JP2002077497A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002077497A
JP2002077497A JP2000262513A JP2000262513A JP2002077497A JP 2002077497 A JP2002077497 A JP 2002077497A JP 2000262513 A JP2000262513 A JP 2000262513A JP 2000262513 A JP2000262513 A JP 2000262513A JP 2002077497 A JP2002077497 A JP 2002077497A
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JP2000262513A
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English (en)
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Tatsuya Inagaki
達也 稲垣
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データの読み取り回数を低減できる画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 複写機能、ファクシミリ機能の少なくと
も一方の機能を備えるMFP10が画像データを格納す
る大容量記憶装置32に接続され、MFP10のスキャ
ナ14により読取られた原稿の画像データを大容量記憶
装置32に送信することが可能なMFP10において、
表示操作部18と、画像データを記憶するRAM13と
を備え、表示操作部18は、画像データを大容量記憶装
置32に送信するか否かを選択する選択入力部42を備
え、読み取った画像データを複写後、又はファクシミリ
送信のための画像データの読取終了後に、選択入力部4
2の入力が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機、
ファクシミリ、プリンタ、或いはこれらの複合機等の画
像形成装置に関し、特に、複写された画像、ファクシミ
リ通信された画像、プリント画像を格納する画像データ
格納装置に画像データを送る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、重要であるために保存する文書
や、将来使用する可能性のある文書等を紙で保存する代
りに、パーソナルコンピュータと、このパーソナルコン
ピュータに接続されたスキャナ装置により構成されたフ
ァイルシステムが用いられている。これは、文書(原
稿)の画像データをスキャナ装置に読み込ませ、スキャ
ナ装置に接続されたパーソナルコンピュータのハードデ
ィスク等の大容量記憶装置(ファイル装置)に蓄積させ
ておくものである。
【0003】この種のファイルシステムとしては、特開
平10−187757号公報に開示されているように、
画像データの取り込み装置として、スキャナ装置だけで
なく、画像データの読取部を有する複写機、プリンタ、
ファクシミリ等の画像形成装置を用いているものがあ
り、大容量記憶装置に画像データを蓄積した後に、蓄積
されたデータを検索することで画像データを再利用して
いる。
【0004】このようなファイルシステムにおいて、画
像形成装置の読取部が読み取る画像データを、大容量記
憶装置に格納するときには、特開平11−027487
号公報に開示のように、画像データの読取前に大容量記
憶装置に格納するためのフォームを指定して、画像デー
タを送信するためのボタンを押したりする等、画像の読
み取り前において、画像データを大容量記憶装置に送信
する旨の入力をしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の技術に
おいては、原稿の画像の読み取り中において、原稿の読
み取りに不具合が生じたとき(例えば、原稿のずれ、読
み取り不良)であっても、大容量記憶装置への画像デー
タの送信を取り消せず、画像データが大容量記憶装置に
格納されてしまう。このため、大容量記憶装置から画像
データを削除し、読取部により画像データを再度読み取
らせてから大容量記憶装置に送信する必要があり、読取
部による画像データの読取回数が多くなってしまうとい
う課題がある。
【0006】また、読み取りを行う前に、画像データを
大容量記憶装置に送信する旨を入力しなかった場合にお
いて、複写実行中やファクシミリ原稿を送信するための
画像データの読み取り中に、画像データを将来のために
大容量記憶装置に格納しておきたいと思っても、画像デ
ータを大容量記憶装置に保存できず、再度画像データの
読み取りを行う必要があり、読取部による画像データの
読取回数が多くなってしまうという課題がある。
【0007】そこで、本発明は、画像データの読み取り
回数を低減できる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複写機能、ファクシミリ機能の少なくとも一方の機
能を備える画像形成装置が画像データを格納するファイ
ル装置に接続され、画像形成装置の読取部により読取ら
れた原稿の画像データをファイル装置に送信することが
可能な画像形成装置において、表示操作部と、画像デー
タを記憶する記憶部とを備え、表示操作部は画像データ
をファイル装置に送信するか否かを選択する選択入力部
を備え、読み取った画像データを複写後、又はファクシ
ミリ送信のための画像データの読取終了後に、表示操作
部における選択入力部の入力が可能になることを特徴と
する。
【0009】この請求項1に記載の発明では、原稿を用
紙に複写した後、又はファクシミリ送信のための画像デ
ータの読取終了後に、選択入力部にファイル装置への送
信をする旨を入力することにより、画像形成装置は記憶
部に記憶された画像データをファイル装置に送信する。
【0010】画像データの読取終了後に入力可能な選択
入力部を設けることにより、読み取った画像データをそ
のままファイル装置に送信できるので、ファイル装置に
画像データを送るために、再度画像データの読取を行わ
せる必要がなく、画像データの読取回数を低減すること
ができる。また、画像データの読取が終了した後に、読
み取った画像を送るかどうかを選択できることにより、
読み取る画像データをファイル装置に送るか否かを予め
決める必要がないので、画像データの読取中に読取不良
が発生した場合等、読み取りの失敗した画像データをフ
ァイル装置に送ることを防止できる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、表示操作部は、画像データの画質、解
像度等を設定するための条件設定入力部と、読取った原
稿枚数を表示する枚数表示部とを備えることを特徴とす
る。
【0012】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、枚数
表示部に表示された原稿枚数を見て、読み取った画像デ
ータの原稿枚数の確認を行うとともに、条件設定入力部
に入力を行うことにより、例えば、画像データの画質、
解像度等、画像データの取り扱いに関する条件を設定す
る。
【0013】枚数表示部及び条件設定入力部を設けるこ
とにより、読み取った原稿枚数を確認できるとともに、
ユーザーの希望する条件で画像データをファイル装置に
送信することができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、表示操作部は、選択入力部への
入力がなされたとき、次回の画像データの読取が開始し
たとき、予め設定された一定期間を経過したときのいず
れかの状態になったとき、選択入力部の入力を不可能に
することを特徴とする。
【0015】この請求項3に記載の発明では、請求項1
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、選択入力部への入力を行って、画像データを送るか
否かを選択したときに、選択入力部への入力が不可能に
なる。また、次回の複写を行うため或いはファクシミリ
送信を行うための画像データの読取が開始されたときに
も、選択入力部への入力が不可能になる。更に、予め設
定された一定期間が経過したときにも、選択入力部への
入力が不可能になる。
【0016】このように、選択入力部への入力期間を設
定することにより、複写動作又はファクシミリ送信動作
をおこなったユーザー以外の者が、誤って条件設定入力
部への入力をすることを防止できる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、表示操作部は、画像
データを表示するモニター画面を備えることを特徴とす
る。
【0018】この請求項4に記載の発明では、請求項1
乃至3のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、複写動作後又はファクシミリ送信のための
読取終了後において、読み取った画像データに基づく画
像をモニター画面により表示するので、ファイル装置に
送信する画像データを確認することができるとともに、
読み取った画像データをファイル装置に送信するか否か
を検討することができる。従って、読取の失敗した画像
データをファイル装置に送信することを確実に防止でき
る。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4
のいずれかに記載の発明において、条件設定入力部に
は、電子メール送信等の使用方法が列挙されており、こ
の使用方法を選択して入力することにより、選択された
使用方法に応じて画像データの変換を行った後、変換さ
れた画像データをファイル装置に格納することを特徴と
する。
【0020】この請求項5に記載の発明では、請求項2
乃至4のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、条件設定入力部には、電子メール送信、電
子掲示板への掲載、再印刷用といったように、ファイル
装置に格納後の画像データの使用方法が列挙されてお
り、例えば、電子メール送信を選択した場合には、1つ
のファイル内に多くのデータを保存したり、通信時間を
短縮できるように、画像データの解像度や階調を低くす
る等、画像データの変換を行ってから、この画像データ
をファイル装置に送信する。
【0021】このように、選択された使用方法に応じて
画像データを変換してからファイル装置に送信するの
で、ファイル装置に格納された画像データを利用すると
き、その利用方法に応じて画像データを変換する手間が
省ける。尚、画像データの変換としては、ディジタル信
号からアナログ信号への変換、HTML形式への変換、
或いは画像データの圧縮等が挙げられる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明
にかかるデジタル複写機の構成を示す図である。図1に
示すように、画像形成装置であるデジタル複写機(Mu
lti Function Printer(以後、単
に「MFP」という。))10は、複写機とファクシミ
リとを一体にした複合機である。
【0023】本実施の形態では、MFP10は、図示し
ないパーソナルコンピュータ(以後、単に「PC」とい
う。)22に、ネットワークインターフェイス(I/
F)20によりイントラネット23を介して接続されて
おり、ユーザーの処理する画像データを転送命令の有無
に関わらずPC22にそのまま転送することにより、処
理した画像データを再利用可能にファイルするファイル
システムを構成している。尚、本実施の形態では、MF
P10とPC22とはネットワークを介して接続されて
いるが、直接接続しても良いことは、言うまでもない。
【0024】MFP10は、MFP10の駆動を制御す
るCPU(中央演算処理装置)11を有している。この
CPU11には、システムバスを介してROM12と、
RAM(記憶部)13と、スキャナ(読取部)14と、
プロッタ15と、モデム16と、NCU(網制御装置)
17と、表示操作部18と、ハードディスク装置19
と、ネットワークI/F20とが接続されている。
【0025】CPU11は、ROM12内に予め格納し
た制御プログラムを読み出して、RAM13を画像デー
タやセンサ信号等を一時記憶するワークエリアとして使
用しつつ、スキャナ14、プロッタ15、モデム16、
NCU17、及び表示操作部18(以後、これらを単に
「装置各部」という。)を統括制御し、データ処理装置
としての各種処理を行うものである。このCPU11の
制御により、MFP10は、スキャナ14による画像読
取機能と、ファクシミリ通信により画像データを伝送す
る伝送機能と、読取画像データを記録出力する複写(コ
ピー)機能と、受信画像データを記録出力する記録機能
とを備える複写機として使用されるようになっている。
【0026】また、CPU11は、スキャナ14で読み
取った画像データを、プロッタ15により用紙に記録出
力したり、モデム16およびNCU17によりファクシ
ミリ送信するのと並行して、画像データを特定するため
の処理日時情報、部数情報、相手先電話番号等の特定情
報を付加してハードディスク装置19内にも同一の画像
データを一時記憶させた後に、ネットワークI/F20
を介してPC22に送信する転送処理をも行う。
【0027】尚、図1中、符号11aは、CPU11が
装置各部を制御する際に利用するタイマであり、タイマ
11aは、例えば、装置各部を同期させるためのタイミ
ングをカウントするために利用される。また、MFP1
0は、PC22から画像データを受け取って記録出力す
るプリンタ装置や、読取画像データをPC22に送出す
るスキャナ装置として利用可能に構成しても良い。
【0028】スキャナ14は、原稿テーブルにセットし
たシート状の原稿を、自動原稿搬送装置(ADF)によ
り1枚づつ分離給送してコンタクトガラス(読取位置)
上に位置決めした後に、その原稿(画像や文字などから
なる文書)に露光ランプの光を照射してその画像面から
の反射光をCCDにより光電変換して画像データを読み
取るものである。
【0029】プロッタ15は、RAM13内にラッチさ
れたスキャナ14からの画像データ又はPC22から受
信した画像データに基づいた静電潜像を、回転駆動させ
つつ帯電させた感光体上に光書き込みして形成し、この
静電潜像にトナーを付着(トナー現像)させてトナー像
とし、このトナー像を給紙カセットから搬送する用紙に
転写した後定着させて装置外に排紙するものである。
【0030】また、モデム16が、画像データや各種手
順信号を変復調するとともに、NCU17が、PSTN
(公衆回線)24との回線制御を実行し、回線接続ある
いはその切断を行うことにより、相手先のファクシミリ
端末との間でファクシミリデータを送受信するファクシ
ミリ通信を行うようになっている。
【0031】尚、MFP10は、画像データを符号化圧
縮するとともに、再現する際に復号化伸長するDCRと
して機能する画像処理部を備えていてもよく、画像処理
部は、コピー時などにはユーザーにより指示されたサイ
ズの画像に拡大・縮小する画像処理などを画像データに
施す。
【0032】表示操作部18は、図示しない装置本体の
前面上部に設けられたオペレーションポート内に準備さ
れたキーポート21及び表示ポート31により構成され
ており、表示ポート13は、駆動条件、装置状態、入力
条件などの各種情報を表示するとともに、ユーザーによ
る機能選択等の選択入力や設定入力等の入力操作と行う
ためのタッチパネル付き表示操作LCD(液晶ディスプ
レイ)40を有している。
【0033】LCD40は、図2に示すように、MFP
10の複写動作後、又はファクシミリ送信のための画像
データの読取終了後において、読み取った原稿枚数を表
示する枚数表示部41と、読み取った画像データをPC
22の大容量記憶装置(ファイル装置)32に送信する
か否かを選択するための選択入力部42と、画像データ
の取り扱いに関する条件を設定するための条件設定入力
部43とが表示されるようになっている。
【0034】枚数表示部41は、ADFにより給紙され
スキャナ14により画像データを読み取られた原稿の枚
数を表示するものであり、この枚数表示部41に原稿枚
数を表示することにより、ユーザーは原稿枚数を確認す
ることができる。
【0035】選択入力部42には送信ボタン42aと、
非送信ボタン42bとが表示されており、ユーザーがい
ずれかのボタンに触れること(入力すること)で、読み
取った画像データを大容量記憶装置32に、原稿データ
を送るか否かを選択する。
【0036】条件設定入力部43は、本実施の形態で
は、LCD40のタッチパネルを操作することにより、
画像データの所有者、大容量記憶装置32に格納される
画像データを閲覧可能な者、画像データの画質、及び画
像データの解像度が設定できるようになっている。条件
設定入力部43を設けることにより、ユーザーの希望す
る条件で画像データを大容量記憶装置に送信することが
できる。
【0037】本実施の形態では、LCD40の枚数表示
部41、選択入力部42、及び条件設定入力部43の表
示期間は、選択入力部42により画像データを大容量記
憶装置32に送信するか否かを選択したとき、次回の複
写動作が行われたとき、次回のファクシミリ送信のため
の画像データの読取が行われたとき、CPU11に予め
設定された一定期間が経過したときのいずれかの状態に
なるまでである。例えば、タイマ11aが設定された一
定期間をカウントすると、LCD40の各画面41、4
2、43の表示が消えて、LCD40を介した入力が不
可能になる。
【0038】このように、LCD40への入力期間を設
定することにより、複写動作又はファクシミリ送信をお
こなったユーザー以外の者に不用意に各画面41、4
2、43を表示することを防止でき、ユーザー以外の者
が誤って選択入力部42や条件設定入力部43に入力を
することを防止できる。
【0039】また、本実施の形態では、図3に示すよう
に、LCD40には、画像データに基づく画像(原稿の
画像)を表示する画像確認部44が表示されるようにな
っている。この画像確認部44には、ページめくりボタ
ン44a、44bが設けられており、読み取った原稿が
複数にまたがる場合には、ユーザーがページめくりボタ
ン44a、44bに触れることにより、他のページを見
ることができるようになっている。画像確認部44を設
けることにより、大容量記憶装置32に送信する画像デ
ータの確認がおこなえ、読み取った画像データを大容量
記憶装置32に送信するか否かを検討することができ
る。従って、読み取りの失敗した画像データを大容量記
憶装置32に送信することを確実に防止できる。
【0040】一方、MFP10に接続されるPC22
は、図4に示す大容量記憶装置(ファイル装置)32を
備えており、ディスプレイを見ながらキーボードやマウ
スなどを操作することで、PC22のメモリ内から読み
出したアプリケーションプログラムに従って演算処理な
どを行うことにより、文書や画像の作成などの各種処理
を行う。
【0041】大容量記憶装置32は、入力部33と、枚
数表示部34と、記憶部35と、制御部36と、メディ
ア識別子管理部37と、バックアップ部38とを備えて
いる。制御部36は、MFP10からの画像データを、
日付、時間等の情報と共に記憶部35に記憶している。
制御部36は、ユーザーのPC22からの画像転送要
求、また入力部33からのユーザーの画像呼び出し要求
に応え、記憶部35から指定された画像データを読み出
し、ユーザー要求によりPC22に送ったり、枚数表示
部34に表示したり、MFP10によりプリントアウト
したり、ファクシミリ通信したりする。
【0042】尚、本実施の形態では、大容量記憶装置3
2として、PC22のハードディスクを用いているが、
これに限定されず、例えば、MFP10やPC22に接
続されるMOドライブユニット等であっても良い。
【0043】PC22は、MFP10から転送(送信)
された画像データを検索・読出して、表示又は記録出力
することより、画像データを再利用可能に大容量記憶装
置32に蓄積管理するようになっている。また、PC2
2は、連続処理された一文書毎に画像データを特定情報
に対応付けして大容量記憶装置32に格納保存し、その
後のユーザーによる要求に応じて文書の一部(例えば、
先頭ページのサムネイル画像)を処理日時などの特定情
報に基づいて選択可能(例えば、カレンダ表示形式等)
にディスプレイに表示出力する。
【0044】これによって、そのサムネイル画像から選
択された画像データを、文書単位で大容量記憶装置32
から読み出して、例えば、MFP10に送出し、MFP
10に記録出力をさせることで、選択された画像データ
の内容を確認したり、再利用したりすることができるよ
うになっている。
【0045】尚、文書単位の画像データをもディスプレ
イに順次に表示出力させることができるようにして、電
子化されたままの画像データをPC22で加工する等、
PC22上においても画像データを再利用可能にしても
よい。
【0046】次に、上述した構成に基づき、本実施の形
態の作用を説明する。MFP10の原稿テーブルに原稿
をセットし、表示操作部18のコピーボタンを押下する
と、ADFはスキャナ14に向けて順次原稿を搬送す
る。スキャナ14は、原稿の画像データを読み取り、読
み取った画像データをRAM13に送り、RAM13は
送られた画像データを記憶する。
【0047】スキャナ14による原稿の読み取りが終了
した後、表示操作部18のLCD40は、枚数表示部4
1、選択入力部42、条件設定入力部43を表示する。
読み取った画像データをPC22の大容量記憶装置32
に送りたいときには、表示操作部18の操作により画像
確認部44により画像データを確認した後、選択入力部
42により画像所有者、閲覧者、画質、解像度の設定を
行ってから、選択入力部41の送信ボタン41aを押す
ことにより、ハードディスク19に記憶された(スキャ
ナ14により読み取られた)画像データを大容量記憶装
置32に送る。
【0048】同様に、MFP10によりファクシミリ送
信を行った場合にも、原稿の読み取りが収納した後、L
CD40は上述の各画面41、42、43を表示し、読
み取った画像データを大容量記憶装置32に送るか否か
を選択する。
【0049】画像データの読み取りが終了したときに、
入力可能な選択入力部41を設けることにより、読み取
った画像データをそのまま大容量記憶装置32に送信で
きるので、大容量記憶装置32に画像データを送るため
に、再度画像データの読み取りを行わせる必要がなく、
画像データの読取回数を低減することができる。また、
画像データの読み取りが終了した後に、読み取った画像
データを大容量記憶装置32に送信するか否かを選択で
きることにより、予め画像データを大容量記憶装置32
に送信するか否かを決める必要がないので、画像データ
の読取中に、読み取り不良が発生した場合等、読み取り
の失敗した画像データを大容量記憶装置32に送信する
ことを防止できる。
【0050】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明を省略する。
【0051】図5は、第2実施の形態に係るLCD40
を示す図である。第2実施の形態では、選択入力部43
に、大容量記憶装置32に格納後の画像データの利用方
法(使用方法)を列挙する利用法列挙部43aが設けら
れていることが第1実施の形態と異なる。利用法列挙部
43aには、電子メール、電子掲示板、再印刷といった
利用法が列挙されており、ユーザーは読み取った画像デ
ータを大容量記憶装置32に送信した後、この画像デー
タをどのように用いるかを設定することができるになっ
ている。
【0052】CPU11は、ユーザーが選択した利用方
法に応じて、画像データを変換した後、変換した画像デ
ータを大容量記憶装置32に送信する。例えば、画像デ
ータを電子メールに用いる旨を指定すると、1つのファ
イル内に多くの画像データを保存したり、通信時間を短
縮するために、解像度、階調を低くする等の変換を行っ
てから、この画像データを大容量記憶装置32に格納さ
れる。
【0053】尚、画像データの変換としては、上述した
ものの他に、例えば、ディジタル信号からアナログ信号
への変換、HTLM形式への変換、一のワープロ文書形
式から他のワープロ形式への変換、或いは画像データの
圧縮等が挙げられる。
【0054】このように、選択された利用法に応じて画
像データを変換してから大容量記憶装置32に送信する
ので、大容量記憶装置32に格納された画像データを利
用する際に、その画像データの変換を行う手間が省け
る。
【0055】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、本実施の形態では、選択入力部
や条件設定入力部としては、表示操作部18に設けた押
ボタン等であっても良く、この押ボタンを押下すること
により、画像データを大容量記憶装置に送信したり、画
像データの取り扱いに関する条件を設定するようにして
も良い。
【0056】本発明は、画像形成装置として複合機であ
るMFP10を適用したが、これに限定されず、例え
ば、複写機単体、ファクシミリ単体、プリンタ単体に適
用しても同様な作用効果を得る。
【0057】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、画像データ
の読取終了後に入力可能な選択入力部を設けることによ
り、読み取った画像データをそのままファイル装置に送
信できるので、画像データの読取回数を低減することが
できるとともに、読み取りの失敗した画像データをファ
イル装置に送ることを防止できる。
【0058】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、枚数表示部及
び条件設定入力部を設けることにより、読み取った原稿
枚数を確認できるとともに、ユーザーの希望する条件で
画像データをファイル装置に送信することができる。
【0059】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明と同様な効果を奏すとともに、選択入力
部への入力期間を設定することにより、複写動作又はフ
ァクシミリ送信動作をおこなったユーザー以外の者が、
誤って条件設定入力部への入力をすることを防止でき
る。
【0060】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、画像データに基づく画像をモニター画面が表示する
ので、ファイル装置に送信する画像データを確認するこ
とができるとともに、読み取った画像データをファイル
装置に送信するか否かを検討することができ、しかも、
読み取りの失敗した画像データをファイル装置に送信す
ることを確実に防止できる。
【0061】請求項5に記載の発明では、請求項2乃至
4のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、選択された使用方法に応じて画像データを変換して
からファイル装置に送信するので、ファイル装置に格納
された画像データを利用するとき、その利用方法に応じ
て画像データを変換する手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるデジタル複写機の構成を
示す図である。
【図2】表示操作部の液晶ディスプレイを示す図であ
る。
【図3】表示操作部の液晶ディスプレイを示す図であ
る。
【図4】パーソナルコンピュータの大容量記憶装置の構
成を示す図である。
【図5】第2実施の形態に係る液晶ディスプレイを示す
図である。
【符号の説明】
10 デジタル複合機(画像形成装置) 13 RAM(記憶部) 14 スキャナ(読取部) 18 表示操作部 32 大容量記憶装置(ファイル装置) 40 LCD(モニター画面) 41 枚数表示部 42 選択入力部 43 条件設定入力部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機能、ファクシミリ機能の少なくと
    も一方の機能を備える画像形成装置が画像データを格納
    するファイル装置に接続され、画像形成装置の読取部に
    より読取られた原稿の画像データをファイル装置に送信
    することが可能な画像形成装置において、 表示操作部と、画像データを記憶する記憶部とを備え、
    表示操作部は画像データをファイル装置に送信するか否
    かを選択する選択入力部を備え、読み取った画像データ
    を複写後、又はファクシミリ送信のための画像データの
    読取終了後に、表示操作部における選択入力部の入力が
    可能になることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 表示操作部は、画像データの画質、解像
    度等を設定するための条件設定入力部と、読取った原稿
    枚数を表示する枚数表示部とを備えることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 表示操作部は、選択入力部への入力がな
    されたとき、次回の画像データの読取が開始したとき、
    予め設定された一定期間を経過したときのいずれかの状
    態になったとき、選択入力部の入力を不可能にすること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 表示操作部は、画像データを表示するモ
    ニター画面を備えることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 条件設定入力部には、電子メール送信等
    の使用方法が列挙されており、この使用方法を選択して
    入力することにより、選択された使用方法に応じて画像
    データの変換を行った後、変換された画像データをファ
    イル装置に格納することを特徴とする請求項2乃至4の
    いずれかに記載の画像形成装置。
JP2000262513A 2000-08-31 2000-08-31 画像形成装置 Pending JP2002077497A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006331122A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Nikon Corp 編集装置、および編集プログラム
CN100397859C (zh) * 2004-08-20 2008-06-25 佳能株式会社 图像处理装置以及图像处理方法

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