JP2008259138A - 画像読取装置及び画像読取装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】機密文書のスキャンを実行している最中にユーザが装置から離れることにより、機密文書が装置に放置された状態となることを防ぐこと。
【解決手段】原稿を光学的に走査し電子情報に変換する画像読取装置1であって、原稿の読取を実行する撮像部102と、撮像部102を制御し、原稿センサ104の検出結果に基づいてユーザが装置周辺にいるか否か判断するエンジン制御部113とを有し、エンジン制御部113は、ユーザが装置周辺にいると判断することにより、撮像部102に原稿の読取を実行させることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】原稿を光学的に走査し電子情報に変換する画像読取装置1であって、原稿の読取を実行する撮像部102と、撮像部102を制御し、原稿センサ104の検出結果に基づいてユーザが装置周辺にいるか否か判断するエンジン制御部113とを有し、エンジン制御部113は、ユーザが装置周辺にいると判断することにより、撮像部102に原稿の読取を実行させることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像読取装置及び画像読取装置の制御方法に関し、特にユーザ認証機能を有する画像読取装置に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、紙媒体に記載されている情報を電子化するスキャナ等の画像読取装置は欠かせない機器となっている。このような画像読取装置においては、読取文書のセキュリティとユーザの利便性とを考慮し、ユーザID及びパスワードによる認証処理を行うと共に、読み取った文書を参照可能なユーザIDの登録も行うことにより、文書を参照する際に毎回パスワード入力するような不便性を解消する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−222141号公報
しかしながら、特許文献1の例においては、電子化された文書のセキュリティにのみ注目しており、元の紙媒体に記載されている情報のセキュリティについては、何ら考慮されていない。従って、正当な権限を有するユーザが認証にパスしてスキャンを開始した後、装置から離れてしまった場合、ADFにセットされている原稿やスキャンし終わった原稿は放置された状態となってしまう。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、機密文書のスキャンを実行している最中にユーザが装置から離れることにより、機密文書が装置に放置された状態となることを防ぐことを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、原稿を光学的に走査し電子情報に変換する画像読取装置であって、前記原稿の読取を実行する原稿読取手段と、前記原稿読取手段を制御する制御手段と、ユーザが装置周辺にいるか否か判断するユーザ確認手段とを有し、前記制御手段は、前記ユーザ確認手段がユーザが装置周辺にいると判断することにより、前記原稿読取手段に前記原稿の読取を実行させることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記ユーザ確認手段は、前記原稿読取手段によって読取が実行された読取済み原稿を排出する排紙部に原稿があるか否かを検出する原稿検知センサを有し、前記原稿検知センサが前記排紙部が空であることを検出した場合に、ユーザが装置周辺にいると判断することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記原稿の読取実行を指示する読取実行ボタンを更に有し、前記ユーザ確認手段は、前記読取実行ボタンが押下状態である場合に、ユーザが装置周辺にいると判断することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、当該画像読取装置周辺の人体を検知する人体検知センサを更に有し、前記ユーザ確認手段は、前記人体検知センサの検知状態に応じてユーザが装置周辺にいるか否か判断することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4いずれか1項に記載の画像読取装置において、給紙台に載置された原稿を前記原稿読取手段に1枚づつ搬送する原稿自動搬送手段を更に有し、前記制御手段は、前記給紙台に載置された原稿の枚数が所定の枚数以上である場合、前記ユーザ確認手段がユーザが装置周辺にいると判断することにより、前記原稿読取手段に複数回連続して前記原稿の読取を実行させることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像読取装置において、前記所定の枚数が変更可能であることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の画像読取装置において、前記原稿読取手段に連続して原稿の読取を実行させる回数が変更可能であることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項5乃至7いずれか1項に記載の画像読取装置において、前記原稿読取手段に連続して原稿の読取を実行させる回数を前記給紙台に載置された原稿の枚数に基づいて決定することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8いずれか1項に記載の画像読取装置において、当該画像読取装置を操作するユーザの権限を承認するユーザ認証手段を更に有し、前記制御手段は、ユーザが装置周辺にいると前記ユーザ確認手段が判断し、前記ユーザ認証手段がユーザを承認した場合に前記原稿読取手段に前記原稿の読取を実行させることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、原稿を光学的に走査し電子情報に変換する画像読取装置の制御方法であって、前記原稿の読取実行指示を受信し、読取が実行された読取済み原稿を排出する排紙部に原稿があるか否かを確認し、前記排紙部が空であることを検出した場合に、前記原稿の読取を実行することを特徴とする。
本発明によれば、機密文書のスキャンを実行している最中にユーザが装置から離れることにより、機密文書が装置に放置された状態となることを防ぐことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本発明は、原稿を搬送して読取(スキャン)を行う画像読取装置において、原稿の搬送若しくは画像の読取を実行するための条件として、ユーザが装置の近傍にいなければ満たされないような条件を設定することにより、ユーザに対して文書のスキャン実行中に画像読取装置近傍にいるように促すものである。
本発明は、原稿を搬送して読取(スキャン)を行う画像読取装置において、原稿の搬送若しくは画像の読取を実行するための条件として、ユーザが装置の近傍にいなければ満たされないような条件を設定することにより、ユーザに対して文書のスキャン実行中に画像読取装置近傍にいるように促すものである。
(実施例1)
図1は、本実施例に係る画像読取装置1の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例に係る画像読取装置1は、スキャナエンジン100、コントローラ110、ホストインターフェース105及びディスプレイパネル106を有する。また、スキャナエンジン100は、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)101、撮像部102、排紙トレイ103及び原稿センサ104を有する。更に、コントローラ110は、主制御部111、入力制御部112及びエンジン制御部113を有する。尚、図2においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙の流れを破線の矢印で示している。スキャナエンジン100は、コントローラ110の制御に従って実際に画像読取を実行する。具体的には、ADF101上に載置された原稿がコントローラ110の制御に従って原稿読取手段として動作する撮像部102に搬送され、撮像部102によってスキャンされた後、読取済みの原稿を排出する排紙トレイ103に排紙される。原稿センサ104は、排紙トレイ103に原稿があるか否かを検出するセンサである。
図1は、本実施例に係る画像読取装置1の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例に係る画像読取装置1は、スキャナエンジン100、コントローラ110、ホストインターフェース105及びディスプレイパネル106を有する。また、スキャナエンジン100は、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)101、撮像部102、排紙トレイ103及び原稿センサ104を有する。更に、コントローラ110は、主制御部111、入力制御部112及びエンジン制御部113を有する。尚、図2においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙の流れを破線の矢印で示している。スキャナエンジン100は、コントローラ110の制御に従って実際に画像読取を実行する。具体的には、ADF101上に載置された原稿がコントローラ110の制御に従って原稿読取手段として動作する撮像部102に搬送され、撮像部102によってスキャンされた後、読取済みの原稿を排出する排紙トレイ103に排紙される。原稿センサ104は、排紙トレイ103に原稿があるか否かを検出するセンサである。
コントローラ110は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM(Read Only Memory)やEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)並びに磁気ディスクや光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU(Central Processing Unit)の制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ110が構成される。コントローラ110は、夫々の機能別に主制御部111、入力制御部112及びエンジン制御部113を有する。
主制御部111は、コントローラ101に含まれる各制御部全体を制御する役割を担い、入力制御部112が受信若しくは生成した信号に基づいて入力制御部112やエンジン制御部113に命令を与え若しくは信号を送信する。入力制御部112は、ホストI/F105を介して入力される印刷ジョブやディスプレイパネル106からユーザによって入力する操作情報を主制御部111に入力すると共に、主制御部の命令に従ってディスプレイパネル106に情報表示を行い若しくはホストI/F105を介してホスト装置に情報を送信する。エンジン制御部113は、主制御部111の命令に従ってADF400に含まれる原稿給紙台及び搬送ローラを駆動し、撮像部102上に読み取り原稿を搬送すると共に、撮像部102を駆動してCCD(Charge Coupled Devices)等の光電変換素子により読み取り原稿の光学情報を電気信号に変換する。
この様な画像読取装置1において、本実施例の要旨は原稿センサ104の検出状態、即ち、排紙トレイ103上に原稿があるか否かを検出し、その検出結果に従ってADF101及び撮像部102を制御することにある。以下に、本実施例に係る画像読取装置1の動作について説明する。図2は、本実施例に係る画像読取装置1の動作を示すフローチャ−トである。図2に示すように、画像読取装置1において主制御部111の制御によりスキャンが開始されると(S201)、エンジン制御部113は原稿センサ104の検出状態を参照し(S202)、排紙トレイ103上に原稿があるか否か確認する。排紙トレイ103上に原稿がある(原稿センサON)と判断されれば(S202)、エンジン制御部113は主制御部111にその旨を示す信号を送信し、その信号を受信した主制御部111は、入力制御部112にディスプレイパネル106への警告画面表示を実行させる(S203)。
S203において警告画面が表示された後、ユーザにより排紙トレイ103上の原稿が取り除かれ、原稿センサ104の検出状態がOFF、即ち排紙トレイ103上に原稿がないと判断されれば(S204)、エンジン制御部113は、ADF101を駆動して1枚の原稿を撮像部102に搬送すると共に、撮像部102を駆動して1ページ分のスキャンを実行する(S205)。また、S202において、排紙トレイ103上に原稿がないと判断された場合(S202)も、同様に1ページ分のスキャンを実行する(S205)。1ページ分のスキャンを実行した後、ADF101に原稿が残っておらず、全ページのスキャンが終了していれば(S206)、処理を終了する。他方、全ページのスキャンが終了していなければ(S206)、S202に戻り、排紙トレイ上の原稿の有無確認からの処理を繰り返す。
この様に、本実施例に係る画像読取装置1は、コントローラ110のエンジン制御部113が原稿センサ104の検出状態に応じてスキャンの実行/中断を制御することが可能であり、排紙トレイ103が空になっていることがスキャンのスタート若しくは続行の必要条件となる。即ち、原稿センサ104及びエンジン制御部113がユーザ確認手段として機能し、エンジン制御部113は、排紙トレイ103が空である場合にユーザが画像読取装置1の周辺にいると判断する。そして、エンジン制御部113は、排紙トレイ103が空でありユーザが画像読取装置1の周辺にいると判断することにより、スキャナエンジン100を駆動し、原稿の読取を実行させる。
これにより、ユーザは、複数枚の書類原稿をスキャンする場合、1枚のスキャンが終了する毎に排紙トレイ103から原稿を取り除く必要がある。従って、ユーザは、複数枚の原稿のスキャンを完了するためには、スキャンを実行している間、画像読取装置1の周辺にいることを余儀なくされる。即ち、ユーザに対して文書のスキャン実行中に画像読取装置近傍にいるように促すことができるため、機密文書のスキャンに際して、文書が装置に放置され、権限を持たない他のユーザが文書を不正に閲覧することによる情報の漏洩を防ぐことが可能となる。
尚、上記の説明においては、原稿センサ104の検出状態がONであり、排紙トレイ103上に原稿があると判断された場合の処理として、ディスプレイパネル106への画面表示による視覚的な警告を例として説明したが、この他、音声による警告等、他の手段による警告でも良く、またそれらを組み合わせた警告でも良い。更に、上記の説明においては警告を表示する例を説明したが、特に警告等は行わず、スキャンの実行を待機するのみでも良い。
(実施例2)
実施例1においては、ユーザが装置近傍にいるか否かの判断をする根拠として、排紙トレイ103に原稿がある場合にスキャンを開始しない若しくは中断し、原稿1枚のスキャン毎に排紙トレイ103に原稿があるか否かを確認する例を説明した。本実施例においては、この排紙トレイ103に原稿があるか否かの確認を、複数枚の原稿のスキャン毎に実施する例を説明する。尚、実施例1と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。実施例1の画像読取装置は、原稿1枚のスキャン毎に排紙トレイから原稿を取り除く手間をユーザに要求することにより、ユーザに対してスキャン動作中は装置近傍にいるように促すものであるが、これは必ずしも原稿1枚のスキャン毎に行う必要はなく、複数枚に一度そのような処理を求めるようにしても良い。特に、大量の原稿をスキャンする場合、ユーザは原稿1枚のスキャン毎に排紙トレイから原稿を取り除く必要があり、非常に手間となる。本実施例に係る画像読取装置は、ADF101にセットされた読取原稿の枚数に応じて、排紙トレイ103に原稿があるか否かの確認頻度を変更することにある。
実施例1においては、ユーザが装置近傍にいるか否かの判断をする根拠として、排紙トレイ103に原稿がある場合にスキャンを開始しない若しくは中断し、原稿1枚のスキャン毎に排紙トレイ103に原稿があるか否かを確認する例を説明した。本実施例においては、この排紙トレイ103に原稿があるか否かの確認を、複数枚の原稿のスキャン毎に実施する例を説明する。尚、実施例1と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。実施例1の画像読取装置は、原稿1枚のスキャン毎に排紙トレイから原稿を取り除く手間をユーザに要求することにより、ユーザに対してスキャン動作中は装置近傍にいるように促すものであるが、これは必ずしも原稿1枚のスキャン毎に行う必要はなく、複数枚に一度そのような処理を求めるようにしても良い。特に、大量の原稿をスキャンする場合、ユーザは原稿1枚のスキャン毎に排紙トレイから原稿を取り除く必要があり、非常に手間となる。本実施例に係る画像読取装置は、ADF101にセットされた読取原稿の枚数に応じて、排紙トレイ103に原稿があるか否かの確認頻度を変更することにある。
本実施例に係る画像読取装置1の全体構成は概ね図1に示す実施例1と同様である。ここで、本実施例に係るADF101は、セットされた読取原稿の枚数を検出する機能を更に有する。ADF101にセットされた読取原稿の枚数を検出する機能の例としては、読取原稿の束の厚みを検出し、その厚みに基づいて原稿の枚数を判断する例などが挙げられる。次に、図3を参照して、本実施例に係る画像読取装置1の動作を説明する。図3は、本実施例に係る画像読取装置1の動作を示すフローチャートである。図3の説明においては、ADF101にセットされた読取原稿の枚数が所定枚数以上の場合、原稿2枚のスキャン毎に排紙トレイ103に原稿があるか否か確認する例を説明する。図3に示すように、画像読取装置1において主制御部111の制御によりスキャンが開始されると(S301)、エンジン制御部113は原稿センサ104の検出状態を参照し(S302)、排紙トレイ103上に原稿があるか否か確認する。排紙トレイ103上に原稿があると判断されれば(S302)、エンジン制御部113は主制御部111にその旨を示す信号を送信し、その信号を受信した主制御部111は、入力制御部112にディスプレイパネル106への警告画面表示を実行させる(S303)。
S303において警告画面が表示された後、ユーザにより排紙トレイ103上の原稿が取り除かれ、原稿センサ104の検出状態がOFF、即ち排紙トレイ103上に原稿がないと判断されれば(S304)、次に、エンジン制御部113はADF101にセットされた読取原稿の枚数と、予め定められた所定の枚数とを比較し、読取原稿の枚数が所定枚数以上であるか否か判断する(S305)。S305の判断の結果、読取原稿の枚数が所定枚数以上であれば、エンジン制御部113は、ADF101及び撮像部102を駆動し、原稿2枚分のスキャンを実行する(S306)。他方、S305の判断の結果、読み取り原稿の枚数が所定枚数未満であれば、エンジン制御部113は原稿1枚分のスキャンを実行するように、ADF101及び撮像部102を駆動する(S307)。エンジン制御部113がADF101及び撮像部102を駆動してスキャンを実行した後、ADF101に原稿が残っておらず、全ページのスキャンが終了していれば(S308)、処理を終了する。他方、全ページのスキャンが終了していなければ(S308)、S302に戻り、排紙トレイ上の原稿の有無確認からの処理を繰り返す。
この様に、本実施例に係る画像読取装置1は、ADF101にセットされた読取原稿が所定枚数以下の場合、複数枚(本例においては2枚)の原稿を連続してスキャンする毎に原稿センサ104の検出状態を確認することにより、排紙トレイ103上に原稿があるか否か判断する。換言すると、エンジン制御部113は、排紙トレイ103が空でありユーザが画像読取装置1の周辺にいると判断することにより、スキャナエンジン100を駆動し、原稿の読取を複数回(本例においては2回)連続して実行させる。これにより、大量の原稿をスキャンする場合等に、ユーザに対して装置近傍にいることを促す機能は保ったまま、ユーザが排紙トレイ103から原稿を取り出す手間を軽減することが可能となる。
尚、上記の説明においては、2枚の原稿をスキャンする毎に原稿センサ104の検出状態を確認する、即ち排紙トレイ確認頻度が2枚である例を説明したが、この排紙トレイ確認頻度は必ずしも2枚毎である必要はなく、3枚以上であっても良い。また、この排紙トレイ確認頻度をユーザに要求することになる原稿取り出し回数の上限に基づいて決定することも出来る。例えば、ユーザに要求する原稿取り出し回数を5回として定めた場合、ADF101にセットされた原稿の枚数(N枚)を5で割り、その商(端数切り上げ)を排紙トレイ確認頻度とすることができる。この様な場合、読取原稿が5枚の場合までは1枚毎に排紙トレイ確認処理が実行され、その後6枚〜10枚の場合は2枚毎、11枚〜15枚の場合は3枚毎に排紙トレイ確認処理が実行される。このユーザに要求する原稿取り出し回数の指定は、予めコントローラ110に定められていても良いし、ユーザが個別に指定しても良い。この指定はディスプレイパネル106から行っても良いし、ホストI/F105を介してホスト装置から行っても良い。また、ユーザに要求することになる原稿取り出し回数に関わらず、ADF101にセット(載置)された原稿の枚数に応じて確認頻度の枚数、即ち、排紙トレイ確認処理を行うことなく連続して原稿の読取を実行する回数を決定しても良い。
その他、排紙トレイ確認頻度となる枚数をユーザが個別に指定しても良い。尚、排紙トレイ確認頻度として設定される枚数が多くなると、ユーザに対して装置近傍にいることを促す効果が薄れてしまうため、排紙トレイ確認頻度の枚数を直接指定する場合や、ADF101にセットされた原稿の枚数に応じて確認頻度を決定する場合においても、その枚数に上限を定めておくことが好ましい。また、上記の説明においては、図3に示すように、複数枚のスキャンを行う毎に排紙トレイ確認処理を実行する処理の流れを説明したが、これ以外にも、例えば2枚毎に排紙トレイ確認処理を実行する場合、1枚のスキャン毎に奇数ページであるか偶数ページであるかを判断し、奇数若しくは偶数ページの場合にのみ排紙トレイ確認処理を実行する処理の流れとしても良い。3枚以上の場合であれば、1枚スキャンする毎にカウントを行い、3枚カウントされた時点で排紙トレイ確認処理を実行すると共にカウンタをリセットすることにより、実現可能である。
(実施例3)
実施例1においては、排紙トレイ103に原稿がないことをもって、ユーザが装置近傍にいると判断し、スキャンのスタート若しくは続行の条件とする例を説明した。本実施例においては、スキャンのスタート若しくは続行の条件として他の条件を要求する例を説明する。尚、実施例1と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。実施例1の画像読取装置は、ユーザに対してスキャン動作中は装置近傍にいるように促すための一態様として、原稿1枚のスキャン毎に排紙トレイから原稿を取り除く手間をユーザに要求するものである。本実施例に係る画像読取装置の要旨は、排紙トレイからの原稿の取り出し以外の態様によってスキャン実行中に、ユーザが装置近傍にいることを確認することにある。
実施例1においては、排紙トレイ103に原稿がないことをもって、ユーザが装置近傍にいると判断し、スキャンのスタート若しくは続行の条件とする例を説明した。本実施例においては、スキャンのスタート若しくは続行の条件として他の条件を要求する例を説明する。尚、実施例1と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。実施例1の画像読取装置は、ユーザに対してスキャン動作中は装置近傍にいるように促すための一態様として、原稿1枚のスキャン毎に排紙トレイから原稿を取り除く手間をユーザに要求するものである。本実施例に係る画像読取装置の要旨は、排紙トレイからの原稿の取り出し以外の態様によってスキャン実行中に、ユーザが装置近傍にいることを確認することにある。
図4は、本実施例に係る画像読取装置2の全体構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施例に係る画像読取装置2は、実施例1において説明した図1に示す画像読取装置1が有する構成に加えて、ディスプレイパネル106に設けられた読取実行ボタン107を有する。読取実行ボタン107は、ユーザが装置近傍にいることをコントローラ110に認識させるためのボタンである。即ち、ユーザは装置近傍にいなければ、読取実行ボタン107を押下することもできないため、コントローラ110は、読取実行ボタン107が押下状態であることをもってユーザが装置近傍にいると判断する。即ち、本実施例においては、読取実行ボタン107及びコントローラ110がユーザ確認手段として機能する。ディスプレイパネル106は、読取実行ボタン107の押下に従って入力制御部112に読取実行信号を送信する。この読取実行信号は、読取実行ボタン107の押下に伴って発信され、読取実行ボタン107の押下が解除された場合は直ちに信号の発信も停止する。入力制御部112は、読取実行信号を受信すると、主制御部111にその信号を転送する。
次に、本実施例に係る画像読取装置2の動作について説明する。本実施例に係る画像読取装置2を用いて原稿をスキャンする場合、ユーザはADF101に原稿をセットしてスキャン開始を指示した後、読取実行ボタン107を押下する。主制御部111は、入力制御部112からスキャン開始の信号を受信することにより、エンジン制御部113を制御してスキャナエンジン100のアイドリング開始等を実行するが、スキャンの実行までは指示せず、入力制御部112から読取実行信号が送信されるのを待つ。そして、主制御部11は、入力制御部112から読取実行信号を受信すると、その信号をエンジン制御部113に転送し、エンジン制御部113がスキャナエンジン100を駆動してスキャンを実行する。主制御部111からエンジン制御部113への読取実行信号の入力は、入力制御部112から主制御部111へ読取実行信号が送信されている間は継続して実行されている。エンジン制御部113は主制御部111から読取実行信号を受信している間、スキャナエンジン100を駆動してスキャンを実行する。即ち、ADF101にセットされた原稿のスキャンが全て終了する前であっても、読取実行ボタン107の押下が解除され、入力制御部112から主制御部111ひいてはエンジン制御部113への読取実行信号の送信が停止すると、エンジン制御部113はスキャナユニット100の駆動を停止する。
この様に、本実施例に係る画像読取装置2は、読取実行ボタン107が押下されていることをもって、ユーザが装置近傍にいると判断し、スキャンを実行する。これにより、ユーザは画像読取装置2に対してスキャンの実行を指示した後、読取実行ボタン107を押下していなければスキャンを完了することができない。従って、ユーザに対してスキャン実行中も装置近傍にいるように促すことができる。また、排紙トレイ103からの原稿の取り出しではなく、読取実行ボタン107の押下によって実現することで、ユーザに対して排紙トレイ103からスキャンの度に原稿の取り出し作業を要求しないため、ユーザの手間を軽減することが可能となる。また、本実施例に係る画像読取装置2においては、読取実行ボタン107の押下を解除することによりスキャン動作が中断するため、スキャン動作の緊急停止機能としても用いることができる。
尚、上記の説明においては、エンジン制御部113に対して読取実行信号が入力されている間のみ、スキャナエンジン100を駆動する例を説明したが、実施例1若しくは実施例2において説明したように、1枚若しくは複数枚のスキャンを実行する毎に読取実行信号の入力有無を確認するようにしても良い。また、上記の説明においては、読取実行ボタン107がディスプレイパネル106に設けられており、読取実行ボタン107の押下による読取実行信号がディスプレイパネル106から入力制御部112に送信される例を説明したが、入力制御部112を経由せず、主制御部111若しくはエンジン制御部113に直接送信するようにしても良い。また、読取実行ボタン107をディスプレイパネル106とは別個に設け、読取実行ボタン107から入力制御部112や主制御部111若しくはエンジン制御部113に読取実行信号を送信するようにしても良い。
また、上記の説明においては、ユーザが装置近傍にいると判断する根拠として読取実行ボタン107の押下状態を用いたが、その他のセンサの信号状態により判断しても良い。その他のセンサの信号例としては、光や赤外線、超音波等を用いたセンサや焦電型センサ等を応用した人体検知センサの信号を用いることができる。また、RFID(Radio Frequency Identification)技術による信号状態を用いることもできる。この様な場合、本実施例において説明したように、人体検知センサの信号状態若しくはRFIDの信号が装置近傍にユーザがいることを示すものである場合のみ、エンジン制御部113がスキャナエンジン100を駆動するようにしても良いし、実施例1または実施例2において説明したように、1枚若しくは複数枚のスキャンを実行する毎に信号状態を確認するようにしても良い。これにより、ユーザは読取実行ボタン107の押下を要求されず装置近傍にいるだけでよいため、ユーザの手間を更に軽減することができる。
(実施例4)
実施例1乃至3においては、スキャン続行の条件が満たされずに処理を中断した後、再度条件が満たされた場合はそのまま処理を再開する例を説明した。本実施例においては、スキャン続行の条件が満たされずに処理を中断した後、再度条件が満たされた場合に、ユーザが正当な権限を有する者であることを認証する例を説明する。尚、実施例1乃至3と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。実施例1の画像読取装置は、排紙トレイ確認処理において排紙トレイ103に原稿が残っていると判断され、処理を中断した後、排紙トレイ103から原稿が取り除かれることにより原稿センサ104の信号状態が変化してエンジン制御部113がスキャナエンジン100の駆動を再開する。しかしながら、排紙トレイ103から原稿を取り除いたのが、スキャン実行を指示した正規のユーザであるか否かまでは判断できない。また、風等により排紙トレイ103から原稿が飛んでしまう場合も考えられる。本実施例に係る画像読取装置の要旨は、排紙トレイ103から原稿が取り除かれ、スキャン処理の再開が可能となった場合に、ユーザ認証を実行することにより、排紙トレイ103から原稿を取り除いたのが正規のユーザであるか否かを確認することにある。
実施例1乃至3においては、スキャン続行の条件が満たされずに処理を中断した後、再度条件が満たされた場合はそのまま処理を再開する例を説明した。本実施例においては、スキャン続行の条件が満たされずに処理を中断した後、再度条件が満たされた場合に、ユーザが正当な権限を有する者であることを認証する例を説明する。尚、実施例1乃至3と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。実施例1の画像読取装置は、排紙トレイ確認処理において排紙トレイ103に原稿が残っていると判断され、処理を中断した後、排紙トレイ103から原稿が取り除かれることにより原稿センサ104の信号状態が変化してエンジン制御部113がスキャナエンジン100の駆動を再開する。しかしながら、排紙トレイ103から原稿を取り除いたのが、スキャン実行を指示した正規のユーザであるか否かまでは判断できない。また、風等により排紙トレイ103から原稿が飛んでしまう場合も考えられる。本実施例に係る画像読取装置の要旨は、排紙トレイ103から原稿が取り除かれ、スキャン処理の再開が可能となった場合に、ユーザ認証を実行することにより、排紙トレイ103から原稿を取り除いたのが正規のユーザであるか否かを確認することにある。
本実施例に係る画像読取装置1の全体構成は概ね図1に示す実施例1と同様である。これに加え、本実施例に係る画像読取装置1は、ユーザがスキャンを開始する際、ユーザIDとパスワードによる認証を要する。これにより、コントローラ110がユーザを認識することができる。図5を用いて、本実施例に係る画像読取装置1の動作を説明する。図5に示すように、画像読取装置1においてスキャンが開始されると(S501)、主制御部111は、入力制御部112にディスプレイパネル106への認証画面表示を実行させる(S502)。ユーザにより入力されたユーザID及びパスワードが主制御部111に承認されなければ(S503)、主制御部111は、入力制御部112にディスプレイパネル106への警告画面表示を実行させ(S504)、再度S502の認証画面表示から処理を繰り返す。ユーザにより入力されたユーザID及びパスワードが主制御部111に承認されれば(S503)、主制御部111がエンジン制御部113に処理開始の信号を送信する。エンジン制御部113は原稿センサ104の検出状態を参照し(S505)、排紙トレイ103上に原稿があるか否か確認する。排紙トレイ103上に原稿がないと判断されれば(S505)、エンジン制御部113は、ADF101を駆動して1枚の原稿を撮像部102に搬送すると共に、撮像部102を駆動して1ページ分のスキャンを実行する(S510)。
他方、排紙トレイ103上に原稿があると判断されれば(S505)、エンジン制御部113は主制御部111にその旨を示す信号を送信し、その信号を受信した主制御部111は、入力制御部112にディスプレイパネル106への警告画面表示を実行させる(S506)。S506において警告画面が表示された後、ユーザにより排紙トレイ103上の原稿が取り除かれ、原稿センサ104の検出状態がOFF、即ち排紙トレイ103上に原稿がないと判断されれば(S507)、エンジン制御部113は主制御部111にその旨を示す信号を送信し、その信号を受信した主制御部111は、入力制御部112にディスプレイパネル106への認証画面表示を実行させる(S508)。ユーザにより入力されたユーザID及びパスワードが、S503において認証されたユーザID及びパスワードと異なるとして、主制御部111に承認されなければ(S509)、主制御部111は、入力制御部112にディスプレイパネル106への警告画面表示を実行させ(S511)、再度S508の認証画面表示から処理を繰り返す。
ユーザにより入力されたユーザID及びパスワードがS503において認証されたユーザID及びパスワードと同一であるとして、主制御部111に承認されれば(S509)、主制御部111がエンジン制御部113に処理開始の信号を送信する。エンジン制御部113は、ADF101を駆動して1枚の原稿を撮像部102に搬送すると共に、撮像部102を駆動して1ページ分のスキャンを実行する(S510)。1ページ分のスキャンを実行した後、ADF101に原稿が残っておらず、全ページのスキャンが終了していれば(S512)、処理を終了する。他方、全ページのスキャンが終了していなければ(S512)、S505に戻り、排紙トレイ上の原稿の有無確認からの処理を繰り返す。
この様に、本実施例に係る画像読取装置1は、本実施例においては、排紙トレイ確認処理において、排紙トレイ103上に原稿があると判断されスキャン動作を中断した後、再度条件が満たされた場合に直ちにスキャン動作を再開するのではなく、ユーザID及びパスワードによるユーザ認証を行った上で動作を再開する。これにより、スキャンを指示したユーザとは異なるユーザによって排紙トレイ103上の原稿が取り除かれ、スキャンを指示したユーザが装置近傍にいないにも関わらずスキャン動作が続行されてしまうことを防ぐことができ、警告表示や音声警告等をもって装置に文書が放置されている旨の警告を継続することが可能となる。
尚、上記の説明においては、1ページのスキャン毎に排紙トレイ確認処理を実行する場合を例として説明したが、これに限らず、実施例2のように、複数枚スキャンする毎に排紙トレイ確認処理を実行する場合にも適用することが可能である。また、上記の説明においては、スキャンのスタート若しくは続行の条件として、排紙トレイ103上に原稿がないことを求める場合を例として説明したが、これに限らず、実施例3のように、他の条件を要求する場合にも適用することが可能である。これにより、人体検知センサを用いる場合等、スキャンを指示したユーザとは異なるユーザが装置近傍に立つことにより、スキャンを指示したユーザが装置近傍にいないにも関わらずスキャン動作が再開されてしまうことを防ぐことが可能となる。更に、上記の説明においては、ユーザ認証の手段としてユーザID及びパスワードによる手段を用いたが、指紋や眼球の虹彩及び声紋等を用いたバイオメトリクス(生体)認証手段を用いても良い。また、実施例3のようにスキャンのスタート若しくは続行の条件として他の条件を求める場合に、RFIDの信号状態を用いる場合、ユーザが装置近傍にいることの確認と、そのユーザがスキャンを指示したユーザであるか否かの確認を同時に行うことができる。
また、上記の説明においては、スキャン処理の開始(S501)に際して認証処理(S502、S503)を行い、その後排紙トレイ103上に原稿があるか否か確認する(S505)例を説明したが、排紙トレイ103上に原稿がないことが確認され(S505、S507)、スキャンを実行する(S510)前に認証を行うようにしても良い。即ち、図5において説明したS502、S503の認証処理は行わず、S505において排紙トレイ103上に原稿がないと判断された場合(S505のNO)に、S508に移動し、そこで初めて認証処理を行うようにしても良い。これにより、図5に示すフローチャートの工程数が削減され、処理を簡略化することが可能となる。
1、2 画像読取装置
100 スキャナエンジン
101 ADF
102 スキャナユニット
103 排紙トレイ
104 原稿センサ
105 ホストI/F
106 ディスプレイパネル
107 読取実行ボタン
110 コントローラ
111 主制御部
112 入力制御部
113 エンジン制御部
100 スキャナエンジン
101 ADF
102 スキャナユニット
103 排紙トレイ
104 原稿センサ
105 ホストI/F
106 ディスプレイパネル
107 読取実行ボタン
110 コントローラ
111 主制御部
112 入力制御部
113 エンジン制御部
Claims (10)
- 原稿を光学的に走査し電子情報に変換する画像読取装置であって、
前記原稿の読取を実行する原稿読取手段と、
前記原稿読取手段を制御する制御手段と、
ユーザが装置周辺にいるか否か判断するユーザ確認手段とを有し、
前記制御手段は、前記ユーザ確認手段がユーザが装置周辺にいると判断することにより、前記原稿読取手段に前記原稿の読取を実行させることを特徴とする、画像読取装置。 - 前記ユーザ確認手段は、
前記原稿読取手段によって読取が実行された読取済み原稿を排出する排紙部に原稿があるか否かを検出する原稿検知センサを有し、
前記原稿検知センサが前記排紙部が空であることを検出した場合に、ユーザが装置周辺にいると判断することを特徴とする、請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記原稿の読取実行を指示する読取実行ボタンを更に有し、
前記ユーザ確認手段は、前記読取実行ボタンが押下状態である場合に、ユーザが装置周辺にいると判断することを特徴とする、請求項1に記載の画像読取装置。 - 当該画像読取装置周辺の人体を検知する人体検知センサを更に有し、
前記ユーザ確認手段は、前記人体検知センサの検知状態に応じてユーザが装置周辺にいるか否か判断することを特徴とする、請求項1に記載の画像読取装置。 - 給紙台に載置された原稿を前記原稿読取手段に1枚づつ搬送する原稿自動搬送手段を更に有し、
前記制御手段は、前記給紙台に載置された原稿の枚数が所定の枚数以上である場合、前記ユーザ確認手段がユーザが装置周辺にいると判断することにより、前記原稿読取手段に複数回連続して前記原稿の読取を実行させることを特徴とする、請求項1乃至4いずれか1項に記載の画像読取装置。 - 前記所定の枚数が変更可能であることを特徴とする、請求項5に記載の画像読取装置。
- 前記原稿読取手段に連続して原稿の読取を実行させる回数が変更可能であることを特徴とする、請求項5または6に記載の画像読取装置。
- 前記原稿読取手段に連続して原稿の読取を実行させる回数を前記給紙台に載置された原稿の枚数に基づいて決定することを特徴とする、請求項5乃至7いずれか1項に記載の画像読取装置。
- 当該画像読取装置を操作するユーザの権限を承認するユーザ認証手段を更に有し、
前記制御手段は、ユーザが装置周辺にいると前記ユーザ確認手段が判断し、前記ユーザ認証手段がユーザを承認した場合に前記原稿読取手段に前記原稿の読取を実行させることを特徴とする、請求項1乃至8いずれか1項に記載の画像読取装置。 - 原稿を光学的に走査し電子情報に変換する画像読取装置の制御方法であって、
前記原稿の読取実行指示を受信し、
読取が実行された読取済み原稿を排出する排紙部に原稿があるか否かを確認し、
前記排紙部が空であることを検出した場合に、前記原稿の読取を実行することを特徴とする、画像読取装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007102098A JP2008259138A (ja) | 2007-04-09 | 2007-04-09 | 画像読取装置及び画像読取装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008259138A true JP2008259138A (ja) | 2008-10-23 |
Family
ID=39982235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007102098A Pending JP2008259138A (ja) | 2007-04-09 | 2007-04-09 | 画像読取装置及び画像読取装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008259138A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8405858B2 (en) | 2009-03-30 | 2013-03-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Information processor, image reading system having the same, and computer readable medium for the same |
US8705065B2 (en) | 2009-03-26 | 2014-04-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | System, device and storage device storing a program for selectively preventing scanned images from being displayed |
JP2015022647A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置、ログイン制御方法及びログイン制御プログラム |
US9749499B2 (en) | 2015-05-27 | 2017-08-29 | Kyocera Document Solutions Inc. | Security printing system that obtains biological information via mobile communication device, security printing method, and image forming apparatus |
-
2007
- 2007-04-09 JP JP2007102098A patent/JP2008259138A/ja active Pending
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