JP2016147405A - 記録制御装置、記録制御方法、及びプログラム - Google Patents

記録制御装置、記録制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】認証印刷による印刷ジョブの出力中に他の人が記録装置又は記録制御装置の周辺に来た場合、その出力物を見られてしまい、隠したい個人情報や機密情報が漏えいしてしまう可能性が生じる。【解決手段】印刷ジョブに基づいて記録媒体に画像を記録する記録手段を制御する記録制御装置で次の制御を行う。即ち、受信された印刷ジョブが認証処理を必要とする認証印刷ジョブであり、かつ、前記記録制御装置の周囲に前記認証印刷ジョブの認証処理の実行者以外の他人がいる場合、印刷実行又は印刷保留を受け付ける選択画面を表示する。そして、その選択画面に対して入力された指示に従って、前記記録手段による前記認証印刷ジョブの印刷を制御する。【選択図】 図8

Description

本発明は記録制御装置、記録制御方法、及びプログラムに関し、特に、例えば、Bluetooth(登録商標)の近距離無線通信を用いて印刷ジョブを受け付けて記録媒体に画像を記録する記録制御装置、記録制御方法、及びプログラムに関する。
近年、近距離無線通信技術が実用化されつつある。例えば、Bluetooth Low Energy(BLE)を利用し、顧客が店舗などの来店した際に、その顧客のICカードに対するポイントの付与やクーポンアプリの起動、決済等を行ったり、或いは屋内の位置検知等にも利用されたりしている。
一方、単機能プリンタ、多機能プリンタ等の記録装置には出力された紙文書による個人情報や機密情報の漏えいを防ぐため、パスワード入力やICカードなどによるユーザ認証を行い、印刷を実施するものがある。例えば、特許文献1には、生体情報を用いてユーザ認証を行い、記録出力を開始するものが提案されている。
特開2010−211531号公報
しかしながら上記従来例には次のような問題があった。
認証印刷による印刷ジョブの出力中に他の人が記録装置又は記録制御装置の周辺に来た場合、その出力物を見られてしまい、本来は機密を保持したい個人情報などの機密情報が漏えいしてしまう可能性が生じる。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、近距離無線通信技術を用いた認証印刷を行う際に第3者への漏えい防止を更に強化した記録制御装置、記録制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の記録制御装置は次のような構成からなる。
即ち、印刷ジョブに基づいて記録媒体に画像を記録する記録手段を制御する記録制御装置であって、印刷ジョブを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された印刷ジョブが認証処理を必要とする印刷ジョブであり、かつ、前記記録制御装置の周囲に前記認証印刷ジョブの認証処理の実行者以外の他人がいる場合、印刷実行又は印刷保留を受け付ける選択画面を表示する表示制御手段と、前記選択画面に対して入力された指示に従って、前記記録手段による前記認証印刷ジョブの印刷を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また本発明を別の側面から見れば、印刷ジョブに基づいて記録媒体に画像を記録する記録手段を制御する記録制御装置の記録制御方法であって、印刷ジョブを受信する受信工程と、前記受信工程において受信された印刷ジョブが認証処理を必要とする認証印刷ジョブであり、かつ、前記記録制御装置の周囲に前記認証印刷ジョブの認証処理の実行者以外の他人がいる場合、印刷実行又は印刷保留を受け付ける選択画面を表示する表示制御工程と、前記選択画面に対して入力された指示に従って、前記記録手段による前記認証印刷ジョブの印刷を制御する制御工程とを有することを特徴とすることを特徴とする記録制御方法を備える。
さらに本発明を別の側面から見れば、上記構成の記録制御装置の各手段を動作させるプログラムを備える。
従って本発明によれば、認証印刷において記録制御装置の周囲の状況によって記録動作の保留/続行を制御するので、出力文書による個人情報や機密情報の漏えいを防ぐことができるという効果がある。
本発明の代表的な実施例であるMFPとその周辺環境を示す図である。 MFPの外観を示す図である。 操作パネルの配置レイアウトを示す平面図である。 MFPの制御構成の概略を示すブロック図である。 BLE無線デバイスの概略構成を示すブロック図である。 BLE無線デバイスが周辺にブロードキャストするアドバタイズメントパケット構造の一例を示す図である。 MFPとジョブ実行者と他人との位置関係を示す図である。 MFPが実行する認証印刷ジョブの記録制御の処理を示すフローチャートである。 ステップS805の認証印刷実行中処理の詳細を示すフローチャートである。 認証印刷保留中処理の詳細を示すフローチャートである。 ステップS806、S902の実行によりメッセージが表示される表示部の画面を表した図である。 実施例2に従う認証印刷実行中処理の詳細を示すフローチャートである。 実施例3に従う認証印刷実行中の表示部の表示画面を示す図である。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。なお、既に説明した部分には同一符号を付し重複説明を省略する。また、ただし、この実施例に記載されている構成要素の相対配置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきものである。従って、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「ノズル(記録素子)」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
以下に説明する実施例では認証印刷ジョブ実行者による認証印刷実行中に、認証印刷ジョブ実行者以外の他人が認証印刷実行中の記録制御装置に近付いた場合の記録制御の例について説明する。以下に説明する実施例では、スキャナ機能、複写機能、印刷機能などを実現する多機能プリンタ(MFP)を例として記録制御装置を説明する。しかしながら、本発明はさらにファクシミリ機能を加えたMFPや、印刷機能だけを備えた単機能プリンタなどにも適用できる。さらに、印刷機能を実現するためのプリンタエンジンにはインクジェット方式、電子写真方式などの種々の記録方式を採用することができる。この実施例では、インクジェット方式のプリンタエンジンを用いるとしている。そして、そのプリンタエンジンにはモノクロプリントのみならずカラープリントを行うことができる構成を用いることができる。
さらに、以下説明するMFPではBluetooth(登録商標)の近距離無線通信機能を利用して記録制御を行うことができる。
図1は本発明の代表的な実施例であるMFPとその周辺環境を示す図である。
図1に示すように、MFP200の近傍には認証印刷を実行するために認証印刷ジョブ実行者(ジョブ実行者)101がいる。認証印刷とは、個人情報や機密情報などの文書を他人に見られたくない場合に利用する印刷方法で、出力時にパスワードやICカード認証などで本人確認をした後、出力を行う印刷方法のことである。一方、認証印刷ジョブ実行者以外の人である他人102は自由に移動し、MFP200に近づいたり遠ざかったりする。
MFP200は、原稿台に原稿を載置しその原稿の画像を読み取る読取機能と、その読取により得られた画像データや他の装置から転送された画像データに基づいて記録用紙などの記録媒体に画像を記録する印刷機能を有している。また、その他の機能としてファクシミリ機能や電話機能を備えることもできる。さて、ジョブ実行者101と他人102とはそれぞれ、Bluetooth Low Energy(以下、BLE)による無線通信可能なデバイス(BLE無線デバイス)111、112を保持している。BLEはBluetooth(登録商標)4.0が備える低消費電力で動作可能で、通信距離は最大で50mほどの近距離無線通信機能であり、一定の情報を周辺にブロードキャストするアドバタイジング通信方式をサポートする。BLE無線デバイス111、112は、例えば、社員証やスマートフォンのような携帯端末に内蔵可能なユーザが身に付けて利用するものが望ましい。
図1において、人検知エリア120はMFP200が他人102の接近を判定するエリアのことである。この境界を超えて他人102がMFP200に近づいた場合、MFP200は周囲に他人102がいると判定する。
図2はMFP200の外観を示す図である。図2において、(a)はMFP200の概観斜視図であり、(b)はMFP200の上面図である。
図2(a)に示されているように、原稿台201はガラス状の透明な台であり、原稿をのせてスキャナでその画像を読み取る時に使用する。原稿蓋202はスキャナで読み取りを行う際に読取光が外部に漏れないようにするための蓋である。印刷用紙挿入口203は様々なサイズ(例えば、A4、B5など)の用紙をセットする挿入口である。ここにセットされた用紙は一枚ずつ印刷部に搬送され、所望の印刷を行って印刷用紙排出口204から排出される。
図2(b)に示されているように、原稿蓋202の上部には操作パネル205とNFC(Near Field Communication)ユニット206が配置されている。操作パネル205は画像や操作メニュー等を表示する表示画面、表示部上のカーソール移動などに用いる十字キー、その他様々な機能を実行する為のキーなどを備える。これについては図3を参照して後述する。NFCユニット206は近接無線通信を行うためのユニットで、NFCユニット206そのものが通信対象装置を実際に近接させる場所であり、約10cmが接触の有効距離である。ICカードによる認証を行う場合、ユーザはNFCユニット206へICカードを接近させることで、認証情報の送受信をすることができる。WLANアンテナ207は無線LAN(以下、WLAN)で通信する為のアンテナ、BTアンテナ208はBluetooth(登録商標)で通信する為のアンテナであり、両者ともに原稿蓋202に埋め込まれている。
図3は操作パネルの配置レイアウトを示す平面図である。
図3に示されるように、操作パネル205の左側には、例えば、ドットマトリクスLCDなどで構成され、画像や操作メニュー等を画面に表示する表示部306が備えられる。また、操作パネル205の中央には、表示部306上のカーソル移動や数字の入力などに用いる十字キー301と、設定入力の為のセットキー302とが配置される。操作パネル205の右側には、機能設定などに用いる機能キー303と、印刷の開始などの指示を行うスタートキー304が配置される。
図4はMFP200の制御構成の概略を示すブロック図である。
MFP200は、図4に示されているように、装置の主要な制御を行うメインボード401とWLAN通信を行うWLANユニット416とNFC通信を行うNFCユニット417とBluetooth(登録商標)通信を行うBTユニット418とを含む。
メインボード401には、MFP200の全体を制御するCPU402と、CPU402が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)等を格納するROM403とが備えられる。この実施例では、ROM403に格納されている各制御プログラムのスケジューリングやタスクスイッチ等は、CPU402がROM403に格納されている組み込みOSを動作させ、その管理下で制御される。
SRAM等で構成されるRAM404は、プログラム制御変数等を格納し、またユーザが登録した設定値やMFP200の管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域を設ける。フラッシュメモリ(Flash Memory)等で構成される不揮発性メモリ405は、電源がオフされた時でも保持していたいデータを格納する。具体的にはファクシミリ送信先の電話番号、通信履歴、ネットワーク情報などのユーザデータ、過去に接続した装置リスト、印刷モードなどのメニュー項目やインクジェット記録ヘッドの補正情報といったMFPの設定情報などを記憶する。DRAM等で構成される画像メモリ406は、各通信ユニットを介して受信した画像データや、符号復号化処理部412で処理した画像データなどを蓄積する。なお、本発明は上記のようなメモリ構成に限定されるものではなく、他のタイプのメモリが用いられても良い。
データ変換部407は、ページ記述言語(PDL)等の解析や画像データからプリントデータへの変換などを行う。
読取制御部408は、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)などを含む読取部410が原稿を光学的に読取ることによって得られた電気信号を画像信号に変換するなどの一連の読取動作を制御する。また、その画像信号に基づく画像データを画像処理部(不図示)により2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力するよう画像処理部の制御を実行する。また、操作部409と表示部411は図3で説明した操作パネル205を表している。符号復号化処理部412は、MFP200で扱う画像データ(JPEG、PNG等)の符号復号化処理や拡大縮小処理を行う。
給紙部413は印刷に用いる記録用紙などの記録媒体を保持するカセット等を含み、そのカセットから記録媒体を給紙する。その給紙は、記録制御部415により制御される。なお、給紙部413は複数種類の記録媒体を1つの装置内に保持するために、複数のカセットを備えることができる。その場合、記録制御部415は、これら複数のカセットのいずれから給紙を行うかを制御する。
記録制御部415は、印刷に用いられる画像データに対し、画像処理部(不図示)を介して、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施し、高精細な画像データに変換し、記録部414に出力する。また、記録制御部415は記録部414の情報を定期的に読みだしてRAM404の情報を更新する。具体的には、インクタンクのインク残量や記録ヘッドの状態など表わす情報を更新する。
MFP200には無線通信を実現するために、上述した3つのユニットを搭載しており、WLAN、NFC、Bluetooth(登録商標)で無線通信することができる。WLANユニット416、NFCユニット417、BTユニット418は携帯端末などの他の無線通信デバイスとのデータ通信を行う通信部である。これらのユニットは、データをパケットに変換し、他の無線通信デバイスにそのパケットを送信する。また、これらのユニットは、外部の他の無線通信デバイスから送信されるパケットを受信して、データに変換してCPU402に転送する。WLANユニット416、NFCユニット417、BTユニット418はそれぞれ専用のバスケーブル419、420、421で接続されている。WLANユニット416、NFCユニット417、BTユニット418は規格に準拠した通信を実現するためのユニットである。上記構成要素403〜418は、CPU402が管理するシステムバス422を介して、相互に接続されている。
図5はBLE無線デバイス111、112の概略構成を示すブロック図である。
図5において、センサ501はセンシング対象の物理量を電気信号へ変換するデバイスである。例えば、防犯やセキュリティ用としては侵入監視センサや人感センサ、医療や介護用としては脈波、心電、体温などの生体情報センサがある。ADC502はセンサ501から得られたアナログ信号をマイクロプロセッサが処理可能なデジタル信号へ変換するアナログデジタル変換回路である。マイコン503はデータのサンプリングや無線通信の処理を行うマイクロプロセッサである。このマイコンには、RAMとフラッシュメモリが内蔵されている。無線通信回路504は無線通信チップ、水晶振動子、インダクタンス、コンデンサなどで構成され、無線通信の受信と送信を行う。操作スイッチ505はデバイス待機状態での電力をオン/オフするスイッチである。電池506は1次電池、2次電池のことである。電源回路507は電池506から供給される電力をより効率的に供給するための電圧調整などを行う回路である。
図6はBLE無線デバイス111、112が周辺にブロードキャストするアドバタイズメントパケット構造の一例を示す図である。
BLE無線デバイス111、112は電源オン状態になると、初期化処理を行い、アドバタイジング状態となる。アドバタイジング状態となると、設定可能なインターバルで定期的にアドバタイズメントパケットを送信し、自分の存在を周辺に知らせる。アドバタイズメントパケットは、図6に示されているように、2バイトのヘッダ601とそのペイロード602から構成される。ヘッダ601はパケットのタイプやペイロードの大きさ情報などを格納する領域である。ペイロード602はデバイス名603や搭載プロファイル情報の他、送信電力(Tx Power)604を格納できる。
MFP200のBTユニット418はBLE無線デバイス111、112から発せられるアドバタイズメントパケットを受信する。また、MFP200はアドバタイズメントパケットに格納されている送信電力(Tx Power)604の値と受信したパケットの受信信号強度から伝搬損失を求め、MFPとBLE無線デバイスとの間の距離を推定する。
次に、以上のような構成のMFPとBLE無線デバイスとが実行する認証印刷における記録制御についてのいくつかの実施例を説明する。
図7はMFP200とジョブ実行者101と他人102との位置関係を示す図である。なお、図7において、既に図1を参照して説明した構成要素などについては同じ参照番号を付し、その説明を省略する。また、図7(a)は他人102が人検知エリア120の外にいる場合の位置関係を示し、図7(b)は他人102が人検知エリア120の内にいる場合の位置関係を示している。なお、本願ではジョブ実行者101以外を他人102として説明しているが、それに限る必要はない。例えば、ジョブ実行者から認証処理に必要な暗証番号等を聞いた人が、MFP200にて認証処理を行っても良い。その場合、認証処理の実行者が図7のジョブ実行者101であり、認証処理の実行者とは異なる人が図7の他人102となる。よって、本願では、ジョブ実行者101を、認証処理の実行者と呼ぶこともできる。
まず、他人102が人検知エリア120の外にいる場合について図7(a)を参照して説明する。MFP200が起動されると、BTユニット418はアドバタイズメントパケット受信可能状態となる。そして、半径Rの円を人検知エリア120の境界として設定する。半径Rは操作パネル205からユーザが設定できるようにしても良いし、変更ができない値としてプログラムに組み込まれても良い。
ジョブ実行者101はBLE無線デバイス111を身につけており、認証印刷ジョブを実行中である。BLE無線デバイス111は定期的にアドバタイズメントパケットを送信し、その電波はBLE無線デバイス111の電波到達エリア121(破線で描かれた円)まで伝搬する。ジョブ実行者101は出力物の漏えいを防ぐため出力が完了するまでMFP200の傍で待つことが一般的である。その為、MFP200とジョブ実行者101が持っているBLE無線デバイス111との間の距離DはMFP200が認識できるBLE無線デバイスの中で最も距離の短いものとして認識される。
一方、MFP200の周辺には他人102が存在する。他人102はBLE無線デバイス112を身につけており、BLE無線デバイス112は定期的にアドバタイズメントパケットを送信する。そして、その電波はBLE無線デバイス112の電波到達エリア122まで伝搬する。MFP200が電波到達エリア122の範囲内に存在する場合、MFP200はBLE無線デバイス112からのアドバタイズメントパケットを受信し、MFP200とBLE無線デバイス112との間の距離dを推定する。
次に、他人102が人検知エリア120の内にいる場合について図7(b)を参照して説明する。
MFP200は距離dと距離Rとを比較し、その比較の結果、距離d≦距離Rである場合、周囲に他人がいると判定し、距離d>距離Rである場合、周囲に他人がいないと判定する。図7(b)に示す例は、距離d≦距離Rの場合である。なお、他人102は複数の可能性もある。その場合、MFP200は検知できる全ての電波に対し、距離の推定を行う。
図8はMFP200が実行する認証印刷ジョブの記録制御の処理を示すフローチャートである。なお、本願においてMFP200のフローチャートの各ステップは、CPU402がフローチャートに関係するプログラムをメモリから読み出して実行することで実現される。また、本願におけるフローチャートの各ステップの順序は、本願の目的を達成できるのであれば順番が入れ替わっても、一部の処理が実行されなくても構わない。
MFP200が印刷ジョブを受信すると、ステップS801では受信した印刷ジョブが認証の必要のない通常の印刷ジョブであるか、又は認証の必要な認証印刷ジョブであるかを判別する。なお、印刷ジョブはWLANユニット416を介して無線通信インタフェースを用いてホスト装置(不図示)から受信しても良いし、LANインタフェースやUSBインタフェース(不図示)などの有線インタフェースを介してホスト装置から受信しても良い。
ここで受信印刷ジョブが認証印刷ジョブであることが判別された場合、処理はステップS802に進み、MFP200は認証を行う。この認証は、操作パネル205の十字キー301を使用した暗証番号入力やNFCユニット206へICカードをタッチして認証を行うなどの方法がある。つまり、MFP200は、受信した印刷ジョブが認証処理を必要とする認証印刷ジョブであると判定した場合、受信した認証印刷ジョブをMFP200内に保持しておく。その後、認証印刷ジョブの印刷を指示した実行者(またはその実行者から認証情報を聞いている他のユーザ)が、MFP200の近くに行き操作パネルを操作したりICカードをタッチすることで認証処理を行う。これに対して、受信印刷ジョブが通常ジョブであることが判別された場合、処理はステップS810に進み、受信した画像データに基づいて印刷を実行する。
さて、ステップS802において、認証がOKとなった場合、処理はステップS803に進み、MFP200は周囲に他人がいるかどうかを調べる。ここで、周囲に他人がいるかどうかの判定は、図6を参照して説明したアドバタイズメントパケットの送信電力(Tx Power)604とそのパケットの受信信号強度とから距離dを推定する。この時、MFP200の傍にはステップS802において認証を終えたジョブ実行者101がいる。その為、MFP200はジョブ実行者101が所有するBLE無線デバイス111を除いた、他人102のBLE無線デバイス112がMFP200の周囲に存在するかを調べる。
ステップS803において周囲に他人102がいないと判定された場合、つまり、他人102の全てのBLE無線デバイス112に関し、d>Rである場合、処理はステップS804に進み、認証印刷を開始する。さらに、ステップS805では認証印刷実行中処理を実行する。なお、この処理の詳細は図9を参照して後で説明する。
これに対して、ステップS803において周囲に他人102がいると判定された場合、つまり、他人102の少なくとも1つのBLE無線デバイス112に関し、d≦Rである場合、処理はステップS806に進む。そして、ステップS806では、MFP200は表示部306に周囲に他人がいる旨のメッセージを表示するための表示制御処理を実行し、ステップS807では印刷を実行するか又は印刷保留するかを確認する。具体的にはステップS807においてジョブ実行者101が十字キー301を操作して選択動作を行い、セットキー302を押下して、印刷実行を選択した場合、処理はステップS804に進み、認証印刷を開始する。これに対して、ステップS807においてジョブ実行者101が十字キー301を操作して選択動作を行い、セットキー302を押下して印刷保留を選択した場合、処理はステップS808に進み、認証印刷ジョブの実行を保留する。そして、ステップS809では認証印刷保留中処理を実行する。なお、この処理の詳細は図10を参照して後で説明する。
図9はステップS805の認証印刷実行中処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS901ではMFP200は周囲に他人がいるかどうかを監視する。この時のMFP200はBLE無線デバイス112からのアドバタイズメントパケット受信待ちである。MFP200がBLE無線デバイス112からアドバタイズメントパケットを受信した場合、MFP200は、距離dの推定を行い、その推定された距離dが距離R以下であるかどうかを調べる。
ここで、d>Rである場合(ステップS901でNOと判断)、周囲に他人がいないと判定され、処理はステップS901からステップS905へと進む。なお、ステップS905の処理は後述する。これに対して、d≦Rであると、ステップS901は周囲に他人がいると判定し、処理はステップS902に進む。ステップS902では、MFP200は表示部306に周囲に他人がいること示すメッセージを表示し、ジョブ実行者101へ印刷を継続実行するか又は印刷保留するかを確認する。
ステップS903では、MFP200がジョブ実行者101により印刷の継続実行が選択されたと判定した場合、処理はステップS904に進み、認証印刷を継続する。さらに、ステップS905では認証印刷が完了したかを調べる。ここで、認証印刷完了と判定された場合、処理は終了するが、認証印刷完了でないと判定された場合、処理はステップS901へ戻り、前述の処理を続行する。
一方、ステップS903において、MFP200がジョブ実行者101により印刷保留が選択されたと判定した場合、処理はステップS906に進み、認証印刷ジョブの実行を保留する。そして、次ページの印刷を開始しない。さらに、ステップS907では、MFP200が認証印刷保留中処理を実行する。なお、この処理の詳細は図10を参照して後で説明する。このようにして、認証印刷の実行制御がなされる。
図10はステップS809、S907の認証印刷保留中処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS1001では定期的に周囲に他人がいるかどうかを監視する。この監視処理は前述したステップS901と同様の処理の為、その説明は省略する。
ステップS1001において、周囲に他人がいると判定された場合、ステップS1001では引き続き、周囲の監視を継続する。これに対して、周囲に他人がいないと判定された場合、処理はステップS1002に進み、MFP200は表示部306に周囲に他人がいなくなった旨のメッセージを表示し、認証処理を実行する。この認証は、前述したステップS802の処理と同様の処理の為、その説明は省略する。ここで、認証がOKの場合、処理はステップS1003に進み、保留前まで印刷した次のページから認証印刷を再開する。その後、ステップS1004では、図9を参照して説明した認証印刷実行中処理を実行する。
図11はステップS806、S902の実行により表示部306に表示される画面の一例を表した図である。
図11に示す表示画面において、上段1101には認証印刷ジョブの処理状態、印刷ジョブ名、プログレスバーによる進捗度を表示し、下段1102には印刷実行か印刷保留かの選択画面を表示する。ジョブ実行者101は、このメッセージ表示に対する応答として十字キー301を操作して認証印刷の続行か保留かを選択し、セットキー302の押下により、その選択を確定させる。
従って以上説明した実施例に従えば、認証印刷においてMFPの周囲に他人が存在することを検出する毎に認証印刷の実行/保留を選択することができる。
なお以上説明した実施例では、周囲に他人が存在する毎に認証印刷の実行/保留を選択したが、一旦、印刷実行を選択した場合にはジョブ実行者が周囲に他人がいても問題ないと判断したと認識し、それ以降の周囲の監視処理を行わないようにしても良い。つまり、認証印刷実行中処理を解除し、通常ジョブとして処理を行うようにしても良い。
実施例1では、認証印刷時にBLEのアドバタイズメントパケットにセットされた情報とその受信強度とに基づいてMFPとBLE無線デバイスとの間の距離推定を行い、周囲に他人がいるかどうかを判断した。この実施例では、さらに機密性を高め、情報漏えいを防ぐことが可能な例について説明する。
図12は実施例2に従うステップS805の認証印刷実行中処理の詳細を示すフローチャートである。なお、図12において、既に図9を参照して説明したのと同じ処理ステップには同じステップ参照番号を付し、その説明は省略する。
図12によれば、ステップS903では、MFP200がジョブ実行者101により印刷保留が選択されたと判定した場合、処理はステップS903Aに進み、MFP200は白紙を1枚排出する。この選択がなされた時、それまでに印刷の終了したページの記録媒体は排紙トレイ(不図示)へ出力されている。このままの状態で他人102がMFP200へ近づいた場合、一番上に排紙されている印刷物の内容を見られてしまうおそれがある。その為、ステップS903AではMFP200は白紙を1枚排出する。その後、処理はステップS906へと進む。
従って以上説明した実施例に従えば、認証印刷時に他人がMFPの近くにいる場合、印刷保留を選択すると、既に出力された印刷物の上に白紙の記録媒体が排紙されるので、第3者が出力された印刷物の内容を見ることが防止される。これによって、より機密性の高い認証印刷が可能となる。
実施例1では、認証印刷時にBLEのアドバタイズメントパケットにセットされた情報とその受信強度とに基づいてMFPとBLE無線デバイスとの間の距離推定を行い、周囲に他人がいるかどうかを判断した。この実施例ではさらに、周囲の状況を表示部306へ表示し、ユーザの利便性を高めた例について説明する。
図13は実施例3に従う認証印刷実行中の表示部306の表示画面を示す図である。
図13に示す表示画面において、上段1301は図11に示す表示画面1101と同様の情報を表示し、下段1302は周囲の状況を表示する。ここに表示する距離とは、MFPと他人102が所有するBLE無線デバイスとの間の距離dである。なお、表示画面1302はMFP200から最も近い他人102までの距離dだけを表示しても良いし、MFP200が検知可能な全ての他人102に対しての距離dを表示しても良い。この距離表示はBLE無線デバイス112からのアドバタイズメントパケットを受信する度に更新される。
ここでは、認証印刷時にMFPの周囲に他人がいても印刷実行を選択した場合でも速やかにその印刷を完了させる例について説明する。
前述の実施例によれば、図8のステップS807、図9のステップS903、図12のステップS903にて印刷実行を選択した場合、処理はそれぞれ、図8のステップS804、図9のステップS904、図12のステップS904に進み認証印刷を実行する。この実施例では、この時、印刷速度を高速モードに切り替えて記録を行う。
従って以上説明した実施例に従えば、認証印刷時にその完了までの時間を短縮し、他人がMFPへ近づく前に印刷完了する可能性を高めることができる。
なお、以上説明した実施例では近距離無線通信としてBLEを使用しているが、本発明はこれによって限定されるものではない。例えば、ZigBee等、ブロードキャスト送信可能な他の無線通信方式であっても適用可能である。
また、以上説明した実施例では、各人がBLE無線デバイスを所有し、そのデバイスからの電波をMFPが受信して各デバイスまでの距離を測定し、MFPの近くに他人が存在するかどうかを判断したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、MFPがBLE無線デバイスを備え、各人が所持するスマートフォン等の携帯端末でそのBLE無線デバイスからの電波を受信し、それをサーバ経由でMFP200へ伝えることで、人の位置検出を行っても良い。或いは、BLE無線デバイスをMFPの設置された部屋に複数配置し、3点測位方法で人の位置を検出するようにしても良い。また、MFPにミリ波送受信機を備え、その送受信機のアンテナを走査して、MFPの周囲を探索し、そのミリ波の反射波を受信して、人の存在を検出するようにしても良い。
さらに、以上説明した実施例では、MFPに最も近い人を認証印刷のジョブ実行者、それ以外を他人としているが、アドバタイズメントパケット内の情報からユーザ判定を行い、ジョブ実行者と他人との識別を行うようにしても良い。
またさらに、以上の実施例では、MFPの表示部にMFPからBLE無線デバイスまでの距離dを表示しているが、本発明はこれによって限定されるものではない。例えば、WLAN通信を用いてMFPから認証印刷のジョブ実行者が保持するスマートホン等の携帯端末までの距離dの情報を伝え、携帯端末に表示するようにしても良い。また、本願ではMFP200が、図8〜10、図12の処理を実行するとして説明したが、MFP200を制御可能な外部の装置(例えば、PCやプリントサーバ等)が図8〜10、図12の処理を実行することでMFP200を制御しても良い。
本発明は上述の実施例の1つ以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1つ以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
111、112 BLE無線デバイス、200 MFP、205 操作パネル、
206 NFCユニット、207 WLANアンテナ、208 BTアンテナ、
301 十字キー、302 セットキー、306 表示部
402 CPU

Claims (12)

  1. 印刷ジョブに基づいて記録媒体に画像を記録する記録手段を制御する記録制御装置であって、
    印刷ジョブを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された印刷ジョブが認証処理を必要とする印刷ジョブであり、かつ、前記記録制御装置の周囲に前記認証印刷ジョブの認証処理の実行者以外の他人がいる場合、印刷実行又は印刷保留を受け付ける選択画面を表示する表示制御手段と、
    前記選択画面に対して入力された指示に従って、前記記録手段による前記認証印刷ジョブの印刷を制御する制御手段とを有することを特徴とする記録制御装置。
  2. 前記認証印刷ジョブの実行に当り認証を行う認証手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の記録制御装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記印刷実行又は前記印刷保留のうち、いずれかを選択するよう促すメッセージを表示し、前記印刷実行又は前記印刷保留のうち、いずれかの選択を受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録制御装置。
  4. 近距離無線通信を行う通信手段と、
    前記通信手段により前記他人の所持する無線通信デバイスと近距離無線通信を行い、前記記録制御装置と前記無線通信デバイスとの間の距離を推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された距離と予め定められた距離とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果に基づいて、前記記録制御装置の周囲に前記他人がいるかどうかを判定する判定手段とをさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録制御装置。
  5. 前記通信手段は、Bluetooth(登録商標)により近距離無線通信を行い、前記無線通信デバイスからのアドバタイズメントパケットを受信し、
    前記推定手段は前記受信したアドバタイズメントパケットの受信強度と前記アドバタイズメントパケットに設定された送信電力とに基づいて前記距離を推定することを特徴とする請求項4に記載の記録制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記認証印刷ジョブの印刷実行が選択された場合、認証印刷の実行中も、引き続き前記記録制御装置の周囲に前記他人がいるかどうかを監視し、
    前記認証印刷の実行中に前記記録制御装置の周囲に前記他人がいることが検出された場合、前記表示制御手段は前記選択画面を表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記印刷保留が選択された場合、既に印刷されて出力された記録媒体に加え、白紙を排紙させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録制御装置。
  8. 前記表示制御手段はさらに前記記録制御装置の周囲の状況を示すメッセージを表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の記録制御装置。
  9. 前記表示制御手段はさらに、前記記録制御装置と前記他人が所持する無線通信デバイスとの間の距離を表示することを特徴とする請求項8に記載の記録制御装置。
  10. 前記制御手段は、前記他人がいることが検出され、かつ、前記認証印刷ジョブの印刷実行が選択された場合に、該選択がなされた後の印刷を高速に行うよう前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録制御装置。
  11. 印刷ジョブに基づいて記録媒体に画像を記録する記録手段を制御する記録制御装置の記録制御方法であって、
    印刷ジョブを受信する受信工程と、
    前記受信工程において受信された印刷ジョブが認証処理を必要とする認証印刷ジョブであり、かつ、前記記録制御装置の周囲に前記認証印刷ジョブの認証処理の実行者以外の他人がいる場合、印刷実行又は印刷保留を受け付ける選択画面を表示する表示制御工程と、
    前記選択画面に対して入力された指示に従って、前記記録手段による前記認証印刷ジョブの印刷を制御する制御工程とを有することを特徴とすることを特徴とする記録制御方法。
  12. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の記録制御装置の各手段を実行させるプログラム。
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