JP2013143091A - 画像形成装置、その制御方法およびその制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーの利便性を損なうことなく、セキュリティを向上させることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、画像形成装置の周辺の所定の監視領域に存在するユーザーを検出するための検出部と、画像形成装置への認証処理を実行する認証部と、認証部により画像形成装置への認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の監視領域に存在することを検出した場合に認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断する関連付け判断部と、関連付け判断部の判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している作業あるいは画像形成装置が実行中のジョブの継続の可否を判断するための実行判断部とを含む。
【選択図】図3
【解決手段】画像形成装置は、画像形成装置の周辺の所定の監視領域に存在するユーザーを検出するための検出部と、画像形成装置への認証処理を実行する認証部と、認証部により画像形成装置への認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の監視領域に存在することを検出した場合に認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断する関連付け判断部と、関連付け判断部の判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している作業あるいは画像形成装置が実行中のジョブの継続の可否を判断するための実行判断部とを含む。
【選択図】図3
Description
本発明は、ユーザーがログインしている際のセキュリティ管理を行なう画像形成装置、その制御方法およびその制御プログラムに関する。
従来から、複写(コピー)機能、読み取り(スキャナー)機能、プリンター機能等を有する複合機としてMFP(Multi Function Peripheral)と呼ばれる画像形成装置が知られている。画像形成装置にユーザーがログインしている際のセキュリティを確保するための種々の技術が提案されている。
例えば、特開2008ー257514号公報(特許文献1)には、画像処理装置にログイン中のユーザーとは別のユーザーが割込ログインしたときに、当該別のユーザーがログインしている時間が所定の時間以内である場合にのみ、先にログインしていたユーザーのジョブを復帰させる技術が開示されている。
例えば、特開2008−306528号公報(特許文献2)には、第1のジョブを割り込みにより一時中断して、中断時に実行される第2のジョブが完了した後に第1のジョブを再開する際に、第1のジョブの再開を指示する利用者の認証を行なう技術が開示されている。
しかしながら、上記では、画像形成装置にログインしているユーザー以外の別のユーザー(例えば、割り込みログインしてきたユーザー)が画像形成装置の近傍に存在するか否かについては言及されていない。したがって、画像形成装置にログインしているユーザーが操作パネルにて、機密情報を含んだドキュメントを閲覧しているときに、近傍に存在している別のユーザーにそのドキュメントを閲覧されてしまい、情報が漏洩してしまう可能性がある。また、別のユーザーが画像形成装置の近傍に存在している場合であっても、セキュリティを確保しつつ、ログインしているユーザーが画像形成装置を使用する際の利便性を維持する必要もある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、ユーザーの利便性を損なうことなく、セキュリティを向上させることが可能な画像形成装置、その制御プログラムおよびその制御方法を提供することを目的とする。
本発明のある局面に従う画像形成装置は、画像形成装置の周辺の所定の監視領域に存在するユーザーを検出するための検出部と、画像形成装置への認証処理を実行する認証部と、認証部により画像形成装置への認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の監視領域に存在することを検出した場合に認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断する関連付け判断部と、関連付け判断部の判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している作業あるいは画像形成装置が実行中のジョブの継続の可否を判断するための実行判断部とを含む。
好ましくは、実行判断部は、関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している作業あるいは実行中のジョブを中断し、認証が成功したユーザーに対して別のユーザーが存在している場合に作業あるいは実行中のジョブを再開するか否かを確認し、確認結果に基づいて作業あるいは実行中のジョブを再開する。
好ましくは、画像形成装置は、認証が成功したユーザーの作業あるいは実行中のジョブを中断して、別のユーザーが別の作業あるいは別のジョブを実行するための割り込み処理を受付ける割り込み処理部をさらに含む。認証部は、割り込み処理する別のユーザーについて画像形成装置への認証処理を実行する。関連付け判断部は、認証部により画像形成装置への認証が成功した別のユーザーと別のユーザー以外のユーザーとが所定の監視領域に存在することを検出した場合に認証が成功した別のユーザーと別のユーザー以外のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断する。実行判断部は、関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果に基づいて認証が成功した別のユーザーが実行している別の作業あるいは実行中の別のジョブを中断する。
好ましくは、画像形成装置は、認証が成功したユーザーの作業あるいは実行中のジョブを中断して、別のユーザーが別の作業あるいは別のジョブを実行するための割り込み処理を受付ける割り込み処理部をさらに含む。認証部は、割り込み処理する別のユーザーについて画像形成装置への認証処理を実行する。関連付け判断部は、別のユーザーの割り込み処理が完了した際に、画像形成装置への認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の監視領域に存在することを検出した場合に認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断する。実行判断部は、関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが中断した作業あるいは実行中のジョブの再開の可否を判断する。
好ましくは、画像形成装置は、別のユーザーが所定の監視領域に存在することを示す情報を表示させる表示部をさらに含む。
好ましくは、画像形成装置は、認証が成功したユーザーからの指示を受付ける入力部をさらに含む。実行判断部は、関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果および入力部が受付けた認証が成功したユーザーからの指示に基づいて認証が成功したユーザーが実行している作業あるいは実行中のジョブを中断する。
好ましくは、認証が成功したユーザーからの指示を受付ける入力部をさらに含む。実行判断部は、関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果および入力部において所定の期間、ユーザーからの指示の受付けが無い場合に、ユーザーが実行している作業あるいは実行中のジョブを中断する。
好ましくは、関連付け判断部は、認証が成功したユーザーに対応して設けられ、所定の監視領域に別のユーザーが存在する場合に作業あるいは実行中のジョブの継続の可否を判断するための関連情報を記憶する記憶部を含む。
好ましくは、画像形成装置は、認証が成功したユーザーからの作業あるいは実行中のジョブの継続の可否に関する指示を受付ける入力部をさらに含む。画像形成装置は、認証が成功したユーザーに対応して設けられ、入力部からの指示に従って所定の監視領域に別のユーザーが存在する場合に作業あるいは実行中のジョブの継続の可否を判断するための関連情報を記憶部に登録する関連情報登録部をさらに含む。
好ましくは、関連情報登録部は、入力部からの作業あるいは実行中のジョブの継続の実行を示す指示に従って別のユーザーに対して許可を示す関連情報を記憶部に登録する。
好ましくは、関連情報登録部は、入力部からの作業あるいは実行中のジョブの継続の禁止を示す指示に従って別のユーザーに対して不許可を示す関連情報を記憶部に登録する。
好ましくは、記憶部に記憶された関連情報は、所定期間経過後にリセットされる。
好ましくは、実行判断部は、関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している作業あるいは実行中のジョブを中断し、検出部からの検出に従って別のユーザーが所定の監視領域に存在するか否かを判断し、別のユーザーが所定の監視領域に存在しないことを検出した場合に、中断した作業あるいは実行中のジョブを再開する。
好ましくは、実行判断部は、関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している作業あるいは実行中のジョブを中断し、検出部からの検出に従って別のユーザーが所定の監視領域に存在するか否かを判断し、別のユーザーが所定の監視領域に存在しないことを検出した場合に、中断した作業あるいは実行中のジョブを再開する。
本発明の別の局面に従うと、画像形成装置のコンピューターが実行する画像形成装置の制御方法が提供される。画像形成装置の制御方法は、画像形成装置の周辺の所定の監視領域に存在するユーザーを検出するステップと、画像形成装置への認証処理を実行するステップと、画像形成装置への認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の監視領域に存在することを検出した場合に認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断するステップと、判断するステップにおける判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している作業あるいは画像形成装置が実行中のジョブの継続の可否を判断するステップとを含む。
本発明のさらに別の局面に従うと、画像形成装置のコンピューターに実行させる制御プログラムが提供される。制御プログラムは、コンピューターに、画像形成装置の周辺の所定の監視領域に存在するユーザーを検出するステップと、画像形成装置への認証処理を実行するステップと、画像形成装置への認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の監視領域に存在することを検出した場合に認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断するステップと、判断するステップにおける判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している作業あるいは画像形成装置が実行中のジョブの継続の可否を判断するステップとを備える処理を実行させる。
以上のように、本発明によれば、ユーザーの利便性を損なうことなく、セキュリティを向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての同一部分については、その詳細な説明は繰り返さない。
<A.システムの全体構成>
まず、本発明の実施の形態に従う印刷システムの全体構成および動作概要について説明する。画像形成装置10(以下、「MFP10」とも称す)は、たとえば、複数の原稿を順次搬送するための原稿搬送機能や自動で両面コピーを行うための再搬送機能などを有するディジタル複合機である。
まず、本発明の実施の形態に従う印刷システムの全体構成および動作概要について説明する。画像形成装置10(以下、「MFP10」とも称す)は、たとえば、複数の原稿を順次搬送するための原稿搬送機能や自動で両面コピーを行うための再搬送機能などを有するディジタル複合機である。
図1は、本発明の実施の形態に従う印刷システムを説明するための概略図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に従う印刷システムは、MFP10と、通信端末20と、マットタイプアンテナ30と、MFP10とマットタイプアンテナ30とを接続する通信ケーブル40とを含む。MFP10は、ユーザーからの所定の指示を受付ける操作パネル150を含む。
図1を参照して、本発明の実施の形態に従う印刷システムは、MFP10と、通信端末20と、マットタイプアンテナ30と、MFP10とマットタイプアンテナ30とを接続する通信ケーブル40とを含む。MFP10は、ユーザーからの所定の指示を受付ける操作パネル150を含む。
通信端末20Aおよび20B(以下、「通信端末20」と総称する)は、ユーザーに装着された、人体通信が可能な通信装置である。具体的には、通信端末内部にバッテリーが格納されており、そのバッテリーにより電界を発生させて、人体を介してマットタイプアンテナ30との間でデータの授受を行なう。また、通信端末20は、各自のユーザーを識別するためのユーザー識別情報を記憶している。
マットタイプアンテナ30は、人体を介して伝送されるデータを受信する。そして、受信したデータは、通信ケーブル40を介してMFP10本体に送信される。マットタイプアンテナ30は、例えば、MFP10の操作パネル150の前に配置されることにより、当該マットタイプアンテナ30で通信端末20からのデータを受信して、ユーザーがMFP10の正面(前)に立ったことを検出することができる。また、MFP10の周辺の監視エリアとしてマットタイプアンテナ30を配置することにより、MFP10は、監視エリアに侵入したユーザーを検出して、どのユーザーが接近しているかを識別することができる。なお、マットタイプアンテナ30は、通信ケーブル40を介さずに無線通信によりMFP10本体とデータの送受信を行なってもよい。
このような構成により、本発明の実施の形態に従うMFP10は、例えば、MFP10への認証が成功(ログイン)したユーザー(ログインユーザー)が操作パネル150でドキュメントを閲覧しているときに、別のユーザーが監視エリアに侵入したことを検出すると、MFP10は操作パネル150に別のユーザーが接近していることを示す画面を表示することが可能である。このとき、MFP10は、ログインユーザーにドキュメントの閲覧を継続するか否かを確認させたり、操作パネル150の操作画面を隠したりすることが可能である。なお、MFP10は、ログインユーザーが実行している作業あるいはMFP10が実行中のジョブの継続の可否を判断するための関連情報が別のユーザーとの間で登録されていれば、その登録内容に基づいて、当該作業あるいは当該ジョブを継続したり中断したりすることが可能である。すなわち、別のユーザーが接近してきたとしても、ログインユーザーが別のユーザーを当該作業あるいは当該ジョブの継続を許可する相手として登録している場合には、MFP10は当該作業あるいは当該ジョブを継続し、当該作業あるいは当該ジョブの継続をを禁止する相手として登録している場合には、MFP10は当該作業あるいは当該ジョブを中断することが可能である。なお、作業とは、例えば、ログインユーザーが操作パネル150において所定のドキュメントを表示したり、操作パネル150を介してMFP10に対してコピー、スキャンなどの所定の指示を行なったりすることである。また、実行中のジョブとは、例えば、MFP10が実行中の印刷ジョブである。
また、MFP10が、操作画面のドキュメントを隠したり、実行中の印刷ジョブを中断したりしている場合には、別のユーザーが監視エリアから離脱したときに、操作画面にドキュメントを表示したり、実行中の印刷ジョブを再開したりすることが可能である。これにより、ログインユーザーが閲覧している情報の漏洩を防ぐことができる。その他、MFP10の具体的な動作の詳細は後述する。
<B.ハードウェア構成>
次に、本発明の実施の形態に従うMFP10のハードウェア構成について説明する。
次に、本発明の実施の形態に従うMFP10のハードウェア構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に従うMFP10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2を参照して、MFP10は、CPU(Central Processing Unit)100と、ROM112と、RAM114と、HDD116と、通信I/F120と、プリンター部130と、スキャナー部140と、操作パネル150と、タイマー160とを含む。
CPU100は、ROM112、RAM114、HDD116などの記憶領域に記憶されているプログラムを読み出し、プログラムを順次実行することによって、MFP10の各部を制御する。より詳細には、CPU100は、当該プログラムを実行することによって、後述するMFP10の処理(ステップ)の各々を実現する。
CPU100は、マイクロプロセッサー(Microprocessor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)およびその他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
ROM112は、CPU100で実行されるプログラムを予め格納し、RAM114は、CPU100のプログラム部分の実行に必要なデータを一時的に記憶する。HDD116は、比較的大容量のデータを不揮発的に格納することができる。
通信I/F120は、ネットワークに接続され、画像形成装置とサーバー装置と電子的にデータなどを遣り取りする。また、通信I/F120は、マットタイプアンテナ30との間でデータを送受信する。
プリンター部130は、スキャナー部140で読取られた画像データや、通信部120によって受信された画像データを紙媒体に画像形成(プリント)する。また、プリンター部130は、所定の印刷ジョブを実行する。
スキャナー部140は、原稿から画像情報を読取って画像データを生成する。この画像データは、HDD116等に記憶される。より具体的には、スキャナー部140は、プラテンガラスに載置された原稿に向けて光源から光を照射するとともに、原稿から反射した光を撮像素子などによって受光することで、原稿の画像情報を読取る。
操作パネル150は、操作メニューやジョブ実行状態などの操作情報をユーザーに提示するとともに、ユーザーによる押下(接触)に応じてユーザー指示を受付けるユーザーインターフェイスである。より具体的には、操作パネル150は、入力部としてのキー入力部と、操作画面を表示するディスプレイと一体的に構成された入力部としてのタッチパネルとを含む。
タイマー160は、時刻を計時する部位であり、計時した時刻に応じた信号をCPU100に送出する。CPU100は、当該信号に基づき、たとえば一定時間間隔で予め定められた処理をすることができる。
<C.機能構成>
次に、本発明の実施の形態に従うMFP10との機能構成について説明する。
次に、本発明の実施の形態に従うMFP10との機能構成について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に従うMFP10の機能構成を示すブロック図である。
MFP10は、制御部200と実行判断部210と認証部220と関連付け判断部230と関連情報登録部240と割り込み処理部250と検出部260と表示部270と入力部280とを含む。実行判断部210と認証部220と関連付け判断部230と関連情報登録部240と割り込み処理部250とは、主として、CPU100がROM112、RAM114、HDD116に格納されたプログラムを実行することにより実現される。すなわち、CPU100はMFP10の動作全体を制御する制御部200としての機能を有する。
MFP10は、制御部200と実行判断部210と認証部220と関連付け判断部230と関連情報登録部240と割り込み処理部250と検出部260と表示部270と入力部280とを含む。実行判断部210と認証部220と関連付け判断部230と関連情報登録部240と割り込み処理部250とは、主として、CPU100がROM112、RAM114、HDD116に格納されたプログラムを実行することにより実現される。すなわち、CPU100はMFP10の動作全体を制御する制御部200としての機能を有する。
制御部200は、上述したようにMFP10の動作全体を制御する。
実行判断部210は、ログインユーザーが実行している作業あるいはMFP10が実行中のジョブ(以下、「作業等」とも称す)の継続の可否を判断する。また、実行判断部210は、所定の条件に応じて当該作業等を中断したり、再開したりする。
実行判断部210は、ログインユーザーが実行している作業あるいはMFP10が実行中のジョブ(以下、「作業等」とも称す)の継続の可否を判断する。また、実行判断部210は、所定の条件に応じて当該作業等を中断したり、再開したりする。
認証部220は、MFP10へのユーザー認証を実行する。すなわち、ユーザーは認証部により認証されるとMFP10にログインすることができる。また、認証部220は、マットタイプアンテナ30から通信I/F120を介して取得したユーザー識別情報に基づいてユーザーを認証したりする。認証部220は、後述する検出部260が監視エリアに侵入したことを検出したときに、通信I/F120を介して取得したユーザー識別情報に基づいてユーザー認証を実行してもよいし、操作パネル150においてユーザーから所定の指示(ログインボタンの押下等)があったときにユーザー認証を実行してもよい。
関連付け判断部230は、MFP10のログインユーザーと別のユーザーとが監視エリアに存在することを検出した場合にログインユーザーと別のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断する。すなわち、ログインユーザーが実行している作業等の継続を許可または禁止する相手として登録されているか否かを判断する。また、関連付け判断部230は、記憶部232を含む。記憶部232は、ログインユーザーに対応して設けられ、監視エリアに別のユーザーが存在する場合にログインユーザーが実行している作業等の継続の可否を判断するための関連情報を記憶する。
関連情報登録部240は、所定の条件に基づいて当該関連情報を記憶部232に登録する。すなわち、ログインユーザーとの関係において別のユーザーをログインユーザーが実行している作業等の継続を許可または禁止する相手として登録する。例えば、記憶部232は、図4に示すようなログインユーザーに対応して設けられたテーブルを有しており、関連情報登録部240は、ログインユーザー以外の各ユーザーを当該作業等の継続を許可または禁止する相手として登録する。
図4は、本発明の実施の形態に従う関連情報の登録の一例を説明するための図である。
図4を参照して、所定のログインユーザーと別のユーザーとの関係を示す関連情報が登録されている。すなわち、ログインユーザーがユーザーAであった場合、ユーザーB、D、Gは、ユーザーAが実行している作業等の継続(再開、開始)を許可する相手として登録されており、ユーザーC、E、Fは、作業等の継続(再開、開始)を禁止する相手として登録されている。
図4を参照して、所定のログインユーザーと別のユーザーとの関係を示す関連情報が登録されている。すなわち、ログインユーザーがユーザーAであった場合、ユーザーB、D、Gは、ユーザーAが実行している作業等の継続(再開、開始)を許可する相手として登録されており、ユーザーC、E、Fは、作業等の継続(再開、開始)を禁止する相手として登録されている。
割り込み処理部250は、ログインユーザーの作業等を中断して、別のユーザーが別の作業を実行するための割り込み処理を受け付ける。
検出部260は、MFP10の周辺の所定の監視エリアに存在するユーザーを検出する。検出部260は、主としてCPU100と通信I/F120とマットタイプアンテナ30とが連係動作することで実現される機能である。
表示部270は、CPU100の処理内容または所定の操作画面等を表示し、ユーザーからの指示に応じて処理を行なう。表示部270は、主として操作パネル150に含まれるディスプレイに相当する。
入力部280は、ユーザーからの所定の指示を受付ける。入力部280は、例えば、ログインユーザーが実行している作業等の継続の可否に関する指示を受け付ける。入力部280は、主として操作パネル150に含まれるキー入力部と、ディスプレイと一体的に構成された入力部としてのタッチパネルに相当する。
<D.処理フロー>
次に、本発明の実施の形態に従うMFP10における処理フローについて説明する。以下では、MFP10において実行される動作例1〜4の処理フローについて説明する。
次に、本発明の実施の形態に従うMFP10における処理フローについて説明する。以下では、MFP10において実行される動作例1〜4の処理フローについて説明する。
(d1.動作例1)
まず、MFP10において実行される動作例1について説明する。
まず、MFP10において実行される動作例1について説明する。
図5は、本発明の実施の形態に従うMFP10において実行される動作例1の処理手順を示すフローチャートである。ここでは、MFP10には所定のユーザーがログインしており、当該ユーザーをログインユーザーと記載する。また、全てのユーザーは人体通信が可能な通信端末20を装着しているものとする。なお、これらは、以下の動作例2〜4においても同様である。
まず、制御部200は、ログインユーザーとは別のユーザーが接近しているか否かを判断する。(ステップS102)。具体的には、検出部260は、マットタイプアンテナ30から送信されたデータに基づいて、監視エリアにおいて別のユーザーを検出したか否かを判断する。検出部260が、別のユーザーを検出していないと判断すると(ステップS102においてNO)、ステップS102の状態を維持する。一方、検出部260が、別のユーザーを検出したと判断すると(ステップS102においてYES)、ステップS104に進む。
次に、制御部200は、別のユーザーが、ログインユーザーと所定の関連付けがされているか否かを判断する(ステップS104)。具体的には、関連付け判断部230が、記憶部232に記憶されている関連情報を参照して、ログインユーザーとの関係において、別のユーザーはログインユーザーが実行している作業等の継続を許可または禁止する相手として登録されているか否かを判断する。関連付け判断部230が、別のユーザーが登録されていると判断すると(ステップS104においてYES)、MFP10は、ステップS106に進む。
次に、制御部200は、別のユーザーはログインユーザーが作業等の継続が可能な相手であるか否かを判断する(ステップS106)。具体的には、実行判断部210は、別のユーザーが当該作業等の継続を許可する相手として登録されている場合、当該作業等の継続が可能な相手であると判断し、禁止する相手として登録されている場合、当該作業等の継続が不可能な相手であると判断する。実行判断部210が、別のユーザーはログインユーザーが作業等の継続が可能な相手であると判断すると(ステップS106においてYES)、当該作業等を継続して(ステップS118)、MFP10は処理を終了する。一方、実行判断部210が、別のユーザーはログインユーザーが作業等の継続が不可能な相手であると判断すると(ステップS106においてNO)、MFP10はステップS120の処理に進む。
一方、ステップS104において、関連付け判断部230が、別のユーザーが登録されていないと判断すると(ステップS104においてNO)、実行判断部210は、表示部270に別のユーザーが監視エリアに存在することを示す情報を表示させて、ログインユーザーに当該作業等の継続を実行するか否かを確認させる(ステップS108)。例えば、表示部270には、図6に示すような確認画面が表示される。
一方、ステップS104において、関連付け判断部230が、別のユーザーが登録されていないと判断すると(ステップS104においてNO)、実行判断部210は、表示部270に別のユーザーが監視エリアに存在することを示す情報を表示させて、ログインユーザーに当該作業等の継続を実行するか否かを確認させる(ステップS108)。例えば、表示部270には、図6に示すような確認画面が表示される。
図6は、本発明の実施の形態に従う表示部270に表示される、ログインユーザーに作業の継続を確認させる画面の一例である。
図6を参照して、このような確認画面により、ログインユーザーは、MPF10の周辺を確認することで別のユーザーを特定することができるため、ログインユーザーが実行している作業等の継続を実行すべきか否かを判断することができる。ログインユーザーは、当該作業等を継続する場合には、ボタン1002を選択し、継続しない場合には、ボタン1004を選択する。
図6を参照して、このような確認画面により、ログインユーザーは、MPF10の周辺を確認することで別のユーザーを特定することができるため、ログインユーザーが実行している作業等の継続を実行すべきか否かを判断することができる。ログインユーザーは、当該作業等を継続する場合には、ボタン1002を選択し、継続しない場合には、ボタン1004を選択する。
再び、図5を参照して、制御部200は、一定時間内に入力部280を介してログインユーザーから所定の指示がされたか否かを判断する(ステップS110)。具体的には、実行判断部210は、タイマー160により時刻を計時して一定時間内に、入力部280を介してログインユーザーにより確認画面におけるボタン1002またはボタン1004が押下されたか否かを判断する。実行判断部210は、所定の指示がされていないと判断すると(ステップS110においてNO)、MFP10はステップS120の処理に進む。一方、実行判断部210が、所定の指示がされたと判断すると(ステップS110においてYES)、MFP10はステップS112の処理に進む。
次に、制御部200は、ログインユーザーが実行している作業等の継続を許可するか否かを判断する(ステップS112)。具体的には、実行判断部210は、入力部280を介したログインユーザーからの指示に基づいて当該作業等の継続の可否を判断する。実行判断部210が、ログインユーザーからの指示に基づいて継続を実行する(図6においてボタン1002が押下された場合)と判断すると(ステップS112においてYES)、MFP10はステップS114の処理に進む。
次に、制御部200は、別のユーザーをログインユーザーが実行している作業等の継続を許可する相手として登録する(ステップS114)。具体的には、関連情報登録部240は、ログインユーザーとの関係において別のユーザーをログインユーザーが実行している作業等の継続を許可する相手として記憶部232に登録する。そして、実行判断部210は、当該作業等を継続して(ステップS118)、MFP10は処理を終了する。
一方、ステップS112において、実行判断部210が、ログインユーザーからの指示に基づいて当該作業等を継続しない(図6においてボタン1004が押下された場合)と判断すると(ステップS112においてNO)、関連情報登録部240は、ログインユーザーとの関係において別のユーザーをログインユーザーが実行している作業等の継続を禁止する相手として記憶部232に登録する(ステップS116)。そして、MFP10はステップS120の処理に進む。
次に、制御部200は、MFP10が印刷ジョブを実行中か否かを判断する(ステップS120)。具体的には、実行判断部210が、プリンター部130において印刷ジョブが実行されているか否かを判断する。実行判断部210が、当該印刷ジョブをMFP10が実行中ではないと判断すると(ステップS120においてNO)、表示部270に表示されているログインユーザーの操作画面を隠す(ステップS124)。一方、実行判断部210が、当該印刷ジョブをMFP10が実行中であると判断すると(ステップS120においてYES)、印刷ジョブの進行状況をRAM114等に記憶して、当該印刷ジョブを中断し(ステップS122)、表示部270に表示されているログインユーザーの操作画面を隠す(ステップS124)。ここで、「操作画面を隠す」とは、操作画面の一部または全部を非表示にしたり、ログインユーザーに関連する機密情報等を表示した画面を、所定の別の画面で隠したりすることを含む。
次に、制御部200は、別のユーザーが監視エリアから離脱したか否かを判断する(ステップS126)。具体的には、検出部260は、別のユーザーが監視エリアにおいて検出されるか否かを判断する。検出部260は、別のユーザーが離脱していない(検出される)と判断すると(ステップS126においてNO)、MFP10はステップS126の状態を維持する。一方、検出部260が、別のユーザーが離脱した(検出されない)と判断すると(ステップS126においてYES)、実行判断部210は、ログインユーザーが中断していた作業等を再開して(ステップS128)、MFP10は処理を終了する。
なお、上記では、実行判断部210が、ステップS124において、表示部270に表示されているログインユーザーの操作画面を隠す例について説明したが、ステップS124の処理は、ステップS106(NOの場合)とステップS120との間、ステップS110(NOの場合)とステップS120との間、またはステップS116とステップS120との間であってもよい。
以上から、動作例1においては、ログインユーザーが操作パネル150で機密事項が記載されたドキュメント等を閲覧しているときに、別のユーザーが監視エリアに侵入したことを検出すると、確認画面を表示してログインユーザーに注意を促すことができる。また、事前にログインユーザーとの関係において別のユーザーが登録されていれば、登録内容に基づいてログインユーザーが実行している作業あるいはMFP10が実行中のジョブの継続または中断が自動的に行われるため、利便性を損なうことなくセキュリティを確保することができる。また、別のユーザーが登録されていない場合には、操作画面において当該作業あるいは当該ジョブを継続するか否かを選択するだけで、別のユーザーを当該作業あるいは当該ジョブの継続を許可もしくは禁止する相手として随時登録することができる。したがって、ログインユーザーに別のユーザーを逐一登録させる手間を省くこともできる。また、これは、一日だけの出張者などように、予めユーザー間の関係を事前に決めておくことができない場合にも有効である。
(d2.動作例2)
次に、MFP10において実行される動作例2について説明する。
次に、MFP10において実行される動作例2について説明する。
図7は、本発明の実施の形態に従うMFP10において実行される動作例2の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS102〜ステップS106およびステップS118の処理は、動作例1で説明したものと同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
ステップS104において、関連付け判断部230が、別のユーザーが登録されていないと判断すると(ステップS104においてNO)、MFP10はステップS204の処理に進む。
次に、実行判断部210が、プリンター部130において印刷ジョブが実行されているか否かを判断する(ステップS204)。実行判断部210が、当該印刷ジョブをMFP10が実行中ではないと判断すると(ステップS204においてNO)、表示部270に表示されているログインユーザーの操作画面を隠す(ステップS207)。一方、実行判断部210が、当該印刷ジョブをMFP10が実行中であると判断すると(ステップS204においてYES)、印刷ジョブの進行状況をRAM114等に記憶して、当該印刷ジョブを中断し(ステップS206)、表示部270に表示されているログインユーザーの操作画面を隠す(ステップS207)。
次に、制御部200は、ログインユーザーが中断している作業等の再開を許可するか否かを判断する(ステップS208)。具体的には、実行判断部210は、入力部280を介したログインユーザーからの指示に基づいて中断している当該作業等の再開の可否を判断する。このとき、例えば、表示部270には、図8に示すような確認画面が表示される。
図8は、本発明の実施の形態に従う表示部270に表示されるログインユーザーに対して作業等の再開を確認させる画面の一例である。
図8を参照して、このような確認画面により、ログインユーザーは、周辺を確認することで別のユーザーを特定することができるため、ログインユーザーが中断している作業等を再開すべきか否かを判断することができる。ログインユーザーは、作業等を再開する場合には、ボタン1102を選択し、再開しない場合には、ボタン1104を選択する。
再び、図7を参照して、実行判断部210が、ログインユーザーからの指示に基づいて、作業を再開する(図8においてボタン1102が押下された場合)と判断すると(ステップS208においてYES)、MFP10は、ステップS210に進む。
次に、関連情報登録部240は、ログインユーザーとの関係において別のユーザーをログインユーザーが実行している作業等の再開を許可する相手として記憶部232に登録する。そして、実行判断部210は、当該作業等を再開して(ステップS228)、MFP10は処理を終了する。
一方、ステップS208において、実行判断部210が、ログインユーザーからの指示に基づいて作業等を再開しない(図8においてボタン1104が押下された場合)と判断すると(ステップS208においてNO)、関連情報登録部240は、ログインユーザーとの関係において別のユーザーをログインユーザーが実行している作業等の再開を禁止する相手として記憶部232に登録する(ステップS212)。
次に、検出部260は、別のユーザーが監視エリアにおいて検出されるか否かを判断する。検出部260は、別のユーザーが離脱していない(検出される)と判断すると(ステップS226においてNO)、MFP10はステップS226の状態を維持する。一方、検出部260が、別のユーザーが離脱した(検出されない)と判断すると(ステップS226においてYES)、実行判断部210は、ログインユーザーが中断していた作業等を再開して(ステップS228)、MFP10は処理を終了する。
次に、ステップS106において、実行判断部210が、別のユーザーはログインユーザーが作業等を禁止する相手であると判断すると(ステップS106においてNO)、MFP10は、ステップS222に進む。ステップS222からステップS225までの処理は、ステップS204〜ステップS207までの処理と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。また、ステップS226からの処理についても上述したとおりであるため、その詳細な説明は繰り返さない。
なお、上記では、実行判断部210が、ステップS207において、表示部270に表示されているログインユーザーの操作画面を隠す例について説明したが、ステップS207の処理は、ステップS104(NOの場合)とステップS204との間であってもよい。同様に、ステップS225の処理は、ステップS106(NOの場合)とステップS222との間であってもよい。
以上から、動作例2では、動作例1とは異なりログインユーザーとの関係において別のユーザーが登録されていない場合には、MFP10は、ログインユーザーに確認することなく、操作画面を隠す。したがって、動作例2では、動作例1と比較してよりセキュリティを向上することができる。動作例1または2のいずれを選択するかは、MFP10に設定することによりユーザーが任意に定めることができる。
(d3.動作例3)
次に、MFP10において実行される動作例3について説明する。
次に、MFP10において実行される動作例3について説明する。
図9は、本発明の実施の形態に従うMFP10において実行される動作例3の処理手順を示すフローチャートである。ここでは、ユーザーが監視エリアに侵入したときに、侵入したユーザーのユーザー識別情報に基づいて割り込み処理および認証処理(ログイン処理)が開始されるものとする。なお、これは、動作例4についても同様である。
制御部200は、ログインユーザーが実行している作業等を中断して、別のユーザーが別の作業等を実行するための割り込み認証処理を実行する(ステップS300)。
ここで、具体的な割り込み認証処理について説明する。
図10は、本発明の実施の形態に従う制御部200が実行する割り込み認証処理の処理手順を示すフローチャートである。
図10は、本発明の実施の形態に従う制御部200が実行する割り込み認証処理の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS102は、動作例1で説明したものと同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
次に、制御部200は、別のユーザーに割り込みログインさせるか否かについて判断する(ステップS32)。具体的には、割り込み処理部250は、割り込み処理を受付けると、認証部220は、入力部280を介してログインユーザーから、別のユーザーに割り込みログインを許可する、所定の指示を受け付けた否かを判断する。例えば、表示部270には、図11に示すような確認画面が表示される。
図11は、本発明の実施の形態に従う表示部270に表示される割り込みログインに関する確認画面の一例である。
図11を参照して、このような確認画面により、ログインユーザーは、割り込みログインしようとしている別のユーザー(図11ではユーザーB)を特定することができるため、ログインユーザーが実行している作業等を中断し、別のユーザーを割り込みログインさせてもよいか否かを判断することができる。ログインユーザーは、割り込みログインを許可する場合には、ボタン1202を選択し、許可しない場合には、ボタン1204を選択する。
再び、図10を参照して、認証部220が、別のユーザーを割り込みログインさせない(図11においてボタン1204が押下された場合)と判断すると(ステップS32においてNO)、MFP10はステップS32の状態を維持する。一方、認証部220が、別のユーザーを割り込みログインさせる(図11においてボタン1202が押下された場合)と判断すると(ステップS32においてYES)、MFP10はステップS34に進む。
次に、実行判断部210は、プリンター部130において印刷ジョブが実行されているか否かを判断する(ステップS34)。実行判断部210が、当該印刷ジョブをMFP10が実行中ではないと判断すると(ステップS34においてNO)、MFP10はステップS38の処理に進む。一方、実行判断部210が、当該印刷ジョブを実行中であると判断すると(ステップS34においてYES)、印刷ジョブの進行状況をRAM114等に記憶して、当該印刷ジョブを中断させて(ステップS36)、MFP10はステップS38の処理に進む。
次に、制御部200は、ログインユーザーが実行している作業内容を記憶して、当該ログインユーザーをログアウトさせる(ステップS38)。具体的には、認証部220は、ログインユーザーが実行している作業内容をRAM114等に記憶して、当該ログインユーザーをログアウトさせる。
次に、認証部220が、別のユーザーを割り込みログインさせると(ステップS40)、割り込みログイン処理を終了し、MFP10はステップS302に進む。
再び、図9を参照して、制御部200は、割り込みログインした別のユーザー(以下、「割り込みユーザー」と称す)以外のユーザー(以下、動作例3において「他のユーザー」と称す)が監視エリアに存在しているか否かを判断する(ステップS302)。具体的には、検出部260は、マットタイプアンテナ30から送信されたデータに基づいて、監視エリアにおいて他のユーザーを検出したか否かを判断する。検出部260が、他のユーザーを検出したと判断すると(ステップS302においてYES)、ステップS304に進む。一方、検出部260が、監視エリアにおいて他のユーザーを検出していないと判断すると(ステップS302においてNO)、実行判断部210が、割り込みユーザーの作業を開始して(ステップS312)、MFP10は処理を終了する。すなわち、このとき、割り込みユーザーは、操作画面にドキュメントを表示したり、印刷ジョブを実行したりすることができるようになる。
次に、制御部200は、他のユーザーが、割り込みユーザーと所定の関連付けがされているか否かを判断する(ステップS304)。具体的には、関連付け判断部230が、記憶部232に記憶されている関連情報を参照して、割り込みユーザーとの関係において、他のユーザーは割り込みユーザーが実行する作業等の開始を許可または禁止する相手として登録されているか否かを判断する。関連付け判断部230が、他のユーザーが登録されていると判断すると(ステップS304においてYES)、ステップS306に進む。
次に、制御部200は、他のユーザーは割り込みユーザーが作業等の開始が可能な相手であるか否かを判断する(ステップS306)。具体的には、実行判断部210は、動作例1で説明した場合と同様に、図4に示すようなテーブルを参照して、割り込みユーザーが実行する作業等の開始を許可する相手として他のユーザーが登録されている場合、作業等の開始が可能な相手と判断し、禁止する相手として登録されている場合、作業等の開始が不可能な相手であると判断する。実行判断部210が、他のユーザーは割り込みユーザーが作業等の開始が可能な相手であると判断すると(ステップS306においてYES)、割り込みユーザーの作業を開始して(ステップS312)、MFP10は処理を終了する。一方、実行判断部210が、他のユーザーは割り込みユーザーが実行する作業等の開始が不可能な相手であると判断すると(ステップS306においてNO)、ステップS310に進む。
次に、制御部200は、他のユーザーが監視エリアから離脱したか否かを判断する(ステップS310)。具体的には、検出部260は、他のユーザーが監視エリアにおいて検出されるか否かを判断する。検出部260は、他のユーザーが離脱していない(検出される)と判断すると(ステップS310においてNO)、MFP10はステップS310の状態を維持する。一方、検出部260が、他のユーザーが離脱した(検出されない)と判断すると(ステップS310においてYES)、実行判断部210は、割り込みユーザーの作業を開始して(ステップS312)、MFP10は処理を終了する。
また、ステップS304において、関連付け判断部230が、他のユーザーが登録されていないと判断すると(ステップS304においてNO)、制御部200は、割り込みユーザーの作業の開始を許可するか否かを判断する(ステップS308)。具体的には、実行判断部210は、入力部280を介した割り込みユーザーからの指示に基づいて作業の開始の可否を判断する。このとき、例えば、表示部270には、図12に示すような確認画面が表示される。
図12は、本発明の実施の形態に従う表示部270に表示される割り込みユーザーに対する作業の開始を確認させる画面の一例である。
図12を参照して、このような確認画面により、割り込みユーザーは、周辺を確認することで他のユーザーを特定することができるため、割り込みユーザーが実行する作業を開始すべきか否かを判断することができる。割り込みユーザーは、作業を開始する場合には、ボタン1302を選択し、開始しない場合には、ボタン1304を選択する。
再び、図9を参照して、実行判断部210が、割り込みユーザーからの指示に基づいて作業を開始しない(図12においてボタン1304が押下された場合)と判断すると(ステップS308においてNO)、MFP10は、上述したステップS310からの処理を実行する。実行判断部210が、割り込みユーザーからの指示に基づいて、作業を開始する(図12においてボタン1302が押下された場合)と判断すると(ステップS308においてYES)、割り込みユーザーの作業を開始して(ステップS312)、MFP10は処理を終了する。
なお、割り込みユーザーにより作業が開始された(ステップS312)後は、割り込みユーザーは動作例1、2におけるログインユーザーに相当するため、MFP10は動作例1、2で説明した処理を実行することとなる。
また、上記において動作例1または2のように、他のユーザーを作業等の開始を許可または禁止する相手として登録してもよい。すなわち、実行判断部210が割り込みユーザーの作業を開始すると判断した場合(ステップS308においてYES)の後に、関連情報登録部240が他のユーザーを作業等の開始を許可する相手として登録するステップを設けてもよい。また、実行判断部210が割り込みユーザーの作業を開始しないと判断した場合(ステップS308においてNO)の後に、関連情報登録部240が他のユーザーを作業等の開始を禁止する相手として登録するステップを設けてもよい。
以上から、動作例3では、割り込みユーザーがMFP10において所定の作業を開始する際に、割り込みユーザーとは異なる他のユーザーが監視エリアに存在しているか否かを確認する。これにより、例えば、割り込みユーザーが作業を開始する際に、割り込まれた元のログインユーザーがまだMFP10の近傍に存在している場合、割り込みユーザーと元のログインユーザーとの関連付けが確認されるため、割り込みユーザーのセキュリティを確保することができる。
(d4.動作例4)
次に、MFP10において実行される動作例4について説明する。
次に、MFP10において実行される動作例4について説明する。
図13は、本発明の実施の形態に従うMFP10において実行される動作例4の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS300における割り込み認証処理は、動作例3で説明したものと同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
次に、制御部200は、割り込みユーザーをログアウトさせる(ステップS402)。具体的には、認証部220は、割り込みユーザーが所定の作業を終了したことに伴い、割り込みユーザーをログアウトさせる。
次に、検出部260は、割り込みログインされた元のログインユーザーが監視エリアに存在しているか否かを判断する(ステップS404)。検出部260が、監視エリアにおいて元のログインユーザーを検出しないと判断すると(ステップS404においてNO)、MFP10は処理を終了する。一方、検出部260が、監視エリアにおいて元のログインユーザーを検出したと判断すると(ステップS404においてYES)、ステップS406に進む。
次に、制御部200は、元のログインユーザーを再ログインさせる(ステップS406)。具体的には、認証部220は、検出部260が監視エリアに侵入したことを検出したときに取得した元のログインユーザーのユーザー識別情報に基づいて、元のログインユーザーを再ログインさせる。
次に、検出部260は、再ログインした元のログインユーザー(以下、「再ログインユーザー」と称す)以外のユーザー(以下、動作例4において「他のユーザー」と称す)が監視エリアに存在しているか否かを判断する(ステップS408)。検出部260が、他のユーザーを検出したと判断すると(ステップS408においてYES)、ステップS410に進む。一方、検出部260が、監視エリアにおいて他のユーザーを検出していないと判断すると(ステップS408においてNO)、実行判断部210が、再ログインユーザーの作業等を再開して(ステップS418)、MFP10は処理を終了する。すなわち、このとき、再ログインユーザーは、中断していた作業等を再開することができる。
ここで、以下のステップS410〜ステップS416までの処理は、動作例3におけるステップS304〜ステップS310までの処理において、主体を「割り込みユーザー」から「再ログインユーザー」に置き換えたものと同様に考えることができる。したがって、詳細な説明は繰り返さず、簡単に説明する。
関連付け判断部230は、他のユーザーと再ログインユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断する(ステップS410)。関連付け判断部230が、所定の関連付けが判断すると(ステップS410においてYES)、ステップS412に進む。
次に、実行判断部210は、他のユーザーは再ログインユーザーが実行する作業等の再開が可能な相手であるか否かを判断する(ステップS412)。実行判断部210が、他のユーザーは再ログインユーザーが実行する作業等の再開が可能な相手であると判断すると(ステップS412においてYES)、再ログインユーザーが中断していた作業等を再開して(ステップS418)、MFP10は処理を終了する。一方、実行判断部210が、他のユーザーは再ログインユーザーが実行する作業等の再開を禁止する相手であると判断すると(ステップS412においてNO)、ステップS416に進む。
次に、検出部260は、他のユーザーが監視エリアから離脱したか否かを判断する(ステップS416)。検出部260は、他のユーザーが離脱していない(検出される)と判断すると(ステップS416においてNO)、MFP10はステップS416の状態を維持する。一方、検出部260が、他のユーザーが離脱した(検出されない)と判断すると(ステップS416においてYES)、実行判断部210は、再ログインユーザーの作業等を再開して(ステップS418)、MFP10は処理を終了する。
また、ステップS410において、関連付け判断部230が、他のユーザーが登録されていないと判断すると(ステップS410においてNO)、実行判断部210は、再ログインユーザーが実行している作業等の再開を許可するか否かを判断する(ステップS414)。このとき、例えば、表示部270には、動作例3で説明した図12のように、再ログインユーザーに作業等の再開を確認させる確認画面が表示される。
次に、実行判断部210が、再ログインユーザーからの指示に基づいて、中断していた作業等を再開すると判断すると(ステップS414においてYES)、再ログインユーザーが中断していた作業等を再開して(ステップS418)、MFP10は処理を終了する。一方、実行判断部210が、再ログインユーザーからの指示に基づいて作業等を再開しないと判断すると(ステップS414においてNO)、MFP10は、上述したステップS416からの処理を実行する。
以上から、動作例4では、再ログインユーザーがMFP10において所定の作業を再開する際に、再ログインユーザーとは異なる他のユーザーが監視エリアに存在しているか否かを確認する。これにより、例えば、一時的に割り込みログインを許可された割り込みユーザーが所定の作業が終了した後に、元のログインユーザーがMFP10の近傍に存在していれば自動的に元のログインユーザーは再ログインされ、再ログインの手間を省くことができる。さらに、再ログインユーザーは、他のユーザー(例えば、割り込みユーザー)がMFP10の近傍に存在している場合にも、他のユーザーと再ログインユーザーとの関連付けが確認されるため、再ログインユーザーのセキュリティを確保することができる。
<E.その他の実施の形態>
上記においては、ユーザーに人体通信が可能な通信端末20を装着させて、MFP10との間で通信する場合について説明したが、これに限らない。例えば、MFP10の周辺の所定の監視エリアを撮像可能なカメラにより、監視エリアに侵入したユーザーを撮像することでユーザー検出してもよい。さらに、ユーザーの顔等を撮像することでユーザーを識別して、取得されたユーザー識別情報をMFP10に送信してもよい。
上記においては、ユーザーに人体通信が可能な通信端末20を装着させて、MFP10との間で通信する場合について説明したが、これに限らない。例えば、MFP10の周辺の所定の監視エリアを撮像可能なカメラにより、監視エリアに侵入したユーザーを撮像することでユーザー検出してもよい。さらに、ユーザーの顔等を撮像することでユーザーを識別して、取得されたユーザー識別情報をMFP10に送信してもよい。
各々の装置におけるコンピューターを機能させて、上述のフローで説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピューターに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリーカードなどの一時的でないコンピューター読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピューターに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、プログラムは、コンピューターのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 画像形成装置、20 通信端末、30 マットタイプアンテナ、40 通信ケーブル、100 CPU、112 ROM、114 RAM、116 HDD、120 通信部、130 プリンター部、140 スキャナー部、150 操作パネル、160 タイマー、200 制御部、210 実行判断部、220 認証部、230 判断部、232 記憶部、240 関連情報登録部、250 割り込み処理部、260 検出部、270 表示部、280 入力部。
Claims (15)
- 画像形成装置の周辺の所定の監視領域に存在するユーザーを検出するための検出部と、
前記画像形成装置への認証処理を実行する認証部と、
前記認証部により前記画像形成装置への認証が成功したユーザーと別のユーザーとが前記所定の監視領域に存在することを検出した場合に認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断する関連付け判断部と、
前記関連付け判断部の判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している作業あるいは前記画像形成装置が実行中のジョブの継続の可否を判断するための実行判断部とを備える、画像形成装置。 - 前記実行判断部は、
前記関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している前記作業あるいは前記実行中のジョブを中断し、
認証が成功したユーザーに対して前記別のユーザーが存在している場合に前記作業あるいは前記実行中のジョブを再開するか否かを確認し、
確認結果に基づいて前記作業あるいは前記実行中のジョブを再開する、請求項1記載の画像形成装置。 - 認証が成功したユーザーの前記作業あるいは前記実行中のジョブを中断して、別のユーザーが別の作業あるいは別のジョブを実行するための割り込み処理を受付ける割り込み処理部をさらに備え、
前記認証部は、前記割り込み処理する前記別のユーザーについて前記画像形成装置への認証処理を実行し、
前記関連付け判断部は、前記認証部により前記画像形成装置への認証が成功した別のユーザーと前記別のユーザー以外のユーザーとが前記所定の監視領域に存在することを検出した場合に認証が成功した別のユーザーと前記別のユーザー以外のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断し、
前記実行判断部は、前記関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果に基づいて認証が成功した別のユーザーが実行している前記別の作業あるいは前記実行中の別のジョブを中断する、請求項1記載の画像形成装置。 - 認証が成功したユーザーの前記作業あるいは前記実行中のジョブを中断して、別のユーザーが別の作業あるいは別のジョブを実行するための割り込み処理を受付ける割り込み処理部をさらに備え、
前記認証部は、前記割り込み処理する前記別のユーザーについて前記画像形成装置への認証処理を実行し、
前記関連付け判断部は、前記別のユーザーの割り込み処理が完了した際に、前記画像形成装置への認証が成功したユーザーと前記別のユーザーとが前記所定の監視領域に存在することを検出した場合に認証が成功したユーザーと前記別のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断し、
前記実行判断部は、前記関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが中断した前記作業あるいは前記実行中のジョブの再開の可否を判断する、請求項1記載の画像形成装置。 - 前記別のユーザーが前記所定の監視領域に存在することを示す情報を表示させる表示部をさらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 認証が成功したユーザーからの指示を受付ける入力部をさらに備え、
前記実行判断部は、前記関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果および前記入力部が受付けた前記認証が成功したユーザーからの指示に基づいて前記認証が成功したユーザーが実行している前記作業あるいは前記実行中のジョブを中断する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 認証が成功したユーザーからの指示を受付ける入力部をさらに備え、
前記実行判断部は、前記関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果および前記入力部において所定の期間、前記ユーザーからの指示の受付けが無い場合に、前記ユーザーが実行している前記作業あるいは前記実行中のジョブを中断する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記関連付け判断部は、認証が成功したユーザーに対応して設けられ、前記所定の監視領域に別のユーザーが存在する場合に前記作業あるいは前記実行中のジョブの継続の可否を判断するための関連情報を記憶する記憶部を含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 認証が成功したユーザーからの前記作業あるいは前記実行中のジョブの継続の可否に関する指示を受付ける入力部をさらに備え、
認証が成功したユーザーに対応して設けられ、前記入力部からの指示に従って前記所定の監視領域に別のユーザーが存在する場合に前記作業あるいは前記実行中のジョブの継続の可否を判断するための関連情報を前記記憶部に登録する関連情報登録部をさらに備える、請求項8記載の画像形成装置。 - 前記関連情報登録部は、前記入力部からの前記作業あるいは前記実行中のジョブの継続を示す指示に従って前記別のユーザーに対して許可を示す関連情報を前記記憶部に登録する、請求項9記載の画像形成装置。
- 前記関連情報登録部は、前記入力部からの前記作業あるいは前記実行中のジョブの継続の禁止を示す指示に従って前記別のユーザーに対して不許可を示す関連情報を前記記憶部に登録する、請求項9または10に記載の画像形成装置。
- 前記記憶部に記憶された関連情報は、所定期間経過後にリセットされる、請求項9〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記実行判断部は、
前記関連付け判断部における所定の関連付けがされていないとの判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している前記作業あるいは前記実行中のジョブを中断し、
前記検出部からの検出に従って前記別のユーザーが前記所定の監視領域に存在するか否かを判断し、
前記別のユーザーが前記所定の監視領域に存在しないことを検出した場合に、中断した前記作業あるいは前記実行中のジョブを再開する、請求項1記載の画像形成装置。 - 画像形成装置のコンピューターが実行する画像形成装置の制御方法であって、
前記画像形成装置の周辺の所定の監視領域に存在するユーザーを検出するステップと、
前記画像形成装置への認証処理を実行するステップと、
前記画像形成装置への認証が成功したユーザーと別のユーザーとが前記所定の監視領域に存在することを検出した場合に認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断するステップと、
前記判断するステップにおける判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している作業あるいは前記画像形成装置が実行中のジョブの継続の可否を判断するステップとを備える、画像形成装置の制御方法。 - 画像形成装置のコンピューターに実行させる制御プログラムであって、
前記制御プログラムは、前記コンピューターに、
前記画像形成装置の周辺の所定の監視領域に存在するユーザーを検出するステップと、
前記画像形成装置への認証処理を実行するステップと、
前記画像形成装置への認証が成功したユーザーと別のユーザーとが前記所定の監視領域に存在することを検出した場合に認証が成功したユーザーと別のユーザーとが所定の関連付けがされているか否かを判断するステップと、
前記判断するステップにおける判断結果に基づいて認証が成功したユーザーが実行している作業あるいは前記画像形成装置が実行中のジョブの継続の可否を判断するステップとを備える処理を実行させる、画像形成装置の制御プログラム。
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