JP4744503B2 - 操作処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操作画面を表示する表示面と操作を受付ける操作面とを有するタッチパネルを備え、操作面により受付けた操作に応じた処理を行なう操作処理装置に関する。
近年、複写機又はファクシミリ装置等の画像処理装置は、使用に際してユーザの認証を行ない、画像処理装置に登録済みのユーザにのみ使用を許可し、登録されていないユーザには使用を禁止することによって、セキュリティを向上させている。また、画像処理装置は、認証によって個人が特定されたユーザの操作日時、操作内容等を記憶装置に記憶させることによって、ユーザの管理、使用状況の管理等の使用管理を図っている。
ユーザを認証するためにIDとパスワードとの組合せ情報又はユーザの指紋情報等を利用する画像処理装置が知られている。画像処理装置には、ユーザ認証のための情報が予め登録され、画像処理装置は、登録されている情報と、各ユーザが画像処理装置の使用時に入力した情報とが一致するか否かに基づき、ユーザの認証を行なう。
特許文献1には、タブレット入力装置における指紋認識用センサを備えたスタイラスペンが開示されている。このスタイラスペンには予め個人指紋データが登録されており、指紋認識用センサを用いて読取った指紋が、登録されている個人指紋データに一致した場合に、スタイラスペンによるタブレット入力装置の操作が開始され、一致しない場合には警報が発せられる。
ところで、特許文献2には、画像を表示する表示面と2次元的な情報を読取る読取面とが同一面として構成されており、読取面から原稿画像を読取るディスプレイが開示されている。また、非特許文献1では、このようなディスプレイを指紋認証に利用することが提案されている。
特開2005−18426号公報 特開2006−179977号公報 "液晶パネルで写真も名刺も読み込める 東芝「インプットディスプレイ」"、[online]、[平成19年11月7日検索]、インターネット<URL:http://www.wince.ne.jp/snap/ceSnapView.asp?PID=1453>
しかしながら従来の画像処理装置においては、一旦認証が行なわれて一のユーザに対する画像処理装置の使用が許可されると、このユーザの代わりに他のユーザが画像処理装置を使用したとしても、既に画像処理装置の使用制限が解除されているため、認証されていない他のユーザが画像処理装置を自由に操作することができる。このような不都合は、セキュリティ上、また使用管理上、好ましくない。何故ならば、例えば認証された一のユーザが画像処理装置内で取り扱っていた機密データを、認証されていない他のユーザが持ち出すようなこと、又は他のユーザが画像処理装置を利用した分の料金を一のユーザが支払わされるようなことが起こり得るからである。
特許文献1に開示されているスタイラスペンには、正規のユーザの指紋が登録され、他のユーザの指紋が登録されないため、通常は他のユーザがこのスタイラスペンを用いてタブレット入力装置を操作することはできない。しかしながら、正規のユーザによる認証が行なわれた後であれば、例えば正規のユーザから他のユーザへスタイラスペンが手渡されることによって、他のユーザがこのスタイラスペンを用いてタブレット入力装置を操作することが可能であるという不具合がある。
更に、スタイラスペンを画像処理装置の操作用具として適用する場合、特許文献1に開示されているスタイラスペンのような特殊なスタイラスペンを各画像処理装置に付設する必要があり、しかも、このスタイラスペンを紛失すると画像処理装置が操作できないという問題がある。また、スタイラスペンを用いて操作しなければならないため、ユーザの指で操作を行なう一般的な画像処理装置と比べて、ユーザの利便性が損なわれるという欠点がある。
更に、画像処理装置を複数(場合によっては多数)のユーザが共用する場合、ユーザ個々に対してスタイラスペンを準備するか、又はスタイラスペンに内蔵可能な小型のメモリに複数の指紋データを登録しておかなければならない。即ち、このようなスタイラスペン付きの画像処理装置は現実的ではない。
また、非特許文献1に提案されているように、特許文献2に開示されているディスプレイを、ユーザの指で操作を行なう画像処理装置に組み込んで指紋認証に利用したとしても、一のユーザの認証後に、認証されていない他のユーザが画像処理装置を使用することを防止することはできない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、タッチパネルの操作面が操作される都度、操作面からユーザの指紋情報を読取って、予め記憶してある指紋情報と一致しているか否かを判定し、一致している場合に、操作面の操作に応じた処理を実行する構成とすることにより、ユーザがタッチパネルを操作する度にユーザ認証を行なうことができる操作処理装置を提供することにある。
本発明に係る操作処理装置は、操作画面を表示する表示面、及び操作を受付ける操作面を有するタッチパネルと、前記操作面により受付けた操作に応じた処理を行なう処理手段とを備える操作処理装置において、1個の指紋情報を記憶する指紋記憶手段と、前記操作面から、該操作面を操作した指の指紋情報を読取る読取手段と、前記読取手段が指紋情報を読取る都度、前記読取手段が読取った指紋情報、及び前記指紋記憶手段に記憶されている指紋情報が一致しているか否かを判定する一致判定手段と、指紋情報を登録する登録手段と、前記読取手段が読取った指紋情報、及び前記登録手段に登録されている指紋情報が一致しているか否かを判定する登録判定手段と、該登録判定手段が一致していると判定した場合、前記読取手段が読取った指紋情報に一致し、且つ、前記登録手段に登録されている指紋情報を前記指紋記憶手段に排他的に記憶させる記憶制御手段とを備え、前記一致判定手段が一致していると判定した場合に、前記処理手段による処理を実行するようにしてあり、前記一致判定手段が否と判定した場合、前記登録判定手段による判定を実行するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る操作処理装置は、前記一致判定手段が否と判定した場合、前記処理手段による処理を実行しないようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る操作処理装置は、前記処理手段による処理を実行した後で、前記一致判定手段による判定を実行した場合、前記一致判定手段が否と判定したとき、該一致判定手段が否と判定する前に前記処理手段が実行した処理を無効にする無効化手段を更に備えることを特徴とする。
本発明に係る操作処理装置は、装置の使用が終了したことを示す所定の条件が成立したか否かを判定する条件判定手段を更に備え、該条件判定手段が成立したと判定した場合、前記登録判定手段による判定の実行を可能にしてあり、前記条件判定手段が否と判定した場合、前記登録判定手段による判定の実行を不可能にしてあることを特徴とする。
本発明に係る操作処理装置は、前記登録判定手段が否と判定した場合、前記指紋情報を前記登録手段に登録させる登録制御手段を更に備え、該登録制御手段が前記指紋情報を前記登録手段に登録させた後、前記記憶制御手段は、前記指紋情報を前記指紋記憶手段に排他的に記憶させるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る操作処理装置は、前記登録手段に登録されている指紋情報、及び前記表示面に表示すべき操作画面を関連付けて記憶する画面記憶手段と、前記登録判定手段が一致していると判定した場合、前記読取手段が読取った指紋情報に一致し、且つ、前記登録手段に登録されている指紋情報に関連付けて前記画面記憶手段に記憶されている操作画面を前記表示面に表示させる表示制御手段とを更に備えることを特徴とする。
本発明に係る操作処理装置は、指紋情報、及び、所定のメッセージを送るべき宛先情報を関連付けて記憶する宛先記憶手段と、前記一致判定手段が否と判定した場合、前記指紋記憶手段に記憶されている指紋情報に関連付けて前記宛先記憶手段に記憶されている宛先情報を用いて、前記所定のメッセージを送出する送出手段とを更に備えることを特徴とする。
本発明にあっては、表示面及び操作面を有するタッチパネルと、処理手段と、指紋記憶手段と、読取手段と、一致判定手段とを備える。ここで、表示面はユーザが視認すべき操作画面を表示し、操作面はユーザによる操作を受け付ける。
指紋記憶手段は、指紋情報を記憶する。
タッチパネルが有する操作面がユーザによって操作された場合、読取手段は、操作面から、操作面を操作した指の指紋情報を読取る。一致判定手段は、読取手段が指紋情報を読取る都度、読取手段が読取った指紋情報と指紋記憶手段に記憶されている指紋情報とが一致しているか否かを判定し、一致判定手段が一致していると判定した場合に、処理手段は、操作面により受付けた操作に応じた処理を実行する。
一致判定手段が一致していると判定した場合とは、操作面を操作したユーザが、指紋記憶手段に記憶されている指紋情報に対応するユーザ(以下、認証済ユーザという)である場合である。即ち、本発明の操作処理装置では、ユーザによる操作が行なわれる都度、このユーザが認証済ユーザであるか否かが判定され、認証済ユーザである場合、このユーザによる操作に応じた処理の実行が許可される。
本発明にあっては、一致判定手段が否(即ち一致していない)と判定した場合に、処理手段は、操作面により受付けた操作に応じた処理を実行しない。
一致判定手段が否と判定した場合とは、操作面を操作したユーザが認証済ユーザではない場合である。即ち、本発明の操作処理装置では、ユーザによる操作が行なわれる都度、このユーザが認証済ユーザであるか否かが判定され、認証済ユーザではない場合、このユーザによる操作に応じた処理の実行が禁止される。
従って、認証済ユーザが操作処理装置を使用している場合に、認証済ユーザ以外のユーザが操作処理装置を使用する不都合を防止することができる。
本発明にあっては、無効化手段を更に備える。無効化手段は、処理手段による処理を実行した後で、一致判定手段による判定を実行した場合、一致判定手段が否と判定したときに、一致判定手段が否と判定する前に処理手段が実行した処理を無効にする。
一致判定手段が否と判定した場合とは、操作面を操作したユーザが認証済ユーザではない場合である。以下では、認証済ユーザ以外のユーザを未認証ユーザという。
ところで、未認証ユーザが操作面を操作する前には、認証済ユーザが操作面を操作して、所望の処理を操作処理装置に実行させた可能性がある。従って、認証済ユーザによって実行された処理を無効にすることによって、処理結果の悪用、悪影響等を防止することができる。
本発明にあっては、登録手段と登録判定手段と記憶制御手段とを更に備える。
登録手段には、操作処理装置を使用する権限のあるユーザの指紋情報が登録される。指紋情報が登録手段に登録されたユーザを、以下では登録済ユーザという。
登録判定手段は、読取手段が読取った指紋情報と、登録手段に登録されている指紋情報とが一致しているか否かを判定する。登録判定手段による判定は、一致判定手段による判定とは異なり、読取手段が指紋情報を読取る度に実行する必要はない。
登録判定手段が一致していると判定した場合、記憶制御手段は、読取手段が読取った指紋情報に一致し、且つ、登録手段に登録されている指紋情報を指紋記憶手段に排他的に記憶させる。即ち、指紋記憶手段には、操作面を操作した登録済ユーザに対応する一人分の指紋情報が記憶される。
登録済ユーザの指紋情報が指紋記憶手段に記憶された後は、この登録済ユーザが認証済ユーザとして操作処理装置を使用できるようになる。従って、本発明の操作処理装置では、指紋記憶手段に記憶された指紋情報に対応する登録済ユーザによる操作に応じた処理の実行が許可される。
本発明にあっては、一致判定手段が否と判定した場合に、登録判定手段による判定を実行する。
一致判定手段が否と判定した場合とは、未認証ユーザが操作面を操作した場合であるが、操作面を操作した未認証ユーザ(以下、操作ユーザという)は、登録済ユーザである可能性がある。
このため、操作ユーザの指紋情報が登録手段に登録されているとき(即ち登録判定手段が一致していると判定したとき)は、操作ユーザの指紋情報が指紋記憶手段に排他的に記憶される。この結果、操作ユーザは新たな認証済ユーザとなって、操作処理装置を使用することができるようになり、入れ替わりに、操作ユーザが操作面を操作するまで認証済ユーザであった登録済ユーザは未認証ユーザとなる。
本発明にあっては、条件判定手段を更に備える。
条件判定手段は、所定の条件が成立したか否かを判定する。この所定の条件とは、認証済ユーザによる操作処理装置の使用が終了したことを示す条件である。
条件判定手段が成立したと判定した場合(即ち認証済ユーザによる操作処理装置の使用が終了した場合)、登録判定手段による判定の実行が可能になる。この結果、未使用の操作処理装置の操作面をユーザが操作したとき、このユーザが登録済ユーザであれば、新たな認証済ユーザとなって操作処理装置を使用することができる。
条件判定手段が否(即ち成立していない)と判定した場合、即ち認証済ユーザが操作処理装置をまだ使用している場合、登録判定手段による判定の実行が不可能になる。この結果、認証済ユーザによって使用中の操作処理装置の操作面を未認証ユーザが操作したとき、たとえこの未認証ユーザが登録済ユーザであっても、新たな認証済ユーザにはなれず、操作処理装置を使用することはできない。
従って、認証済ユーザが未認証ユーザによって操作処理装置の使用を阻害されることはない。
本発明にあっては、登録制御手段を更に備える。
登録制御手段は、登録判定手段が否(一致していない)と判定した場合に、読取手段が読取った指紋情報を登録手段に登録させる。登録制御手段が、読取手段が読取った指紋情報を登録手段に登録させた後、記憶制御手段は、読取手段が読取った指紋情報を指紋記憶手段に排他的に記憶させる。
登録判定手段が否と判定した場合とは、操作面を操作したユーザが登録済ユーザではない場合である。このため、操作処理装置は、このユーザを登録手段に登録することによって登録済ユーザとする。新たに登録された登録済ユーザの指紋情報は、指紋記憶手段に排他的に記憶されるため、この登録済ユーザは新たな認証済ユーザとなり、操作処理装置を使用することが可能となる。
つまり、操作処理装置を使用するユーザは必ず登録済ユーザであるため、あらかじめ登録されている他の登録済ユーザと同様にして使用管理を図ることができ、また、使用管理を図ることができない未登録のユーザが操作処理装置を使用することを防止することができる。
本発明にあっては、画面記憶手段と表示制御手段とを更に備える。
画面記憶手段には、登録手段に登録されている指紋情報と、タッチパネルの表示面に表示すべき操作画面とを関連付けて記憶する。この操作画面は、登録手段に登録されている指紋情報に対応する登録済ユーザに相応しい操作画面であることが望ましい。
登録判定手段が一致していると判定した場合、表示制御手段は、読取手段が読取った指紋情報に一致し、且つ、登録手段に登録されている指紋情報に関連付けて画面記憶手段に記憶されている情報に係る操作画面を表示面に表示させる。この結果、表示面には登録済ユーザに相応しい操作画面が表示されるため、登録済ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明にあっては、宛先記憶手段と送出手段とを更に備える。
宛先記憶手段には、指紋情報と、所定のメッセージを送るべき宛先情報とが関連付けて記憶される。この宛先情報は、指紋情報に対応するユーザの宛先情報、又は操作処理装置の管理者の宛先情報等であることが好ましい。
一致判定手段が否と判定した場合、送出手段は、指紋記憶手段に記憶されている指紋情報に関連付けて宛先記憶手段に記憶されている宛先情報を用いて、所定のメッセージを送出する。
一致判定手段が否と判定した場合とは、未認証ユーザが操作面を操作した場合である。このため、指紋記憶手段に記憶されている指紋情報に対応するユーザ(即ち認証済ユーザ)又は管理者は、未認証ユーザが操作面を操作した場合に所定のメッセージを受け取る。
所定のメッセージとは、未認証ユーザが操作面を操作したことを示すメッセージ、又は、未認証ユーザが操作面を操作したことによって、メッセージを送られた者が受ける影響等を示すメッセージであることが好ましい。この場合、認証済ユーザ又は管理者の利便性を向上させることができ、また、操作処理装置のセキュリティを向上させることができる。
本発明の操作処理装置による場合、タッチパネル(更に詳細には、タッチパネルが有する操作面)がユーザによって操作される都度、読取った指紋情報と、予め記憶してある指紋情報とを照合することができるため、ユーザの操作毎にユーザ認証を行なうことができる。
この結果、操作処理装置のセキュリティを向上させることができる。例えば、一のユーザが認証した後に、認証されていない他のユーザが操作処理装置を操作して機密データを持ち出すような操作処理装置の不正利用を防止することができる。また、認証されたユーザの使用管理を適切に行なうことができる。従って、認証によって使用許可が下りたユーザによる操作処理装置の使用状況に応じて、このユーザに対し適切に課金することができる。
更に、ユーザの指によって操作処理装置を操作することができ、例えば特殊なスタイラスペンを必要としないため、ユーザの利便性を向上させることができる。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態 1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る操作処理装置としてのデジタル複合機(以下、複合機という)の外観を略示する斜視図であり、図2は、この複合機の内部構成を略示する縦断面図である。また、図3は、この複合機が備えるタッチパネルの外観を略示する平面図であり、図4は、この複合機の主要部の構成を示すブロック図である。
図中1は複合機であり、複合機1は、複写機能、ネットワーク・プリンタ機能、ファクシミリ機能、及びインターネット・ファクシミリ機能等の複数の機能を有し、これらの機能を選択的に実行することが可能であるよう構成されている。このために、複合機1には、固有のIPアドレス、ファクシミリ番号、及びメールアドレス等が付与されている。
複写機能を実行する場合、複合機1は、原稿から画像情報を読取り、読取った画像情報に基づく画像を記録用紙に形成(即ちプリントアウト)する。
ネットワーク・プリンタ機能を実行する場合、複合機1は、LAN6を介して複合機1に接続されている図示しないパーソナルコンピュータ(以下、PCという)から画像情報を受信し、受信した画像情報に基づく画像をプリントアウトする。
ファクシミリ機能(又はインターネット・ファクシミリ機能)を実行する場合、複合機1は、原稿から読取った画像情報、又はPCから受信した画像情報を、図示しない電話回線(又はインターネットN)を介して図示しない外部のファクシミリ装置へ送信し、また、電話回線(又はインターネットN)を介して外部のファクシミリ装置から受信した画像情報に基づく画像をプリントアウトする。
複合機1は、複合機1に登録されているユーザにのみこれらの機能の使用を許可し、登録されていないユーザには禁止するよう構成されている。以下では、これらの機能のうちの複写機能について例示し、他の機能についての詳細な説明は省略する。また、複合機1に登録されているユーザを登録済ユーザといい、登録されていないユーザを未登録ユーザといい、登録されているか否か等のユーザの違いを区別しないユーザ一般を単にユーザという。
複合機1は床に立設される直方体状であり、図1〜図4に示すように、原稿搬送読取部51、画像形成部52、給紙部53、排紙処理部54、及び表示操作部20を備えている。給紙部53の上側には画像形成部52及び排紙処理部54が並設され、画像形成部52及び排紙処理部54の上側には原稿搬送読取部51が配設されて、原稿搬送読取部51の正面側に表示操作部20が配されている。
また、図4に示すように、複合機1は、CPU10、ROM11、RAM12、HDD(ハードディスクドライブ)3、画像処理部50及びI/F(インタフェース)56を更に備える。
I/F56はUSBを用いてなる。複合機1は、I/F56を介してLAN6に接続され、LAN6を介してインターネットNに接続されている。
CPU10は、RAM12を作業領域として用い、ROM11に記憶された制御プログラム及びデータとHDD3に記憶されたデータとに従って装置各部を制御し、各種処理を実行する。例えばCPU10は、後述する指紋処理部25が読取った指紋情報をRAM12に一時記憶させて、S14の処理及びS34の処理を実行する際に用いる。
HDD3は大容量の記憶装置であり、HDD3の記憶領域の一部には指紋登録部31が設けてある。
指紋登録部31には、登録済ユーザの指の指紋情報が、この登録済ユーザに付与されているユーザIDに関連付けて登録されている。つまり、指紋登録部31は登録手段として機能する。換言すれば、指紋登録部31に登録されている指紋情報に対応するユーザが登録済ユーザであり、登録されていない指紋情報に対応するユーザが未登録ユーザである。ここで、本実施の形態における指紋情報は、指紋の形状を示す情報である。また、ユーザIDは、複数桁の数字、アルファベット等を用いてなるユーザ固有の識別情報である。
表示操作部20は、タッチパネル2、表示制御部23、操作処理部24、指紋処理部25、及び操作部26を備え、タッチパネル2は、液晶表示パネル21と、液晶表示パネル21の外面(本実施の形態では上面)側に積層された操作受付パネル22と、液晶表示パネル21の内面(本実施の形態では下面)側に積層された図示しないバックライトとを有する。
液晶表示パネル21は、操作画面を表示する表示面として機能する。このために、操作画面の一画素に相当する領域には、赤、緑及び青用の3つのTFT(Thin Film Transistor)211,211,…を用いてなる画素部が設けられており、液晶表示パネル21には、この画素部が複数、二次元配列されている。更に、液晶表示パネル21の各TFT211は表示制御部23に接続されており、表示制御部23が各TFT211に印加する電圧を加減することによって、液晶表示パネル21にカラー画像を用いてなる操作画面が表示される。
操作受付パネル22は、操作を受付ける操作面として機能する。このために、操作受付パネル22には、液晶表示パネル21の画素部に対応して、夫々ITO(Indium Tin Oxide)を用いてなる透明電極221,221,…が二次元配列されており、透明電極221,221,…夫々の出力結果が操作処理部24に与えられるよう構成されている。同様に、操作受付パネル22には、液晶表示パネル21のTFT211,211,…に対応して、フォトダイオード222,222,…が二次元配列されており、フォトダイオード222,222,…夫々の検出結果が指紋処理部25に与えられるよう構成されている。
操作受付パネル22の透明電極221,221,…は、ユーザの指が操作受付パネル22に接触したこと(即ち操作受付パネル22がユーザによって操作されたこと)を検出する接触センサとして機能する。具体的には、ユーザの指がタッチパネル2(更に詳細には操作受付パネル22)に触れることによって、一方の導電体である透明電極221,221,…と他方の導電体であるユーザの指との間の静電容量が変化する。操作処理部24は、透明電極221,221,…夫々の静電容量の変化を検出し、検出結果をCPU10に与える。
液晶表示パネル21に表示される操作画面に対応して、操作受付パネル22には所定のソフトキーが設けられる。ソフトキーとは、操作受付パネル22の所定部位に関連付けられ、各ソフトキーと、このソフトキーが操作された場合に実行すべき処理(例えば、プリントアウトすべき画像の濃度を設定する濃度設定処理)とが予め対応付けられている。CPU10は、操作処理部24から与えられた検出結果に基づき、操作受付パネル22においてユーザが操作したソフトキーを特定し、特定したソフトキーに対応する処理(この場合、濃度設定処理)を実行する。つまり、CPU10は処理手段として機能する。
なお、静電容量の変化の代わりに、圧力変化、光学的変化、超音波の変化等を利用して、操作されたソフトキーを特定する構成でもよい。
操作処理部24から検出結果を与えられたCPU10は、指紋処理部25に指紋情報の読取りを実行するよう命令する読取実行信号を与える。
操作受付パネル22に接触したユーザの指は、タッチパネル2のバックライトから照射されている光を反射し、フォトダイオード222,222,…の内の一部が、ユーザの指で反射された光を受光する。ユーザの指による反射光を受光しているフォトダイオード222,222,…と受光していないフォトダイオード222,222,…と、また、ユーザの指紋の凸部による反射光を受光しているフォトダイオード222,222,…と凹部による反射光を受光しているフォトダイオード222,222,…とは、各フォトダイオード222の光起電力の高/低が相違する。フォトダイオード222,222,…は、自身の光起電力の高/低を検出結果として指紋処理部25に与える。
CPU10から読取実行信号を与えられた指紋処理部25は、操作受付パネル22から与えられたフォトダイオード222,222,…の検出結果に基づいて、ユーザの指の指紋情報を生成する。つまり指紋処理部25は、操作受付パネル22から、操作受付パネル22を操作したユーザの指の指紋情報を読取る読取手段として機能する。なお、透明電極221,221,…を備えず、フォトダイオード222,222,…を前記接触センサとしても用いて、これらの検出結果を操作処理部24に与える構成でもよい。
ところで、指紋登録部31に登録されている指紋情報は、例えば指紋を登録するための指紋登録処理の実行時に未登録ユーザの指が触れた操作受付パネル22から指紋処理部25が読取った指紋情報である。このとき、ユーザの指紋全体に対応する指紋情報が読取られることが望ましい。
操作部26は、図3に示すように、夫々ハードキーを用いてなるスタートキー261、テンキー262、及び各種のファンクションキー263,263,…とを備える。操作部26の各ハードキーには、このハードキーが操作された場合に実行すべき処理とが予め対応付けられている。例えば、スタートキー261には、原稿から画像情報を読取る読取処理の実行を開始させる実行開始処理が関連付けられている。CPU10は、操作部26が操作された場合に、操作部26においてユーザが操作したハードキーを特定し、特定したハードキーに対応する処理(この場合、実行開始処理)を実行する。
以上のような表示操作部20においては、タッチパネル2の液晶表示パネル21に、例えば複合機1の動作状態、ユーザに対する入力指示、操作部26に設けられたソフトキーの位置を示す画像等を含む操作画面が表示され、ユーザは液晶表示パネル21を見ながら操作受付パネル22及び/又は操作部26を操作する。
本実施の形態においては、複合機1の使用を所望するユーザは、まず、指紋認証を行なうことによって複合機1にログインする。このために液晶表示パネル21には、登録済ユーザがログインするための操作画面(以下、ログイン画面という)が表示される。
登録済ユーザは複合機1にログイン可能であり、ログインした登録済ユーザは、ログアウトするまで複合機1の使用が許可される。ただし、一の登録済ユーザがログインしている間は、この登録済ユーザがログアウトするまでは、他の登録済ユーザはログインすることが不可能である。つまり、ログインしていない登録済ユーザは、複合機1の使用が禁止される。
未登録ユーザはログイン不可能であり、複合機1の使用が禁止される。
以下ではログインしている登録済ユーザ(即ち複合機1の使用が許可されているユーザ)を認証済ユーザといい、ログインしていないユーザ(即ち複合機1の使用が禁止されているユーザ)を未認証ユーザという。
図5は、本発明の実施の形態1に係る複合機のCPUが実行するログイン処理の手順を示すフローチャートである。
CPU10は、表示制御部23を制御して、液晶表示パネル21にログイン画面を表示させ(S11)、操作処理部24から検出結果を与えられたか否かを判定することによって操作受付パネル22が操作されたか否かを判定し(S12)、操作されていない場合(S12でNO)、液晶表示パネル21にログイン画面を表示させたままS12の処理を繰り返し実行する。ここで、図示はしないが、ログイン画面が表示されている間は、操作部26が操作されてもCPU10が各種処理を実行しないようにしている。
操作受付パネル22が操作された場合(S12でYES)、CPU10は、指紋処理部25に読取実行信号を与えることによって、指紋処理部25に操作受付パネル22から指紋情報を読取らせ(S13)、読取らせた指紋情報をRAM12に一時記憶させる。
更にCPU10は、ログイン画面が表示されている間に操作受付パネル22を操作したユーザが登録済ユーザであるか未登録ユーザであるかを判定するために、指紋処理部25が操作受付パネル22から読取った指紋情報(以下、読取指紋情報という)と、指紋登録部31に登録されている指紋情報(以下、登録指紋情報という)の何れか一つとが一致しているか否か(即ち読取指紋情報が登録されているか否か)を判定する(S14)。S14におけるCPU10は、登録判定手段として機能する。
読取指紋情報と登録指紋情報とが一致する場合(S14でYES)、S11で操作受付パネル22を操作したユーザは登録済ユーザであるため、CPU10は、S14で読取指紋情報に一致すると判定された登録指紋情報をRAM12に排他的に記憶させる(S15)。S15におけるCPU10は、記憶制御手段として機能する。
S15の処理を実行することによって、RAM12は、1個の登録指紋情報を記憶する指紋記憶手段として機能する。S15の処理を実行する前に、既に登録指紋情報が記憶されている(例えば前回のログイン処理でRAM12に記憶された旧い登録指紋情報が消去されずに残っている)場合、新たな登録指紋情報で旧い登録指紋情報を上書きする。
S15の処理完了後、CPU10は表示制御部23を制御して、複写機能を使用するための操作画面(以下、複写操作画面という)を液晶表示パネル21に表示させ(S16)、また、操作受付パネル22が操作されてからの経過時間の計時を開始する(S17)。S17では、S12で操作受付パネル22が操作されてからの経過時間の計時が開始される。経過時間を計時するために、CPU10は、例えば図示しないタイマを作動開始させてもよく、CPU10に入力されるクロックの個数を計数してもよい。
ここで、複写操作画面が表示されている間は、複合機1をログアウトするログアウト処理に対応するソフトキーが設けられる。原稿の複写が完了してログアウトを所望する登録済ユーザは、このソフトキーを操作する。
S15でRAM12に記憶された登録指紋情報に対応する登録済ユーザは、認証済ユーザとして扱われる。以下では、この登録指紋情報(即ち認証済ユーザの登録指紋情報)を認証指紋情報という。また、S15の処理完了後、図示はしないが、CPU10は、ハードキーが操作された場合に、操作されたハードキーに対応する処理を実行する。
CPU10は、認証済ユーザによる操作に応じた処理を実行し、未認証ユーザによる処理に応じた処理は実行しないようにする必要がある。このためにCPU10は、S17の処理完了後、処理の実行の許否を判定して実行が許可される処理を実行する許否判定処理を行なうサブルーチン(図6参照)を呼び出し、実行する(S18)。
S18の処理完了後、CPU10はS16で計時開始した経過時間の計時を終了し(S19)、S15でRAM12に記憶させた登録指紋情報を消去する(S20)。この結果、認証済ユーザが複合機1からログアウトされる。S20の処理完了後、CPU10は処理をS11へ戻し、再びログイン画面を表示させる。
読取指紋情報と登録指紋情報とが一致しない場合(S14でNO)、S11で操作受付パネル22を操作したユーザは未登録ユーザであるため、CPU10は、操作受付パネル22を操作したユーザが複合機1に登録されていないため複合機1の使用が許可されない旨をこの未登録ユーザに報知してから(S21)、処理をS11へ戻す。S21では、CPU10は表示制御部23を制御して、「登録されていないユーザは使用することができません」というメッセージを表示させる。この結果、未登録ユーザによる複合機1の使用が禁止され、複合機1のセキュリティが向上される。しかも、使用が禁止される理由を未登録ユーザが認識することができる。
図6は、本発明の実施の形態1に係る複合機のCPUが実行する許否判定処理手順のサブルーチンを示すフローチャートである。
CPU10は、操作処理部24から検出結果を与えられたか否かを判定することによって操作受付パネル22が操作されたか否かを判定し(S31)、操作された場合(S31でYES)、操作受付パネル22が操作されてからの経過時間の計時結果を“0”にリセットする(S32)。更にCPU10は、指紋処理部25に読取実行信号を与えることによって、指紋処理部25に操作受付パネル22から指紋情報を読取らせ(S33)、読取らせた指紋情報をRAM12に一時記憶させる。
更にCPU10は、複写操作画面の表示中に操作受付パネル22を操作したユーザが認証済ユーザであるか未認証ユーザであるかを判定するために、S33で読取られた読取指紋情報と、RAM12に記憶されている認証指紋情報とが一致しているか否かを判定する(S34)。S34の処理は、指紋処理部25が指紋情報を読取る都度(即ちS31の処理がYESである場合は必ず)実行されるため、S34におけるCPU10は、一致判定手段として機能する。
読取指紋情報と認証指紋情報とが一致している場合(S34でYES)、CPU10は、S31で操作処理部24から与えられた検出結果に基づいて、認証済ユーザが操作したソフトキーを特定し、特定されたソフトキーがログアウト処理に対応するか否かを判定する(S35)。特定されたソフトキーがログアウト処理以外の処理に対応する場合(S35でNO)、CPU10は、この処理を実行する(S36)。つまり、操作受付パネル22により受付けた操作に応じた処理が実行される。S36の処理完了後、CPU10は、処理をS31へ戻す。
ここで、S36の処理内容、実行時間等を、認証指紋情報に関連付けて指紋登録部31に登録されているユーザIDに対応させてHDD3に記憶させることによって、複合機1の使用管理が図られる。
一方、特定されたソフトキーがログアウト処理に対応する場合(S35でYES)、CPU10は、許否判定処理のサブルーチンを終了して処理をメインルーチンに戻す。つまり、操作受付パネル22により受付けた操作に応じた処理が実行されない。このとき、S19以降の処理が実行されて認証済ユーザがログアウトされ、液晶表示パネル22にログイン画面が表示される。
読取指紋情報と認証指紋情報とが一致していない場合(S34でNO)、S31で操作受付パネル22を操作したユーザは未認証ユーザであるため、CPU10は、操作受付パネル22を操作したユーザが複合機1に認証されていないため複合機1の使用が許可されない旨をこの未認証ユーザに報知してから(S37)、処理をS31へ戻す。S37では、例えばCPU10は表示制御部23を制御して、「認証されていないユーザは使用することができません」というメッセージを表示させる。この結果、未認証ユーザによる複合機1の使用が禁止され、複合機1のセキュリティが向上される。しかも、使用が禁止される理由を未認証ユーザが認識することができる。
操作受付パネル22が操作されていない場合(S31でNO)、S12又はS31で操作受付パネル22が操作されてからの経過時間が所定時間を超過した(即ちタイムアップした)か否かを判定し(S38)、タイムアップしていない場合(S38でNO)、認証済ユーザが複写機1を使用中であるため、CPU10は処理をS31へ戻す。タイムアップした場合(S38でYES)、操作受付パネル22が長時間操作されておらず、認証済ユーザは複写機1をしないと考えられるため、CPU10は、許否判定処理のサブルーチンを終了して処理をメインルーチンに戻す。このとき、S19以降の処理が実行されて認証済ユーザが自動的にログアウトされ、液晶表示パネル22にログイン画面が表示される。
S35及びS38の処理に関し、操作受付パネル22が操作されてから所定時間が経過したか否かのタイムアップ判定、及び、ログアウト処理に対応するソフトキーが操作されたか否かのログアウト判定は、複写機1の使用が終了したことを示す所定の条件が成立したか否かの判定である。つまり、S35及びS38におけるCPU10は条件判定手段として機能する。S35及びS38でYESの場合、即ち所定の条件が成立した場合、CPU10は許否判定処理のサブルーチンを終了してS19、S20の処理を実行し、更にS11へ処理を戻すため、S14の処理の実行が可能になる。一方、S35及びS38でNOの場合、即ち所定の条件が成立していない場合、CPU10は許否判定処理の実行を継続するため、S14の処理の実行が不可能になる。
ところで、S14(又はS34)の処理を実行するために、CPU10は、読取指紋情報と登録指紋情報(又は認証指紋情報)とでパターンマッチングを行なう。或いは、指紋情報として、指紋の形状の特徴を示す特徴量を用い、CPU10は、読取指紋情報と登録指紋情報(又は認証指紋情報)とを比較する。
パターンマッチング、特徴量の比較等の手法を用いて、CPU10は、読取指紋情報が登録指紋情報(又は認証指紋情報)に一致している度合いを示す一致度を求め、求めた一致度が所定一致度以上である場合、読取指紋情報と登録指紋情報(又は認証指紋情報)とが一致していると判定する。一方、求めた一致度が所定一致度未満である場合、CPU10は、読取指紋情報と登録指紋情報(又は認証指紋情報)とが一致していないと判定する。
ただし、読取指紋情報が示す指紋の形状と、登録指紋情報(又は認証指紋情報)が示す指紋の形状とは、完全に一致している必要はない。何故ならば、同一の指で操作受付パネル22を操作しても、指が操作受付パネル22に触れる範囲、面積等は操作受付パネル22を操作する度に異なる可能性が高く、登録指紋情報が指紋全体の形状に対応していても、読取指紋情報は指紋の一部分の形状に対応していることがあるからである。同様の理由で、RAM12には、読取指紋情報ではなく登録指紋情報が認証指紋情報として記憶される。
以上のような複合機1は、認証済ユーザが複合機1を使用している間(即ち一の登録済ユーザがログインしている間)は、たとえそのユーザが登録済ユーザであったとしても認証済ユーザ以外のユーザは複合機1を使用することができない。このため、ログインしていない登録済ユーザは、認証済ユーザによる複合機1の使用終了(ログアウト又はタイムアップ)後に、改めて複合機1にログインする必要がある。従って、複合機1は非常に高いセキュリティ及び厳格な使用管理を実現することができる。
なお、認証指紋情報をRAM12に記憶させる構成に限定されず、例えば指紋登録部31にて、読取指紋情報に一致した登録指紋情報にフラグをセットし、この登録指紋情報以外の登録指紋情報のフラグをリセットして、フラグがセットされている登録指紋情報を認証指紋情報として扱う構成でもよい。この場合、指紋登録部31が登録手段兼指紋記憶手段として機能する。
また、指紋記憶手段に1個ではなく複数個の指紋情報を記憶する構成でもよい。この場合、指紋登録部31は指紋記憶手段として機能し、S15の処理は実行されず、S34では読取指紋情報と登録指紋情報の何れか一つとが一致するか否かを判定する。つまり、登録指紋情報は認証指紋情報であり、登録済ユーザは認証済ユーザであり、一の登録済ユーザがログインしている間に、他の登録済ユーザが複合機1を使用可能である。しかしながら、操作受付パネル22の操作毎に指紋情報が読取られるため、処理内容、実行時間等を、読取指紋情報に一致する登録指紋情報に関連付けられているユーザIDに対応させてHDD3に記憶させることによって、複合機1の使用管理を図ることができる。一方、未登録ユーザは未認証ユーザであるため、複合機1を使用することができず、複合機1のセキュリティは保たれる。
また、S34でNOの場合、S37の処理を実行するのみならず、認証済ユーザに対し、未認証ユーザが複合機1の使用を所望している可能性がある旨を報知する構成でもよい。報知された認証済ユーザは、複合機1をログアウトして未認証ユーザと交替することができるため、複合機1を円滑に共用することができる。
最後に、原稿を複写する場合に複写機1の動作を説明する(図1〜図4参照)。
原稿を複写する場合、認証済ユーザは原稿を原稿搬送読取部51の原稿セットトレイ51aにセットする。このとき、原稿検知センサ51bが原稿をセットされたことを検出する。そして、認証済ユーザは表示操作部20を操作することによって記録用紙のサイズ及び変倍率等を設定し、スタートキー261を操作する。
スタートキー261が操作された場合、原稿搬送読取部51は、ピックアップローラ51cによって原稿セットトレイ51a上の原稿を1枚ずつ原稿搬送読取部51の筐体内部へ引き込み、原稿をサバキ板51dと搬送ローラ51e間を介してプラテンガラス51f上へと送り出し、原稿をプラテンガラス51f上で副走査方向に搬送して原稿排出トレイ51gへと排出する。
このとき、第1読取り部511によって原稿の表面(下側面)を読取る。第1読取り部511は、第1走査ユニット51hを所定の読取り開始位置に移動して位置決めし、第2走査ユニット51iを所定位置に位置決めしておき、第1走査ユニット51hの露光ランプにより原稿の表面をプラテンガラス51fを介して照射し、原稿の反射光を第1及び第2走査ユニット51h,51iの各反射ミラーにより結像レンズ51jへと導き、原稿の反射光を結像レンズ51jによりCCD(Charge Coupled Device )51kに集光させ、原稿の表面の画像をCCD51k上に結像させ、これにより原稿の表面の画像を読取る。
また、第2読取り部512によって原稿の裏面(上側面)を読取る。第2読取り部512は、プラテンガラス51fの上方に配置されており、原稿の裏面を照射する露光ランプ(例えばLED(Light Emitting Diode)アレイ、蛍光灯等)、画素毎に配されており、原稿の反射光を集光するセルフォックレンズアレイ、及びセルフォックレンズアレイを通じて受光した原稿の反射光を光電変換して、アナログの画像信号を出力する密着イメージセンサ(CIS ;Contact Image Sensor)等を備えている。
更に、認証済ユーザが原稿搬送読取部51の上部筐体を開いて、プラテンガラス51f上に原稿を載置することによって、第1読取り部511により原稿の表面を読取ることが可能である。この場合は、第1及び第2走査ユニット51h,51iは相互に所定の速度関係を維持しつつ副走査方向に移動し、第1走査ユニット51hがプラテンガラス51f上の原稿を露光し、第1及び第2走査ユニット51h,51iが原稿からの反射光を結像レンズ51jへと導き、結像レンズ51jが原稿の画像をCCD51k上に結像する。
以上のようにして原稿の片面又は両面が読取られると、原稿の片面又は両面の画像を示す画像情報がASIC(Application Specified Integrated Circuit)を用いてなる画像処理部50に入力され、ここで画像情報に各種の画像処理が施されてから、画像形成部52へと出力される。
画像形成部52は、画像情報によって示される原稿の画像をプリントアウトするものであって、感光体ドラム52a、帯電装置52b、レーザスキャンユニット52c、現像装置52d、転写装置52e、クリーニング装置52f、図示しない除電装置、及び定着装置52g等を備えている。
また、画像形成部52には、主搬送路52h及び反転搬送路52iが設けられており、給紙部53から給紙されて来た記録用紙が主搬送路52hに沿って搬送される。給紙部53は、用紙カセット53a,53b,53cの何れかに収納された記録用紙、又は手差トレイ53dに載置された記録用紙を1枚ずつ引き出して、引き出した記録用紙を画像形成部52の主搬送路52hへと送り出す。
画像形成部52の主搬送路52hに沿って記録用紙が搬送されている途中で、記録用紙が感光体ドラム52aと転写装置52eとの間を通過し、更に定着装置52gを通過して、記録用紙に対する画像の形成が行われる。感光体ドラム52aは、一方向に回転しており、その表面をクリーニング装置52fと除電装置によりクリーニングされてから、その表面を帯電装置52bにより均一に帯電される。
レーザスキャンユニット52cは、原稿搬送読取部51からの画像情報に基づいてレーザ光を変調し、このレーザ光によって感光体ドラム52a表面を主走査方向に繰り返し走査して、静電潜像を感光体ドラム52a表面に形成する。現像装置52dは、トナーを感光体ドラム52a表面に供給して静電潜像を現像することによって、トナー像を感光体ドラム52a表面に形成する。転写装置52eは、転写装置52eと感光体ドラム52aとの間を通過して行く記録用紙に感光体ドラム52a表面のトナー像を転写する。定着装置52gは、記録用紙を加熱及び加圧して、記録用紙上のトナー像を定着させる。
主搬送路52hと反転搬送路52iの接続位置には、分岐爪53eが配設されている。
記録用紙の片面だけにプリントアウトされる場合は、分岐爪53eが位置決めされ、この分岐爪53eにより定着装置52gからの記録用紙が排紙トレイ53f又は排紙処理部54の方へと導かれる。
一方、記録用紙の両面にプリントアウトされる場合は、分岐爪53eが回転移動されて、記録用紙が反転搬送路52iの方へと導かれる。反転搬送路52iへ導かれた記録用紙は、反転搬送路52iを通過して、表裏を反転されて主搬送路52hへと再び搬送され、主搬送路52hの再度の搬送途中で、裏面への画像の形成が行われて、排紙トレイ53f又は排紙処理部54の方へと導かれる。
以上のようにして画像が形成された記録用紙は、排紙トレイ53fへ排出されるか、又は排紙処理部54の排紙トレイ54a,54a,…の何れかに排出される。
排紙処理部54では、複数の記録用紙を各排紙トレイ54a,54a,…に仕分けして排出したり、各記録用紙にパンチング処理を施したり、各記録用紙にステープル処理を施したりする。例えば、複数部の印刷物を作成する場合は、排紙トレイ54a,54a,…夫々に印刷物の一部ずつが割り当てられる様に各記録用紙を排紙トレイ54a,54a,…に仕分けして排出し、排紙トレイ54a毎に、排紙トレイ54a上の記録用紙にパンチング処理、ステープル処理等を施して、印刷物を作成する。
実施の形態 2.
図7は、本発明の実施の形態2に係る操作処理装置としての複合機の主要部の構成を示すブロック図であり、図8は、この複合機の液晶表示パネルに表示される操作画面の一例を示す模式図である。
本実施の形態における複合機1は、実施の形態1の複合機と略同様の構成である(図4参照)が、HDD3の記憶領域の一部に設けられている指紋登録部31の他、HDD3の記憶領域の他部に設けられている画面記憶部32を更に備える。その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
画面記憶部32には、登録済ユーザのユーザIDと、この登録済ユーザが複合機1を使用する場合に液晶表示パネル21に表示すべき操作画面で用いられる言語(以下、表示言語という)を示す表示言語情報とが関連付けて記憶されている。表示言語は、例えば登録済ユーザの母国語、主たる利用言語等であり、表示言語情報として日本語(又は英語)を示す表示言語情報が記憶されている場合、操作画面に含まれる単語、メッセージ等は、和文(又は英文)で表記される。
表示制御部23は、表示言語情報に対応する言語を含む操作画面を示す操作画面情報に基づいて、図8(a)に示すような和文表記(又は図8(b)に示すような英文表記)の操作画面を液晶表示パネル21に表示させる。図8には、ファクシミリ機能を使用するための操作画面(以下、FAX操作画面という)が例示されているが、複写操作画面、ネットワーク・プリンタ機能を使用するための操作画面等も、同様に和文表記又は英文表記される。
以上のように、指紋登録部31に登録されている指紋情報と、液晶表示パネル21に表示すべき操作画面とは、ユーザIDを介して関連付けられている。つまり、指紋登録部31及び画面記憶部32の組み合わせは画面記憶手段として機能し、また、表示制御部23は表示制御手段として機能する。
なお、画面記憶部32を設けず、指紋情報に直接的に表示言語情報が関連付けられて指紋登録部31に登録される構成でもよい。
図9は、本発明の実施の形態2に係る複合機のCPUが実行するログイン処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態のログイン処理におけるS51〜S55の処理、及びS58〜S62の処理は、図5に示す実施の形態1のログイン処理におけるS11〜S15の処理、及びS17〜S21の処理に対応するため、説明を省略する。
S55の処理完了後、CPU10は指紋登録部31に記憶されているユーザID及び登録指紋情報を参照して、S55でRAM12に記憶させた認証指紋情報(即ちS52で指紋処理部25が読取った読取指紋情報に一致する登録指紋情報)に関連付けられているユーザIDを特定し、更に、画面記憶部32に記憶されているユーザID及び表示言語情報を参照して、特定したユーザIDに関連付けられている表示言語情報を特定する(S56)。次にCPU10は、表示制御部23を制御して、S56で特定した表示言語情報が示す表示言語で表記されている図8(a)又は(b)のようなFAX操作画面を液晶表示パネル21に表示させ(S57)、処理をS58へ移す。
以上のような複合機1は、非常に高いセキュリティ及び厳格な使用管理を実現しつつ、異なる登録済ユーザがログインしても、認証済ユーザ毎に適切な操作画面を表示することができるため、認証済ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、登録済ユーザの母国語、利用言語等に応じて操作画面の表示言語を変更する構成に限定されず、例えば、登録済ユーザの年齢、視力等に応じて文字の大きさ、コントラスト、漢字表記/平仮名表記等を変更する構成でもよい。また、登録済ユーザの複合機1の使用回数、課金状況等、この登録済ユーザに報知すべき内容が含まれた操作画面を表示する構成でもよい。
更に、一般的なユーザであるか、管理者であるか等に応じて、使用が許可されている機能を使用するための入力指示が表示され、且つ、この機能を使用するためのソフトキーが設けられる構成でもよい。同様に、登録ユーザの主な使用形態(カラー/モノクロの区別、画質の高低、複写機能を使うかファクシミリ機能を使うか等)に応じた操作画面を表示し、この使用形態に応じた各種の設定内容をデフォルトの設定としておく構成でもよい。
実施の形態 3.
図10は、本発明の実施の形態3に係る操作処理装置としての複合機の主要部の構成を示すブロック図である。
本実施の形態における複合機1は、実施の形態1の複合機と略同様の構成である(図4参照)が、電子メール処理部55と、HDD3の記憶領域の他部に設けられている宛先記憶部33とを更に備える。その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
未認証ユーザが操作受付パネル22を操作した場合、実施の形態1の複合機1は、未認証ユーザに対して複合機1の使用が許可されない旨を報知してから、引き続き認証済ユーザの操作を受け付ける(図6参照)。
一方、本実施の形態の複合機1は、未認証ユーザが操作受付パネル22を操作した場合、認証済ユーザの操作に応じた処理を無効にして、操作画面をデフォルトの画面であるログイン画面に戻す。このとき、認証済ユーザは強制的にログアウトされる。更に複合機1は、未認証ユーザが操作受付パネル22を操作したために認証済ユーザが所望した処理が無効にされて、認証済ユーザが強制的にログアウトされたことを、認証済ユーザに報知する。
本実施の形態においては、無効にすべき処理とは、濃度設定処理、原稿を複写すべき枚数の枚数設定処理等の各種処理(以下、設定変更処理という)であり、設定変更処理の処理結果、即ち認証済ユーザが所望する内容に変更した設定は、デフォルトの設定に戻される。
宛先記憶部33には、登録済ユーザのユーザIDと、この登録済ユーザの宛先情報とが関連付けて記憶されている。本実施の形態における宛先情報は、登録済ユーザが所持している携帯電話機Dに付与されているメールアドレスを示す情報(例えば登録済ユーザ全員のメールアドレスのドメイン名が等しい場合はメールアドレスのユーザ名)である。
電子メール処理部55はCPU10に制御されて作動し、認証済ユーザが強制的にログアウトされたこと、及び、認証済ユーザが実行させた設定変更処理が無効にされたことを認証済ユーザに報知するための所定のメッセージを示すテキスト情報を含む電子メール(以下、報知メールという)を作成する。この報知メールのヘッダに含ませるべき宛先情報は、認証済ユーザの宛先情報である。更に電子メール処理部55は、作成した報知メールを送信する。送信された報知メールはI/F56からLAN6及びインターネットNを介して、報知メールに含まれている宛先情報が付与された携帯電話機Dに受信される。
以上のように、指紋登録部31に登録されている指紋情報と、所定のメッセージを送るべき宛先情報とは、ユーザIDを介して関連付けられている。つまり、指紋登録部31及び宛先記憶部33の組み合わせは宛先記憶手段として機能し、また、電子メール処理部55は送出手段として機能する。
図11は、本発明の実施の形態3に係る複合機のCPUが実行する許否判定処理手順のサブルーチンを示すフローチャートである。本実施の形態の許否判定処理におけるS71〜S76及びS80の処理は、図6に示す実施の形態1の許否判定処理におけるS31〜S36及びS38の処理に対応するため、説明を省略する。
読取指紋情報と認証指紋情報とが一致していない場合(S74でNO)、S71で操作受付パネル22を操作したユーザは未認証ユーザであるため、CPU10は、S74でNOであると判定される前にS76で実行した設定変更処理を無効にして(S77)、設定変更処理の処理結果である設定内容をデフォルトの設定内容に戻す。つまり、S77におけるCPU10は無効化手段として機能する。
S77の処理完了後、CPU10は、認証指紋情報に一致する登録指紋情報に関連付けて宛先記憶部33に記憶されている宛先情報(即ち認証済ユーザの宛先情報)を特定し(S78)、特定された宛先情報をヘッダに含む報知メールを電子メール処理部55に作成させて送信させる(S79)。S79の処理完了後、CPU10は、許否判定処理のサブルーチンを終了して処理をメインルーチンに戻す。このとき、図5に示すS19以降の処理が実行されて認証済ユーザが強制的にログアウトされ、液晶表示パネル22にログイン画面が表示される。
以上のような複合機1は、未認証ユーザが操作受付パネル22を操作した場合に、認証済ユーザが変更した設定をデフォルトの設定に戻し、且つ、認証済ユーザを強制的にログアウトして図5に示すログイン処理を実行する。このため、未認証ユーザが登録済ユーザである場合は、この未認証ユーザが新たに認証済ユーザになることができる。しかも、前回の認証済ユーザが変更した設定が残存することがない。従って、今回の認証済ユーザは、設定の再変更を強いられることなく、前回の認証済ユーザに代わって快適に複合機1を使用することができる。
また、前回の認証済ユーザに対して報知メールを送信するため、前回の認証済ユーザは、携帯電話機Dが受信した報知メールを読むことによって、自分が強制的にログアウトされて、自分が実行させた設定変更処理が無効にされたことを知ることができる。従って、認証済ユーザは、後で操作受付パネル22を操作することによって再びログインし、無効にされた設定変更処理を再実行させることができる。
以上の結果、各認証済ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、無効にする処理は、設定変更処理に限定されるものではない。例えば機密データの受信処理を無効にする(具体的には、受信を中断し、受信済みの機密データを破棄する)場合、前回の認証済ユーザが実行させた受信処理の処理結果である機密データを今回の認証済ユーザが勝手に取り扱うことが防止されるため、複合機1のセキュリティを向上させることができる。
また、宛先情報としては電話番号、又はファクシミリ番号等を用いてもよい。この場合、例えば携帯電話機Dに電話を掛けて、所定のメッセージを示す音声情報を再生するか、又は、登録済ユーザのファクシミリ装置へ所定のメッセージを示す画像情報を送信する。
更にまた、S74でNOの場合、S73の処理で読取った読取指紋情報が登録指紋情報に一致するか否かを予め判定してもよい。一致しない場合、未認証ユーザは未登録ユーザであるため、S77以降の処理を実行せず、CPU10は図6に示すS37の処理を実行してからS71の処理へ戻す。一致する場合、CPU10は、S79の処理完了後、処理をS11ではなくS15へ移して、S73の処理で読取った読取指紋情報に一致する登録指紋情報を新たな認証指紋情報とする。
また、電子メール処理部55は、インターネット・ファクシミリ通信を実行するための電子メールを作成する図示しない電子メール処理部と兼用であってもよい。
実施の形態 4.
図12は、本発明の実施の形態4に係る操作処理装置としての複合機のCPUが実行するログイン処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態の許否判定処理におけるS91〜S100の処理は、図5に示す実施の形態1のログイン処理におけるS11〜S20の処理に対応するため、説明を省略する。
また、図13は、本発明の実施の形態4に係る複合機のCPUが実行する許否判定処理手順のサブルーチンを示すフローチャートである。本実施の形態の許否判定処理におけるS111〜S119及びS122の処理は、図11に示す実施の形態3の許否判定処理におけるS71〜S79及びS80の処理に対応するため、説明を省略する。更に、本実施の形態の許否判定処理におけるS120及びS121の処理は、図12に示すログイン処理におけるS99及びS100の処理に対応するため、説明を省略する。
本実施の形態における複合機1は、実施の形態3の複合機と同様の構成である(図10参照)。その他、実施の形態1,3に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
図12及び図13に示すように、S121の処理完了後、CPU10は、処理をS94に移す。即ち、読取指紋情報と認証指紋情報とが一致していない場合(S114でNO)、S111で操作受付パネル22を操作したユーザは未認証ユーザであるため、CPU10は、S117にて、設定変更処理を無効にし、S118にて、認証済ユーザの宛先情報を特定し、S119にて、認証済ユーザに報知メールを送信し、S120にて、操作受付パネル22が操作されてからの経過時間の計時を終了し、S121にて、S95でRAM12に記憶させた登録指紋情報を消去する。この結果、認証済ユーザは強制的にログアウトされる。
図12に示すように、S93の処理完了後又はS121の処理完了後、CPU10は、S93又はS113で読取った読取指紋情報と、指紋登録部31に登録されている登録指紋情報の何れか一つとが一致しているか否かを判定する(S94)。
読取指紋情報と登録指紋情報とが一致する場合(S94でYES)、S92又はS111で操作受付パネル22を操作したユーザは登録済ユーザであるため、CPU10は、S94で読取指紋情報に一致すると判定された登録指紋情報をRAM12に排他的に記憶させ(S95)、S96以降の処理を実行する。S97では、S92又はS111で操作受付パネル22が操作されてからの経過時間の計時が開始される。
読取指紋情報と登録指紋情報とが一致しない場合(S94でNO)、S92又はS111で操作受付パネル22を操作したユーザは未登録ユーザであるため、CPU10は、この未登録ユーザを新規登録する(S101)。
S101では、CPU10は、少なくともユーザID及び宛先情報を受け付ける。このために、ユーザID及び宛先情報の入力操作を行なうよう未登録ユーザに促す操作画面を液晶表示パネル21に表示させ、未登録ユーザがユーザID及び宛先情報を入力するためのソフトキーを操作受付パネル22に設ける。ユーザID及び宛先情報が入力された場合、CPU10は、入力されたユーザIDとS93又はS113で読取った読取指紋情報とを関連付けて指紋登録部31に登録し、更に、入力されたユーザIDと宛先情報とを関連付けて宛先記憶部33に記憶させる。つまり、S101におけるCPU10は、登録制御手段として機能する。なお、S101の処理を実行する際に、改めて指紋情報を読取ってもよい。
S101の処理完了後、未登録ユーザは登録ユーザになったため、CPU10は、S95にて、S101で新たに登録された登録指紋情報をRAM12に排他的に記憶させ、S96以降の処理を実行する。
以上のような複合機1は、CPU10がS114でNOと判定した場合、S94の処理を実行してS91の処理を実行しない(即ちログイン画面が表示されない)ため、登録済ユーザである未認証ユーザは、認証済ユーザがログイン中に操作受付パネル22を操作することによって、あたかも認証手続きを省いたかのように複合機1を使用することができる。
一方、未登録ユーザである未認証ユーザは、登録手続きを済ませてから複合機1を使用することができる。
更に、登録手続きを済ませた未登録ユーザは登録済ユーザとなるため、複合機1は、他の登録済ユーザと同様にして使用管理を行なうことができる。
本発明の実施の形態1に係る操作処理装置としての複合機の外観を略示する斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機の内部構成を略示する縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機が備えるタッチパネルの外観を略示する平面図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機の主要部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る複合機のCPUが実行するログイン処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る複合機のCPUが実行する許否判定処理手順のサブルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る操作処理装置としての複合機の主要部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る複合機の液晶表示パネルに表示される操作画面の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る複合機のCPUが実行するログイン処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る操作処理装置としての複合機の主要部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る複合機のCPUが実行する許否判定処理手順のサブルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る操作処理装置としての複合機のCPUが実行するログイン処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る複合機のCPUが実行する許否判定処理手順のサブルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1 複合機(操作処理装置)
10 CPU(処理手段,各種判定手段,無効化手段,各種制御手段)
12 RAM(指紋記憶手段)
2 タッチパネル
21 液晶表示パネル(表示面)
22 操作受付パネル(操作面)
23 表示制御部(表示制御手段)
25 指紋処理部(読取手段)
31 指紋登録部(登録手段,各種記憶手段)
32 画面記憶部(画面記憶手段)
33 宛先記憶部(宛先記憶手段)
55 電子メール処理部(送出手段)

Claims (7)

  1. 操作画面を表示する表示面、及び操作を受付ける操作面を有するタッチパネルと、
    前記操作面により受付けた操作に応じた処理を行なう処理手段と
    を備える操作処理装置において、
    1個の指紋情報を記憶する指紋記憶手段と、
    前記操作面から、該操作面を操作した指の指紋情報を読取る読取手段と、
    前記読取手段が指紋情報を読取る都度、前記読取手段が読取った指紋情報、及び前記指紋記憶手段に記憶されている指紋情報が一致しているか否かを判定する一致判定手段と
    指紋情報を登録する登録手段と、
    前記読取手段が読取った指紋情報、及び前記登録手段に登録されている指紋情報が一致しているか否かを判定する登録判定手段と、
    該登録判定手段が一致していると判定した場合、前記読取手段が読取った指紋情報に一致し、且つ、前記登録手段に登録されている指紋情報を前記指紋記憶手段に排他的に記憶させる記憶制御手段と
    を備え、
    前記一致判定手段が一致していると判定した場合に、前記処理手段による処理を実行するようにしてあり、
    前記一致判定手段が否と判定した場合、前記登録判定手段による判定を実行するようにしてあることを特徴とする操作処理装置。
  2. 前記一致判定手段が否と判定した場合、前記処理手段による処理を実行しないようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の操作処理装置。
  3. 前記処理手段による処理を実行した後で、前記一致判定手段による判定を実行した場合、前記一致判定手段が否と判定したとき、該一致判定手段が否と判定する前に前記処理手段が実行した処理を無効にする無効化手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作処理装置。
  4. 装置の使用が終了したことを示す所定の条件が成立したか否かを判定する条件判定手段を更に備え、
    該条件判定手段が成立したと判定した場合、前記登録判定手段による判定の実行を可能にしてあり、
    前記条件判定手段が否と判定した場合、前記登録判定手段による判定の実行を不可能にしてあることを特徴とする請求項1から3の何れかひとつに記載の操作処理装置。
  5. 前記登録判定手段が否と判定した場合、前記指紋情報を前記登録手段に登録させる登録制御手段を更に備え、
    該登録制御手段が前記指紋情報を前記登録手段に登録させた後、前記記憶制御手段は、前記指紋情報を前記指紋記憶手段に排他的に記憶させるようにしてあることを特徴とする請求項からの何れかひとつに記載の操作処理装置。
  6. 前記登録手段に登録されている指紋情報、及び前記表示面に表示すべき操作画面を関連付けて記憶する画面記憶手段と、
    前記登録判定手段が一致していると判定した場合、前記読取手段が読取った指紋情報に一致し、且つ、前記登録手段に登録されている指紋情報に関連付けて前記画面記憶手段に記憶されている操作画面を前記表示面に表示させる表示制御手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項からの何れかひとつに記載の操作処理装置。
  7. 指紋情報、及び、所定のメッセージを送るべき宛先情報を関連付けて記憶する宛先記憶手段と、
    前記一致判定手段が否と判定した場合、前記指紋記憶手段に記憶されている指紋情報に関連付けて前記宛先記憶手段に記憶されている宛先情報を用いて、前記所定のメッセージを送出する送出手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1からの何れかひとつに記載の操作処理装置。
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