JP2015022647A - 画像処理装置、ログイン制御方法及びログイン制御プログラム - Google Patents

画像処理装置、ログイン制御方法及びログイン制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】第1のユーザーが画像処理装置にログインし該装置を使用中に、第2のユーザーに対して割り込み的にログインを許可する画像処理装置において、第2のユーザーのログインにより第1のユーザーを単にログアウト状態にしてしまう場合の問題や、第2のユーザーの使用終了時に第1のユーザーをログイン状態に戻してしまう場合の問題を解決できる画像処理装置等を提供する。【解決手段】第1のユーザーの位置が自装置1から一定範囲内の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、記憶手段38に退避させた第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする。一方、第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲外の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とする。【選択図】 図5

Description

この発明は、第1のユーザーがログイン中に第2のユーザーが割り込んでログインすることが可能な画像処理装置、この画像処理装置におけるログイン制御方法及びログイン制御プログラムに関する。
多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripherals)と称される画像処理装置として、上記のように、第1のユーザーがログイン中に第2のユーザーが割り込んでログインすることが可能なものが知られている。
例えば、特許文献1には、認証管理時、あるユーザー(第1のユーザー)のログイン時にそのユーザーより使用優先権を有するユーザー(第2のユーザー)がログインしようとしたらそれを受け付け、その第1のユーザーの設定状態や中断情報などを退避しておき、第2のユーザーがログアウトしたときにその退避した状態に復帰する技術が開示されている。
また、特許文献2には、あるユーザー(第1のユーザー)の使用時に他のユーザー(第2のユーザー)が割り込んだ場合、第1のユーザーの中断情報を退避しておき、第2のユーザーが使用終了してログアウトしたときに、第1のユーザーをログイン状態に戻さずに認証待ち状態にして、第1のユーザーが認証したら退避した中断情報にて再開する技術が開示されている。
特開2010−122279号公報 特開2008−306528号公報
しかしながら、認証を受けた第1のユーザーがログインして装置を使用中に、第2のユーザーに対して割り込み的にログインを許可する従来の技術において、第2のユーザーのログインにより第1のユーザーを単にログアウト状態にしてしまうと、第2のユーザーの使用終了時に、第1のユーザーがすぐに使用再開したいとマシンの近くにいるにもかかわらず、再ログイン動作を行わなければならず煩わしかった。
逆に、第2のユーザーのログアウト時に第1のユーザーをログイン状態に戻してしまうと、第2のユーザーのログアウト時に、第1のユーザーが画像処理装置から遠く離れた場所にいる場合は、画像処理装置まで戻るのに時間がかかり、その間に他のユーザーが第1のユーザーとして画像処理装置を使用できてしまうという問題があった。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、第1のユーザーが画像処理装置にログインし該装置を使用中に、第2のユーザーに対して割り込み的にログインを許可する画像処理装置において、第2のユーザーのログインにより第1のユーザーを単にログアウト状態にしてしまう場合の問題や、第2のユーザーのログアウト時に第1のユーザーをログイン状態に戻してしまう場合の問題を解決できる画像処理装置を提供し、さらにはこの画像処理装置で実施されるログイン制御方法、及び画像処理装置のコンピュータに前記ログイン方法を実行させるためのログイン制御プログラムの提供を課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。
(1)ユーザー認証手段と、記憶手段と、前記ユーザー認証手段により認証を受けた第1のユーザーがログイン中に、第2のユーザーが前記ユーザー認証手段により認証を受けてログインしたとき、前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を前記記憶手段に退避して前記第2のユーザーをログイン状態にする制御手段と、前記制御手段によりログイン状態となされた前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記第1のユーザーの位置を該ユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知する位置検知手段と、前記位置検知手段により検知された第1のユーザーの位置が、自装置から一定範囲内の位置であるかどうかを判断する位置判断手段と、を備え、前記制御手段は、前記位置判断手段により前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とし、前記位置判断手段により前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲外の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とすることを特徴とする画像処理装置。
(2)前記位置検知手段は、前記第2のユーザーがログアウトするとき、第1及び第2のユーザー以外の第3のユーザーの位置を該第3のユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知し、前記位置判断手段は、前記第1のユーザーの位置が、前記位置検知手段により検知された前記第3のユーザーの位置よりも自装置に近いかどうかを判断し、前記制御手段は、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、かつ前記位置判断手段により前記第1のユーザーの位置が第3のユーザーの位置よりも自装置に近いと判断された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする前項1に記載の画像処理装置。
(3)自装置が設置された室内へのユーザーの入退室を管理する入退室管理装置の情報に基づいて、前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記第1のユーザーが前記室内に存在しているかどうかを判定する存在判定手段を備え、前記制御手段は、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、かつ前記存在判定手段により第1のユーザーが前記室内に居ると判定された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする前項1に記載の画像処理装置。
(4)自装置が設置された室内へのユーザーの入退室を管理する入退室管理装置の情報に基づいて、前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記室内に存在しているユーザーを判定する存在判定手段を備え、前記制御手段は、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、前記存在判定手段により第1のユーザーが前記室内に居ると判定され、かつ前記位置判断手段により前記第1のユーザーの位置が前記室内に居ると判定された前記第3のユーザーの位置よりも自装置に近いと判断された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする前項2に記載の画像処理装置。
(5)ユーザー認証ステップと、前記ユーザー認証ステップにおいて認証を受けた第1のユーザーがログイン中に、第2のユーザーが前記ユーザー認証ステップにおいて認証を受けてログインしたとき、前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を記憶手段に退避して前記第2のユーザーをログイン状態にする制御ステップと、前記制御ステップにおいてログイン状態となされた前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記第1のユーザーの位置を該ユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知する位置検知ステップと、前記位置検知ステップにおいて検知された第1のユーザーの位置が、自装置から一定範囲内の位置であるかどうかを判断する位置判断ステップと、を実行し、前記制御ステップでは、前記位置判断ステップにおいて前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とし、前記位置判断ステップにおいて前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲外の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とすることを特徴とする画像処理装置におけるログイン制御方法。
(6)ユーザー認証ステップと、前記ユーザー認証ステップにおいて認証を受けた第1のユーザーがログイン中に、第2のユーザーが前記ユーザー認証ステップにおいて認証を受けてログインしたとき、前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を記憶手段に退避して前記第2のユーザーをログイン状態にする制御ステップと、前記制御ステップにおいてログイン状態となされた前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記第1のユーザーの位置を該ユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知する位置検知ステップと、前記位置検知ステップにおいて検知された第1のユーザーの位置が、自装置から一定範囲内の位置であるかどうかを判断する位置判断ステップと、を画像処理装置のコンピュータに実行させ、前記制御ステップでは、前記位置判断ステップにおいて前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とし、前記位置判断ステップにおいて前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲外の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とする処理を前記コンピュータに実行させるためのログイン制御プログラム。
(7)前記位置検知ステップでは、前記第2のユーザーがログアウトするとき、第1及び第2のユーザー以外の第3のユーザーの位置を該ユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知し、前記位置判断ステップでは、前記第1のユーザーの位置が、前記位置検知ステップにおいて検知された前記第3のユーザーの位置よりも自装置に近いかどうかを判断し、前記制御ステップでは、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、かつ前記位置判断ステップにおいて前記第1のユーザーの位置が前記第3のユーザーの位置よりも自装置に近いと判断された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする処理を前記コンピュータに実行させる前項6に記載のログイン制御プログラム。
(8)自装置が設置された室内へのユーザーの入退室を管理する入退室管理装置の情報に基づいて、前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記第1のユーザーが前記室内に存在しているかどうかを判定する存在判定ステップを前記コンピュータにさらに実行させ、前記制御ステップでは、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、かつ前記存在判定ステップにおいて第1のユーザーが前記室内に居ると判定された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする処理を前記コンピュータに実行させる前項6に記載のログインプログラム。
(9)自装置が設置された室内へのユーザーの入退室を管理する入退室管理装置の情報に基づいて、前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記室内に存在しているユーザーを判定する存在判定ステップを前記コンピュータにさらに実行させ、前記制御ステップでは、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、前記存在判定手段ステップにおいて第1のユーザーが前記室内に居ると判定され、かつ前記位置判断ステップにおいて前記第1のユーザーの位置が前記室内に居ると判定された前記第3のユーザーの位置よりも自装置に近いと判断された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする処理を前記コンピュータに実行させる前項7に記載のログイン制御プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、ユーザー認証手段により認証を受けた第1のユーザーがログイン中に、第2のユーザーが前記ユーザー認証手段により認証を受けてログインしたとき、前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を前記記憶手段に退避して前記第2のユーザーをログイン状態にする。また、第2のユーザーがログアウトするとき、第1のユーザーの位置を該ユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知し、検知された第1のユーザーの位置が、自装置から一定範囲内の位置であるかどうかが判断される。
そして、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、記憶手段に退避させた第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする。一方、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲外の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とする。
つまり、第1のユーザーがすぐに使用再開するため自装置から一定範囲内にいる場合、換言すれば第1のユーザーが自装置の近くにいる場合は、第1のユーザーをログイン状態とするから、第1のユーザーは再ログイン動作を行う必要なく使用可能となり、操作性の良いものとなる。
逆に、第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲外の位置である場合、つまり第1のユーザーが自装置から遠く離れた場所にいるような場合は、第1のユーザーをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とするから、画像処理装置に戻るまでの間に他のユーザーが第1のユーザーとして画像処理装置を使用できてしまうという不都合を解消できる。
前項(2)に記載の発明によれば、第2のユーザーがログアウトするとき、第1及び第2のユーザー以外の第3のユーザーの位置を該ユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知するとともに、第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、かつ第1のユーザーの位置が第3のユーザーの位置よりも自装置に近いと判断された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、記憶手段に退避させた第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とするから、画像処理装置に戻るまでの間に第3のユーザーが画像処理装置を使用するのを確実に防止できる。
前項(3)に記載の発明によれば、第2のユーザーがログアウトするとき、第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、かつ第1のユーザーが自装置が設置された室内に居ると判定された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、記憶手段に退避させた第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とするから、第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であっても、第1のユーザーが自装置が設置された室内に居ない場合には、ログイン待ち状態にして、画像処理装置に戻るまでの間に他のユーザーが画像処理装置を使用するのを防止できる。
前項(4)に記載の発明によれば、第2のユーザーがログアウトするとき、第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、第1のユーザーが自装置が設置された室内に居ると判定され、かつ第1のユーザーの位置が前記室内に居ると判定された第3のユーザーの位置よりも自装置に近いと判断された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、記憶手段に退避させた第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とするから、画像処理装置に戻るまでの間に第3のユーザーが画像処理装置を使用するのを確実に防止できる。
前項(5)に記載の発明によれば、第2のユーザーがログアウトするとき、第1のユーザーが自装置の近くにいる場合は、第1のユーザーをログイン状態とするから、第1のユーザーは再ログイン動作を行う必要なく使用可能となり、操作性の良いものとなり、逆に、第1のユーザーが自装置から遠く離れた場所にいるような場合に、画像処理装置に戻るまでの間に他のユーザーが第1のユーザーとして画像処理装置を使用できてしまうという不都合を解消できる。
前項(6)に記載の発明によれば、第2のユーザーがログアウトするとき、第1のユーザーが自装置の近くにいる場合は、第1のユーザーをログイン状態とし、第1のユーザーが自装置から遠く離れた場所にいるような場合に、第1のユーザーをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とする処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(7)に記載の発明によれば、第2のユーザーがログアウトするとき、第1及び第2のユーザー以外の第3のユーザーの位置を該ユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知するとともに、第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、かつ第1のユーザーの位置が他のユーザーの位置よりも自装置に近いと判断された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とする処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(8)に記載の発明によれば、第2のユーザーがログアウトするとき、第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、かつ第1のユーザーが自装置が設置された室内に居ると判定された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とする処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(9)に記載の発明によれば、第2のユーザーがログアウトするとき、第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、第1のユーザーが自装置が設置された室内に居ると判定され、かつ第1のユーザーの位置が前記室内に居ると判定された第3のユーザーの位置よりも自装置に近いと判断された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とする処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 図1の画像処理装置の動作の一例を説明するための図である。 同じく図1の画像処理装置の動作の一例を説明するための図である。 同じく図1の画像処理装置の動作の一例を説明するための図である。 図2〜図4で説明した実施形態における画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の他の実施形態に係る画像処理装置の動作の一例を説明するための図である。 同じく他の実施形態に係る画像処理装置の動作の一例を説明するための図である。 図6及び図7で説明した実施形態における画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置1の構成を示すブロック図である。
この実施形態では、画像処理装置1として多機能デジタル複合機である前述したMFPが用いられている。なお、以下の説明では画像処理装置をMFPとも称す。
MFP1は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、不揮発RAM24、ハードディスク装置(HDD)38、モータードライバ25、IR(Image Reader)/ADF(Auto Document Feeder)モーター26、操作・表示部27、CCD(Charge Coupled Devices)28、USB(Universal Serial Bus)インターフェース29、NIC(Network Interface Card)30、画像処理チップ31、画像処理用RAM32、プリントエンジン33、TEL応答モジュール34、モデム35、公衆回線インターフェースモジュール36、認証モジュール37、認証装置3、無線通信部4などで構成される。
前記CPU21とROM22とRAM23と不揮発RAM24とで制御部が構成される。CPU21は、ROM22に保存されている制御プログラムをRAM23にコピーした後、RAM23上の制御プログラムに従って、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリント機能及びコピー機能などの各機能についての全体制御を行う。さらに、この実施形態では、ユーザーの自装置へのログイン状態を管理するとともに、ユーザーが所有する携帯端末装置の位置情報を取得して、携帯端末装置と自装置との距離換言すればユーザーと自装置との距離を算出し、その結果に応じてログイン状態を制御する等の制御を行うが、この点については後述する。
IR/ADFモーター26は、読取装置や自動原稿送り装置を駆動するモーターである。また、モータードライバ25は、IR/ADFモーター26を駆動制御する。
操作・表示部27は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)ディスプレイ上に、透明電極が格子状に配置された感圧式のタッチパネルと、ハードキーとで構成される。
画像処理チップ31は、CCD28で読み取られた原稿の画像データや、USBインターフェースを介してUSBメモリから取得された画像データや、NICを介して受信したユーザー端末等からのプリントデータに画像処理を実行する。画像処理後のデータはプリントエンジン部33により用紙に印刷される。
認証装置3は、ユーザーがログインするときに認証を行うものであり、インターフェースである認証モジュール37を介して接続されている。認証方式はユーザーIDやパスワード等の情報を操作パネルから入力する方式でも良いし、ICカード等に記載されたユーザー情報を非接触で読み取る方式でも良いし、指紋認証等の生体認証であっても良い。この実施形態では、認証装置3とユーザーが所有する携帯端末装置には、Felica等の非接触ICカード技術が組み込まれており、それによってユーザーが携帯端末装置を認証装置3に近付けることで、ユーザー情報を自動的に読み取るとともに、この読み取ったユーザー情報を記憶部38に記憶された各ユーザーの照合用の認証情報と比較して、認証をおこなうものとなされている。なお、各ユーザーの照合用の認証情報を外部装置に保存しておき、画像処理装置1が入力されたユーザー情報を外部装置に送信して、外部装置が照合を行い、その結果を受けて認証を行う形態であっても良い。
無線通信部4は、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))などの無線通信方式により、各ユーザーが所有する携帯端末装置と無線通信を行うものである。そして、CPU21は、携帯端末装置の位置情報を取得して、携帯端末装置と無線通信部4との距離を、特開2012−58089号に記載の技術により算出する。もしくは、自装置と携帯端末装置との距離を特開2012−146168号に記載の技術により算出する。
次に、図1に示した画像処理装置1が実行するログイン制御について、図2を参照して説明する。
まず、第1のユーザーであるユーザーAが、認証装置3による認証を受けてMFP1にログインしているものとし、ユーザーAのログイン中に、第2のユーザーであるユーザーBが認証を受けて割り込み的にログインするものとする。
このとき、MFP1はユーザーBのログインを許可し、ユーザーAの設定状態及び残ジョブ情報を記憶部38等に退避し、ユーザーBをログイン状態にする。
MFP1を使用したユーザーBがログアウトすると、そのときにMFP1は無線通信部4を介してユーザーAの携帯端末装置6と無線通信を行って、携帯端末装置6の位置情報を取得する。MFP1は、取得した携帯端末装置6の位置情報を基に、MFP1(無線通信部4)と携帯端末装置6(ユーザーA)との距離Xを求め、この求めた距離Xが予め設定された一定距離L以内であるかどうか、換言すればユーザーAの位置がMFP1からの距離L内の位置であるかどうかを判断する。
そして、ユーザーAの位置がMFP1からの距離L内であれば、ユーザーAはすぐにMFP1の操作を再開できるから、ユーザーAをログイン状態とすると共に、記憶部38等に退避させたユーザーAの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーAの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする。これにより、ユーザーAは再ログイン動作を行うことなくMFP1を使用でき、操作性が向上する。
一方、図3に示すように、ユーザーAの位置がMFP1からの距離L外の位置である場合は、ユーザーAがMFP1から遠い場所にいるから、ユーザーAをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とする。これにより、ログイン状態に復帰させた場合のように、ユーザーAがMFP1に戻るまでの間に他のユーザーCがユーザーAとしてMFP1を使用できてしまうという不都合を解消できる。
また、望ましくは、ユーザーBがログアウトしたときに、ユーザーAの携帯端末装置6との距離だけでなく、ユーザーA及びユーザーB以外の第3のユーザーC、Dの携帯端末装置6との距離を算出し、ユーザーAが一定距離L内に居たとしても、第3のユーザーの方がMFP1の近くに居る場合は、この第3のユーザーがユーザーAとしてMFP1を使用できる危険性が高まるので、ユーザーAをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とするのが良い。
つまり、図2に示すように、ユーザーAとMFP1との距離Xが、MFP1の最も近くにいる第3のユーザーCとMFP1との距離Yよりも小さい場合は、ユーザーAの方がMFP1の近くに居るので、ユーザーAをログイン状態とすると共に、記憶部38等に退避させたユーザーAの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーAの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする
一方、図4に示すように、ユーザーAとMFP1との距離X’が、MFP1の最も近くにいる第3のユーザーCとMFP1との距離Y’よりも大きい場合は、ユーザーAをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とするのが良い。
図5は、図2〜図4で説明した実施形態におけるMFP1の動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、MF1のCPU21がROM22に記録された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS01でユーザーAのログインを受け付け、ステップS02でユーザーAの使用を許可する。ステップS03では、ユーザーBが認証装置3を介してログインを実行したかどうかを判断する。ログインが実行されなければ(ステップS03でNO)、実行されるのを待つ。実行されると(ステップS03でYES)、ステップS04で、ユーザーAによるジョブの動作中かどうかを判断する。動作中でなければ(ステップS04でNO)、ステップS06に進む。動作中であれば(ステップS04でYES)、ステップS05でジョブの出力を停止した後、ステップS06に進む。
ステップS06では、ユーザーAによるモード設定途中の状態、すなわちデフォルトモードからの差異情報と、停止中ジョブ情報(残ジョブ情報)を記憶部38に退避する。ついで、ステップS07で、ユーザーAをログアウト状態とするとともに、ステップS08で、ユーザーBをログイン状態にする。そして、ステップS09で、ユーザーBの使用を許可する。
. その後、ステップS10でユーザーBのログアウトを待ち(ステップS10でNO)、ログアウトした場合は(ステップS10でYES)、ステップS11で、MFP1と登録ユーザーが所有する携帯端末装置6との距離を、無線通信部4を介した無線通信により算出する。無線通信にて検出されなかった携帯端末装置6のユーザーは対象外とする。そして、MFP1との距離が一定範囲内(L以内)にユーザーAが居て、かつB以外のユーザーも居るかどうかを判断する。
MFP1との距離が一定範囲内(L以内)にユーザーAが居て、かつB以外のユーザーも居る場合は(ステップS11でYES)、ステップS12で、ユーザーAはユーザーB以外で最もMFP1に近いかどうかを判断する。ユーザーAはユーザーB以外で最もMFP1に近い場合(ステップS12でYES)、ステップS13でユーザーAをログイン状態としたのち、ステップS14で、記憶部38に退避した状態を設定復帰し、同じく退避した停止中ジョブ情報を呼び戻して実行可能とする。
ユーザーAは再度のログイン操作を要求されることなく、例えばスタートボタンを押すことにより停止中ジョブを再開することができ、便利である。
一方、ステップS11で、MFP1との距離が一定範囲内(L以内)にユーザーAが居ない場合や(ステップS11でNO)、ステップS12で、ユーザーB以外でユーザーAよりも最もMFP1に近いユーザーが居る場合は(ステップS12でNO)、ステップS15で、ログイン状態とせずモードをリセットしログイン待ち状態とする。
なお、図5に示したフローチャートでは、ステップS11で、MFP1との距離が一定範囲内(L以内)にユーザーAが居て、かつB以外のユーザーも居るかどうかを判断したが、前述したように、MFP1との距離が一定範囲内(L以内)にユーザーAが居るかどうかのみを判断し、居る場合にはユーザーAをログイン状態に復帰させ、停止中ジョブを再開可能としても良い。
図6及び図7は、この発明の他の実施形態を示すもので、入退室管理を行う室内14にMFP1を設置し、MFP1のユーザー認証と入退室管理を連携させたシステムを上から見た構成図である。
このシステムでは、ネットワーク11下にMFP1や認証サーバー12が接続されている。また室内14の入りロに設けられた入退室管理装置13とも接続されており、ユーザーの入退室管理はMFP1の認証管理と同様に、認証サーバー12にて行われている。
図6において、例えばユーザーA〜DがMFP1の設置された室内14に入室すると、入室したことが入退室管理装置13により検出され、認証サーバー12により管理される。
まず、室内14に入室した第1のユーザーであるユーザーAが、認証装置3による認証を受けてMFP1にログインしているものとし、ユーザーAのログイン中に、第2のユーザーであるユーザーBが認証を受けて割り込み的にログインするものとする。
このとき、MFP1はユーザーBのログインを許可し、ユーザーAの設定状態及び残ジョブ情報を記憶部38等に退避し、ユーザーBをログイン状態にする。
MFPを使用したユーザーBがログアウトすると、そのときにMFP1は無線通信部4を介してユーザーAの携帯端末装置6と無線通信を行って、携帯端末装置6の位置情報を取得する。MFP1は、取得した携帯端末装置6の位置情報を基に、MFP1(無線通信部4)と携帯端末装置6(ユーザーA)との距離Xを求め、この求めた距離Xが予め設定された一定距離L以内であるかどうか、換言すればユーザーAの位置がMFP1からの距離L内であるかどうかを判断する。
そして、ユーザーAが室内14に居て、その位置がMFP1からの距離L内であれば、ユーザーAはすぐにMFP1の操作を再開できるから、ユーザーAをログイン状態とすると共に、記憶部38等に退避させたユーザーAの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーAの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする。これにより、ユーザーAは再ログイン動作を行う必要はなくなり、操作性が向上する。
一方、図7に示すように、ユーザーAの位置がMFP1からの距離L内の位置であっても、ユーザーAが室内14に居ない場合は、ユーザーAがすぐにはMFP1に戻れないから、ユーザーAをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とする。これにより、ログイン状態に復帰させた場合のように、ユーザーAがMFPに戻るまでの間に他のユーザーCがユーザーAとしてMFP1を使用できてしまうという不都合を解消できる。
また、望ましくは、ユーザーBがログアウトしたときに、ユーザーAの携帯端末装置6との距離だけでなく、ユーザーA及びユーザーB以外の室内14に居る第3のユーザーC、Dの携帯端末装置6との距離を算出し、ユーザーAが室内14でかつMFP1から一定距離L内に居たとしても、第3のユーザーの方がMFP1の近くに居る場合は、この第3のユーザーがユーザーAとしてMFP1を使用できる危険性が高まるので、ユーザーAをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とするのが良い。
つまり、図6に示すように、ユーザーAとMFP1との距離Xが、MFP1の最も近くにいる第3のユーザーCと無線通信部4との距離Yよりも小さい場合は、ユーザーAの方がMFP1の近くに居るので、ユーザーAをログイン状態とすると共に、記憶部38等に退避させたユーザーAの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーAの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする
一方、図7に示すように、ユーザーAがたとえ室内14に居たとしても、MFP1との距離X’が、MFP1の最も近くにいる第3のユーザーCと無線通信部4との距離Y’よりも大きい場合は、ユーザーAをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とするのが良い。
図8は、図6及び図7で説明した実施形態におけるMFP1の動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、MF1のCPU21がROM22に記録された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS21で、既に室内14に入室したユーザーAのログインを受け付け、ステップS22でユーザーAの使用を許可する。ステップS23では、室内14に入室しているユーザーBが認証装置3を介してログインを実行したかどうかを判断する。ログインが実行されなければ(ステップS23でNO)、実行されるのを待つ。実行されると(ステップS23でYES)、ステップS24で、ユーザーAによるジョブの動作中かどうかを判断する。動作中でなければ(ステップS24でNO)、ステップS26に進む。動作中であれば(ステップS24でYES)、ステップS25でジョブの出力を停止した後、ステップS26に進む。
ステップS26では、ユーザーAによるモード設定途中の状態、すなわちデフォルトモードからの差異情報と、停止中ジョブ情報(残ジョブ情報)を記憶部38に退避する。ついで、ステップS27で、ユーザーAをログアウト状態とするとともに、ステップS28で、ユーザーBをログイン状態にする。そして、ステップS29で、ユーザーBの使用を許可する。
. その後、ステップS30でユーザーBのログアウトを待ち(ステップS30でNO)、ログアウトした場合は(ステップS30でYES)、ステップS31で、MFP1と登録ユーザーが所有する携帯端末装置6との距離を、無線通信部4を介した無線通信により算出する。無線通信にて検出されなかった携帯端末装置6のユーザーは対象外とする。そして、MFP1との距離が一定範囲内(L以内)にユーザーAが居て、かつB以外のユーザーも居るかどうかを判断する。
MFP1との距離が一定範囲内(L以内)にユーザーAが居て、かつB以外のユーザーも居る場合は(ステップS31でYES)、ステップS32で、ユーザーAはユーザーB以外で最もMFP1に近いかどうかを判断する。ユーザーAはユーザーB以外で最もMFP1に近い場合(ステップS32でYES)、ステップS33で、ユーザーAが室内に居るかどうかを判定し、室内に居る場合(ステップS33でYES)、ステップS34でユーザーAをログイン状態としたのち、ステップS35で、記憶部38に退避した状態を設定復帰し、同じく退避した停止中ジョブ情報を呼び戻して実行可能とする。
ユーザーAは再度のログイン操作を要求されることなく、例えばスタートボタンを押すことにより停止中ジョブを再開することができる。
一方、ステップS31で、MFP1との距離が一定範囲内(L以内)にユーザーAが居ない場合や(ステップS11でNO)、ステップS32で、ユーザーB以外でユーザーAよりも最もMFP1に近いユーザーが居る場合や(ステップS32でNO)、ステップS33で、ユーザーAが室内14にいない場合は(ステップS33でNO)、ステップS36で、ログイン状態とせずモードをリセットしログイン待ち状態とする。
なお、図8に示したフローチャートでは、ステップS31で、MFP1との距離が一定範囲内(L以内)にユーザーAが居て、かつB以外のユーザーも居るかどうかを判断したが、前述したように、MFP1との距離が一定範囲内(L以内)にユーザーAが居るかどうかと、ステップS33でユーザーAが室内14に居るかどうかを判断し、一定範囲内でかつ室内に居る場合にはユーザーAをログイン状態に復帰させ、停止中ジョブを再開可能としても良い。
1 画像処理装置
3 認証装置
4 無線通信部
6 携帯端末装置
11 ネットワーク
12 認証サーバー
13 入退室管理装置
14 室内
21 CPU
38 記憶部

Claims (9)

  1. ユーザー認証手段と、
    記憶手段と、
    前記ユーザー認証手段により認証を受けた第1のユーザーがログイン中に、第2のユーザーが前記ユーザー認証手段により認証を受けてログインしたとき、前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を前記記憶手段に退避して前記第2のユーザーをログイン状態にする制御手段と、
    前記制御手段によりログイン状態となされた前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記第1のユーザーの位置を該ユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知する位置検知手段と、
    前記位置検知手段により検知された第1のユーザーの位置が、自装置から一定範囲内の位置であるかどうかを判断する位置判断手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記位置判断手段により前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とし、前記位置判断手段により前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲外の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とすることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記位置検知手段は、前記第2のユーザーがログアウトするとき、第1及び第2のユーザー以外の第3のユーザーの位置を該第3のユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知し、
    前記位置判断手段は、前記第1のユーザーの位置が、前記位置検知手段により検知された前記第3のユーザーの位置よりも自装置に近いかどうかを判断し、
    前記制御手段は、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、かつ前記位置判断手段により前記第1のユーザーの位置が第3のユーザーの位置よりも自装置に近いと判断された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 自装置が設置された室内へのユーザーの入退室を管理する入退室管理装置の情報に基づいて、前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記第1のユーザーが前記室内に存在しているかどうかを判定する存在判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、かつ前記存在判定手段により第1のユーザーが前記室内に居ると判定された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 自装置が設置された室内へのユーザーの入退室を管理する入退室管理装置の情報に基づいて、前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記室内に存在しているユーザーを判定する存在判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、前記存在判定手段により第1のユーザーが前記室内に居ると判定され、かつ前記位置判断手段により前記第1のユーザーの位置が前記室内に居ると判定された前記第3のユーザーの位置よりも自装置に近いと判断された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. ユーザー認証ステップと、
    前記ユーザー認証ステップにおいて認証を受けた第1のユーザーがログイン中に、第2のユーザーが前記ユーザー認証ステップにおいて認証を受けてログインしたとき、前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を記憶手段に退避して前記第2のユーザーをログイン状態にする制御ステップと、
    前記制御ステップにおいてログイン状態となされた前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記第1のユーザーの位置を該ユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知する位置検知ステップと、
    前記位置検知ステップにおいて検知された第1のユーザーの位置が、自装置から一定範囲内の位置であるかどうかを判断する位置判断ステップと、
    を実行し、
    前記制御ステップでは、前記位置判断ステップにおいて前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とし、前記位置判断ステップにおいて前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲外の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とすることを特徴とする画像処理装置におけるログイン制御方法。
  6. ユーザー認証ステップと、
    前記ユーザー認証ステップにおいて認証を受けた第1のユーザーがログイン中に、第2のユーザーが前記ユーザー認証ステップにおいて認証を受けてログインしたとき、前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を記憶手段に退避して前記第2のユーザーをログイン状態にする制御ステップと、
    前記制御ステップにおいてログイン状態となされた前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記第1のユーザーの位置を該ユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知する位置検知ステップと、
    前記位置検知ステップにおいて検知された第1のユーザーの位置が、自装置から一定範囲内の位置であるかどうかを判断する位置判断ステップと、
    を画像処理装置のコンピュータに実行させ、
    前記制御ステップでは、前記位置判断ステップにおいて前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とし、前記位置判断ステップにおいて前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲外の位置であると判断された場合、第1のユーザーをログイン状態にせず、ログイン待ち状態とする処理を前記コンピュータに実行させるためのログイン制御プログラム。
  7. 前記位置検知ステップでは、前記第2のユーザーがログアウトするとき、第1及び第2のユーザー以外の第3のユーザーの位置を該ユーザーが所有する携帯端末装置からの情報に基づいて検知し、
    前記位置判断ステップでは、前記第1のユーザーの位置が、前記位置検知ステップにおいて検知された前記第3のユーザーの位置よりも自装置に近いかどうかを判断し、
    前記制御ステップでは、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、かつ前記位置判断ステップにおいて前記第1のユーザーの位置が前記第3のユーザーの位置よりも自装置に近いと判断された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする処理を前記コンピュータに実行させる請求項6に記載のログイン制御プログラム。
  8. 自装置が設置された室内へのユーザーの入退室を管理する入退室管理装置の情報に基づいて、前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記第1のユーザーが前記室内に存在しているかどうかを判定する存在判定ステップを前記コンピュータにさらに実行させ、
    前記制御ステップでは、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、かつ前記存在判定ステップにおいて第1のユーザーが前記室内に居ると判定された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする処理を前記コンピュータに実行させる請求項6に記載のログインプログラム。
  9. 自装置が設置された室内へのユーザーの入退室を管理する入退室管理装置の情報に基づいて、前記第2のユーザーがログアウトするとき、前記室内に存在しているユーザーを判定する存在判定ステップを前記コンピュータにさらに実行させ、
    前記制御ステップでは、前記第1のユーザーの位置が自装置から一定範囲内の位置であり、前記存在判定手段ステップにおいて第1のユーザーが前記室内に居ると判定され、かつ前記位置判断ステップにおいて前記第1のユーザーの位置が前記室内に居ると判定された前記第3のユーザーの位置よりも自装置に近いと判断された場合に限り、第1のユーザーをログイン状態とすると共に、前記記憶手段に退避させた前記第1のユーザーの設定状態及び残ジョブ情報を呼び戻し、ユーザーの設定状態を復帰させ残ジョブを実行可能とする処理を前記コンピュータに実行させる請求項7に記載のログイン制御プログラム。
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