について認証成否を特定するだけでよい。すなわち、認証にあたって外部へ与える負荷が小さい装置を実現可能である。
請求項2ないし請求項3の発明によれば、認証要否情報の内容が不適切な操作者によって編集されることを防止可能である。特に、請求項3の発明では、認証要否情報の内容を特定の操作者のみが編集できるので、不適切な編集をより効果的に防止することができる。
請求項4の発明によれば、認証要否情報を容易に編集可能である。
請求項5の発明によれば、認証要否情報において認証手続を要する機能に指定されている機能を呼び出すたびに認証情報を処理装置に与える必要がないので、煩雑さを回避することができる。
請求項6の発明によれば、認証情報を取得した操作者以外に、認証手続を要する機能を提供してしまうことをより確実に防止可能である。
<1 画像処理システムの全体構成>
図1は、本発明の好ましい実施形態に係るデジタル複合機(MFP;Multi Function Peripherals)10(11,12)を含む画像処理システム1の全体構成を示すブロック図である。
図1を参照して説明すると、画像処理システム1は、デジタル複合機10(11,12)と、クライアントコンピュータ20(21,22)と、認証サーバ30とを備える。なお、以下の説明では、2つのデジタル複合機を区別する必要がある場合は参照符号11,12を用い、区別する必要がない場合は参照符号10を用いる。同様に、2つのクライアントコンピュータを区別する必要がある場合は参照符号21,22を用い、区別する必要がない場合は参照符号20を用いる。
デジタル複合機10、クライアントコンピュータ20及び認証サーバ30は、LAN(Local Area Network)50に接続され、相互に通信可能となっている。また、デジタル複合機10は、公衆交換電話網(PSTN;Public Switched Telephone Networks)91に接続されている。LAN50は、ルータ40等のネットワーク機器を介してインターネット92等の外部ネットワークと接続されている。
デジタル複合機10は、コピーモード、ファックスモード、スキャナモード及びプリンタモードを有し、画像処理システム1の中核として複数の機能を有する処理装置としての役割を果たしている。
クライアントコンピュータ20は、典型的には、パーソナルコンピュータである。
認証サーバ30は、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サービス等のディレクトリサービスを提供するサーバコンピュータである。
ここで、認証サーバ30がLDAPサーバであるとして、認証処理及びオプション処理を行うときのデジタル複合機10と認証サーバ30との間の通信手順について、図2を参照しながら説明する。
認証処理を行う場合、まず、デジタル複合機10から認証サーバ30に対して結合操作(BIND Operation)71が行われ、当該結合操作71に応答して、認証サーバ30からデジタル複合機10へ結合結果(BIND Result)72が返される。結合操作71にあたっては、デジタル複合機10から認証サーバ30へ認証情報となるユーザID及びパスワードが送信され、認証サーバ30は、ユーザID及びパスワードが適切である場合は、デジタル複合機10へ"true"を返してデジタル複合機10の結合を許可し、ユーザID及びパスワードが適切でない場合は、デジタル複合機10へ"false"を返してデジタル複合機10の結合を許可しない。すなわち、結合操作71は、デジタル複合機10から認証サーバ30に対する認証要求となっており、結合結果(結合許否)は当該認証要求についての認証結果(認証許否)となっている。
認証処理に続いて、デジタル複合機10と認証サーバ30との間では、追加的に実行可能なオプション処理が実行される。オプション処理では、デジタル複合機10から認証サーバ30へは検索要求(Search)73が送信され、当該検索要求73に応答して、認証サーバ30からデジタル複合機10へレコード情報を含む検索結果(Search Result)74が返される。このオプション処理は、1回だけ実行することもできるし、2回以上実行することもできる。
認証処理及びオプション処理のあと、デジタル複合機10から認証サーバ30に対して結合解除操作(UNBIND Operation)75が行われ、デジタル複合機10と認証サーバ30との間の一連の通信手順が終了する。
認証サーバ30は、デジタル複合機10のみならず、クライアントコンピュータ20との間で同様の通信手順で認証処理及びオプション処理を行うことができる。
<2 デジタル複合機の構成>
図3は、本発明の好ましい実施形態に係るデジタル複合機10の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、デジタル複合機10は、MPU(マイクロプロセッサ;MicroProcessor Unit)111、ROM112及びRAM113を備える。MPU111、ROM112及びRAM113によって実現されるマイクロコンピュータ110は、ROM112に格納されたプログラムを実行することにより、デジタル複合機10の各構成を統括制御し、デジタル複合機10の各種機能を実現している。
デジタル複合機10のフラッシュメモリ121は、記憶内容を書き換え可能な不揮発性メモリであり、継続的に保持すべき各種の情報を記憶する。また、デジタル複合機10の画像メモリ122は、デジタル複合機10が処理対象とする画像を画像データとして記憶する。
デジタル複合機10は、画像読取部123及び画像記録部124を備える。画像読取部123は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等により原稿上の画像を読み取る。画像読取部123は、ADF(Automatic Document Feeder)方式又はFBS(Flat Bed Scanner)方式により原稿上の画像を読み取ることができる。画像記録部124は、電子写真方式により、記録媒体上に画像を形成する。
デジタル複合機10には、ユーザインターフェースとして、操作の対象となる操作部125と、情報を視認可能に表示する表示部126とが設けられる。デジタル複合機10では、表示部126に液晶タッチパネルディスプレイが採用されており、表示部126が操作部125の一部を兼ね備えている。
ネットワークインターフェース127は、例えば、イーサネット(登録商標)により、デジタル複合機10をLAN50に接続する。
NCU(網制御装置;Network Control Unit)128及びMODEM(モデム;MOdulator DEModulator)129は、公衆交換電話網91を経由した画像データの送受信に用いられる。NCU128は、公衆交換電話網91への接続を制御する。NCU128は、通信先の電話番号に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出する機能を備える。MODEM129は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30にしたがったファックス伝送制御手順に基づいて、V.17,V.27ter,V.29等にしたがった送信データの変調及び受信データの復調を行う。又は、MODEM129は、これらに加えて、V.34にしたがった送信データの変調及び受信データの復調を行う。
コピーモードでは、デジタル複合機10は、画像読取部123が原稿上の画像を読み取って当該画像に係る画像データを生成し、画像記録部124が当該画像データに係る画像を記録媒体上に形成することにより、原稿から記録媒体へ画像をコピーする。
ファックスモードでは、デジタル複合機10は、画像読取部123が原稿上の画像を読み取って当該画像に係る画像データを生成し、当該画像データを公衆交換電話網91を経由して他のファックス装置へG3方式やスーパーG3方式により送信する。またデジタル複合機10は、他のファックス装置から公衆交換電話網91を経由してG3方式やスーパーG3方式により送信されてきた画像データを受信し、画像記録部124が当該画像データに係る画像を記録媒体上に形成する。
スキャナモードでは、デジタル複合機10は、画像読取部123が原稿上の画像を読み取って当該画像に係る画像データを生成し、指定された保存先に当該画像データを保存する。
プリンタモードでは、クライアントコンピュータ20からLAN50を経由して送信されてきた画像データを受信し、画像記録部124が当該画像データに係る画像を記録媒体上に形成する。
<3 機能の提供制限について>
デジタル複合機10は、操作部125に対する操作によって呼び出された機能を提供するが、一部の機能については、あらかじめ認められた操作者にのみ提供するように設定することができる。以下では、このような機能の提供制限について、図4〜図6を参照しながら説明する。
<3.1 機能の提供制限に関する構成>
図4のブロック図は、機能の提供制限に関するデジタル複合機10の構成を示している。図4の判定部152及び認証部151は、マイクロコンピュータ110がプログラムを実行することにより実現される構成要素となっている。
図4を参照して、デジタル複合機10の認証部151は、認証サーバ30と通信を行い、認証手続を実行する。認証部151は、操作者から認証情報を取得し、当該認証情報を含む認証要求を認証サーバ30へ送信し、認証結果を認証サーバ30から受信する。
判定部152は、操作部125に対する操作によって呼び出された機能の提供許否、例えば、操作部125に含まれる機能切り替えキーの押下によって呼び出されたFAX送信機能の提供許否等を判定する。
フラッシュメモリ121には、機能ごとの認証手続の要否を指定したネットワーク認証設定NASが記憶されている。
<3.2 ネットワーク認証設定の編集>
フラッシュメモリ121に記憶されているネットワーク認証設定NASは、認証部151に認証手続を実行させ、認証が成功したあとで編集可能となる。このような認証手続の要求は、ネットワーク認証設定NASが不適切な操作者によって不正に編集されてしまうことを防止するために導入されている。ここで、認証が成功すれば全ての操作者がネットワーク認証設定NASを編集できるのではなく、認証が成功してもネットワーク認証設定NASを編集できない操作者と、認証が成功すればネットワーク認証設定NASを編集できる操作者(システム管理者)とを設けてもよい。この場合、デジタル複合機10においては、ネットワーク認証設定NASを編集可能な操作者をフラッシュメモリ121に予め登録しておき、それを参照して編集可能な操作者であるか否かを判断することになる。これにより、デジタル複合機10では、ネットワーク認証設定NASを編集できる操作者が制限され、ネットワーク認証設定NASの不適切な編集をより効果的に防止可能である。
図5に示すネットワーク認証設定一覧画面61及び設定変更画面62は、デジタル複合機10をネットワーク認証設定変更モードにした場合に、表示部126に呼び出される。
ネットワーク認証設定一覧画面61には、ネットワーク認証設定NASにより認証手続の要否が指定されている機能(図5では、「FAX送信」「メール送信」「スキャン」「受信原稿プリント」及び「リストプリント」の5つの機能)が一覧表示されている。ネットワーク認証設定一覧画面61では、表示部126の大きさの制約により、認証手続の要否が指定されている機能の全てを1ページで一覧表示することができないため、ページ切り替えボタン611,612によって切り替え表示可能な複数ページにわたって、認証手続の要否が指定されている機能を一覧表示している。
ネットワーク認証設定一覧画面61に一覧表示されている各機能の右方には、当該機能を提供する場合の認証手続の要否が表示される。ここで、「する」は、当該機能を提供する場合に認証手続を要することを意味しており、「しない」は、当該機能を提供する場合に認証手続を要しないことを意味している。
ネットワーク認証設定一覧画面61において、一覧表示されている機能のうちのひとつを選択すると、表示部126には、ネットワーク認証設定一覧画面61に代えて、選択した機能(図5では、「FAX送信」)の認証要否の設定を変更するための設定変更画面62が呼び出される。
設定変更画面62には、「する」ボタン621と「しない」ボタン622とが準備されている。設定変更画面62において、「する」ボタン621を押下すると、選択した機能が認証手続を要する機能となり、表示部126には、設定変更画面62に代えて、ネットワーク認証設定一覧画面61が再び呼び出される。一方、設定変更画面62において、「しない」ボタン622を押下すると、選択した機能が認証手続を要しない機能となり、表示部126には、設定変更画面62に代えて、ネットワーク認証設定一覧画面61が再び呼び出される。
ネットワーク認証設定一覧画面61の「キャンセル」ボタン613及び「OK」ボタン614は、それぞれ、設定変更画面62による設定の変更を取り消すため及び設定変更画面62による設定の変更をネットワーク認証設定NASに実際に反映させるためのボタンである。
このようなネットワーク認証設定一覧画面61及び設定変更画面62によるネットワーク認証設定NASの編集は、編集を容易ならしめる方法の一例であり、他の方法による編集も妨げられない。例えば、ネットワーク認証設定一覧画面61にプルダウンメニューを導入することにより、ネットワーク認証設定一覧画面61だけで編集を行うことができるようにしてもよい。
<3.3 機能の提供制限に関する動作>
図6は、機能の提供制限に関するデジタル複合機10の動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、デジタル複合機10は、動作を開始すると、「使用する機能を選択して下さい。」等の機能の選択を促すメッセージを含む初期画面を表示部126に表示させ(ステップS101)、操作者に機能を選択させる(ステップS102)。
続いて、判定部152が、ネットワーク認証設定NASを参照して、呼び出された(選択された)機能が認証手続を要する機能であるか否かをチェックする(ステップS103)。
ここで、呼び出された機能が認証手続を要しない機能に指定されている場合(ステップS103で"NO")、判定部152は、認証部151に認証手続を実行させることなく、呼び出された機能の提供を許可する(ステップS111)。あるいは、呼び出された機能が認証手続を要する機能に指定されていても(ステップS103で"YES")、既に認証手続が済まされている場合、すなわち、過去に認証手続が行われており、認証が成功した状態を終了させる手続(以下では、「ログアウト」とも称する)がとられていない場合も(ステップS104で"YES")、判定部152は、認証部151に認証手続を実行させることなく、呼び出された機能の提供を許可する(ステップS111)。
呼び出された機能が認証手続を要する機能に指定されており(ステップS103で"YES")、認証手続が済まされていない場合は(ステップS104で"NO")、ステップS105〜ステップS109で、認証部151による認証手続が実行される。すなわち、認証部151が、「ユーザID、パスワードを入力して下さい。」等の認証情報の入力を促すメッセージを促すログイン画面を表示部126に表示させ(ステップS105)、操作者に認証情報を入力させる(ステップS106)。さらに、認証部151は、取得した認証情報を含む認証要求を認証サーバ30へ送信するとともに(ステップS107)、認証サーバ30からの認証結果の返信を受信する(ステップS108)。そして、認証が成功の場合は(ステップS109で"YES")、呼び出された機能の提供を許可し(ステップS111)、認証が失敗した場合は(ステップS109で"NO")、「使用できません。」等のメッセージを含む警告画面を表示部126に一定時間表示させ(ステップS110)、再びステップS101へ戻る。
呼び出された機能の提供を判定部152が許可すると、デジタル複合機10は待機状態となり、操作部125を用いて操作者から与えられた指示に応じて、呼び出された機能に関するジョブの実行が可能な状態となる。例えば、呼び出された機能が「FAX送信」ならば、デジタル複合機10は、ファックスの送信が可能な状態となり、ADF又はFBSに原稿がセットされ、操作部125のスタートボタン(不図示)が押下されるのに応答して、G3方式やスーパーG3方式によるファックスの送信を行う。
上述のログアウトについては、(1)新たに機能が呼び出された場合でもログアウトせず、操作者のログアウト操作が行われたときにログアウトする方法、及び(2)新たに機能が呼び出されたときにログアウトする方法等が考えられる。
そして、デジタル複合機10では、操作者のログアウト操作が行われたときにログアウトするようにすれば、認証が成功したあと、ログアウト操作を行うまでは、判定部152は、認証部151に認証手続を実行させることなく、呼び出された機能の提供を許可することになる。この場合、操作者は、認証手続を要する機能を呼び出すたびに認証情報を入力する必要がなくなり、煩雑さを回避することができる。
また、デジタル複合機10では、新たに機能が呼び出されたときにログアウトするようにすれば、判定部151は、認証が成功したあと、ネットワーク認証設定NASにより認証手続を要する機能に指定されている機能が呼び出された場合、認証部151に認証手続を実行させ、認証が成功したあとで、呼び出された機能の提供を許可することになる。この場合、認証情報を取得した操作者以外に、認証手続を要する機能を提供してしまうことをより確実に防止可能である。
なお、ジョブを実行するごとに自動的にログアウトされるようにすることも妨げられない。
このような動作の流れにより、デジタル複合機10では、ユーザID及びパスワードを持つ操作者は、認証手続を要求されることはあるものの、全ての機能を利用することができる。一方、ユーザID及びパスワードを持たない操作者も、ネットワーク認証設定NASで認証を要しない機能に設定された機能は利用可能である。
また、ネットワーク認証設定NASは、デジタル複合機10ごとに固有のものとなっているので、同じ操作者であっても、異なるデジタル複合機を用いる場合、認証手続を要求される機能は異なる。もちろん、異なる操作者であっても、同じデジタル複合機を用いる場合、認証手続を要求される機能は同じである。
このようなデジタル複合機10によれば、ネットワーク認証設定NASを編集して適切なものとすることにより、認証手続を要する機能を適切なものとすることができる。また、デジタル複合機10では、ネットワーク認証設定NASを内部のフラッシュメモリ121に記憶しているので、デジタル複合機11,12で認証手続を要する機能を異ならせることもできる。さらに、デジタル複合機10では、ネットワーク認証設定NASを内部のフラッシュメモリ121に記憶しているので、機能が呼び出されるごとに、認証サーバ30との間で情報の送受信を行う必要がなく、認証サーバ30としては、認証情報を含む認証要求について認証成否を決定するだけでよい。すなわち、デジタル複合機10では、認証にあたって外部へ与える負荷を小さくすることができる。
本発明の好ましい実施形態に係るデジタル複合機10を含む画像処理システム1の全体構成を示すブロック図である。 認証処理及びオプション処理を行うときのデジタル複合機10と認証サーバ30との間の通信手順を示す図である。 本発明の好ましい実施形態に係るデジタル複合機10の構成を示すブロック図である。 機能の提供制限に関するデジタル複合機10の構成を示すブロック図である。 デジタル複合機10をネットワーク認証設定変更モードにした場合に、表示部126に呼び出されるネットワーク認証設定一覧画面61及び設定変更画面62を示す図である。 機能の提供制限に関するデジタル複合機10の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像処理システム
10(11,12) デジタル複合機
20(21,22) クライアントコンピュータ
30 認証サーバ
50 LAN
110 マイクロコンピュータ
121 フラッシュメモリ
125 操作部
126 表示部
127 ネットワークインターフェース
151 認証部
152 判定部
NAS ネットワーク認証設定

Claims (6)

  1. 複数の機能を有する処理装置であって、
    操作の対象となる操作部と、
    前記操作部に対する操作によって呼び出された機能の提供許否を判定する判定手段と、
    認証情報を操作者から取得し、認証情報を含む認証要求を認証装置へ送信し、認証要求についての認証成否を前記認証装置から受信する認証手続を実行する認証手段と、
    機能ごとの認証手続の要否を編集可能に指定した認証要否情報を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、
    前記認証要否情報により認証手続を要する機能に指定されている機能が呼び出された場合、前記認証手段に認証手続を実行させ、認証が成功したあとで、呼び出された機能の提供を許可することを特徴とする処理装置。
  2. 請求項1に記載の処理装置において、
    前記認証要否情報の編集にあたって前記認証手段に認証手続を実行させ、認証が成功したあとで、前記認証要否情報が編集可能となることを特徴とする処理装置。
  3. 請求項2に記載の処理装置において、
    前記認証要否情報を編集可能な操作者を特定の操作者に制限可能であることを特徴とする処理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれに記載の処理装置において、
    情報を視認可能に表示する表示部をさらに備え、
    前記認証要否情報により認証手続の要否が指定されている機能を前記表示部に一覧表示するとともに、一覧表示された機能のうちのひとつを選択して認証手続の要否の指定を切り替え可能であることを特徴とする処理装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の処理装置において、
    前記判定手段は、
    認証が成功したあと、認証が成功した状態を終了させる手続がとられるまでは、前記認証手段に認証手続を実行させることなく、呼び出された機能の提供を許可することを特徴とする処理装置。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の処理装置において、
    前記判定手段は、
    認証が成功したあと、前記認証要否情報により認証手続を要する機能に指定されている機能が呼び出された場合、前記認証手段に認証手続を実行させ、認証が成功したあとで、呼び出された機能の提供を許可することを特徴とする処理装置。
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