JP4229054B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、MFP(Multi Function Peripherals) などの画像処理装置に関する。
一般に、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等を備えた複合機であるMFPなどでは、操作パネルの表示装置に、前記機能を使用するための機能設定キーが表示されている。さらに、スキャンした画像データ等を電子メール送信、FTP(File Transfer Protocol)送信、ファクシミリ送信等により送信する場合に、送信宛先を設定するための送信宛先キーも表示されている。
ところで、視覚機能にハンディキャップのあるユーザに対して前記操作パネルを操作しやすいようにするために、表示装置の表示を拡大する技術が提案されている。
たとえば、特許文献1には、拡大表示が指示されると、表示コントローラがVRAMに画面情報を拡大展開し、シフトキーのスクロール指示状態に従って表示コントローラがVRAMへの拡大画面情報の展開を制御する構成が記載されている。
また、特許文献2には、画像形成装置の入力機構付き表示装置に表示される表示内容を適宜拡大可能とすることにより、ボタン等の操作、認識がしやすい画面構成を可能とすることが記載されている。
特開平6−59647号公報 特開2003−98908号公報
しかし、前記特許文献1に記載の表示拡大技術では、単純に上下左右の比率を変えるだけであるので、拡大画面において各表示キーの位置関係は拡大前の通常画面での位置関係が保持されるが、表示しきれない隠れた表示キーが機械的に発生してしまい、操作性が良くないという欠点があった。
また、前記特許文献2に記載の拡大表示技術では、通常画面において、どのキーがどのあたりにあるのかを知っている必要があり、知らない場合には、拡大表示させたい内容があると思われる箇所を予測して拡大しなければならず、やはり操作性が良くなかった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、操作性を損なうことなく表示装置の表示内容を拡大することができる画像処理装置の提供を課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)通常表示と拡大表示とを切り替え可能に表示する表示手段と、前記通常表示においては、表示パーツを表示させる順序を示す優先順位の存在しない複数の表示パーツを含む第1の表示部と、前記優先順位が付された複数の表示パーツを含む第2の表示部とを前記表示手段の表示画面に表示させ、前記拡大表示においては、前記第1の表示部の表示パーツを、相互の位置関係を変えることなく前記表示画面に拡大表示させるとともに、前記第2の表示部における表示パーツを、前記優先順位の高い表示パーツを拡大表示させ、前記優先順位の低い表示パーツを消去あるいは隠すようにする表示制御手段と、前記表示手段の通常表示と拡大表示とを切り替えるための表示切り替え手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
(2)前記第1の表示部の表示パーツは、画像データを宛先に送信するための宛先設定キーであり、前記第2の表示部の表示パーツは、画像処理装置の機能を設定するための機能設定キーである前項1に記載の画像処理装置。
(3)前記第2の表示部の各表示パーツに付された優先順位は、予め設定されたものである前項1または2に記載の画像処理装置。
(4)前記第2の表示部の各表示パーツに付された優先順位は、各表示パーツの使用履歴に基づいて設定されたものである前項1または2に記載の画像処理装置。
(5)表示制御手段は、拡大表示に際して、第2の表示部の複数の表示パーツのうち、使用履歴に基づき使用頻度の高い表示パーツを優先的に表示させる前項4に記載の画像処理装置。
(6)表示制御手段は、拡大表示に際して、第2の表示部の複数の表示パーツのうち、使用履歴に基づき使用頻度の低い表示パーツを優先的に表示させる前項4に記載の画像処理装置。
(7)第2の表示部の表示パーツを、予め設定された優先順位に基づいて拡大させるか、表示パーツの使用履歴に基づいて拡大させるかを、設定可能となされている前項1または2に記載の画像処理装置。
(8)使用履歴に基づき使用頻度の高い表示パーツを優先的に表示させるか、使用頻度の低い表示パーツを優先的に表示させるかを、設定可能となされている前項7に記載の画像処理装置。
前項(1)に記載の発明によれば、拡大表示においては、第1の表示部に含まれる、表示パーツを表示させる順序を示す優先順位の存在しない表示パーツについては、通常画面との位置関係を変えることなく表示され、第2の表示部に含まれる優先順位が付された表示パーツについては、前記優先順位の高い表示パーツが拡大表示され、優先順位の低い表示パーツは消去あるいは隠される。このように、並列的な関係にある表示パーツと、優先順位を付しても良い表示パーツとで、拡大表示の時の表示態様を変えたから、通常表示と同じ感覚で操作を行うことができ、操作性の低下を防止しつつ拡大表示することができる。
前項(2)に記載の発明によれば、画像データを宛先に送信するための宛先設定キーは位置関係を変えることなく拡大表示され、画像処理装置の機能を設定するための機能設定キーは優先順位に基づいて拡大表示されるから、拡大表示後においても、宛先設定キーの選択操作や機能設定キーの選択操作を行いやすく、操作性に優れた使い勝手の良い画像処理装置となし得る。
前項(3)に記載の発明によれば、第2の表示部の各表示パーツに付された優先順位は、予め設定されたものであるから、設定された優先順位で拡大表示される。
前項(4)に記載の発明によれば、第2の表示部の各表示パーツに付された優先順位は、表示パーツの使用履歴に基づいて設定されたものであるから、拡大表示に際してよく使う表示パーツが優先的に表示される。
前項(5)に記載の発明によれば、拡大表示に際して、第2の表示部の複数の表示パーツのうち、使用履歴に基づき使用頻度の高い設定キーが優先的に表示されるから、よく使う設定キーが優先的に表示され、便利である。
前項(6)に記載の発明によれば、拡大表示に際して、第2の表示部の複数の表示パーツのうち、使用履歴に基づき使用頻度の低い表示パーツが優先的に表示されるから、普段と変わった表示パーツを操作する場合には便利である。
前項(7)に記載の発明によれば、第2の表示部の表示パーツを、予め設定された優先順位に基づいて拡大させるか、表示パーツの使用履歴に基づいて拡大させるかについて、ユーザの事情に応じて設定することができる。
前項(8)に記載の発明によれば、使用履歴に基づき使用頻度の高い表示パーツを優先的に表示させるか、使用頻度の低い表示パーツを優先的に表示させるかを、ユーザの事情等に応じて設定することができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
この実施形態では、画像処理装置としてコピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ(以下FAXという)機能、スキャン機能を有するMFPを例示する。
図1は、前記MFPの電気的構成を示すブロック図である。
このMFP1は、スキャナ部14、記憶部15、操作パネル16、プリンタ部17、FAX部18、ネットワークインターフェース(ネットワークI/F部という)19、認証部20、CPU11、RAM12及びROM13等を有している。
前記スキャナ部14は、原稿台に載置された原稿の画像を読み取って画像信号を出力する。
前記記憶部15は、例えばハードディスク(HDD)からなり、画像データなどを記憶する他に、操作パネル16の表示装置162に表示された機能設定キーや表示部等各表示パーツについての属性や、表示パーツを通常表示から拡大表示に切り替える際にユーザ毎に設定された拡大表示画面の種類や、機能設定キーについてのユーザ毎のあるいはユーザ全体の過去の使用履歴(操作履歴)等を記憶している。これらの点については後述する。
前記操作パネル16は、テンキー、スタートキー、リセットキー等の各種のハードキーを備えた入力キー部161と、液晶等からなるタッチ入力可能な表示装置162とを備えている。ユーザは、前記入力キー部161や表示装置162に表示された設定キーを操作することにより、コピー機能、プリント機能、スキャン機能、FAX機能等、ユーザが使用したいMFP1の機能の設定や、画像データを電子メール送信、FTP(File Transfer Protocol)送信、ファクシミリ送信等により送信する場合の送信宛先の設定を行うことができるようになっている。また、前記入力キー部161には、表示装置162の通常表示画面と拡大表示画面とを切り替える通常・拡大画面切替キー163が設けられている。この通常・拡大画面切替キー163は他のキーと兼用しても良い。
前記プリンタ部17は、スキャナ部14で読み込んだ画像データやPC2から送信されてきたプリントデータ等をプリントするものである。
前記FAX部18は、電話回線を介して外部機器との間で画像データを送受信するものである。
前記ネットワークI/F部19は、PC2、部サーバ3、外部宛先サーバ5等との間でのデータの授受を行うための通信部として機能する。
前記認証部20は、ユーザが入力したユーザ名と暗証番号等の識別情報により、ユーザ認証を行うものである。
前記CPU11は、全体を統括制御する他に、前記通常・拡大画面切替キー163が操作されたか否かを判断したり、拡大表示画面が複数頁にわたるときに、拡大表示画面同士を切り替えるための次頁キーや前頁キーが操作されたか否かを判断する判断機能を有している。さらに、前記通常・拡大画面切替キー103、次頁キー、前頁キーの操作に応じて、表示装置162の表示内容を制御する表示制御手段として機能する。
前記RAM12は、CPU11が処理動作するための作業領域として機能し、前記ROM13は、CPU11の動作プログラムを記憶するメモリである。
図2は、操作パネル16の表示装置162に表示される通常表示画面を示す図である。なお、図2及び以下の図面において、斜線が付されたキーは、そのキーが選択されていることを示す。
図2に示す通常表示画面では、左側に、電子メール、FTP送信、FAX送信時の送信宛先を選択するための複数の宛先設定キー201を有する第1の表示部としてのリスト部202が表示され、リスト部202の上方位置に、タブ形式の「プログラム」「グループ」「アドレス帳」「ダイレクト入力」「読込設定」「通信設定」の各機能設定キー203〜208を有する第2の表示部としての機能設定部209が表示されている。また、リスト部202の右側には、読込設定キー207や通信設定キー208の具体的内容を設定するための詳細設定キー群210が表示されている。
前記「プログラム」キー203は予めプログラムされた送信方法で画像データを送信する場合に操作され、「グループ」キー204は所定のグループに属するユーザに送信する場合に操作され、「アドレス帳」キー205はアドレス帳に基づいて送信する場合に操作され、「ダイレクト入力」キー206は送信宛先を表示されたリストから選択するのではなく直接に入力する場合に操作される。「読込設定」キー207は、前記スキャナ部14で原稿を読み込む際の具体的な設定を行うものであり、この実施形態では、原稿の読み取りを片面のみ行うか両面を行うかを設定する「片面/両面」キー210a、画質キー210b、「解像度」キー210c、「濃度」キー210d、原稿の読込モードであることを示す「原稿読込モード」表示部210eが表示されている。「通信設定」キー208は詳細な通信設定を行う場合に操作される。
さらにこの実施形態では、表示装置162の最上部に、ジョブ確認表示部220、時計表示部221、送信可能であることを示すメッセージ表示部222、送信宛先のアドレスが表示された宛先確認用表示部223、宛先件数表示部224、メモリ残量表示部225が表示されている。さらにリスト部202の下方に、リスト部202に表示された宛先設定キー201のユーザが所属するグループ名を表示したグループ名表示部230と、前頁キー231と、次頁キー232と、ページ一覧キー233が表示されている。
この実施形態では、1個ずつの表示単位である表示パーツとしての各設定キーや各表示部には、ユーザによって拡大表示が指示されたときに採る役割が付与されている。この役割は大別すると次のとおりである。
E:参考情報であるため、拡大表示させた場合には表示する必要がなく、消去する表示パーツ、
L:表形式(リスト形式)のパーツであり、拡大時に表示できる数は減少しても位置関係は保持する表示パーツ、
H:拡大させると画面に入りきらないので、優先順位を付し奥の画面に隠す表示パーツ。
このように各表示パーツに役割を付し、拡大時に各表示パーツがどのように処理されればよいかについての情報を付与しているから、拡大表示させた場合に各表示パーツが役割通りに処理されることで、拡大表示の画面が完成する。なお、表示パーツに付された役割は、前記記憶部15に記憶されている。
図2に示した表示装置の表示画面において、各表示パーツに前記役割を付すと図3のようになる。
すなわち、リスト部202の各送信宛先設定キー201については、リスト形式なので、前記Lの役割を付す。具体的には、15個の送信宛先設定キー201のうち6個のみをキー幅を広げて拡大表示し、残りの9個は次頁以降の画面に表示させる。
ジョブ確認表示部220、時計表示部221、メモリ残量表示部225は参考情報なので拡大表示する必要が無く、前記Eの役割を付す。
前記宛先件数表示部224については、前記Hの役割を付して高い優先順位を設定し、拡大表示の時には件数の数値部分のみを拡大表示する。
「プログラム」キー203、「グループ」キー204、「アドレス帳」キー205、「ダイレクト入力」キー206の各機能設定キー、及びメッセージ表示部222については、前記Hの役割を付して高い優先順位を設定し、拡大表示の時には位置を移動した上で拡大表示する。
読込設定キー207、通信設定キー208については、詳細設定を行うための入り口となるため、前記Hの役割を付して高い優先順位を設定し、拡大表示する。
機能設定キーである詳細設定キー210、モード表示部210eは、前記Hの役割を付すが、優先順位を低く設定して、拡大表示画面に現れないように隠すものとする。ただし、拡大表示画面において、前記読込設定キー207あるいは通信設定キー208が押された場合には、読込設定あるいは通信設定の詳細設定画面が表示され、この画面において詳細設定キー210、モード表示部210eが拡大表示される。
前記グループ名表示部230、ページ一覧キー233については、前記Hの役割を付して高い優先順位を設定し、拡大表示する。前頁キー231、次頁キー232については、前記Eの役割を付して拡大表示画面から消去する。
図4は、各表示パーツに前記役割が付されている状態で、ユーザによって通常・拡大画面切替キー163が押されたときに、通常画面から切り替わった拡大画面を示すものである。この拡大画面への切替制御は、通常・拡大画面切替キー163が押されたことを検出した前記CPU11によって行われる。
この拡大画面では、各表示パーツは前記役割どおりに処理される結果、送信宛先設定キー201が相互の位置関係を変えることなく拡大表示され、またメッセージ表示部222、宛先件数表示部224、「プログラム」キー203、「グループ」キー204、「アドレス帳」キー205、「ダイレクト入力」キー206、「読込設定」キー207、「通信設定」キー208、グループ名表示部230、「ページ一覧」キー233が拡大表示されている。
なお、図4に示す「1」「2」「3」の各キー240は、拡大された宛先設定キー201を一画面で表示できず3頁に及ぶための各頁切替キーであり、図2の通常画面では表示されず拡大画面でのみ表示される補助操作キーである。
図4の拡大画面において、ユーザが「読込設定」キー207あるいは「通信設定」キー208を押すと、詳細設定キー及びモード表示部が拡大表示された画面に遷移する。図5に「読込設定」キー207が押された場合の拡大表示画面を示す。この画面では、「片面/両面」キー210a、画質キー210b、「解像度」キー210c、「濃度」キー210dの各詳細設定キー210と「原稿読込モード」表示部210eが拡大表示され、ユーザは各詳細設定キー210で所望の条件を設定することができる。「キャンセル」キー241及び「OK」キー242は、通常画面では表示されず、図5の詳細設定拡大画面において表示されるキーである。
このように、図3〜図5に示した実施形態では、リスト部202に表示された送信宛先設定キー201は優先順位を付すことなく相互の位置関係を保持した状態で拡大表示し、機能設定キー203〜208、210やその他の表示パーツは優先順位を付して必要なもののみを拡大表示し、不要なものは拡大表示画面から消去し、あるいは隠すようにしたから、ユーザは通常表示画面と何ら変わらない感覚で各キーを操作したり表示を認識することができ、良好な操作性を確保することができる。
図6はこの発明の他の実施形態を示すものである。この実施形態では、拡大表示に際しての機能設定キー203〜208の優先順位を、予め設定された優先順位ではなく、記憶部15に記憶された各キーの使用履歴に基づき使用頻度の多いキーに対して優先順位を高く設定し、拡大表示の際の配置を変更したものである。
例えば、図7の表に示すように、各機能設定キー203〜208の使用頻度(押された回数)が記憶部15に記憶されているものとする。この表によれば、「プログラム」キー203、「ダイレクト入力」キー206、「読込設定」キー207、「通信設定」キー208、「アドレス帳」キー205、「グループ」キー204の順で使用頻度が高く、この順で拡大表示に際しての優先順位が高くなっている。
図6の拡大画面では、前記優先順位に基づき、送信宛先キー201と「プログラム」キー203、「ダイレクト入力」キー206、「読込設定」キー207が表示画面の半分以上を占める主画面に拡大表示され、優先順位の低い「通信設定」キー208、「アドレス帳」キー205、「グループ」キー204は右側の表示領域の小さい副画面にまとめて拡大表示されている。
このように、使用頻度の多い機能設定キーを見やすい位置に優先的に拡大表示させるから、これらのキーを良く使用するユーザにとっては便利である。
なお、この実施形態では、「プログラム」キー203、「ダイレクト入力」キー206、「読込設定」キー207、「通信設定」キー208、「アドレス帳」キー205、「グループ」キー204の全てを拡大表示させるものとしたが、優先順位の低いキーについては図6の拡大表示画面に表示させることなく隠しても良い。
図8は、この発明のさらに他の実施形態を示すものである。この実施形態では、図6の実施形態とは逆に、拡大表示に際しての機能設定キー203〜208の優先順位を、使用頻度の多いキーではなく、少ないキーに対して優先順位を高く設定し、拡大表示の際の配置を変更したものである。
例えば、図7の表に示すように、各機能設定キー203〜208の使用頻度(押された回数)が記憶部15に記憶されているものとすると、「プログラム」キー203、「ダイレクト入力」キー206、「読込設定」キー207、「通信設定」キー208、「アドレス帳」キー205、「グループ」キー204の順で使用頻度が高いから、これとは逆の順序で拡大表示に際しての優先順位が高く設定される。
図8の拡大画面では、前記優先順位に基づき、グループリストキー250と「グループ」キー204、「アドレス帳」キー205、「通信設定キー」キー208が表示領域の大きい主画面に拡大表示され、優先順位の低い「プログラム」キー203、「ダイレクト入力」キー206、「読込設定」キー207は右側の表示領域の小さい副画面に拡大表示されている。
このように、この実施形態では、使用頻度の少ない機能設定キーを見やすい位置に優先的に拡大表示させるものである。使用頻度の高い機能設定キーについては、ユーザが通常表示画面で使い慣れているため、拡大表示画面で多少見にくい位置に表示されていても認識できるが、通常と異なる設定をするときなどに使用頻度の少ない機能設定キーを優先的に表示させることで、使い慣れないキーを操作しやすくなる。
なお、図6〜図8に示した使用頻度に基づく拡大表示に際しての使用頻度は、全ユーザについての累積値であっても良いし、ユーザ毎に使用回数をカウントできるようにしておき、認証部20で認証を受けたユーザ毎に、使用頻度に基づく拡大表示画面を変更しても良い。
また、ユーザ毎の拡大表示画面の方式を、管理者等が予め設定できるようにしても良い。図9は、ユーザ毎の拡大表示画面を設定するための設定画面を示すものである。
図9に示す例では、ユーザに対応するユーザ番号ごとに、拡大表示方式として「おすすめ拡大」と「履歴拡大」を選択設定できるようになっている。「おすすめ拡大」方式とは、図4に示したように、拡大表示画面がメーカなどにより予め設定されている方式をいい、「履歴拡大」方式とは、図6〜図8に示したように機能設定キーの使用履歴に基づいて拡大する方式である。
また、「履歴拡大」方式を選択した場合は、図6に示した使用頻度の多いキーが優先順位の高い「高頻度拡大」方式と、図8に示した使用頻度の少ないキーが優先順位の高い「低頻度拡大」方式を選択できるようになっている。
さらに、認証部20によりユーザ認証を受けた後に、通常画面を表示させることなく自動的に拡大画面を表示するかしないかを、選択できるようになっている。
「OK」キー301を押すと設定内容が記憶部15に記憶され、「キャンセル」キー302を押すと設定内容がキャンセルされる。
CPU11は、ユーザ認証されたユーザに応じた設定内容の拡大表示画面を、通常・拡大画面切替キー163が押されたときに、あるいは自動的に表示する。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されることはない。例えば、位置関係を変えることなく拡大する表示パーツとして、送信宛先キー201、グループリストキー250を例示し、優先順位に基づいて拡大させる表示パーツとして機能設定キー203〜208等を例示したが、これらに限定されることはなく、相互の位置関係を変えることなく表示画面に拡大表示させる表示パーツと、優先順位に基づいて拡大表示させる表示パーツが存在すればよい。
また、ユーザ認証はMFP1の外部に設けた認証装置により行うものとしても良い。
この発明の一実施形態に係る画像処理装置の電気的構成を示すブロック図である。 表示装置の通常表示画面を示す図である。 同じく通常表示画面の各表示パーツに付された役割を説明するための図である。 図2の通常画面を拡大表示した図である。 図4の拡大表示画面で「読込設定キー」を押したときの遷移画面を示す図である。 拡大表示画面の他の例を示すである。 機能設定キーの使用頻度を示す表である。 拡大表示画面のさらに他の例を示すである。 拡大画面の方式をユーザ毎に設定するための設定画面を示す図である。
符号の説明
1 MFP(画像処理装置)
11 CPU(表示制御手段)
15 記憶部
16 操作パネル
162 表示装置(表示手段)
163 通常・拡大画面切替キー
201 宛先設定キー(表示パーツ)
202 リスト部(第1の表示部)
203〜208 機能設定キー(表示パーツ)
209 機能設定部(第2の表示部)
210a〜210d 詳細設定キー(機能設定キー、表示パーツ)
220 ジョブ確認表示部(表示パーツ)
222 メッセージ表示部(表示パーツ)
230 グループ名表示部(表示パーツ)

Claims (8)

  1. 通常表示と拡大表示とを切り替え可能に表示する表示手段と、
    前記通常表示においては、表示パーツを表示させる順序を示す優先順位の存在しない複数の表示パーツを含む第1の表示部と、前記優先順位が付された複数の表示パーツを含む第2の表示部とを前記表示手段の表示画面に表示させ、前記拡大表示においては、前記第1の表示部の表示パーツを、相互の位置関係を変えることなく前記表示画面に拡大表示させるとともに、前記第2の表示部における表示パーツを、前記優先順位の高い表示パーツを拡大表示させ、前記優先順位の低い表示パーツを消去あるいは隠すようにする表示制御手段と、
    前記表示手段の通常表示と拡大表示とを切り替えるための表示切り替え手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1の表示部の表示パーツは、画像データを宛先に送信するための宛先設定キーであり、前記第2の表示部の表示パーツは、画像処理装置の機能を設定するための機能設定キーである請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2の表示部の各表示パーツに付された優先順位は、予め設定されたものである請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2の表示部の各表示パーツに付された優先順位は、各表示パーツの使用履歴に基づいて設定されたものである請求項1または2に記載の画像処理装置。
  5. 表示制御手段は、拡大表示に際して、第2の表示部の複数の表示パーツのうち、使用履歴に基づき使用頻度の高い表示パーツを優先的に表示させる請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 表示制御手段は、拡大表示に際して、第2の表示部の複数の表示パーツのうち、使用履歴に基づき使用頻度の低い表示パーツを優先的に表示させる請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 第2の表示部の表示パーツを、予め設定された優先順位に基づいて拡大させるか、表示パーツの使用履歴に基づいて拡大させるかを、設定可能となされている請求項1または2に記載の画像処理装置。
  8. 使用履歴に基づき使用頻度の高い表示パーツを優先的に表示させるか、使用頻度の低い表示パーツを優先的に表示させるかを、設定可能となされている請求項7に記載の画像処理装置。
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