JP2000232549A - 画像情報伝送装置 - Google Patents

画像情報伝送装置

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JP2000232549A
JP2000232549A JP11032090A JP3209099A JP2000232549A JP 2000232549 A JP2000232549 A JP 2000232549A JP 11032090 A JP11032090 A JP 11032090A JP 3209099 A JP3209099 A JP 3209099A JP 2000232549 A JP2000232549 A JP 2000232549A
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茂樹 中原
Tetsuya Shibata
哲也 柴田
Tsutomu Taniguchi
努 谷口
Akira Nakabayashi
亮 中林
Tamotsu Shudo
保 周藤
Katsumi Nagata
勝己 永田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数の通信回線を必要に応じて選択でき、発
信側の操作性の低下を防止しながら、送信先の確認がし
やすく、登録作業、登録先の数等の問題を招来しない画
像情報伝送装置、又は画像情報伝送機能を備えた装置を
提供する。 【解決手段】 複数の通信回線4a、2bを介して画像
情報を送信可能なFAXA1とFAXA2、複数の通信
回線毎の複数の通信情報と送信する画像情報とを夫々記
憶するメモリ102、403、502、603bと、使
用者が送信する通信回線を選択する選択キー105e、
105fと、使用者が送信先情報を選択する選択キー1
05a〜105dとを備え、使用者が送信先を選択する
際、送信先情報105a、105cと、送信先情報10
5b、105dとを夫々識別可能に表示する表示手段1
04を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
や、ファクシミリ機能等に代表される画像情報伝送機能
を有する情報処理装置に関し、特に、公衆回線と専用回
線のように複数の通信回線に接続されたファクシミリ装
置に代表される画像情報伝送装置、又はファクシミリ機
能に代表される画像情報伝送機能を備えた画像情報伝送
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の情報通信技術の進展に伴い、低価
格化によりファクシミリ装置に代表される画像情報伝送
装置、又は画像情報伝送機能を備えた装置が広く普及し
てきており、公衆回線を使ったファクシミリ通信だけで
なく、専用回線を使ったファクシミリ通信も行なわれて
いる。例えば企業間でのファクシミリ通信では公衆回線
を用い、企業内では専用線による部門間でのファクシミ
リ通信を行うことが多くなってきている。従って、ファ
クシミリ通信においても、通常の電話器のように、交換
機を介して通信を行うためのシステムを構築している場
合がある。
【0003】図10は、このような従来の通信システム
を示す説明図であり、この例では、簡単のために、A事
業所とB事業所の2つの事業所間で専用回線1を介して
通信を行うことが可能で、また外部の相手先に対しても
公衆回線2、3を介して通信可能なことを表わしてい
る。
【0004】即ち、本システムでは、A・B事業所間内
のファクシミリ及び電話は、それぞれ各事業所内の構内
交換機4、5に接続され、公衆回線2、3を介して公衆
網交換機6にも接続されている。
【0005】このようなシステムにおいて、A事業所の
FAXA(FAX7)からB事業所のFAXB(FAX
8)へファクシミリ通信を行う場合、ユーザは専用回線
を使用することを示す網特番とB事業所を指定する番号
とをFAXB(FAX8)の内線電話番号の前に付加し
て構成される通信番号を用いて通信を行う。
【0006】例えば、網特番を「8」、B事業所の番号
を「741」、FAXB(FAX8)の内線番号が「×
×××」であれば、通信番号は「8−741−×××
×」となる。これにより、ユーザは専用回線を介してF
AXB(FAX8)との通信を行うことができる。
【0007】また、A事業所から、公衆回線9に接続さ
れたFAXC(FAX10)に送信する場合、ユーザは
FAXC(FAX10)のファクシミリ番号の前に所定
の外線特番を付加して構成される通信番号を用いる。従
って例えば、外線特番が「0」、FAXC(FAX1
0)のファクシミリ番号が「△△−○○○○−×××
×」であれば、通信番号は「0−△△−○○○○−××
××」となる。これにより、ユーザはA事業所の構内交
換機及び公衆回線を介して、FAXC(FAX10)と
の通信を行うことができる。
【0008】図10に示す通信システムの場合、A事業
所・B事業所・外部とが、専用回線1、公衆回線2、3
等により相互に接続されており、例えばA事業所のFA
XA(FAX7)からB事業所のFAXBへ通信する場
合であっても、直接専用回線1で通信することもできる
し、場合によっては公衆回線2、3と公衆網交換機6を
介して通信することも可能となり、複数の通信経路が形
成可能となる。
【0009】しかし専用回線と公衆回線とでは、通信コ
スト(通信料金)が異なるのが一般的であり、上述した
複数の通信経路をどう選択するかによって、トータルの
通信費用が変動することとなり、送信先によって、どの
通信経路を選択するかを管理したり、確認する必要があ
った。
【0010】そこで、特開平5−114955号公報で
は、上述した通信システムにおいて、専用回線を効率的
に利用し、通信費用を削減する技術が提案されている。
即ち同公報においては、例えば図10に示す通信システ
ムにおいて、FAXC(FAX10)がB事業所に近い
場合、A事業所からFAXC(FAX10)に送信を行
う際には、まず通信データは専用回線1を用いて一旦B
事業所まで送信され、その後、公衆回線3を介してB事
業所からFAXC(FAX10)まで送信されることに
より、公衆回線の利用量を削減させ、公衆回線の使用量
を削減することができる通信回線方法及び通信回線交換
機が開示されている。
【0011】上述のような通信を行う場合には、ユーザ
は上述した特網番に加えて、他の事業所を介して公衆回
線に接続することを示す番号(中継番号)をFAXC
(FAX10)のファクシミリ番号の前につけて構成さ
れる通信番号を使用する。例えば、中継番号が「99
9」であれば、通信番号は「8−999−△△−○○○
○−××××」となる。
【0012】また、この公衆のシステムでは、構内交換
機4・5が、通信番号を解読し、専用回線或いは公衆回
線の何れかを用いるべきかを判断し、回線を自動的に選
択することもできるようになっている。
【0013】このように、企業内の専用回線と企業外の
公衆回線というように、通信回線が多様化していること
から、昨今、複数の回線を接続可能なファクシミリ装置
が利用されてきており、このようなファクシミリ装置に
おいては、2つの公衆回線を接続することもできるし、
また専用回線と公衆回線とを1つずつ接続することも可
能である。
【0014】また限られた設置スペースの問題から、省
スペース化を図るために、単体のファクシミリ装置、或
いはスタンドアローン型の主にアナログ複写機に代わっ
て、単一の装置に画像形成機能と通信機能、場合によっ
てはプリンタ機能等の複数の機能を統合した所謂デジタ
ル複合機が普及してきている。またデジタル複合機のフ
ァクシミリ機能においても、前述のように複数の回線を
接続可能なものも周知である。
【0015】図11は、図10にて前述した通信システ
ムにおいて、A事業所に前述のデジタル複合機11を設
置し、当該デジタル複合機11に構内交換機4傘下の専
用回線4aとFAXA1(FAX7a)、公衆回線2b
とFAXA2(FAX7b)とが夫々接続された状態を
示したものである。
【0016】このようなシステムにおいて、デジタル複
写機11とFAXC(FAX10)との通信を行うため
には以下の3通りの方法が考えられる。
【0017】1.公衆回線2bに接続されているFAX
A2(FAX7a)から直接送信する。この場合、通信
番号は、FAXC(FAX10)のファクシミリ番号
「△△−○○○○−××××」となる。 2.専用回線4aに接続されているFAXA1(FAX
7a)から、A事業所の交換機4及び公衆回線2aを介
して送信する。この場合、通信番号は、外線特番「0」
を含む「0−△△−○○○○−××××」となる。 3.FAXA1(FAX7a)からA事業所の交換機
4、専用回線1、B事業所の交換機5、及び公衆回線3
を介して送信する。この場合、通信番号は、網番号
「8」、及び中継番号「999」を含む「8−999−
△△−○○○○−××××」となる。 また、通常、上述したデジタル複合機では、図1に示す
ように、予め登録されている通信番号を表わすタッチパ
ネル(選択キー)105a〜105d等が、操作タッチ
パネル104上に表示されるようになっており、ユーザ
が所望の通信番号に対応した選択キーを選択することに
より、回線の種類及び送信先を決定するようになってい
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル複合機
においては、使用する回線に応じて、単一の送信先に対
して、例えば公衆回線、専用回線とからなる複数の通信
番号が存在する(上述した例では3通り)ので、所定の
送信先に対して通信番号を登録してファクシミリ送信を
行う場合に、以下の(a)〜(b)に示す4つの問題が
生じる。
【0019】(a)所定の送信先に対して、複数の送信
番号を登録し、操作タッチパネル104上に表示する必
要が生じるので、同一の送信先に対し複数の選択キーが
あり、紛らわしくなり、誤った選択キーを選択してしま
うというように、操作性が著しく低下する。
【0020】(b)同一の送信先に対して複数の選択キ
ーが対応することとなるので、表示できる選択キーの数
よりも送信先の数は実質的に少なくなり、登録できない
送信先が生じたり、登録できたとしても送信先を全て表
示できない場合や表示が小さくなる場合が生じる。
【0021】(c)同一の送信先に対して複数の選択キ
ーが対応することとなるので、送信先の数よりも多くの
通信番号を登録する必要があり、実質的な送信先の数は
減っているのに、登録作業に手間がかかる。
【0022】(d)同一の送信先に対して複数の選択キ
ーが対応することとなるので、装置の記憶容量の問題か
ら、登録できる送信先の数が実質的に減ってしまうか又
は容量の大きい記憶手段が必要となる。
【0023】一方、上述した特開平5−114955号
公報に記載の技術によれば、通信システムにおいて、発
信局から最終着信先までの距離が長いときに、一般公衆
回線に代えて、最寄りの中継局までは専用回線を用いる
ことで、専用回線を効率的に利用し、通信費用を削減す
ることができるという点で有効である。
【0024】しかしながら、例えば専用回線が混雑して
いる場合や専用回線に問題が生じたりして専用回線の使
用が困難な場合には、公衆回線を敢えて選択する場合も
予想され、専用回線と公衆回線を必要に応じて選択でき
るシステムが望ましいが、従来技術においては上述した
発信側の操作性の低下、送信先の表示、登録作業、登録
先の数等を含めこれら種々の問題を解決できるには至っ
ていない。
【0025】本発明は上述した従来技術の問題点を解決
するために提案されたものであり、その目的とするとこ
ろは、複数の通信回線を接続可能な画像情報伝送装置に
おいて、複数の通信回線を必要に応じて選択でき、発信
側の操作性の低下を防止しながら、送信先の確認がしや
すく、登録作業、登録先の数等の問題を招来しない画像
情報伝送装置、又は画像情報伝送機能を備えた装置を提
供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の通信回線を介して画像情報を送信可能な通信
手段と、前記複数の通信回線毎に予め登録され送信先の
宛先情報からなる複数の送信先情報と、送信する画像情
報とを夫々記憶する記憶手段と、使用者が前記複数の通
信回線から送信する通信回線を選択するための第1選択
手段と、使用者が前記複数の送信先情報から送信先情報
を選択するための第2選択手段とを備え、前記第1選択
手段と前記第2選択手段により選択された前記通信回線
と前記送信先情報に基づき、前記記憶手段に記憶された
前記画像情報を送信可能な画像情報伝送装置において、
使用者が上記第1選択手段により通信回線を選択した
後、上記第2選択手段により送信先を選択する際、上記
第1選択手段で選択された通信回線に対応する送信先情
報と、上記第1選択手段で選択されない通信回線に対応
する送信先情報とを夫々識別可能に表示する表示手段を
備えたことを特徴とする画像情報伝送装置である。
【0027】請求項2に記載の発明は、上記表示手段
が、上記第1選択手段で選択された通信回線に対応する
送信先情報のみを表示することを特徴とする請求項1に
記載の画像情報伝送装置である。
【0028】請求項3に記載の発明は、複数の通信回線
を介して画像情報を送信可能な通信手段と、前記複数の
通信回線毎の送信先情報のうちの共通情報、前記複数の
通信回線毎の送信先情報のうちの特有情報、及び送信す
る画像情報とを夫々記憶する記憶手段と、使用者が前記
複数の通信回線から送信する通信回線を選択するための
第1選択手段と、使用者が前記複数の送信先情報から送
信先情報を選択するための第2選択手段とを備え、前記
第1選択手段と前記第2選択手段により選択された通信
回線と送信先情報に基づき、前記記憶手段に記憶された
画像情報を送信可能な画像情報伝送装置において、上記
第1選択手段と上記第2選択手段で夫々選択された通信
回線と送信先情報に基づき、上記記憶手段に記憶されて
いる上記共通情報と上記特有情報から送信先情報を作成
し、画像情報を送信可能なことを特徴とする画像情報伝
送装置である。
【0029】請求項4に記載の発明は、通信料金の異な
る複数の通信回線を介して画像情報を送信可能な通信手
段と、前記複数の通信回線毎に予め登録され送信先の宛
先情報からなる複数の送信先情報、前記複数の通信回線
毎の通信料金情報、及び送信する画像情報とを夫々記憶
する記憶手段と、使用者が前記複数の送信先情報から送
信先情報を選択するための選択手段とを備え、前記選択
手段により選択された送信先情報に基づき、前記記憶手
段に記憶された画像情報を送信可能な画像情報伝送装置
において、上記選択手段で選択された送信先情報から上
記複数の通信回線毎の通信経路を抽出する通信経路抽出
手段と、上記記憶手段に記憶された上記通信料金情報か
ら前記通信経路抽出手段で抽出された前記通信経路毎の
通信料金を算出する通信料金算出手段と、上記選択手段
で選択された送信先情報と、上記通信料金算出手段が算
出した通信料金に基づき、使用する通信回線と通信経路
を決定する通信回線決定手段とを備え、前記通信回線決
定手段で決定された通信回線と通信経路、及び上記選択
手段で選択された送信先情報に基づき、上記記憶手段に
記憶されている画像情報を送信可能なことを特徴とする
画像情報伝送装置である。
【0030】請求項5に記載の発明は、上記通信手段
が、専用回線内の交換機を介して公衆回線内の送信先に
送信可能であり、上記通信経路抽出手段の抽出する通信
経路には、上記選択手段で選択された上記送信先情報に
基づき、専用回線内の交換機を介して公衆回線内の送信
先へ送信する中継通信の経路を含み、上記通信料金算出
手段により前記中継通信の通信料金を算出し、上記選択
手段で選択された送信先情報と、上記通信料金算出手段
の算出結果に基づき、使用する通信回線と通信経路を決
定することを特徴とする請求項4に記載の画像情報伝送
装置である。
【0031】
【発明の実施の形態】(本発明の第1の実施形態)本発
明の第1の実施形態について以下に説明を行う。本実施
形態に係るデジタル複合機11は、前述した図11で示
したシステムに用いられるものであり、専用回線が接続
されたFAXA1(FAX7a)と、公衆回線の接続さ
れたFAXA2(FAX7b)とを備えている。
【0032】尚、本実施形態では、デジタル複合機11
にファクシミリ機能を搭載した場合について説明を行う
が、本発明はこれに限定されるものではなく、複数回線
に接続可能な画像情報伝送機能と、画像情報伝送機能に
係る送信先を指定するための操作部、表示部を備えた装
置全般に適用可能なことはいうまでもない。
【0033】また、上記画像情報伝送機能と操作部、表
示部は一体的に構成されている必要はなく、例えば情報
処理装置としてパソコンと、原稿読取部を構成する外部
スキャナ部、ファクシミリ機能を有するデータファック
スモデムカード、キーボード、CRTからなる情報処理
システムでもよいし、単独でファクシミリ装置を構成し
ていてもよい。
【0034】まず、デジタル複写機11の構成について
説明すると、図2はデジタル複合機11を構成している
各種ユニット部、画像処理部などの全体ブロック構成を
表わしたものであり、図面略中央に位置するメイン中央
演算処理装置(CPU)401により各ユニット部毎に
搭載されたサブ中央演算処理装置(CPU)と連携を取
りながら動作管理している状態を示している。
【0035】大きくは、図面略右上に位置する操作パネ
ル103を管理制御するオペレーションパネルボード1
00と、図面略左上に位置するデジタル複合機30を構
成する各ユニットを管理制御するマシンコントロールボ
ード200と、図面略左下に位置し原稿画像を電気的に
読み取り電子データとするためのCCDボード300
と、図面略中央に位置し前記CCDボード300にて電
子データ化された原稿画像に対して所定の画像処理を施
すメイン画像処理ボード400と、このメイン画像処理
ボード400にて処理された画像情報に対してさらに所
定の画像処理を施すサブ画像処理ボード500と、さら
に図面略右下に位置する前記サブ画像処理ボード500
にインターフェイスを介して接続されたその他の拡張ボ
ード群600(プリンタボード601、機能拡張ボード
602、FAX第1回線ボード603、FAX第2回線
ボード604)などから構成されている。以下、各ボー
ド毎に管理制御している内容について説明する。
【0036】(オペレーションパネルボード)オペレー
ションパネルボード100は、基本的にサブCPU10
1により制御されており、操作パネル103上に配置さ
れたLCD表示部104の表示画面、各種モードに関す
る指示を入力する操作キー群105から操作入力などを
管理している。本実施形態では、表示画面上でユーザの
入力を受け付けるタッチパネルを備えている。そして、
操作キー群105から入力されたデータ、LCD画面1
04に表示させる情報など操作パネル103における各
種制御情報を記憶しておくメモリ102、603bが設
けられている。
【0037】この構成において、サブCPU101は、
メインCPU401との間で制御データ通信を行い、デ
ジタル複合機11の動作指示を行う。また、メインCP
U401からは、デジタル複合機11の動作状態を示す
制御信号をサブCPU101へ転送することで、操作パ
ネル103のLCD画面104を通して装置が現在どの
ような状態にあるのかを操作者に認識させるよう動作状
態を表示させるようになっている。
【0038】図1はそのときの表示形態の一実施形態を
表わしたもので、LCD表示部104には、例えば各送
信先毎に専用回線と公衆回線それぞれでタッチパネル
(選択キー)が表示されており、AAA証券に対して専
用回線により送信動作を行うためのタッチパネル105
a、AAA証券に対して公衆回線により送信動作を行う
ためのタッチパネル105b、(株)あいうに対し専用
回線により送信を行うタッチパネル105c、(株)あ
いうに対して公衆回線により送信を行うタッチパネル1
05d等が表示されており、ユーザがタッチパネル上を
タッチ(押下)することで、送信先がそれぞれ専用回線
と公衆回線毎で選択可能な状態となっている。
【0039】(マシンコントロールボード)マシンコン
トロールボード200は、サブCPU201により全体
が制御されており、ADF・RADFなどの自動原稿送
り装置203、原稿画像を読み取る読取スキャナ部20
4、画像情報を画像として再現するプロセス部205、
画像が記録される用紙を収納部からプロセス部に向かっ
て順次搬送する給紙搬送部206、画像が記録された用
紙を反転させて用紙の両面に画像が形成されるように用
紙を反転搬送する両面ユニット207、画像が記録され
た用紙に対してステープルなどの後処理を行うフィニッ
シャ208などを管理している。
【0040】(CCDボード)CCDボード300は、
原稿画像を電気的に読み取るためのCCD301、CC
D301を駆動する回路(CCDゲートアレイ)30
2、CCD301から出力されるアナログデータのゲイ
ン調整などを行うアナログ回路303、CCD301か
らのアナログ出力をデジタル信号に変換して電子データ
として出力するA/D変換器304などから構成され、
制御管理はメインCPU401により行なわれている。
【0041】(メイン画像処理ボード)メイン画像処理
ボード400は、メインCPU401により制御され、
CCDボード300から送られてきた原稿画像の電子デ
ータをもとに、画像の階調性を所望の状態で表現できる
ように、シェーディング補正、濃度補正、領域分離、フ
ィルタ処理、MTF補正、解像度変換、電子ズーム(変
倍処理),ガンマ補正など多値の画像データの状態のま
ま処理を施す多値画像処理部402、処理が施された画
像データ或いは処理の手順管理など各種制御情報を記憶
させておくメモリ403、処理が施された画像情報でも
って画図を再現するためにレーザ書込ユニット(LS
U)46側へとデータを転送制御するレーザコントロー
ル404から構成される。
【0042】(サブ画像処理ボード)サブ画像処理ボー
ド500は、メイン画像処理ボード400と該メイン画
像処理ボード側のコネクタ405とサブ画像処理ボード
500側のコネクタ505とコネクタ接続され、メイン
画像処理ボード400上のメインCPU401により制
御された2値画像処理部501、画像処理の施された2
値画像情報、或いは処理上での制御情報などを記憶管理
するメモリ及びメモリを制御するゲートアレイ502、
複数枚の原稿画像情報を記憶しておき、複数枚の原稿画
像を繰り返し所望部数分だけ読み出して複数の複写物を
生成するためのハードディスク及びハードディスクを制
御するゲートアレイ503、外部インターフェイスとし
てのSCCI(Small Computer System Interface)及
びSCSIを制御するゲートアレイ504などから制御
されている。
【0043】また前述の2値画像処理部501は、多値
画像情報を2値画像に変換する処理部、画像を回転させ
る処理部、2値画像の変倍処理を行う2値変倍(ズー
ム)処理部などから構成され、さらにファックス画像が
通信手段を介して送受信することができるように、ファ
ックスインターフェイスを備えている。
【0044】(拡張ボード)拡張ボード600として
は、パーソナルコンピュータなどの他の情報処理装置か
ら送られてくるデータをデジタル複合機11のプリンタ
部からプリンタモードとして出力可能とするためのプリ
ンタボード601、デジタル複合機の編集機能を拡張し
てデジタル複合機11の特徴を有効活用する機能拡張ボ
ード602、デジタル複合機11のスキャナ部204か
ら読込んだ原稿画像を相手先に送信したり、相手先から
送信された画像情報をデジタル複合機11のプリンタ部
から出力することを可能にするファクシミリボード60
3、604等がある。本実施形態では、ファクシミリボ
ードとして、FAX第1回線ボード603とFAX第2
回線ボード604の2つが接続されており、これらは図
2でいうFAXA1(FAX7a)、FAXA2(FA
X7b)に相当する。
【0045】メモリ603bは、ファクシミリ通信を行
うための通信番号を記憶・登録するものであり、当該記
憶部には、1つの送信先に対して、専用回線及び公衆回
線の夫々に対して合計2つの通信番号が登録される。即
ち後述するように、制御部(CPU603a、604
b、401、101等で制御される)は、通信データの
送信の際に、データ入力部(ADF/RADF203、
読取スキャナ部204、CCDボード300等で入力さ
れる)を制御して通信データを読込ませると共に、記憶
部に登録されている通信番号に応じた選択キーをタッチ
パネル105bに一覧表示させる。そしてタッチパネル
105bによってユーザが指定した通信番号に従って、
FAXA1或いはFAXA2を制御して、外部に通信デ
ータを送信させるように構成されている。
【0046】次にデジタル複合機11のファクシミリ通
信動作について説明する。図3は、デジタル複合機11
における通信データの送信動作を示すフローチャートで
あり、ユーザによってファクシミリ通信用のモードが選
択され、送信動作が開始されると、制御部は、タッチパ
ネルを制御して、回線の種類をユーザが選択できるよう
に、所定の回線選択画面を表示させる。
【0047】図4は、タッチパネルによる回線選択用画
面の一表示形態を示す説明図であり、ユーザは、LCD
表示部104に表示されている専用回線用のタッチパネ
ル105eと、公衆回線用のタッチパネル105fの何
れかに触れる(押下)ことにより、回線の種類を選択す
るように構成されている。
【0048】ユーザにより回線の種類が選択されると
(ステップ1、以降、S1というように略す)、制御部
は、選択された回線の種類に応じて、記憶部102、及
びタッチパネル部を制御して、通信先に対応した選択キ
ーの一覧表を表示させる。即ち、S1においてユーザが
タッチパネル105eにより専用回線を選択した場合、
タッチパネル部は図5に示すように、専用回線用の通信
番号に応じた選択キー105a、105cの表示を明る
くすると共に、公衆回線用の通信番号に応じた選択キー
105b、105dの表示を暗くするようになっている
(S2)。尚、ここでは表示の明暗で区別する実施形態
を説明しているが、表示色、模様等により識別できるよ
うに構成してもよい。
【0049】一方、S1においてユーザが公衆回線を選
択した場合(図4でタッチパネル105fを押下した場
合)、公衆回線用の通信番号に応じた選択キー(105
b、105d)の表示を明るくすると共に、専用回線用
の通信番号に応じた選択キー(105a、105c)の
表示を暗くするようになっている(S5)。
【0050】次いで、このような選択キー(105a〜
105d)により、ユーザが送信先を指定すると(S
3、S6)、制御部は、データ入出力部である読取スキ
ャナ部204、CCDボード300、ADF/RADF
部203、ハードディスク503等を介して通信データ
を読込ませると共に、FAXA1(FAX第1回線ボー
ド603)或いはFAXA2(FAX第2回線ボード6
04)を制御して、指定された送信先に対して通信デー
タを送信させ(S4、S7)、送信処理を終了させる。
【0051】このように、デジタル複合機11では、選
択された回線に応じた通信番号の選択キーだけを明るく
表示させる等により、選択キーの区別を容易とし、通信
番号の指定動作における誤操作を防止でき、操作性を大
幅に向上させることができる。尚、選択キーとしてタッ
チパネルを使用しないときは、選択キー近傍に操作可能
であるかどうかを示すLED等を設け、区別するために
LEDを点燈させたり、点滅させる等の動作を行って識
別可能としてもよい。
【0052】また、S3とS6の処理において、S1で
選択されていない方の回線における通信番号が指定され
た場合に、その指定を無効としたり、選択操作に誤りが
ある旨の報知(表示、警告音等)を行わせるようにした
り、再度選択を促す旨の報知を行うように構成してもよ
く、この場合、ユーザが容易に誤操作を認識することが
でき、作業性をさらに向上できる。
【0053】また、上記実施形態では、S2とS5の処
理において、選択された回線の種類に応じて選択キーに
明暗をつけるように記載しているが、これに限らず、図
6に示すように、選択された回線の通信番号に応じた選
択キーだけを表示するように構成してもよい(例えば専
用回線が選択された場合に、105a〜105dのう
ち、105aと105cのみ表示し、105bと105
dは表示させない)。
【0054】但し、この場合には、画面上で回線の種類
を表わす文字やアイコン等の表示105gを行い、回線
の種類を表示させておくことで、回線選択時(図4)に
誤って選択してしまい、気づかずにそのまま送信してし
まうという誤操作を防止することができる。また、表示
105gに触れることで、他方の回線での表示に切換る
ように構成してもよい。
【0055】(本発明の第2の実施形態)本実施形態で
は、デジタル複合機11における他の送信処理動作につ
いて説明を行う。上述した第1実施形態では、1つの送
信先に対して、専用回線及び公衆回線のそれぞれに応じ
た2種類の通信番号が記憶部に登録されており、ユーザ
が使用する通信番号を指定するように構成されていた
が、これに対し本実施形態では、記憶部102、40
3、502、603b等に公衆回線に応じた通信番号の
みが登録されており、専用回線による送信を行う場合に
は、制御部が、公衆回線に応じた通信番号(FAX番
号)に基づいて専用回線に応じた通信番号を作成し、こ
の通信番号を利用して送信するようになっている。
【0056】図7は、図11で示したシステムにおい
て、A事業所から公衆回線内の送信先(例えばFAX
C)にデータを送信する場合のデジタル複合機の動作を
説明するためのフローチャートである。本実施形態で
は、まずユーザがタッチパネルを用いて、回線の種類と
送信先を選択し(S11、S12)、制御部が選択され
た回線の種類を判断する(S13)。
【0057】そして、公衆回線が選択されたと判断した
場合には、制御部は、データ入出力部を制御して通信デ
ータを読込ませると共に、選択された送信先のFAX番
号に基づいて、FAXA2を用いて公衆回線2bを介し
て送信を行い(S14)、処理を終了する。一方、専用
回線が選択されたと判断した場合、制御部は、選択され
た送信先のFAX番号における局番が、予めメモリ10
2等の記憶部に登録されている特別局番と一致するか否
かを判断する(S15)。
【0058】この特別局番とは、以下のようなものであ
る。即ち、公衆回線よりも専用回線の方が一般的に通信
コストが安くなることから、公衆回線内の送信先が、シ
ステム内の他の事業所から近い場合、A事業所から直接
FAXCに送信するよりも、他の事業所を介して送信し
た方が通信コストが安くなる。
【0059】従って、デジタル複合機では、システム内
の他の事業所の近辺における局番を特別局番として登録
しておき、FAX番号の局番が特別局番と一致した場
合、他の事業所を介した送信を行うようになっている。
【0060】尚、本実施形態では、通信料金の安い通信
経路を抽出する形態を説明するが、例えば料金だけでな
く、通信品位の低い経路(通信エラーが多い、ビジー状
態が多い)を避けて、比較的安定した通信経路を抽出す
るように構成しても良く、この場合、通信料金が安い通
信経路に通信が集中し、通信に不具合が生じることを未
然に防止できる効果が期待できる。
【0061】さて、S15において、送信先のFAX番
号における局番が、特別局番と一致しないと判断した場
合、制御部は、公衆回線を使用することを示す外線特番
を送信先の送信番号の前に付加することにより、送信先
を新たに作成する(S16)。例えば、外線特番が
「0」、送信先のFAX番号が「△△−○○○○−××
××」であれば、通信番号は、「0−△△−○○○○−
××××」となる。
【0062】一方、S15において、送信先のFAX番
号における局番が、特別局番と一致すると判断した場
合、制御部は専用回線を使用することを示す網特番と、
他事業所を介して公衆回線に接続することを示す番号
(中継番号)とを、送信先のFAX番号の前に付加する
ことにより通信番号を作成する(S17)。例えば、網
特番が「8」、中継番号が「999」、送信先のFAX
番号が「△△−○○○○−××××」であれば、通信番
号は、「8−999−△△−○○○○−××××」とな
る。
【0063】その後、制御部は、データ入出力部を制御
して通信データを読込ませると共にS16或いはS17
で作成した通信番号に基づいて、FAXA1を用いて、
構内交換機4を介して送信を行う(S18)。
【0064】その後、構内交換機4は、通信番号に中継
番号が添付されていない場合、通信番号に基づいて、F
AXAと送信先との接続を図り、一方、中継番号が添付
されている場合、構内交換機4は、この通信番号の局番
(上記例では△△)に基づいて、送信先に最も近いシス
テム内の事業所を検索して判断し、その事業所の交換機
(例えば構内交換機5)を介して、FAXAと送信先と
の接続を行う。
【0065】以上のように、デジタル複合機によれば、
制御部が、送信先のFAX番号に基づいて、構内交換機
を介して行う通信のための2種類の番号を自動的に作成
することができる。従って、記憶部に送信先の数よりも
多くの通信番号を登録する必要がないため、登録作業の
手間を省くことができ、記憶部に登録可能な送信先の数
を増加させることができる。
【0066】さらに、送信先の数より多くの通信番号が
操作タッチパネル上に表示されることがないので、タッ
チパネル上の表示では、各送信先に応じて選択キーが1
つだけ設定されることとなり、タッチパネル上に一度に
表示される送信先の数を増加させることができ、通信番
号指定の際に、ユーザが選択ミスをするといった問題を
回避できる。
【0067】尚、上述した実施形態では、ユーザは専用
回線を選択した場合であって、送信先のFAX番号の局
番が特別局番と一致しなかった場合、制御部は、FAX
番号に外線特番を付加された通信番号により、構内交換
機を用いて送信を行うように構成している。
【0068】しかしながら、本発明はこれに限らず、ユ
ーザが専用回線を選択した場合であっても、送信先のF
AX番号の局番が特別局番と一致しなかった場合には、
制御部が、公衆回線に接続されたFAXA2を用いて、
構内交換機4を通さずに送信を行うように構成してもよ
い。
【0069】図8は、このような送信を行う際の、デジ
タル複合機11の動作を示すフローチャートであり、ま
ずユーザがタッチパネルを用いて送信先を選択し(S2
1)、制御部が、選択された送信先のFAX番号におけ
る局番が、予め記憶部に登録されている特別局番と一致
するか否かを判断する(S22)。
【0070】S22において、送信先のFAX番号にお
ける局番が、特別局番と一致しないと判断した場合、制
御部は、データ入出力部を制御して通信データを読込ま
せると共に、選択された送信先のFAX番号に基づい
て、FAXA2を用いて公衆回線を介して送信を行う
(S27)、処理を終了する。
【0071】一方、S22において、送信先のFAX番
号における局番が、特別局番と一致すると判断した場
合、制御部は、使用すべき回線をユーザが選択できるよ
うに、タッチパネルを制御して、図9に示すような回線
選択画面を表示させる。この図9に示すように、画面1
04には、専用回線を使用した場合の料金/分と、公衆
回線を利用した場合の料金/分とを表示し、ユーザに対
して、専用回線を利用した際のコスト低減効果を告知す
るようにしてもよい。
【0072】次いで、ユーザが所望の回線を選択すると
(S23)、制御部は、選択された回線の種類を判断す
る(S24)。公衆回線が選択されたと判断した場合、
制御部は、データ入出力部を制御して通信データを読込
ませると共に、選択された送信先のFAX番号に基づい
て、FAXA2を用いた公衆回線2b経由の送信を行い
(S27)、処理を終了する。
【0073】一方、S13において、専用回線が選択さ
れたと判断した場合、制御部は、上述した網特番及び中
継番号とを、送信先のFAX番号の前に付加することに
より通信番号を作成する(S25)。例えば、網特番が
「8」、中継番号が「999」、送信先のFAX番号が
「△△−○○○○−××××」であれば、通信番号は、
「8−999−△△−○○○○−××××」となる。
【0074】その後、制御部は、データ入出力部を制御
して通信データを読込ませると共に、S25で作成した
通信番号に基づいて、FAXA1を用いて、他の事業所
を介して送信を行い(S26)、処理を終了させる。こ
のように、上述した動作では、送信先のFAX番号の局
番が特別局番と一致しなかった場合、構内交換機を介さ
ずに通信を行うようになっている。
【0075】尚、図8で示した処理では、S23とS2
4のステップを行わないようにしてもよい。即ち、S2
2において、局番が特別番号と一致すると判断した場
合、制御部は、ユーザの入力を待たずに、専用回線を用
いて送信を行うようにしてもよく、この場合、ユーザの
手を煩わせることなく、操作性をさらに向上できるとい
う効果がある。
【0076】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、複数の通信回
線を介して画像情報を送信可能な通信手段と、前記複数
の通信回線毎に予め登録され送信先の宛先情報からなる
複数の送信先情報と、送信する画像情報とを夫々記憶す
る記憶手段と、使用者が前記複数の通信回線から送信す
る通信回線を選択するための第1選択手段と、使用者が
前記複数の送信先情報から送信先情報を選択するための
第2選択手段とを備え、前記第1選択手段と前記第2選
択手段により選択された前記通信回線と前記送信先情報
に基づき、前記記憶手段に記憶された前記画像情報を送
信可能な画像情報伝送装置において、使用者が上記第1
選択手段により通信回線を選択した後、上記第2選択手
段により送信先を選択する際、上記第1選択手段で選択
された通信回線に対応する送信先情報と、上記第1選択
手段で選択されない通信回線に対応する送信先情報とを
夫々識別可能に表示する表示手段を備えたことを特徴と
する画像情報伝送装置である。
【0077】従って、上記第1選択手段で選択された通
信回線に対応する送信先情報と、上記第1選択手段で選
択されない通信回線に対応する送信先情報とを夫々識別
可能に表示する表示手段を備えたので、使用者が画像情
報を発信する際に、第1選択手段で選択された通信回線
に対応する送信先のみを簡単に認識することができ、第
1選択手段で選択していない通信回線に対応する送信先
情報に基づいて画像情報を送信してしまうという誤操作
を防止することができる。
【0078】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
において、上記表示手段が、上記第1選択手段で選択さ
れた通信回線に対応する送信先情報のみを表示すること
を特徴とするので、表示手段に表示する送信先を実質的
に増加させることができ、画面を切り替えて送信先を探
すといった操作が少なくなり、操作性が大幅に向上す
る。
【0079】また表示する送信先の数を同じにすると少
ない面積で送信先を複数表示させることができ、表示部
をコンパクト化したり、例えば表示画面に液晶タッチパ
ネル等を用いると、表示画面をメモリするフレームバッ
ファの容量を少なくしてコスト低減を図ることもでき
る。さらに同じ表示面積で同じ送信先の数だけ表示する
のであれば、送信先情報を大きく表示させることがで
き、送信先の認識が容易になる効果も期待できる。
【0080】請求項3に記載の発明は、複数の通信回線
を介して画像情報を送信可能な通信手段と、前記複数の
通信回線毎の送信先情報のうちの共通情報、前記複数の
通信回線毎の送信先情報のうちの特有情報、及び送信す
る画像情報とを夫々記憶する記憶手段と、使用者が前記
複数の通信回線から送信する通信回線を選択するための
第1選択手段と、使用者が前記複数の送信先情報から送
信先情報を選択するための第2選択手段とを備え、前記
第1選択手段と前記第2選択手段により選択された通信
回線と送信先情報に基づき、前記記憶手段に記憶された
画像情報を送信可能な画像情報伝送装置において、上記
第1選択手段と上記第2選択手段で夫々選択された通信
回線と送信先情報に基づき、上記記憶手段に記憶されて
いる上記共通情報と上記特有情報から送信先情報を作成
し、画像情報を送信可能なことを特徴とする画像情報伝
送装置である。
【0081】従って、1つの送信先に対して1つの送信
先情報の共通情報と特有情報を登録するだけで、各通信
回線毎の送信先情報が自動的に作成されて送信できるの
で、登録作業の手間が省け登録ミスを防止でき、同じ記
憶容量ならば記憶部に記憶しておく送信先の数を増加さ
せたり、同じ送信先数なら記憶容量の小さい記憶部を採
用できる。
【0082】また、送信先の数よりも多くの送信先数が
表示されなくなり、請求項1と同様な効果を期待できる
と共に、通信番号指定時における誤設定を防止できる。
【0083】請求項4に記載の発明よれば、通信料金の
異なる複数の通信回線を介して画像情報を送信可能な通
信手段と、前記複数の通信回線毎に予め登録され送信先
の宛先情報からなる複数の送信先情報、前記複数の通信
回線毎の通信料金情報、及び送信する画像情報とを夫々
記憶する記憶手段と、使用者が前記複数の送信先情報か
ら送信先情報を選択するための選択手段とを備え、前記
選択手段により選択された送信先情報に基づき、前記記
憶手段に記憶された画像情報を送信可能な画像情報伝送
装置において、上記選択手段で選択された送信先情報か
ら上記複数の通信回線毎の通信経路を抽出する通信経路
抽出手段と、上記記憶手段に記憶された上記通信料金情
報から前記通信経路抽出手段で抽出された前記通信経路
毎の通信料金を算出する通信料金算出手段と、上記選択
手段で選択された送信先情報と、上記通信料金算出手段
が算出した通信料金に基づき、使用する通信回線と通信
経路を決定する通信回線決定手段とを備え、前記通信回
線決定手段で決定された通信回線と通信経路、及び上記
選択手段で選択された送信先情報に基づき、上記記憶手
段に記憶されている画像情報を送信可能なことを特徴と
する画像情報伝送装置である。
【0084】従って、最適な通信経路を自動的に抽出し
て決定されるので、使用者が送信毎に一々有利な送信経
路を検討してさらに操作するといった煩雑な処理を省く
ことができるので、操作性が格段に向上しながら、通信
コストを容易に低減できるという効果がある。
【0085】また通信回線決定手段にて、低コストの通
信経路を抽出した際に、低減する通信コストを表示させ
たり、複数の通信経路での通信コスト比較結果を表示す
るように構成してもよく、この場合、通信コストの低減
内容を具体的に使用者が認識できるという効果がある。
【0086】さらに上記通信回線決定手段により、自動
的に通信経路を決定して通信するのではなく、例えば、
複数の通信経路を抽出して通信料金を算出した時点で一
旦使用者に対し、各通信経路毎の通信料金や通信料金差
を告知して、使用者がその時点で通信経路や通信回線を
選択できるように構成してもよい。このように構成する
ことで、通信コストの差がないか又は非常に少ないとき
に、通信料金の安い通信回線を用いると、通信でビジー
の多い場合や通信エラーの頻発する場合等に、使用者が
敢えて2番目やそれ以降に安い通信料金の通信回線を手
動で選択することができ、使用者の選択自由度が向上
し、通信料金の安い通信回線に通信が集中して通信が滞
るといった問題を回避できる。
【0087】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
において、上記通信手段が、専用回線内の交換機を介し
て公衆回線内の送信先に送信可能であり、上記通信経路
抽出手段の抽出する通信経路には、上記選択手段で選択
された上記送信先情報に基づき、専用回線内の交換機を
介して公衆回線内の送信先へ送信する中継通信の経路を
含み、上記通信料金算出手段により前記中継通信の通信
料金を算出し、上記選択手段で選択された送信先情報
と、上記通信料金算出手段の算出結果に基づき、使用す
る通信回線と通信経路を決定することを特徴とするの
で、公衆回線だけを使用して送信する場合に比して、専
用回線を有効活用しながら、通信コストを大幅に低減す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタル複合機のLC
D表示部の表示形態を説明するための図である。
【図2】本発明の実施形態に係るデジタル複合機の全体
ブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係るデジタル複合機の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態に係るデジタル複合機のLC
D表示部の表示形態を説明するための図である。
【図5】本発明の実施形態に係るデジタル複合機のLC
D表示部の表示形態を説明するための図である。
【図6】本発明の実施形態に係るデジタル複合機のLC
D表示部の表示形態を説明するための図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係るデジタル複合機の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施形態に係るデジタル複合機の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の他の実施形態に係るデジタル複合機の
LCD表示部の表示形態を説明するための図である。
【図10】従来技術に係るファクシミリ送信システムを
説明するための図である。
【図11】従来技術に係る他のファクシミリ送信システ
ムを説明するための図である。
【符号の説明】
1 専用回線 2、3、9 公衆回線 4、5 構内交換機 6 公衆網交換機 7 FAXA 7a FAXA1 7b FAXA2 8 FAXB 10 FAXC 11 デジタル複合機 104 LCD表示部 105 操作キー群 105a〜105f タッチパネル(選択キー) 603 FAX第1回線ボード 604 FAX第2回線ボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 努 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中林 亮 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 周藤 保 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 永田 勝己 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA23 AA30 AA31 AB20 AB23 AC40 AC43 AE02 AE03 AE04 AE08 AE15 5C075 AB90 BA05 BA08 CD05 CD07 GG03 GG09 5K036 AA15 DD48 EE14 HH08 JJ02 JJ13 KK06 5K101 KK01 LL01 LL04 NN01 NN18 PP04 QQ11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信回線を介して画像情報を送信
    可能な通信手段と、前記複数の通信回線毎に予め登録さ
    れ送信先の宛先情報からなる複数の送信先情報と、送信
    する画像情報とを夫々記憶する記憶手段と、使用者が前
    記複数の通信回線から送信する通信回線を選択するため
    の第1選択手段と、使用者が前記複数の送信先情報から
    送信先情報を選択するための第2選択手段とを備え、前
    記第1選択手段と前記第2選択手段により選択された前
    記通信回線と前記送信先情報に基づき、前記記憶手段に
    記憶された前記画像情報を送信可能な画像情報伝送装置
    において、 使用者が上記第1選択手段により通信回線を選択した
    後、上記第2選択手段により送信先を選択する際、上記
    第1選択手段で選択された通信回線に対応する送信先情
    報と、上記第1選択手段で選択されない通信回線に対応
    する送信先情報とを夫々識別可能に表示する表示手段を
    備えたことを特徴とする画像情報伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記表示手段は、上記第1選択手段で選
    択された通信回線に対応する送信先情報のみを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像情報伝送装置。
  3. 【請求項3】 複数の通信回線を介して画像情報を送信
    可能な通信手段と、前記複数の通信回線毎の送信先情報
    のうちの共通情報、前記複数の通信回線毎の送信先情報
    のうちの特有情報、及び送信する画像情報とを夫々記憶
    する記憶手段と、使用者が前記複数の通信回線から送信
    する通信回線を選択するための第1選択手段と、使用者
    が前記複数の送信先情報から送信先情報を選択するため
    の第2選択手段とを備え、前記第1選択手段と前記第2
    選択手段により選択された通信回線と送信先情報に基づ
    き、前記記憶手段に記憶された画像情報を送信可能な画
    像情報伝送装置において、 上記第1選択手段と上記第2選択手段で夫々選択された
    通信回線と送信先情報に基づき、上記記憶手段に記憶さ
    れている上記共通情報と上記特有情報から送信先情報を
    作成し、画像情報を送信可能なことを特徴とする画像情
    報伝送装置。
  4. 【請求項4】 通信料金の異なる複数の通信回線を介し
    て画像情報を送信可能な通信手段と、前記複数の通信回
    線毎に予め登録され送信先の宛先情報からなる複数の送
    信先情報、前記複数の通信回線毎の通信料金情報、及び
    送信する画像情報とを夫々記憶する記憶手段と、使用者
    が前記複数の送信先情報から送信先情報を選択するため
    の選択手段とを備え、前記選択手段により選択された送
    信先情報に基づき、前記記憶手段に記憶された画像情報
    を送信可能な画像情報伝送装置において、 上記選択手段で選択された送信先情報から上記複数の通
    信回線毎の通信経路を抽出する通信経路抽出手段と、上
    記記憶手段に記憶された上記通信料金情報から前記通信
    経路抽出手段で抽出された前記通信経路毎の通信料金を
    算出する通信料金算出手段と、上記選択手段で選択され
    た送信先情報と、上記通信料金算出手段が算出した通信
    料金に基づき、使用する通信回線と通信経路を決定する
    通信回線決定手段とを備え、 前記通信回線決定手段で決定された通信回線と通信経
    路、及び上記選択手段で選択された送信先情報に基づ
    き、上記記憶手段に記憶されている画像情報を送信可能
    なことを特徴とする画像情報伝送装置。
  5. 【請求項5】 上記通信手段は、専用回線内の交換機を
    介して公衆回線内の送信先に送信可能であり、上記通信
    経路抽出手段の抽出する通信経路には、上記選択手段で
    選択された上記送信先情報に基づき、専用回線内の交換
    機を介して公衆回線内の送信先へ送信する中継通信の経
    路を含み、 上記通信料金算出手段により前記中継通信の通信料金を
    算出し、上記選択手段で選択された送信先情報と、上記
    通信料金算出手段の算出結果に基づき、使用する通信回
    線と通信経路を決定することを特徴とする請求項4に記
    載の画像情報伝送装置。
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