JP6260529B2 - 操作装置及び操作方法 - Google Patents

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Description

本発明は、操作装置及び操作方法に関する。
従来、画像形成装置を含む電子機器を利用するユーザーを制限するために、当該電子機器の操作装置にユーザー認証を追加し、ユーザー認証の結果により電子機器が属する部門の管理に役立てている。
しかしながら、ユーザー認証は、ログインしたユーザーが正しくログアウトすることで正確に機能する。つまり、ログインしたユーザーが、電子機器を使い終わって正しくログアウトしなければ、第三者がこのユーザーがログイン中の電子機器を利用する可能性がある。
そこで、近年、所定の画面へのユーザーのタッチ操作でユーザーの指紋認証が可能なタッチデバイスが登場している。ユーザーがこのタッチデバイスを操作すると、その操作の指の指紋でユーザー認証を実行する。このようなタッチデバイスによるユーザーの指紋認証であれば、第三者がユーザーになりすまして利用することは不可能であるため、上述した課題を解決する。
しかしながら、タッチデバイスの操作は、近年の多機能化により、複雑化しており、ユーザーが操作方法を知らないため、第三者に操作方法を手伝ってもらうことがあり、そのような場合に、タッチデバイスによるユーザーの指紋認証は、第三者の操作を受け付けないため、不向きであるという課題がある。
このような課題に対して、例えば、特開2010−55156号公報(特許文献1)には、ヘルプボタンが押下され続けている間は、当該ヘルプボタンの部分だけで指紋認証を実行する技術が開示されている。これにより、第三者であってもユーザーに代わって操作を代理することが出来るとしている。
特開2010−55156号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ユーザーが常にヘルプボタンを押下し続ける必要があるため、第三者が代理でタッチ操作し難いという課題がある。又、近年、タッチパネルのサイズを小さくする傾向があり、そのタッチパネルにヘルプボタンを用意すると、タッチパネルの画面上に表示可能な情報が少なくなり、ユーザーの利便性が低下するという課題がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、ユーザー指紋認証において、他のユーザーでも正規のユーザーに代わって操作をすることが可能な操作装置及び操作方法を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る操作装置は、指紋検出部と、第一の指紋判定部と、第二の指紋判定部と、表示受付部と、を備える。指紋検出部は、ユーザーによりログインがされると、画面が表示されるタッチパネルを介して、所定の操作項目キーまたはスタートキーを押下したとき、当該ユーザーの指の指紋を検出する。第一の指紋判定部は、前記所定の操作項目キーを押下した指の検出指紋が、ログインした登録ユーザーの指の第一の登録指紋と一致するか否かを判定する。第二の指紋判定部は、前記検出指紋が前記第一の登録指紋と一致しない場合、前記検出指紋が、前記登録ユーザーが操作の代理を許可している代理ユーザーの指の第二の登録指紋と一致するか否かを判定する。表示受付部は、前記検出指紋が前記第二の登録指紋と一致する場合、前記検出指紋の指で操作された所定の操作項目キーの入力を受け付ける。
前記第一の指紋判定部は、更に、機能の実行のためのスタートキーが押下されると、当該スタートキーを押下した指の検出指紋が前記登録ユーザーの第一の登録指紋と一致するか否かを判定し、前記スタートキーを押下した指の検出指紋が、前記第一の登録指紋と一致しないと判定された際に、前記代理ユーザーに対して機能の実行が許可されている場合に、前記第二の指紋判定部は、更に、前記検出指紋は前記代理ユーザーの指の第二の登録指紋と一致するか否かを判定し、前記表示受付部は、前記スタートキーを押下した指の検出指紋が前記第一の登録指紋または、前記第二の登録指紋と一致する場合、前記スタートキーの入力を受け付ける。前記表示受付部は、前記検出指紋が前記第一の登録指紋及び前記第二の登録指紋と一致しない場合、エラー画面を表示して、前記検出指紋の指で操作されたキーの入力を受け付けない。
本発明の操作装置及び操作方法によれば、ユーザー指紋認証において、他のユーザーでも正規のユーザーに代わって操作をすることが可能となる。
本発明の実施形態に係る操作装置を備えた画像処理装置の全体構成を示す概念図である。 本発明の実施形態に係る操作装置を備えた画像処理装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る実行手順を示すためのフローチャートである。 本発明の実施形態におけるログイン画面の一例を示す図(図4(A))と、本発明の実施形態におけるユーザー認証テーブルの一例を示す図(図4(B))と、である。 本発明の実施形態における操作画面の一例を示す図(図5(A))と、本発明の実施形態における設定画面の一例を示す図(図5(B))と、である。 本発明の実施形態における第一のエラー画面の一例を示す図(図6(A))と、本発明の実施形態における第二のエラー画面の一例を示す図(図6(B))と、である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の操作装置及び操作方法の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベットSはステップを意味する。
以下に、本発明の実施形態の一例として、操作装置(操作部)を備えた画像処理装置について説明する。尚、本発明の画像処理装置は、例えば、ファクシミリ、コピー、スキャナー、プリンター等の機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)、複写機、プリンター等が該当する。
画像処理装置100は、図1に示すように、操作部101を介してユーザーから所定のジョブの設定条件を受け付ける。ジョブは、例えば、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャン機能、プリント機能のいずれか又はこれらの組み合わせで構成されるジョブである。又、操作部101は、タッチパネルを備え、所定の画面を表示するとともに、ユーザーからの指の接触を検知する。更に、操作部101は、ユーザーがタッチパネル上に指の裏を接触させると、当該タッチパネルを介して、ユーザーの指の指紋を読み取り、指紋認証する。
画像処理装置100は、操作部101によりジョブの設定条件を受け付けると、画像読取部102、搬送部103、画像形成部104、通信部105等の各部を駆動し、当該ジョブを実行する。画像読取部102は、原稿台又は自動原稿給送部に載置された原稿の画像データを読み取る。搬送部103は、給紙カセット又は手差しトレイから用紙を画像形成部104へ搬送する。画像形成部104は、搬送された用紙に、画像データに対応するトナー像を転写し、定着ローラで定着して、画像形成を実行する。通信部105は、ネットワーク106に接続され、設定条件に従い、所定の送信先に、画像データを送信する。
尚、画像処理装置100、操作部101の制御回路は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、各駆動部に対応するドライバーを内部バスによって接続している。
画像処理装置100、操作部101のCPUは、例えば、RAMを作業領域として利用し、ROM、HDD、SSD等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいてドライバーからのデータ、指示、信号、命令等を授受し、ジョブの実行に関する各駆動部の動作を制御する。又、駆動部以外の後述する各部(図2に示す)についても、CPUが、各プログラムを実行することで当該各部を実現する。ROM、RAM、HDD、SSD等には、以下に説明する各部を実現するプログラムやデータが記憶されている。
次に、図2、図3を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。先ず、ユーザーが、画像処理装置100の電源を投入すると、当該画像処理装置100の操作部101のユーザー認証部201が、ログイン画面400をタッチパネル上に表示して、ユーザーからユーザーIDとパスワードの入力を受け付ける。
前記ログイン画面400には、図4(A)に示すように、ログイン画面の旨のメッセージ401と、ユーザーIDを入力するための入力欄402と、パスワードを入力するための入力欄403と、キーボードを表示させるためのキーボードキー404と、OKキー405とが表示される。
ユーザーは、前記ログイン画面400を見ながら、キーボードキー404を操作し、所定のユーザーID(「AAA」)とパスワード(「aaa」)とを入力欄402、403にそれぞれ入力して、OKキー405を選択する。すると、ユーザー認証部201は、入力されたユーザーID(「AAA」)及びパスワード(「aaa」)と、予め登録された登録ユーザーID及び登録パスワードとを照合する。
ここで、ユーザー認証部201が照合する方法に特に限定は無い。例えば、ユーザー認証部201は、所定のメモリーに予め登録されたユーザー認証テーブル406を参照する。前記ユーザー認証テーブル406には、図4(B)に示すように、登録ユーザーID407(「AAA」)と、登録パスワード408(「aaa」)とが関連付けて記憶されている。又、前記ユーザー認証テーブル406には、前記登録ユーザーID407に対して、指紋認証の有無を示す指紋認証項目409と、代理操作の有無を示す代理操作項目410と、ジョブ実行の決定者を示すジョブ実行項目411とが関連付けて記憶されている。
ここで、指紋認証とは、ユーザーが指で操作する際にユーザーの指の指紋を検出して、当該検出指紋が予め登録された登録指紋に対応するか否かを認証し、検出指紋が登録指紋に対応する場合には、ユーザーの操作を許可することを意味する。指紋認証項目409では、指紋認証が可能であれば、「有り」が記憶され、指紋認証が不可であれば、「無し」が記憶される。指紋認証が「有り」の場合には、ユーザーの指の指紋が予め登録されていることになる。又、代理操作項目410では、指紋認証において代理可能であれば、代理可能なユーザーのユーザーID(例えば、「BBB」)が記憶され、代理不可であれば、「無し」が記憶される。代理操作項目410にユーザーIDが記憶されている場合、このユーザーIDのユーザーの登録指紋が指紋認証で使用される。又、ジョブ実行項目411では、ジョブ実行が可能なユーザーのユーザーID(例えば、「AAA」、「BBB」等)が記憶され、指紋認証項目409が「無し」である場合には、特に何も記憶されない。所定の登録ユーザーID407のジョブ実行項目411に、当該登録ユーザーIDがそのまま記憶されていれば、ジョブ実行は、最終的に登録ユーザーIDのユーザー本人のみ可能である。一方、所定の登録ユーザーID407のジョブ実行項目411に、当該登録ユーザーID以外の他のユーザーIDが記憶されていれば、ジョブ実行は、他のユーザーIDのユーザーでも可能である。指紋認証項目409、代理操作項目410、ジョブ実行項目411については、後述する。ユーザー認証部201は、入力ユーザーID及びパスワードと、前記ユーザー認証テーブル406の登録ユーザーID及び登録パスワードとをそれぞれ照合する。
前記照合の結果、入力ユーザーID及び入力パスワードが、前記登録ユーザーID及び登録パスワードにそれぞれ一致しない場合、ユーザー認証部201は、ログインエラー画面を表示して、ユーザーから正しいユーザーID及びパスワードの入力を受け付ける。
一方、前記照合の結果、入力ユーザーID及び入力パスワードが、前記登録ユーザーID及び登録パスワードにそれぞれ一致する場合、ユーザー認証部201は、前記ユーザーは登録ユーザーであると判定して、ユーザーの使用を許可し(ログイン)(図3:S101)、その旨を表示受付部202に通知する。当該通知を受けた表示受付部202は、前記タッチパネル上に操作画面500を表示して、ユーザーから所定の操作条件の入力を受け付ける(図3:S102)。
前記操作画面500には、図5(A)に示すように、所定のメッセージ501と、画像処理装置100の操作条件に関係する操作項目キー502と、スタートキー503とが表示される。これにより、ユーザーは、操作画面500を介して所望の操作条件を入力することが可能となる。
ここで、前記ユーザー認証テーブル406において、ログインしたユーザーの登録ユーザーIDの指紋認証項目409に対して「有り」が記憶されているため、ユーザー認証部201は、その旨を指紋検出部203に通知し、当該通知を受けた指紋検出部203は、前記操作画面500が表示されるタッチパネルを介して、ユーザーから指の指紋の検出を開始する(指紋認証の開始)。
ここで、指紋検出部203が指紋を検出する方法に特に限定は無い。例えば、タッチパネルをユーザーの指の指紋が読み取れる指紋センサーを設けておき、図5(A)に示すように、ユーザーがタッチパネルを指で接触すると、指紋検出部203が、前記センサーで前記ユーザーの指の指紋を読み取り、当該指紋を検出する。尚、指紋センサーは、公知のセンサーを使用することが出来る。
さて、ユーザーが、前記操作画面500を見ながら、所定の操作項目キー502(例えば、「ページ集約」キー)を指で接触すると、指紋検出部203は、前記ユーザーの指の指紋を検出する(図3:S103)。
指紋検出部203がユーザーの指の指紋を検出すると、その旨を第一の指紋判定部204に通知し、当該通知を受けた第一の指紋判定部204は、前記検出した検出指紋が、ログインした登録ユーザーの指の第一の登録指紋と一致するか否かを判定する(図3:S104)。
ここで、第一の指紋判定部204が判定する方法に特に限定は無い。例えば、第一の指紋判定部204は、前記ユーザー認証テーブル406を参照して、現在ログイン中のユーザーのユーザーID(「AAA」)に対応する第一の登録指紋を取得し、前記検出指紋のパターンが当該第一の登録指紋のパターンと部分的に(又は完全に)一致するか否かを判定する。
前記判定の結果、前記検出指紋が前記第一の登録指紋と一致する場合(図3:S104YES)、第一の指紋判定部204は、その旨を表示受付部202に通知する。当該通知を受けた表示受付部202は、前記検出指紋の指で操作されたキー(操作項目キー502、「ページ集約」キー)の入力を受け付ける(図3:S105)。前記キーの操作の入力は、スタートキーの操作の入力でないため(図3:S106NO)、表示受付部202は、S102へ移行し、前記入力されたキーに対応する設定画面504を前記タッチパネル上に表示して、ユーザーから所定の設定条件の入力を受け付ける(図3:S102)。
前記設定画面504には、図5(B)に示すように、所定のメッセージ505と、前記キー(「ページ集約」キー)の設定条件に関係する設定項目キー506と、OKキー507とが表示される。これにより、登録ユーザーであれば、操作画面500を介して多種のキーの設定条件を入力することが出来る。
ここで、ユーザーが、前記設定画面504の内容が分からないため、困って、自分以外のユーザーに声を掛けて、他のユーザーに操作の代理を頼んだとする。他のユーザーが、ユーザーの意向を聞いて、前記設定画面504の所定の設定項目キー506(例えば、「両面製本 左綴じ」キー)を指で接触すると、指紋検出部203は、前記他のユーザーの指の指紋を検出する(図3:S103)。そして、第一の指紋判定部204は、前記検出指紋が前記登録ユーザーの指の第一の登録指紋と一致するか否かを判定する(図3:S104)。
ここで、登録ユーザーは他のユーザーに操作の代理を依頼している。そのため、前記判定の結果、前記検出指紋が前記第一の登録指紋と一致しない場合(図3:S104NO)、第一の指紋判定部204は、その旨を第二の指紋判定部205に通知する。当該通知を受けた第二の指紋判定部205は、次に、前記登録ユーザーが操作の代理を許可している代理ユーザーの指の第二の登録指紋と一致するか否かを判定する(図3:S107)。
ここで、第二の指紋判定部205が判定する方法に特に限定は無い。例えば、第二の指紋判定部205は、前記ユーザー認証テーブル406を参照して、前記登録ユーザーのユーザーID(「AAA」)の代理操作項目410に、代理ユーザーのユーザーIDが記憶されているか否かを判定する。前記判定の結果、前記代理操作項目410に前記代理ユーザーのユーザーID(「BBB」)が記憶されている場合、第二の指紋判定部205は、前記代理ユーザーのユーザーID(「BBB」)に対応する第二の登録指紋を取得し、前記検出指紋のパターンが当該第二の登録指紋のパターンと部分的に(又は完全に)一致するか否かを判定する。尚、前記代理操作項目410に、複数の代理ユーザーのユーザーIDが記憶されている場合は、第二の指紋判定部205は、各代理ユーザーのユーザーID毎に第二の登録指紋を取得し、前記検出指紋が当該第二の登録指紋と一致するか否かを各代理ユーザーのユーザーID毎に判定する。
前記判定の結果、前記検出指紋が前記第二の登録指紋と一致する場合(図3:S107YES)、第二の指紋判定部205は、その旨を表示受付部202に通知する。当該通知を受けた表示受付部202は、前記検出指紋の指で操作されたキー(設定項目キー506、「両面製本 左綴じ」キー)の入力を受け付ける(図3:S105)。これにより、登録ユーザーが操作の代理を許可している代理ユーザーであれば、登録ユーザーに代わって操作を行なうことが可能となるため、設定条件の入力が円滑に進む。又、従来技術のように、登録ユーザーがヘルプボタンを押下し続けるという手間が無くなり、当該ヘルプボタンの表示も不要となる。
一方、前記判定の結果、前記検出指紋が前記第二の登録指紋と一致しない場合(図3:S107NO)、第二の指紋判定部205は、その旨を表示受付部202に通知する。当該通知を受けた表示受付部202は、前記設定画面504の前面に第一のエラー画面600を表示して(図3:S108)、前記検出指紋の指で操作されたキーの入力を受け付けない。前記第一のエラー画面600には、図6(A)に示すように、「操作できません。」のメッセージ601と、OKキー602とが表示される。これにより、登録ユーザー又は代理ユーザー以外のユーザーでは、操作できなくすることが出来る。
ここで、例えば、登録ユーザー又は代理ユーザー以外のユーザーが操作部101を操作した場合に、現在のログインを強制的にログアウトする強制ログアウト部を更に備えて、ログインを解除するよう構成しても良い。
又、例えば、登録ユーザー又は代理ユーザー以外のユーザーが操作部101を操作した場合に、その旨を警報で発信したり、管理者等の端末装置に通知したりする警告部を更に備えて、不審者が操作部を無許可で操作していることを周知させるよう構成しても良い。
又、登録ユーザー又は代理ユーザー以外のユーザーが操作部101を操作した場合に、登録ユーザーの操作に基づいて、代理ユーザーの指の指紋を新たに登録する登録部を更に備えても良い。登録ユーザーが近くに居るのであれば、代理ユーザーを操作中に新たに登録することで、途中の操作を円滑に進めることが可能となる。
尚、S107において、第二の指紋判定部205が、前記登録ユーザーのユーザーID(「AAA」)の代理操作項目410に、代理ユーザーのユーザーIDが記憶されているか否かを判定した際に、前記代理操作項目410に前記代理ユーザーのユーザーID(「BBB」)が記憶されていない場合、つまり、前記代理操作項目410に「無し」が記憶されている場合は、第二の指紋判定部205は、前記検出指紋が前記第二の登録指紋と一致しないとみなし(図3:S107NO)、表示受付部202が、前記第一のエラー画面600を表示する(図3:S108)。これにより、代理操作の登録を受けていない他のユーザーの操作を遮断して、セキュリティーを高めることが可能となる。
ところで、登録ユーザー又は代理ユーザーが所定の設定条件の入力を完了し、S106において、登録ユーザー又は代理ユーザーがスタートキー507を押下した場合は、下記のようになる。即ち、表示受付部202が、前記スタートキー507の入力を受け付けた場合(図3:S106YES)、その旨を第一の指紋判定部204に通知し、当該通知を受けた第一の指紋判定部204は、前記スタートキー507を押下した指の検出指紋は前記登録ユーザーの第一の登録指紋と一致するか否かを判定する(図3:S109)。
前記判定の結果、前記検出指紋は前記登録ユーザーの第一の登録指紋と一致する場合(図3:S109YES)、第一の指紋判定部204は、前記スタートキー507を押下したユーザーは登録ユーザーであると判定し、その旨を表示受付部202に通知する。当該通知を受けた表示受付部202は、機能の実行のための前記スタートキーの入力を受け付け、今まで入力された設定条件を、画像処理装置100の機能実行部206に通知し、当該通知を受けた機能実行部206は、前記設定条件に基づいて機能を実行する(図3:S110)。例えば、前記機能が「コピー」機能であり、前記設定条件のうち、「両面製本 左綴じ」が設定されていれば、機能実行部206は、各部を駆動して、「コピー」機能を実行し、前記「両面製本 左綴じ」の設定を実行する。これにより、機能実行の場面では、登録ユーザーのスタートキーの押下により、今まで入力した設定条件に基づいて機能が実行される。
機能実行部206が機能の実行を完了すると、その旨をカウント部207に通知し、当該通知を受けたカウント部207は、所定のメモリーに予め記憶されている登録ユーザーのカウント値(例えば、「50回」)に、前記機能の実行の回数(例えば、「1回」)を加算(カウント)することで、当該加算値(「51回」)を前記登録ユーザーの機能の実行回数として更新する(図3:S111)。前記機能の実行の回数は、適宜設計されるものの、例えば、「コピー」機能で、印刷枚数が1枚であれば、前記機能の実行の回数は、「1回」であり、印刷枚数が10枚であれば、前記機能の実行の回数は、「10回」である。この実行回数は、登録ユーザーへの課金に反映される。これにより、登録ユーザーが自分の意思で機能の実行を行った場合は、実行回数が適切に加算されることになる。
一方、S109において、前記判定の結果、前記検出指紋は前記登録ユーザーの第一の登録指紋と一致しない場合(図3:S109NO)、第一の指紋判定部204は、前記スタートキー507を押下したユーザーは登録ユーザーでないと判定し、その旨を第二の指紋判定部205に通知する。当該通知を受けた第二の指紋判定部205は、前記代理ユーザーに対して機能の実行が許可されている場合に、前記検出指紋は前記代理ユーザーの指の第二の登録指紋と一致するか否かを判定する(図3:S112)。
ここで、第二の指紋判定部205が前記代理ユーザーに対して機能の実行が許可されているか否かを判定する方法に特に限定は無い。例えば、第二の指紋判定部205は、前記ユーザー認証テーブル406を参照して、前記登録ユーザーのユーザーID(「AAA」)のジョブ実行項目411に、当該登録ユーザーのユーザーID以外の代理ユーザーのユーザーID(「BBB」)が記憶されているか否かを判定する。前記判定の結果、前記ジョブ実行項目411に前記代理ユーザーのユーザーIDが記憶されている場合、第二の指紋判定部205は、前記代理ユーザーのユーザーID(「BBB」)に対応する第二の登録指紋を取得し、前記検出指紋は前記第二の登録指紋と一致するか否かを判定する。
前記判定の結果、前記検出指紋は前記第二の登録指紋と一致する場合(図3:S112YES)、第二の指紋判定部205は、前記スタートキー507を押下したユーザーは許可された代理ユーザーであると判定し、その旨を表示受付部202に通知する。当該通知を受けた表示受付部202は、機能の実行のための前記スタートキー507の入力を受け付け、前記設定条件を、画像処理装置100の機能実行部206に通知し、当該通知を受けた機能実行部206は、前記設定条件に基づいて機能を実行する(図3:S110)。これにより、許可された特別な代理ユーザーであれば、登録ユーザーがスタートキー507を操作しなくても、当該スタートキー507を操作して、機能を実行することが可能となる。特に、指紋認証可能なタッチパネル(タッチデバイス)において、登録ユーザーが操作に困った場合に、代理ユーザーに操作を支援してもらうことが可能となる。
機能実行部206が機能の実行を完了すると、カウント部207は、基本的に、前記登録ユーザーの機能の実行回数をカウントするが(図3:S111)、他の構成でも良い。例えば、代理ユーザーのスタートキー507の操作により、前記機能が実行された場合は、カウント部207は、前記代理ユーザーの機能の実行回数をカウントしても良い(図3:S111)。これにより、一度、代理操作を許可された代理ユーザーが登録ユーザーになりすまして登録ユーザーの機能の実行回数をカウントさせることを防止することが出来る。又、登録ユーザーがログアウトし忘れたとしても、指紋認証によるなりすましの利用を確実に防止することが出来るとともに、代理ユーザーに機能の実行を許可しても、課金に対応する機能の実行回数は、当該代理ユーザーに帰属するため、不正利用を確実に防止出来る。
このように、登録ユーザー以外の代理ユーザーによる操作を許可することで、登録ユーザーと代理ユーザーとが同時にパネル操作する必要が無くなり、操作を容易にすることが出来る。
ところで、S112において、前記判定の結果、前記検出指紋は前記第二の登録指紋と一致しない場合(図3:S112NO)、第二の指紋判定部205は、前記スタートキー507を押下したユーザーは許可された代理ユーザーでないと判定し、その旨を表示受付部202に通知する。当該通知を受けた表示受付部202は、前記操作画面500の前面に第二のエラー画面603を表示して(図3:S113)、前記スタートキー507の入力を受け付けない。前記第二のエラー画面603には、図6(B)に示すように、「代理でジョブ実行できません。」のメッセージ604と、OKキー605とが表示される。これにより、登録ユーザー又は代理ユーザー以外のユーザーのジョブ(機能)の実行を禁止することが可能となる。この場合、例えば、前記OKキー605が選択されることで、表示受付部202は、S102へ移行して、前記タッチパネル上に操作画面500を表示する(図3:S102)。
尚、S112において、第二の指紋判定部205が、前記登録ユーザーのユーザーID(「AAA」)のジョブ実行項目411に、当該登録ユーザーのユーザーID以外の代理ユーザーのユーザーID(「BBB」)が記憶されているか否かを判定した際に、前記ジョブ実行項目411に前記代理ユーザーのユーザーID(「BBB」)が記憶されていない場合、つまり、前記ジョブ実行項目411に登録ユーザーのユーザーID(「AAA」)のみが記憶されている場合は、第二の指紋判定部205は、前記検出指紋は前記第二の登録指紋と一致しないとみなし(図3:S112NO)、表示受付部202が、前記第二のエラー画面603を表示する(図3:S113)。これにより、登録ユーザーのみの機能の実行を許可し、セキュリティーを高めることが可能となる。
尚、本発明の実施形態では、指紋認証を前提としたが、図4(B)に示すユーザー認証テーブル406のように、指紋認証項目409に「無し」を記憶させることで、指紋認証を解除しても良い。この場合は、通常の操作となる。
又、本発明の実施形態では、複合機、複写機、プリンター、スキャナー等の画像処理装置の操作装置として採用したが、これに限定されることは無く、例えば、画像形成装置、画像送信装置等の電子機器の操作装置に採用しても、同様の作用効果を有する。
又、本発明の実施形態では、操作装置が各部を備えるよう構成したが、当該各部を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、前記プログラムを、操作装置に読み出させ、操作装置が前記各部を実現する。その場合、前記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各手段が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る操作装置及び操作方法は、電子機器の操作装置に有用であり、ユーザー指紋認証において、他のユーザーでも正規のユーザーに代わって操作をすることが可能な操作装置及び操作方法として有効である。
100 画像処理装置
101 操作部
201 ユーザー認証部
202 表示受付部
203 指紋検出部
204 第一の指紋判定部
205 第二の指紋判定部
206 機能実行部
207 カウント部

Claims (2)

  1. ユーザーによりログインがされると、画面が表示されるタッチパネルを介して、所定の操作項目キーまたはスタートキーを押下したとき、当該ユーザーの指の指紋を検出する指紋検出部と、
    前記所定の操作項目キーを押下した指の検出指紋が、ログインした登録ユーザーの指の第一の登録指紋と一致するか否かを判定する第一の指紋判定部と、
    前記検出指紋が前記第一の登録指紋と一致しない場合、前記検出指紋が、前記登録ユーザーが操作の代理を許可している代理ユーザーの指の第二の登録指紋と一致するか否かを判定する第二の指紋判定部と、
    前記検出指紋が前記第二の登録指紋と一致する場合、前記検出指紋の指で操作された所定の操作項目キーの入力を受け付ける表示受付部とを備え、
    前記第一の指紋判定部は、更に、機能の実行のためのスタートキーが押下されると、当該スタートキーを押下した指の検出指紋が前記登録ユーザーの第一の登録指紋と一致するか否かを判定し、前記スタートキーを押下した指の検出指紋が、前記第一の登録指紋と一致しないと判定された際に、前記代理ユーザーに対して機能の実行が許可されている場合に、前記第二の指紋判定部は、更に、前記検出指紋は前記代理ユーザーの指の第二の登録指紋と一致するか否かを判定し、
    前記表示受付部は、前記スタートキーを押下した指の検出指紋が前記第一の登録指紋または、前記第二の登録指紋と一致する場合、前記スタートキーの入力を受け付ける、
    ことを特徴とする操作装置。
  2. 前記表示受付部は、前記検出指紋が前記第一の登録指紋及び前記第二の登録指紋と一致しない場合、エラー画面を表示して、前記検出指紋の指で操作されたキーの入力を受け付けない
    請求項1に記載の操作装置。
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