JP2003158596A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003158596A
JP2003158596A JP2001354098A JP2001354098A JP2003158596A JP 2003158596 A JP2003158596 A JP 2003158596A JP 2001354098 A JP2001354098 A JP 2001354098A JP 2001354098 A JP2001354098 A JP 2001354098A JP 2003158596 A JP2003158596 A JP 2003158596A
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Hajime Hojo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置や、ファクシミリ機能に複
写機能等を搭載したデジタル複合機等の画像形成装置に
おいて、操作画面の操作性を向上させるとともに、応答
性を改善する。 【解決手段】 画像データのファクシミリ送受信を行う
機能が搭載され、大型LCD表示部を有する操作部を備
えたデジタル複合機の操作部コントローラ500によ
り、操作部から入力されたコードによりユーザを特定す
るように機能させ、ファクシミリ機能を実現させる操作
画面として、基本画面か応用画面のいずれの画面を大型
LCD表示部に表示させるかを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ機
能を搭載したデジタル複合機、ファクシミリ装置等の画
像形成装置に関し、特に操作画面を使用目的に応じて選
択でき、その操作応答性が良好な画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、文字や図形などの
画像情報を手軽に送受信することができるため、身近な
OA機器として広く普及している。従来は、画像情報の
送受信機能に加えて画像情報を蓄積する機能等、使いこ
なせないほどの多数の機能を搭載したファクシミリ装置
があるが、ファクシミリ機能に複写機能やプリント機能
などを搭載したデジタル複合機も存在している。ファク
シミリ装置に関する従来技術は多数存在している。例え
ば、特開平7−143310号公報には、順次同報送信
時に限定して、メモリの所定ブロックに書き込まれた宛
名情報をワンタッチ操作用メモリに移し替えて送信を行
うことによって、宛先数を増大させることが開示されて
いる。また、特開平8−102835号公報には、ワン
タッチキーまたは短縮番号に電話番号を登録する際に宛
先個人名等を入力し、送信時に送付状に付加するなどし
て利用することが開示されている。特開平10−107
890号公報には、ワンタッチダイヤル及び短縮ダイヤ
ルに登録されているデータの削除を行った際の制御プロ
グラムの自動修正(無効な電話番号への発呼を防ぐ)に
関する内容が開示されている。さらに、特開平11−1
7852号公報には、メールアドレスをワンタッチキー
に登録する際に入力ミスの発生を少なくできるという内
容が開示されている。特公平7−28352号公報に
は、操作キーの数が固定であり、また、キーの配置も変
更できない操作部を使用したファクシミリ装置におい
て、キーに登録する項目を設定できるようにして効率よ
くキーが配置されたファクシミリ装置に関する内容が開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリ機能に複
写機能やプリント機能などを搭載したデジタル複合機で
は、LCD等の表示画面から入力し得るようにして操作
部を構成していることがある。このようなデジタル複合
機によりファクシミリ通信を行うには、操作部に表示さ
れる画面(以下「操作画面」という)をファクシミリ機
能を実現させる操作画面とし、その画面で各種ファクシ
ミリ機能を選択しなければならない。そのファクシミリ
機能は、一般に「基本機能」と「応用機能」に大別する
ことができるが、送信宛先の入力や送信指示等ファクシ
ミリの基本的な機能(以下「基本機能」という)の操作
画面(以下「基本画面」という)にも、基本機能以外の
応用操作を行うための応用機能の操作画面(以下「応用
画面」という)に移行するための各種の設定或いはその
他の操作入力を行うためのキー(以下「入力キー」とい
う)が配置され、表示内容が細かくなっていることが多
い。
【0004】操作画面上に入力キーが多数配置されてい
たり、表示されている文字数が多くその内容が細かくな
っていると、入力キーを1つ押下した際の反応や画面の
切替えにそれだけ多くの時間を要してしまう。こうなる
と、ユーザは、キー入力に対する反応が遅くて表示の切
替わりが遅く、操作部はとても使用しずらいという印象
を持たざるを得ない。また、操作画面上には、通常使用
しない機能を選択するための入力キーが常時表示されて
いることもあるが、そうなると、その入力キーは邪魔で
あるばかりか誤操作の原因にもなる。したがって、基本
機能を操作する基本画面をベースにしてユーザが使用目
的に応じた入力キーを指定し、操作画面上に配置できれ
ば非常に使用し易くなる。しかも通常は余計な入力キー
がない分、キー入力に対する応答速度や表示スピードも
実用上問題にならない程度になると考えられる。
【0005】この発明は、上記の問題点を解決するため
になされたものであり、ファクシミリ装置や、ファクシ
ミリ機能に複写機能等を搭載したデジタル複合機等の画
像形成装置において、操作画面の操作性を向上させると
ともに、応答性を改善することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、原稿の画像を読取る画像読取手段と、画
像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、画
像データのファクシミリ送受信を行う手段と、表示装置
を有する操作入力手段とを備えた画像形成装置であっ
て、上記操作入力手段から入力されたコードによりユー
ザを特定する手段と、ファクシミリ機能を実現させる操
作画面として、基本画面か応用画面のいずれの画面を前
記表示装置に表示させるかを設定する手段とを設けたこ
とを特徴とする。上記基本画面を構成する入力キー数及
びその基本画面を上記表示装置に表示させる情報量が、
上記応用画面を構成する入力キー数及び該応用画面を上
記表示装置に表示させる情報量よりもそれぞれ少なく設
定されているとよい。
【0007】上記いずれの画像形成装置でも、応用画面
を構成する入力キーを上記基本画面を構成する入力キー
に追加してその基本画面を設定する手段を設けるとよ
い。また、ファクシミリ機能を実現させる操作画面をユ
ーザコード毎に個別に登録する手段と、上記操作入力手
段から入力されたユーザコードに対応する上記操作画面
を上記表示装置に表示させる手段とを設けたものがよ
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。図1はこの発明による
画像形成装置の一実施の形態であるファクシミリ機能を
搭載したデジタル複合機の内部に設けられた制御系統の
主要な構成を示すブロック図である。デジタル複合機の
制御系統は複数のコントローラを有している。すなわ
ち、デジタル複合機の制御系統は、操作部コントローラ
500と、メインコントローラ501と、画像処理コン
トローラ502と、ADFコントローラ503と、ソー
タコントローラ504とを有し、また給紙トレイコント
ローラ505と、FAXコントローラ506と、G3コ
ントローラ507と、G4コントローラ508と、増設
用G3コントローラ509とを有している。さらに、メ
インコントローラ501には情報の入力または出力を行
う各種負荷510と、各種センサ511が接続されてい
る。
【0009】操作部コントローラ500は、図示しない
ROM,RAM等の記憶手段に記憶されたプログラムに
したがいこの発明の特徴とする各手段として動作する。
また、操作部コントローラ500は、後述する操作部4
00に対して、それを構成する大型LCD表示部401
に表示を行わせるための入出力制御や、各種LEDに表
示を行わせるための入出力制御とともに、操作部400
を構成する各種入力キーとの入出力及びLEDとの入出
力を制御する。メインコントローラ501は、後述する
イメージメモリ620、回転器621及び圧縮伸長器6
22を有し、その他のコントローラを制御してデジタル
複合機の行う動作を統括して制御する。画像形成機能に
関しては、用紙の給紙及び搬送、画像の定着、両面印刷
及びプロセス制御等を行う。画像処理コントローラ50
2は、後述するセレクタ612を有し、スキャナ機能に
より読取った画像の処理制御やスキャナ機能による画像
の読取りを制御する。ADFコントローラ503は、図
示しない原稿自動給送装置(以下「ADF」という)を
制御する。ソータコントローラ504は、図示しないソ
ータの動作を制御し、給紙トレイコントローラ505
は、同じく図示しない給紙トレイを複数備えた給紙ユニ
ットの動作を制御する。
【0010】FAXコントローラ506は、後述する大
容量メモリ623を有し、ファクシミリ機能により読取
った画像の送信処理または受信した画像に関する制御を
行い、ファイル管理を行う。G3コントローラ507
は、後述するバッファメモリ624、モデム625及び
圧縮伸長器627を有し、ファクシミリ機能によりG3
規格で送受信を行うためのプロトコルでの制御を行う。
G4コントローラ508は、ファクシミリ機能によりG
4規格で送受信を行うためのプロトコルでの制御を行
う。増設用G3コントローラ509は、G3規格による
ファクシミリ機能を増設した場合の制御を司る。
【0011】図2は、デジタル複合機のファクシミリ機
能により、G3規格で画像を送受信する場合のコントロ
ーラ同士で行う画像のやりとりの様子を図示した説明図
である。デジタル複合機は、ファクシミリ送信するため
の画像をメモリに蓄積または直接に送信する場合、先
ず、後述する操作部400から入力された送信する宛先
を特定するための情報(例えばFAX送信用電話番号な
ど、以下この情報を「送信宛先情報」という)を操作部
コントローラ500が取得することから始まる。送信宛
先情報をユーザが入力する場合は、操作部400を構成
する各種テンキー402を使用して宛先の電話番号を直
接入力したり或いは予め登録されているワンタッチキー
(短縮キー410)を使用する。また、グループキーが
あるときは、それを操作して複数の宛先を一度に設定す
るためグループ登録されている宛先を指定する。こうし
て入力された送信宛先情報は、操作部400から操作部
コントローラ500に入力される。
【0012】ユーザは、送信宛先情報を入力した後にフ
ァクシミリ送信する画像をデジタル複合機に入力する。
その場合、ユーザは、操作部400のスタートキー40
4を押し下げて図示しないADFにセットした原稿を読
取らせる。すると、ADFが作動してスキャナがセット
されている原稿の画像を読取り、読取られた画像データ
が画像処理コントローラ502に入力される。画像処理
コントローラ502は入力した画像データに各種画像処
理を施し、セレクタ612からメインコントローラ50
1上のイメージメモリ620に蓄積させる。その後、画
像データは圧縮伸長器622により指定された圧縮コー
ド(MH,MR,MMR)に圧縮されてからFAXコン
トローラ506に設けられた大容量メモリ623に蓄積
される。この時、イメージメモリ620に蓄積された画
像データが用紙サイズとの関係で、例えばA4縦をA4
横にB5縦をB5横にする等、回転させた方が送信する
効率がいいか否かをメインコントローラ501が判断
し、効率がいい場合は、回転器621を動作させてイメ
ージメモリ620から圧縮伸長器622にデータを渡す
ときに画像データのイメ―ジを回転させて入力する。そ
して、大容量メモリ623に蓄積された画像データは、
G3コントローラ507に設けられたバッファメモリ6
24に転送され、さらに受信側のモードに合わせて圧縮
伸長器627で再度圧縮した後、モデム625を介して
NCU626から送信される。
【0013】一方、デジタル複合機は、ファクシミリ機
能により画像データを受信する場合は次のようにして動
作する。まず、通信回線を介して受信した画像データを
NCU626及びモデム625を介して大容量メモリ6
23に蓄積する。大容量メモリ623に蓄積された画像
データは、メインコントローラ501上の圧縮伸長器6
22により伸長され、必要に応じてイメージメモリ62
0上に展開される。このデータ伸長を行う時に、受信し
た画像データと用紙トレイに納められている用紙サイズ
との関係で、例えばA4横からA4縦又はB5横からB
5縦など回転させて画像形成を行った方が効率がいいか
否かをメインコントローラ501において判断し、効率
がいい場合は圧縮伸長器622からイメージメモリ62
0に画像データを渡すときに回転器621により画像イ
メージを回転させて伸長を行う。イメージメモリ620
上に展開された画像データは、画像処理コントローラ5
02に送られ、セレクタ612から図示しない書込制御
部に入力されて用紙に画像が形成され印刷される。
【0014】図3は、操作部400の構成を示すレイア
ウト図である。図に示すように、操作部400は、ユー
ザがファクシミリ機能を含むコピー機能等のデジタル複
合機の機能を実現するための操作入力を行う操作入力手
段であって、操作部コントローラ500の制御にしたが
って動作する。この操作部400は、表示装置である大
型LCD表示部401を有し、また、各種テンキー40
2と、クリア/ストップキー403と、スタートキー4
04と、プログラムキー405と、ジョブリコールキー
406とが設けられ、モードクリア/余熱キー407
と、割り込みキー408と、ポーズ/リダイヤルキー4
09と、短縮キー410と、受信キー411と、FAX
切替えキー412も設けられている。さらに、操作部4
00は、コピー切替えキー413と、初期設定キー41
4と、ガイダンスキー415と、LCD輝度調製ボリュ
ーム416と、FAX専用表示部417とを有してい
る。
【0015】大型LCD表示部401は、フルドットの
操作画面上に大型タッチパネルが配置されたもので、そ
のタッチパネル内に設けられたタッチキーの表示や個
数、そのキーに対する機能の変更等を操作部コントロー
ラ500内の記憶手段に記憶されたプログラムにより実
現可能に構成されている。その機能については後に詳し
く説明する。そして、ユーザはファクシミリ送信を行う
場合、大型LCD表示部401の表示内容を確認し、フ
ァクシミリ機能以外の機能が選択されている場合はFA
X切替えキー412を押し下げてデジタル複合機の機能
をファクシミリ機能に切替える。すると、大型LCD表
示部401に表示される操作画面がファクシミリ機能を
実現させる操作画面に切替わる。続いて、ユーザは各種
テンキー402により送信宛先の電話番号を入力するか
或いは短縮キー410を押し下げて予め設定されている
宛先の中から送信しようとする宛先を選択して入力し、
スタートキー404を押し下げる。すると、メインコン
トローラ501がADFコントローラ503に指示して
セットされている原稿の給送を行うための制御を行わせ
るとともに、対応するコントローラを制御して上述の要
領で原稿の画像を読取らせ、その読取った画像データを
送信させる。
【0016】ところで、デジタル複合機によりファクシ
ミリ送信を行う場合には、上述のように大型LCD表示
部401に表示される操作画面の内容を目視で確認しな
がら所定の操作入力を行わねばならない。したがって、
基本機能のほか、応用機能の選択にも対応した操作画面
が表示されるなどして、大型LCD表示部401に表示
されている入力キー数とともに、表示されている文字数
が非常に多いと、ファクシミリ送信を行う際の送信宛先
を入力し、その後、次の操作入力を行う操作画面に表示
が切り替わるだけで多くの時間を必要とする。また、多
くの情報が1つの画面上に表示されていることによっ
て、それぞれの表示が小さく、ユーザが入力した送信宛
先情報の表示さえも非常に確認しにくくなってしまう。
しかも、小さな入力キーがたくさん配置されていると、
操作入力の際に誤って別の入力キーを押し下げてしま
い、設定変更しなくてもいい機能が変更されてしまう可
能性も大きい。
【0017】このような不都合を防止するため、大型L
CD表示部401は、次のように構成されている。すな
わち、大型LCD表示部401は、ファクシミリ機能を
実現させる操作画面が表示されている場合、図4に示す
ように、宛先表示部401aと、送信方法選択キー40
1bと、文字サイズ選択キー401cと、メッセージ表
示部401dのみが表示され、基本機能の選択に対応し
た入力キーのみが表示されて基本画面を構成している。
宛先表示部401aは、各種テンキー402から入力さ
れた送信宛先情報を大きく表示するように構成され、
「G3」とのG3規格での送信であることの表示と、送
信件数、送信順序が表示されるようになっている。送信
方法選択キー401bは、送信方法を直接送信とメモリ
送信のいずれかから選択させるキーを表示する。文字サ
イズ選択キー401cは、文字サイズを例えばふつう
字、小さな字から選択するためのキーを表示する。メッ
セージ表示部401dには、「ファックスできます 原
稿をセットし、宛先を指定してください。」のメッセー
ジが表示されている。
【0018】このように、大型LCD表示部401に表
示される入力キーを基本操作の選択にのみ対応したもの
だけにすると、宛先表示部401aを大きく表示でき、
ユーザは入力した送信宛先情報(相手先のFAX番号)
を目視で容易に確認することができるようになる。しか
も、表示されている入力キーの数は、図示しない応用画
面を構成する入力キー数よりも少なく、かつ、その操作
画面を大型LCD表示部401に表示させる情報量が応
用画面を大型LCD表示部401に表示させる情報量よ
りも少なく設定されている。そのため、各種テンキー4
02を操作して送信宛先情報を入力するなどして大型L
CD表示部401の表示内容を変更する必要が生じて
も、大型LCD表示部401はすぐに追従してその表示
内容が変更され、応答性のいい操作画面を構成すること
ができるようになる。
【0019】ところで、短縮キー410のように、ワン
タッチで送信宛先情報(相手先のFAX番号)を入力で
きるキーは、各種テンキー402をわざわざ操作して送
信宛先情報を入力する必要が無く、便利なキーであると
いえる。しかし、登録を行ったユーザ本人にとって便利
でも、その送信宛先情報を使用する必要のない他のユー
ザにとっては使用することがなく、単に表示されている
だけの不要なキーである可能性もある。この点を考慮
し、図4に示す基本画面では、ワンタッチダイヤルキー
は1個も表示しないように構成されている。しかし、操
作部400の操作性を向上させ、操作部400がユーザ
にとって本当に使い勝手の良いものとなるには、本来は
応用画面を構成する入力キーでありながらユーザ自身が
よく使用する入力キーを自ら選択して、図4に示す基本
画面を構成する入力キーに追加して基本画面を設定し、
大型LCD表示部401上に表示できるようにすること
が望ましい。この点を反映させた大型LCD表示部40
1を図5に示している。
【0020】図5に示す大型LCD表示部401には、
図4に示した大型LCD表示部401のほかに、ワンタ
ッチダイヤルキー401eと、読取濃度変更キー401
fとが配置されている。ワンタッチダイヤルキー401
eはユーザが選択したワンタッチダイヤルの宛先を表示
するとともに、ワンタッチされるだけで設定されている
宛先に通信が行えるようにするためのキーである。読取
濃度変更キー401fは、送信原稿を読取らせる際の濃
度を設定する。ワンタッチダイヤルキー401eと、読
取濃度変更キー401fとはいずれも本来は応用画面を
構成する入力キーである。この図5に示すような操作画
面により、ユーザが自分の使用方法にあった操作画面を
登録できるため、ユーザにとって使用し易い操作画面が
提供されるようになる。この場合、ユーザは、大型LC
D表示部401に、例えば、初期設定を行う操作画面
で、自分が使用したい操作画面を基本画面と応用画面の
いずれかから選択して表示できるようにするのがよい。
そのため、操作部コントローラ500は、初期設定の操
作画面で基本画面と応用画面のいずれかを選択させる入
力キーを表示させるとともに、その入力キーの操作入力
された内容に応じて、大型LCD表示部401に表示さ
せる操作画面を基本画面と応用画面のいずれかに設定す
る。こうすると、ユーザは使用目的に応じた操作画面を
選択でき、ユーザにとって使い勝手のよい操作画面が提
供されるようになる。
【0021】また、ユーザが図5に示すように自分がよ
く使用する入力キーを選んで基本画面に追加して設定し
た場合には、その操作画面の表示に必要な情報が操作部
コントローラ500の記憶手段に、そのユーザのユーザ
コードをキーとする操作画面表示ファイルに登録される
ように構成されている。この操作画面表示ファイルは、
ユーザが各自作成した操作画面の表示に必要な情報をユ
ーザコード毎に個別に登録し、ユーザコードをキーにユ
ーザが各自作成した操作画面を検索可能に構成したもの
である。これにより、ユーザがファクシミリ操作を行う
前、例えば初期設定の操作画面で、自分のユーザコード
を入力することによって、操作部コントローラ500が
対応する情報を操作画面表示ファイルから読み出し、自
分が登録した操作画面を大型LCD表示部401に表示
させることができる。こうして、ユーザは、自分の使用
目的に合致した自分が最も使用しやすい操作画面を容易
に選択して表示させることができる。
【0022】図6は、以上のように構成されたデジタル
複合機において、ファクシミリ通信を行う場合のユーザ
の操作と、それによるデジタル複合機の主な動作の手順
とを示すフローチャートである。なお、図6においてS
はステップを略記したものである。デジタル複合機は電
源投入後にユーザがFAX切替えキー412を押し下げ
たことによりファクシミリ機能にセットされ、初期設定
モードにおいて、大型LCD表示部401に所定のメッ
セージ(例えば「ユーザコードを入力して下さい。」)
を表示させ、ステップ1に進む。そこで、ユーザが各種
テンキー402を操作してユーザコードを入力すると、
操作部コントローラ500がそのユーザコードに対応す
る情報を操作画面表示ファイルから読み出し、登録され
ている操作画面が大型LCD表示部401に表示され
る。続くステップ2では、操作部コントローラ500が
大型LCD表示部401に所定のメッセージ(例えば
「操作部の表示内容の変更ありますか?」)を表示させ
る。ここで、ユーザが変更の有無を入力すると、それを
操作部コントローラ500が判断し、変更有りの場合は
ステップ3に進み、変更無しの場合はステップ10に進
む。ステップ3に進むと、操作部コントローラ500が
大型LCD表示部401に初期設定画面を表示させ、操
作画面を構成するための情報を入力させて操作画面の登
録を開始する。続くステップ4では、基本画面を選択す
るか否かを確認するメッセージを大型LCD表示部40
1に表示させる。ユーザが基本画面を選択するとステッ
プ5に進み、選択しなければステップ8に進む。
【0023】ステップ5に進むと、基本機能に追加する
機能があるか否かを操作部コントローラ500が判断
し、その機能があればステップ6に進み、無ければステ
ップ7に進む。ステップ6では、操作部コントローラ5
00が大型LCD表示部401に追加可能な入力キーを
表示させる。ユーザが追加したい入力キーを選択すると
(例えば、その入力キーを特定するための入力キーを押
し下げる)、ステップ7に進み、操作部コントローラ5
00が大型LCD表示部401に所定のメッセージ(例
えば「操作画面の編集を完了しますか?」)を表示させ
る。ここで、ユーザが編集を完了する場合はステップ8
に進み、完了しない場合はステップ5に戻る。
【0024】ステップ8に進むと、操作部コントローラ
500が編集した操作画面の表示に必要な情報をユーザ
コードをキーに操作画面表示ファイルに登録する。続く
ステップ9では、操作部コントローラ500が大型LC
D表示部401に所定のメッセージ(例えば「引き続き
ファックス操作を行いますか?」)を表示させる。ここ
で、引き続きファックス操作を行う場合はステップ10
に進むが、そうでなければ処理を終了する。ステップ1
0では、操作部コントローラ500が必要な機能を設定
した後にユーザに送信宛先情報を入力させ、それに続い
てメインコントローラ500が機能して上述の要領でフ
ァクシミリ送信が行われる。以上のようにして、上述し
たデジタル複合機では、特定のユーザが自分で登録した
自分にとって最も使い勝手のよい操作画面を選択、表示
させて使用することができるため、各ユーザに対して使
い易い操作部がそれぞれ提供されるようになる。上述の
実施の形態では、画像形成装置としてファクシミリ機能
を搭載したデジタル複合機を例にとって説明したが、こ
の発明はファクシミリ装置についても適用することがで
きる。
【0025】
【発明の効果】この発明による画像形成装置によれば、
応答性のいい操作画面を構成でき、ユーザごとにその使
用目的に応じた使い易い操作部を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置の一実施の形態で
あるデジタル複合機の内部に設けられた制御系統の主要
な構成を示すブロック図である。
【図2】デジタル複合機のファクシミリ機能により、G
3規格で画像を送受信する場合のコントローラ同士で行
う画像のやりとりの様子を図示した説明図である。
【図3】操作部の構成の一例を示すレイアウト図であ
る。
【図4】大型LCD表示部401に表示される基本画面
の構成の一例を示すレイアウトである。
【図5】図4の基本画面に応用画面の入力キーを追加し
た基本画面の構成の一例を示すレイアウトである。
【図6】デジタル複合機において、ファクシミリ通信を
行う場合のユーザの操作とそれによるデジタル複合機の
主な動作の手順とを示すフローチャートである。
【符号の説明】
400:操作部 401:大型LCD表示部 402:各種テンキー 410:短縮キー 412:FAX切替えキー 500:操作部コントローラ 501:メインコントローラ 502:画像処理コントローラ 503:ADFコントローラ 504:ソータコントローラ 505:給紙トレイコントローラ 506:FAXコントローラ 507:G3コントローラ 508:G4コントローラ 509:増設用G3コントローラ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AP07 AR03 AS02 CQ05 CQ34 2H027 EE10 EJ04 EJ11 EJ15 FA35 FA37 GA08 GA14 GA23 GA28 GA54 GA56 GB05 ZA07 ZA09 5C062 AA02 AB20 AB23 AC05 AE15 BA00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読取る画像読取手段と、画
    像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、画
    像データのファクシミリ送受信を行う手段と、表示装置
    を有する操作入力手段とを備えた画像形成装置であっ
    て、 前記操作入力手段から入力されたコードによりユーザを
    特定する手段と、 ファクシミリ機能を実現させる操作画面として、基本画
    面か応用画面のいずれの画面を前記表示装置に表示させ
    るかを設定する手段とを設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記基本画面を構成する入力キー数及び該基本画面を前
    記表示装置に表示させる情報量が、前記応用画面を構成
    する入力キー数及び該応用画面を前記表示装置に表示さ
    せる情報量よりもそれぞれ少なく設定されていることを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、 前記応用画面を構成する入力キーを前記基本画面を構成
    する入力キーに追加して該基本画面を設定する手段を設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記ファクシミリ機能を実現させる操作画面をユーザコ
    ード毎に個別に登録する手段と、 前記操作入力手段から入力されたユーザコードに対応す
    る前記操作画面を前記表示装置に表示させる手段とを設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
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